EJX930A マルチバリアブル伝送器

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General
Specifications
EJX930A
マルチバリアブル伝送器
GS 01C25R04-01JA
［スタイル：S1］
■ 概要
EJX930A マルチバリアブル伝送器は，液体，気体，
蒸気の質量流量を測定するために最適な伝送器です。
プロセスの差圧，静圧，温度，およびこれらの値か
ら動的に演算，補正された質量流量に対応した信号
を出力します。
通 信 方 式 に は HART 通 信 形 と F OUNDATION フ ィ ー
ル ド バ ス 通 信 形 が 用 意 さ れ て お り， ま た FSA120
（FieldMateTM FlowNavigatorTM）を使用して，質量流
量関連の設定を行うことができます。
主な特長
・質量流量精度：± 1.0%（10:1 流量レンジ）
・アドバンス診断機能（付加仕様）
・ステータス接点出力機能
・保証期間 2 年（オプション）
・SUS316L のカプセルガスケットを使用しています
ので，長期にわたってカプセル部より漏れが生じ
ることはありません。
[HART 通信形 ]
・4 ～ 20 mA DC とパルス信号の同時出力
・HART プロトコルレビジョン５（HART 5）と７（HART
7）を切替可能
・ロングタグナンバ：32 文字までのタグナンバを設
定可能（HART 7 選択時）
・拡張バーストモード，イベントノティフィケーショ
ン（HART 7 選択時）
・高信頼性：SIL2 に対応
[FOUNDATION フィールドバス通信形 ]
・豊富な機能ブロックを使用可能：5 個の AI，AR，
IT，SC と IS を標準で搭載。PID 制御ブロックも付
加できます。
・10 種類の入出力信号を LCD に交互表示することが
できます。
・ソフトウェアダウンロード機能（付加仕様）
■ 標準仕様
□測定範囲
・差圧
カプセル
測定スパン
測定範囲
M
1 ～ 100 kPa
－ 100 ～ 100 kPa
H
5 ～ 500 kPa
－ 500 ～ 500 kPa
・静圧
カプセル
測定スパン
測定範囲
絶対圧
(MPa abs)
M，H
1 ～ 32
0 ～ 32
ゲージ圧
(MPa)
M，H
1 ～ 32
－ 0.1 ～ 32
・外部温度（PT100 Ω）
カプセル
測定スパン
測定範囲
M，H
10 ～ 1050℃
－ 200 ～ 850℃
＊ 固定温度範囲：－ 273 ～ 1927℃
GS 01C25R04-01JA
2011.07.28 初版（YK）
2016.08.15 7 版（KP）
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□性能仕様
過大圧の影響（ゼロ点）：
特に記載のない時は，ゼロ基準の校正スパン，封入
液シリコンオイルの場合の仕様。
フィールドバス出力形の場合，スパンの代わりに校
正レンジを使用のこと。
URL の± 0.03％ [M，H カプセルで最大使用圧力印
加時］
長期安定性（ゼロ点）：
URL の± 0.1％ (15 年 )
*
[ 質量流量 ]（測定機能コード “B” の時）
・質量流量精度：± 1.0%（10:1 流量レンジ，100:1 差
圧レンジ）
基準動作条件（23 ± 2℃，大気圧下）での変動量
[ 静圧 ]
精度（絶対圧）：
・積算流量精度：積算値の 1.0%（100:1 差圧レンジ）
条件：
(1) 自動補正モード
(2) カプセル：M または H
(3) 流量プライマリ機器は未校正のオリフィスを規格
に基づいて設置 *1
(4) 流出係数，流量プライマリ機器内径，配管内径，
気体膨張補正係数の不確かさは規格による
(5) 密度不確かさ：0.1% 以内
[ 差圧 ]
スパンの± 0.1%
* ゲージ圧は 1013.25 hPa（1 atm）を基準とする。
（大気圧変動の影響を受けます）
周囲温度の影響（28℃変化あたり）：
カプセル
影響
M，H
± ( スパンの 0.14% ± URL の 0.018%)
[ 外部温度 ]
精度：
*
精度：
精度
精度
M，H
*1
*1：JIS Z 8762:1995(ISO5167-1 1991)，JIS Z 8762-2:2007
(ISO5167-2 2003)，ASME MFC-3M 1989，
AGA No.3 1992
測定スパン
カプセル
H カプセル
X ≦スパン
スパンの± 0.04%
X ＞スパン
スパンの
± (0.005+0.0049 URL/ スパン )%
カプセル
精度
M，H
± 0.5℃
伝送器側のみの精度で，RTD センサーの誤差は含
みません。
伝送器は IEC751 による全ての RTD Pt100 に適合し
ます。
入出力信号は非絶縁回路です。
周囲温度の影響（28℃変化あたり）：
X
70 kPa
カプセル
影響
URL（測定範囲上限値）
500 kPa
M，H
± 0.5℃
測定スパン
M カプセル
精度
X ≦スパン
スパンの± 0.04%
X ＞スパン
スパンの
± (0.005+0.0035 URL/ スパン )%
X
10 kPa
URL（測定範囲上限値）
100 kPa
周囲温度の影響（28℃変化あたり）
：
カプセル
影響
H
± ( スパンの 0.07% +URL の 0.0125%)
M
± ( スパンの 0.07% +URL の 0.009%)
静圧変動の影響（6.9 MPa 変化あたり）
：
[ スパン ] スパンの± 0.075％
[ ゼロ点 ]
電源電圧変動の影響（出力信号コード J の場合）：
± 0.005％ /V（21.6 ～ 32 V DC 350Ω）
振動の影響：
影響
H
URL の± 0.028%
M
URL の± 0.02%
影響
差圧
URL の± 0.1％
静圧
URL の± 0.1％
外部温度
± 0.5℃
（IEC 60770-1:10 ～ 60Hz; 0.21 mm 変位振幅，
60 ～ 2000Hz; 3G）
姿勢誤差：
400 Pa/90 °（ゼロ調で補正可能）
ダイアフラムと平行方向の変位に対しては影響な
し。
応答時間：
信号
カプセル
信号
カプセル
HART
フィールドバス *1
差圧
M，H
250 ms
350 ms
静圧
M，H
200 ms
300 ms
伝送器ソフトウェアダンピング設定値が 0.00 s の場
合（むだ時間を含む）
*1：トランスデューサブロックからの出力
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2016.08.15-00
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□HART 通信形の出力
[ パルス出力 ]
出力信号：
アナログ信号とパルスまたは接点信号の同時出力
注： HART 通信形接続例（P.13）のアナログ・パルス同
時出力を参照。
HART プロトコルレビジョン：
オーダ時に HART プロトコルレビジョンを５または
７に指定することができ，また納入後ユーザ設定
により切り替えることも可能。
出荷時の HART プロトコルレビジョンは，銘板の計
器番号記入欄の末尾に数字 1 桁で表示されます。
アナログ出力：
４～ 20 mA DC ２線式：差圧，静圧，外部温度，瞬
時流量から選択。
出力信号範囲：3.8 ～ 21.6 mA（－ 1.25 ～ 110％）
NAMUR NE43 に準拠した出力範囲も付加仕様 C2 ま
たは C3 にて選択可能。
異常時の出力信号：
・CPU 異常時とハードウェアエラー時のアナログ出
力
HIGH 側：110%（21.6 mA DC）以上…出荷時設定
LOW 側：－ 2.5%（3.6 mA DC）以下
・プロセス異常診断時のアナログ出力（/DG6 付の場
合）
アドバンス診断でプロセス異常を検出した場合の
出力は以下の３モードから選択可能。
モード
バーンアウト
標準
フォールバック オフ
110%, 21.6mA 以上
3.8 ～ 21.6mA
/C1 － 1.25%, 3.8mA 以下 の範囲内で指定 通常の
付加
測定
仕様
/C2 － 1.25%, 3.8mA 以下 された値をホー 出力
ルド
コード
/C3 103.1%, 20.5mA 以上
パルス／接点出力：
パルスまたはステータス接点出力をパラメータ設
定で選択
トランジスタ接点出力（シンクタイプ）
接点定格：10.5 ～ 30 VDC，120 mA DC max
下限レベル電圧：0 ～ 2 VDC（図１参照）
上限レベル
下限レベル
0∼2V
0V
F01.ai
スケールドパルス出力または周波数出力をパラ
メータ設定で選択
・スケールドパルス出力
パルスを単位流量に従って出力。
スケールドパルスは積算に用いることができます。
・周波数出力
100% 出力における１秒当たりの出力パルス数
パルス周波数：最大 10 kHz
デューティーサイクル：約 50%（1:2 から 2:1）
[ 接点出力 ]
上限または下限警報出力
ステータス信号出力モードは，逆動作が可能（ON/
OFF）
瞬時
流量 *1
差圧
静圧
外部
温度
4 ～ 20mA
○ *2
○
○
○
パルス
○
上／下限警報
○
○
○
○
出力
積算
流量 *1
○
*1：測定機能コードが “B” の時
*2：逆信号は不可
□FOUNDATION フィールドバス通信形の出力
出力信号：
F OUNDATION フィールドバス仕様に基づくデジタル
通信信号
機能仕様：
F OUNDATION フィールドバスの標準仕様（H1）に準
拠したフィールドバス通信
ファンクションブロック：
ブロック
数 実行時間
名
内容
AI
５ 30 ms
流量，差圧，静圧，温度（外部，
カプセル，アンプ）のアナログ
信号の他，High/Low Alarm の
ディスクリート信号を出力。
SC
１ 30 ms
折線関数は最大 21 点の座標を
指定。
IT
１ 30 ms
入力信号の積算信号を出力。2
つの信号の加算した積算信号も
出力可。
IS
１ 30 ms
最大 8 つの入力信号から最大信
号など指定された信号を出力。
AR
１ 30 ms
測定信号の演算が可。
PID
１ 45 ms
付加仕様コード /LC1 付の時有
効。
図１.　上下限レベル（パルス出力）
リンクマスタ機能：
フィールドバス上で行われる通信を制御するリン
クマスタ機能をサポート。制御機器のバックアップ
やフィールドでのローカル制御が可能になります。
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GS 01C25R04-01JA
2013.05.10-00
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□機能仕様
保護等級：
IP66/IP67，Type 4X
ダンピング時定数：
アンプのダンピング時定数は 0.00 ～ 100.00 秒の間
で調節可能。
差圧，静圧，外部温度，流量それぞれに適用可能。
更新時間：
信号
HART
フィールドバス
流量
100 ms
200 ms
差圧
100 ms
200 ms
静圧
100 ms
200 ms
外部温度
400 ms
800 ms
積算流量
1000 ms
―*
*：IT ファンクションブロックからの出力
外部ゼロ調整機構（HART 通信形）
：
差圧に対して連続可変。ゼロ調整軸を回す速さに
応じてゼロ点の遷移量が変化する。
分解能：スパンの 0.01%
ゼロ点遷移可能範囲：
負方向遷移量，正方向遷移量とも，測定レンジの
下限値および上限値が各カプセルの測定範囲を越
えない範囲で設定可能。
差圧，静圧，外部温度に対し，個別に設定可能。
内蔵指示計：
LCD ディジタル指示計（オプション）
表示；プロセス値（5 桁）
，
積算流量値（６桁）
，
単位（6
桁）
，プロセス値種類（瞬時流量，差圧，静圧，外
部温度）
，バーグラフ，異常時アラームメッセージ
最大 4 つのプロセス値を以下から選択し交互表示
可能。
PV の％値，瞬時流量値，差圧値，静圧値，外部温度値，
ユーザスケール PV 値，積算流量値。
フィールドバスの場合は，
最大 10 個のファンクショ
ンブロック出力値を表示可能。
自己診断機能：
CPU 異常，ハードウェア異常，設定エラー，プロ
セス異常（差圧，静圧，外部温度）
。
アドバンス診断機能（付加仕様）
：
・ 導圧管つまり検出機能
差圧・静圧信号の圧力揺動の変化を監視し，導圧
管のつまりを検出します。
高圧側・低圧側それぞれの導圧管ごとの異常状態
を検知します。
・ ヒートトレース監視機能
内部に組み込まれた 2 つの温度センサがフランジ
温度の変化を測定して，ヒーターの故障や断線に
よる温度異常を検知します。
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防爆構造：
TIIS 防爆形
適合規格：労働安全衛生法　告示 16 号
電気機械器具防爆構造規格
TIIS 耐圧防爆形
Ex do IIC T4（内蔵指示計付）
Ex do IIC T4X（内蔵指示計なし）
合格番号：
指示計
なし
付き
TC19642
TC19641
EMC 適合規格：
EN61326-1 Class A，Table2（ For use in industrial
locations）
EN61326-2-3
EN61326-2-5（Fieldbus）
一般安全適合規格：
EN61010-1，EN61010-2-030
・設置上の高度：2,000 m 以下
・設置カテゴリ（過電圧カテゴリ）：I
（予想される過度過電圧 330 V）
・汚染度：2
・Indoor/Outdoor use
SIL 認証：
Fieldbus 通信タイプを除き , 下記規格への準拠を
TÜV から認証されています。
IEC 61508: 2010; Part1 to Part 7
Functional Safety of electrical / electronic /
programmable electronic safety-related systems;
SIL 2 capability for single transmitter use, SIL 3
capability for dual transmitter use.
HART プロトコルレビジョン７の機能：
・ ロングタグナンバ：ソフトウェアタグとして最大
32 文字まで設定可能
・ 拡張バーストモードとイベントノティフィケー
ション：各種プロセス値，発信周期，メッセージ
トリガーモードを設定することにより，機器情報
を効率よく取得できます。また，イベントノティ
フィケーション機能では，機器への設定変更や自
己診断の変化をイベントとして検知して，自発的
にアラーム信号を送信します。
・ スクウォーク：内蔵指示計の LCD に SQUAWK の
文字を表示することにより，通信している伝送器
を特定できます。
・ マルチドロップ通信：最大 63 台の伝送器を接続
することが可能。また，1 ループに 1 台 4 ～ 20
mA のアナログ出力が可能。
GS 01C25R04-01JA
2016.01.29-00
5
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□質量流量演算
表 2.　記号
・ 自動補正モード
（FSA120 FieldMate FlowNavigator による設定が
必要）
記号
説明
Qm
質量流量
Qv
体積流量
EJX900 シリーズに対する流体の物理特性および
流量プライマリ機器の設定は FSA120 のダイアロ
Qv_norm
標準／基準体積流量
Kfactor
ベーシック流量演算係数
グウインドウにより行われます。
ΔP
差圧（単位：伝送器設定による）
質量流量演算のためのすべての流量係数は最適値
に動的に補正されます。
Tb
計算基準とする状態の温度（単位：K）
T
常用状態の温度（単位：K）
自動補正モードでは，流出係数，流量プライマリ
機器内径，上流側配管内径，気体膨張補正係数，
SPb
計算基準とする静圧（単位：kPa abs）
SP
常用状態の静圧（単位：kPa abs）
密度，粘度が自動的に補正され，質量流量が高精
Temp K1
度で測定されます。
計算基準となる密度の 1℃あたりの密度変化率
（100% を 1 とする）
体積流量の場合は 0 となる
FSA120 FieldMate FlowNavigator 流量演算設定
ソフトウェア（GS 01C25R51-01JA 参照）は，
EJX930A による質量流量演算設定を行うために用
いられます。
また FSA120 に付属する FieldMate により，HART
通信や FOUNDATION フィールドバス通信の汎用パ
ラメータを読み書きすることもできます。
・ ベーシックモード
流量演算および密度補正はユーザにより入力され
る流量係数により実行されます。演算式は流体種
類と流量単位により切り替わります。
流体の種類による密度補正
・気体：理想気体としての温圧補正を行う。
・液体：温度補正を行う。
流量単位の種類については表 1 を参照
表 1.　流量演算式
流体 流量単位区分
種類
流量演算式
*1
液体 質量流量
Qm，Qv または Qv_norm
標準または
基準体積流量
= Kfactor × ΔP×(1+Temp K1×(T‒Tb))
体積流量
気体 質量流量
標準または
基準体積流量
体積流量
*1:
Qm または Qv norm
*1
= Kfactor × ΔP×Tb/T×SP/SPb
Qv = Kfactor × ΔP×T/Tb×SPb/SP
ユーザが入力するパラメータ
*1
T01.ai
□正常動作条件
（付加仕様や防爆が条件に影響する場合がありま
す）
電源電圧：
[HART 通信形 ]
10.5 ～ 42 V DC（一般形，TIIS 耐圧防爆形）
10.5 ～ 32 V DC（内蔵アレスタ付，付加仕様コード
/A）
[FOUNDATION フィールドバス通信形 ]
9 ～ 32 V DC（一般形，TIIS 耐圧防爆形）
通信ライン条件：
[HART 通信形 ]
電源電圧…16.6 ～ 42 V DC
負荷抵抗…250 ～ 600 Ω，ケーブル抵抗を含む
電源電圧と負荷抵抗との関係は図 2 を参照
[FOUNDATION フィールドバス通信形 ]
電源電圧…9 ～ 32 V DC（一般形，TIIS 耐圧防爆形）
消費電流（定常時）…15 mA（最大）
消費電流（ソフトウェアダウンロード時）
…24 mA（最大）
周囲温度：
－ 40 ～ 85 ℃（一般形）
－ 30 ～ 80 ℃（内蔵指示計付）
接液温度：
－ 40 ～ 120 ℃（一般形）
周囲湿度：
0 ～ 100 ％ RH
使用圧力：
2.7 kPa abs 以上 , 大気圧以下の場合は図 3 参照
最大使用圧力 (MWP)
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カプセル
MWP
M，H
32 MPa
GS 01C25R04-01JA
2012.09.20-00
6
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□形状・材質
電源接続口：
「形名およびコード一覧」参照
質量：
6.8 kg
（取付ブラケット，指示計，プロセスコネクタおよ
び RTD ケーブルなしの場合）
プロセス接続口：
「形名およびコード一覧」参照
接液材質：
アルミニウム合金鋳物
抗
伝送部ケース：
250
Ｒ
（Ω）
塗装：
ポリウレタン硬化剤入り粉体塗装
ミントグリーン（マンセル 5.6BG 3.3/2.9 相当）
付加仕様コード /P □，/X2 の場合はエポキシ
プライマー，ポリウレタン溶剤塗装
封入液：
シリコンオイルまたはフッ素系オイル（オプショ
ン）
RTD 用ケーブル：
・外部温度入力コードが -1，-2，-3，-4 の場合
シールド付き耐油耐熱ケーブル
外形寸法：8.5 mm
定格電圧：300V
定格温度：－ 40 ～ 105℃
難燃規格：UL（CSA）VW-1
適合規格：UL（CSA）AWM STYLE2517
・外部温度入力コードが -B，-C，-D の場合
シールド付き耐熱 FEP ケーブル
外形寸法：4.3 mm
定格電圧：300V
定格温度：－ 80 ～ 200℃
難燃規格：NEC Article 800-CMP
適合規格：NEC Article 725-PLTC
10.5
16.6
25.2
42
電源電圧 E（Ｖ）
F02.ai
図 2.　電源電圧と負荷抵抗の動作可能限界の範囲
使用圧力
タグプレート：
SUS316 ステンレス鋼，ねじ止め
通信可能範囲
（HART通信形）
抵
締付ボルトナット材質：
「形名およびコード一覧」参照
Ｒ＝ E−10.5
0.0244
荷
カプセルガスケット，ベントプラグ
…「形名およびコード一覧」参照
負
カプセル，カバーフランジ，プロセスコネクタ，
600
100
大気圧
kPa abs
使用可能範囲
10
2.7
1
−40
0
40
50
80
97.2
接液温度 ℃
120
F03.ai
図 3.　使用圧力と接液温度
注： 延長ケーブルを使用する場合
延長ケーブルと接続箱を用いて温度ケーブルを延
長する場合は，総ケーブル長（元々のケーブルを
含む）が 25 m 以下としてください。延長ケーブル
には，PE または XLPE 絶縁ケーブルをご使用くだ
さい。
ケーブルグランド：
真鍮製 Ni メッキ付き
取付：
2B パイプ取付
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2013.05.10-00
7
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■ 形名およびコード一覧
形名
基本仕様コード
EJX930A
........................................
マルチバリアブル伝送器
-J . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . -F . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 ～ 20 mA DC 出力，HART 5/HART 7 通信形 *7
FOUNDATION フィールドバス通信形
出力信号
測定スパン
（カプセル）
M . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . H . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 接液部材質 *1
S . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . プロセス接続口 ※
ボルト・ナット材質
伝送部取付方向 アンプケース 電源接続口 内蔵指示計
取付ブラケット
外部温度入力
測定機能
付加仕様コード
仕様
0 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . J . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
G . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
C . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
※
-2 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
-3 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
-6 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
-7 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
-8 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
-9 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
※
1 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
※
1 ～ 100 kPa
5 ～ 500 kPa
接液部材質表（P. 9）参照
プロセスコネクタなし（カバーフランジは Rc1/4 めねじ）
Rc1/4 めねじのプロセスコネクタ付 *6
Rc1/2 めねじのプロセスコネクタ付 *6
1/4NPT めねじのプロセスコネクタ付 *6
1/2NPT めねじのプロセスコネクタ付 *6
プロセスコネクタなし（カバーフランジは 1/4NPT めねじ）
SNB7
SUS316L
SUH660
垂直配管接続形，右高圧，プロセスコネクタ上部取付形
垂直配管接続形，右高圧，プロセスコネクタ下部取付形
垂直配管接続形，左高圧，プロセスコネクタ上部取付形
垂直配管接続形，左高圧，プロセスコネクタ下部取付形
水平配管接続形，右高圧
水平配管接続形，左高圧
端子箱一体形，アルミニウム合金鋳物
F . . . . . . . . . . . . . . . . . .
2 . . . . . . . . . . . . . . . . . .
5 . . . . . . . . . . . . . . . . . .
7 . . . . . . . . . . . . . . . . . .
A . . . . . . . . . . . . . . . . . .
C . . . . . . . . . . . . . . . . . .
G1/2 めねじ，
接続口 2 箇所（1 接続口は RTD 用）
1/2NPT めねじ， 接続口 2 箇所（1 接続口は RTD 用）
G1/2 めねじ，
接続口 2 箇所，ブラインドプラグ 1 個付 *2, *5
1/2NPT めねじ， 接続口 2 箇所，ブラインドプラグ 1 個付 *2, *5
G1/2 めねじ，
接続口 2 箇所，SUS316 ブラインドプラグ 1 個付 *2
1/2NPT めねじ， 接続口 2 箇所，SUS316 ブラインドプラグ 1 個付 *2
D . . . . . . . . . . . . . . .
※ N . . . . . . . . . . . . . . .
ディジタル指示計
なし
B . . . . . . . . . . . . ※ D . . . . . . . . . . . . J . . . . . . . . . . . . . K . . . . . . . . . . . . N . . . . . . . . . . . . -0 . . . . . . . . . -1 . . . . . . . . . -2 . . . . . . . . . -3 . . . . . . . . . -4 . . . . . . . . . -B . . . . . . . . . -C . . . . . . . . . -D . . . . . . . . A . . . . . .
B . . . . . .
/□
SUS304 2B パイプ取付用（フラット形）…水平配管接続形用
SUS304 または SCS13A 2B パイプ取付用（Ｌ形）…垂直配管接続形用
SUS316 2B パイプ取付用（フラット形）…水平配管接続形用
SUS316 または SCS14A 2B パイプ取付用（Ｌ形）…垂直配管接続形用
なし
固定プロセス温度（ケーブルなし）*4
測温抵抗体入力 0.5m シールドケーブル，ケーブルグランド２個付
測温抵抗体入力 4.0m シールドケーブル，ケーブルグランド２個付
測温抵抗体入力 7.5m シールドケーブル，ケーブルグランド２個付
測温抵抗体入力 25m シールドケーブル，ケーブルグランド２個付
測温抵抗体入力 4.0m シールドケーブル，ケーブルグランドなし *3
測温抵抗体入力 7.5m シールドケーブル，ケーブルグランドなし *3
測温抵抗体入力 25m シールドケーブル，ケーブルグランドなし *3
マルチセンシング（差圧，静圧，温度）
質量流量測定（流量，差圧，静圧，温度）
付加仕様
※印は標準仕様の中でも，代表的な仕様を示します。＜例＞ EJX930A-JMS0J-21FND-1B/ □
*1： 接液部材質は，使用するプロセスの特性を十分考慮して選定ください。間違った材質選定によって，漏洩したプロセ
ス流体が人体や設備に甚大な影響を与えたり，破損したダイアフラム破片や封入液がプロセス流体に混入する可能性
があります。特に塩酸，硫化水素，次亜塩素酸ナトリウム，150℃以上の高温水蒸気など腐食性の強い流体については
十分ご注意ください。製品の接液部構造について，少しでもご不明な点は必ずお問い合わせください。
*2： 外部温度入力コード 0 用（固定温度）
*3： RTD 接続にコンジットを用いる場合に選択
*4： 設定した温度値を密度補正に用いる場合
*5： ブラインドプラグ材質はアルミニウム合金または SUS304
*6： プロセスコネクタ付の場合には，接液温度および周囲温度の下限が－ 15℃となります。
*7： HART 5 と HART 7 の切替えが可能（オーダ時にいずれかを指定）
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□ HART 5/HART 7 の選択ガイドライン
HART プロトコルレビジョンの選択は表 3 の指針に従って実施してください。
表 3.　HART 5/HART 7 の選択ガイドライン
出力信号 注文時ご指定事項 HART プロトコル
コード 「HART 通信 REV」
レビジョン
“5” を指定
-J
“7” を指定
選定基準
備考
HART 7 機能の必要性
その他条件
HART 5
必要ない場合に選択してください。
納入後ユーザ設定による HART
7 への変更可能
HART 7
必要な場合に選択してください。
ただし，表 4 に示す HART 設定ツー
ルの HART 7 対応を必ず確認してく
ださい。
納入後ユーザ設定による HART
5 への変更可能
*
*： HART プロトコルレビジョンの代表的な選択を示します。HART 7 機能を必要としない場合は，こちらをご指定ください。
HART 7 では表 4 に従わない場合，通信不可となります。
□ HART プロトコルレビジョンと通信可否
HART 設定ツールがサポートするプロトコルレビジョンは EJX マルチバリアブル伝送器のプロトコルレビジョ
ンと同一あるいはそれ以上であることが必要です。それ以外の場合は，通信エラーが発生しますので注意し
てください。なお，HART 設定ツールとして FieldMate を使用する場合には，HART 7 に対応したレビジョン
R2.02 以降のものをご使用ください。
表 4.　HART プロトコルレビジョンと通信可否
HART 設定ツールがサポートする
プロトコルレビジョン
EJX マルチバリアブル伝送器の
HART プロトコルレビジョン
HART 5
HART 7
HART 5
通信可能
通信可能
HART 7
通信不可
通信可能
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接液部材質表
接液部材質
カバーフランジ プロセスコネクタ
コード
SCS14A*1
SUSF316
S
カプセル
カプセルガスケット
ベント・
ドレンプラグ
ハステロイ C-276*2 ( 接液ダイアフラム ) テフロンコーティング
SUSF316L*4, SUS316L*4 ( その他 )
SUS316L
SUS316*3
*1： SUS316 相当鋳造品。
*2： ハステロイ C-276 または ASTM N10276（ハステロイ C-276 相当品）
。
*3： SUS316 または ASTM grade 316。
*4： SUSF316L または ASTM grade F316L。SUS316L または ASTM grade 316L。
■ 付加仕様／防爆
FM, ATEX, CSA, IECEx の各海外防爆規格の対応品については，GS 01C25R04-01EN をご使用ください。
項目
TIIS 防爆規格
( 旧呼称 JIS 防爆 )
仕様
コード
*1, *2
TIIS 耐圧防爆
周囲温度：－ 20 ～ 60℃ *3，接液温度：－ 20 ～ 120℃ *3
JF3
*1： 電源接続口 G1/2 めねじ（電源接続口コード 5, F）の場合に限り適用。
*2： TIIS 耐圧防爆形の場合は，当社製の耐圧パッキン金具を用いたケーブル配線方式しか認可されていません。
（耐圧防爆金
属管配線はできません）
・必ず付加仕様コード G11 を選択してください。
・外部温度入力コード -0, -1, -2, -3, -4 に限り適用可能です。外部温度入力コード -0 の場合は，必ず電源接続口コード 5 を
選択したうえで，付属のブラインドプラグをご使用ください。外部温度入力コード -1, -2, -3, -4 の場合は必ず付属の当社
製の耐圧パッキン金具（ケーブルグランド）をご使用ください。
*3： 防爆認証上の制限温度です。製品保証としての温度範囲は，本文中に記載された温度（選択する仕様により，制限を受け
る場合があります）となりますので，両方の温度範囲を満たす範囲内でご使用ください。
■ 付加仕様／その他
項目
仕様
コード
耐圧パッキン金具付
電源接続口：G1/2 めねじ用
適用ケーブル外形：ø8 ～ ø12
塗装
塗色変更
伝送部アンプ部カバーのみ
塗装変更 *2
重防食塗装
X2
ケース外装部品 SUS316*1
アンプケース外装部品材質 SUS316（ゼロ調ねじ，アンプケース止めねじ）
HC
内蔵アレスタ
電源電圧：10.5 ～ 32V DC
許容電流：最大 6000A (1×40μs)，反復 1000A (1×40μs) 100 回
適合規格：IEC 61000-4-4, IEC 61000-4-5
A
禁油処理
脱脂洗浄処理
K1
脱脂洗浄処理およびフッ素系オイル封入カプセル *15
使用温度：－ 20 ～ 80℃
K2
脱脂・禁水洗浄処理
K5
脱脂・禁水洗浄処理およびフッ素系オイル封入カプセル *16
使用温度：－ 20 ～ 80℃
K6
フッ素系オイル
封入カプセル *3
フッ素系オイル封入カプセル
使用温度：－ 20 ～ 80℃
K3
ロングベント *4
ベントプラグ全長：119 mm ( 標準は 34 mm)，
禁油処理 (/K1, /K2, /K5, /K6) の場合は 130 mm，材質：SUS316
U1
Tag プレート吊下げ
Tag プレート吊下げ，材質：SUS316
N4
金メッキ
接液ダイアフラムの表面に金メッキを施す（水素透過対策用）。
過大圧の影響：標準仕様の 2 倍
A1
出力信号制限および
異常時出力信号 *5
CPU，センサおよびアンプ異常時の出力方向を Low 側 ( － 2.5%，3.6 mA 以下 ) に設定
C1
正常時出力：3.8 ～ 20.5 mA，異常時出力：Low 側 ( － 2.5%，3.6 mA 以下 ) に設定
C2
正常時出力：3.8 ～ 20.5 mA，異常時出力：High 側 (110%，21.6 mA 以上 ) に設定
C3
1 個付
P□
アンプ部および端子箱カバー赤色（マンセル 7.5 R4/14 相当）
禁油・禁水処理
パラメータ設定
PR
*11
伝送部ダンピング時定数，Descriptor，
Message
HART 通信形
伝送部ダンピング時定数
FOUNDATION フィールドバス通信形
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G11
CA
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CC
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項目
PID 機能
*13
仕様
コード
PID 調節機能付
LC1
FOUNDATION フィールドバス仕様 FF-883 に準拠
ダウンロードクラス：クラス１
EE
校正単位 *6
bar 校正 (bar 単位 )
D3
アドバンス診断
マルチセンシングプロセス監視機能
・導圧管つまり検出機能
・ヒートトレース監視機能
ソフトウェアダウンロード
機能 *13
材料証明書
HART 通信形
DG6
FOUNDATION フィールドバス通信形
*14
DG1
カバーフランジ *7
M01
カバーフランジ，カバーフランジ締付ボルト・ナット *7
M61
カバーフランジ，プロセスコネクタ *8
M11
カバーフランジ，プロセスコネクタ，カバーフランジ締付ボルト・ナット，
プロセスコネクタ締付ボルト *8
M71
耐圧・リーク試験成績表 *9
試験圧力：32 MPa
保証期間延長
保証期間 2 年 *12
試験流体：窒素 (N2) ガスまたは水 *10
保持時間：1 分
T09
WP1
*1： SUS316 または SUS316L。TIIS 耐圧防爆（/JF3）との組合せは不可。
*2： 塗色変更（/P □ , /PR）との組合せは適用外。
*3： 酸素，塩素測定用などにご指定ください。脱脂洗浄処理，禁水処理が必要な場合には，禁油処置 (/K2) または禁油・禁水処理 (/K6)
を選択ください。
*4： 垂直配管接続形（伝送部取付方向コード 2, 3, 6, 7）の場合にのみ適用。
*5： 標準品は HIGH 側（110%，21.6 mA DC 以上）です。出力信号コード J の場合のみ適用可。
*6： 主銘板に表示される MWP（最大使用圧力）の単位は，付加仕様コードで指定された単位と同単位です。
*7：プロセスコネクタなし（プロセス接続口コード 5）の場合のみ適用可。
*8：プロセスコネクタ付き（プロセス接続口コード 3, 4）の場合のみ適用可。
*9：校正単位（/D3）選択の場合でも試験圧力は Pa 単位です。bar 単位の場合はご相談ください。
*10：禁油処理（/K1, /K2, /K5, /K6）されている場合，試験流体は純窒素ガスまたは純水です。
*11：注文時指定事項を参照ください。
*12：保証の開始は客先指定場所（国内）への納入日。
*13：出力信号コード F の場合のみ適用可。
*14：この付加仕様はコード EE と組合せて使用。
*15：酸素測定用にご指定ください。
*16：酸素，塩素測定用などにご指定ください。
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■ 外形図
● 垂直配管接続形
プロセスコネクタ上部取付形
（伝送器取付コード 2）
197
256
110
143
低圧側
高圧側*1
39
124
277
192*2
ø70
ø78
93
124
95
93
RTD接続口
(オプション)
電源接続口
ゼロ調ねじ
錠締ボルト
(耐圧防爆のみ)
52
277
15*4
52
54
内蔵指示計
(オプション)
プロセス接続口
143
97
132
197
97
単位: mm
プロセスコネクタ下部取付形
（伝送器取付コード 3）
256
プロセスコネクタ
接地端子
2Bパイプ取付ブラケット
(L形，オプション)
プロセス接続口
ベント・
ドレンプラグ
2Bパイプ (ø60.5)
54
6
電源接続口コード 5, A
外部温度入力コード 0 の場合
● 水平配管接続形（伝送器取付コード 8）
93
95
ゼロ調ねじ
内蔵指示計
(オプション)
15*4
39
197
ø78
錠締ボルト
(耐圧防爆のみ)
159
電源接続口コード 2
外部温度入力コード
1, 2, 3, 4 の場合
110
電源接続口
接地端子
ベントプラグ
ベントプラグ
124
プロセス接続口
68
低圧側
ドレンプラグ
54
電源接続口コード F
外部温度入力コード
1, 2, 3, 4 の場合
127
78
高圧側＊1
47
169
ドレンプラグ
プロセスコネクタ
116
69
ケーブルグランド
143
(オプション)
116
ø70
RTD接続口
2Bパイプ取付ブラケット
( フラット形，オプション)
ケーブルグランド
2Bパイプ (ø60.5)
154*3
＊1：伝送器取付コード 6, 7 または 9（左高圧）を選択した場合，高圧側と低圧側の位置が入れ替わります。
＊2：付加仕様コード K1, K2, K5 または K6（禁油処理）を選択した場合，15 mm 加算となります。
＊3：付加仕様コード K1, K2, K5 または K6（禁油処理）を選択した場合，30 mm 加算となります。
＊4：伝送器取付コード 6, 7 または 9（左高圧）を選択した場合，9 mmとなります。
電源接続口コード 2, F
外部温度入力コード
B, C, D の場合
48
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● 端子配置図
● 端子の結線
RTD ケーブル接続端子
SUPPLY
CHECK
PULSE
+
‒
+
‒
+
‒
1
2
電源および出力信号用端子
3
2
外部設置の電流計用端子*4*5
4
2
パルスまたはステータス接点出力用端子*5
接地端子
端子 4
端子 1
*4：外部指示計あるいはチェックメータは内部抵抗が10 Ω以下のも
のをお使いください。
*5：フィールドバス通信形 (出力信号コードF) の場合には使用できま
せん。
端子 3
端子 2
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● HART通信形接続例（アナログ出力，パルス出力，
ステータス出力，
アナログ・パルス同時出力）
接続
●アナログ出力
通信距離2kmまで
可能（CEVケーブル使
用時）
●パルス出力
（通信不可）
接続方法
伝送器端子
+
SUPPLY
+
PULSE
B*
‒
‒
1
24V DC ディストリビュータ
（またはシグナルコンディショナカードEA7など）
250Ω
*1：端子台上の記号は＋またはB
伝送器端子
ケーブルは3芯シールドケーブルを使用してください。
3芯シールドケーブル
SUPPLY
+
PULSE
B*
E *1
‒
1
電子 *4
カウンタ
R*5
*1：端子台上の記号は
＋またはB
●ステータス出力
（通信不可）
ケーブルは3芯シールドケーブルを使用してください。
伝送器端子
3芯シールドケーブル
E
+
‒
SUPPLY
*1
B
PULSE
リレー
*1：端子台上の記号は
＋またはB
電磁弁など
外部電源
30V DC, 120mA max
(接点定格)
AC 電源
●アナログ・パルス
同時出力*6
（通信距離の制限）
設置例1：
通信距離2kmまで可能
（CEVケーブル使用時）
アナログ・パルス同時出力の場合は，配線方式によって伝送線からの通信可能な距離が制限されます。
設置例1∼3を参照ください。
ケーブルは2芯個別シールドケーブル
を使用してください。
伝送器端子
ディストリビュータ
シールドケーブル
24V DC
（またはシグナルコンディショナカードEA7など）
+
‒
SUPPLY
R *5
*1
B
PULSE
*1：端子台上の記号は＋またはB
ケーブルは2芯個別シールドケーブル
を使用してください。
シールドケーブル
伝送器端子
設置例2：
通信距離200mまで可能
（CEVケーブル使用し，負
荷抵抗Rが1kΩのとき）
250Ω
E(10.5 ∼ 30V DC)*1
カウント入力
コモン
SUPPLY
+
PULSE
B
レコーダなど
250Ω
カウント入力
コモン
*1
*1：端子台上の記号は＋またはB
伝送器端子
設置例3：
通信不可
（シールド線を使用しな
い場合）
SUPPLY
+
PULSE
B
電子カウンタ*4
（またはパルス変換器など）
E(16.4 ∼ 30V DC)*2
R*5
‒
電子カウンタ*4
（またはパルス変換器，
シグナルコンディショナカードEP1，EP3など）
レコーダなど
250Ω
R *5
‒
E(16.4 ∼ 30V DC)*3
電子カウンタ*4
（またはパルス変換器など）
カウント入力
コモン
*1
*1：端子台上の記号は＋またはB
●パルス出力用
負荷抵抗値
（1）式と
（2）により抵抗値と電力を計算し抵抗を選択してください。
E (V)
120
≦ R (kΩ) ≦
P (mW) =
0.1
C ( µF ) × f ( kHz )
E2 (V)
R (kΩ)
（1）
（2）
(注）CEVケーブルでは C≒0.1µF/km
E：電源電圧（V）
f：パルス出力周波数（kHz）
R：パルス出力用負荷抵抗（kΩ）
C：ケーブルの容量（µF）
P：抵抗の電力（mW）
*1：最大出力電流が E/R 以上の電源が必要です。
*2：最大出力電流がE/R＋25mA以上の電源が必要です。
また，電源の出力インピーダンスは負荷抵抗Rの1/1000以下が必要です。
*3：最大出力電流がE/R＋25mA以上の電源が必要です。
*4：外来ノイズ対策のため，パルス出力周波数に合った電子カウンタを使用してください。
*5：接点パルス信号を直接受信できる電子カウンタの場合は不要です。
*6：
「アナログ・パルス同時出力」の場合は「アナログ単独出力」
よりHART通信がノイズ等の影響を受けやすくなる場合があります。
上記シールドケーブルを利用する等のノイズ対策を施したうえでご使用ください。
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2014.02.28-00
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〈ご注文時指定事項〉
（HART 通信形）
1. 形名，基本仕様コードおよび付加仕様コード
2. 校正レンジと単位
1) 校正レンジは，レンジの下限値および上限値の数値（小数点を除いた数字列）が－ 32000 ～ 32000 の範囲
内にあること。
逆信号を指定する場合は，下限値に上限値より大きな値を設定。
2) 単位は，以下の中から各々 1 つ指定。
差圧，静圧：Pa，kPa，MPa，bar，mbar
温度：℃，K
3. 静圧基準
静圧測定における圧力基準として，絶対圧またはゲージ圧を指定。
4. TAG No.（タグプレート）
指定された Tag No. は，本体に固定されたステンレス製タグプレートに刻印して出荷します。
アルファベットの大文字，数字および以下の記号の組合せで，最大 22 文字以内で指定。
－ ．！＃ ％ ＆ ( ) = | / ^ { @ [ + * }；：] < > _
5. ソフトウェアタグ
指定された文字列は，アンプメモリの “Tag” に 8 文字が，“Long tag”
ソフトウェアタグの指定がない場合，TAG No. で指定された文字列の先頭の 8 文字が “Tag” に，最大 22 文字
が “Long tag” *1 に書き込まれます。
*1
に最大 32 文字が書き込まれます。
*1：HART 7（HART プロトコルレビジョン 7）を指定した場合のみ。
6. パラメータ設定値（付加仕様 /CA 選択時）
・Descriptor（16 文字以内の大文字英数字）
・Message（32 文字以内の大文字英数字）
・ダンピング時定数（0.00 ～ 100.00）
7. HART プロトコルレビジョン
出力信号コード J の場合，HART プロトコルレビジョン 5 または 7 のいずれかを指定。
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＜出荷時設定値＞（HART 通信形）
項目
初期設定値
概要
TAG No.
―
注文時指定
ソフトウェアタグ
―
注文時指定
流量単位
kg/h
流量下限値
0
標準流量設定（測定機能コードが B の場合に有効）
流体：N2
流量プライマリ機器：JIS Z 8762:1995(ISO5167-1 1991)
上流側配管内径 = 0.0527 m（炭素鋼）
流量プライマリ機器内径 = 0.03162 m（SUS304）
流体圧力範囲 = 0.1 ～ 1 MPa abs
流体温度範囲 = 0 ～ 50℃
流量上限値
1000
流量ダンピング時定数 *1
0.00 s
差圧単位
kPa
Pa, kPa, MPa, mbar, bar から選択
差圧下限値
0
注文時指定
差圧上限値
最大スパン
差圧ダンピング時定数 *1
2.00 s
注文時指定
静圧 A/G 選択
絶対圧
注文時指定（絶対圧またはゲージ圧）
静圧単位
MPa
Pa, kPa, MPa, mbar, bar から選択
静圧下限値
0
注文時指定
静圧上限値
32
静圧ダンピング時定数 *1
1.00 s
注文時指定
外部温度単位
℃
℃または K（Kelvin）を選択
外部温度下限値
－ 200
注文時指定
外部温度上限値
850
外部温度ダンピング時定数 *1
1.00 s
注文時指定
固定温度
20℃
外部温度入力コードが０の時
出力信号
差圧
測定機能コードが A の時
瞬時流量
測定機能コードが B の時
差圧のレンジと単位
測定機能コードが A の時
瞬時流量のレンジと単位
測定機能コードが B の時
表示設定
*1： 付加仕様コード /CA 選択時のみ
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＜ご注文時指定事項＞（FOUNDATION フィールドバス通信形）
1. 形名，基本仕様コードおよび付加仕様コード
2. 校正レンジと単位（差圧，静圧，外部温度）（AI1 ブロックの XD_SCALE）
1) 校正レンジは，レンジの下限値および上限値の数値（小数点を含む時は小数点を除いた数字列）が
－ 32000 ～ 32000 の範囲内となるよう指定してください。
逆信号を指定する場合は，下限値に上限値より大きな値を設定。
2) 単位は，以下の中から各々 1 つ指定。
差圧，静圧：Pa，hPa，kPa，MPa，mbar，bar
温度：℃，Kelvin
3. 静圧基準
静圧測定における基準圧力として，絶対圧またはケージ圧を指定。
4. TAG No.（タグプレート）
指定された Tag No. は，本体に固定されたステンレス製タグプレートに刻印して出荷します。
22 文字以内の英数字（－と . も可）で指定。
5. ソフトウェアタグ（PD_TAG）
タグプレートと異なるタグ情報をアンプメモリに入力する場合に指定してください。
32 文字以内の英数字（－と . も可）で指定。
6. 出力モード（AI1 ブロックの L_TYPE）
Direct/Indirect Linear/Indirect SQRT の中から選択してください。指定のない場合は Direct が選択されます。
7. 出力スケールと単位（AI1 ブロックの OUT_SCALE）
内蔵指示計付の場合，レンジの下限値および上限値の数値（小数点を含む時は小数点を除いた数字列）が
－ 32000 ～ 32000 の範囲内としてください。また，内蔵指示計に表示できる単位は 6 文字（/ を除く）以内です。
出力モード（L_TYPE）で Direct が選択されている場合，この設定は出力に反映されません。
8. ノードアドレス
9. 動作機器クラス
機器クラスをベーシック機器にする場合は「BASIC」を，リンクマスター機器にする場合は「LINK MASTER」
を指定してください。
10.ダンピング時定数（付加仕様コード /CC 選択時）
0.00 ～ 100.00（秒）の範囲で指定してください。
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GS 01C25R04-01JA
2014.02.28-00
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＜出荷時設定値＞（FOUNDATION フィールドバス通信形）
項目
初期設定値
概要
TAG No.
―
注文時指定
ソフトウェアタグ (PD_TAG)
FT1001
注文時指定
流量単位（AI4 の XD_SCALE）
kg/h
流量下限値（AI4 の XD_SCALE）
0
標準流量設定（測定機能コードが B の場合に有効）
流体：N2
流量プライマリ機器：JIS Z 8762:1995(ISO5167-1 1991)
上流側配管径 = 0.0527 m（炭素鋼）
流量プライマリ機器内径 = 0.03162 m（SUS304）
流体圧力範囲 = 0.1 ～ 1 MPa abs
流体温度範囲 = 0 ～ 50℃
流量上限値（AI4 の XD_SCALE）
1000
流量ダンピング時定数 *1
0.00 s
差圧単位（AI1 の XD_SCALE）
kPa
kPa, MPa, Pa, hPa, mbar, bar から選択
差圧下限値（AI1 の XD_SCALE）
0
注文時指定
差圧上限値（AI1 の XD_SCALE）
最大スパン
差圧ダンピング時定数 *1
2.00 s
注文時指定
静圧 A/G 選択
絶対圧
注文時指定（絶対圧またはゲージ圧）
静圧単位（AI2 の XD_SCALE）
MPa
kPa, MPa, Pa, hPa, mbar, bar から選択
静圧下限値（AI2 の XD_SCALE）
0
注文時指定
静圧上限値（AI2 の XD_SCALE）
32
静圧ダンピング時定数 *1
1.00 s
注文時指定
外部温度単位（AI3 の XD_SCALE）
℃
℃または Kelvin を選択
外部温度下限値（AI3 の XD_SCALE）
－ 200
注文時指定
外部温度上限値（AI3 の XD_SCALE）
850
外部温度ダンピング時定数 *1
1.00 s
注文時指定
固定温度
20℃
外部温度入力コードが０の時
出力信号
差圧，静圧，外部温度
測定機能コードが A の時
瞬時流量，静圧，静圧，外部温度 測定機能コードが B の時
表示設定
差圧のレンジと単位
測定機能コードが A の時
瞬時流量のレンジと単位
測定機能コードが B の時
ノードアドレス
0xF5
注文時指定
動作機器クラス
BASIC
注文時指定
*1： 付加仕様コード /CC 選択時のみ
＜関連機器＞
ディストリビュータ：GS 01B04T01-02，GS 01B04T02-02 参照
FieldMate：GS 01R01A01-01 参照
FSA120 FieldMate FlowNavigator：GS 01C25R51-01JA
＜商標＞
，FieldMateTM，FlowNavigatorTM は横河電機の登録商標です。
・
・FOUNDATIONTM はフィールドバス協会の登録商標です。
・その他，本文中に使用されている会社名，商標名は各社の商標です。
＜本仕様書について＞
・本仕様書の内容は日本国内での使用を前提としております。海外輸出用には英文仕様書を参照ください。
・表記の精度はトレーサブルな校正機器にてゼロ・スパン調整を施した場合の保証精度です。
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記載内容はお断りなく変更することがありますのでご了承ください。
GS 01C25R04-01JA
2016.01.29-00