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雑誌Vol.27 No.2より抜粋 PDF

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雑誌Vol.27 No.2より抜粋 PDF
学会からのお知らせ
1.2011 年度第 6 回理事会議事録
日 時:2012 年 2 月 24 日
(金)
17:00 ~ 19:00
会 場:WTC コンファレンスセンター 3 階ルーム C
出 席:栗林幸夫
(理事長)
,廣田省三
(副理事長)
,
荒井保明,石口恒男,金澤 右,吉川公彦,
齋藤博哉,佐藤守男,中村健治,成松芳明,
古井 滋,村上卓道,吉岡哲也,淀野 啓
(以上理事)
,中島康雄,水沼仁孝
(以上監事)
,
大野,小笠原
(事務局)
欠 席:大須賀慶悟,興梠征典
(以上理事)
議事録:
1. 庶務報告(成松理事)
日本 IVR 学会の会員動向について(2012 年 2 月 20 日
現在)
正会員 2,391 名 准会員 214 名 賛助会員 32 社
(2011 年 11 月 9 日より 正会員+ 35 名,准会員+ 13
名,賛助会員変更なし)
正会員内訳(放射線科 2,112,内科 76,外科 40,消
化器科 22,消化器内科 36,救急 55,その他 50)
准会員内訳(認定 IVR 看護師 121,看護師 44,放射
*
線技師 28,メーカー 20,その他 1)
*工学研究科情報理工専攻
2. 第 2 回症例登録アドホック委員会報告(古井理事,
成松理事)
2012 年 1 月 15 日に第 2 回委員会を開催した。
システムの完成は来年 4 ~ 5 月を予定しているため,
今年の 4 月には業者を決定する予定。現時点では,
シスプラン,メディカルトリビューンが候補に挙
がっており,委員会で検討した条件を提示して,こ
れを踏まえたプレゼンテーションを 4 月の日医放総
会会期中に行いたい。
これについて承認とし,日医放総会中の理事会時に
開催し,ある程度方向性を決定することとした。
入力項目決定小委員会については,業者の選定と並
行してメンバーを選ぶ予定。費用等について考慮し
ながら構築していく予定であるが,立ち上げにかか
る費用については,旧会計から借り入れという形で
対応したい。サーバー管理費用,人件費等について
は,業者に見積もりを出してもらい,それを含めて
プレゼンテーションをしてもらうことが確認された。
また,それぞれの委員会でどういう使い方をするか
の具体的なプランニングを出さないと,プレゼンは
難しいのではという意見が出た。これについては,
委員会で検討した項目以外でさらに追加があれば,
期日を決めて事務局に連絡して頂き,項目の整理を
行い業者に提示することとした。
アドヴァイザー契約については,橋本正弘先生に依
頼することが確認された。
3. APCCVIR 2012 JSIR & ISIR 報告
(廣田大会長)
進捗状況につき以下の通り報告があった。
招待講演計 156 名
(国外 98 名,国内 58 名)。特別セッ
ション 29,共催セミナー 30,日中 IR シンポ,Sc.
session 17,技術セミナー 7(国内 4),ハンズオン 4,
看護師セッション 2,技師セッション 5,併催(MSG
研,TAE 研,JK ITA ミーティング;日韓 RFA に関す
る研究会)
,AVM 研)。参加者は 1,200 名を予定。企
業展示は 64 社。
(杉澤税理士)
4. IVR 学会税務調査について
これまでの経緯ならびに現状について報告があった。
2011 年 9 月に所轄の税務署より税務調査の依頼があ
り,第 1 回実地調査を同年 9 月 15 日に IVR 学会事務
局にて実施。第 2 回実地調査を同年 12 月 12 日,税
理事務所にて実施した。現在は,第 35 回から第 38
回までの総会会計事業についての収支計算を行い,
協議を行っている状況である。
5. 2011 年度決算概要ならびに 2012 年度予算案につい
て(淀野理事)
資料の通り報告があった。2012 年度予算については,
国際学会開催があるため予算が増加している旨報告
があり,決算概要,予算案について承認とした。ま
た,現時点での会費未納率については,会員,准会
員共に 14%程度であることが確認された。
6. 2011 年度事業報告ならびに 2012 年度事業計画案に
ついて
修正があれば事務局に連絡頂くこととした。
7. 代議員会議題について
1)
定款施行細則の改定
委員会の追加 定款施行細則【委員会規定】第 27 条
常任委員会に「薬事委員会」と「利益相反委員会」
を追加する。
2)
2015年開催JSIR & ISIR
(第44回日本IVR学会総会)
会長の選任について
荒井理事の選任について承認を得ることが確認さ
れた。
3)名誉会員の推薦
伊藤勝陽先生〔
(JA 尾道総合病院)1996 ~ 1998 年
監事 1999 ~ 2002 年理事〕を推薦。
4)佐藤理事より検討要望議題:学会会長の代議員の
公選について
佐藤理事より,透明性を高めるために,立候補制
をとってはどうか,日医放も立候補制をとること
となったため,時代の流れに沿うべきでは,との
提言があった。
これに対し,理事会は学会の核となる組織であり,
学会総会開催は組織力が必要なため,理事会の中
で検討し,理事会決定でよいのではないかという
意見や,現在も代議員会で最終的な承認を得てい
(223)125
るため透明性はあるのではないか,学会そのものの
状況を考えると現況のままがよい等の意見が出た。
議論の結果,理事長が公告を出して立候補者を募
り,理事会で審査して代議員会で最終的な承認を
得る方法に変更することとした。また,公告を出
す際には,本学会に対する貢献度を問う旨の記載
が必要であることが確認された。
今後のスケジュールとして,2012 年 5 月の代議員
会で方向性を示し,2016 年度開催分から公募を開
始(IVR 会誌上に掲載)することとした。またこれ
に伴う定款の変更はないことが確認された。
8. 各委員会報告ならびに審議について
1)
編集委員会(吉川理事)
1. 投稿状況について
(掲載決定 2 編,委員長査読中 1 編,再々査読待
ち 1 編,再投稿待ち 5 編,AE 査読中 3 編,コメ
ディカルコーナーに 1 編の投稿があり査読中)
2. 特集テーマ報告
Vol.27 No.1 IVR と超音波 担当:廣川委員
Vol.27 No.2 ステントグラフト内挿術の technical tips 担当:眞田委員
Vol.27 No.3 重症虚血肢に対する IVR および包
括的治療 担当:長谷部委員
Vol.27 No.4 IVR 報告書の書き方と実態(仮)
担当:米虫委員
3. J−STAGE 登載と査読システム申込について
IVR 会誌 Vol.27 No.1 に会告を掲載。これまで,
Vol.25 No.1 から Vol.26 No.2 までを公開完了。
査読システムへの申し込みについては,2012 年
8 月に審査が行われ,9 月以降に発表の予定。
4. 2012 年広告申込について
今後も理事の先生方にお声掛けをお願いしたい。
5. 佐藤理事からの検討要望議題:IVR 誌の英語化
について
佐藤理事より,日本の IVR 誌に英文で提出した
いという要望があり,また,国際化の必要性か
ら英文雑誌化が必要ではないかとの提言があっ
た。これに対して,以下のような意見が出た。
・これまでも議論されてきており,その時には,
特集があるため英語化は難しいのではという
結論だったのでは。
・IVR 会誌の特徴である特集論文,またコメ
ディカルの投稿等があり,英語化は難しいの
が現状。
・国際化は一つの方向性であり,必要性もある
が,両方のニーズをどう両立するか。
・周りに英文投稿誌があるため,資金力などの
状況も鑑みると,今から英語化に動くのは遅
いのでは。
・今後は,アジアの IVR 誌という方向に向かう
のでは。
この件については,継続審議とした。
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2)ガイドライン委員会
(佐藤理事 中島監事)
1. 産科危機的出血に対する IVR 施行医のためのガ
イドライン:外部評価委員会でディスカッショ
ンを重ねた上で,
「IVR 施行医のための」という
一文を入れた。また,IVR をできる施設はどこ
なのか,担当できる医者はどこにいるのかを明
記してほしいとの要望があり,これについては
継続審議となっている。
2. 肝外傷:最終原稿校正中→外部評価への準備。
(年度内外部委員会を通過→パブリックコメント。
)
3. NBCA:評価委員会を通過し,パブリックコメ
ントを準備中。
4. エタノール:外部評価への準備。
(年度内外部委
員会を通過→パブリックコメント。
)
いずれも,5 月の総会時に HP 上での文章公開を目
指している。
3)教育委員会
(齋藤理事)
1. 技術教育セミナー小委員会
4 月の日医放総会時に委員会開催予定。
2. 夏季セミナー小委員会
異物除去,IVC フィルターを取り上げる。テル
モ以外では現実的に厳しい。
デバイス提供については,使用済みのものを動
物に使うなど,予算が少なく済む方向で検討中。
3. 将来教育小委員会
コメディカルの教育を充実したい。将来的に,
夏季セミナーにドクターとコメディカルを参加
させる方向で検討中
(他委員会との共同)
。
4)利益相反委員会
(金澤理事)
前回の理事会で明示したタイムスケジュールに従
い稼働中。4 月に,資料として提出し,5 月の理事
会で承認頂く予定。2014 年度の総会から,利益相
反の開示となる予定。
5)
防護委員会
(石口理事)
放射線防護に関するオンライン学習システム
(eラー
ニング)
の構築について
コンテンツ:1. パワーポイントと音声の講習
2. 確認テスト
まずはHPに掲載し,
検討事項
(修了証明書の発行,
専門医の受験資格や更新の必要条件とするか)に
ついては,継続検討とする。
6)健保委員会
(古井理事 水沼監事)
① H24 診療報酬改定での評価項目
• 下大静脈フィルター除去
K620−2 6,190 点
• CV ポートシステム抜去術
上記手術と同等扱い
• 経皮的止血術
K615 血管塞栓術 止血術 16,510点→19,260点
その他のもの 16,510 点→ 16,930(血管塞栓術
も増額)
• 経皮的椎体形成術は脊椎脊髄病から提出され,
K142−2 19,960 点
保険点数が付いた。
評価されなかった項目
• BRTO
• 経皮的骨形成術
• 中心静脈栄養埋め込み型カテーテル設置時の
医療材料の償還化
• HCC−TACE 時の画像等手術支援加算
②手術に伴う画像診断及び検査の費用は算定し
ない。
19,260 点
K615−1 経皮的止血術
k616−4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術
18,080 点
7)
薬事委員会(荒井理事)
SIR−Spheres の早期導入に関する要望書提出につ
いて理事会で承認頂きたい。
→これについて,承認された。
8)
専門医制度委員会
(廣田副理事長 村上理事)
①第 10 回 IVR 専門医試験結果報告
日 時:2011 年 11 月 13 日
(日)
会 場:新宿ワシントンホテル
(筆記試験)
,
サンメンバーズ東京新宿
(口頭試問)
・受験申請者 52 名 1 名 書類審査不合格
受験者 51 名
(筆記・口頭受験 44 名,口頭のみ
3 名,筆記のみ 4 名)
合格 41 名 口頭試験のみ合格 8 名
② 2012 年度 IVR 専門医試験予定
日 時:11 月 11 日
(日)
会 場:新宿ワシントンホテル
(筆記試験)
,
サンメンバーズ東京新宿
(口頭試問)
③専門医制度カリキュラム改定について
(村上理事)
現在たたき台を作成中。
④臨床研修指導医の資格手当に関する報告
先日,学会宛てに指導依頼の現状を尋ねる文書
の送付があったが,本学会の専門医は「広告す
ることができる専門性に関する資格」を有して
いないため,指導依頼を行っていない旨の返答
となった。以前の厚労省とのヒアリングでは,
国民に IVR という名称が広く知られていない点
が問題となっていたため,今後はこの問題をク
リアし,上記資格を得ることが課題である。
9)
看護師制度委員会
(吉岡理事)
①第 5 回看護師試験について
3 月 17 日(土)
東京会場
(帝京大学)
・関西会場
(京
都テルサ)
にて実施
※受験予定者 122 名(東京会場 52 名 関西会場
70 名)
② IVR−CVIT 第 2 回会議報告 2012 年 1 月 8 日(日)
開催
「IVR 看護師」の名称問題に関して,当委員会で
は同名称を推す人が多いが,CVIT では IVR の
「R」は radiology を示すので,cardiology として
は鼻からこれを除外して検討されている。この
名称問題はとても大事な問題であるが,この名
称問題だけで CVIT との共同作業が壊れること
は実に遺憾であるのでどこかで折り合いをつけ
なければいけない。したがって,互いの歩み寄
りにより折衷案に落ち着くことになる可能性が
大きいが,理事会としての姿勢,方針はいかが
であるか。
→看護師制度委員会にすべてを任せることが確
認された。
③看護師規約改定について
次回代議員会の議題に取り上げる予定。
④看護師講習会の実施
第 11 回 関西会場 10月16日
(土) 京都テルサ
第 12 回 東京会場 11,12 月 帝京大学
※ テキストの改定を行う。
⑤第 5 回看護師ステップアップセミナー開催予定
日 時:2012 年 9 月 8 日
(土)
会 場:岡山大学医学部 臨床第一講義室
世話人:金澤 右
(岡山大学)
10)
将来計画委員会
(吉岡理事)
日本 IVR 学会第 2 全国大会設立に関する提言(中
間報告)について,次回理事会にて検討すること
とした。
9. その他
SIR スカラシップについて,来年から余裕を持って
募集を行う予定との報告があった。
10.今後の理事会予定
・4 月 15 日(日) 11:30 ~ 13:30 パシフィコ横浜
会議センター 2 階 211 昼食用意
・5 月 IVR 学会総会時 5 月 30 日
(水)
(225)127
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