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エマージェンシーブランド フランドルが新SPA

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エマージェンシーブランド フランドルが新SPA
テキスタイル&ファッション
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Vol.26 No.2 (2009.5.)
編集長が選ぶこのニュース..
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エマージェンシーブランド
コムデギャルソンは09年春夏からエマージェンシー(緊急事態)ブランドとして「ブラック・コ
ムデギャルソン」を立ち上げる。現在の経済状況下での緊急事態に対処するブランドとの位置づけ
で、”個性ある値頃
がコンセプト。伊勢丹との共同戦略で5月末から展開する。(
「繊研新聞」
)
<コメント>
ブラック・コムデギャルソン価格帯
繊研新聞によるとこのエマージェンシー
○ジャケット
ブランドは、現在の状況をネガティブにとら
3万5,000円∼4万2,000円
えないで、新しいものを発信したいという思
○プリントTシャツ
いから構想約1カ月で製品化に踏み切った。
5,900円∼6,500円
展開期間を約1年半に絞った「ゲリラ的」ブ
○シャツ
ランドとしてスタートするが、百貨店は伊勢
1万円
丹本店だけで、あえて平場で販売する。ほか
ブランドです。手頃な値段、でもかっこうい
には路面店やインショップ形式を予定して
いブランドじゃないと。しかも個性的な内容
おり、コムデギャルソンの既存の店では扱わ
で。新しい考え方ビジネスで、売れたらスピ
ない。日本以外では香港のITでも展開予定
ーディーに追加していく。新しいピースも差
で、ソウルでの販売も検討している。
し込みながら。安いだけではいけない。コレ
商品は、ほぼ黒一色で、コムデギャルソン
クションの高い商品を買えない人に、あるい
らしい洗い加工やドットも揃う。生産ははす
はコムデギャルソンを着たことのない方に
べて日本。値頃な価格でも日本製のクオリテ
も。
「価格」だけが前面に押し出されている最
ィーと個性的な内容で、新しい顧客開拓につ
なげていく。
近のアパレル、ファッション業界の中で「個
川久保玲氏の話=こうした時代だからこそ
性ある値頃」を狙ったエマージェンシーブラ
新しいものを発信したい。エマージェンシー
ンドが注目される。
フランドルが新SPA
フランドルは3月1日、住金物産、帝人グループ(帝人ファイバー、NI帝人商事)、フェニッ
クス・ホンコン(FHK)と共同出資で、新しいSPA(製造小売業)を展開する新会社・「イッ
ツ・インターナショナル」を設立。新会社は栗田英俊フランドル社長が兼任し、資本金は4億円。
(
「繊研新聞」ほか)
にしているが、百貨店向け婦人服を主体とし
<コメント>
た同社のSPA強化は、アパレルのいわゆる
2010年に原宿に1号店となる大型店
新流通
を開設し、14年までに大型店5店、中・小
型店130店の計130店を出店すること
14
を加速させることになろう。
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