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公益財団法人ライフサイエンス振興財団 ご案内
ライフサイエンス振興財団 公益財団法人 公益財団法人ライフサイエンス振興財団 ご案内 ご案内 Region V BCRL2 E2F6-like USP18-like DGSR5-like UBE2L3 POM121 KIAA0649-like POM121 USP18-like GGT.2 GGTR E2F6-like CyP-60-like SDF2-like RPL37L LUK1 BCRL2 KIAA1020-like PIK4CA-like LUK1 0 PRKM1 LUK2 PP2C TOP3B 50 1 0 0 0 kb Human Immunoglobulin Gene Locus. Region V Region IV Region III Region II Region I J/C J C GGT STATI2P TGF VpreB KIAA0187P BCRL GGTR ASH2LP G1 LVG2P ATP5JP OY11.1 PRAME Gene 3 TOP3BP POM121 OY11.1 MCL1 1000 PIP5K2BP 1500 2000 hosono ZNF RTDR1 Rab36 Okla homa U. ASLP LLN6 GNAZ hSNF5/INI1 RalGND-like VPREB3 MMP11 BCR IGLL1 MIF GLUT5L GGTP VPREB3 IGLL2 GUSBP CGI101-like N27C7-1 2500 2000 kb GSTT cluster 3000 kb LLN1 hCain POM121-like GGTR BCRL GGT-like 3000 KIAA-0376 -ureidopropionase-like ADORA2a LLN4 GGT.1BCRL SNRPD3 GGTR LLN7 3500 POM121-like ARL5P TOP1P2 gene pseudogene New gene CRIP1 P LLN11 kb LIFE SCIENCE LIFE SCIENCEFOUNDATION FOUNDATION OFJAPAN JAPAN OF (2016) ●目 次 ごあいさつ 1 設立の趣意・経過 2 財団の歩み (主要イベント) 3 事業経費支出 (累積) 4 当財団の活動状況 5 役員 20 評議員 21 表紙 ヒトゲノム国際計画において、1999年末に世界で初めて解読完了された22番染色体 で、 3 種類のデータを重ね合わせたもの。 上半分:左から染色体の模式図、GC含量の分布、約3400万塩基の配列に存在する 545個の遺伝子と125個の偽遺伝子などの分布を示すバーコード。 下半分:約400万塩基の特定領域に存在する遺伝子の詳細マップ (黒い背景には129 個の免疫グロブリンλ遺伝子のクラスターなどを含む)。 中央の青い円形はリンパ球、その中のカラフルな複数のスポットは 5 色蛍光FISH法 で同定した特定遺伝子群を示す。 慶應義塾大学先導研・GenomeSuperPowerセンター 清水信義先生提供 1 ごあいさつ 公益財団法人 ライフサイエンス振興財団 理 事 長 石井 敏弘 財団法人ライフサイエンス振興財団は、人々の健康の向 上をめざした事業を行っているジャパンライフ株式会社が 提供された多額の拠出金を基として、 ライフサイエンス (生 命科学)に係る科学技術の振興に資するよう昭和58年12月 に設立され、平成23年 9 月 1 日に、新公益法人制度の下、 従来の事業内容を継承・実施する公益財団法人へと移行し、 平成25年度に、財団設立30周年を迎えました。 これまでの間に、ライフサイエンス分野の権威者の方々 のご協力のもとに、 「脳神経疾患の診断と治療」 、 「生体と 磁場」などの特定課題に重点を置きつつ、その他の一般課 題とあわせて財団設立以来398課題、総額5億2千9百万円 にのぼる研究助成をしてきました。 また、ライフサイエンスに関する国際学会あるいはシン ポジウムの開催援助 (113件3千9百万円)を行うとともに、 海 外における 国 際 学 会への 出 席 旅 費の 助 成 (166人4千8 百万円)等も実施してきました。その他、普及啓発のため の事業も行ってきました。 少子高齢社会に突入した我が国、また人口増大、食糧問 題を抱えた国際社会において、ライフサイエンスの発展が 大いに期待される今日、当財団の活動の社会的意義は益々 大きなものとなっております。 このような状況のもとに、 今後、 当財団設立の本旨にのっ とり、また、新公益法人制度の趣旨に鑑み、さらに、これ までの実績を踏まえ、一層の事業の充実をめざしてまいり たいと考えております。 平成28年 7 月 2 設立の趣意・経過 わが国における高度な産業経済の進歩は、世界における 経済大国としての繁栄をもたらしました。今や先進国の一 員として、世界人類の普遍的な利益のために、応分の貢献 と責務が求められつつあります。しかも、わが国の場合、 世界に例を見ない速さで到来している、高齢化社会という 社会構造の変化があります。 このような情勢のなかで人々が真に求めているものは、 最も基本的な人間の生命と安全に関する科学技術の進歩で す。科学が科学のためにあるのでなく、人間の生命と、人 間らしい生活のためにあるものでなければなりません。こ こにライフサイエンスの進歩のため、人々の英知を結集し てとりくむのは、現代科学の課題になっています。 健康商品の製造卸販売を事業とする 「ジャパンライフ株 式会社」(東京都千代田区西神田2-8-5)は、かねて、 「健康 づくりへの御奉仕」をモットーに人々の健康の向上に積極 的に貢献して参りましたが、同社が順調な発展をつづける におよび、利益の社会還元の意図もあって、健康産業と最 も関連の深いライフサイエンスの振興のため、財団設立の 構想を抱くにいたりました。 昭和58年夏頃から具体的な準備に入り、同年12月21日に 民法第34条の規定に基づき財団法人ライフサイエンス振興 財団として内閣総理大臣より設立の許可を受けました。爾 来、財団としてはライフサイエンスに関する研究開発の助 成、普及啓発、国際交流の助成等の各事業を積極的に支援 することになりました。 昭和58年12月の財団設立以来27年余を経た平成23年 8 月 29日に、新公益法人制度による公益財団法人ライフサイエ ンス振興財団への移行認定を内閣府から受け、平成23年 9 月 1 日より新公益財団法人として業務を着実に推進して おります。 3 財団の歩み(主要イベント) 昭和58年 (1983) 12月21日 内閣総理大臣から公益法人として設立の許可書が交付された。 設立時基本財産1億3千万円 昭和58年 (1983) 年度末 基本財産4億円 昭和59年 (1984) 研究助成の特定課題を①老化の成因、②ニューロトランス ミッター、及び③生体と磁気、と設定 昭和59年 (1984) 年度末 基本財産7億7千万円 昭和60年 (1985) 11月21日 主たる事務所を東京都千代田区麹町五丁目から同区隼町に 移転 昭和62年 (1987) 年報1 (昭和61年版)発行 昭和62年 (1987) 研究助成の特定課題を①神経の発生と老化、及び②生体と 磁場、に変更 平成 2 年 (1990) 研究助成の特定課題を①脳の老化、及び②生体と磁場、に 変更 平成 2 年 (1990) 年度末 基本財産8億2千万円 平成 6 年 (1994) 年報8(10周年記念号)発行 平成16年 (2004) 年報18(20周年記念号)発行 平成20年 (2008) 研究助成の特定課題を①脳神経疾患の診断と治療、及び② 生体と磁場、に変更 平成21年 (2009) 3月4日 25周年記念シンポジウム 平成21年 (2009) 3 月23日 主たる事務所を千代田区隼町から同区麹町二丁目に移転 平成23年 (2011) 9月1日 公益財団法人へ移行、新法人の基本財産は3億円 平成24年 (2012) 研究助成の特定課題を①脳神経疾患の診断と治療、及び② 健康科学 (健康な高齢期を迎えるための)、に変更 平成25年 (2013) 設立30周年記念事業(特別研究助成、アンケート調査等) 4 財団の研究助成等主たる事業経費(累積) 単位(千円) 年 度 昭和/平成(西暦) 件 昭和58年 (1983) 国 際 交 流 研 究 助 成 1 金 額 3,800 会議開催 件 普及啓発等 渡 航 金 額 件 0 0 1 金 額 1,200 件 1 年度別合計 金 額 金 額 5,000 10,000 59年 (1984) 12 38,700 2 3,500 4 4,000 2 2,810 49,010 60年 (1985) 13 28,500 0 0 5 2,450 4 5,922 36,872 61年 (1986) 11 21,000 3 3,000 4 2,000 0 0 26,000 62年 (1987) 14 21,000 0 0 4 3,600 2 800 25,400 63年 (1988) 13 20,000 4 2,100 6 2,890 2 1,000 25,990 平成元年 (1989) 14 22,000 4 2,000 2 700 4 1,759 26,459 2 年 (1990) 13 21,000 2 900 8 2,380 2 700 24,980 3 年 (1991) 17 22,000 4 1,600 6 2,050 1 200 25,850 4 年 (1992) 15 21,000 5 1,950 9 2,800 2 700 26,450 5 年 (1993) 15 20,000 5 1,500 9 3,050 1 200 24,750 6 年 (1994) 10 12,000 3 850 4 950 1 200 14,000 7 年 (1995) 8 11,700 3 1,050 2 650 1 200 13,600 8 年 (1996) 9 11,800 1 300 2 500 1 200 12,800 9 年 (1997) 12 12,500 4 1,200 1 200 1 200 14,100 10年 (1998) 10 12,000 4 1,200 1 250 1 200 13,650 11年 (1999) 10 10,000 3 900 3 600 1 200 11,700 12年 (2000) 7 11,000 4 1,150 3 550 1 200 12,900 13年 (2001) 7 11,000 5 1,600 1 200 1 200 13,000 14年 (2002) 9 12,000 5 1,500 2 450 1 200 14,150 15年 (2003) 8 12,000 4 1,200 3 650 1 200 14,050 16年 (2004) 15 14,000 4 1,200 3 650 1 200 16,050 17年 (2005) 13 12,400 4 1,200 4 800 1 200 14,600 18年 (2006) 16 15,100 4 1,100 4 1,050 1 200 17,450 19年 (2007) 17 15,200 3 850 6 1,350 1 200 17,600 20年 (2008) 16 12,000 5 1,200 5 1,000 2 300 14,500 21年 (2009) 11 11,000 4 600 7 800 1 200 12,600 22年 (2010) 11 11,000 6 600 10 1,000 2 550 13,150 23年 (2011) 15 15,000 3 500 7 1,000 3 558 17,058 24年 (2012) 14 14,000 4 1,150 8 1,600 2 61 16,811 25年 (2013) 11 11,000 3 900 11 2,200 2 150 14,250 3 15,000 1 301 15,301 26年 (2014) 13 13,000 4 1,100 9 1,650 3 629 16,379 27年 (2015) 15 15,000 4 1,200 12 2,400 2 327 18,927 398 528,700 113 39,100 166 47,620 53 24,967 640,387 30周年記念 合 計 5 1.研究開発の助成 平成17年度 (2005年度) 氏 名 ①脳の老化 研 究 代 表 者 所 属 山口 晴保 群馬大学医学部保健学科 村山 繁雄 東京都高齢者研究・福祉振興財団 東京都老人総合研究所 ②生体と磁場 東京大学大学院総合文化研究科 久保田俊一郎 生命環境科学系 ③一般課題 戸村 秀明 群馬大学生体調節研究所シグナル 伝達分野 高橋伸一郎 東北大学病院検査部 高井 大哉 東京大学大学院医学系研究科臨床 病態検査医学分野 河崎 洋志 横井 峰人 山中 伸弥 平田 普三 栗林 太 黒澤美枝子 藤野 清大 東京大学大学院医学系研究科神経 機能解明ユニット 京都大学大学院医学研究科先端領 域融合医学研究機構・分子神経遺 伝子チーム 京都大学再生医科学研究所再生誘 導研究分野 名古屋大学大学院理学研究科生命 理学専攻 長崎大学熱帯医学研究所宿主病態 解析部門炎症細胞機構分野 国際医療福祉大学基礎医学研究セ ンター 京都大学大学院医学研究科耳鼻咽 喉科・頭頸部外科学 研 究 課 題 名 老化に伴う脳βアミロイド沈着を運動 で効率的に予防する方法の検討 老化変性疾患としての 「レヴィー小体 病」疾患概念確立のための、動的神経 病理学的研究 磁場の脳に与える影響 プロトンをリガンドとするG蛋白連関 型受容体を介した細胞内シグナル伝達 機構の解析 急性骨髄性白血病発症の分子機構の解析 肺癌治癒切除例における再発予測の分 子 マ ー カ ーとしてのDNAメ チ ル 化 プ ロフィールシステムの確立 高次神経細胞の多様性決定機構の分子 メカニズム解析 線条体投射神経選択的遺伝子操作マウ スによる個体間相互接触行動の解析 分 化 多 能 性と 器 官 形 成におけるSal ファミリー蛋白質の機能解明 行動における神経回路機能の遺伝学的 解析 慢 性 肉 芽 腫 症のDNA異 常 部 位と 治 療 効果との相関を解明する 体性感覚刺激によって誘発される脊髄 血流の反応とその神経機序 ニワトリDNAマイクロアレイを用いた内 耳有毛再生関連遺伝子のスクリーニング および哺乳類内耳有毛細胞再生への応用 6 平成18年度 (2006年度) 氏 名 ①脳の老化 研 究 代 表 者 所 属 高柳 淳 慶應義塾大学医学部分子生物学教 室 櫻井 隆 順天堂大学医学部薬理学教室 倉永英里奈 東京大学大学院薬学系研究科生命 薬学専攻遺伝学教室 高橋 琢哉 横浜市立大学医学部生理学 研 究 課 題 名 パーキンソン病原因遺伝子PARKINの 新規モデルマウスの分子生物学的解析 老化に伴うβアミロイド産生増加と膜 ラフトの関連 老化に伴う脳機能低下・神経障害の引 き金となるリスクファクターの同定 アミロイド前駆体蛋白 (APP) のシナプ ス機能の解析 ③一般課題 赤水 尚史 京都大学医学部付属病院探索医 療センター 漆谷 真 滋賀医科大学分子神経科学研究 センター神経遺伝部門 平嶋 尚英 名古屋市立大学大学院薬学研究科 生体超分子システム解析学分野 安川 孝史 高知大学医学部 永山 雄二 長崎大学大学院医歯薬総合研究 科・原爆後障害医療研究施設分 子設計応用学分野 冨田 江一 自然科学研究機構生理学研究所行 動・代謝分子解析センター 初沢 清隆 福島県立医科大学医学部附属生体 情報伝達研究所細胞科学研究部門 小 胞 体と 細 胞 膜の 融 合が 引き 起こす ファゴサイトーシスの分子機構の解明 国立長寿医療センター研究所遺伝 子蛋白質解析室 京都大学大学院薬学研究科生体分 子認識学分野 AMPA型グルタミン酸受容体の動態制 御機構の解明 小胞体機能破綻による神経可塑性の異 常 胎児母体環境 (Fetal Programming) が 動脈硬化とその関連疾患の発症に及ぼ す影響 ミオシンVによるRNA輸送の制御機構 の解明 骨芽細胞の二面性機能を制御する標的 遺伝子の解明 深田 正紀 竹島 浩 山下 智也 神戸大学医学部附属病院循環器内 科 (財) 大阪バイオサイエンス研究所 神経科学部門 東京医科歯科大学大学院医歯学総 中島 友紀 合研究科分子情報伝達学 内匠 透 ペプチドホルモン・グレリンの創薬を 目指した橋渡し研究 筋萎縮性側索硬化症におけるプロテア ソームの機能低下と疾患関連分泌物質 についての研究 細 胞 膜における リ ン 脂 質 フ リ ッ プ フ ロップの高分解能可視化解析 S-nitrosylationのインスリン抵抗性へ の関与について アミノ酸代謝と免疫:トリプトファン代謝 酵素 (indoleamine2,3-dioxygenase、 IDO) による自己免疫疾患制御の研究 大脳皮質第一次視覚野に存在する眼優 位カラムの形成過程で認められる可塑 的プロセスを制御する分子メカニズム の解明 7 平成19年度 (2007年度) 研 究 代 表 者 氏 名 所 属 ①脳神経疾患の診断と治療 国立長寿医療センター研究所 矢澤 生 研究資源有効利用室 内村 健治 国立長寿医療センター研究所 アルツハイマー病研究部 岡山大学大学院医歯薬学総合研究 科 ②生体と磁場 西堀 正洋 久木田敏夫 九州大学大学院歯学研究院 研 究 課 題 名 サイヌクレノパシーの診断と治療の開発 アルツハイマー病モデルマウス脳老人 斑におけるグリコサミノグリカン糖鎖 の発現解析 抗体医薬による脳卒中治療法開発 磁場による骨破壊制御:長期宇宙旅行 を可能ならしめる免疫療法の開発 ③一般課題 生沼 泉 石原 康宏 松井 啓隆 京都大学大学院生命科学研究科 徳島文理大学香川薬学部薬理学講 座 広島大学原爆放射線医科学研究所 がん分子病態研究分野 北村 忠広 群馬大学生体調節研究所代謝シグ ナル研究展開センター 佐藤 隆史 群馬大学生体調節研究所生体情報 部門細胞構造分野 吉田 清嗣 吉原 誠一 東京医科歯科大学難治疾患研究所 分子遺伝 奈良県立医科大学先端医学研究機 構生命システム医科学 和泉 弘人 産業医科大学医学部分子生物学 小野 弥子 (財) 東京都医学研究機構 東京都 臨床医学総合研究所 栗崎 晃 富田 耕造 産業技術総合研究所器官発生工学 研究ラボ 産業技術総合研究所生物機能工学 研究部門 上地 珠代 宮崎大学・フロンティア科学実験 総合センター 市川 幹 東京大学医学部附属病院血液・腫 瘍内科 軸 索 ガ イ ダ ン ス シ グ ナ ルにおける R-Rasの普遍的役割の解明 心臓再灌流障害における活性酸素生成 源の同定と治療薬への応用 ヒートショックタンパク質による新規 mRNA安定性調節メカニズムの解明 Fox01 遺伝子変異導入を用いて、膵管 細胞からインスリン産生細胞を作成す る試み-糖尿病に対する再生医療を目 指して- 細胞極性に関与する遺伝子の組織特異的 ノックアウトマウスの作製とその分子細 胞生物学的解析 DNA損傷におけるp53を介した細胞死 誘導のメカニズム ヒト潤脳症原因遺伝子Arxによる神経 細胞の移動制御機構の解明 概日リズムの分子制御を基盤にした新 しいがん時間療法の開発 骨格筋特異的カルパインp94/calpain3 の生理機能について、筋弾性タンパク 質コネクチンを足場とする筋分子ネッ トワークとの協調による活性調節機構 の解明 クロマイン制御因子による幹細胞制御 機構の解析と迅速幹細胞化法への応用 タンパク質分解のシグナル伝達の分子 基盤研究 ゼブラフィッシュを用いたダイヤモン ド・ブラックファン貧血の発症機構の 解明 白血病発症におけるWilms腫瘍関連分 子WTXの機能解析 8 平成20年度 (2008年度) 研 究 代 表 者 氏 名 所 属 ①脳神経疾患の診断と治療 大阪大学医学部附属病院総合周産 北畠 康司 期母子センター 城谷 圭朗 福島県立医科大学生化学講座 田中 光一 東京医科歯科大学大学院疾患生命 科学研究部分子神経科学 松浦 徹 名古屋大学大学院医学系研究科神 経遺伝情報学 研 究 課 題 名 Wnt阻 害 因 子sFRP3によるうつ 病の 新たな治療方法の開発 アルツハイマー病の進行度をモニター するバイオマーカーの開発 統合失調症の発症におけるグルタミン 酸輸送体の機能障害の関与 筋強直性ジストロフィー (DM1) の脳特 異的異常スプライシング検出と矯正の 試み ③一般課題 小野 眞弓 九州大学大学院薬学研究院創薬 腫瘍科学講座 服部 光治 名古屋私立大学大学院薬学研究 科病態生化学分野 灘野 大太 名古屋大学大学院生命農学研究科 応用分子生命科学専攻 赤木 紀之 岩木 直 宮田 卓樹 沼田 倫征 麻生悌二郎 金沢大学医薬保健研究域医学系 再生分子医学 産業技術総合研究所人間福祉医 工学研究部門くらし情報工学グ ループ 名古屋大学大学院医学系研究科 産業技術総合研究所生物機能工 学研究部門 高知大学医学部医学科遺伝子機 能解析学講座 永徳 丈 中央大学理工学部応用化学科 加藤 将夫 金沢大学医薬保健研究域 (薬 学 系) 分子薬物治療学研究室 大西 浩史 群馬大学生体調節研究所バイオ シグナル分野 神奈木玲児 愛知県がんセンター分子病態学部 炎症応答と血管新生を標的とした新し いがん治療戦略 神経細胞移動を制御する巨大分子リー リンの拡散と機能を 「制限」 する分解機 構の解明 幹細胞性 (stemness)における新規脳 損傷修復関連因子の分子作用機構の解 明と応用 マ ウ スES細 胞の 自 己 複 製におけるが ん遺伝子の関与 高次脳機能障害メカニズム解明に向け た非侵襲脳機能ネットワーク解析技術 の開発 胎生期小脳におけるニューロンの誕生・ 移動・配置に関する研究 tRNA揺らぎ塩基修飾の構造的基盤解明 Elongin AによるRNAポリメラーゼⅡ ユビキチン化の生物学的意義の解明 新規ナノ粒子計測法の生体分子への適 用 ビタミン様化合物カルニチンの吸収ト ラ ン ス ポ ー タ ーと 活 性 化 酵 素の 構 造 的・機能的連関 新規細胞間シグナル伝達系によるうつ 様行動の制御機構解明 T-ヘルパー1/T-ヘルパー2細胞の組織 ホーミングを媒介する糖鎖発現の転写 調節機構の研究 9 平成21年度 (2009年度) 研 究 代 表 者 氏 名 所 属 ①脳神経疾患の診断と治療 金沢大学フロンティアサイエンス 堀家 慎一 機構 堀江 信貴 長崎大学大学院脳神経外科 原田 彰宏 大阪大学大学院医学研究科細胞生 物学教室 定方 哲史 理化学研究所脳科学総合研究セン ター分子神経形成研究チーム 野村 洋 東京大学大学院薬学系研究科 ②生体と磁場 東京慈恵医科大学医学部医学科臨 並木 禎尚 床医学研究所 ③一般課題 大阪大学産業科学研究所感染制御 西野 邦彦 学研究分野 檜井 栄一 竹内 純 金子 涼輔 小西 裕之 研 究 課 題 名 ヒト15番染色体を保持した自閉症モデ ルマウスの作出とその発症機序の解明 脳梗塞に対する血管内治療を用いた神 経再生療法-内在性修復メカニズムの 解明及び効率性を考慮した再生医療の 可能性- 神経のシナプス小胞の生成、分布に関 与する分子の同定及び神経疾患モデル マウスの作製 自閉症の発症メカニズムの解析と生物 学的診断法の確立 大規模かつ詳細な神経活動イメージン グにより、ストレス性精神疾患モデル 動物の異常神経活動を診断する 磁性ナノ粒子を用いた新型インフルエ ンザの超高感度迅速診断チップ 細菌薬剤耐性化におけるsmall RNAの 新機能解明 骨組織に発現するアミノ酸輸送担体に 金沢大学医薬保健研究域薬学系 よる骨代謝調節メカニズムの解明 東京大学分子細胞生物学研究所 心臓構成細胞の運命決定因子研究 神経回路を精微化する新規な分子メカ 群馬大学大学院医学系研究科・ ニズムの解明:プロトカドヘリンによ 附属動物実験施設 るニューロン個々の識別 microRNA発現異常の発癌への関与 愛知医科大学医学部生化学講座 -ヒト細胞遺伝子ノックアウト法によ る研究- 10 平成22年度 (2010年度) 研 究 代 表 者 氏 名 所 属 ①脳神経疾患の診断と治療 九州大学大学院医学研究院附属心 平野 勝也 臓血管研究施設分子細胞情報学分 野 眞部 孝幸 藤田保健衛生大学総合医科学研究 所遺伝子発現機構学研究部門 河崎 洋志 東京大学大学院医学系研究科神経 機能解明ユニット 林 秀樹 熊本大学大学院先導機構代謝病態 学分野 山中 智行 理化学研究所脳科学総合研究セン ター構造神経病理研究チーム 斉木 臣二 順天堂大学医学部脳神経内科 研 究 課 題 名 くも膜下出血後の脳血管攣縮と神経障 害に対するトロンビン受容体を標的と した新たな治療戦略の開発 前脳基底部アセチルコリン神経分化制 御に着目した精神疾患治療への新規ア プローチ 大脳皮質の感覚地図形成の時空間的制 御メカニズムとその異常による脳病態 の解明 グリア細胞由来リポ蛋白の軸索内輸送 系への影響と神経保護薬開発への応用 RNAiスクリーニング法を基盤とした ポリグルタミン凝集に関わる新たな分 子制御機構及び治療標的分子の同定 Adenosine 2A receptor拮 抗 薬による autophagy調節機構に着目した新規 パーキンソン病治療薬の開発 ②生体と磁場 宮崎 敏樹 九州工業大学大学院生命体工学研 究科生体機能専攻 中山 晋介 名古屋大学大学院医学系研究科 マグネタイト-高分子ハイブリッド微 小球の作製と生体模倣環境下での温熱 効果検証 細胞組織の電気的活動によって発生す る磁場信号計測への常温作動・パルス 励起型超高感度磁気インピーダンスセ ンサの応用 ③一般課題 海老原史樹文 湯川 泰 西尾 純子 名古屋大学大学院生命農学研究 科応用分子生命科学専攻 名古屋市立大学大学院システム自 然科学研究科 東京大学大学院医学研究科免疫学 講座 マウスをモデルとした児童虐待に関す る生物学的研究 タバコ無細胞法による蛇毒有用タンパ ク質の合成技術確立 腸内細菌クロストリジウムによる抑制 性T細胞の誘導に必要な菌抗原の同定 と誘導メカニズムの解明 11 平成23年度 (2011年度) 研 究 代 表 者 氏 名 所 属 研 究 課 題 名 ①脳神経疾患の診断と治療 詫間 浩 橋本 健志 小村 豊 筑波大学人間総合科学研究科疾患 制御医学専攻臨床医学系神経内科 立命館大学スポーツ健康科学部ス ポーツ健康科学研究科 産業技術総合研究所ヒューマンラ イフテクノロジー研究部門システ ム脳科学研究グループ 酒井 康成 九州大学病院小児科 神野 尚三 九州大学大学院医学研究院形態機 能形成学分野 RNA編集とTDP-43に関連した孤発性 筋萎縮性側索硬化症の発症に関与する microRNAの探索 認知症に対する運動効果と乳酸を基軸 とした分子機序の解明 視床-皮質ネットワークが司る注意統 合機構とその病態解明 PTEN遺伝子変異にともなう脳内トラ ンスクリプトーム変化と治療標的の探 索 高齢発症うつ病の病態基盤の解明と治 療戦略の基礎研究 ②生体と磁場 木下 学 大阪大学大学院医学系研究科脳神 経外科学 平山 順 東京医科歯科大学難治疾患研究所 発生再生生物学分野 MRIレポーター遺伝子発現キメラマウ スを用いた脳膠芽腫免疫療法における 骨髄由来細胞のin vivo MRイメージン グ 概日リズムが磁場に応答する分子機構 の解明 ③一般課題 川崎 善博 和多 和宏 南野 徹 高野 博之 野田 裕美 船坂 龍善 稲田 明理 鈴木 淳史 東京大学分子細胞生物学研究所癌 幹細胞制御研究分野 北海道大学大学院理学研究院生物 科学部門 千葉大学大学院医学研究院循環病 態医科学 千葉大学大学院薬学研究院分子心 血管薬理学 東京医科歯科大学大学院医歯学総 合研究科慢性腎臓病病態治療学講 座・寄附講座 金沢大学フロンティアサイエンス 機構 九州大学大学院医学研究院先端医 療医学部門糖尿病遺伝子分野 九州大学生体防御医学研究所器官 発生再生学分野 c-Myc標的mRNA型ncRNAによる癌発 症機構の解明 発話コミュニケーション障害 「吃音」 動 物モデルを用いた行動薬理学的研究 脳由来栄養因子(BDNF)による虚血性 心疾患の治療開発 DPP-4阻害薬による新たな心不全治療 法の開発と臨床応用 水チャネルアクアポリン制御による水 分調節異常症の治療法の検討 癌幹細胞誘導過程における核膜孔複合 体因子を介したエピジェネティクス制 御機構に関する研究 膵管上皮細胞からβ細胞への分化メカ ニズムの解明 皮膚細胞から肝細胞への運命転換機構 の解析 12 平成24年度 (2012年度) 研 究 代 表 者 氏 名 所 属 研 究 課 題 名 ①脳神経疾患の診断と治療 小野賢二郎 金沢大学附属病院神経内科 筑波大学大学院数理物質系物質工 学域 順天堂大学大学院神経変性疾患病 今居 譲 態治療探索講座 ②健康科学 (健康な高齢期を迎えるための) 吉冨 徹 清水 重臣 東京医科歯科大学難治疾患研究所 綾部 誠也 東京都健康長寿医療センター研究 所老化制御研究チーム フ ェ ノ ー ル 化 合 物に 焦 点をあてた レ ビー小体病の予防・治療薬の開発 レドックスポリマードラッグによる脳 神経疾患治療法の開発 若年性パーキンソン病原因遺伝子産物 によるミトコンドリアの制御機構 オートファジー機構を応用したスマー ト・エイジング対策法の開発 健康長寿を実現するために最適な高齢 者の日常身体活動の概日リズムの解明 ③一般課題 久原 篤 甲南大学理工学部生物学科 津久井宏行 東京女子医科大学心臓血管外科 若杉 桂輔 東京大学大学院総合文化研究科広 域科学専攻生命環境科学系 深田 俊幸 理化学研究所免疫アレルギー科 学総合研究センターサイトカイ ン制御研究グループ 河村 和弘 聖マリアンナ医科大学産婦人科 殿山 泰弘 鈴木 崇之 吉岡 和晃 井垣 達吏 慶應義塾大学先導研・ゲノムスー パーパワー (GSP) センター 東京工業大学大学院生命理工学研 究科 金沢大学医薬保健研究域医学系血 管分子生理学分野 神戸大学大学院医学研究科遺伝学 分野 磁気に対する学習行動と耐性の分子遺 伝学的解析 僧帽弁逆流評価機能付きリングサイ ザー(EVAluator of MITRAl valve: EVAMITRA)の研究・開発 蛋白質工学的手法によるヒト・トリプ トファニルtRNA合成酵素の血管新生 抑制機構の解明 新規エーラス・ダンロス症候群の発症 機序の解明-亜鉛イオンが関わる病気 の理解と治療を目指して- 多嚢胞性卵巣症候群患者に対するアク チン重合化剤を用いた卵胞発育誘導に よる不妊治療法の開発 ヒト脳疾患のモデルとなりうるノック アウトメダカの作製と性状解析 脳内の中枢シナプス結合と可塑性をコ ントロールする決定因子の解明 血管形成・恒常性維持におけるクラス II型PI3キナーゼC2aの生理的役割 細胞老化に着目したがん微小環境構築 原理の遺伝学的解析 13 平成25年度 (2013年度) 研 究 代 表 者 氏 名 所 属 ①脳神経疾患の診断と治療 京都府立医科大学大学院医学研 那須 亮 究科腫瘍分子標的治療学講座 群馬大学大学院医学系研究科国際 今井 孝 寄生虫病学 ②健康科学 (健康な高齢期を迎えるための) 中川健太郎 東京医科歯科大学大学院医歯学総 合研究科 中川 誠司 産業技術総合研究所健康工学研究 部門くらし情報工学研究グループ 研 究 課 題 名 膠芽腫幹細胞に対するpleiotrophin-ALK 軸を標的とした分化誘導療法の開発 脳マラリアの新しい評価法の確立 脂肪化を伴う加齢性筋萎縮 (sarcopenic obesity)の 病 態における 転 写 コ ア ク チベータ ーTAZ、YAPの役割の解析、 および、TAZ活性化剤とYAP阻害剤の 治療有用性の検証 非侵襲計測を用いた骨導超音波知覚の 中枢神経機構の解明-重度難聴者のた めの新型補聴器の開発を目指して- ③一般課題 亀山 俊樹 長船 健二 廣田 泰 藤田保健衛生大学総合医科学研 究所遺伝子発現機構学研究部門 京都大学iPS細胞研究所増殖分化 機構研究部門 東京大学医学部附属病院女性診療 科・産科 坂本 浩隆 岡山大学大学院自然科学研究科 地球生命物質科学専攻生物科学 講座 金城 雄樹 国立感染症研究所真菌部第三室 新明 洋平 稲田 明理 熊本大学大学院生命科学研究部神 経分化学分野 九州大学大学院医学研究院先端医 療医学部門糖尿病遺伝子分野 新たに 発 見した 癌 細 胞における『成 熟 mRNA再スプライシング現象』による 広範なトランスクリプトーム異常に対 する影響の探索 ヒトiPS細胞を用いた糖尿病に対する 再生医療の前臨床研究 生理的な細胞老化のクリアランスとそ の破綻による疾患発生のメカニズム 逆・系統進化学的アプローチによる 「痒 (かゆ)み」感覚・獲得過程の解明~脊 椎動物における感覚受容メカニズムの 起源を探る~ インフルエンザウイルス感染に続発す る細菌性肺炎の制御方法の開発 脳回路形成機構とその破綻による脳機 能障害の解明 糖尿病マウスにおける新しい膵臓β細 胞の分化誘導と増殖の解明 設立30周年記念特別研究助成 研 究 代 表 者 氏 名 西堀 正洋 所 属 岡山大学大学院医歯薬学総合研 究科生体制御科学専攻 小野 眞弓 九州大学大学院薬学研究院創薬腫 瘍科学講座 黒川 峰夫 東京大学大学院医学系研究科内科 学専攻 研 究 課 題 名 抗HMGB1抗体医薬による脳血管疾患、 脊髄損傷と癌性疼痛治療法開発 分子標的薬治療の “耐性がん” 出現メカ ニズムの解明と耐性克服治療の創出研 究 転写因子を起点とする造血機構制御と 造血器腫瘍発症機構の包摂的解析と治 療法の開発 14 平成26年度 (2014年度) 研 究 代 表 者 氏 名 所 属 研 究 課 題 名 ①脳神経疾患の診断と治療 武藤 達士 東北大学加齢医学研究所脳科学 研究部門機能画像医学研究分野 上阪 直史 東京大学大学院医学系研究科神経 生理学教室 伊東 大介 慶應義塾大学医学部神経内科 Neuro-vascular unitに 着 目したくも 膜 下出血の遅発性脳虚血の病態解明と新 規治療法の開発 シナプス発達・行動を指標とした自閉 症原因遺伝子の同定 C9orf72 6塩基反復配列異常伸長を伴 う筋萎縮性側索硬化症の分子病態の解 明と治療ターゲットの同定 ②健康科学 (健康な高齢期を迎えるための) 田中 芳彦 福岡歯科大学機能生物化学講座感 染生物学分野 村田 幸久 東京大学大学院農学生命科学研究 科応用動物科学専攻 西川 恵三 大阪大学免疫学フロンティア研 究センター免疫細胞生物学 健 康な 高 齢 期を 迎えることを目指した 歯周病の病態の解明と新しい治療法の 開発 骨粗鬆症の病態マーカーと治療方法の 開発 破骨細胞のエピジェネティク制御の解 明と創薬応用 -高齢化社会を背景に 急増する骨代謝疾患の画期的な予防・ 治療を目指して- ③一般課題 谷内江 望 崎谷 康佑 安永晋一郎 原 雄二 丸山 達生 明石 英雄 仲嶋 一範 東京大学先端科学技術研究セン ター先進生命科学分野 朝日生命成人病研究所附属医院 消化器内科 広島大学原爆放射線医科学研究所 放射線災害医療研究センター幹細 胞機能学研究分野 京都大学大学院工学研究科合成・ 生物化学専攻生体認識化学分野 神戸大学大学院工学研究科応用化 学専攻 東北大学大学院医学系研究科細胞 組織学分野 慶應義塾大学医学部解剖学教室 タンパク質ネットワーク動態の高速同 定技術の開発 オートファジーと小胞体ストレス応答 による大腸癌の制御機構 組織幹細胞の老化制御の分子機構の解 明 筋ジストロフィー治療法確立を目指し た糖鎖認識ペプチドマテリアルの開発 細 胞 内pHの 違いを 利 用した ガ ン 細 胞 選択的新規抗ガンシステムの開発 新規ヒト多能性維持機構の解明と、そ れを利用した神経誘導方法の開発 脳の認知機能を破綻から守るメカニズ ムの解明 15 平成27年度 (2015年度) 研 究 代 表 者 氏 名 所 属 ①脳神経疾患の診断と治療 筑波大学国際統合睡眠医科学研 坂口 昌徳 究機構 河崎 洋志 金沢大学医学系 国立精神・神経医療研究センター 病院神経内科 ②健康科学 (健康な高齢期を迎えるための) 東京医科歯科大学大学院医歯学総 中島 友紀 合研究科分子情報伝達学分野 高橋 祐二 本橋ほづみ 東北大学加齢医学研究所遺伝子発 現制御分野 鈴木 亮 名古屋市立大学大学院薬学研究科 創薬生命科学専攻 稲田 全規 東京農工大学大学院工学研究院 生命機能科学部門 研 究 課 題 名 新生ニューロンを用いた中枢神経再生治 療のための基礎研究 高等哺乳動物を用いた脳神経系の形成 制御機構と形成異常疾患の病態解明 筋萎縮性側索硬化症の新規発症機構に 立脚した分子指標の確立 健康寿命の促進を目指した咀嚼機能と 学習・記憶行動のクロストークの解明 アルツハイマー型認知症予防に向けた 転写因子NRF2によるミクログリア活 性制御の試み 免疫老化に伴うマスト細胞のアレルゲ ン親和性への感受性の変化と高齢者ア レルギー 骨と歯の健康維持を目指す骨粗鬆症と 歯周病の発症機構解明と予防因子の応 用 ③一般課題 佐々木拓哉 川崎 善博 加藤 哲久 武藤 達士 武田 弘資 水関 健司 東京大学大学院薬学系研究科薬 品作用学教室 東京大学分子細胞生物学研究所 癌幹細胞制御研究分野 東京大学医科学研究所感染・免疫 部門ウイルス病態制御分野 東北大学加齢医学研究所脳科学 研究部門機能画像医学研究分野 長崎大学大学院医歯薬学総合研究 科生命薬科学専攻 大阪市立大学大学院医学研究科生 理学第二教室 安川 孝史 高知大学教育研究部医療学系基礎 医学部門遺伝子機能解析学講座 松沢 厚 東北大学大学院薬学研究科衛生化 学分野 ストレス性精神疾患モデル動物におけ る神経機能変調とその抑制機構の解明 Wnt/c-Myc経 路による 新たな 細 胞 周 期制御機構と発がん 単純ヘルペスウイルス増殖機構のゲノ ムワイドスクリーニング 脳 性 麻 痺 後 遺 症に 対する ホ ー ス セ ラ ピーの治療効果に関する科学的検証 慢性炎症を防ぐミトコンドリア機能の 解明 海馬台主細胞による投射先特異的情報 ルーティング Elongin Aの神経分化における標的遺 伝子の同定ならびに伸長/ユビキチン リガーゼ (E3)両機能の転換機構の解 明 ユビキチン化依存的キナーゼ分解制御 の異常による免疫疾患・癌発症メカニ ズムの解明 16 2.国際交流の援助 平成17年度 (2005年度) 国内で開催される以下の国際会議の援助を行いました。 ● 「第10回国際ヒトゲノム会議」 の開催 ● 「第8回国際MDSシンポジウム」 の開催 ● 「第14回マクロファージ分子細胞生物学国際シンポジウム」 の開催 ● 「第12回国際頭痛学会」 の開催 その他、海外で開催される国際会議、シンポジウムで研究成果を発表する研究者に、旅費 等の援助を計 4 件行いました。 平成18年度 (2006年度) 国内で開催される以下の国際会議の援助を行いました。 ● 「第5回糖転移酵素国際シンポジウム」 の開催 ● 「第5回国際シアロ糖鎖会議2006」 の開催 ● 「第4回オートファジーに関する国際シンポジウム」 の開催 ● 「国際ゲノムインプリンティング会議2006」 の開催 その他、海外で開催される国際会議、シンポジウムで研究成果を発表する研究者に、旅費 等の援助を計 4 件行いました。 平成19年度 (2007年度) 国内で開催される以下の国際会議の援助を行いました。 ● 「In Vivo Radiobiology in Cancer Research」 の開催 ● 「第5回飼料作物および芝草の分子育種に関する国際シンポジウム」 の開催 ● 「第2回時間生物学世界大会」 の開催 その他、海外で開催される国際会議、シンポジウムで研究成果を発表する研究者、または 外国において調査・研究を行う研究者に、旅費等の援助を計 6 件行いました。 平成20年度 (2008年度) 国内で開催される以下の国際会議の援助を行いました。 ● 「第13回国際神経芽腫学会」 の開催 ● 「第5回国際植物メタボロミクス会議」 の開催 ● 「第16回生体磁気国際会議」 の開催 ● 「生物医学レドックスナビ国際会議」 の開催 ● 「第13回低周波音と波動国際会議」 の開催 その他、海外で開催される国際会議、シンポジウムで研究成果を発表する研究者、または 外国において調査・研究を行う研究者に、旅費等の援助を計 5 件行いました。 17 平成21年度 (2009年度) 国内で開催される以下の国際会議の援助を行いました。 ● 「第1回D-アミノ酸研究国際会議」 の開催 ● 「脳の形成と再構築」 の開催 ● 「タウタンパク質国際会議」 の開催 ● 「第6回OOTR年次学会」 の開催 その他、海外で開催される国際会議、シンポジウムで研究成果を発表する研究者、または 外国において調査・研究を行う研究者に、旅費等の援助を計 7 件行いました。 平成22年度 (2010年度) 国内で開催される以下の国際会議の援助を行いました。 ● 「Japan-Russia International Workshop 2010(JRIW2010)」 の開催 ● 「2010国際ポリアミン会議 -医学・生命科学への展開-」 の開催 ● 「第17回国際RUNXワークショップ 2010」 の開催 ● 「第4回国際会議 「B細胞と自己免疫」 」 の開催 ● 「Neuro2010 シンポジウム 「小脳回路:発達と可塑性の最前線」 」 の開催 ● 「第2回農学プロテオーム研究の最前線~プロテオミクス技術は農林水産分野の研究にい かに貢献できるか~」 の開催 その他、海外で開催される国際会議、シンポジウムで研究成果を発表する研究者に、旅費 等の援助を計 10 件行いました。 平成23年度 (2011年度) 国内で開催される以下の国際会議の援助を行いました。 ● 「第2回国際マイコウイルスシンポジウム:ヴァイロコントロール,ニュートラリズム, ミューチュラリズム」 の開催 ● 「マックスプランク協会-東京大学医学部・医学系研究科合同シンポジウム: 「神経科学」 」 の開催 ● 「第2回京都国際睡眠シンポジウム」 の開催 その他、海外で開催される国際会議、シンポジウムで研究成果を発表する研究者に、旅費 等の援助を計 7 件行いました。 平成24年度 (2012年度) 国内で開催される以下の国際会議の援助を行いました。 ● 「国際シンポジウム 「細胞内シグナルから見る生命現象と疾患」 」 の開催 ● 「国際結核サーベイランス研究会議」 の開催 ● 「第6回食と健康に関する新潟国際シンポジウム」 の開催 ● 「第4回国際システム生物工学会」 の開催 その他、海外で開催される国際会議、シンポジウムで研究成果を発表する研究者に、旅費 等の援助を計 8 件行いました。 18 平成25年度 (2013年度) 国内で開催される以下の国際会議の援助を行いました。 ● 「第4回ミトコンドリア・ダイナミクス国際会議」 の開催 ●「Igakuken International Symposium Marmoset Neuroscience -Anatomy, Development and Function」 の開催 ● 「第8回山口大学若手研究者セミナー 「熱帯性環境生物資源開発と国際ネットワーク形 成」 」 の開催 その他、海外で開催される国際会議、シンポジウムで研究成果を発表する研究者、または 外国において調査・研究を行う研究者に、旅費等の援助を計 11 件行いました。 平成26年度 (2014年度) 国内で開催される以下の国際会議の援助を行いました。 ● 「第22回マクロファージ分子細胞生物学国際シンポジウム」 の開催 ● 「第2回D-アミノ酸国際学会」 の開催 ● 「第12回シトクロムP450生物多様性とバイオテクノロジー国際シンポジウム」 の開催 ● 「第11回プロテインホスファタ-ゼ国際カンファレンス」 の開催 その他、海外で開催される国際会議、シンポジウムで研究成果を発表する研究者、または 外国において調査・研究を行う研究者に、旅費等の援助を計 9 件行いました。 平成27年度 (2015年度) 国内で開催される以下の国際会議の援助を行いました。 ● 「第8回国際被嚢類学会」 の開催 ● 「脳の構造と機能の創出原理:細胞間相互作用から個体間相互作用・環境ストレスまで」 の開催 ● 「サテライトシンポジウム (第40回日本微小循環学会主催) 」 の開催 ● 「第11回若手研究者セミナー」 の開催 その他、海外で開催される国際会議、シンポジウムで研究成果を発表する研究者、または 外国において調査・研究を行う研究者に、旅費等の援助を計 12 件行いました。 19 研究開発助成金の目録贈呈式の実施 平成 27 年度の研究開発課題助成について、受賞者を招いて役員及び評議員の出席のもと、 助成金の目録贈呈式、交流会(受賞者、役員、評議員、選考委員等)を行いました。 目録贈呈式 ジャパンライフ株式会社 山口隆祥会長の挨拶 平成 27 年度研究開発助成受賞者と 石井財団理事長、ジャパンライフ㈱山口隆祥会長、山口ひろみ社長との記念写真 20 役 員 (五十音順) 理 事 長 石井 敏弘 元科学技術庁長官官房長 常務理事 塚本 勝 理 事 井原 康夫 東京大学名誉教授 漆原 秀子 筑波大学名誉教授 小川 智也 理化学研究所研究顧問 小澤 俊彦 昭和薬科大学特任教授 齋藤加代子 東京女子医科大学副学長 林 幸秀 科学技術振興機構研究開発戦略センター上席フェロー 松尾 篤 国際経済研究院日本代表 山口 隆祥 ジャパンライフ株式会社代表取締役会長 監 事 尾尻 哲洋 辻・本郷税理士法人特別顧問 堀越 董 堀越法律事務所所長 21 評議員 (五十音順) 板橋 明 埼玉県骨疾患研究センター所長 岩坪 威 東京大学大学院医学系研究科教授 上原誉志夫 共立女子大学家政学部教授 大井田 隆 日本大学医学部公衆衛生学教授 太田 隆久 東京大学名誉教授 興 直孝 元静岡大学学長 菅野 純 労働者健康安全機構日本バイオアッセイ研究センター所長 桑野 信彦 九州大学名誉教授 柴田 武彦 理化学研究所名誉研究員 関口 光晴 元東京工業大学副学長 髙倉 公朋 元東京女子医科大学学長 髙橋 雅江 日本女子大学名誉教授 永野 博 科学技術振興機構研究開発戦略センター特任フェロー 垣生 園子 順天堂大学医学部客員教授 別所 正美 埼玉医科大学学長 蓑島 伸生 浜松医科大学副学長 山口ひろみ ジャパンライフ株式会社代表取締役社長 吉川 邦彦 大阪大学名誉教授 5番出口 至 九段 地下鉄 「半蔵門駅」 3a出口より 徒歩 3 分 KDXレジデンス半蔵門 4番 出口 〒 3a出口 ガソリンスタンド 3b出口 新宿通り 2番出口 至 永田町 至 新宿・四谷 麹町警察署 至 半蔵門 麹町1丁目 交差点 公益財団法人 ライフサイエンス振興財団 〒102-0083 東京都千代田区麹町2-12-1 KDXレジデンス半蔵門702号室 電 話 (03) 3265-2641 ファックス (03) 3265-2645 URL:http://www.lifesci-found.com Eメールアドレス [email protected]