Comments
Transcript
ノルウェー 政務月報(2015 年 5 月) 1.外交 (1)主な出来事 4 日
ノルウェー 政務月報(2015 年 5 月) 1.外交 (1)主な出来事 4日 ソーライデ国防相とアグイアール・ブランコ葡国防相は、安全保 障・防衛分野におけるより緊密な協力のための合意に署名。 4-5 日 カヴァコ・シルヴァ・ポルトガル大統領がノルウェーを国賓訪問。 ソールベルグ首相、ブレンデ外相ら閣僚と会談。 5日 リーエン石油・エネルギー大臣が、カヴァコ・シルヴァ・ポルト ガル大統領およびダシルヴァ環境・区画計画・エネルギー大臣と 欧州ガス市場につき会談。 5日 貿易産業・漁業省は、ノルウェーとポルトガルが海洋研究分野で 連携強化していく協定に合意したと発表。 5-6 日 ブレンデ外相が、デンマークのヘルシンゴーで開催された北欧バ ルト外相会合に参加。 7日 気候環境省は、ガイアナの森林保護活動のため、3億NOKを拠出す ると発表。 7日 ホグルン副外相がマレーシアを訪問し、ASEANとノルウェーの連携 強化などにつき協議。 8日 外務省は、パキスタン・ギルギットにおけるヘリコプターの墜落 により、ラーシェン駐パキスタン・ノルウェー大使が死亡したこ とを確認した旨発表。 11 日 ウクライナ訪問中のブレンデ外相が、同国に対し4,000万NOKの追 加支援を行う旨発表。 11 日 外務省は、イエメンでクラスター兵器が使用されたことを非難す るブレンデ外相声明を発表。 12 日 貿易産業・漁業省は、ノルウェーがアイスランドおよびグリーン ランドとのカペリン漁業に関する漁業協定に合意したと発表。 13 日 ブレンデ外相が、NATO非公式外相会合に参加のためアンカラを訪 問。 13 日 外務省は、パキスタンで 43 人のシーア派教徒が殺害された件を非 案するブレンデ外相声明を発表。 17-18 日 アイハン貿易産業副大臣がブラジルを訪問し、海事セクターの政 策協議などを行った。 18 日 外務省は、ムルスィー・エジプト元大統領の死刑判決を懸念する 1 18-20 日 21-22 日 21-27 日 23 日 26 日 27 日 27 日 28-29 日 29 日 29 日 プレスリリースを発出。 ブレンデ外相がイスラエル及びパレスチナを訪問し、ネタニヤ フ・イスラエル首相およびハムダラー・パレスチナ首相と会談。 ブレンデ外相が訪米し,ケリー米国務長官と会談を行ったほか, 米国の北極評議会議長国就任に際し,関係者との意見交換を行っ た。 ハラルド五世国王陛下が米国公式訪問。 外務省は,NPT運用検討会議におけるコンセンサスの欠如に失 望したとのブレンデ外相声明を発出。 26日,ノルウェー外務省は,インド洋の難民漂流対策として, ミャンマーのラカイン州に対し 1,000 万 NOK の人道支援を行う旨 発表。 ブリュッセルに於いて,ノルウェーが議長国を務めるパレスチナ 支援調整委員会(AHLC)が開催。 外務省は,ギリシャにおける新たな移民収容センター設置のため, EEA ノルウェー無償資金協力スキーム(EEA and Norway Grants Scheme)から拠出を行う旨発表。 オスロで「武力紛争下における児童の保護に関する会合」が開催 され,ブレンデ外相とソーライデ国防相が開会セッションに出席。 外務省は,コロンビアでノルウェーNGO が地雷除去作業を開始す る旨発表。 外務省は,世界海事大学に対し,毎年 450 万 NOK の拠出を 2 年間 行うことを発表。 (2)ノルウェー政府要人による主な外国訪問 ア ブレンデ外相 1日 オランダ(ハーグ) 6日 デンマーク(ヘルシンゴー) 12-15 日 ウクライナ(キエフ)、トルコ(アンカラ) 18-19 日 イスラエル、パレスチナ 21-22 日 米国(ワシントン) イ ブラットスカール副外相 7日 ベルギー(ブリュッセル) 2 18-20 日 26-29 日 米国(NY) コートジボワール(アビジャン) ウ ペーデシェン副外相 7日 ドイツ(ベルリン) 18 日 ベルギー(ブリュッセル) 27 日 デンマーク(コペンハーゲン) エ ホグルン副外相 7日 マレーシア(クアラルンプール) 14-15 日 米国(ニューヨーク) オ ストゥブ副外相 8日 アイスランド(レイキャヴィーク) 27 日 ベルギー(ブリュッセル) カ アイハン貿易産業副大臣 17-18 日 ブラジル(リオデジャネイロ) キ ヘルゲセン首相府国務大臣 18 日 ベルギー(ブリュッセル) 20 日 フランス(パリ) ク スントフト気候環境大臣 12 日 ドイツ(ベルリン) ケ ホーネ児童・平等・社会統合大臣 1日 デンマーク(コペンハーゲン) コ ハウグスタ教育研究副大臣 15 日 アルメニア サ ヴィドヴァイ文化大臣 14-17 日 米国(ロスアンゼルスなど) 3 (2)主な外国要人のノルウェー訪問(括弧内は会談相手) 4-5 日 カヴァコ・シルヴァ・ポルトガル大統領(国賓) 5日 ダシルヴァ・ポルトガル環境・区画計画・エネルギー大臣(リー エン石油エネルギー大臣) 7日 ペーション・スウェーデン北欧連携大臣(アスパーケル漁業大臣 兼北欧連携大臣) 12 日および フェルナンデス=タランコ国連平和構築支援事務所事務次長補 21 日 (ペーデシェン副外相) 12 日 セカンディ・ウガンダ副大統領(ブラットスカール副外相) 18 日 ヨハンソン・アイスランド漁業大臣(アスパーケル漁業大臣) 18 日 サンペール・コロンビア環境・開発副大臣(ホグルン副外相) 19 日 カルデロン墨前大統領(ソールベルグ首相) 20 日 リッポネン・フィンランド元首相(ペーデシェン副外相) 20 日 デルアギラ・グアテマラ教育大臣(ホグルン副外相) 21 日 フェルナンデス=タランコ国連事務次長補(ペーデシェン副外相) 27 日 ヌルバヤ・インドネシア森林・環境大臣(ホグルン副首相) 31 日 ダール・フェロー諸島自治政府漁業大臣(アスパーケル漁業大臣) 2.内政 (1) 主な出来事 【2 日】進歩党党大会 1 日から 3 日にかけて、オスロ郊外のガーデモエン・クラリオンホテルにて進 歩党大会が開催。ペール・サンベルグが第一副党首、ソールヴィーク=オルセ ン運輸通信大臣が第二副党首にそれぞれ再選された。政策としては、シリア難 民の受入れについては拒否の姿勢を示した。また、国防予算外で潜水艦や戦闘 機の入手が可能となるような、防衛機器に関する新企業の設立案も可決された。 【12日】修正予算発表 イェンセン財相が修正予算を発表。昨年の原油価格の大幅な下落に伴い、石 油関連事業収入が当初の予算案より大きく落ち込むこととなった。石油関連収 入を含む総歳入額は1兆2331億NOK(当初予算比7.8%減)、総歳出額は1兆1914NOK (同0.66%減)で、黒字分は政府年金基金グローバルに積み立て。同基金の2015 年はじめの資産残高は6兆4300億NOK(2015年修正予算総歳出額の約5.4倍)とな った。 3.各政党支持率 2015 年 5 月における各政党支持率 4 (8 社の世論調査平均。出典:DN および www.aardal.info) 政党支持率 2015 年 5 月 前回総選挙(2013 年 9 月) 得票率 保守党(H) 22.1% 26.8% 進歩党(FrP) 11.3% 16.3% 自由党(V) 4.0% 5.2% キリスト教民主 党(KrF) 5.3% 5.6% 40.3% 30.8% 左派社会党(SV) 4.3% 4.1% 中央党(Sp) 5.5% 5.5% 環境党緑(MDG) 3.9% 2.8% 労働党(Ap) (了) 5