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地域支援事業における包括的支援事業の実施および地域包括

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地域支援事業における包括的支援事業の実施および地域包括
地域支援事業における包括的支援事業の実施および地域包括支援センター設置に関する要綱
(目的)
第1条
介護保険法(以下「法」という。
)第 115 条の 38 第 1 項第 2 号から第 5 号に規定する包括的支援
事業の実施および法第 115 条の 39 第 1 項に規定する地域包括支援センター(以下「センター」とい
う。)の設置について定める。
(実施主体)
第2条
この事業の実施主体は豊中市とする。ただし、法第 115 条の 40 第 1 項および第 2 項の規定に
より、包括的支援事業の運営を適切な事業運営が確保できると認められる社会福祉法人等に委託する
ことができる。
前項により包括的支援事業を受託した者は、法第 115 条の 39 第 3 項の規定により、豊中市に必要
2
な書類(様式第 1 号)を提出することにより、センターを設置する。
(変更の届出等)
第3条
前条第 2 項の書類の内容の変更に係るものにあっては地域包括支援センター変更届出書(様式
第 2 号)により、事業の廃止、休止、又は再開に係るものにあっては地域包括支援センター廃止・休
止・再開届出書(様式第 3 号)により、速やかに市に届け出るものとする。
(センター運営の基本方針)
第4条
センター運営にあたっては、
「豊中市地域包括支援センター運営基本方針」に従うものとする。
(事業実施体制)
第5条
市長は、事業の実施または委託にあたっては、センターごとに地域の実情に応じた担当区域を
定めるものとする。
(事業内容)
第6条
センターは、担当区域内において次の各号に掲げる事業を行うこととする。
(1)法第 115 条の 38 の第 1 項第 2 号に定める内容
被保険者が要介護状態となることを予防するため、その心身の状況、置かれている環境その他の状
況に応じて、その選択に基づき、介護予防事業その他の適切な事業が包括的かつ効率的に提供され
るよう必要な援助を行う事業
(2)法第 115 条の 38 の第 1 項第 3 号に定める内容
被保険者の心身の状況、その居宅における生活の実態その他の必要な実情の把握、保健医療、公衆
衛生、社会福祉その他の関連施策に関する総合的な情報の提供、関係機関との連絡調整その他の被
保険者の保健医療の向上及び福祉の増進を図るための総合的な支援を行う事業の実施
(3)法第 115 条の 38 の第 1 項第 4 号に定める内容
被保険者に対する虐待の防止及びその早期発見のための事業その他の被保険者の権利擁護のため
に必要な援助を行う事業の実施
(4)法第 115 条の 38 の第 1 項第 5 号に定める内容
保健医療及び福祉に関する専門的知識を有する者による被保険者の居宅サービス計画及び施設サ
ービス計画の検証、その心身の状況、介護給付等対象サービスの利用状況その他の状況に関する定
期的な協議その他の取組を通じ、当該被保険者が地域において自立した日常生活を営むことができ
るよう、包括的かつ継続的な支援を行う事業の実施
(5)介護保険法第 8 条の2第 18 項に定める内容
センターに併設して、指定介護予防支援事業(新予防給付にかかるケアマネジメント)を実施する。
(6)その他、厚生労働省令で定める事業
(職員の配置等)
第7条
センターには、次の各号に掲げる常勤かつ専従の職員を配置する。
(1) 保健師、またはこれに準ずる者として、地域ケア、地域保健等に関する経験のある看護師。なお、
この経験のある看護師には准看護師は含まないものとする。
(2) 社会福祉士、またはこれに準ずる者として、福祉事務所の現業員の業務経験が 5 年以上ありかつ
高齢者の保健福祉に関する相談援助業務に 3 年以上従事した経験を有する者、または、介護支援
専門員の業務経験が 3 年以上あり高齢者の保健福祉に関する相談援助業務に 3 年以上従事した経
験を有する者
(3) 主任介護支援専門員、またはこれに準ずる者として、
「ケアマネジメントリーダー活動等支援事業
の実施及び推進について(平成 14 年 4 月 24 日付け老発第 0424003 号厚生労働省老健局長通知)」
に基づくケアマネジメントリーダー研修を修了し、介護支援専門員としての実務経験を有し、か
つ、介護支援専門員の相談対応や地域の介護支援専門員への支援等に関する知識及び能力を有し
ている者。
2
各職員の配置数については市長が別途定める。
(管理者)
第8条
2
センターには、管理者を置くものとし、前条のいずれかの者をもって充てるものとする。
前項に定める管理者は、指定介護予防支援事業所の管理者をもって充てるものとする。
(公正・中立性の確保)
第9条
センターは、事業を実施するにあたって、高齢者に提供されるサービスが、特定の種類又は特
定のサービス事業者に理由なく偏ることのないよう、公正・中立性を確保しなければならない。
(運営協議会への報告)
第 10 条
センターは、運営に関する事項について豊中市地域包括支援センター運営協議会に報告しな
ければならない。
2
地域包括支援センター運営協議会については、別途要綱で定める。
(守秘義務)
第 11 条
センター設置者およびその職員またはこれらの職にあった者は、正当な理由なしに、その業
務上知り得た秘密を漏らしてはならない。
(委任)
第 12 条
附
この要綱に定めるもののほか、必要な事項は市長が別に定める。
則
この要綱は、平成 18 年 4 月 1 日から施行する。
附
則
1
この要綱は、平成 19 年 4 月 1 日から施行する。
2
第 6 条第 1 項第 3 号の準ずる者については、平成 19 年度に限っての特例措置として、ケアマネジ
メントリーダー研修が未修了者であっても、平成 19 年度末までに主任介護支援専門員研修を受講す
ることを条件として、既に地域包括支援センター職員研修、「介護支援専門員現任研修事業の実施に
ついて(平成 12 年 9 月 19 日付け老発第 646 号厚生省老人保健福祉局長通知)」に基づく介護支援専
門員現任研修(基礎研修課程及び専門研修課程)または「介護支援専門員資質向上事業の実施につい
て(平成 18 年 6 月 15 日付け老発第 0615001 号厚生労働省老健局長通知)
」に基づく介護支援専門員
専門研修(専門研修課程Ⅰ及び専門研修課程Ⅱ)を修了し、介護支援専門員としての実務経験を有す
る者としても差し支えないものとする。
附
則
この要綱は、平成 19 年 6 月 1 日から施行する。
附
則
この要綱は、平成 22 年 4 月 1 日から施行する。
豊中市地域包括支援センター運営基本方針
1.地域包括支援センター設置の目的
高齢者が、住み慣れた地域で、尊厳あるその人らしい生活を継続することができるようにするた
めには、できるだけ要介護状態にならないような予防対策から高齢者の状態に応じた介護サービス
や医療サービスまで、様々なサービスを高齢者の状態の変化に応じ切れ目なく提供することが必要
となる。
このため、地域の高齢者の心身の健康の保持、保健・福祉・医療の向上、生活の安定のために必要
な援助、支援を包括的に行う中核機関として、地域包括支援センターを設置する。
2.地域包括支援センターの基本機能
地域包括支援センターは次の基本機能を担うものとする。
①介護予防事業および介護保険法に基づく予防給付(以下「新予防給付」という。)に関する介護予防
ケアマネジメント業務
②多様なネットワークを活用したち地域の高齢者の実態把握や虐待への対応などを含む総合的な相談
支援業務および権利擁護業務
③高齢者の状態の変化に対応した長期継続的なケアマネジメントの後方支援を行う包括的・継続的ケ
アマネジメント支援業務
④ひとり暮らし高齢者等の状態把握や地域が主体的に行う介護予防事業等への参加の積極的な働き
かけなどを行い、地域住民との連携やコミュニティづくりの支援を強化し、地域全体で見守りや健
康づくりに取り組むよう支援する業務
3.運営にあたっての留意事項
(1)チームアプローチによる運営
地域包括支援センターの業務は、上記 2-①については保健師等、②については社会福祉士等、
③については主任介護支援専門員等が主として担当することになるが、いずれの業務についても、
主たる担当職種のみで行うのではなく、各職種が地域包括支援センターの業務全体を十分に理解し、
相互に連携・協働しながら、チームとして実施できるよう、情報の共有や業務の実施体制に特に配
慮するものとする。
(2)地域における様々な資源の活用
①地域包括支援センターの運営にあたっては、保健・福祉・医療の専門職やボランティアなどさまざ
まな関係者がそれぞれの能力を活かしながら相互に連携することにより、介護サービス、医療サ
ービス、ボランティア活動、近隣住民同士の助け合いまで、地域の様々な社会資源を活用した継
続的かつ包括的なケアが行われるよう、総合的なケアマネジメントを行うことが不可欠である。
②このため、地域包括支援センターが中心となり、こうした地域の様々な関係者と連携を図る場を
設けるほか、市内の他の地域包括支援センターとの連携を図り、情報の共有化、事例の分析を行
うなど、地域包括支援センターの担当圏域を越えたネットワークの形成に努める。
(3)地域包括支援センター運営協議会
地域包括支援センターの運営にあたっては、その方針について、豊中市地域包括支援センター運
営協議会(以下「運営協議会」という。)の議を経ることとし、公正・中立性を確保し、その円
滑かつ適正な運営を図らなければならない。
(4)個人情報の取り扱いについて
地域包括支援センターの運営上、多くの個人情報を取り扱うこととなるため、次に掲げる事項に
留意しなければならない。
①地域包括支援センターにおける各事業の実施にあたり、各業務の担当者が互いに情報を共有し、
その活用を図ることが重要であることにかんがみ、あらかじめ本人から個人情報を目的の範囲内
で利用する旨の了解を得ておくこと。
②個人情報の取り扱いについては、関係法令(ガイドライン等を含む。)を遵守し、厳重に取り扱う
こととし、その保護に遺漏のないよう十分留意すること。
(様式第 1 号)
年
豊
中
市 長
月
日
様
届出者
所 在 地
法人名称
印
代表者名
介護保険法第 115 条の 39 条第 3 項に基づく地域包括支援センターの設置について以下のとおり届
け出ます。
名
地域包括支援
センター
称
地域包括支援センター
〒
所在地
名
-
称
主たる事務所
〒
-
受
の所在地
託
連
絡
先
法人の種別
電
話
FAX
社会福祉法人
者
職
医療法人
財団法人
その他(
名
フリガナ
代
表
者
)
氏
名
住
所
生年月日
〒
M/T/S
年
月
日
-
設置予定年月日
地域包括支援センター
営業日及び営業時間
営業日
営業時間
担当する区域
従業者の職種・員数
※
圏域
常
勤
非常勤
保健師等
人
人
社会福祉士
人
人
主任介護支援専門員
人
人
その他(事務職等)
人
人
職員の氏名・生年月日・住所・経歴について、
「別紙①」を添付してください。
[添付書類] 次の書類を添付してください。
① 受託法人の定款、寄付行為等及びその登記事項証明書
当該事業の実施について定めてある定款・寄付行為等の条文
② 地域包括支援センターの平面図
③ 職員の経歴書(別紙①)
第[
]条[
]項[
]号
(様式第2号)
地域包括支援センター変更届出書
年
豊
中
市
長
月
日
様
住所
申請者(所在地)
氏名
(名称及び代表者氏名)
㊞
次のとおり内容を変更しましたので届け出ます。
変 更 が あ っ た 事 項
変 更 の 内 容
(変更前)
1
地域包括支援センターの名称、所在地
2
事業者の名称
3
主たる事務所の所在地
4
代表者の氏名、生年月日及び住所
5
営業日及び営業時間
6
従業者の職種・員数
7
(変更後)
定款・寄附行為及びその登記事項証明書・条例等
(当該事業に関するものに限る。)
8
地域包括支援センターの平面図
9
職員の氏名、生年月日及び住所及び経歴
10
その他(
)
変
更 年
月 日
平成
(備 考) 1.該当項目番号に○を付してください。
2.変更内容が分かる書類を添付してください。
年
月
日
(様式第3号)
地域包括支援センター廃止・休止・再開届出書
年
豊中市長
月
日
様
住所
申請者(所在地)
氏名
(名称及び代表者氏名)
㊞
次のとおり事業の廃止(休止・再開)をしましたので届け出ます。
名称
廃止(休止・再開)する
地域包括支援センター
所在地
休止・廃止・再開の別
休止 ・
休止・廃止・再開した年月日
平成
廃止 ・
年
月
再開
日
休止・廃止した理由
現に支援を受けていた者に対する
措置(休止・廃止した場合のみ)
休止予定期間
(備
平成 年
月
日~平成 年 月
日
考)
事業の再開に係る届出にあっては、施行規則に定める当該事業に係る従業者の勤務の体制及び
勤務形態に関する書類を添付してください。
(別紙①)
地域包括支援センター従事職員の経歴書
地域包括支援センター名称
地域包括支援センター
フリガナ
生年月日
職員氏名
年
月
日
※資格証明書を添付してください。
職
種
介護支援専門員の場合は登録番号(
〒
)
-
自宅住所
電話(
主
年
月~ 年
な
月
備考(研修等の受講状況)
歴
務
に
関
-
等
勤務先等
職
資格の種類
職
)
職務内容
す
る
資
格
資格取得年月日
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