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「アートアワードトーキョー 丸の内 2015」開催

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「アートアワードトーキョー 丸の内 2015」開催
報道関係各位
2015年6月26日
アートアワードトーキョー 丸の内2015実行委員会
丸の内で、気軽に現代アートが楽しめる無料イベント
美大・芸大の卒業制作約20作品を、開放感あふれる空間に一挙公開
「アートアワードトーキョー 丸の内 2015」開催
(Art Award Tokyo Marunouchi 2015)
7月31日(金)~8月9日(日) 会場:丸ビル1階マルキューブ
アートアワードトーキョー 丸の内2015実行委員会は、7月31日(金)から8月9日(日)の期間、
丸ビル1階マルキューブにおいて「アートアワードトーキョー 丸の内 2015」を開催します。
今年で第9回を迎える「アートアワードトーキョー 丸の内 2015」(以下、a.a.t.m.)は、若手アーティスト
の発掘・育成を目的とした現代美術の展覧会です。全国の主要な美術大学・芸術大学・大学院の卒業
制作の中から選抜した、才能豊かな約20作品を展示。初日の7月31日(金)には、審査員による公開
審査を実施し、グランプリや審査員賞など全10賞を決定します。
本年度は装いも新たに、30m四方でガラス張りのパブリックスペースである丸ビル1階マルキューブに
会場を移して開催。丸の内ワーカーやショッピングに訪れる人々に、明るい光が射し込み開放感
あふれる会場でアート鑑賞を堪能していただけます。
過去8回の a.a.t.m.で紹介したアーティストは約300名に及び、現在では日本国内のみならず国外でも
活躍しています。丸の内は今後も、文化・芸術の発信地としてアートとの出会いの場を創り出し、若い
アーティスト達の可能性を広げていきます。次代を担うアーティスト達の清々しく斬新な感性が一堂に
会する丸の内へ、ぜひお越しください。
アートアワードトーキョー 丸の内 2015
イベントポスター
奥村 彰一(多摩美術大学)
『おねえ山水 六月の飲茶』 ※一次選考通過作品より
「アートアワードトーキョー 丸の内 2015」開催概要
(Art Award Tokyo Marunouchi 2015)
開催日程
開催場所
入
場
主
催
特別協賛
協
賛
後
援
お問合せ
:7月31日(金)~8月9日(日) 会期中無休
:丸ビル1階マルキューブ(東京千代田区丸の内2-4-1)
:無料
:アートアワードトーキョー 丸の内2015実行委員会
:三菱地所株式会社
:
:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
:アートアワードトーキョー 丸の内2015実行委員会事務局
URL http://www.artawardtokyo.jp (7月中旬公開予定)
【公開最終審査会】
開催日時 : 7月31日(金)
13:00~(予定) ※審査員が会場で作品審査を行います。
開催場所 : 丸ビル1階マルキューブ
【アワード各賞】
グランプリ
1名
賞金30万円
審査員賞
6名
賞金5万円
三菱地所賞
1名
シュウ ウエムラ賞
1名
フランス大使館賞
1名
東京・丸の内で作品展示をすることができます。
シュウ ウエムラは、創業者植村秀の哲学を引き継ぎ、美とアート
の 融 合 を 追 求 し 続 け る化 粧 品 ブ ラ ン ド で す 。 才 能 溢 れ る 若 手
アーティストの育成に貢献していきたいと考え、第3回よりシュウ
ウエムラ賞を設立しました。受賞者は、シュウ ウエムラのソーシャ
ルネットワーキングサービスや広報活動等を通じて発表されます。
アンスティチュ・フランセ日本(港区南麻布4-11-44フランス
大使館内)エントランス・ホ-ルにて個展を開催することができます。
審査員からのメッセージ ※50音順
■今村有策(トーキョーワンダーサイト館長)
若手のアーティストの作品を選ぶとき、若くても何かに集中して固執している作家がいる。そのこだわりの強度
を感じる時が一番スリリングな時だ。自分ひとりだけを頼りに深く深く探し求めてゆく。だからこそ見つけ
られるものがある。その道程を少し共有し、後押ししてゆきたいと思う。
■神谷幸江(広島市現代美術館チーフキュレーター)
創作を通じて自身の内面と向きあった美術大学での思索と実践の集大成が込められた力強い提案をゾクゾク目の
当たりにすることができました。美術のために囲われていない、街行く人々のただ中に現われた空間で、個を
つきつめた表現がどんな社会性を持つ事ができるかを考え審査しました。
■後藤繁雄(編集者、クリエイティブディレクター、京都造形芸術大学教授)
アートは時代を鋭く反映する。希薄化は一つのパラメーターだろう。身体性、政治性、歴史性の希薄を断罪する
のではなく、その事実と直面することから未来のアートを展望することこそがリアルである。それが2015年
の審査全体を通しての重要な発見である。
■小山登美夫(小山登美夫ギャラリー代表、明治大学国際日本学部特任准教授)
最近は、全体的に美術の歴史に挑むというような思考が稀薄な感じがします。でも、ゲーム性や個人性がさらに
マニアックにどんどん強くなってきていって、時代や歴史を突き抜けて社会に届くような何かを構築してゆく
可能性を探りたいです。
■高橋明也(三菱一号館美術館館長)
会場が丸ビル1Fに移ることで、作品もぐっと立体や三次元的なインスタレーションが増えた。当然ながら表現
の幅も大きく広がったように見受けられる。もとよりそれは会場の物理的条件がもたらしたもので、作家たちの
本質にかかわる事ではないが、それでも今年は以前に増して今を生きる若いアーティストの多彩な表現を楽しむ
ことができるだろう。
■建畠晢
(多摩美術大学学長、埼玉県立近代美術館館長)
良くも悪くも現代美術のスタンダードとも言うべき表現が定着しつつあるなかで、今回の候補にきわめて
ユニークなこだわりを持った作品を少なからず見い出しえたことは、うれしい事実である。彼ら彼女らによって、
新たな地平が切り開かれることを期待したい。
■野口玲一 (三菱一号館美術館学芸員)
いま制作することの困難さを改めて感じさせた。とりあえずの情報やイメージを集積すれば空間を埋めることは
できる。しかしそれが説得的かどうかは別問題なのだ。何人かの作家は固有の方法を掴み、切実な表現を生んで
いると思った。
【一次通過者プロフィール・作品(一例)】
奥村 彰一(多摩美術大学)
『おねえ山水 六月の飲茶』
田島 大介(愛知県立芸術大学)
『ネオシティ』
楮紙、皮紙に墨、岩絵具、箔
2000×2540mm
木製パネル、ケント紙に証券用黒インク、丸ペン
1300×1620mm
大和 美緒(京都造形芸術大学大学院)
『REPETITION RED(dot)』
九鬼 みずほ(京都市立芸術大学大学院)
『TVの化石』
パネルに綿布、油絵具
2273×1818mm
ミクストメディア、映像
玉山 拓郎(東京藝術大学大学院)
『PUTTER』
額賀 苑子(東京藝術大学大学院)
『not clear01』
木材にペンキ、ポリエステルに昇華プリント、TVモニター、
コンクリート、鉄、ファウンドオブジェクト、その他
サイズ可変
テラコッタ
2700×590×580mm
※写真は実際の展示作品と異なる場合がございます。
※2015年3月卒業・修了時点の大学名を記載しています。
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