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どんな問題も解決するチャート
「 30日間 で、 どんな 問題 も解決 する 法* チャックス ペザー ノ 博士 著* VOICE刊より 抜 粋編 集」 テ ー マ 1日目 3 0 日 間 で ど ん な 問 題 も 解 決 す る 方 法 どんな問題にもその中核には怖れがあります。怖れとは何かを失う怖れがつねにあり、問題を持つということは、さらに上のレベルに進むこ 怖れを癒す とで、また何か大切なものを失うことを怖れています。状況を変える方法の一つは、状況についてまわっている「怖れ」の想念を変えることで す。それには、まずそうした状況を作りだす考えを自分自身が持っていることに気づく必要があります。 2日目 あらゆる問題の根底には、自分のニーズを満たすために、誰か他の人を犠牲にしようとする策略があります。こうした考えは競争と自分と人 競争を癒す とは違うという分離の原則を生みだします。競争は欠乏感に基づき、怖れが根底にあります。足りないという気持ちを手放し、怖れから開放 されると、みんなと私は一体であるというつながり、そして高い倫理観、協調性、うまくいく人生のための原則を手に入れることができます。 3日目 目的 問題は多くの場合、何かから気をそらし、何かを先延ばしし、何かを欺くことです。その何かとは、「自分が生まれてきた目的を避ける一つの 方法だった」ということです。私たちの目的とは、自分が誰なのか、どんな存在なのか、何をすることが喜びなのか、「その人にとって最もふさ わしい行いとは何か」ということです。その呼びかけに応えなければ、人生はずっと未解答のままなのです。 4日目 罪悪感を癒す 罪悪感は、間違いを修正するより、自分を罰することに重きを置いています。罪悪感から行動すると、イヤイヤやったり、心がこもっていない 「報われない仕事」「犠牲」「役割」などの症状を引き起こします。どんな問題も、中心的な要素として罪悪感があります。罪悪感は、自分を罰 することで、他人に認めてもらったり、ニーズを満たしてもらおうとする試みです。自分と他の人たちを罪悪感から解き放つと決意しましょう。 5日目 ヴィジョン 問題の根底には、必ず他から奪うことによって、自分のニーズを満たそうとしている何かがあります。また私たちの物の見方や感じ方は、過 去に起きた未解決の出来事に支配されており、それが現在の見方を決めるフィルターになります。ヴィジョンは、物の見方を高め、物事をよ 6日目 許し り簡単に、より創造的に成しとげ、誰も犠牲になることなく高次のエネルギーをもたらします。与える行為であり、本質的には愛の行為です。 問題はすべて、他の人たちに対する「攻撃、恨みつらみ、非難」の結果として現れます。誰かを批判している時のその対象は、実はもともと 自分自身が持っているものを、他の人を鏡として映し出したものです。ですから、許しがその批判を取り除いてくれると、私たち自身の物の見 方とに変化が起きます。許しは痛みと犠牲の中にいる状況から私たちを救い出し、あの状況は誤解であり、助けを求める声だと気づきます。 7日目 真実 自己欺瞞はどんな問題にもあり、問題とは、私たちが自分に対してさえも何か隠していることで起こるものです。しかし、真実を見ると決めた 時、自己欺瞞は一掃され、困難なことが簡単なことに変容します。人生に勇気を与え、イキイキとさせるのは、本来の自分自身であり続ける ことにほかなりません。真実は、問題の下にある怖れが幻想であることを教え、問題とその後ろに隠れているニーズを解消してくれます。 8日目 問題という形で、私たちの外側に現れている対立は、実際には私たちの中の対立を反映しています。私たちの中には何千もの人格がありま 統合 す。問題の中にある意識(人格)の違う部分がそれぞれ持っている異なる目標を「統合」し、より高次の共通の目標へと変えることです。 否定的な影の人格と統合が起きると、溶けてなくなり免疫になったり、つながることで、どちらの部分の最もいい所をとって一つにできます。 9日目 どんな問題も、過去の誰かや何か、昔はこうだったのに、ということにしがみついています。これが叶えば自分のニーズが満たされると考え 手放す ているのです。必要だと思うので誰かから奪おうとするため、相手の抵抗を生みよけい手に入らなくなります。手放すということは、できること ならこうなって欲しいと願っているものを「受け取る」ために、自分を開くということです。受け取る準備ができた時初めて、与えられるのです。 10日目 人間関係を癒す -1- あらゆる問題は、過去および現在の人間関係の反映です。問題は、実は自分にとって大切な人との関係に、何か問題があることを現してい ます。私たちの周りの問題は、気づいていないかもしれませんが、単にまだ解消されていない人間関係の問題なのです。どんな時でも解決 策は、「つながり」であり、それは自分を与え、相手を受け取ることです。問題はお互いがいっそう近づくための機会とみなすこともできます。 「 30日間 で、 どんな 問題 も解決 する 法* チャックス ペザー ノ 博士 著* VOICE刊より 抜 粋編 集」 テ ー マ 11日目 3 0 日 間 で ど ん な 問 題 も 解 決 す る 方 法 問題は、リーダーシップからの逃避です。自分が問題をもっている時には、必ず誰か他の人がより大きな必要性を抱え、助けを必要としてい リーダーシップへの招待 るのです。リーダーシップとは、助けたいという願望であり、自分の痛みや問題の先を見ることになります。助けを求める声に応えるために、 どんな障害も克服する意欲があれば、彼らを助けるために自分の痛みや問題を突破し前に進みます。その時、お互いが救われるのです。 12日目 問題やトラウマは、私たちがどんなふうに自分の才能や能力、機会を受け入れないようにしているかを映し出しています。いまだに痛みのあ 才能のパワー る過去は、自分自身が認めていない才能を物語っています。人生において重要なのは、問題ではなく「才能」です。問題を癒す最も簡単なや り方は、私たちに授けられた才能を発見し、それを受け入れることです。問題が大きければ大きいほど、才能も大きいのです。 13日目 隠れた課題を癒す 人格には表面意識とは別の目的をもっている部分があり、実はその部分が問題を欲しがっています。成功しようと頑張っているのに結果が 思わしくないとしたら、その隠れた人格が定義した成功を達成しているのです。問題の隠れた目的を知り、それが何であれ、自分が望んだ結 果であることに気づけば、問題の見返りは、もはや自分の望むものではないことに気づき、癒しを選び、人生を変える選択もできるのです。 14日目 平和 対立は怖れによって成り立ち、平和のないところで起こります。対立は心乱れるだけでなく、「停滞、苦しみ、死への道しるべ」になりうるので す。たいていの人は、平和が退屈や死んだような状態だと考え、平和を避けようとします。しかし、平和こそが世界が優しい場所になり、対立 を抜ける道がハッキリするように存在しています。深い平和の体験は、スリリングで完全に満たされ、絶頂感を味わうことさえできるのです。 15日目 文句をやめる 文句は、誰かが自分にとって都合のいいように変わってくれることを望みながら、実は自分自身が変わることを怖れている時に出てきます。 文句は問題を複雑にし、自分の幸せの責任は、他の人にあることを暗にほのめかし、自分は無力で何もできないので、他人にうまくやってく 16日目 補償行為をやめる& れるように要求することです。パワーを取り戻させてくれるのは、コミュニケーションであり、信頼であり、自分自身が変化することです。 無価値感は、家族の間で古くから続いているパターンから生まれ、意識の最も深い部分に隠された罪悪感や失敗感の一つです。私たちは みな、両親と家族を助けるためにやってきましたが、うまくいかずに罪悪感を感じ、自分を責める犠牲のパターンにはまり、補償行為(犠牲を 無価値感を癒す 償う)行為をし始めます。無価値感や補償行為を越え、自分の価値に気づくと存在の意味がわかり、真に与え受け取ることができるのです。 17日目 与えることと受け取ること どんな問題も何かを奪おうとしており、自分自身を与えようとしていないことを現しています。ある意味では、問題は「受け取る」用意ができて いない分野を現しています。何か新しいものを取り入れるには、古い痛みを手放すことが必要です。受け取ることは、与えることと密接につ ながっています。つまり与えれば、受け取るためのドアが開き、その結果、与えられたものを受け取り、体験し、楽しむことができるのです。 18日目 問題は、自信とは対極にあり、自分に自信のない部分を埋め合わせるために、防衛したり、誰かをコントロールしようとすることから現れま コントロールから自信へ す。うまくいっていない状況があるなら、状況と関わっている人たちに対し信頼していないということであり、全ての疑いは自己懐疑に由来し ます。どんな状況になっても、まずその状況を信頼してみましょう。自分が自信(=信頼をもって)をもつことで物事が良い形で展開します。 19日目 何かを手に入れようとある選択をしても、望んだものが得られないとき、間違った選択をしていることがあります。間違いは選択し直すことが 選択のパワー でき、最初のステップは問題が間違った選択の結果であり、もはやそれを望まないことをまず認めてください。間違いを認めれば、それを別 の見方で見ることができ、より真実に近い道(すべての人が勝つ選択)を学べ、欲しいものについて新しい選択をすることができます。 20日目 攻撃と復讐を癒す -2- どんな問題も、隠れたあるいは明らかな攻撃の形です。問題とはまた、自分を被害者にするということです。被害者は、自分にはパワーがな いという観念や無力感があるので、問題をもつことで仕返しをしようとします。自分以外の誰を攻撃しているのか、なぜ攻撃しようとしている のかに気づいてください。攻撃し復讐していることに気づきさえすれば、与え、許すことによって簡単に問題を終わらせることができます。 「 30日間 で、 どんな 問題 も解決 する 法* チャックス ペザー ノ 博士 著* VOICE刊より 抜 粋編 集」 テ ー マ 21日目 3 0 日 間 で ど ん な 問 題 も 解 決 す る 方 法 どんな問題も、何かを証明しようとして起こるものです。自分のいい所を証明しようすることは、実際には自分自身がそれを信じていないので 証明と自己概念を癒す 他人の承認を求めることになります。信じているなら証明など必要ないはずです。証明という行為は、エネルギーをどれほど注いでも受け取 ることができないので、いかにいい人としてふるまっても、同時に死んだような感じももたらします。 22日目 問題と痛みは両方とも誤解がもとで起きています。全体像が見えないばかりに、批判の下にいつでも罪悪感が隠れていることがわからずに 理解すること いるのです。問題は層となり幾重にも重なっていて、一番上にある層の下にはもっと大きな問題やひどい感情が隠されています。しかし、理 解し信頼することで、一つのパターンが完全に終わり、平和と喜びに至るまで層を抜け前に進めます。5つのなぜの手法を使ってください。 23日目 変化への呼びかけ あらゆる問題は、変化に対する怖れであり、拒否です。問題は今の私たちの生き方やあり方が、いつまでもうまくいくわけではないことを教え てくれるレッスンです。今の状態が完全ではなく、これから先もっと大きな成功があると教えているのです。成長の旅を続けられるように、私 たちを引き止めている執着を今こそ手放す時です。解決策はただ一つ、変わることです。問題が大きいのは、変革も大きいということです。 24日目 犠牲を捨てる 私たちがもっている問題は、どれも犠牲の現れです。まだ完全に手放していない嘆きと悲しみに対する防衛方法なのです。犠牲は罪悪感、 無価値感の上に成り立っています。犠牲は常に自分と他人の価値を下げ、引きこもった立場にするので、自分自身を与えることができませ ん。犠牲によってしてきたことを、「恩恵」を通してすることで、人生に変革が訪れます。私は OK あなたも OK の状態をつくりだしましょう。 25日目 判断を癒す どんな問題も、私たちの世界に対する判断(決めつけ)の現れです。自分や他の人を許すか、罪悪感を燃やして、何も残らない状態まで感じ きらない限り、引きこもり、否定の中にいることになります。私たちが何かを決めつけるのは、他の人、愛、喜び、神から分離しているためで 26日目 投影を癒す す。判断を手放すと、出来事や人生の目的に対し大きな気づきと理解が得られます。問題は目的を変えることで変化させることができます。 ある人のせいで、こんな問題が起きたのだ、と私たちは思ってしまいます。しかし私たちが彼らに見ているものは、実は私たちが外界に投影 したものなのです。自分に対して決めつけたことを、他人に投影し、それに対するいやな気持ちを抑圧しているのです。意識は投影するか、 拡大するかのどちらかしかできません。投影は暗く問題の多い世界を与え、拡大は明るさ、寛容、幸せ、豊かな愛の世界を与えてくれます。 27日目 恩恵を受ける 問題は、何事も自分だけでやろうとしている結果起きています。行動本意、苦労重視は、私たちがいい人であり、価値があり、役に立つこと を証明しようとする試みです。一生懸命しているのに、無価値感は相変わらず中心的な観念にあり、そのように自分自身を扱います。その代 わりに、「恩恵(天の恵み)」を使い、私たちを通し「恩恵」により物事がなされることを許すことで、助けの力を受け取ることができるのです。 28日目 どんな問題も自己攻撃の現れであり、ふだんは内面に隠し持ち、見えないようにしている自己嫌悪の現れです。自己攻撃する理由が何であ 自己攻撃を癒す れ、それは真実ではありません。自己攻撃が致命的なレベルに達すると、エゴが死んだほうがいいとささやくかもしれませんが、これは絶対 に間違いです。死にたいと思う感情が現れた時、それは新しい誕生が起きるように、癒しと学びへと導かれているということなのです。 29日目 どんな問題にも、権威との間における葛藤という要素があります。両親(権威者)のせいで自分が失敗した、もう親の言うことは聞かないとい 反逆を癒す う反逆のパターンは、社会に抵抗し、自分のやり方を押し通すことになります。本当は、あなたがますリーダーになることがワナを抜けるため に必要です。誰かに対して戦うのではなく、自分がリーダーとしてみんなと楽しみ、すべての人が勝つ、そんな壮大なゲームをすることです。 30日目 ミラクルに対して心を開くには、判断(決めつけ)や自己攻撃を十分な期間手放し、恩恵と真実がより高次の秩序をもたらすように任せる必 ミラクルを選択し招き入れる 要があります。変化への怖れは、低次の現実に私たちを閉じこめるばかりですが、ミラクルはその変化への怖れを超越します。ミラクルは、 空間と時間を超越するのです。それは真実を招き入れ、より偉大な真実に向かって、私たちをいとも簡単に成長させてくれるものです。 -3-