...

2007年12月 第71号 ナルク会報誌(偶数月発行) 第3種郵

by user

on
Category: Documents
9

views

Report

Comments

Transcript

2007年12月 第71号 ナルク会報誌(偶数月発行) 第3種郵
第 123 号
2017(H29)年
01 月発行
ナルク宮城会報誌(奇数月発行) 第3種郵便許可(1)
ニッポン・アクティブ・ライフ・クラブ
発行元
ナルク宮城会報誌編集委員会
代 表
林
茂
〶 980-0871
宮城県仙台市青葉区八幡 1―4―25
☎・FAX (022)765―8727
E-mail [email protected]
http:// nalc-miyagi.jimdo.com/
〝 新たな年を迎えて 〟
ナルク宮城代表
林
茂
年忘れの宴も終わり新年を迎えました。年忘れを〝としわすれ〟と解すれ
ば、私達ナルクの会員、とりわけ活動者は「歳忘れ」の日々を送っていると
言えます。平均75才前後の男性は、それに近いご婦人の方々と共に日々の
活動に当っています。
発足以来の20年近い歳月は、喜びよりも悲しいことの多いのは高齢者の世界では止むを得な
いことです。それを現役時代には味わえない友情で労(いたわ)りあうのは、素晴らしいことです。
過日、東北の他の拠点のある福島、郡山、八戸を訪ね、苦労話をしてきました。詳しくは本部
への報告で代えますが、みなさん苦労しながらも、まさに歳を忘れた活動を続けています。
今年は福祉の世界にも大きな変革があります。国や地方そして福祉関係者が協力しあって、こ
の超高齢化社会を支えるためです。私達の会員の中にも、直ぐに手を差し伸べなければならない
人が目の前にいるのです。私たちの力だけではどうにもなりません。会員のお知り合いの方で、
ナルクに力を貸して頂ける方を切望して新年のご挨拶とします。
第 123 号
2017(H29)年 01 月発行
ナルク宮城会報誌(奇数月発行) 第3種郵便許可(2)
28 年行事締めくくりは “手作り蕎麦会”
東北では初冬の頃新蕎麦の出回る時期で、例年この時期に
ナルク宮城の「手打ち蕎麦会」が開
催されてきた。今年は 11 月 29 日エ
ルパーク仙台で開催され、会員 30
名が参加した。手打ち蕎麦の出来栄
えは口が肥えていて「例年並み」との評価が専らでした。
『ナルクと私』
投稿二題
半田 邦子さん
近所に住む、ナルク会員の伊藤さんに勧められ入会して早や16年。入会当初
は、私も50代前半の自然大好き“バリバリ”
人間。優しくて大好きな兄貴佐野譲さんと会
員宅の庭木の剪定や草取りに励んだけれど、
体調不良となって断念。暫くして幸泉学園で
のボランティアを美喜さん達と一緒にさせて
頂いていた。…が、夢にも思わなかった重度
聴覚障害者となってしまう。夫とのコミュニ
ケーションさえも難しい時期もあったけれど、現在は、勇気を振り絞って受けた
人工内耳手術のお陰で、何とか少しは対面対話は可能です。5年前からの東日本
大震災の津波被災地仮設集会所でのパラソル喫茶は、多くの活動会員を知る機会
にもなったし、私の手話ソングも喜ばれ多くの笑顔を頂いた。その笑顔から私の
心が温まり感謝でいっぱい。現在は、事務所当番の折、夫婦で我が畑(貸し「農
園」
)の無農薬野菜を売って、お客様から喜ばれている。私にとって、ナルク・
イコール笑顔の宝となっている。【写真:右側が「半田邦子」さん】
『私とボランティア』
女川 由美子さん
私がナルクに入会してから7年10ヶ月経ちました。入会のきっかけは、新聞
で見たナルクの活動の記事でした。私は民生児童委員を務めて今年で16年にな
ります。他人のお世話ばかりでなく自分の為に時間預託をしておこうと思ったか
らです。入会して2年経った時に東日本大震災が起こりました。ナルク宮城で始
めたパラソル喫茶に全国のナルクの方々からご支援を頂き仮設住宅に通いました。
私よりもっと大変な想いをなさった方々と交
仕事納めの日の大掃除
流し「ありがとう」の言葉を聞いた時、ボランティア活動をして
現在の青葉区八幡町の事務所に移
いて良かったと思いました。ボランティアは、いつも楽しいばか
って 2 年目の新年を迎えるため、
りではありません。時には苦痛を感じることもあります。
暮れの 28 日大掃除が行われまし
しかし、「ありがとう」の言葉に、お世話出来る事の喜び、私
自身の生きがいを頂いています。相田みつをの「生きているうち
た。下の写真は其の一コマです。
、はたらけるうち、日のくれぬうち」をモットーに、今後も出来
る範囲でナルク活動を楽しみたいと思います。
【編集後記】最近、高齢者の高齢化が社会問題となっている。ナル
クに於いても他人事とは云えず、高齢者の高齢化が様々な問題と影
を落としている。活動会員の減少のみならず利用者が相対的に減少、
財政運営に少なからず影響を来している。今月、紙面の都合で割愛
したが、次号で取り上げたい。
(事務局 ) 梅津、佐藤(美)
賛助会員(敬称略、順不同)
▶ 東北電力労働組合
▶ ユアテックユニオン
▶ 東北発電工業労働組合
▶ ㈱フジビジネスセンター
▶ (社)宮城県年金福祉協会
▶(株)曽根建業
Fly UP