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栄町楽市バザール報告書 本編 前半

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栄町楽市バザール報告書 本編 前半
平成 19 年度栄町まちづくり社会実験
栄町楽市バザール開催業務
報
告
書(案)
平成 19 年 11 月
特定非営利活動法人まちづくり千葉
目
次
1.業務の概要............................................................ 1
(1)業務の目的 .............................................................. 1
1)「栄町まちづくり社会実験」の趣旨・経緯 ......................................................................1
2)本業務の目的とねらい ....................................................................................................1
(2)業務の内容 .............................................................. 2
1)事業内容と事業タイトル.................................................................................................2
2)開催日時等 ......................................................................................................................2
3)業務の内容 ......................................................................................................................3
2.実施計画書............................................................ 4
3.業務の報告............................................................ 5
(1)演出関連 ................................................................ 5
1)出店による演出 ...............................................................................................................5
2)ステージ演出.................................................................................................................16
3)景観による演出 .............................................................................................................28
(2)渉外関連 ............................................................... 36
1)後援団体........................................................................................................................36
2)協力依頼........................................................................................................................37
3)交通規制(警察・消防・周辺駐車場) .........................................................................38
(3)設備関連 ............................................................... 46
1)設備の概要 ....................................................................................................................46
2)出店に関する設備..........................................................................................................48
3)ステージに関する設備 ..................................................................................................56
4)交通規制用看板・備品 ..................................................................................................60
(4)環境関連 ............................................................... 63
1)トイレ ...........................................................................................................................63
2)水の使用........................................................................................................................65
3)ごみ処理........................................................................................................................65
(5)駐車場・控室 ........................................................... 67
1)駐車場 ...........................................................................................................................67
2)控室 ...............................................................................................................................69
(6)保険 ................................................................... 70
(7)運営事務局 ............................................................. 71
(8)スタッフ ............................................................... 75
資
料
1.業務の概要
(1)業務の目的
1)「栄町まちづくり社会実験」の趣旨・経緯
千葉市の中心街である栄町(千葉市中央区)は、古くからの繁華街・歓楽街として栄えて
いたが、都市構造や経済環境の変化とともに、商店数や居住人口の減少が進むなど、まちの
賑わいが急激に失われつつあり、空洞化などが深刻な問題となっている。
このような背景から千葉市では、地域が一体となったまちづくりを推進するため、市民や
NPO・地元企業などに対し「賑わいを創出し、街の再生につながる事業やイベント」「地域
の歴史や文化を活かした斬新なアイデア」「市民参加や地元との連携や協力を念頭に置いた
案」といった、まちづくり社会実験の実施案を公募した。そして 2006 年 12 月の「栄町まち
づくり社会実験推進協議会」において、応募された案の中から 2 つの案が選ばれ(最優秀賞:
「オシャレな楽市ストリート」、優秀賞:「特色あるテナントミックスとイベント事業そして
情報発信」)、これらを組み合わせたイベントを「栄町まちづくり社会実験」として実施する
こととなったものである。
なお、社会実験は 2 ヶ年にわたって行われる予定で、今回の実験の成果は客観的に評価を
し、今後の栄町のまちづくりに活かしていくものである。
2)本業務の目的とねらい
本業務は、平成 19 年度栄町まちづくり社会実験として開催される「栄町楽市バザール」の
円滑な実施を目的とし、演出や企画、各種設備の準備、運営事務局、当日のスタッフ(警備・
運営・記録)などの業務を行うものである。
なお、今回の実験のねらいは以下のとおりである。
・栄町の地区イメージの向上
まちづくり社会実験の実施により、
「まちづくり活動への取り組み」を広く市民などに周知
し、「栄町」のイメージを向上させるとともに、認知度を高める。
・まちづくりの基礎(組織)づくり
地元の住民、商業者、関係者など自らが、まちづくりの運営主体となって活動するための
基盤(組織)づくりを行う。
・まちづくりのコンセプトの検証
まちづくりのひとつの方向性として、
「オシャレな楽市ストリート」と「インターナショナ
ルマーケットプレイス」を組み合わせたイベント事業についての検証をおこなう。
1
(2)業務の内容
1)事業内容と事業タイトル
「オシャレな楽市ストリート」と「インターナショナルマーケットプレイス」の組み合わ
せによる実施内容とし、事業タイトルの名称は、双方のイメージから「栄町楽市バザール」
とした。
2)開催日時等
・開催日時:平成 19 年 11 月 10 日(土)および 11 日(日)の午前 11 時~午後 8 時
・開催場所:千葉市中央区栄町~中央 1 丁目「栄町通り」
(通称:ハミングロードパルサ)
※延長約 370 メートル(図 1-1 の両矢印の区間)
なお、雨天の場合は、一部中止もしくは時間を繰り上げる場合がある。
図 1-1 開催場所位置図
2
3)業務の内容
業務の内容は下記のとおりである。詳細については、「3.業務の報告」で述べる。
①演出関連
開催する2日間にわる出店者の募集や依頼、ステージ出演者及び出店者との連絡や調整、
司会や舞台監督の依頼、会場全体の配置計画やサイン計画、スタッフジャンパーとエプロン
作成などの業務を実施した。
②企画関連
実施計画書の作成、人員計画・スタッフシフトの作成、後援依頼、地域や関係者への挨拶、
交通規制関係書類の作成と申請、消防届出書の提出、関係駐車場への協力依頼、各種スタッ
フの手配等の業務を実施した。
③設備関連
音響・照明・電気設備、テント・テーブル・パラソル・ステージ、交通規制備品、看板、
交通規制用ステカン、幟(のぼり)の準備などの業務を実施した。
④環境関連
トイレ・上水道・排水依頼、仮設トイレ設置、ごみ処理などの業務を実施した。
⑤駐車場・控室
駐車場依頼、駐車場確保、控室確保等の業務を実施した。
⑥保険
傷害保険、賠償責任保険の加入手続きなどの業務を実施した。
⑦運営事務局
平成 19 年 7 月より 11 月まで、各種受付や問合せ対応等の運営事務局業務を実施した。
⑧スタッフ関連
イベント当日の警備・運営・記録などの業務を実施した。
⑨報告書作成
上記までの結果を踏まえ、栄町楽市バザール開催業務に係わる報告書を作成した。
3
2.実施計画書
本業務の実施にあたっては、資料 1 に添付する「開催業務実施計画書」に従って遂行した。
なお、この実施計画書は、
平成 19 年 7 月 17 日の実行委員会で諮り承認を得たものであるが、
内容に変更の必要が生じた場合は、逐一、実行委員会の承認を得ながら進めた。
また、実施計画書の概要版の作成を行い、各後援および協力団体・企業等への説明資料と
している。
4
3.業務の報告
(1)演出関連
1)出店による演出
①開催準備計画
イ)募集方法等
募集方法としては、基本的には公募とし、
「出店申込書」(資料 2)により、物販、飲食、
プロモーションの別に(重複も可)申し込みを受け付けた。公募の方法は、ホームページ
(「ちぁる」http://www.chal.jp)への掲載と、関係者への配布のみとした。受け付けは 7 月
18 日より開始し、締め切りは 9 月 10 日までとした。また同時に栄町からの出店、千産千消・
インターナショナルをテーマとした出店者については、公募と並行して出店担当の実行委員
からの呼びかけ等による募集も行った。
出店者の決定にあたっては、内容が本イベントの趣旨に合致しているかの審査をし、また
地元の出店を優先とすることとした。実際には、公募では十分な出店の数が集まらなかった
ため、締め切り後も協力団体(千葉市産業振興財団など)に依頼をし、出店していただけそ
うな事業者等に個別に呼びかけを行うなどした。
なお、出店にあたっては、
「お願い文」
(資料 3)を作成し、協力を願った。また決定した
出店者に対しては、詳細調査として「出店調査票」(資料 4)を配布し、出店内容の説明、
必要備品の確認等を行っている。
ロ)出店形態等
出店の形態は、「栄町楽市バザール」のイメージに合うことを前提とし、パラソルとテン
トとケータリング車の三形態となっている。パラソルは、栄町エリアに店舗のあるお店を基
本としている。テントは、概ね栄町エリア以外からの出店者とし、「千産千消」または「イ
ンターナショナル」をイメージした出店となっている。ケータリング車はイメージを考慮し
つつ、特別出店としている。計画出店数と出店の内訳は表 3-1 のとおり、全出店者の一覧(店
名、出店内容等)は表 3-2~5 のとおり、出店配置は図 3-1 のとおりである。
表 3-1 計画出店数および出店の内訳
○ 総計画出店数:73店舗
・出店形態による内訳
・パラソル(栄町エリアからの出店):35 店舗(47.9%)
・テント(栄町エリア以外からの出店):32 店舗(43.8%)
・ケータリング車(特別出店):5 店舗(6.8%)
(※他にテントもパラソルも使用しない出店が 1 店舗あり。)
・出店内容による内訳
(重複あり)
・物販:41 店舗(56.2%)
・飲食:46 店舗(63.0%)
・プロモーション:2 店舗(2.7%)
5
表 3-2
全出店者一覧
(その1「所在地、業種・出店内容・エリア・形態」①)
No
店名
所在地
業種・出店内容
出
店
エ
リ
ア
A
形態
1 八街古谷農園
千葉県八街市
エコ農産物、食品加工品
2 フルーツファミリー柳澤園
千葉県八街市
らっかみそ
テント
テント
3 ながら夢工房
長生郡長柄町
カレーパン、コシヒカリパン、ドーナッツ
テント
4 長柄さくらの郷
長生郡長柄町
味噌、ジャム
テント
5 村越履物店
千葉市中央区
履物
パラソル
6 京城苑
千葉市中央区
焼肉
パラソル
7 楽働会楽悠フーズ
千葉県いすみ市 古代米、野菜
8 天天
千葉市中央区
台湾料理
パラソル
9 めぐみ
千葉市中央区
飲食
パラソル
千葉市中央区
飲食
パラソル
パラソル
10 八重
11 メンズ・ブティック モアレ
千葉市中央区
洋服
12 長南加納商店
長生郡長南町
米、蜂蜜、竹炭パスタ
13 栄屋東店
千葉県印西市
手打ちそば実演販売
14 中村屋
千葉市中央区
割烹料理
テント
テント
テント
パラソル
15 クロフネ
千葉市中央区
喫茶店
パラソル
16 モンテ・ヤマザキ
千葉市中央区
パン、ジャム
パラソル
17 長谷川青果店
千葉市中央区
果物
パラソル
18 新勝浦市漁業協同組合
千葉県勝浦市
鮮魚
テント
19 川津婦人部西部船団
千葉県勝浦市
ところてん、ひじき、昆布
20 大多喜町セブンカラー
夷隅郡大多喜町 農林産物、加工品
テント
B
テント
21 平和食堂
千葉市中央区
食べ物
パラソル
22 株式会社 小田原屋
千葉市中央区
焼き蛤
パラソル
23 のみくいや
千葉市中央区
居酒屋
パラソル
24 はまぐりや
千葉市中央区
居酒屋
パラソル
25 旭愛農
千葉県旭市
有機卵、鶏、農産物
テント
26 うまか工房
千葉県茂原市
野菜、米、食品加工品
テント
27 碓井農園
千葉県四街道市 ブルーベリージャム
28 千葉成光商会
千葉市若葉区
バターピー
29 アイドル
千葉市中央区
贈答品
パラソル
30 センスティ
千葉市中央区
洋品
パラソル
31 NPO法人ちば森林資源コンサーブ
千葉県君津市
木製用品
テント
テント
テント
32 スリーエフ千葉栄町店
千葉市中央区
おでん、焼き鳥
テント
33 千葉伝統郷土料理研究会
千葉県市川市
太巻き寿司の作り方教室
テント
34 レストラン琴
千葉市中央区
飲食
パラソル
35 アリラン
千葉市中央区
韓国料理
パラソル
36 手づくり工房てまひま
千葉県市原市
陶芸作品、竹炭のど飴
37 ベルフェーム
千葉市中央区
高級洋服
パラソル
38 フラワーリヴァテル
千葉市中央区
花屋
パラソル
6
テント
表 3-3
全出店者一覧
(その1「所在地、業種・出店内容・エリア・形態」②)
No
店名
所在地
アピール
39 アースマーケットプレイス
千葉市美浜区
オーガニック食材
40 メンズヤマヤ
千葉市中央区
衣服
41 ピーロート・ジャパン
千葉市美浜区
自社畑ワインの直販
42 アル・ヌール
千葉県白井市
パキスタン・インド料理
43 寿々喜
千葉市中央区
飲食
出
店
エ
リ
ア
形態
C
テント
-
テント
テント
パラソル
44 さくら井屋
千葉市中央区
染物
パラソル
45 タモア
千葉市中央区
飲食
パラソル
46 多利閣
千葉市中央区
韓国料理
パラソル
47 千葉大丸
千葉市中央区
呉服、和装小物
パラソル
48 心もちや
千葉市中央区
フェアトレード商品、輸入雑貨
テント
49 アートセンター「Wi-CANP」
千葉市中央区
千葉大学のアートプロジェクト
パラソル
50 シビックアクション千葉
千葉市中央区
バングラデシュカレー、ビール
テント
51 喜作
千葉市稲毛区
台湾風カキ氷
テント
52 マロンケバブ
千葉県富里市
トルコ料理・ジャマイカ料理
テント
53 朴花
千葉市中央区
韓国料理
パラソル
54 白井鮮魚店
千葉市中央区
鮮魚料理
パラソル
55 宍倉商店
千葉市中央区
氷小売
パラソル
56 コリア
千葉市中央区
韓国料理
パラソル
57 オリオン靴店
千葉市中央区
靴小売
パラソル
パラソル
58 24時マート
千葉市中央区
韓国のコンビニ
59 パトナヤマジョウ
千葉市緑区
手焼き煎餅
テント
60 BN SHOP
千葉市中央区
ベトナムの衣服、小物等
テント
61 雑貨&カフェ ルバーブ
千葉県東金市
ネパールカレー、フェアトレード製品
テント
62 DANDY LION BAR
千葉市中央区
シェリー酒(パフォーマンス)
テント
63 CHANG THAI
千葉市中央区
タイの衣服、小物等
テント
64 愛情果
千葉県袖ヶ浦市
茶壷他愛情果商品
テント
65 インド料理サンサーラ
千葉市中央区
インドカレー、タンドリーチキン、ビール
66 マミーズ・パニー
千葉県市原市
あげパン
屋台車
67 オレンジサブマリーン
東京都町田市
クレープ
屋台車
68 くれーぷ工房 UMEKITI
千葉市中央区
クレープ
屋台車
69 ソウル物産
千葉市中央区
レストラン
パラソル
70 ライズ
東京都町田市
インドネシア風焼飯、ホットドッグ
屋台車
71 あしびうな
東京都町田市
沖縄そば、タコス
屋台車
72 古都
千葉市中央区
居酒屋
パラソル
73 芳梅
千葉市中央区
飲食、煮込み
パラソル
※ No.40「メンズヤマヤ」は、パラソル・テント等を使用せずに出店した。
7
D
テント
表 3-4
全出店者一覧
(その2「出店日、分類、ネットワーク」①)
出店日
分類1
○
2 フルーツファミリー柳澤園
○
○
○
○
○
○
3 ながら夢工房
○
藤
○
藤
○
○
藤
○
○
藤
○
5 村越履物店
○
○
6 京城苑
○
○
7 楽働会楽悠フーズ
○
○
8 天天
○
○
○
9 めぐみ
○
○
○
○
○
小
○
小
○
○
○
小
○
○
○
○
小
○
○
○
○
小
11 メンズ・ブティック モアレ
○
○
○
○
小
○
○
○
13 栄屋東店
○
○
○
14 中村屋
○
○
○
15 クロフネ
○
○
16 モンテ・ヤマザキ
○
○
○
藤
○
藤
○
○
○
○
小
○
小
○
○
○
18 新勝浦市漁業協同組合
○
○
○
○
○
○
藤
19 川津婦人部西部船団
○
○
○
○
○
藤
○
○
○
21 平和食堂
○
○
22 株式会社 小田原屋
○
○
23 のみくいや
○
○
○
24 はまぐりや
○
○
○
25 旭愛農
○
○
○
26 うまか工房
○
○
○
27 碓井農園
○
○
○
28 千葉成光商会
○
○
○
○
小
○
小
○
○
小
○
○
小
○
○
○
小
○
藤
○
藤
○
藤
○
藤
29 アイドル
○
○
○
○
小
30 センスティ
○
○
○
○
小
31 NPO法人ちば森林資源コンサーブ ○
○
○
32 スリーエフ千葉栄町店
○
○
○
33 千葉伝統郷土料理研究会
○
○
○
34 レストラン琴
○
○
○
35 アリラン
○
○
36 手づくり工房てまひま
○
○
○
37 ベルフェーム
○
○
○
38 フラワーリヴァテル
○
○
○
○
8
藤
○
○
○
○
○
同じテントで出店
藤
○
○
同じテントで出店
小
17 長谷川青果店
20 大多喜町セブンカラー
同じテントで出店
藤
10 八重
12 長南加納商店
出店備考
ク
○
4 長柄さくらの郷
○
ト
ワ
ー
○
ネ
ッ
○
ー
1 八街古谷農園
ョ
物
販
ー
11
日
店名
ョ
10
日
No
分類2
ナ
プ 千 シイ
シ
飲
ン 栄
ロ 産
食 ンモ 千
タ 町
ナ
消
ル
小
藤
○
○
小
○
小
○
藤
○
○
小
○
小
同じテントで出店
表 3-5
全出店者一覧
(その2「出店日、分類、ネットワーク」②)
出店日
分類1
分類2
物
販
39 アースマーケットプレイス
○
○
○
○
40 メンズヤマヤ
○
○
○
41 ピーロート・ジャパン
○
○
○
42 アル・ヌール
○
○
○
43 寿々喜
○
○
44 さくら井屋
○
○
45 タモア
○
○
46 多利閣
○
○
47 千葉大丸
○
○
○
48 心もちや
○
○
○
49 アートセンター「Wi-CANP」
○
○
50 シビックアクション千葉
○
○
51 喜作
○
52 マロンケバブ
53 朴花
54 白井鮮魚店
ョ
ョ
ー
ー
店名
○
○
○
経
ク
小
○
樫
○
樫
○
○
○
小
○
小
○
○
○
小
○
○
○
小
○
小
○
○
○
ト
ワ
ー
11
日
No
ネ
ッ
10
日
プ 千 ナイ
ロ 産 シン 栄
飲
モ 千 ナタ 町
食
ン
消 ル
シ
樫
○
神
○
○
樫
○
○
○
大
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
樫
○
小
○
小
55 宍倉商店
○
○
○
○
小
56 コリア
○
○
○
○
小
57 オリオン靴店
○
○
○
小
○
58 24時マート
○
○
○
59 パトナヤマジョウ
○
○
○
60 BN SHOP
○
○
○
61 雑貨&カフェ ルバーブ
○
○
○
62 DANDY LION BAR
○
○
63 CHANG THAI
○
○
○
○
64 愛情果
○
○
65 インド料理サンサーラ
○
○
○
○
○
○
○
○
○
小
貿
○
産
○
樫
○
大
○
産
○
貿
○
樫
66 マミーズ・パニー
○
○
○
○
樫
67 オレンジサブマリーン
○
○
○
○
樫
68 くれーぷ工房 UMEKITI
○
○
○
○
樫
69 ソウル物産
○
○
70 ライズ
○
○
○
○
樫
71 あしびうな
○
○
○
○
樫
72 古都
○
○
○
73 芳梅
○
○
70
72
計
○
41
○
45
2
20
28
○
小
○
小
○
小
37
※ 「ネットワーク」欄の凡例
-小:小出(栄町商店街)、藤:藤代、樫:樫浦、大:大野、神:神野、
経:千葉市経済振興課、産:千葉市産業振興財団、貿:千葉県貿易協同組合
9
出店備考
図 3-1 会場配置計画(「栄町楽市バザールマップ」)
10
ハ)出店者案内
出店者への案内資料として、出店場所や駐車場の案内図、駐車許可証、出店にあたっての
注意事項、景観への配慮のお願い等を記した「展示方法の手引き」(資料 5)を、開催日の 1
週間程度前に送付した。
②開催当日
イ)一日目【11 月 10 日(土)】
早朝からの降雨のため、野菜の収穫などができなかった等の事情により、出店をとりやめ
た出店者、2店あった。出店の準備を開始する時間が予定よりやや遅れている出店者も目立
った。また、パラソルでの出店(アーケードよりせり出しての出店)は困難で、アーケード
の下を歩く来場者も多かったため、歩行者天国としている車道側でなく、歩道側に向けて陳
列等をせざるを得ない状況であった。夜間になっても天候は回復せず、寒さも加わり、予定
より早く撤収をする出店者も多く見られた。
写真 3-1 一日目の出店の様子(1)
写真 3-2 一日目の出店の様子(2)
11
写真 3-3 一日目の出店の様子(3)
写真 3-4 一日目の出店の様子(4)
12
ロ)二日目【11 月 11 日(日).】
早朝より曇り空で、昨日と比べて出店者の準備の出足も良く、ほぼ全ての出店者が出揃っ
た。日中もほぼ曇天であったが、時折日差しも見られ、来場者が多かったためか農産物等に
ついては早めに売り切れた出店者もあったようである(特に A エリア)。夜間になると、売
り切れに加えて雨がぱらつき始めたこともあり、一日目と同様、早めに撤収をする出店者も
多く見られた。ステージに近いエリアの飲食の出店者やケータリング車は、イベント終了時
刻の午後 8 時近くまでオープンしている店が多かった。
写真 3-5 二日目の出店の様子(1)
写真 3-6 二日目の出店の様子(2)
13
写真 3-7 二日目の出店の様子(3)
写真 3-8 二日目の出店の様子(4)
☆担当者からの考察:藤代正彦氏
・開催日は、1 日とし、雨天でも決行とする。
・開催時間は、午前 10 時から午後 4 時が地産地消としては望ましい。しかし、インタ
ーナショナルイベントを考慮した場合は、午後 6 時でもやむをえない。
・出店数を今回の倍の約 60 店舗とする。
・出店位置を前日までに明確(縁石等にガムテープを貼り出店名を書くなど)にする。
・出店者のテント、及び看板は午前 9 時までに用意を完了させること。
・次回からは出店料(1,000 円∼3,000 円)、及びプロパン代金をいただく。
14
☆担当者からの考察:樫浦敏彰氏
出店者を集めることに関しては、募集が早かったのでそれほど難しくは無かったが、
どれだけ集めてよいかが見えなかったので、声を掛けきれていない状態だった。今後は、
募集数を明確にすべき。
出店者に対しての連絡は、当日の案内文(指示書)などをしっかりと作りこむべきだ
った。特に車両の待ち合わせの時間や位置などを今後は徹底すべきと感じている。
15
2)ステージ演出
①開催準備計画
イ)選出方針等
一般公募は行わず、協力団体などからの情報をもとに出演依頼を行った。
ステージ出演者の選出については、基本的には「インターナショナル」をイメージし、ア
ジア・アフリカ・南アメリカなど幅広い地域性で、またジャンルも音楽やダンス、パフォー
マンスなど多様な内容でエンターティメント性の高いものにすることとし、ステージ担当の
実行委員が中心となって検討した。また、地元に関係する団体(在日本大韓民国民団・在日
本朝鮮千葉県千葉地域商工会)にも積極的に出演交渉を行った。
ロ)出演者(団体)等
表 3-2 のとおり、一日目は 7 団体(8 回)、二日目は 5 団体(5 回)のステージプログラム
とした。なお、ステージは会場の最西端(千葉市民会館寄り)に設置した。
ハ)出演者案内
出演者への案内資料として、チラシ、ステージ受け付け場所等を記した「ステージ出演者
の皆様へ」(資料 6)を、開催日の 1 週間程度前に送付した。
表 3-6 ステージ出演者とプログラム
○一日目【11 月 10 日(土)
】
時間
出演者(団体)名
備考
12:00~
在日中国雑技芸術団
No.1
13:00~
在日中国雑技芸術団
No.1
14:00~
橘純奈ハワイアン&タヒチアンダンスクラブ
No.2
14:30~
カプア田中フラダンス
No.3
15:00~
澤田勝秋 他
出演とりやめ
15:50~
千葉朝鮮初中級学校舞踊部
出演とりやめ
16:00~
カポエィラ・テンポ
No.4
18:00~
Safi with オリエンタルクィーンズ
No.5
○二日目【11 月 11 日(日)
】
時間
出演者(団体)名
備考
12:00~
アフロチバパーカッション&ダンス(ゲスト:B.B モフラン) No.6
13:00~
ナディアベリーダンススクール
No.7
14:00~
カルティカ&クスモ
No.8
16:00~
李昌燮と琴龍淑
No.9
17:00~
スキップカウズ
No.10
※内容や出演者(団体)のプロフィール等は、次ページ以降および資料を参照されたい。
16
〔出演者(団体)紹介〕
No.1
在日中国雑技芸術団
内容
出演者紹介
ローリングバランス・一輪車芸・皿回しなどの雑技
候軍(コウグン)プロフィール
:中国沈陽市出身。1983 年生まれ。6 歳で中国国立雑技団に入団。2003 年 8
月、(株)領民企画・神山社長にスカウトされ来日。
何巧君(カチャオジュン)プロフィール
:中国四川省出身。1987 年生まれ。1993 年、四川省芸術学校に入学。2006
年、(株)領民企画・神山社長よりスカウトを受け、来日。
※詳細なプロフィールは資料7を参照
連絡先
No.2
領民企画
TEL:03-5822-4144(担当:金本)
橘純奈ハワイアン&タヒチアンダンスクラブ
内容
出演者紹介
連絡先
ハワイアン&タヒチアンダンス
ポリネシアの2つの島ハワイとタヒチの民族舞踏の研究をしている。
橘純奈ハワイアン&タヒチアンダンスクラブ
TEL:043-243-1369(担当:橘純奈)
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No.3
カプア田中フラダンス
内容
出演者紹介
連絡先
ハワイアンダンス
1990 年より、千葉を中心にフラダンスの普及につとめ、現在にいたる。
カプア田中フラスタジオ
TEL:047-434-7139
No.4
(担当:田中みつ子)
カポエィラ・テンポ
内容
出演者紹介
ブラジルのダンスを取り入れた伝統武術
ブラジルの伝統芸能でありスポーツである「カポエィラ」を日本において
普及・発展させ、カポエィラを通じて広く一般の人々の日伯交流を推進し
国際理解を深めるべく、2002 年より活動している。また、カポエィラを
通じた青少年育成・地域活動の活性化にも努めている。
連絡先
特定非営利活動法人カポエィラ・テンポ
TEL:03-5389-1154
その他
(担当:須田竜太)
「カポエィラ」とは
:格闘技の練習を禁止されていたブラジルの奴隷達が、音楽にあわせダンス
にカモフラージュしながら練習していた格闘技が元になってできたと言わ
れている伝統芸。特徴は華麗でアクロバティックな技の数々と、全ての動
きがアドリブを効かせたインプロビゼーション(即興)でありながら、ダ
ンスのようにお互いの動きを噛み合わせること、そして独特の音楽ととも
に、リズムに乗りながら闘い、歌うことである。
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No.5 Safi with オリエンタルクイーンズ
内容
出演者紹介
アラビア風ベリーダンス
Safi(サフィー)プロフィール
:1997 年よりベリーダンスを始める。日本・アメリカ・エジプトにて学んだ
数多くのダンサーの影響は自らのフィルターを通した独自な表現として活
かされている。数々のイベント(フジロックフェスティバルからパーティ
や大道芸フェスティバル etc)に出演。中でも、様々なミュージシャンとの
ライヴセッションでのショーは評価が高くアラブのベリーダンスという枠
内だけに留まらない領域の開拓とアバンギャルドな活動を全国各地で展開
している。
連絡先
Safi(サフィー)
TEL:090-8568-5796
(担当:小川聡子)
No.6 アフロチバパーカッション&ダンス
内容
出演者紹介
(ゲスト:BBモフラン)
アフリカの太鼓ジャンベ演奏
アフロチバパーカッションアンドダンス(ACPD)
:2001 年 8 月、千葉市文化振興財団主催「アフリカ音楽の世界ワークショッ
プ」受講者の有志によって同年 12 月に自主運営のサークルを発足、「ジャ
ズ、サンバ、ロック等、すべての音楽のルーツとも言えるアフリカ音楽を、
ジャンベ(西アフリカの太鼓)やアフリカンダンスを通して表現し、皆で
楽しみましょう!」という目的で結成された。
BB モフラン(パーカッション講師)
:中央アフリカ・コンゴ民主共和国(旧ザイール)出身で、キーボード、パ
ーカッション&コンポーザー等で活躍中のミュージシャン。作詞作曲も手
がける。1983 年初来日。後に日本に活動の場を移しライブ、イベント等へ
の出演、CD 発表等幅広い活動を続ける。1998 年 12 月より劇団四季のミ
ュージカル「ライオンキング」に初代パーカッション奏者として出演。TV
やCMソング出演も多数。
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連絡先
No.7
澤田梅子
043-265-5446
ナディアベリーダンススクール
内容
出演者紹介
ベリーダンス
スクールでは、一人一人に丁寧に指導しています。まずダンスを楽しんで、
次は優雅なステップ、そして妖艶なダンスと是非上達を体験してみてくだ
さい。体験レッスンも受付けています。
連絡先
ナディアベリーダンススクール
TEL:090-9851-6153
(担当:ナディア)
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No.8
カルティカ&クスモ
内容
出演者紹介
インドネシアの音楽とジャワ舞踊
Kartika(カルティカ)プロフィール
:ジャワ・ガムランの演奏グループ。1988 年結成。カルティカとは「星」の
こと。東京都内をはじめ、各地での公演に出演。様々な演奏会やワークシ
ョップ、音楽鑑賞教室等を通じて、ガムランの持つ豊かな力を聴く人々と
共有しようという試みを続けている。
Kusuma(クスモ)プロフィール
:ジャワ舞踊のグループ。クスモとは「花」のことメンバーは、ジャワの幾
つかの特徴的なスタイルで表現活動。1995 年以来、カルティカと共にコン
サート「花響」
「星と花の対話」を主催。その他様々な公演に出演し、ジャ
ワ舞踊の魅力を伝える試みを続けている。
連絡先
ガムラングループカルティカ
TEL:03-5300-5479
No.9
(担当:森岡真理子)
李昌燮と琴龍淑
内容
出演者紹介
韓国の伝統舞踊
李昌燮(イ・チャン・ソプ)プロフィール
:1970 年広島生まれ、1995 年に渡韓、サムルノの創立メンバーである李民
族音楽院に入団し、大韓民国国楽祭、ニューヨーク国学院招待公演、アメ
リカ巡回公演等を行う。
琴龍淑(クム・ヨン・スク)プロフィール
:1983 年生まれ、2004 年韓国明知大学社会教育学部伝統舞踊指導科卒業、
韓国伝統舞踊、指導資格取得、現在、日本金順子韓国伝統舞踊学院助手、
韓舞楽芸術団責任者、日本東京支部韓国国学協会理事。
連絡先
李昌燮
TEL:03-3983-7201、琴龍淑
21
TEL:090-7631-0572
No.10
スキップカウズ
内容
出演者紹介
千葉県出身のイマヤス率いるロックバンド
今泉泰幸(イマヤス/Vo)、遠藤肇(G)、小川雄二(B)、直井茂雄(Dr)
の 4 人からなる直球ロックバンド。シンプルでストレートなロックサウン
ドで人気を集めると同時に、イマヤスの気さくなキャラクターが高い支持
を得ている。
連絡先
(株)ベイエフエム
TEL:043-351-7860 (担当:越川真澄)
22
②開催当日
イ)一日目【11 月 10 日(土)】
早朝からの雨のため、出演を取りやめた団体が 2 つあった。澤田勝秋他は、楽器の三味線
が雨に弱いため、午前中の早い時点で出演を取りやめたいとの連絡が、また千葉朝鮮初中級
学校舞踊部からも、悪天候につき出演を取りやめたいとの申し出があった。結果、一日目の
出演団体は 5 団体(公演回数は 6 回)となった。
特設ステージは、雨のために簡易のブルーシートの屋根をかけ対応した。午後は雨もいく
らか小降りとなったが、ステージが濡れて足元が悪く、ダンスを踊るのに苦労している出演
者もあった。
写真 3-9 一日目のステージの様子(1)
写真 3-10 一日目のステージの様子(2)
23
写真 3-11 一日目のステージの様子(3)
写真 3-12 一日目のステージの様子(4)
写真 3-13 一日目のステージの様子(5)
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ロ)二日目【11 月 11 日(日)】
一日目とは違って朝の時点では曇り空で、特設ステージ上のブルーシートの屋根は取り除
かれた。また、二日目は出演のキャンセルの連絡はなく、ほぼ予定通り演目は進められた。
しかし、最後の演目であるスキップカウズのステージの最中(17 時過ぎ)に雨がぱらつき
始めたが、来場者の若者の熱気により、ステージは盛り上がりの中で終わることができた。
写真 3-14 二日目のステージの様子(1)
写真 3-15 二日目のステージの様子(2)
25
写真 3-16 二日目のステージの様子(3)
写真 3-17 二日目のステージの様子(4)
写真 3-18 二日目のステージの様子(5)
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☆担当者からの考察:神野真吾氏
ステージ関係の問題としては、天候に対する対応が検討すべき課題としてあると思い
ます。簡易の屋根で対応していただいたが、十分とは言えず、舞台上では滑って危険だ
と思える場面もあった。また出し物の高さが、屋根を超えてしまうため舞台下で演技を
せざるを得ないこともあった。
完全に雨に対応することは不可能であろうが、個々の出し物の内容の把握や、天候へ
の対応条件などを聞き取りしておく必要もあったかもしれない。その上で、迅速な判断
や対応が可能となるのではないかと思います。
また、来場者も参加できるようなプログラムもあった方が良いと思いました。
☆担当者からの考察:蒲生正光氏(ベイサウンド)
直接コンタクトの取れた出演者に関しての情報は、まとめて事前に MC に伝えられた
が、本番直前に情報を得た団体もあったので、可能ならより早く出演者情報を把握する
様、努力したい。
☆担当者からの考察:樫浦敏彰氏
ステージ出演の団体は、バランスよく見栄えのある出演者が集まったと思う。インタ
ーバルもちょうど良かった。雨天のため、2団体がキャンセルになったことが残念であ
った。今後は、予算との調整の中で、愛好者のコミュニティによるステージを増やすこ
とも考慮する方向になると考えられる。
27
3)景観による演出
①開催準備計画
イ)会場配置
会場には、計画範囲に仮設物としてのパラソル、テント、ワゴンを配置、賑わい空間を創
出する計画とする。仮設物による空間創出は、次のガイドラインにもとづいて誘導する。
<ガイドライン>
・地元産を入れ、販売は木製ワゴンを使用する。
・計画範囲の店舗は、実施日にできる限り営業を行い、通りの賑わい創出に協力をする。
・仮設物の色彩は、周囲になじみやすい白・緑系とする。
・休憩スペースを設け、日常的な賑わいを創出する。
・来場者とのコミュニケーションを多くとれるよう心がける。
・「千産千消」の千葉地元の海産物、農産物や、料理のアドバイザー、インターナショナ
ルな文化コーナー等を設けることにより、楽市楽座のような自由な市場、楽しい市場の
ある通りを誘導する。
ロ)景観デザイン計画
景観デザイン計画は、商店街と一体とした賑わいある空間創出とし、前述のガイドライン
を考慮したデザインとする。ハイセンスな空間形成においては、次の点に考慮する。(詳細
は次ページ以降に示す「景観計画」
(全 5 ページ)を参照されたい。)
・仮設物の色彩:パラソル及びテント(休憩スペースも含む)は、周囲になじみやすい色
(白・緑系)にする。仮設物内の使用椅子は、周囲になじみやすい材料系にする。
・看板等の広報関連:栄町通りの雰囲気に相応しい大きさや形態、色彩などを考慮する。
表通りの正面と裏通りに設置する。ただし、設置場所についても景観側面を重視し、配
置する。
・展示スペース:木製イーゼルによる看板を使用し、栄町通りの雰囲気に相応しい大きさ
や形態にする。椅子は、周囲になじみやすい材木系にする。
・出店者やグループの販売形態:出店者は、特製のロゴマーク入りの共通のエプロンと手
ぬぐいを着用し、清潔なイメージを保つ演出をする。さらに、スタッフは、同様に特製
のロゴマーク入りの共通のジャンパーを着用し、一体感を創出する。
ハ)出店者エリア
出店者を 4 エリアに区分した。栄町通り南側(中央公園寄り)を、農海産物を中心とする
千産千消の A エリアとし、栄町交差点を中心とするエリアを、同じく千産千消の B エリア
とし、次に、インターナショナルなエスニック料理を中心とする C エリア、次に、北側の
端(市民会館寄り)で舞台が設置されているケータリング車を中心とする D エリアの 4 つ
の出店エリアとした。(図 3-1 参照)
28
「景観計画」1/5 ページ
29
「景観計画」2/5 ページ
30
「景観計画」3/5 ページ
31
「景観計画」4/5 ページ
32
「景観計画」5/5 ページ
33
ニ)スタッフジャンパー
白地にワインレッド色の「楽市ラクダ」のキャラクターを左胸と背中に配置した。生地と
しては、11 月に相応しく少し厚手のものとした。サイズ及び枚数は、次の通りである。
・Sサイズ:3 枚、Mサイズ:17 枚、Lサイズ:20 枚、LLサイズ:20 枚
写真 3-19
スタッフジャンパー(前)
写真 3-20
スタッフジャンパー(後)
ホ)エプロン
出店者が当日着用するものとして、エプロンと三角巾を 100 枚ずつ作成した。エプロンと
三角巾は、白地のものに、ワインレッドのロゴ・ラクダのキャラクターを中央に配置し、当
日はそれぞれを出店者に 2 枚ずつ配布する。
写真 3-21
34
エプロン
②開催当日
イ)一日目【11 月 10 日(土)】
会場配置については、テントおよびパラソルの設置が、雨のせいもあり手間取った。また、
テントごとの看板設置が、人数の不足もあり遅くなり、出店者がどこに出店するのか、戸惑
い気味であった。早朝からの雨と言うこともあり、A エリアの農産物の出店者で出店を見合
わせたものもあり、一日中空きの状態となっていたのは残念であった。一部の空きテントに
は、出店を予定していなかった栄町通りに面していない店舗が急遽出店いただいた。
スタッフジャンパーについては、一日目は雨で朝のうちは風もあり寒い一日となったが、
厚手のもので、スタッフにとって寒さを防ぐのに適していた。
ロ)二日目【11 月 11 日(日)】
会場配置については、二日目は比較的段取り良く対応ができ、テントの設置は概ね午後
10 時の出店者の準備には間に合った。
スタッフジャンパーについては、日中はほぼ曇り空で、一日目に比べると気温も上がった
が、それでもジャンパーは必要な気温であった。来場者にとっては、人出が多く混雑する中
でも白地のスタッフジャンパーは一目で分かり、問合せなどのために声をかけるときに、役
に立ったと思われる。
☆担当者からの考察:千葉大学北原研究室
デザインコードの活用として、栄町のイメージを一新し、多くの来街者を引きつける
魅力的な街づくりを進めるため、栄町楽市バザールの特徴的な景観を形成していく。そ
のためには、パラソル及びテントの色彩的統一や、テーブル、机などの備品に関する誘
導が不可欠であり、次回の開催では確実に遂行する。
35
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