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ソフトウェア工業化の基盤技術 JPML

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ソフトウェア工業化の基盤技術 JPML
ソフトウェア工業化の基盤技術 JPML
【開発手法】篇
IT 社会の進化を支える原動力
人のワーキング・スタイル
ソフトウェア工業化の発展
ソフトウェア工業化の真髄
ソフトウェア工業化の中身
開発手法のシンプル化と人の関係
ソフトウェア部品化の意味
組立て技術の標準化と多様化
ソフトウェア量産化の社会効果
This material is designed for those, who are interested in SFI
methodology and technology.
Daniel Li
メウィックス株式会社
http://www.mewix.com/
10th April 2012
http://www.mewix.com/
債券取引システムの構築について
■
ソフトウェア工業化の真髄
ソフトウェア工業化の目的として、次のように考えている。
□
IT 技術による『社会』の進化
5 年、10 年、30 年先の社会を想像してみると、様々な分野にロボットが人の生活、職場に導入される。ロ
ボットが人と会話し、人+ロボットの社会に変わりつつあるでしょう。将来の社会に進化させるには、高度な
IT 技術が必要となり、ソフトウェア工業化技術は欠かせない重要な役割を果たすことになります。
ここで、ソフトウェア工業化基盤技術を研究テーマとする JPML 技術を例にし、ソフトウェア工業化技術を
考えていきたいと思います。
図1.債券取引システムにおける『人』の要素
A IT 知識の熟知度
■
ソフトウェア工業化の中身
□
『IT drives ビジネス』の考え方
: 0 – 10;B 業務知識の熟知度: 0 – 10;C 金融知識の熟知度: 0 – 10
『IT driven ビジネス』の考えたとは、高度な IT 技術を用い、様々なビジネス要素(顧客、市場、商品、
価格、リスクなど)を分析し、すばやく市場に反応できるような製品もしくは、ビジネスチャンスの生み出す
戦略である。
日本で『IT driven ビジネス』戦略はそれほど重視されていないのが現状です。
■
ソフトウェア工業化技術の要素
ソフトウェア工業化技術として、次の課題を対応しなければならない。
□
■
ソフトウェア工業化技術による開発手法の確立
キーワード:
IT Drives ビジネス
ワーキング・スタイル
JPML 開発手法
ソフトウェア工業化
ユーザ体験型
http://www.mewix.com/
債券取引システムの構築について
開発手法とは、システム開発を効率的に行えるための手順、ノウハウを指しますが、顧客、リソースおよび
開発費用をバランスよく管理できる方法というビジネス思考ともいえます。
開発手法は IT 技術および人(ユーザ、開発者)への依存度が高いため、IT 進化に伴い、様々な開発手法が
生まれてきました。代表的なウォーターフォールモデルに対して、短期間の開発を目指すアジャイル手法
もあります。いずれにしても、人的な作業が中心となる開発手法です。
JPML 開発手法とは、ソフトウェア工業化技術を用いて、開発の要因を正確に分析し、人、費用とリソース
のバランスを保ちながら、最大限に人のワーキング・スタイルを改善するアプローチと定義します。JPML
開発手法には開発に関わる様々課題について対応策を論じます。
■
□
目的
-
顧客側の管理
□
目的
-
開発費用の管理
□
目的
-
開発側の管理
□
ソフトウェア
-
大量生産/多品種生産
□
ソフトウェア
-
部品化および部品の見える化
□
ソフトウェア
-
組立て技術
□
人のワーキング・スタイルの改善
□
ソフトウェア
-
知能化
□
ソフトウェア
-
蓄積と再利用
□
開発コスト
□
ソフトウェア
□
基幹系の黄金率7:3
□
JPML 開発 -
ウォーターフォール + アジャイル開発
□
JPML 開発 -
ワーキング・スタイルによる開発
□
JPML 開発 -
ユーザ体験型の開発
目的
-
-
管理
-
品質向上
顧客側の管理
顧客側の管理について、次の目標を達成することを目指します。
□
満足度の改善
顧客の満足度の改善には、ビジネスの商習慣と利用者のシステム経験値、利用環境などに重点を置き、
システム開発の早い段階で、顧客の利便性に繋がる要素をパターン化定義し、システム基盤に対応策
キーワード:
IT Drives ビジネス
ワーキング・スタイル
JPML 開発手法
ソフトウェア工業化
ユーザ体験型
http://www.mewix.com/
債券取引システムの構築について
を取り込みます。
たとえば:
特徴
工場内
ショッピング
金融取引
システム構成
C/S
B to C ウェブ
C/S + Messaging
画面
固定サイズ
ブラウザ
リッチクライアント
フォント
大きめ、自動調整
ユーザ調整
制限無
安定性、速度
正確、安定
要求低い
正確、安定、高速
コンテンツ
単純、UI 統一
多様性、大量
標準、少量
技術難易度
更新が少ない
低い、更新頻繁
難易度が高い
・・・
□
・・・
開発/保守費用の低減
顧客にとって、システム開発/保守費用の低減がビジネスの継続と成長に欠かせない要因なので、開発
側では顧客のビジネス現場と成長戦略を考慮した提案をする必要があります。たとえば、利用者のシ
ステム経験値を考慮し、画面操作性の簡易化、業務オペに沿った入力方式など採用することを設計書
に盛り込みます。
□
ビジネスへの促進
『IT drives ビジネス』戦略に基づき、開発側は顧客のビジネスを十分に理解し、顧客のビジネス戦略
を反応できるようなシステムを設計することができれば、顧客のビジネスを促進させ、顧客の満足度
の改善と開発側のモチベーション向上に繋がります。
■
目的
-
開発側の管理
■
JPML 開発 -
ユーザ体験型の開発
ユーザ体験型の開発とは、ユーザの立場で考え、ユーザに
■
開発手法の対比
図 2.債券取引システムの典型モデル
キーワード:
IT Drives ビジネス
ワーキング・スタイル
JPML 開発手法
ソフトウェア工業化
ユーザ体験型
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