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Title Author(s) 看護婦の職務満足質問紙の研究 : Stampsらの質問紙の日本での応 用 尾崎, フサ子; 忠政, 敏子 Editor(s) Citation Issue Date URL 大阪府立看護短期大学紀要. 1988, 10, p.17-24 1988-03-31 http://hdl.handle.net/10466/14481 Rights http://repository.osakafu-u.ac.jp/dspace/ B u l l.O s a k aPr ef .Col.ofNu rs .Vol . 1 0N o .1 1 0巻 l号 . 1 9 8 8 17 大阪府立看護短大紀苦:_l 看護婦の職務満足質問紙の研究 一-Stamps ら の 質 問 紙 の 日 本 で の 応 用 一一 尾 崎 フ サ子 忠政敏子 AS tu d yont h eMeasu reme n tofNu rs e s '] obS a t i s f a c ti onw it hThei rWor kSi t ua t ioni n ] ap a n T r y i n gt oApplyaQu e st ion n a i reDe v el op e db ySt a mpsa n dOt he r s Fus akoOZ A K IandTosh i koTADAMASA t e st a b l ishing r el iabi l i ty and val i d i ty of a t ool which Abstract This s tudy aim巴d a was devel oped by Stamps and o ther s . The i ns trumen t whi ch was t r ansl a t ed i n t o ]apanese and mod i f ied cons i st s of7 componen ts . and 48 i tems. The 48 i t em qu巴s t ionnai r e was administer ed 100 nurs e s who work Jn a ho s p i t a l . Te st re t e str el i b i l i t y i n d icat ed an accept abl e range ( r=.87 )• Val i d i ty was assessed by a s en tence compl i t i o nt e st (SCT) . G-P anal ysi s ) . Th巴 SCT us ing t he af a ct oranal y ti c method and a good-pooranal ysi s( ch i -s quare t e stwas s i gn i f icant ( df=l. X2=5.416 pく 0.05) . Fort he f a c toranal ysi s 司 司 t h e p r i n c i p al componen t analys i s with a var imax r o t a ti on produced 7 f act or s which r e t he same Stamps '.The f a ct o r s accounted f or 46.5%. and each o ft h巴m cou l d W 巴 ob ta in mor e than 0.3 f a c t o r l oad i n g . The G-P anal y s i s using t he ch i-square t e s t s howed t h a t14 of48 items wer e not st a t i s t i c a l ly si gni f ican t . Key words nurs e s 'j ob s at isf act i o n. t e st -r et e s t, a s en t巴nce compl i t ion t e st , a f act or ysi s . anal ysi s,agood-pooranal はじめに 仕 事へ の満 足 は 仕 事 に 対 す る 個 人 の要 求 の 充 足 質問は, それぞれの梢成要素に属する項目が回 答者にはわからないように , バ ラ バ ラに配置しで ある 。 回 答 者 は, 各 項 目 に対 しで「全くそうだ」 状 態 を 意 味 し て お り , 仕 事 へ の 個 人 の 価 値判 断 か 「おおむねそ うだ Jiや や そ う だ Jiど ち ら と も い え らおきるものであると考える 。 「病 院 勤 務 の 看 護 婦 な L Jiや や そ う で は な PJiお、 おむねそうではなしり を対 象 に した 職 業へ の 満足度」の測定尺度は L .Sta- 「 全 く そ う で は な い 」 の 7段 階 の 尺 度 の い ず れ か mps山らにより開発された(1978年 に 雑 誌 Medi c a l を選択する 。 Car eに発表)質 問 紙 法 で あ る 。 そ の 構 成 は 看 諮 婦 の職業における満足因子として挙げられた次の 7 つ の 構 成 要 素 :a )給 料 (pay), b)専 門 職 と し て の au tonomy ), c )看 諮 業 務 ( t askr equ i rement ), 自律 ( 、 48項 目 の う ち の 半 数 は 肯 定 的 に , 半 数 は 否 定 的 に表現されており,肯定的表現項目に対しでは, 「全く そうだ J =6点 から i全くそうではない」 = 0点 の 得 点 が , 否 定 的 表現 項 目 に 対 し で は , 逆 d)看 護 管 理 ( adminis t r a t ion), e )看 諮 婦 問 相 互 の に「全くそうではない J =6点から 影響 ( i n teraction),f )職 業 的 地 位 ( prof 巴s si onal = 0点 の 得 点 が 配 点 さ れ ている 。 したが っで 仕 事 i全くそうだ」 s t at us ),g )医 師 ・看 諮 婦 聞 の 関 係 ( doct or -nur s e . にi 筒 足 じ て い れ ば い る ほど得点が高く 出 るように r el a t ionship) と48項 目 か ら な っている 。 最低 得 点 は なっている 。 最 高 得 点 は 288点であり . 18 3) 信 頼 性 の 検 討 0点 で あ る 。 質問紙は簡便かつ平易であり,信頼性,妥当性 信頼性を検討するためにテスト一再テストを の検証努力も積みかさねられ適切な質問紙として 行 った。 第 1回 目 の 質 問 紙 を 配 布 し た 後 2-3週 の条件を備えていると思われる。米国での調査は 間 お い て 第 2回 目 を 配 布 し た 。 質 問 紙 の 全 項 目 すでに報告した 山 。 しかしこの質問紙は米国での ( 48項 目 ) に 回 答 し た 58名 を 対 象 に し て , 全体と 条 件 は 兼 ね 備 え て い る が 環 境, 医 療 体 制 や , 臨 床 体制等が相違する日本においてこの質問紙が適用 か否かを確認の必要があると思う。そこで本報で 各 梢 成 要 素 ご と に 相 関 係 数 を 求 め た。 4) 妥 当 性 の 検 討 ( 1 ) 文 章 完成 法 書き か け の 文 章 を 自 分 自 身 の 言 葉 で 完 成 さ せ は 日 本 に お け る 歴 史 的 、 社 会 的, 文化 的な肯定と 要因を考慮して,測定尺度の日本に適用しうる質 る 文 章 完成 法 (文章完 成 法 の 項 目 内 容 は 別 添 2 問紙を作成しその信頼性、妥当性を検討した。 参 照 ) を 使 っ て 妥 当性 の 検 討 を 行 っ た 。 対 象 者 は 第 1回 目 の 会 項 目 の 回 答 者 68名 で あ る 。 68 名 の平均値+標準偏差値以上の者を満足度の高い 方 法 看 諮婦 ( 仮 り の 総 得 点 178.0以上, H群 と す る ), 平均値一標準偏差値以下の者を満足度の低い看 1) 調 査 対 象 護 婦 ( 仮 り の 総 得 点 125.2以下, 対象者は神戸にある ミッション系の国際総合病 とし 院 に 勤 務 し て い る 100名の看護婦である(表 1。 ) 対 象 者 に は 第 l回 目 の 質 問 紙 ( 質 問 紙 は 別 添 lを L群 と す る ) X 検 定 に より 有 意 を 求 めた。 2 ( 2 ) 因 子 分折 参 照 ) を 配 布 し て か ら 2 - 3週 間 の 間 隔 を お い て 第 1回目 に 配 布 し た 質 問 紙 へ の 全 項 目 記 入 者 テ ス ト 一 再 テ ス ト の た め に 第 2回 目 を 配 布 し て い 団 名 に つ い て の 主 成 分 分 折 を 行 い , その後パリ マックス回車云を行 った。 る 。 期 間 は 昭 和 62年 6月 29日から 7月 18日である。 回 収 率 は 100%であ った が , 48 項 目 全 部 の 回答 は , i ( 3 ) 項目分折 G - P分 折 (good-poor anal y si s ) を X2検 表l 対 象 者 年齢 定 を 使 っ て 行 っ た。 学歴 2 0 { . I ; : 4 8 専門学校卒 7 3 3 0 1 1 ; : 2 6 短大卒 1 1 4 0 { . t 1 6 大学卒 2 5 0 ( . t 8 その f 也 9 2 無記入 5 無記入 看護婦としての勤続年数 結果と考察 2) 日 本 語 の 質 問 紙 に つ い て は 3人 の 看 諮 婦 か ら いくつかの指摘をうけ(便宜上訳した質問項目に つ い て は 参考 文 献 の( 2 )を 参 照 さ れ た い ) , 次 の よ 表 2 婚姻 1年 未 満 11 1 虫 身 5 5 5年 以 下 2 8 R 正 k 昏 3 2 1 0年 以 下 2 2 I l l E 婚 7 1 0" ' ニuー と 無記入 3 6 未亡人 1 3 無記入 5 第 1回 目68%, 第 2回 目 は 76%であり, 工 頁 目 修正前 1 3 沢山のホ;ス 2 1 看殺者のペーパ ー ワ ーク 1回目, 2回 目 共 に 全 項 目 の 回 答 者 は 58%で あ っ た 。 2 8 階級の低い他の 人たち 2) 質 問 紙 の 日 本 語 訳 ま ず Stampsら の 質 問 紙 を 日 本 語 に 訳 し , 病 指 f 高 -外音[ 5から病院 l ニ カ 、 音1 [長から紛長 l ニ ヵ 、 • ~吉所全体か 記録と考えるの か、事務的内 容 も含むのか 対象がわか らな L、 修 正 後 沢山のボス(詰 所全体の中で) ベーパ ・つー ク(記録、事務 fl'"f:t ~jJ e t c) f 也の服組 (栄養 士、事務職員な ど) 院 に 勤 務 し て い る 3人 の 看 護 婦 に そ れ ぞ れ の 項 目 の 理 解 ・解 釈 で き な い 箇 所 を 無 記 名 で 指 摘 し て も らった。 修正 」 2 9 幸福な 大家族 と こういう表現は いうような 1 T i I l j J イメージカ汁まっ きりしなし、 しない 家族的ムードが T 前ちているとは 思えない 1 9 8 7 A中 古 ' f 4 B職 業 的 地 位 C医 師 と 看 護 婦 聞 の 関 係 D専門職 としての自体 うに修正した(表 2。 ) の 後 パ リ マ yクス回転により Stampsらの抽出した 3) 信頼 性 を 検 討 す る た め の テ ス ト 一 再 テ ス ト の 結 果 は 表 3に 示 さ れ て い る 。 第 l回 目 と 第 2回目 7因子と同じく 7因 子 を 抽 出 し た (表 4。 ) 7個 の 因 子 は 全 分 散 中 の 46.5%を 占 め , 十 分 な 説 の聞には有意な差は認められない ( t=0.979, 明 カ を も っている。 df=57) 。 全体の両国の相関係数は . 8 7であ った。 各 構 成 要 素 で は i看 護 業 務 」 が . 5 8,i看 護 婦 問 相 aJ )> に 高 く 負 荷 す る 項 目 は , 1 6 く 第 1因 子 ( 互の影響」が . 6 8と 値 は や や 小 さ い が , 全 体 に 一 護 管 理J , 2 2 i職 業 的 地 位 J , 3 9 .1 9 i医 師 ・看 護 応信頼性を満たすものと考える。 婦 問 の 関 係J , 4 7 i専 門 職 と し て の 自 律 」 が 高 い テスト一再テストは被験者のその時の調子のよ 「 看 護 婦 問 相 互 の 影 響 」 で あ る が , 他 に は 5 i看 負 荷 と な っ て い る 。 く 第 2因 子 ( a2 )>に高く 負 しあしによって反応に相違がある程度は生じるこ 4 i給 料 」 で あ る 。 く第 3 荷する項目としては, 1 と は あ り う る こ と で あ る 。 看 護 の 仕 事 は 3交 替 制 因子 ( a3 )> には , 3 4 i看護業務」からであり, で,夜勤あり,自動ありの中でこの高い値が出て その他 には 1 3 i看 護 婦 と し て の 自 律 J ,1 0 i看 護 いることはこの質問紙の信頼性が高いといえると 婦 問 相 Eの 影 響 」 が つ づ い て い る 。 く 第 4因 子 考え る 。 (a4)>には 21 i看 護 業 務 」 が あ る 。 く 第 5因 子 4) ( 1 ) 文章完成法を使つての妥当性の検討におい ( a5)>には, 4 4 i給 料 」 が 最 も 負 荷 し で い る 項 て 仮 り の 総 得 点 の 高 い 群 (H群 ) と 低 い 群 (L群) 7 i看 護 業 務 J ,7 i専 門 職 目であるが, 他 には 3 に分けたのであるが,両群の聞には有意差が認め t=18.408, df=24, pく 0 . 0 1) o H群 は 全 体 られた ( と し て の 自 律 」 で あ る 。 く第 6因 子 ( a6 )>には , 2 9 i職 業 的 地 位 」 が あ げ ら れ , そ の 次 に 4 3 i看 護 4名 ( 20.6%)で あり, の1 L群 は 1 2名 ( 17.6%) a7 )>には 2 6i給料」 管 理 」 で あ る 。 く 第 7因 子 ( L群 の 2 6名 を 研 究 者 二 人 が 8 i看 護 婦 間 相 が高い項目となっで表れ, 他 には 2 であ った 。 次 に H群 別 々 に 満 足 の 感 情 を 表 し て い る 者, 不 満 足 の感 情 を 表 し て い る 者 と 分 け た 。 二 人 が一 致 し な い 場 合 Stamps ら が抽 出 した 7因 子 と 同 様 に , 当 研 究 に も こ の 7因 子 の い づ れ に も 0 . 3以 上 の 負 荷 量 が は除外した。 H群 3 3 i看 諮 管 理 」 が あ け、られる 。 互 の 影 響J , L群 と 文 章 完 成 法 に 表 れ た 評 価 感 情 と を X' 検 定 を 行 っ た 。 結 果 は 5 %の 有 意 水 準 を 得 た ( df=l, X' =5.416, pく 0. 0 5) 。文章完成法か らの妥当性は得られた。 第 2回 目 配 布 の 質 問 紙 に は 第 1回 目 の 項 目 に 加 みいだされたことから,本報の測定尺度は因子的 妥当性を有する尺度である,といえる 。 ( 3 ) G-P分 折 で は , 個 人 の 仮 り の 態 度 総 得 点 を高い 1 ) 頃に並べ,上位 27%の 者 ( 2 8名 ) と下位 2 7 %( 2 8名 ) を そ れ ぞ れ 上 位 群 , 下 位 群 と し て X' 検 i現 在 の 仕 事 に 対 す る 満 足 度 は 何 点 だ と 思 定 を 行 い 有 意 水 準 を も と め た ( 表 5。 ) この結果1 4 い ま す か ( 10 0点 満 点 で 書 い て 下 さ い )oJの 項 目 を 個の項目 ( 8, 1 1, 1 2, 1 7, 2 0, 2 1, 2 4, 3 3, 3 4, 加 え た の で あ る が , こ れ を 第 1回 目 に 加 え て,イ反 の総得点,文章完成法,自身の採点と考慮しで妥 3 5, 3 7, 3 9, 44, 45) が 有 意 水 準 に 達 し な か っ た。 1 4個 の 項 目 の 中 5個の項目が「看護業務」から 当性を検討したらより明確に結果がでたのではな であったことから えて i看 諮 業 務 」 の 内 容 を 検 討 す i文 章 完 成 法 は そ の 個 人 が 自 分 る必要があると考えるが,これらの項目は看護婦 自身に対しで抱いている漠然とした評価感情を生 の職業構成概念上必要なもので除外することはで いかと考えるが き 生 き う か が わ せ る も の で あ る 。 」と 菅日) は言 っ きない。また , 3個 ( 17 ,3 7, 4 4) の 項 目 が平 均 ているように,文章完成法から妥当性を考えるも 値 と の 差 ( 上 位 群 ー 下 位 群 ) が マ イ ナ ス に な って のも 一 つ の 手 段 と 考 え る 。 ( 2) 因子分析においては,主成分分析を行い,そ い る こ と か ら , 項 目 の 重 み づ け が 逆 に な って いる 可能性がある 。 20 表4 門口 項 1234567891 0 1 2345678901234567890123456789012345678 11 11 1111 122222222223333333333444444444 固有地 パリ "7 ' ' j , クス 回 転 後 の 因 子 負 荷 i 1 a1 a2 a5 a6 a7 0. 760 a3 0.021 a4 0.128 0. 048 o168 0.022 0.113 0.311 -0140 0. 228 0.215 0. 080 0.363 -0225 0.638 0.072 0.546 0. 167 0.01 9 0. 085 0087 -0163 o137 0. 092 0.255 0.131 -0217 0. 6 4 1 0.133 0. 1 17 -0.067 0. 098 01 75 0. 093 0. 477 0. 047 0. 059 0.582 0.224 0. 088 -0.025 0. 279 0 331 0. 385 0. 075 0. 477 0. 052 -0. 181 0.025 0. 670 0.093 0. 095 0. 059 0. 019 0.514 0. 368 0.054 0.036 0.115 0.15 7 0.209 0022 0 .1 9 1 0122 0 483 -0. 189 0. 0 2 1 0.023 -0. 160 -0.217 0. 088 0. 168 0. 566 0. 17 5 0.047 o131 0392 0.321 o021 0. 254 0.022 0.392 -0.083 -0.223 0. 036 日 0.513 0. 073 0. 483 0 049 0.173 0 .1 37 0.253 0. 773 o037 -0.J7 3 0.064 -0.018 0.089 0. 512 0.171 0. 043 0. 081 0.182 0. 324 -0.235 0.807 0.019 0. 027 0049 0.243 0. 076 -0.031 -0. 312 0.031 0. 252 0. 24 1 0. 196 0.018 0. 1 3 4 0. 448 0.287 o116 0. 138 0.247 -0039 0 .1 70 0. 545 0. 102 0. 267 -0536 0.024 0. 069 0.042 0. 13 1 0. 008 0. 030 0. 0 4 4 0472 0. 018 -0. 287 0. 062 -0. 1 14 0. 098 0.61 6 0. 057 0. 066 0.003 o621 0 .1 10 0.138 0055 0.113 0. 280 0. 1 6 1 0. 5 41 0. 2 2 4 o211 0.087 o121 0. 027 -0032 o149 -0 .1 47 0.434 0. 015 -0.004 0.268 0.254 0.103 0025 0.351 0.077 -0079 -0. 376 0. 028 0330 -0. 210 0.053 0.01 8 0. 006 o184 0. 643 0. 5 3 1 0.136 0. 182 01 67 -0.185 0. 313 -0.109 0. 322 -0. 089 o396 0.041 -0.081 -0. 15 2 -0. 580 0513 -0. 010 0. 130 01 1 1 0. 058 0.522 0223 0. 51 8 0.138 0. 371 0.027 0. 033 0.024 0. 460 0.379 0. 147 0. 4 45 0.145 -0 0 2 4 0. 083 -0.233 o110 -0.580 0. 14 1 0. 010 0. 047 -0.074 -0. 163 0. 091 0.120 0. 1 14 0.120 0. 088 0. 1 6 6 -0. 542 0 005 0.130 0. 524 0.180 0320 -0. 066 0. 302 0. 11 6 0. 2 6 1 0. 046 0. 167 0.370 0. 1 1 1 -0. 072 合 0. 426 0. 019 0.1 05 0. 194 0.028 0.069 0.296 0.368 o051 0. 143 0. 106 -0. 512 0.145 0213 0. 203 o011 o022 0.523 0. 054 -0.184 0. 034 0.545 -0. 092 0.357 0.219 0. 007 0. 0 9 1 0.049 0.035 -0. 3 8 4 0. 145 0. 085 -0. 012 0. 037 0. 451 0. 4 73 0.041 -0. 015 0.314 0.119 0. 043 0.001 0.061 0. 01 9 -0. 176 0.511 o147 o149 0. 234 -0. 420 0.1 05 O .1 7 1 01 9 1 0. 460 0. 10 4 -0.117 0.133 0 010 01 38 0. 528 0.246 0.012 0.020 0167 0. 086 0. 05 3 0. 453 -0. 012 0.419 -0.178 0.1 78 0. 092 0. 053 0. 149 -0. 085 0.576 0. 242 -0 1 1 1 0.138 0. 017 0. 060 -0317 -0. 053 -0396 0.029 0.400 -0.334 0. 0 2 6 -0. 0 6 8 8. 817 3 707 2.7 7 4 2.118 1 .961 1684 1268 1 8. 37 26.09 31 .87 3 6. 28 40. 37 43. 88 46.52 o091 0. 059 架 ; f f l 寄 与率 ( %) 21 H群 、 L群 に 分 け て , 文 章 完 成 法 形 式 に よ る 自 由 表 5 項 目 分 折 (上 位 ・ 下位 分 折 の 結 果 ) 〈 頁 目 J . l 立 ・下イ立 r X 'の f 直 分割 」イ立 .ー ド{ 立 j ; 1 分 割r X' の値 記 述 か ら の 表 出 と の 関 連 を 求 め て X2検 定 を 行 っ I 頁 P P た。 結 果 は 5 %の 有 意 水 準 を み た (df=1, X2= 1 7.706 <0. 0 1 25 7.706 <0.01 5.416. pく 0.05)0 2 4. 012 <0.05 26 1 0.106 <0. 0 1 の 68名 を 対 象 に し て 主 成 分 分 折 を 行 い , そ の 後 ノ f 3 13.613 <0. 001 27 9. 1 12 <0. 01 リ マ y クス 回 転 に より Stamps ら と 同 じく 7因 子 4 4.000 <0.05 28 5.513 <0.05 を 抽 出 し 説 明 を 試 み た 。 7個 の 因 子 は 全 分 散 中 の 5 .146 11 <0. 001 2 9 4.012 <0.05 46.5%を占め , 十 分 な 説 明 力 を も った。 本 報 で 作 6 11 .429 <0.001 30 9.468 <0. 01 成 し た 日 本 版 は こ の 7個 の 因 子 の い づ れ に つ い て 7 5. 727 <0.05 31 5.444 <0.05 も0.3以 上 の 負 荷 量 が み い だ さ れ た こ と か ら , 測 8 2.813 ( -) 32 7.706 <0. 01 定尺度は因子的妥当性を有するといえ る 。 9 1 9 01 2 <0. 0 0 1 33 1 .125 ( ー) は 個 人 の 仮 り の 総 得 点 を 高 い 順 に 並べ上 位, 下 位 1 0 5. 444 <0. 05 3 4 0. 444 ( -) そ れ ぞ れ 27% ( 各 28名 ) を 上 位 群 , 下 位 群 と し て 1 1 0. 455 ( ー ) 35 1. 052 ( -) X 2検 定 を 行 い 有 意 水 準 を 求 め た 。 14個 の 項 目 が 2) で は 1回 目 の 全 項 目 記 入 3) で 1 2 2.813 ( 一 ) 36 7. 133 <0. 0 1 有 意 水 準 に 達 し な か った が, 看 護 婦 の 職 業 の 栴 成 1 3 9.112 <0. 01 37 0. 457 ( -) 概念上必要不可決なもので除外することはできな 1 4 1 1. 146 <0. 001 38 13.613 <0. 0 0 1 い。 以 上 の こ と か ら 本 報 で 提 示 し た 質 問 紙 は 病 院 1 5 12.040 <0. 001 39 1. 446 ( ー ) 勤 務 の看 諮婦 の 満 足 度 を 測 定 す る た め に 有 用 であ 1 6 7. 706 <0. 0 1 40 4. 713 <0. 05 17 1. 052 ( ー ) 41 .146 11 <0. 001 18 9.000 <0. 0 1 42 9.112 <0. 0 1 1 9 1 5. 125 <0. 0 0 1 43 7.31 4 <0. 0 1 20 0.468 ( ー ) 44 1 .003 ( ー ) 2 1 1.800 ( -) 45 2.095 ( ー ) い た だ き ま し た 。 特 に 平 間 理 子 氏 、 背 佐和子氏, 22 5. 727 <0. 05 46 9.112 <0. 0 1 菅千索氏,森田義宏氏には大変お世話になりまし 23 1 6 .457 <0.001 47 9.112 <0.01 た。 記 し で 謝 意 を 表 し ま す 。 また , 調 査 に ご r h l J力 2 4 1 .778 ( 一 ) 48 5.444 <0. 05 い た だ い た 看 護 婦 の 皆 さ ん に 厚 く 感 謝 い た し ま す。 ると考える 。 後 記 本 研 究 に あ た り 多 く の 方 々 か ら ご 協 力 , ご援 助 df=l. 有意差なし(ー ) 文献 要 約 1)St amp s P. L.. Piedmont.E. B.. Sl a v i t t D. 町 本 研 究 で、 は St am ps ら の 作 成 し た 「 病 院 勤 務 の 看 護 婦 を 対 象 に し た 職 業 に お け る 満 足 度」 の 質 問 紙 の 48項 目 の 日 本 語 訳 を 作 成 し , 信 頼 性 妥 当 信頼性を調べるために総合病院に勤務している 100人 に 2- 3週 間 の 期 間 を お い て 質 問 紙 を 2 回 配布した。回収した質問紙の中の全項目に回答の あ っ た 58人 に つ い て の 1回 目と 2回 目 の 聞 に は 相 関 性 が み ら れ た ( .87)。 ま た 7つ の 各 構 成 要 素 闘 で は 「看 諮 業 務 」 と 「 看 諮 婦 問相互の影響」は, • 68) .全体に信頼 性を満たすものと考える 。 妥 当 性 に つ い て 1) 文 章 完 成 法 , 2) 因子分折, 3) 項 目 分折 を行った。 町 & Hasse. A. M :Measu remen to f Wor kS a t i - sf a c t i on among Heal t h Pr o f e s s ional . Medical 1978) Car e.16( 4).p.337-352 ( 肴殺婦の仕事への満足度に附する研究, 肴波研究、 vo. l 20、no.3 . p302-311 f-Est eem) について ,看殺研究, 3) 間 主 利 子 SE (Sel 2) 尼 崎 フ サ 子 '性についての杉t 言寸を行らった。 値 は や や 小 さ い が ( • 58, B. 1) で は仮 り の 総 得 点 を vol . 17 . no.2 . p117-123 ( 1984) 4) 曽 我 祥 子 STAI ( The S t a t e T r a i t Anxiety I n - o l. 17 . n o . 2 . ven t o r y) について,看 護研究. v 19 8 4 ) p.107-1 15 ( 5) t i J . . . h ! .邦雄,金子義弘,足立明久 心 理 検 査 i J l J I 定ガイ ドプ yク 。 京 都 ナ カ ニ シヤ 出 J t & . (1984)p.242 6) i 車線辰 雄 ア イ デ ン テ イ テ イ の 心E 史学Jr l占 i f 5ナ カ ニ シ ヤ t吐 1 版. ( 1986)P. 347 7) 芝 祐 ! 順 因 子 分 折 法 東 京 東 京 大 学 出 版 会 ( 1986)p.192 8) 高 木成 文 。 ナ ー ス に た め の 統 計 学 , 東 京 医 学 { ! } 院 , ( 1 9 8 4 )p.255 22 7J 'Ji~ミ l 病院勤務の看設婦を対象にした職業における満足度測定項目 l す る た め に 問 うて い ま す 。 項 目 を 注 意 深 く 読 ん で . 次 の 項 目 は 看 議 制 としで 働 い で い で ど ん な 満 足 感 を も っ て い る か 前例 目i あ な た の 気 持 ち を 対 も よ く 表 し で い る 欄 に O印を 入れて下さし、 。 一 つ 一 つ の項 目 に 答 え て 下 さ る よ う に お 願 い 致 し ま す 。 全 く そ つ だ 、 あ 、 あ む ね そ や や J そ 7 だ つ T 三 ど 勺 ち と も 、 し え な 、 し 1 1.現 在 の 給 料 に 満足 しでいる 。 2 . この病院で仰いていると "~j 聞 はすくにすぎてしまう。 3 職 場 に お け る看能 職 只 は 忙 し い H 寺 , お 互 い に 助 け 合 ぃ , 協 力 し あ って いる 。 4 こ の 病 院 に お け る 看 護 職 員 の 給 料 の 地力u 翠 に 私 は満足していない。 , 5 私 の 印 象 である が こ の 病院 の ほ と ん ど の 看 殺 職 員 は 仕 事 が き ち ん と 系 統 だ て で 行 わ れ る こ と を 好 む。 6.* 1 、の病棟では,医師は看護職員に協力的でなし、 。 7 必 要 以 上 に , ま た 欲 する 以 上 に 細 か く監 督 されて い る と 私 は 感 じ る 。 8. ;f1、を除いて,この病院で、の多くの看諮職員が給料に不満をもっている という 印 象を干ムはも っ ている。 9 た と え 私 がf 也 の 病 院 で よ り 沢 山 の 給 料 を も ら った と し て も 労 働 条 件 か ら こ の 病 院 で 働 きたい 。 1 0 . 新 採 用 者 は 私 の病 棟 に すく に 溶 け 込 め な い で い る 。 1 1 も う 少 し 行 事i 立 が 少 な か っ た ら , も っ と 良 い 仕 事 が で きると 思う 。 1 2 この病院の管理と看設業務の日常 問題との聞 に大きなギヤ y プ があ る 1 3 " 寺折私は矛盾して い る こ と を 言 っ て 〈 る 沢山の ボ ス ( 詰 め 所 の 中 で) がいるように感じる。 1 4 こ の 病 院 で は, 看 諮 職 員 に 期 待 し て い る だ け あ っ て , 私 達 は 仕 事 に 見 合った給料をもらっている。 15 向 分 が 行 っ て い る 行 事 は 本 当 に 大 切 な こと を し て い る と い つ も 思 つ で いる 。 16 私の職場にあ、いて,いろんな レベ ル の 看 護 職 員 の 聞 で , す ば ら し い チ ームワ クと 協力カずできでいる 。 1 7 . 看 諮業 務 に ‘ わ いで , 私 は 管 E 里の仕事としでのペーパーワークに沢山の l 時間を か け る が, そ れ は 妥 当 な こ と で あ って , そ の た めに 法、者に迷惑 かけているとは足、わない 。 2 3 4 や や そ つ で l ま な 、 し 5 、 お お む ね そ 7 で l i な 、 し 6 ノコ ユ ¥ く そ フ て 手 l ま 告 : 、 し 7 2 3 全 く そ つ 1 三 お わ む ね そ や 吋 コ そ 7 だ 7 f ミ ど や 勺 吋 コ ち と も L、 え な L、 1 1 8 この病院では,看護職員に陶上への機会がたくさんある。 1 9 . 私 の 病 棟 で は , 看 護 婦 と 医師 の 聞 で 十 分 な チ ー ム ワ ー ク が と れ で い る 20.看 殺 業 務 に お い て , 私 の 上 司 が ほ と ん と の 決 断 を 行 " .仕 事 に おける I 夫凶1 1ま干ムにはなし、 。 2 1 . こ の 病 院 で は 看 護 婦 の ペ ー パ ー ワ ー ク ( 記 録, 事 務 的 仕 事 e t c)が多 すぎる。 2 2 . 私 は 自 分 の 行 っ て い る 仕 事 ( 内 容, 質 , や り 方 ) に 満 足 し て い る 。 23 看 護 業 務 に お け る 看 護 職 員 は 私 の 好 む よ う な 親 し み な ど が す く な し 、 。 24.私 には f 也の看諮職員と患者ケアに │ 話 1 する問題を話し合う十分に時間と 機会がある 。 25 看 護 職 員 は 管 理 の 決 定 に 参 加 す る た め の 機 会 が た び た び で あ る 。 26 こ の 病 院 で は え こ ひ い き な と か ら 看 護 職 員 が よ り 高 い 給 料 を 得 る こ と は可能である。 2 7 . 私は一生懸命行っている 仕事に結局は何の意見も見いだせないでいる 28 病棟では階級な識が強くて,看護職員のたての交流がすくなし、。 2 9 .1 ,也の人に,平ムカずとんな f 士 司1をしているか誇!りをも って言舌せる 。 30 こ の 病 院 は , 看 護 職 員 を 含 め て , 雇 用 者 の 厚 生 に つ い て よ く 考 え て く 在かで、ある。 れ て い る こ と はE 31 私 は H キ折,専門職としての看護につながらないような こ とを仕事で要 求されることがある。 32 他 の 病 院 の 看 殺 職 員 か ら 得 た 情 報 で も , こ の 病 院 で は , か な り よ い 給 ギ斗を f ムっている。 33 この病院での管理者側の決定は, /J;¥、者ケアに閲しで干渉し寸ぎる 。 34 私 がや り た い と 思 つでいるような也、者ケアをする た め に は H 寺問が足り なし、。 35 一 般 に こ の 病 院 で は , 私 の 業 務 を 含 め て . !J:¥者のニードを優先順位で 系統だてていないで感じる。 36 私 の 病 棟 の 看 護 職 員 1 ;1:,“家族的ムード"が満ちていると思えない 37 も っ と た く さ ん の H 寺間カヘそれぞれの忠者に士サしであったなら, もっ と良いケアができるだろう。 38 全 般 的 に , 私 は こ の 病 院 で 系 統 だ て て 行 わ れ て い る看護 方 法 に 満 足 し でいる。 2 3 4 そ 7 で 1 ; 1 : J j : t、 5 む わ む ね そ つ で 1 ; 1 : よ と L、 全 く そ " ) で 1 ; 1 : 告 : L、 24 二 、 ニ 主 ノ、 く そ つ 1 三 わ お む ね そ 7 や や そ 7 だ t . ' . ど 勺 ち と も 、 し え な 、 し 1 39. 一 般 的 に こ の 病 院 の 医師 は 肴 議 職 員 が 行 って い る こ と を 理 解 し , 評 価 しでいる 。 40. こ の 病 院 で 看 護職 員 が か な り の 給 料 を も ら う よ う に す る I I f fー の 方 法 は 主 日i 訟を { 乍 る こ と で あ り ,生E J 合 に よ っ て は , ス トラ イ キ を す る こ と で あ ろう。 41 も し 私 に も う 一 度 や り な お す チ ャ ン ス が あ っ た と し て も , 再 び 看 護 の 道にすすむだろう。 42 こ の 病 院 の 看 護 職 員 は お 互 い に い が み あ っ て い る 。 43 私 は 病 院 の 方 針 ・計 画 な と に 間 接 的 参 与 が で き る 。 44 入 院 伐 の 高 勝 を 思 う と き , 肴 殺 職 員 の 給 料 を そ の ま ま 据 え 置 く よ う な あらゆる努力をすべきである 。 45 平ムの付 ~JJ はいろいろな技 j,f.jとか知計4 を必要としなし、 。 46 全 般的 に , 看 被 管理 者 は 日 常 の 諮 問 題 や 手 I 1 阪 に つ い て 職 員と 相 談 す る 47 適 H キ, 重 要 な 決 定 を 下 す 自 由 が 私 の 行 事 に あ る 。 さ ら に 監仔 者 は 私 を 支えてくれる。 48 このがJ s 完では車合 r ヰを 」担げることカご必嬰である 。 ; )I J i 恭 2 文章完成法の項目内容 次の II ~ きかけの文誌をあなた自 身 の言葉で完成させて下さい 。 ① 私は自分の士i : Z J Jに ② 紅、の職jJ,,~ では ③ f l ,のうらやましし、ことは @ 不安なこと ,不満なこと ③ 弘の仕耶をしているときの長所は ⑥ 私の心は ⑦ 将来は ③ 人に比べて私は ③ 弘の N (大の希望は ⑩ 払の 1 l : : [ : J r について他の人に 2 3 4 や や そ つ で l 主 な L、 5 、 お 、 お む ね そ 7 て も 1 ; 1 : な L、 全 6 7 〈 そ つ で l 主 な 、、