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広報としま平成28年11月14日号(特集号)2面(PDF:280KB)
2 国民健康保険特集号 平成 年 ( 年) 月 日 11月14日は 「世界糖尿病デー」 11月 14日∼20日は「全国糖尿病週間」 国民健康保険課 給付グループ☎3981 - 1296 「糖尿病が強く疑われる者」、 「糖尿病の可能性を否定できない者」の推計人数 の年次推移 (20歳以上、 男女計) (万人) 糖尿病の患者数は世界的な規模で増加しており、糖尿病人口はさらに増加 すると予想されています。 日本でも、厚生労働省が行なった「平成24年国民健康・栄養調査」 によると、 糖尿病が強く疑われる者は約950万人、糖尿病の可能性を否定できない者は約 2,500 2,210 2,050 2,000 1,100万人と推計され、合わせると約2,050万人が「糖尿病有病者」 または「予備 1,620 群」 であるとされました (右図参照)。 1,500 平成9年以降ずっと増加し、平成19年の約2,210万人をピークに調査以降初め 1,000 て減少に転じたものの、多くの方が糖尿病に対する注意が必要とされます。 このような状況を踏まえ、国連は11月14日を 「世界糖尿病デー」 に指定し、世 1,370 1,320 690 740 H9 H14 1,100 950 890 880 680 500 界各地で糖尿病予防の啓発キャンペーンを実施しています。 世界糖尿病デー10周年にあたる今年も全国各地で関連イベントが行われ、 0 東京都では都庁第一本庁舎や池袋駅西口の東京芸術劇場等が11月14日(月) H19 H24 H9 から16日(水)まで、同デーのテーマカラーであるブルーにライトアップされます。 平成27年度 国保特定健康診査 (受診者数19,909人) の結果より 治療の目安と一人あたりの 医療費(/年間) 糖尿病の有所見者数 H19 予防事業 7,929人 (5.6∼6.0% 未満) 44万円 人工透析患者 247人(国保加入者) 三次予防 500万円 人工透析 134人 (8.0% 以上) 32万円 インスリン注射 HbA1c8.0%(治療強化が困難な際の目標) 二次予防 投 薬 263人 (7.0∼8.0% 未満) 血糖値モニタリング・食事療法・ 運動療法 HbA1c7.0% (合併症予防のための目標) (平成28年 5 月) 豊島区の予防事業 H19 H24 ジェネリック医薬品とは、 先発医薬品(新 薬)の特許が切れた後に販売される、先発 医薬品と同じ有効成分・効能・効果を持つ 医薬品のことで、開発コストが少ないた め、 一般的に先発医薬品よりも安価です。 ジェネリック医薬品を使用することによ って、皆さんの自己負担額の軽減や、医療 費削減による国民健康保険財政の改善が 期待できます。 ジェネリック医薬品への変更を希望す る方は、医師や薬剤師にジェネリック医薬 品を希望する旨を伝え、 ご相談ください。 「ジェネリック医薬品希望シール」を保険 証に貼ったり、 「ジ ェネリック医薬品 希望カード」を薬 局 で 提 示 する事 も有効です。 HbA1c5.6%以上 (糖尿病の可能性あり) 4,924人 (6.0∼7.0% 未満) H14 国民健康保険課 給付グループ ☎3981 - 1296 一次予防 15万円 H9 糖尿病が強く疑われる者と糖尿 病の可能性を否定できない者 ジェネリック医薬品 を活用しましょう 6,659人 (5.6% 未満) HbA1c6.0%(血糖正常化を目指す際の目標) H24 厚生労働省平成24年 「国民健康・栄養調査」 より ※平成24年のみ全国補正値。 豊島区の糖尿病の状況 H14 糖尿病の可能性を否定でき ない者 糖尿病が強く疑われる者 としま健康チャレンジ・二次∼三次予防⇒地域保健課 保健事業グループ☎3987 - 4660 健康展・保養施設⇒国民健康保険課 管理グループ☎3981 - 1923 糖尿病の予防は、生涯を通じて健康な生活を送るために欠かせないものです。 予防には、食生活改善や運動習慣の定着などによる健康づくりとしての一次予防、生活習慣病予防のための特定健康診査・特定保健指導など の二次予防、そして、すでに病気を発症している方が適切な医療を受けて重症化しないための三次予防があります。 豊島区では糖尿病の可能性が高い方が増えていることに対し、糖尿病の進行状況に合わせた予防事業を実施しています。 一次予防事業 平成28年度 豊島区糖尿病区民公開講座 二次∼三次予防事業 (豊島区国民健康保険に加入している方が対象) ●国保特定健康診査…まず自分の健康状態を知るために健康診査を受けましょう。 ●特定保健指導…国保特定健康診査の結果、 メタボリックシンドロームのリスクがあると判定された方は、生活習 慣改善のための特定保健指導(無料)が受けられます。 メタボリックシンドロームや生活習慣病の発症を予防す るために、是非ご利用ください。 ●糖尿病重症化予防事業を行っています。 糖尿病予防のための保健指導(無料)を是非お受けください。 健診の結果HbA1c6.0∼6.4%の方で、糖尿病治療薬を飲んでいない方を対象に、糖尿病の発症を予防する 保健指導を行ないます。保健師・管理栄養士が生活習慣改善や食事のアドバイスをします。対象の方に利 用券をお送りしますので、是非ご利用ください。 HbA1c6.5%以上の方は、 医療機関に受診して血糖値を正常化する適切な治療が必要です。 健診の結果HbA1c6.5%以上の方に、医療機関に受診された結果等を聞くアンケート調査を行ないます。 ご回答くださるようお願いします。 後日保健師が電話等による受診勧奨と継続受診支援をいたします。 地中海式 食事様式 講 師 ●としま健康チャレンジ!…健康に関する講演会や健康教室を実施しています。参加してポイントを集め、 マ イレージカードと交換すると、 区内協賛店でサービスを受けられます。 ●健康展…12月 4 日 (日) に実施します。 測定体験コーナーや健康相談コーナーがあります。 場所:区役所 1 階 としまセンタースクエア ●保養施設…国民健康保険加入者の方に、 日帰り温浴施設や保養施設の割引利用券を配布しています。 ∼実際のレシピも含めて∼ 練馬総合病院 副院長 柳川 達生 先生 伊藤 鹿島 先生 練馬総合病院 循環器内科医長 日時 平成29年 場所 1 月14日(土)午後 2 時∼ 豊島区医師会館4階 講堂 豊島区西池袋3-22-16 定員 80名(先着順) 参加 無料 「糖尿病区民公開講座受講希望」 と記入し、住所・氏 名・電話・FAXを記入の上、12月28日 (水) までに豊島区 医師会 (TEL:3986‐2321・FAX 3984‐5921) へお申 し込み下さい。 定員 (先着80名) になり次第、 締め切らせて頂きます。 主催:公益社団法人 豊島区医師会・豊島区