映像・文化事業は平成21年4月1日、会社分割によ り株式会社TBSテレビ

映像・文化事業
西本智実マーラー第5番
with ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
©塩澤秀樹
サイモン＆ガーファンクル
熊川哲也Kバレエ カンパニー「ロミオとジュリエット」
©岡村啓嗣
海のエジプト展
映像・文化事業は平成21年4月1日、
会社分割によ
り株式会社TBSテレビが承継しております。
映像・文化事業の収入は1,336億1千6百万円で前
連結会計年度に比べ9.8％の増収となりましたが、
前
年度まで当セグメントに含まれていた国内における番
組販売収入を放送事業に移管した影響などもあって、
営業利益は60億8千万円で前連結会計年度に比べ
49.8％の減益となりました。
イベントの分野では、
赤坂ACTシアターで開催され
たミュージカル「TALK LIKE SINGING」が連日満員
で大盛況だったほか、
中島みゆき「夜会」も前連結会
計年度に続き好調でした。根強い人気を誇る熊川哲也
Kバレエ カンパニーは、
「ジゼル」
「ロミオとジュリエ
ット」
「くるみ割り人形」
「海賊」などの公演で観客を魅
了しました。このほか、
「コーラスライン」
「RENT」
「CHICAGO」などのブロードウェイ招聘公演や、
恒例
の「ウルトラマンフェスティバル」も好評のうちに終了
しています。コンサート関係では、
16年ぶりの来日と
なった「サイモン＆ガーファンクル」が、
東京・大阪・名
8
古屋・札幌の公演で約15万人のファンを動員しました。
このほか、
「GLAY15周年記念ライブ」
「西本智実 マ
ーラー第5番 with ロイヤル・フィルハーモニー管弦
楽団」
「ボブディラン」も人気を呼びました。展覧会関
係では、
TBSが“アンデス・プロジェクト”
として力を入
れてきた「インカ帝国のルーツ 黄金の都シカン」をは
じめ、
横浜開港150周年記念「海のエジプト展」や「THE
ハプスブルク 華麗なる王家と美の巨匠たち」といった
大 型 企 画が好 調でした 。スポーツ関 係では、
「 K-1
Dynamite!!」が、
人気選手・魔裟斗の引退試合やオリ
ンピック柔道金メダリスト同士の対決・石井 慧vs吉田
秀彦戦などで注目を集めました。
映像・ソフトビジネスの分野では、
劇場映画「ROOKIES
-卒業-」が興行収入約85.5億円となり、
2009年に公
開された映画の興行成績トップになるとともに、
TBS
が出資した劇場映画の新記録を達成しました。さらに、
「クローズZEROⅡ」
「余命1ヶ月の花嫁」が興行収入
30億円を突破し、
「オーシャンズ」も23億円を記録す
るなど、
当連結会計年度においては、
劇場映画ビジネ
余命１ヶ月の花嫁
©"April Bride" Project
クローズZEROⅡ
ザ・ベストテン
山口百恵 完全保存版
Ｊ
ＩＮ-仁-
©2009L橋ヒロシ／
「クローズZEROⅡ」製作委員会
ROOKIES-卒業-
©STUDIO HITMAN／
映画「ROOKIES」製作委員会
オーシャンズ
©Galatee Films - Pathe Production - France 2 Cinema - France 3 Cinema -
六代目 三遊亭圓生 全集
花より男子
けいおん！
Notro Films - Les Productions JMH - TSR
© かきふらい・芳文社／桜高軽音部
スが過去最高益を達成しています。DVDでは、
「ザ・ベ
ストテン 山口百恵 完全保存版」が4万5千セットと記
録的なセールスになりました。このほか、
「JIN-仁-」
韓国版「花より男子」などの人気ドラマや、
落語研究会
の第4弾「六代目 三遊亭圓生 全集」、
アニメ作品では
「けいおん！」が好調な売行きを示しています。
番組販売ビジネスでは、
番組のコンセプトやアイデ
アなどを売るフォーマット・セールスが好調で、
「風雲！
たけし城」と「SASUKE」は、
ともに販売先がおよそ
120ヵ国に達しています。
ペイテレビビジネスでは、
CS放送「TBSニュースバ
ード」が、
開局12年目で初の単年度黒字となりました。
また、
「TBSオンデマンド」も、
放送局が運営する動画
配信サービスとしては初めて単年度黒字を達成して
います。
ライセンス・ショッピングビジネスでは、
「王様のブラ
ンチ」
「MR.BRAIN」などの人気テレビ番組や、
劇場
映画「ROOKIES-卒業-」
「クローズZEROⅡ」が、
多く
の関連商品を開発・販売したほか、
当連結会計年度に
おいて3本のショッピング特別番組を放送して、
収益に
寄与しています。
デジタルビジネスでは、
ドラマ「ブラッディ・マンデイ」
の制作発表風景や番組宣伝予告などに加えて、
パソコ
ンユーザーから募集した番組応援CMも動画サイト・
YouTubeで公開しました。また、
「K-1 Dynamite!!」
のプロモーション企画として、
映像サイトGyaO！で魔
裟斗の試合全38戦のダイジェスト動画を配信するなど、
新たな収益源の開拓にもチャレンジしました。
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