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2014.11.30 研究会 の案内文 - 全国大学人権教育交流会
全 国 大 学 人 権 教 育 交 流 会 《研究会開催のお知らせ》 ○開 催 日:2014 年 11 月 30 日(日)13 時 00 分~17 時 00 分(受付は 12 時 30 分~) ○場 所:関西学院大学 大阪梅田キャンパス 1003 教室 大阪市北区茶屋町 19-19 アプローズタワー内 Tel:06-6485-5611 http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/ ○参加費として、当日 1,500 円(学生他は 1,000 円)いただきます。 研究会 「日本のヘイトクライムと人権教育」 司会:鍛冶 彰(元園田学園大学教員) 13:00~ 開 会 ヘイトスピーチの映像上映 13:30~14:30 報告 1「日本の『ヘイトクライム』-京都朝鮮学校襲撃事件につい て」 中村一成さん(ジャーナリスト) 14:30~14:45 休 憩 14:45~15:45 報告 2「民族教育権について-戦後の『在日』の教育史の中から」 李月順さん(関西大学講師) 15:45~17:00 討 論 ○準備の都合上、参加予定の方はメールにてご連絡ください。当日参加もできます。 北山雅博 関西学院大学人権教育研究室 Mail:[email protected] ※ 詳 細 は 全 国 大 学 人 権 教 育 交 流 会 の ホ ー ム ペ ー ジ を ご 覧 下 さ い 。 http://zdaigakujinkenkyoikukoryukai.web.fc2.com/ ※全国大学人権教育交流会の会員を募集しています。 希望者は、事務局(北山)までメールにてご連絡ください。 お問い合わせ: 関西学院大学人権教育研究室 北山雅博 Mail: [email protected] Tel&Fax:0798-54-6720 または、加藤昌彦 Mail: [email protected] 研究会 「日本のヘイトクライムと人権教育」 差別・脅迫・殺人扇動が日本に跋扈し、黙認されています。事態を重視した国連人権 差別撤廃委員会は、本年 8 月末にヘイトスピーチを行う個人や団体について、「捜査を 行い、必要な場合には起訴すべきである」と日本政府に勧告しました。人権には「表現 の自由」はあっても、表現の暴力の自由はあってはなりません。進行形の実態とともに、 マイノリティー民族のアイデンティティーを育む教育について、皆で考えていきたいと 思います。積極的なご参加を期待しています。 報告者プロフィール ◎中村 一成(ナカムライルソン)さん 1969 年生まれ。毎日新聞社を経て現在、フリー。在日朝鮮人や移住労働者、難民を 取り巻く問題や、死刑を主なテーマとしている。著書に『声を刻む 在日無年金訴訟を 巡る人びと』(インパクト出版会 2005 年)、『なぜ、いまヘイトスピーチなのか― ―差別、暴力、脅迫、迫害』(共著 前田朗編 三一書房 2013 年)、『ルポ 京都 朝鮮学校襲撃事件』(岩波書店 2014 年)は徹底した細かな取材と自身をも内面から 抉った力作。 ◎李月順(リウォルスン)さん 1954 年生まれ。在日 3 世。関西大学非常勤講師。「民族教育ネットワーク」代表。 在日朝鮮人教育、在日外国人教育、多文化教育等を研究。2004 年にアプロ女性実態調 査プロジェクト「在日朝鮮人女性実態調査」に取り組む。『在日朝鮮人の民族教育と在 日朝鮮人教育』(朴鐘鳴編著『在日朝鮮人の歴史と文化』明石書店 2006 年)、『朝 鮮人学校における朝鮮語教育―バイリンガル教育の視点から』、『名のりからみたマイ ノリティー教員としての意識化』など論文多数を執筆。