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「s-house」 Process 2 / Design 試論 市松模様の床とヴォイド が交互に逆転しながら積 層していく。また構造体 のボックス梁も、交互に 庇と梁になりながら、編 み込まれている。 ディテールや施工の 困難をいかに乗り越えるか 「概念」をわかりすく具現化するた めには、雨じまいや設備の納め方 などの課題が山積していた。 屋上引戸詳細図 0 亜鉛鉄板ゼロスパングル t=3.2㎜ 溶接グラインダー加工のうえ フッ素樹脂塗装 構造用合板 t=9㎜ 200 400mm ネオプレインゴム (白) 90.00° 4 4 4 90.51° ST:PL t=3.2㎜ 止め塗装のうえウレタン塗装 134.75° フロート板ガラス t=10㎜ .4 16 16 ST:PL t=1.6㎜ 曲げ加工 止め塗装のうえ ウレタン塗装 1,7 1,5 PB t=9.5㎜ 寒冷紗 パテシゴキのうえ EP 木下地 12.5×40㎜ A .6 B 4 12 6.6 .1 17 3.2 10 5 10 30 .3 30 23 10 6.6 .2 4 10 8 10 6.6 .3 2.3 90.51° 90.00° 磁器質タイル t=10㎜ パワー防 EP 039 (染めQテクノロジー) のうえ 90.00° ウレタン塗装 90.00° 90.00° 4 4 ST:PL t=6㎜ 止め塗装のうえウレタン塗装 ST:PL t=6㎜ ウレタン塗装+ 端部ノンスリップ塗装 44.74° 134.76° 84 .9 2.3 4 4 45.25° 構造用合板 t=9.5㎜ 寒冷紗 パテシゴキのうえ EP塗装 51 .6 水抜き穴 ネオプレインゴム (白) 屋根も床スラブと同じ形 状で、開口部は斜めにな っている。そこに引戸を 納めるディテール。 ボックス梁断面詳細図 0 360 315 5 5 3 写真提供:柄沢祐輔建築設計事務所 4 1,100 20 40mm PB t=9.5㎜ 寒冷紗パテシゴキのうえ EP塗装 木下地 48.3×40㎜ 遮光カーテン用 カーテンレール ロイヤルレイル 杉田エース 20 合板 t=4㎜ 寒冷紗パテシゴキのうえ EP塗装 木下地 48.3×40㎜ PB t=12.5㎜ スタイロ t=30㎜ 205 ボックス梁、 階段、 デッキスラブの建て方 105.5 9.5 6 35.5 5 4.5 40 5 10 25 55 3.8 5 3.2 75 カーテンレール ロイヤルレイル 杉田エース フロート板ガラス t=10㎜ 360 315 71 10 61 1FL▽ ST:PL t=4.5㎜ 149 10 22 65 5 3 20 25 不陸調整 モルタル t=5㎜ ST:PL t=3.2㎜ 溶接グラインダー 加工のうえ フッ素塗装 ▽設計GL=平均GL 30 10 19.8 20 113.5 3.2 3.5 315 1,100 ジョイント部、 低温溶接のうえ、 グラインダー仕上げ (2回) 45 6 17 37.8 71 12.5 9.5 966 3 3.2 57.8 117.2 6 163 175 159 1.6 6 8.4 6 20 難しい形態、構造、設備 のため、施工も容易では なかった。とくに特注し たボックス梁を納める精 度が求められ、橋などの 建設にかかわる工務店が 担うことになった。 6 10 22 1.5FL▽ サイザル麻 t=6㎜ 合板 t=9.5㎜ 床暖房 t=6㎜ 構造用合板 t=12.5㎜ 捨て張り t=9㎜ 200 360 30 12.5 「概念」 の形態をじゃまし ないように、鉄板のボッ クス梁のなかで配管、配 線をしている。