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操作説明書 電気コントロール 2Kシステム

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操作説明書 電気コントロール 2Kシステム
操作説明書
2013年7月
ソフトウェアバージョン
V4.xx
電気コントロール 2Kシステム
0102
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
目次
1
1.1
1.2
1.3
1.3.1
1.4
1.5
本操作説明書について
概要
本操作説明書で使用する警告、注意、記号
言語
各部品の操作説明書
CD ツインコントロール
略語について
7
7
7
8
8
11
11
2
2.1
2.2
2.3
2.3.1
2.3.2
2.4
2.5
2.6
2.7
正しい使用
装置の種類
使用範囲
適用範囲
タービン装置
主電源装置
安全パラメータ
使用可能な材料
予測できる誤使用
残存リスク
12
12
12
12
12
12
13
13
14
14
3
3.1
3.2
3.3
識別マーク
防爆マーク
Xマーク
主電源ケーブル装置の識別マーク
15
15
15
16
4
4.1
4.1.1
4.1.2
4.1.3
4.2
4.2.1
4.2.2
4.2.3
4.2.4
4.2.5
4.2.6
4.3
4.3.1
4.3.2
安全についての注意事項
作業者向けの安全についての注意事項
電気装置
操作/修理要員の適格性
安全な作業環境
作業エリア内人員の安全についての注意事項
WAGNER社製装置の安全な取り扱い
装置の接地
マテリアルホース
クリーニング
塗料の取り扱い
高温部への接触
爆発の恐れがあるエリアで使用する場合
安全規定
流体なしでの操作
17
17
17
17
17
18
18
19
19
20
20
20
21
21
21
5
5.1
5.2
5.3
5.3.1
5.3.2
5.3.3
5.3.4
5.3.5
5.3.6
基本仕様
ツインコントロールフィニッシングと保護コーティング(PC)
支給範囲
データ
技術データ コントローラ(タービン付)
技術データ 主電源ケーブル付コントローラ
技術データ 全システム
技術データ ポンプ
重量
寸法
22
22
22
23
23
25
25
27
28
29
3
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
目次
5.4
5.4.1
5.4.2
5.4.3
5.4.4
5.4.5
5.4.6
5.4.7
5.4.8
5.4.9
5.4.10
5.4.11
5.4.12
5.4.13
5.4.14
機能
ツインコントロール基本ユニットのデザイン
原理図 ポンプ 5-60 から 35-150
原理図 ポンプ 48-110 から 8-600 ソフト循環なし
原理図 ポンプ 48-110 から 8-600 ソフト循環
ツインコントロール1から3のコントロールユニットの操作盤
ニューマチックダイアグラム ツインコントロール 1
ニューマチックダイアグラム ツインコントロール 2
ニューマチックダイアグラム ツインコントロール 3
サービス機能-リスト
空回りの防止
ヒーター(オプション)
自動静電システム 静電ガン GM5000 用(オプション)
ガンフラッシュボックスの接続キット (オプション)
供給ポンプ (オプション)
32
33
34
35
36
37
39
40
41
42
45
45
45
46
46
6
6.1
6.2
6.3
6.4
6.4.1
6.4.2
6.5
6.5.1
6.5.2
6.5.3
組立
移動
保管
設置
接続
ニューマチック接続
マテリアル接続
システムの接地
フレームまたはトロリーの構成部品の接地
タービン付き基本ユニットの接地計画の一例
ケーブル付き基本ユニットの接地計画の一例
47
47
48
49
50
50
50
51
52
53
53
7
7.1
7.2
7.3
7.4
7.5
7.6
7.7
7.8
7.9
7.9.1
7.10
7.11
7.12
7.13
7.13.1
7.13.2
7.13.3
7.13.4
起動と運転
スプレーシステム使用上の一般規則
始動準備
システムの ON/OFF 切り替え
緊急停止
コントローラの運転
前洗浄および耐圧性テスト
圧力の除去/作業の中断
システムの充填
システムの校正
気泡性の高いマテリアルの校正方法
スプレー
フラッシング
パスワード保護およびユーザー機能
各機能の簡単な説明
スプレー装置の基本機能
パスワード保護付きの拡張機能
A/B ポンプでの漏れを確認
バッチモード
54
54
55
56
58
59
61
63
65
66
67
69
71
72
73
73
74
81
82
4
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
目次
7.14
7.14.1
7.14.2
7.14.3
7.14.4
7.14.5
7.15
7.16
7.17
7.17.1
7.17.2
7.17.3
7.18
7.18.1
7.18.2
7.19
7.2o
7.21
静電ガン GM5000用 自動静電システムの設定 (オプション)
運転準備と設定
プレロード
スプレーモード
作業の中断(停止)
フラッシング
ガンフラッシュボックス用 接続キット (オプション)
ソフト循環 (オプション)
リモートコントロール、ESTA リモートコントロール (オプション)
防爆規定
ツインコントロール リモートコントロール
ESTA リモートコントロール
外部ミキサー (オプション)
外部ミキサー マニュアル DN2.6 と DN4
外部ミキサー, マニュアル DN8
2A スイッチボックス (オプション)
操作終了とクリーニング
長期間の保管
83
83
83
84
84
84
85
86
87
87
87
88
89
89
89
90
91
92
8
8.1
8.2
8.3
トラブルシューティング
問題とトラブルシューティング
混合割合変換方法
ホース容積表
93
94
98
100
9
9.1
9.2
9.3
9.4
9.5
保守
システムのクリーニング
フィルターのクリーニング
保守とサービス
高圧ホースと混合ホース
分解
102
102
102
103
104
104
10
10.1
10.2
10.3
10.4
10.5
10.6
10.7
10.8
10.9
10.10
10.11
10.12
10.13
10.14
10.15
10.16
付属品
ミキサー
リモートコントロール
ホーンアラーム
サクションホース
混合ホース
ヒーター
ガンディストリビューター
マテリアル圧力レギュレーター
フラッシング圧力セット
2Aセカンドキット用 追加部品
エクステンションケーブル
TC VM5000 自動静電システム
GFB 接続キット
供給ポンプ
エアコートレギュレーター
ソフトウェア・アーカイブ
105
105
107
108
108
109
110
112
112
113
113
114
114
114
115
115
116
5
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
目次
11
11.1
11.2
11.3
部品
部品の注文方法
部品の探し方 ?
爆発の恐れのある装置の修理について
117
117
118
118
12
12.1
12.2
12.3
12.3.1
12.3.2
12.4
製品保証
製品責任
製品保証
CE規格
タービン付装置
主電源用ケーブル付装置
ドイツ国内の規定およびガイドライン
119
119
119
120
120
121
121
6
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
1
本操作説明書について
1.1
概要
本操作説明書の内容は、本装置の安全な操作、保守、クリーニング、修理に関する
情報です。
操作説明書は装置の一部であり、作業要員とサービス要員は必ず使用してくださ
い。
操作/修理要員は操作説明書に従って指導を受けてください。
装置の操作は本操作説明書に従って行ってください。
本操作説明書に従わずに操作を行った場合、装置は大変危険となります。
1.2
本操作説明書で使用する警告、注意、記号
本操作説明書では、警告指示の記載により、ユーザーおよび装置に対する固有の危
険を強調し、危険を回避するための対策について述べています。この警告指示は、
以下のカテゴリーに分類されます。
危険
これは危険を警告する情報です!
危険 - 目前に直面している危険。
この警告指示を守らない場合に起こり得る結果を示していま
す。
遵守しなければ、死亡、重傷および重大な物的損
注意喚起語により、危険レベルを示しています。
害を引き起こします。
危険およびその影響を防止するための対策を示してい
ます。
警告 - 起こりうる差し迫った危険。
遵守しなければ、死亡、重傷および重大な器物破
損を引き起こす可能性があります。
警告
これは危険を警告する情報です!
この警告指示を守らない場合に起こり得る結果を示していま
す。
注意喚起語により、危険レベルを示しています。
危険およびその影響を防止するための対策を示してい
ます。
注意 - 危険になりうる状態。
遵守しなければ、軽傷を引き起こす可能性があり
ます。
注意
これは危険を警告する情報です!
この警告指示を守らない場合に起こり得る結果を示していま
す。
注意喚起語により、危険レベルを示しています。
危険およびその影響を防止するための対策を示してい
ます。
注記 - 危険になりうる状態。
遵守しなければ、器物破損を引き起こす可能性が
あります。
注記
これは危険を警告する情報です!
この警告指示を守らない場合に起こり得る結果を示しています。注意喚起語に
より、危険レベルを示しています。
危険およびその影響を防止するための対策を示しています。
注記 ― 特定性質、手順についての情報
7
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
1.3
言語
本操作説明書は、以下の言語版が入手可能です :
言語
注文番号
言語
ドイツ語
2339287
英語
フランス語
2339322
イタリア語
スペイン語
2339330
日本語
注文番号
2339321
2339323
2344161
ツインコントロールシステムとアクセサリーの部品カタログはそれぞれ2種類あ
ります。部品カタログは以下の言語版があります:
部品カタログ ツインコントロール フィニッシング
(スモールフレーム/スモールトロリー/スモールウォール):
言語
注文番号
言語
注文番号
ドイツ語
2339290
英語
2339331
部品カタログ ツインコントロール 保護コーティング(PC)
(ラージフレーム/ラージトロリー):
言語
注文番号
言語
注文番号
ドイツ語
2339293
英語
2339332
1.3.1
各部品の操作説明書
操作説明書
言語
ドイツ語
フランス語
イタリア語
エボモーション 5-60
注文番号
2333562
2333564
2333565
操作説明書
ワイルドキャット 10-70, 18-40
ピューマ 28-40, 15-70, 21-110, 15-150
レオパード 35-70, 35-150, 48-110
ジャガー 75-150
注文番号
言語
注文番号
2333537
英語
2333538
2333540
スペイン語
2333541
言語
ドイツ語
イタリア語
言語
英語
スペイン語
注文番号
2333563
2333566
言語
フランス語
日本語
注文番号
2333539
2338088
8
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
操作説明書
言語
ドイツ語
フランス語
スペイン語
ピューマ 8-300, 3-600
レオパード 18-300, 8-600
ジャガー 38-300
注文番号
言語
2333547
英語
2333549
イタリア語
2333551
注文番号
2333548
2333550
操作説明書
言語
ドイツ語
フランス語
イタリア語
タイガー 72-300
注文番号
言語
2333542
英語
2333544
スペイン語
操作説明書
エボモーション 5-125
(付属品、供給ポンプとして使用)
注文番号
言語
注文番号
2316595
英語
2316596
2316597
イタリア語
2316599
2316600
言語
ドイツ語
フランス語
スペイン語
2333545
注文番号
2333543
2333546
言語
デンマーク語
オランダ語
スウェーデン語
注文番号
2316602
2316598
2316601
9
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
操作説明書
言語
ドイツ語
フランス語
スペイン語
操作説明書
言語
ドイツ語
フランス語
スペイン語
操作説明書
言語
ドイツ語
フランス語
スペイン語
オートマチック・エアレススプレーガン GA400AL
(オートマチックバルブGA400)
注文番号
言語
注文番号
言語
350939
英語
350941
デンマーク語
350946
イタリア語
350948
オランダ語
350949
スウェーデン語
注文番号
350951
350947
350950
塗料バルブ PV400
ドージングバルブ DV400
オートマチックバルブ GA400AL-D
注文番号
言語
注文番号
2336797
英語
2336798
2336799
イタリア語
2336800
2336801
カラーチェンジバルブ FWV530
硬化ドージングバルブ HDV530
注文番号
言語
377980
英語
377982
イタリア語
377985
ポーランド語
注文番号
377981
377984
2328205
言語
デンマーク語
オランダ語
スウェーデン語
注文番号
377977
377983
377986
10
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
1.4
CD ツインコントロール
上記のすべての操作説明書は、CD(PDFファイル)でも入手可能です。CDはシス
テムのセット構成に含まれます。
注文番号:2339342
1.5
略語について
注文番号
FEP
PA
DN
PSV
TC
ESTA
数量
項目
部品リストに記載のマーク
注文番号
ダブルストローク
ステンレススチール
フッ素エラストマー
ポリアミド
呼び径
ガン・フラッシュボックス
二液
保護コーティング:重防食
ツインコントロール
静電装置
テキスト本文およびコントローラー上
A
A 成分
B
B 成分
S
フラッシング剤
AS
A サイドのフラッシング
BS
B サイドのフラッシング
MR
混合比率
JT
全作業
P
可使時間
F_P
流速/ポットライフ
11
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
2
正しい使用
2.1
装置の種類
A)
タービン
B)
主電源ケーブル
2.2
使用範囲
A) タービン装置
本装置は爆発クラスへ分類された2液性材料(塗料、ワニス)が使用できます。
B) 主電源装置
本装置は2液性材料(塗料、ワニス)が使用できます。
2.3
適用範囲
2.3.1
タービン装置
タービン装置は、爆発防止指令 94/9/EC(防爆機器)に準拠しており、防爆ゾーン
1 に適したカテゴリー2 装置として使用できます。
発火保護タイプとしてデザインされ、「固有安全性」を有するため、以下のマーク
が付けられています。
リモートコントロール(付属品)は、爆発の恐れがあるエリア(ゾーン
の使用が可能です。2Aスイッチボックスも同様です。
2.3.2
1、2)で
主電源装置
主電源ケーブルが付いた装置は、爆発の可能性があるエリア(ゾーン 0、1、2)で
の使用を絶対に避けてください。
主電源ケーブルが付いた装置のリモートコントロール(付属品)は、爆発の恐れが
あるエリアでの使用を避けてください。
12
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
2.4
安全パラメータ
Wagnerは、想定外の使用により生じたいかなる損害に対しても責任を負い
かねます。
Wagnerが推奨する材料のみを使用してください。
作業時は全ユニットを作動させてください。
安全装置は取り外さないでください。
Wagnerの部品、付属品のみを使用してください。
2Kシステムは以下の条件でのみ使用してください :
操作要員は本操作説明書に沿って訓練されている。
本操作説明書に記載されている安全規定が遵守されている。
本操作説明書に記載されている操作、保守、修理情報が遵守されている。
国の法令必要条件、事故防止規定が遵守されている。
2.5
使用可能な材料
粘性、高粘性の二成分塗料(エポキシ、PU、DD など)で、ポットライフが 5 分以
上のもの。
-
2K 水性プライマ
2K 溶剤系プライマ
2K PUR プライマ
2K PUR 塗料
2K エポキシ系プライマ
2K エポキシ系塗料
2K 高固形プライマ
2K 高固形塗料
注記
研磨材と顔料!
摩耗による損傷
粒子の大きい、鋭利な顔料・研磨剤を使用しないでください。
アプリケーションに適したモデル(流量/サイクル、材料、バルブ、等)を
使用してください。
使用する液体、溶剤がポンプ素材に適応することを確認してください。
モデル、構造、素材、技術データに関する情報は 5.3.3 / 5.3.4章およびポン
プの操作説明書を参照してください。
13
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
2.6
予測できる誤使用
以下は禁止されています:
接地されていない被塗物への噴霧
2Kシステムの認められていない改造
乾燥材量、または同様のコーティング材料を使った作業
欠陥のある部品、10章に記載されている付属品以外の使用。
以下の誤使用は人体への影響、装置へのダメージの恐れがあります :
紛体塗料の使用
噴霧に対し誤った設定値
Wagnerの2Kシステムは食材の吸い上げ用には設計されていません。
2.7
残存リスク
残存リスクは、正しく使用していても排除できないリスクのことです。
必要な場合、残存リスクは警告表示と禁止表示で示されます。
残存リスク
塗料と洗浄剤への
皮膚接触
原因
塗料と洗浄剤の取
り扱い
結果
皮膚刺激
アレルギー
具体的対策
防護服の着用
安全データシート
の確認
指定の作業エリア
以外の空気中の
塗料
指定の作業エリア
以外の塗料
健康上有害な化学
物質の吸入
操作説明書と操作
指示の遵守
起こりうる段階
運転
保守
分解
運転
保守
14
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
3
識別マーク
3.1
防爆マーク
– タービン
ツインコントロール コントローラ(タービン)は、欧州指令 94/9/EC(ATEX 95)に
定義されている通り、爆発エリアでの使用が可能です。
識別マーク
名称
会社名
住所
装置の名前
シリアル番号
製造年
欧州連合
Wagner 生産管理段階で使用された装置
防爆装置
装置グループ II
クラス 2 装置 (ゾーン1で使用可能)
Ex-atmosphere ガス
発火保護タイプの固有安全性 (ゾーン0と1)
Explosion group B, (ethylene, town gas)爆発グループB(エチ
レン、都市ガス)
温度クラス:最高表面温度< 135 °C; 275 °F
指定マーク、発行年
証明書(Atex) 証明書番号
安全規定を順守(3.2章参照)
作業時の周辺許容温度 :
3.2
Xマーク
ツインコントロール コントローラ(タービン)に関する特記事項
5.3.1章参照
防爆マークとポンプに関する特記事項
ポンプの操作説明書を参照
15
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
3.3
主電源ケーブル装置の識別マーク
識別マーク
名称
会社名
住所
CE適合マーク
装置の名前
装置のシリアル番号
コントローラのシリアル番号
16
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
4
安全についての注意事項
4.1
作業者向けの安全についての注意事項
本操作説明書は、すぐに参照できるように、常にユニットの近くに設置してお
いてください。
労働安全および事故防止に関する現地の法規には、必ず従ってください。
4.1.1
電気装置
電気装置および運転設備
運転モードおよび周囲の影響に関する現地の安全要求事項に従って設置してく
ださい。
保守は、必ず熟練した電気技師が実施してください。
安全規則および電気工学的規則に従って操作してください。
問題が生じた場合は直ちに修理をおこなってください。
使用中、静電気のスパークが起こったり、電気ショックを感じた時には、直ち
に作業を中止してください。
可動部品への作業は電源を切ってから行ってください。作業計画を作業者内で
共有し、電気安全規定を順守してください。
4.1.2
操作/修理要員の適格性
装置の操作および修理は、必ず訓練を受けた要員が行ってください。
4.1.3
安全な作業環境
作業エリアの床は導電性であることを確認してください。
作業エリア内のすべての人員は導電性の靴を 履いてください。帯電防止靴を着
用の際は、絶縁抵抗値が100 MOhmを超えないようにしてください。
スプレー作業中は、導電性グローブを身に着け、スプレーガンのハンドルを通
してアースをとってください。
保護服や手袋を着用する際は、絶縁抵抗値が100 Mohmを超えないよう注意し
てください。
各自治体規定の条件を満たしたブースを使用してください。また、塗料や溶剤
の揮発蒸気が滞留しないように、作業現場は常に換気をしてください。
安全な作業環境のために、 以下の部品が準備されていることを確認してくださ
い:
– 作業圧力に適したマテリアル/エアホース。
– 人体への安全用具(呼吸マスク、皮膚保護服)
裸火、赤熱したワイヤー、高温面等の着火源が近辺に存在しないことを確認し
てください。
17
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
4.2
作業エリア内人員の安全についての注意事項
本操作説明書に記載した情報、特に一般的な安全についての注意事項および警
告指示に従ってください。
労働安全および事故防止に関する現地の法規には、必ず従ってください。
4.2.1
WAGNER社製装置の安全な取り扱い
圧力のかかったスプレーは重大なケガの危険性があります。
塗料・溶剤・洗浄剤の体内への注入を防ぐために:
スプレーガンを絶対に人に向けない。
スプレーパターンに絶対に手を近づけない。
本装置を使うすべての作業の前、作業中断および装置故障の後にすべきこと:
– 圧縮空気の供給をストップしてください。
– スプレーガン、装置から残圧を抜いてください。
– スプレーガンの作動装置をロックしてください。
– 故障の場合:不具合を特定し、「トラブルシューティング」(8章)に従って
処置を進めてください。
本装置は安全な作業のため、熟練した専門家(例:ワグナーサービス)によ
り、最低年に一回のチェックを行ってください。
- シャットダウン装置については、次回作業時までに検査を終了してください。
以下の時は「圧力リリーフ/作業の中断」の章に記載の作業手順を行ってくだ
さい:
– 圧力リリーフの必要時。
– スプレー作業の中断、終了時。
– 装置の洗浄、保守作業時。
– スプレーノズルのインストール、洗浄時。
塗料・溶剤による皮膚のケガが生じた場合は:
使用していた塗料、溶剤名を書きとめてください。
医師の診断をただちに受けてください。
反跳によるケガの危険を防ぐために:
スプレーガンでの作業時は、しっかりとした地面の上で行ってください。
長時間続けてスプレーガンを握ることは避けてください。
18
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
4.2.2
装置の接地
装置への静電気帯電を防ぐために、装置の接地アースを行ってください。
静電気電荷とスプレーの流速によっては、装置が帯電する場合があります。放電の
場 合、これによって火花や火炎が生じることがあります。
塗装作業の前には必ず、装置が接地されていることを確認してください。
被塗物のアースを取る。
作業エリア内にいる人はすべて、帯電防止靴を着用するなどして、必ず接地し
てください。
スプレー作業中は、導電性グローブを身に着け、スプレーガンのハンドルを通
して アースをとってください。
4.2.3
マテリアルホース
ホースの素材が作業材料に対して化学的耐久性があることを確認してくださ
い。
マテリアルホースが装置で発生する圧力に対し耐久性があるか確認してくださ
い。
以下の情報が高圧ホース上に記載されていることを確認してください。
– 製造者
– 許容作業圧力
– 製造年月日
ホースが正しく設置されているか確認してください。いかなる場合でも、以下
のような場所にホースを設置しないでください:
– 交通量の多い場所
– 鋭く尖った角部
– 可動部
– 高温部
ホースで装置を引っ張ったり、動かしたりしないでください。
高圧ホースの電気抵抗が1メガオーム以下に保たれていることを確認してくださ
い。
液体によっては、高い拡大係数を持ち、その体積がパイプ、器具などに損傷を与
え、 流体の漏出を 引き起こすことがあります。
ポンプが密閉された容器から液体を吸いあげる時、空気または適切なガスが容器に
入り、真空状態を避けられていることを確認してください。真空が容器を破裂さ
せ、 容器から液 体が流れ出る恐れがあります。
ポンプで発生する圧力は吸入エアー圧に比例。
19
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
4.2.4
クリーニング
ユニットを停止してください。
ニューマチック供給ラインの接続を外してください。
ユニットの圧力をリリースしてください。
洗浄剤の引火点は、周囲温度より少なくとも5℃高い必要があります。
洗浄には、溶剤で湿らされた布とブラシを使用してください。固い物やスプレ
ーを使った洗浄はやめてください。
試運転時、洗浄時における注意点
– 使用するコーティング剤
– 洗浄剤
– 爆発性ガス/混合物がコンテナ内に閉じ込められていないか
非可燃性の洗浄剤の使用をお勧めします。
爆発性ガス/混合物がコンテナ内に閉じ込められる恐れがあります。
溶剤での洗浄の際は、コンテナ内へのスプレーをやめてください。
洗浄剤には伝導性のコンテナを使用してください。
コンテナをアース接続してください。
4.2.5
塗料の取り扱い
塗料の調製や処理をする場合は、使用する塗料の製造者が制定した処理規程を
よく読んでください。
規程の安全対策、特に安全眼鏡と防護服を着用してください。
必要な場合は、防塵マスクを使用してください。
健康と環境を十分保護するために、本装置の操作は、塗装ブースの中、あるい
は換気(排気)付きのスプレーウォールに向けて行ってください。
高温度材料を使用する場合は、適切な防護服を着用してください。
4.2.6
高温部への接触
高温部への接触は保護グローブ着用時に限ります。
43 °C(109.4 °F)以上の塗装材料を使用する際は:
– 「注意:高温」のラベルがユニットに貼られていることを確認してください。
注文番号
9998910
情報ラベル
9998911
安全ラベル
注意:2つのラベルを同時に注文してください。
20
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
4.3
爆発の恐れがあるエリアで使用する場合
タービン装置のみが爆発エリアで使用できます。
4.3.1
安全規定
WAGNERスプレー装置の安全な取扱い
機器が金属物と接した場合、スパーク(発火)の恐れあり。
爆発環境下では:
機器をスチールや錆びついた鉄にたたきつけたり、押し付けたりしないでくだ
さい。
機器の落下に注意してください。
スパークしにくい素材(例:真鍮(黄銅))で製造された工具のみを使用して
ください。
コーティング剤の発火温度
コーティング剤の発火温度が最高表面温度を越えることを確認してください。
材料の噴霧
材料の噴霧には、弱酸化性ガス(空気)を利用すること。
クリーニング
表面に残留物が付着している場合、装置が静電荷を帯びる可能性があります。放電
すると炎やスパークが生じる恐れがあります。
伝導性を保つため、表面から残留物を除去してください。
装置の洗浄には濡れた布を使用してください。
4.3.2
流体なしでの操作
ポンプに流体が入っていない状態での操作は避けてください。吸い込んだ空気が可
燃性流体の蒸気と結合し、爆発の恐れがあります。
ポンプの作動を定期的に確認してください。特に、コンテナの損傷により、吸い込
んだ流体に空気が含まれていないか注意してください。
損傷したコンテナの使用は避けてください。
分離流体のコンテナーが十分に充填されていることを確認してください。
21
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
5
基本仕様
5.1
ツインコントロールフィニッシングと保護コーティング(PC)
ツインコントロールシステムには、サイズにより様々なサスペンションが使用できます :
ツインコントロール フィニッシング
サスペンション
ポンプA
スプレー方式
5.2
ツインコントロール 保護コーティング(PC)
スモールフレーム
スモールトロリー
スモールウォール
5-60, 10-70, 28-40, 15-70,
15-150, 21-110, 8-300, 3-600,
35-70, 35-150, 48-110, 18-300,
8-600
エアレス
エアースプレー
エアーコート
ラージフレーム
ラージトロリー
75-150, 38-300, 72-300
エアレス
支給範囲
ツインコントロール基本ユニットには、以下のものが含まれます :
– A 成分用経路測定機能付きニューマチックポンプ
– B 成分用経路測定機能付きニューマチックポンプ
– 溶剤用ニューマチックポンプ
– コントロールユニット(タービンまたはケーブル接続)
– ベースフレーム、台車または壁ホルダー
– 静的混合ユニット
– 各種マテリアルバルブ
基本ユニットには、以下のものが同梱されています:
分離液 250ml。250cc
CE 適合
操作説明書(ドイツ語)
各言語の操作説明書
ツインコントロール用コンパクトディスク(CD) :
CD には、ツインコントロール基本ユニットの部品カタロ
グ、操作説明書、各装置構成部品の部品リストが含まれ
ています。
輸送用参照シート
パスワード保護つき追加情報
注文番号
9992504
12章参照
2339287
1章参照
2339342
2305117
2304064
納品書に支給範囲の詳細を記載しています。
付属品については10章を参照
22
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
5.3
データ
5.3.1
技術データ コントローラ(タービン付)
ツインコントロール コントローラ(タービン付)
最小-最大使用エアー圧
空気消費
周辺温度
防護クラス
圧縮エアー品質
単位
0.6-0.8; 6-8; 87-116
125
+5 ...+40
+41 ...+104
NL/min
°C
°F
品質基準5.5.4(ISO 8573.1)
5.5.4 = 40 µm/ +7/ 5 mg/m3
防爆マーク
(3.1章参照)
安全データ
電位差計接続 A、B(防爆タイプ Ex ia IIB):
最大値コネクション
最高電圧
電位差計A、B
12.6
最大電流
73.6
最大電力
232
最大外部容量
7.3
最大外部誘導率
26
最大外部容量・誘導率の上記最大値は単独発生時のみ有効。
外部誘導抵抗が同時に発生する場合は、以下の表の値を参照すること。
最大許容外部誘導率
0.1
0.2
0.5
1
最大許容外部容量
7.3
リモートコントロール接続(防爆タイプ Ex ia IIB):
最大値コネクション
最高電圧
6
4.6
3.7
5
10
20
3.1
2.3
1.9
1.4
コネクションRC
12.6
最大電流
154
最大電力
484
最大外部容量
7.3
最大外部誘導率
2
6
最大外部容量・誘導率の上記最大値は単独発生時のみ有効。
外部誘導抵抗が同時に発生する場合は、以下の表の値を参照すること。
最大許容外部誘導率
0.1
0.2
0.5
1.0
7.3
5.9
4.4
3.5
最大許容外部容量
2.0
2.7
5.0
1.8
23
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
サービス・コネクター
爆発エリア外でのプログラミング装置への接続に使用。
特記事項(Xマーク)
1. 操作説明書の情報を確認してください。特に、等電位の接地および接続の際
や、既設システムに装置を等電位で接続する場合は、確認が必要です。
2. 爆発性ガスが存在する環境でハウジングを開けないでください。
3. 爆発の恐れがある環境下でサービスコネクターを差し込まないでください。
サービスコネクターの差込は、認証を受けたメンテナンス担当者のみが行っ
てください。
4. ハウジング内でのメンテナンス、サービス作業は、認証を受けた担当者のみ
が行ってください。
5. タービンの圧力制御バルブ(ツインコントロール コントローラのハウジング
内)やリリーフバルブに変更を加えてはなりません。
6. ツインコントロール コントローラのメンテナンスプランを作成する、あるい
は本装置を既存のメンテナンスプランに加えるなどしてください。
7. ツインコントロール コントローラのハウジング内の汚れを防ぐために、定期
的にフロントフィルムの完全性を点検してください。損傷が認められた場合
は、装置を Exゾーンから直ちに取り外し、操作を停止し、Wagner に修理を
依頼してください。
8. 圧縮エアーシステムを設計、設置する際は、システム内に爆発性ガスが発生
しないよう注意してください。
9. 電位差計接続部には、WAGNER 製の電位差計を接続してください。
10. リモートコントロール用ケーブルは、損傷を防ぐために、確実かつ安全に設
置してください。爆発の危険がある場所ではリモートコントロールの使用が
可能です。ケーブルの最大許容長は、75 メ ートル:246 フィートです。
11. ツインコントロールシステム一式を高電圧に接続された水性ワニス塗装シス
テムの一部として使用する場合は、グリーン/イエローの接地ケーブルを
取り外し、同径のブラックのケーブルと交換してください。接地マークが
見えないようにしてください。
12. 本装置は DIN EN 60079-11: 2007-08の6.3.12章に準拠しません。
13. この装置は、過電圧カテゴリーII に適しており、すべての接続がつながって
いる場合あるいは保護キャップで覆われている場合にのみ操作可能です。そ
うすることで、環境汚染度3が容認されます。
許容保管温度は次の通り : -20 °C から +60 °C
相対湿度 < 95%。
14. 2A スイッチボックスは、タービンシステムと一緒に使用する場合のみ、爆発
環境下で使用できます。
24
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
5.3.2
技術データ 主電源ケーブル付コントローラ
ケーブル接続型ツインコントロールのコントローラ
入力電圧
入力電力
入力周波数
単位
85 - 260
40以下
47-440
+5 < Ta < +40
+41 < Ta < +104
周辺温度
防護クラス
5.3.3
技術データ 全システム
作業エリア
入力エアー圧
単位
2Kシステム操作時のポンプの最大許
容ストローク数
2Kシステムで操作した場合の、ポン
プの最大許容ストローク
マテリアルの最大圧力
マテリアルの pH 範囲
マテリアルの温度
周辺温度
限界値
0.6 - 0.8
6-8
87 - 116
/min
30
/min
20
5.3.4章参照
3.5 ...9
+5 ...+60; +41 ...+140
+5 ...+40; +41 ...+104
最低吐出量
最低吐出量は、ポンプのサイズ、混合比、静的ミキサ、圧力設定、硬化剤弁ストロ
ークにより異なります。1ストローク/分以下(AまたはB)の場合、テストが必要
です。
警告
油分含有エアー!
吸引による中毒の危険性。
水分・油分を取除いたドライエアーを使用(基準:5.5.4
ISO 8573.1 ) 5.5.4 = 40 μm / +7 / 5 mg/m³.
25
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
G 1/2"
NPS 1/4
0.1:1 – 20:1
±2
ピューマ 3-600
ピューマ 8-300
ピューマ 21-110
inch
inch
ピューマ 15-150
ツインコントロール エアー入口
ミキサー マテリアル出口
A/B 混合比、ボリューム
適合率 *
ピューマ 15-70
単位
ピューマ 28-40
入力/出力と混合比
エボモーション 5-60
Aポンプ
NPS 3/8
0.1:1 – 10:1
*
G 1/2"
NPS 1/4
0.1:1 – 20:1
タイガー 72-300
ジャガー 38-300
ジャガー 75-150
レオパード 8-600
inch
inch
レオパード 18-300
ツインコントロール エアー入口
ミキサー マテリアル出口
A/B 混合比、ボリューム
適合率 *
レオパード 48-110
単位
レオパード 35-150
入力/出力と混合比
レオパード 35-70
Aポンプ
G1"
±2
NPS 3/8
0.1:1 – 10:1
成分の目標比率は、各サイクル(塗料ベースに硬化剤を注入する)の終了後に、±2%の正確さで
達成されます。
±2%の正確さは、以下の条件で達成されます。
-
操作説明書に従ってシステムを適切に使用する。
ボリューム測定センサーが、7.9章に従って正確に校正され、正しく機能している。
7.1 章に従って、塗料ベースと硬化剤の圧縮比が適切に調整されている。
計測バルブのストロークが、操作説明書(1.3 章)に従って設定されている。
システムが、マテリアルに応じて、またマテリアル製造者の加工仕様書に従って、正しく設
定されている。
塗料ベースと硬化剤の濃度が同一の場合は、容器内でそれぞれを、攪拌器を使用するなどし
て、準備する必要がある場合もあります。
使用可能マテリアル、雰囲気温度、粘度、流量などの操作条件に従った、システムの正しい
使用。
通常のメンテナンスは、有資格者(Wagner 社の保守技術員など)が 9 章に従って実施して
ください。
26
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
レオパード / ジャガー / タイガー
)
ピューマ 15150
ピューマ 21110
ピューマ
8-300
ピューマ
3-600
8.0;
0.31
ポンプとバルブの操作説明書参照
単位
cm3; cc
ミキサー内マテリアルの最大圧力 **
ポンプインレットにおける最大マテリア
ル圧力
マテリアルインレット (雄)
マテリアルアウトレット (雄)
Ø エアーインレット (雌)
音圧レベル
G 1/2"
mm
inch
35:1 35:1
70 150
25.0
250
3626
タイガー 72-300
mm; inch
音圧レベル
圧縮比
DSあたりの流量(
G 3/8"
ジャガー 38-300
Ø エアーインレット
mm
inch
inch
ジャガー 75-150
マテリアルインレット (雄)
マテリアルアウトレット (雄)
マテリアルアウトレット (雌)
Ø エアーインレット (雌)
28:1 15:1 15:1 21:1 8:1 3:1
40
70 150 110 300 600
22.4
12
16.8 6.4 2.4
224
120
168 64 24
3249
1740
2436 928 348
2.0
0.5
20
5
290
73
M 36x2
G1½"
M 24x1.5
レオパード 8-600
入口におけるマテリアルの最大圧力
18:1
40
14.4
144
2089
レオパード 18-300
ミキサー内マテリアルの最大圧力 **
5:1 10:1
60
70
4.0
8
40
80
580 1160
0.5
5
73
レオパード 48-110
cm3; cc
レオパード 35-150
圧縮比
DSあたりの吐出量
単位
レオパード 35-70
エボモーション / ワイルドキャット
/ ピューマ
ワイルドキャ
ット 10-70
ワイルドキャ
ット 18-40
ピューマ 2840
ピューマ 1570
技術データ ポンプ
エボモーショ
ン 5-60
5.3.4
48:1
110
38.0
380
5511
18:1 8:1 75:1 38:1 72:1
300 600 150 300 300
13.8 6.2
53
27
53
138 62 530 270 530
2000 900 7687 3916 7687
2.0
20
290
M 36x2
G
M36x2
1½"
M 24x1.5
G 1/2"
G1"
ポンプとバルブの操作説明書参照
** すべての高圧部品は使用するポンプの最高圧力に応じて設計されている必要があります。
27
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
5.3.5
重量
構成サンプル
サスペンション ポンプ
フレーム
ウォール
フレーム
フレーム
フレーム
トロリー
フレーム
トロリー
フレーム
フレーム
3x エボモーション 5-60
3x エボモーション 5-60
3x ピューマ 28-40
2x レオパード 35-70, 1x ピューマ 28-40
2x レオパード 48-110, 1x ピューマ 28-40
2x レオパード 48-110, 1x ピューマ 28-40
2x ジャガー 75-150, 1x レオパード 35-70
2x ジャガー 75-150, 1x レオパード 35-70
1x タイガー 72-300, 1x ジャガー 75-150, 1x レオパ
ード 35-70
2x タイガー 72-300, 1x レオパード 35-70
重量
タービン
アース線
kg
lb
kg
lb
87
192
86
190
76
168
75
165
95
209
94
207
113
249
112
247
142
313
141
311
159
351
158
349
198
437
197
434
224
494
223
492
235
518
234
516
264
582
263
580
28
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
寸法
B
5.3.6
B_04488
A
C
ツインコントロール スモールフレーム
エボモーション、ワイルドキャッ
ポンプ
ト、ピューマ、レオパード
ヒーターなし
ヒーター付 A + B
mm; inch
mm; inch
A
860; 33.9
1205; 47.5
B
1551; 61.1
C
550; 21.7
ツインコントロール ラージフレーム
ポンプ
ジャガー
ヒーター付 A
ヒーターなし
+B
mm; inch
mm; inch
A
1015; 40.0
1428; 56.2
B
1655; 65.2
C
738; 29.1
ポンプ
A
B
C
ツインコントロール ラージフレーム
タイガー
ヒーター付 A ダブルヒータ
ヒーターなし
+B
ー(Aサイド)
mm; inch
mm; inch
mm; inch
1015; 40.0
1428; 56.2
1616; 63.6
1715; 67.5
747; 29.4
29
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
ツインコントロール ウォール
タイプ
28-40 15-70 15-150 21-110 8-300 3-600 35-70 35-150 48-110 18-300 8-600
mm; inch
A1
917; 36.1
1022; 1005; 1020;
1187; 1202; 1015;
1183; 1197;
B1
1243; 48.9
1239; 48.8
40.2 39.6 40.2
46.7 47.3 40.0
46.6
47.1
C
522; 20.6
D
892; 35.1
E
238; 9.4
F
9; 0.35
G
909; 35.8
ヒーター付
A2
1210; 47.6
1187; 1202; 1114;
1183; 1197;
B2
1114; 43.9
1243; 48.9
1239; 48.8
46.7 47.3 43.9
46.6
47.1
B1
F
E
G
ヒーターなし
D
A1
C
B_04489
B2
ヒーター付
A2
B_04490
30
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
ツインコントロール スモールトロリー
エボモーション、ワイルドキャッ
ポンプ
ト、ピューマ、レオパード
ヒーターなし ヒーター付 A + B
mm; inch
mm; inch
A
820; 32.3
899; 35.4
B
1787; 70.4
C
1225; 48.2
ツインコントロール ラージトロリー
ポンプ
ジャガー、タイガー
ヒーターなし ヒーター付 A + B
mm; inch
mm; inch
A
1035; 40.8
B
1845; 72.6
C
1314; 51.7
1377; 54.2
1243; 48.9
B
C
A
31
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
5.4
機能
ツインコントロールシステムは5つの作動装置から構成されます:A、B成分および
溶剤用ニューマチック高圧ポンプ、ミキシング装置、コントローラです。2成分は
ポンプによって高圧力になり、あらかじめ設定された、調整可能な混合比で静的
ミキサー内で混合され、ガンへと運ばれます。本システムは、サイズ・吐出量に
よって複数のガンを使用することができます。フラッシング、ポットライフモニ
ター、混合比など様々な機能がコントローラで調整されます。
基本原理
塗料は継続的に流れ、硬化剤は測定され、少々高い圧力で断続的に塗料に注入され
る。
項目
所定の混合比を電子コントロールに入力し、電子コントロールのボタンを押してシ
ステムを始動させます。この操作で、マテリアルバルブ A が開きます。硬化剤バ
ルブ B は断続的に開き、要求に応じて硬化剤が測定されます。
32
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
5.4.1
1
2
3
4
ツインコントロール基本ユニットのデザイン
A成分用ポンプ
溶剤ポンプ「S」
B 成分用ポンプ
ツインコントロール コントローラ
5
6
7
8
フレーム
混合ユニット
トロリー
ウォールマウント
8
4
1
2
3
B_02796
1:2
7
6
5
B_02798
B_04563
33
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
5.4.2
原理図 ポンプ 5-60 から 35-150
A ポンプ 5-60, 10-70, 28-40, 15-70, 15-150, 21-110, 35-70, 35-150 との使用。
コントローラ 1 タービン
圧縮エアーをタービンで流れに変えるこのコントロールは、5 - 60 から 35 - 150 ま
でのポンプを使い単動式マテリアルバルブを採用したスプリングリセット式のあら
ゆるシステムに適しています。
コントローラ 1 ケーブル
主電源接続を備えたこのコントロールは、5 - 60 から 35 - 150 までのポンプを使い
単動式マテリアルバルブを採用したスプリングリセット式のあらゆるシステムに適
しています。
ツインコントロール
コントローラ 1 タービン
または
1.0:1
1.0:1
ツインコントロール
コントローラ 1 ケーブル
1.0:1
1.0:1
S
B
A
B_02764
P1
34
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
5.4.3
原理図 ポンプ 48-110 から 8-600 ソフト循環なし
A ポンプ 48-110, 75-150, 8-300, 38-300, 72-300, 3-600,18-300, 8-600 (ソフト循環
なし) との使用。
コントローラ 2 タービン
圧縮エアーをタービンで流れに変えるこのコントローラは、48 - 110 から 8 - 600
までのポンプを使い、複動式マテリアルバルブを採用したシステム(ソフト循環な
し)に適しています。
コントローラ 2 ケーブル
主電源接続を備えたこのコントローラは、48 - 110 から 8 - 600 までのポンプを使
い、複動式マテリアルバルブを採用したあらゆるシステム(ソフト循環なし)に適
しています。
ツインコントロール
コントローラ 2 タービン
または ツインコントロール
コントローラ 2 ケーブル
1.0:1
1.0:1
1.0:1
1.0:1
S
B
A
B_02745
P1
P2
35
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
5.4.4
原理図 ポンプ 48-110 から 8-600 ソフト循環
A ポンプ 48-110, 75-150, 8-300, 38-300, 72-300, 3-600,18-300, 8-600 ソフト循環
との使用。
コントローラ 3 タービン
圧縮エアーをタービンで流れに変えるこのコントローラは、48 - 110 から 8 - 600
までのポンプを使い、複動式マテリアルバルブを採用したシステム(ソフト循環)
に適しています。
コントローラ 3 ケーブル
主電源接続を備えたこのコントローラは、48 - 110 から 8 - 600 までのポンプを使
い、複動式マテリアルバルブを採用したあらゆるシステム(ソフト循環)に適して
います。
ツインコントロール
コントローラ 3 タービン
または ツインコントロール
コントローラ 3 ケーブル
1.0:1
1.0:1
1.0:1
1.0:1
S
B
A
B_04464
P1
P2
36
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
5.4.5
ツインコントロール1から3のコントロールユニットの操作盤
6 種類のツインコントロールのコントロールユニット画面は共通しています。
128 126
127 125
129
124
109
110
AB
111
112
B
123
A
113
114
B
122
A
SET
TwinControl
115
101
102
103
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
116
121
119
120
118
117
102
103
101
押しボタン「始動」
押しボタン「停止」
押しボタン「AB フラッシュ」
表示ランプ アラーム
表示ランプ 可使時間
表示ランプ サービス機能
表示ランプ 校正
表示ランプ 合計
表示ランプ ワーク
押しボタン メインメニュー選択
押しボタン サブメニュー選択
表示ランプ A 構成部品
表示ランプ 始動
表示ランプ アラーム
表示ランプ AB フラッシュ
押しボタン SET
B_02601
122
123
124
125
126
127
128
129
a) 押しボタン「-」
b) 押しボタン「漏れ確認」
押しボタン「+」
表示
表示ランプ B 構成部品
表示ランプ 溶剤 A
表示ランプ 循環操作(オプション)
B バルブサイクル表示
表示ランプ 溶剤 B
操作方法については、7.5章を参照
37
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
リアウォール、ツインコントロール・コントローラ、タービン付き
132
142
134
136 135
137
133
A
B
131
8-
10
12
11
7
8
9
22
21
24
1-
2-
3-
5
25
1
2
3
4
6
130
Made in Switzerland
J. Wagner AG
CH 9450 Altstätten
Type / Typ:
TwinControl
Serial No unit.:
Serie Nr. Anlage:
II 2 G
Ex ia II B T4 X
ZELM 08 ATEX 0385 X
+5°C < Ta < +40°C
0102
Year of construction / Baujahr:
Serial No. controller:
Serie Nr. Steuerung:
0.6 - 0.8 MPa
6 - 8 bar
87 - 116 psi
Air pressure supply:
Luftdruckversorgung:
Ambient temperature:
Temperatur Umgebung:
Prot. Class:
Schutzklasse:
+5 / +40 °C
Check manual before use!
Vor Gebrauch Betriebsanleitung
beachten!
IP 54
B_02811 _a
139
137
138
リアウォール、ツインコントロール・コントローラ、ケーブル接続
132
142
134
136 135
140
133
A
Made in Switzerland
J. Wagner AG
CH 9450 Altstätten
B
131
8-
10
12
11
7
8
9
22
21
24
1-
2-
3-
5
25
130
TwinControl
Type / Typ:
Serial No unit.:
Serie Nr. Anlage:
Serial No. controller:
Serie Nr. Steuerung:
1
2
3
4
6
Voltage:
Spannung:
85-260 VAC 47-60 Hz
Line Power:
Eingangsleistung:
max. 40 W
Ambient temperature:
Temperatur Umgebung:
+5 / +40 °C
Prot. Class:
Schutzklasse:
Check manual before use!
Vor Gebrauch Betriebsanleitung
beachten!
IP 54
B_02812_a
139
130
131
132
133
134
135
136
137
サービスコネクション・ソケット
ストローク計測用接続 B
ストローク計測用接続 A
消音器
プレッシャーリリーフバルブ1タービン
プレッシャーリリーフバルブ 2 タービン
エアー入口
エアー出口排出エアー
141
138
139
140
141
142
138
アース接続
エアーコントロール用接続(ホース接続
については、ニューマチックダイアグラ
ム参照)
電源ケーブル
メインスイッチ
リモートコントロール
38
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
5.4.6
ニューマチックダイアグラム ツインコントロール 1
1
1
1
12
1
4
MP
5
1
3-
3
2
2
6
14
4
X
2
4
Y
1
3
2
+
2
12
3
1
+
+
12
AD
3
3
5 1
10
2
12
1
3
1
2
12
12
12
3
2
4
2
2
2
12
2
14
12
1
1
A
3
10
3
3
+
12
1
3
+
1
3
+
+
2
1
21
1
2
1
2
3
12
SD
1
24
2
3
1
22
2
3
1
25
2
3
1
26
2
3
B_03825
+
1
2
3
4
6
10
12
21
22
項目
エアー供給
マテリアルバルブ A
硬化剤バルブ B
ガンフラッシュボックス(オプション)
フラッシングバルブ エアー
外部ホーン(オプション)
自動静電システム(オプション)
フラッシング
切り替えシグナル ポンプ A
切り替えシグナル フラッシングポンプ
項目
切り替えシグナル ポンプ B
外部リリース
システムのエアー圧力監視
作動圧用自動エアーコントローラー
コントロールエアー圧力
0.6-0.8 MPa; 6-8 bar; 87-116 psi
MP マテリアル圧力レギュレーター
(エアー駆動)(オプション)
24
25
26
AD
SD
39
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
5.4.7
ニューマチックダイアグラム ツインコントロール 2
1
1-
1
12
2
4
2-
3
1
3-
6
2
4
2
4
14
2
4
3
14
3
5 1
12
3
2
2
2
12
1
+
2
12
1 3
12
3
1
+
+
1 2
3
5 1
2
3
4
12
12
14
5 1
1
3
10
2
3
+
2
12
1
+
10
2
12
1 3
3
1
+
+
3
+
+
AD
1
21
1
2
1
2
3
12
12
2
1
24
2
3
1
22
2
3
1
25
2
1
26
B_03826
2
+
1
2
3
4
6
10
12
21
項目
エアー供給
マテリアルバルブ A
硬化剤バルブ B
ガンフラッシュボックス
(オプション)
フラッシング BS
外部ホーン(オプション)
自動静電システム(オプション)
フラッシング AS
切り替えシグナル ポンプ A
22
24
25
26
AD
3
3
項目
切り替えシグナル フラッシングポンプ
切り替えシグナル ポンプ B
外部リリース
システムのエアー圧力監視
作動圧用自動エアーコントローラー
40
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
5.4.8
ニューマチックダイアグラム ツインコントロール 3
2
1
1
1-
4
2
5 1
3
+
8-
1
88
8
4
2
5 1
3
2
1
1
8
1
2
1
8
2
1
3
+
812
5
6
2
2
2
1
3
+
3
1
+
+
3
+
1
10
2
3
1
3
+
1
21
2
2
2
AD
1
2
1
2-
3
2
4
2
5 1
3
5 1
3
3
1
2
+
1
3
3-
4
4
7
1
22
2
2
2
2
3
10
2
2
1
2
2
2
3
+
1
+
1
3
3
+
+
1
3
3
1
23
2
3
1
24
2
3
1
25
2
26
3
1
2
3
B_04456
+
1
2
3
4
5
6
7
8
項目
エアー供給
マテリアルバルブ A
硬化剤バルブ B
ガンフラッシュボックス (オプション)
フラッシング BS
循環バルブ A、B
外部ホーン(オプション)
硬化剤バルブ、外部ミキサー
スプレー用エアーモーター/ソフト循
環A+B用エアーモーター
10
12
21
22
23
24
25
26
AD
項目
自動静電システム(オプション)
フラッシング AS
切り替えシグナル ポンプ A
切り替えシグナル フラッシングポンプ A
切り替えシグナル フラッシングポンプ B
切り替えシグナル ポンプ B
外部リリース
システムのエアー圧力監視
作動圧用自動エアーコントローラー
41
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
5.4.9
サービス機能-リスト
単位
充填
AB
A
B
フラッシングレシピ
F1
1または2
から
0-9999.9
F20
cc/sec
F31
F32
F33
システムパラメータ
P0
P1
P2
P3
P4
P5
P6
min-1
P7
P100
0または1
P101
P102
/min
P103
/min
/min
P104
/min
P105
P106
min
P107 ストロークに
対する%
P108
P109
P110 ストロークに
対する%
P111
P112
P113
P114
P115
P116
P117
P118
P119
0または1
0または1
mm/min
mm/min
mm/min
mm/min
項目
ソフトウェアバージョン V4.0x
ホース内混合マテリアル
マテリアルバルブから混合ブロックまでの A マテリアル量
マテリアルバルブから混合ブロックまでの B マテリアル量
調整可能
調整可能
調整可能
定義 (0=未使用; 1=Aマテリアル; 2=Bマテリアル)
量
測定単位 (0=cc; 1=sec)
繰り返しの開始ステージ
繰り返しの最終ステージ
繰り返し回数
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
品質管理
品質管理値
混合許容値
混合許容値実績値
実績値 ストロークセンサーA
実績値 ストロークセンサーB
タービン周波数 rpm(セット値:38000-45000)
可使時間リセット
パスワード(0 = いいえ, 1 = はい) レベル 1
実際のソフトウェアバージョン
稼働中乾燥防止、ポンプ A
稼働中乾燥防止、ポンプ B
最大ダブルストローク回数 ポンプ A マスクなし
最大ダブルストローク回数 ポンプ B マスクなし
アラーム後可使時間
反転点 A 許容限界
調整可能
表示
調整可能
表示
表示
表示
表示
調整可能
表示
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
実績値 反転点 ストロークセンサーA 下
実績値 反転点 ストロークセンサーA 上
反転点 B 許容限界
調整可能
調整可能
調整可能
実績値 反転点 ストロークセンサーB 下
実績値 反転点 ストロークセンサーB 上
計測単位 (0 = リットル, 1 = US-ガロン, 2 = UK-ガロン, 3 =換算
係数設定可能)
ガンフラッシュボックス (0 = いいえ, 1 = はい)
漏れ手動検査(0 = いいえ, 1 = はい)
漏れ警告限界 A
漏れエラー限界 A
漏れ警告限界 B
漏れエラー限界 B
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
42
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
P120
単位
P121
P122
P123
P124
P125
P126
P127
P128
P129
P130
P131
P132
0または1
sec
0または1
min
P133
P134
P135
P136
P137
P138
P139
0または1
0または1
0または1
P140
P141
0または1
0または1
P142
0または1
P143
P144
P145
P146
P147
P148
P149
P150
0または1
cc/min
cc/min
/min
/min
0または1
cc/min
cc/min
ソフトウェアバージョン V4.0x
項目
混合モード中あるいはガンが閉じている場合のフロント表示: 0
= 混合比 (MR)、 1 = 流量または可使用時間 (F_P)。 2 = ジ
ョブ合計 (JS)、 3 = MR/F_P 交互、 4 = MR/JS 交互、 5 =
F_P/JS 交互、 6 = MR/F_P/JS 交互)
「停止」が押された場合のフロント表示: 0 = 混合比 (MR)、
1 = 可使用時間 (P)のみ、 2 = ジョブ合計 (JT)、 3 = MR/P
交互、 4 = MR/JT 交互、 5 = P/JT 交互、 6 = MR/P/JT 交
互)
パルス A における充填機能 (0 = off, 1 = on)
充填機能の 0.0 - 10.0s サイクル期間
A バルブ開放サイクル期間 0-100%
A バルブ開放サイクル期間 0-100%
充填順番(0 = AB, 1 = BA)
レベル 1 用パスワード
レベル 2 用パスワード
レベル 3 用パスワード
レベル 4 用パスワード
アラーム番号 18 用時間遅延 (1-10 min)
1 = 顧客設定保存; 2 =顧客設定読み込み、 3 = 工場設定読み込み
(停止モードが表示されている場合のみ)
フラッシングポンプ A 最大ダブルストローク/分
フラッシングポンプ B 最大ダブルストローク/分
A バルブサイクル数 * 1000サイクルでサービスメッセージ
B バルブサイクル数 * 1000サイクルでサービスメッセージ
0 = バッチモード off, 1 = バッチモード on
外部シグナルを通してのバッチモードスタート (0 off, 1 = on)
0 = 通常開始, 1 =開始を 2 秒以上押し続けると、A、B は別々に
充填されない
0 =緊急フラッシング off、 1 =緊急フラッシング on
0 = エラーメッセージ後にフラッシングなし、 1 =エラーメッセ
ージ後にフラッシングあり
0 = 混合比およびバッチモード数量のパスワード、 1 = 混合比お
よびバッチモード数量のパスワードなし
0 = 流量モニタリング off、 1 = 流量モニタリング on
最小流量
最大流量
フローが限界を超えた場合のアラーム作動までの遅延時間
事前設定されたAB剤の比率
A剤の配合量
B剤の配合量
0 = 混合モードでの校正なし
1 = 混合モードでの校正あり(A バルブは開かない)
2 = 混合モードでの校正あり(A バルブは開く)
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
43
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
P151
P152
P153
P154
P155
単位
0または1
0または1
cc/min
P156
トータル
P200
P201
P202
P203
P204
P205
P206
P207
P208
P209
P210
P211
P212
P213
リットル
リットル
リットル
リットル
リットル
リットル
サイクル
サイクル
サイクル
サイクル
サイクル
サイクル
サイクル
サイクル
ソフトウェアバージョン V4.0x
項目
事前設定された混合モードでの比率
外部シグナルによる混合モードでの調合開始 (0 = off, 1 = on)
混合モードでの配合量
0=循環なし、 1=ソフト循環、 2=作動圧での循環
循環 A
0 = 循環中、マテリアルバルブ A は閉じています
1 = 循環中、マテリアルバルブ A は開きます
循環 B
0 = 循環中、マテリアルバルブ B は閉じています
1 = 循環中、マテリアルバルブ B は開きます
トータル A リセット不可
トータル A リセット不可 x * 100000 リットル
トータル B リセット不可
トータル B リセット不可 x * 100000 リットル
トータルフラッシング A リセット不可
トータルフラッシング B リセット不可
バルブサイクル数 A リセット可
バルブサイクル数 A * 100000 リセット可
バルブサイクル数 A リセット不可
バルブサイクル数 A * 100000 リセット不可
バルブサイクル数 B リセット可
バルブサイクル数 B * 100000 リセット可
バルブサイクル数 B リセット不可
バルブサイクル数 B * 100000 リセット不可
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
調整可能
表示
表示
表示
表示
表示
表示
表示
表示
表示
表示
表示
表示
表示
表示
44
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
5.4.10 空回りの防止
高圧によりホースが破損した場合やコーティング剤の欠乏によるアイドリング作動
になった場合、ポンプの超過速度を防ぐため、システムが自動的にマテリアルバル
ブを閉じ異常を知らせます。
予防方法
9章に記載のメンテナンス作業を毎日行う
常に十分なコーティング剤が供給されていることを確認する
予期しない事態が発生した場合、7.4章に従い、緊急停止を行う
5.4.11 ヒーター(オプション)
電気フローヒーター(防爆仕様)はポンプの下側に取り付けられます。コーティン
グ剤が最高 80 °Cまで温められます。
温度は温度レギュレーターを使用して設定します。コーティング剤の温度は出力部
の温度計で確認できます。
詳細はヒーターの操作説明書を参照してください。
5.4.12 自動静電システム 静電ガン GM5000 用(オプション)
TC VM5000 自動静電システムは、ツインコントロールシステムとGM5000 静電ガ
ンを使用する際の、追加安全装置としての役割を担います。
作業者は7.14章の記載事項に従って作業を進めてください。
自動静電システムは、ツインコントロールシステム (version 4.03)から VM5000 コ
ントローラにシグナルを送るために使用されます。そのために、GM5000 ガンの静
電システムがオンの時、ニューマチックシグナルが圧力スイッチに送られます。圧
力スイッチは設定圧力(例 2 bar)で切り替わります。圧力スイッチはインターフ
ェースケーブルを通して、 VM5000 コントローラに接続されます。VM5000 でリ
モートコントロール機能が設定されていなければなりません。
自動静電システムのコントローラは、コントローラ 3 に含まれ、他のツインコント
ロールの装置にも導入できます。
45
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
5.4.13 ガンフラッシュボックスの接続キット (オプション)
GFB 接続キットは、ツインコントロールシステムとガンフラッシュボックスの接
続に使われます。接続キットは以下のテスト機能を記録します:
- ガンはガンフラッシュボックスに収まっているか
- GFBの蓋は閉まっているか
- ガンフラッシュボックス内のガンは開いているか
GFB 接続キットは、コントローラ 3 に含まれ、他のツインコントロールの装置に
も導入できます。
5.4.14 供給ポンプ (オプション)
供給ポンプは高粘度材料や長い供給ホースとともに使用できます。
寸法について
ポンプインレットの最大材料圧力を超えないように注意してください。
ピストンポンプは、上下ストロークにより使用材料をマテリアルアウトレット
に吸い上げます(上ストロークでのみ)。
エボモーション 5-125 供給ポンプ
保護コーティングシステム (ポンプ 75-150, 38-300, 72-300)と使用。 これらのポ
ンプの最大材料圧力は 2 MPa; 20 bar; 290 psi です。 ポンプ比 5:1 で、供給ポンプ
の吸入エアー圧力は 0.4 MPa; 4 bar; 58 psi に限定されます。
エボモーション 5-125
圧縮比
DSあたりの吐出量
最大ストローク数
供給エアー圧力*
最大作動圧力*
単位
cm3; cc
/min
値
5:1
125
60
0.2-0.8; 2-8; 28-116
4; 40; 581
* 注記参照 :
注記
ポンプインレットにおける最大マテリアル圧力
ポンプとシールへの損傷 。
供給ポンプ 5-125 を、最大 0.4 MPa; 4 bar; 58 psi のエアー圧力で作動します。
46
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
6
組立
6.1
移動
システム一式は、木箱を使うと安全に輸送できます。
輸送用木箱のサイズは 5.3.6 章のサイズデータを見て決定します。基本設備の重量
は、5.3.5 章を参照してください。
システムを持ち上げる際は、バランスを保った状態を維持してください。
ベースフレームに搭載した基本ユニット
xxx kg
xxxx lb
B_02820
警告
傾斜注意!
装置の転がり、落下による事故の恐れ。
ユニットは、水平な地面に置いてください。
ホイールを固定するか、代わりの脚を付けて安定させてく
ださい。
ユニットを移動させたり輸送したりする際に、傾けないで
ください。
47
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
台車に搭載された基本ユニット
xxx kg
xxxx lb
xxx kg
xxxx lb
B_02823
B_02825
B_02824
6.2
保管
ユニットを保管する際は、閉鎖された乾燥した環境に置いてください。
許容保管温度は次の通り : (-20 °C から+60 °C、 -4 °F から+140 °F)
設備を長期間使用しない場合は、充填ポンプから乳化したオイル(またはプレ
ーンオイル)を吸い取って、潤滑油を塗ってください。
作業を再開する際は、「基本クリーニング」(7.6章)を参照してください。
48
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
6.3
設置
システムの設置は、WAGNER のサービス部門または委託された専門家が実施しま
す。梱包から取り出す際は、システムの部品に輸送に起因する損傷がないか、確認
してください。
警告
コントローラー内、感電の危険!
人命にかかわる感電。
設置/メンテナンスは、熟練した電気技術者が、あるいは
その監視の下で実施してください。
安全規定、防火規定、電気技術規定に沿って作業してくだ
さい。
可動部品への作業は電源を切ってから行ってください。
警告
中毒性、発火性蒸気の混合!
中毒、火傷の恐れ。
扱うマテリアルに適したスプレーブース内でユニットを操
作してください。
または
排気システムが付いたスプレーウォールに向けて作業を行
う。
その他国・自治体の法律規定に従う。
警告
傾斜注意!
装置の転がり、落下による事故の恐れ。
ユニットは、水平な地面に置いてください。
ホイールを固定するか、代わりの脚を付けて安定させてく
ださい。
ユニットを移動させたり輸送したりする際に、傾けないで
ください。
49
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
6.4
接続
6.4.1
ニューマチック接続
ライン圧力が十分かどうか確認してください。0.6 - 0.8 MPa、 6 - 8 bar、 87 - 116 psi
警告
過剰圧力!
飛び散った部品によるケガの恐れ。
作動圧は、名板に記載された値を絶対に超過してはなりま
せん。
エアーラインに高効率フィルターシステムおよび復水収集器が付いているかど
うか確認してください。
圧縮空気に油や水が混ざっていないか確認してください。
毎日、設備のエアーフィルターの不純物や復水(があれば)を排出してくださ
い。
警告
フィルタ圧力レギュレータの脆性!
溶剤との接触により、フィルタ圧レギュレータのコンテナが
脆弱し、破裂の恐れ。
飛散物によるケガの恐れ。
圧力レギュレータのコンテナを溶剤で洗浄しないこと。
6.4.2
マテリアル接続
ポンプの操作説明書に従い、吸入システムを取り付けてください。
ガンの操作説明書に従い、高圧ホースとガンをツインコントロール混合ユニッ
トに接続します。
50
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
6.5
システムの接地
警告
火災、爆発および電気ショックの恐れ
電気ショック、爆発による生命への危険。
システムは等電位ボンディングに電気接続されていなけれ
ばなりません。電気システムのアース接地では不充分で
す。
すべての接地、接続、抵抗検査は熟練した電気技術師によ
って行ってください。
安全規定、防火規定、電気技術規定に沿って作業してくだ
さい。
可動部品への作業は電源を切ってから行ってください。
警告
アース不良は塗料のミスト化を促進 !
健康被害の危険性。
塗装不良の原因。
すべての機器のアースを取る。
被塗物のアースを取る。
51
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
6.5.1
フレームまたはトロリーの構成部品の接地
5
システムの後方からの
視点
A
2
B
8-
10
12
11
7
8
9
22
21
24
1-
2-
3-
5
25
Made in Switzerland
J. Wagner AG
CH 9450 Altstätten
Type / Typ:
TwinControl
アース接続
Serial No unit.:
Serie Nr. Anlage:
0102
II 2 G
Ex ia II B T4 X
ZELM 08 ATEX 0385 X
+5°C < Ta < +40°C
Year of construction / Baujahr:
1
2
3
4
6
Serial No. controller:
Serie Nr. Steuerung:
Air pressure supply:
Luftdruckversorgung:
0.6 - 0.8 MPa
6 - 8 bar
87 - 116 psi
Ambient temperature:
Temperatur Umge
+5 / +40 °C
4
Prot. Class:
Schutzklasse:
1
等電位ボンディング
(作業現場)
6
3
B_04536
すべてのアース線を接続します。
接続
アース線
1 A ポンプとフレーム
2 Bポンプとフレーム
3 フラッシングポンプとフレーム
4 コントローラとフレーム
2A スイッチボックス(オプション)
またはリバーシングボックス(静電リ
5
モートコントロール、オプション)と
コントローラ
6 ベースフレームと作業現場
フレームのアース接続ポイント シ
ステムの作業側からの視点
B_02805
52
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
ケーブル断面
スプレーブース
スプレースタンド
ケーブル断面
ツインコントロール フレーム
水容器
コンベヤー
6.5.2
タービン付き基本ユニットの接地計画の一例
s
爆発ゾーン1と2
r
v
p
q
u
A
AB
AB
TwinControl
B q
W
R max. < 1 MOhm
t
B_04532
符号
3 ツインコントロール フレーム 5 被塗物
7 フロア導電部
4 塗料容器
8 水容器
6.5.3
6 コンベヤー
9 リモートコントロール
(オプション)
ケーブル付き基本ユニットの接地計画の一例
s
爆発ゾーン以外
爆発ゾーン1と2
r
v
p
q
A
AB
TwinControl
u
W
符号
3 ツインコントロール フレーム 5 被塗物
4 塗料容器
B q
R max. < 1 MOhm
t
B_04533
7 フロア導電部 9 リモートコントロール
(オプション)
6 コンベヤー 8 水容器
53
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
7
起動と運転
7.1
スプレーシステム使用上の一般規則
4 章の安全規定を守ってください。
ニューマチックポンプその他のシステムの操作に関する資料は、WAGNER が提供
します。 内容に注意しながら読んでください。WAGNERCD の pdf ファイルでも
操作説明書が見れます。
現場で取り付ける構成部品の操作説明書を読んでください。
自動静電システム
GM5000静電ガンに適した自動静電システムはスプレーモード時にリリースしてく
ださい。
注記
一定の供給圧!
塗装の仕上がりが悪い。
成分 B の供給圧は成分 A の供給圧よりも(10%程度)高く設定してくださ
い。
供給圧は一定に保ってください。
警告
高圧スプレージェット!
塗料・溶剤の注入による生命の危険。
スプレーパターンに絶対に手を近づけない。
スプレーガンを絶対に人に向けない。
塗料・溶剤による皮膚のケガが生じた場合は医師の診断を
ただちに受けてください。その時は、使用していた塗料、
溶剤名を報告してください。
欠損した高圧部品は圧力を抜き、交換してください。
適切な保護衣、保護めがね、眼鏡類、呼吸器を着用してく
ださい。
警告
ポンプが十分に充填されていない場合、ガス爆発の恐れ!
飛散物による生命への危険。
装置は常に洗浄剤や作動物質で完全に充填されていること
を確認してください。
クリーニング後の空の状態でのスプレーは止めてくださ
い。
54
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
7.2
始動準備
始動準備開始前に、以下の点にご注意ください。
ユニットおよび作業区域内の他のすべての導電部が接地されていることを確認
してください。
ノズルなしのスプレーガンを、高圧ホースを使って、混合ユニットに接続し、
安全ロックで固定してください。
ホースに損傷がないか確認してください。
マテリアル供給のための接続がすべて適切に接続されているかどうか確認して
ください。
すべての接続部から漏れが発生していないか確認してください。
エアーを運ぶすべての接続部が、5.4.6 章、5.4.7 章、あるいは 5.4.8 章のニュ
ーマチック ダイアグラムに従って正しく接続されていることを確認してくださ
い。
システムの全構成部品の許容圧力を目視で確認してください。
ポンプ内の分離オイルのレベルを確認し、必要があれば補給してください。
A/B 成分のマテリアル容器、フラッシング剤容器、リターンフロー容器を用意
し接地してください。
システムをエアー供給部に接続してください。
注記
磁場!
電子装置、帯磁データキャリアの破損の危険。
電子装置、帯磁データキャリアを危険区域から離してくだ
さい。
55
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
7.3
システムの ON/OFF 切り替え
2.
3.
1.
A
S
A+S
B+S
リターンライン
B_04505
B
スプレー準備のできたツインコントロール システムの例
56
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
2.
1.
オフ
オン
オン
オフ
B_02836
B_02835
1.
エアー供給を ON に切り替える
3.
2. コントロールエアーを ON に切
り替える
注意:
タービン付きツインコントロー
ルの場合:コントロールエアー
がタ ービンを駆動し、電子部品
にタービンからパワーが供給さ
れる
3. メインスイッチを ON に切り替
える
注意:
ケーブル付きツインコントロー
ルにのみ有効
オン
オフ
B_02837
57
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
7.4
緊急停止
不測の事態が発生した場合
1. エア供給を OFF にしてください(1)。
2. すべてのポンプでエアーモーターをベントしてください。
3. ガンの導電部を金属性容器に押し付け、圧力がなくなるまでトリガーを引いて
ください。
4. ガンを安全な場所に置きます。
5. 収集容器を用意し、A/B 成分およびフラッシング剤ポンプのリターンバルブ
を開けてください。圧力を除去した後に、再びバルブを閉じてください。
1.
2.
閉
オフ
:
オン
開
B_04458
B_04457
3.
4.
5.
B_04459
58
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
7.5
コントローラの運転
各マーク、ディスプレーの意味については、5.4.5 章を参照
メインメニュー
サブメニュー
表示
アラーム
可使時間
AB
B
A
ワーク
B
A
SET
TwinControl
B_02744
設定ボタン
「フラッシュ」ボタン
「停止」ボタン
「開始」ボタン
メニュー選定ボタン
基本ポジション
コントローラに電源が入ると、「ワーク」、「A」、「B」が点灯します。システ
ムの状態に応じて、他のランプが点灯/点滅することがあります。
基本ポジションに戻す
「停止」ボタンを一度か二度押します。
アクション開始
1. メインメニュー選択(人員権限による)
2. サブメニュー選択
3. 「開始」または「フラッシュ」
「開始」ボタン
メインメニュー サブメニュー
A+B
A
B
フラッシング剤 A
ワーク
フラッシング剤 B
循環作動モード
(オプション)
「開始」ボタンの機能
ワークサイクルの開始
A バルブ 開
B バルブ 開
フラッシングバルブ 開
• フラッシングホースAとBがある
ッシングバルブB 開
フラ
• ひとつのフラッシングホースだけがミキ
サーに直接接続 「開始」ボタン 機能
なし
A・B剤の循環
59
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
「停止」ボタン
装置の状態
プログラム作動中
プログラム未作動
設定入力「セット」
アラーム
「停止」ボタンの機能
進行中のプログラムの停止。すべてのバルブをもとの状
態に戻す
基本ポジションに戻す
セーブしないで入力を停止
アラームの認知 8章に従って、エラー修正
アラーム
障害が生じた場合、システムは停止し、アラームのランプが点灯します。ディスプ
レーにはエラーコードが表示されます。
「停止」ボタンを押す
8章に従って、エラー修正
可使時間
• 可使時間ディスプレーの点灯
• 可使時間ディスプレーの点滅
可使時間の作動中
ディスプレーに残り時間の表示
ディスプレーの表示
• 作動中 パラメーター P120 に準ずる (5.4.9章参照)
• 「停止」ボタンを押した後 パラメーター P121 に準ずる (5.4.9章参照)
60
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
7.6
前洗浄および耐圧性テスト
ユニットは、工場において、乳化オイル、純オイルまたは溶剤を使ってテストされ
ます。
残留物があるかもしれないため、使用前に溶剤(クリーニング剤)を使って回路か
ら洗い流してください。
警告
クリーニング剤、作動媒体の不適合!
爆発、有毒ガスによる中毒の危険。
安全データシートを参照して、クリーニング剤、作動媒体
の適合性をチェックしてください。
前洗浄、耐圧性テストは必ず実施してください。
新システムを最初に使う前
長期保存後にシステムを再び使う前
システムを修理する前
注意:
ガンには、まだノズルを挿し込まないでください。ガンを固定してください。
フラッシング中は、ポンプの圧力を可能な限り低くしてください。
各構成部品の操作説明書を理解してください。
手順
1. 圧縮空気供給部を接続してください。
2. クリーニング剤で満たした容器を接地し、 3 台のポンプの吸入システムを接続
してください。各ポンプ毎に容器を準備します。
3. 3つのリターンパイプ/ホースを、接地した空の容器に入れます。
4. 3 台のポンプの圧力レギュレーターを低圧に設定する(約 0.5 MPa、 5 bar、
73 psi程度)。
5. メインメニューで「ワーク」を選択します。
6. 前洗浄および耐圧性テスト ポンプ A :
6.1. ポンプ A のリターンバルブを開き、きれいな溶剤が出てきたら、再び閉
めます。
6.2. サブメニューで構成部品「A」を選択し A
、「開始」を押してくだ
さい。
6.3. ガンの圧力をリリースし、接地された空のバケツに向け、トリガーを引
いてください。きれいな溶剤が出てきたら、ガンを閉じて固定してくだ
さい。
6.4. 圧力レギュレーターを操作して、ポンプ A の圧力を徐々に上げ、最高圧
力にしてください。最高圧力を 3 分間維持し、A マテリアル回路のすべ
ての接続部の漏れを確認してください。
6.5. A マテリアル回路の圧力を除去:
- ポンプ A のエアーレギュレーターを閉じます。(0 bar)
- ポンプ Aのリターンバルブを開き、再び閉じます。
- ガンをリリースします。ガンの金属部分をバケツに押し当てて持ち、接
地されたバケツに向けながら、圧力がなくなるまで、トリガーを引きま
す。
61
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
警告
過剰圧力!
飛び散った部品によるケガの恐れ。
作動圧は、名板に記載された値を絶対に超過してはなりま
せん。
- ガンを閉じ、安全ロックをします。
6.6. 「停止」ボタンを押し、マテリアルバルブを閉じます。
7. 前洗浄および耐圧性テスト ポンプ B
7.1. ポンプ B のリターンバルブを開き、きれいな溶剤が出てきたら、再び閉
めます。
7.2.
、「開始」を押してくだ
サブメニューで構成部品「B」を選択し B
さい。
7.3. ガンの圧力をリリースし、接地された空のバケツに向け、トリガーを引
いてください。きれいな溶剤が出てきたら、ガンを閉じて固定してくだ
さい。
7.4. 圧力レギュレーターを操作して、ポンプ B の圧力を徐々に上げ、最高圧
力にしてください。最高圧力を 3 分間維持し、B マテリアル回路のすべ
ての接続部の漏れを確認してください。
7.5. B マテリアル回路の圧力を除去:
- ポンプ B のエアーレギュレーターを閉じます。(0 bar)
- ポンプ Bのリターンバルブを開き、再び閉じます。
- ガンをリリースします。ガンの金属部分をバケツに押し当てて持ち、接
地されたバケツに向けながら、圧力がなくなるまで、トリガーを引きま
す。
- ガンを閉じ、安全ロックをします。
7.6. 「停止」ボタンを押し、マテリアルバルブを閉じます。
8. 前洗浄および耐圧性テスト フラッシングポンプ :
8.1. フラッシングポンプのリターンバルブを開き、再び閉じます。
8.2. サブメニューでフラッシングバルブ AS A
を選択して、「開始」ボタ
ンを押してください。
8.3. ガンの圧力をリリースし、接地された空のバケツに向け、トリガーを引
いてください。きれいな溶剤が出てきたら、ガンを閉じて固定してくだ
さい。
8.4. 圧力レギュレーターを操作して、フラッシングポンプの圧力を徐々に上
げ、最高圧力にしてください。最高圧力を 3 分間維持し、B マテリアル
回路のすべての接続部の漏れを確認してください。
8.5. フラッシング剤回路の圧力を除去:
- フラッシングポンプのエアーレギュレーターを閉じます。(0 bar)
-フラッシングポンプのリターンバルブを開き、再び閉じます。
- ガンをリリースします。ガンの金属部分をバケツに押し当てて持ち、接 地
されたバケツに向けながら、圧力がなくなるまで、トリガーを引きま す。
- ガンを閉じ、安全ロックをします。
8.6. 「停止」ボタンを押し、フラッシングバルブを閉じます。
8.7. 別途にフラッシングバルブ B (コントローラー 2 または 3 )を使用して
、手順
いる場合:サブメニューでフラッシングバルブ BSを選択し B
8.3から8.6まで繰り返します。
62
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
7.7
圧力の除去/作業の中断
圧力は必ず除去してください。
‐ スプレー作業が終了したとき
‐ システムを修理する前
‐ システムをクリーニングする前
‐ システムを別の場所に移動する前
‐ システムの一部を点検するとき
‐ ガンからノズルを取り外すとき
第 4 章の安全についての注意事項を参照してください。
警告
高圧スプレージェット!
塗料・溶剤の注入による生命の危険。
スプレーパターンに絶対に手を近づけない。
スプレーガンを絶対に人に向けない。
塗料・溶剤による皮膚のケガが生じた場合は医師の診断を
ただちに受けてください。その時は、使用していた塗料、
溶剤名を報告してください。
欠損した高圧部品は圧力を抜き、交換してください。
適切な保護衣、保護めがね、眼鏡類、呼吸器を着用してく
ださい。
手順:
1. ガンを安全な場所に置
きます。
AB
2.
「停止」ボタンを押し
ます。
B
A
B
A
SET
TwinControl
B_02744
3.
A/B 成分、溶剤用ポ
ンプのエアーバルブを
閉じます。
エボモーション:
閉
開
B_04458
63
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
4.
ガンの安全ロックを解
除します。
5.
ガンの導電部を金属性
容器に押し付け、圧力
がなくなるまでトリガ
ーを引きます。
6.
ガンを安全な場所に置
きます。
7.
収集容器を用意
し、A/B成分およびフ
ラッシング剤ポンプの
リターンバルブを開け
てください。圧力を除
去した後に、再びバル
ブを閉じてください。
閉
開
B_04462
開
(リターンライン)
閉
(スプレー)
B_04463
64
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
7.8
システムの充填
注記
成分 A と B を入れ替えないでください !
硬化した塗料で装置が損傷を受けます。
成分 A と B が入れ替わらないよう、ユニットの部品と塗装容器にマークを付
けてください。
条件
最初に、すべてのポンプをフラッシング剤で充填します。(7.6章)
ガンには、まだノズルを挿し込まないでください。ガンを固定してくださ
い。
各構成部品の操作説明書を理解してください。
手順
1. 圧縮空気供給部を接続してください。
2. 3つのポンプの吸入ホースをそれぞれの接地された容器に入れます:フラッシ
ング剤はフラッシングポンプ、主成分は A ポンプ、硬化剤は B ポンプ。
3. A / B ポンプのリターンホースを空の接地された容器に入れます。
4. 3つのポンプの圧力レギュレーターを低圧 (約 0.5 MPa; 5 bar; 73 psi)に設定し
ます。
5. メインメニューで「ワーク」を選択します。
6. 充填 ポンプ A:
6.1. A ポンプのリターンバルブを開きます。使用材料が出てきたらリターン
バルブを閉じます。
、「開始」を押します。
6.2. サブメニューで成分 "A" を選択し A
6.3. ガンの安全ロックを外します。ガンの金属部を接地された空の容器に押
し付け、容器内に向けて使用材料が出てくるまでスプレーします。ガン
をガンを閉じ、安全ロックをかけます。
6.4. A マテリアル回路の圧力を除去:
- ポンプ A のエアーレギュレーターを閉じます。(0 bar)
- ポンプ Aのリターンバルブを開き、再び閉じます。
- ガンの安全ロックを外します。ガンの金属部を接地された空の容器に押
し付け、圧力がなくなるまでスプレーします。
- ガンを閉じ、安全ロックをかけます。
6.5. 「停止」を押し、マテリアルバルブを閉じます。
7. 充填 ポンプ B:
7.1. B ポンプのリターンバルブを開きます。使用材料が出てきたらリターン
バルブを閉じます。
7.2. サブメニューで成分 "B" を選択し B
、「開始」を押します。
7.3. ガンの安全ロックを外します。ガンの金属部を接地された空の容器に押
し付け、容器内に向けて使用材料が出てくるまでスプレーします。ガン
をガンを閉じ、安全ロックをかけます。
65
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
7.4. B マテリアル回路の圧力を除去:
- ポンプ B のエアーレギュレーターを閉じます。(0 bar)
- ポンプ Bのリターンバルブを開き、再び閉じます。
- ガンの安全ロックを外します。ガンの金属部を接地された空の容器に押
し付け、圧力がなくなるまでスプレーします。
- ガンを閉じ、安全ロックをかけます。
7.5. 「停止」を押し、マテリアルバルブを閉じます。
8. 循環モードでのリターンホース:3つのポンプのリターンホースを各容器
(A ポンプは主成分、B ポンプは硬化剤)に入れます。
9. システムの開始準備が完了しました。キャリブレーション(7.9章)あるいは
スプレー(7.10章)を行います。
7.9
システムの校正
システムは、容量分析により工場で校正されますので、マテリアルを使って校
正する必要はありません。ただし、校正が必要な場合は、以下の手順に従って
ください。
AB
AB
B
B
A
A
B
B
A
A
SET
SET
TwinControl
B_02744
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
TwinControl
B_02744
校正するマテリアルを手動でガンに達するまで送ります。
ポンプ圧力を 0.5 MPa、5 bar、73 psi に設定し、マテリアル流量が生産工程に適合するようノ
ズルを選択してください。
「開始」ボタンを操作して、A 側の校正を開始してください。
最低5ダブルストローク分を測定カップに放出ます(必要ならばチューブを使用します)。流
量がディスプレーに表示されます。
「停止」ボタンを押してください。
測定カップに放出された量 (cm3) を入力します。「設定」--> [+] [-] --> 「設定」
手順の中断:校正は「停止」ボタンを押すことで、保存せずに中断できます。
コントロールが新たな K 因数を算出、保存し、表示します。
66
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
8.
確認のために、校正を再び行います。
値が大きく異なる場合は以下の理由が考えられます。
- ホース内の空気 ホースを材料で充填し、吸入システムをチェックします。
- 測定カップの材料内の気泡 はかりで材料の重量を計測し、比重から体積を計算します。
9. B 成分をA 成分と同様に校正します。
10. K 因子をフラッシングポンプに直接入力します (cm3/DH)
11. システムをフラッシングします。
7.9.1
気泡性の高いマテリアルの校正方法
1. A マテリアル 500 cm3 を正確に計測して計測カップに入れ、マテリアルの重量
をグラムで表す。
注意:
150 cm3/DH よりも大きなポンプを搭載したツインコントロールシステムの場
合は、基準マテリアルの量を増やしてください。経験則:ポンプのダブルスト
ローク 3 回分以上。
2. 校正するマテリアルを手動でガンに達するまで送ります。
3. ポンプ圧力を 0.5 MPa、5 bar、73 psi に設定し、マテリアル流量が生産工程に
適合するようノズルを選択してください。
4. コントロール装置の A 側から校正装置をセットしてください。
5. 「開始」ボタンを操作して、A 側の校正を開始してください。
6. 上記の 500 cm3 分の A マテリアルのグラム数を増やすには、ガンを使って計
量カップに入れてください(必要があれば、スプレーがかかるのを防ぐために
チューブを使う)。
コントロールで計測された流量が表示装置に表示されます。
7. 「停止」ボタンを押してください。
8. 「セット」、 「+」 「-」を押して、選択済みの参考量を cm3(500=例)で入
力し、「セット」を押して確認してください。
中断する場合:
停止ボタンを押すと、保存せずに校正を中断することができます。
9. コントロールが新たな K 因数を算出、保存し、表示します。
67
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
1000
cm 3
900
800
700
例)A マテリアル 500 cm3
(= 0.5 リットル))の重
量測定
600
500
400
300
200
100
610.00 g
コントロールユニットの校正 A をセットしてください。
AB
AB
B
B
A
A
B
B
A
A
SET
SET
TwinControl
塗料飛散を防ぐ
ためのチューブ
1000
TwinControl
610gが排出されたら、コントロールユ
ニットに 500 と入力し、「セット」を
押して確認してください。
cm 3
900
800
700
600
500
400
300
200
100
610.00 g
B_03751
A
S
B
ガンを使って、上記で計測した 610gの A
マテリアルを容器に移動してください。
68
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
7.10
スプレー
警告
高圧スプレージェット!
塗料・溶剤の注入による生命の危険。
スプレーパターンに絶対に手を近づけない。
スプレーガンを絶対に人に向けない。
塗料・溶剤による皮膚のケガが生じた場合は医師の診断を
ただちに受けてください。その時は、使用していた塗料、
溶剤名を報告してください。
欠損した高圧部品は圧力を抜き、交換してください。
適切な保護衣、保護めがね、眼鏡類、呼吸器を着用してく
ださい。
最高の塗装結果のためには以下の条件が必要です:
- システムのパラメーターが正しく設定されている
- 混合比、可使時間などの材料データが使用材料と一致している
- フラッシングプログラムが設定されている
- A ポンプと B ポンプの圧力レギュレーターが正しく設定されている。A は常
に約10%ほど B より低い
- 測定バルブ(Bサイド)が設定されている(バルブの操作説明書参照 1.3章
に注文番号)
- マテリアルポンプ A と B 材料を完全に吸い上げ、キャビテーション(空洞
化)が起こらない
最高の作業のためには以下の条件が必要です:
- A と B のフラッシング剤と塗料の圧力が常にかかっている
- フラッシングは必ず実施してください
- ガンのノズルを外してフラッシングが行われている
- A/B の材料容器とフラッシング剤容器のレベルが目視で確認されて、スプレ
ー手順の意図しない中断が防止されている
69
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
条件
すべてのポンプがそれぞれの材料で充填され、準備が完了している(7.8 章
参照)
ノズルがガンに取り付けられて、ガンが安全ロックされている
各構成部品の操作説明書を理解してください
手順
B
必要な場「停止」ボタンを押し、コントローラを基本ポジション
A
に動かします
1.
2. 「開始」ボタンを押します
3. プレロード手順:ノズル付のガンのトリガーを引き、バケツに向けてスプレ
ーします。プレロード中、コントローラの緑の開始ランプが点滅します。
4. 緑の開始ランプが点灯し、フラッシング剤が完全に出てこなくなるまで充填
します。
5. スプレー作業をただちに開始し、できるだけ中断しないようにします。材料
の可使時間に常に注意してください。
6. 必要な場合、高圧ポンプのエアー圧力のレベルを調整します。硬化剤の圧力
を A 成分の圧力よりも若干高めに調整します。
7. スプレー作業が完了したら、フラッシング(7.11章)と圧力リリース(7.7章)
(もしくはどちらか一方)を行います。
70
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
7.11
フラッシング
システムのフラッシングプログラムでミキサーとガンの間のホースをフラッシング
します。
フラッシングは必ず行ってください:
- 作業を長期間中断した場合
- 可使時間終了前
- マテリアル交換前
危険
爆発性ガス/エアー混合物!
飛散した部品、火傷による生命の危険。
密閉容器内には絶対にスプレーしないでください。
容器を接地してください。
高圧ガンを使う場合は、フラッシング前にスプレーノズルを取り外してくださ
い。
注記:スプレーノズルを取り外す前に、圧力を除去してください(7.7 章参照)。
保護めがねを着用してください。
フラッシングの際は、フラッシング剤の圧力を可能な限り下げてください。
手順
1. 「停止」ボタンを押してください。
2. 「フラッシュ」ボタンを押してください。
3. 接地された容器内でガンを持ち、クリーニング剤が出てくるまで慎重に開け続
けてください。
4. ガンを閉じ、安全な場所に保管します。
ディスプレーの表示
フラッシングプログラムを設定している間、個別ステップと入力データがディス
プレーに表示されます。
フラッシングが不十分な場合
フラッシングポンプのフラッシング圧力を調整してください。
フラッシングプログラムを調整してください。(7.13.2章 フラッシングプロ
グラムの設定 参照)
主剤と硬化剤に対し、フラッシング剤が適切かどうか確認してください。(材
料メーカーの説明書を参照)
全システムのフラッシング・洗浄
7.20章 操作終了とクリーニング 参照
71
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
7.12
パスワード保護およびユーザー機能
ソフトウェアバージョン V4.00 以降のシステムに有効
レベル 0
作業者
機能:
開始、停止、フラッシュ、(オプション循環)
[+] と [-] 同時に押す -> セット -> パスワードレベル 1 -> セット
レベル 1
コントロール作業の作業者
パスワード = xxxx
機能:
開始、停止、フラッシュ、(オプション循環)
ビューのみ:
ジョブ数量、総数量、校正値、可使時間、最終警報、ホース内の混合物量、
A/B の充填量、A/B のフラッシング量
[+] と [-] 同時に押す -> セット -> パスワードレベル 2 -> セット
レベル 2
監督者
機能:
パスワード = xxxx
開始、停止、フラッシュ、(オプション循環)
ビューまたは変更:
ジョブ数量、総数量、ホース内の混合物量、A/B の充填量、A/B のフラッシ
ング量、混合比、可使時間。
ビューのみ:校正値、アラーム
[+] と [-] 同時に押す -> セット -> パスワードレベル 3 -> セット
レベル 3
サービス顧客
機能:
パスワード = xxxx
開始、停止、フラッシュ、(オプション循環)
ビューまたは変更:
ジョブ数量、総数量、ホース内の混合物量、A/B の充填量、A/B のフラッシ
ング量、校正値、警報、混合比、可使時間
パラメーターを P0 から P7 に変更
[+] と [-] 同時に押す -> セット -> パスワードレベル 4 -> セット
レベル 4
サービス
機能:
パスワード = xxxx
開始、停止、フラッシュ、(オプション循環)
ビューまたは変更:
ジョブ数量、総数量、ホース内の混合物量、A/B の充填量、A/B のフラッシ
ング量、校正値、警報、混合比、可使時間
パラメーターを P0 から P213 に変更
例外
パラメーター P107, P108, P109, P110, P111, P112 はビューのみ
設備を販売する際にWagner が設定するパスワードは、安全のために、マニュアルには書いてありま
せん。有効なパスワードは、各顧客に連絡されます。
72
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
7.13
各機能の簡単な説明
ボタンの説明
数字の変更設定
数字を保存する
「設定」, „+“ (高く)または „-“ (低く) データ入力終了
「設定」
メインメニュー
表示入力後に OFF の表示が出たら、入力許可を有
効にしてください。
「停止」ボタンを押す
「停止」ボタンを2回押す
AB
B
A
B
A
SET
TwinControl
7.13.1 スプレー装置の基本機能
基本ポジション
システム「開始」準備完了
「開始」ボタン->システムが混合を開始
B_02744
AB
B
A
B
A
SET
TwinControl
B_02744
システムが混合作業中
可使時間 LED 点滅->可使時間終了間近
ワーク LED 点滅 -> 充填
ワーク LED 点灯->
システムのスプレー準備完了
B-バルブサイクル表示->注入頻度
表示->5.4.9 章参照-> P120
AB
B
A
B
A
SET
TwinControl
B_02744
エラーに起因する自動停止
警告 LED 点灯
停止 LED 点灯
エラーコード表示
AB
B
A
B
A
SET
フラッシング
フラッシングプログラムは、自動的に作動しま
す。フラッシングプログラムは事前に設定が必要
です。(パスワード保護) 5.4.9 章のサービス機
能、7.13.2章のフラッシングプログラムの設定 参
照
緊急フラッシング
フラッシングボタンを3秒以上押し続けると、フラ
ッシング剤が関わる手順のみ行います。(アクシ
ョン3または4)
TwinControl
B_02744
AB
B
A
B
A
SET
TwinControl
B_02744
73
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
7.13.2 パスワード保護付きの拡張機能
AB
混合比の調整
セットを押す -> 押しボタン + - を使って値を変更
再びセットを押して、新たな値を確認する
(中止するには停止ボタンを押す)
B
A
B
A
SET
TwinControl
B_02744
マニュアルモード/合計
A 成分のみを送る
(開始/停止)
A のジョブ合計を cm3 で表示
AB
B
A
B
A
SET
TwinControl
B_02744
マニュアルモード/合計
B 成分のみを送る
(開始/停止)
B のジョブ合計を cm3 で表示
AB
B
A
B
A
SET
TwinControl
B_02744
フラッシング回路 A のみを送る
(開始/停止)
フラッシング回路 A のジョブ合計を cm3で表示
モデル 48-110, 75-150, 72-300 にのみ有効
AB
B
A
B
A
SET
TwinControl
B_02744
フラッシング回路 B のみを送る
(開始/停止)
フラッシング回路 B のジョブ合計を cm3で表示
モデル 48-110, 75-150, 72-300 にのみ有効
AB
B
A
B
A
SET
TwinControl
B_02744
74
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
総量 A
リセットして 「0」にするには:「セット」ボタンを
押す > 2 秒間
リットル表示
AB
B
A
B
A
SET
TwinControl
B_02744
AB
総量 B
リセットして 「0」にするには:「セット」ボタンを
押す > 2 秒間
リットル表示
B
A
B
A
SET
TwinControl
B_02744
フラッシング回路 A の総量
リセットして 「0」にするには:「セット」ボタンを
押す > 2 秒間
リットル表示
AB
B
A
B
A
SET
TwinControl
B_02744
AB
フラッシング回路 B の総量
リセットして 「0」にするには:「セット」ボタンを
押す > 2 秒間
リットル表示
B
A
B
A
SET
TwinControl
B_02744
75
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
校正(PO にはパスワード入力が求められる)
校正 A
開始: -> ガンを開く -> スプレー圧で、ダブ
ルストロ ークで 5 回ほど排出-> ガンを閉
じる ->セット-> 計量カップで測定した値を
cm3 で入力-> セット
(中止するには停止ボタンを押す)
AB
B
A
B
A
SET
TwinControl
B_02744
校正 B
開始: -> ガンを開く -> スプレー圧で、ダブ
ルストロ ークで 5 回ほど排出-> ガンを閉
じる ->セット-> 計量カップで測定した値を
cm3 で入力-> セット
(中止するには停止ボタンを押す)
AB
B
A
B
A
SET
TwinControl
B_02744
AB
校正フラッシング A
cm3 で直接入力/フラッシングポンプのダブルスト
ローク
B
A
B
A
SET
TwinControl
B_02744
AB
校正フラッシング B
cm3 で直接入力/。フラッシングポンプのダブルス
トローク
B
A
B
A
SET
TwinControl
B_02744
76
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
サービス (PO にはパスワード入力が求められる)
スプレーホース内の混合マテリアル量
AB
B
A
B
A
SET
TwinControl
B_02744
バルブ A から混合ブロックまでのマテリ
アルの量
AB
B
A
B
A
SET
TwinControl
B_02744
バルブ B から混合ブロックまでのマテリ
アルの量
AB
B
A
B
A
SET
TwinControl
B_02744
77
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
フラッシングプログラム
フラッシングプログラムは、パラメーター F1 から
F20 のモードで設定できます。
AB
B
A
B
A
SET
TwinControl
フラッシング・プログラムの設定
-
B_02744
プログラムステージ F1 (から F20)の間で「設定」を押します。A が左側に表示されます。[+]
[-] ボタンを使って、値を選択します。入力値については、表2 を参照して下さい。
「設定」を押す。
[+] [-] ボタンを使って値を入力します。
「設定」を押す。
[+] [-] ボタンを使って測定単位 (cc (= ml) sec)を入力します。
「設定」を押す。(測定単位が保存されます)
[+] [-] ボタンで次のプログラムに移動します。
表1
ステップ "F" アクション
量
表2
アクション アクション名
0
アクションなし
1
マテリアル A
2
マテリアル B
3
フラッシュ A
4
フラッシュ B
5
待ち時間
単位
表3
ステップ "F" ステップ 項目
F31
3-20
開始 繰り返し
F32
3-20
終了 繰り返し
F33
1-200 繰り返し回数
注記:
- F31 は F32 より小さいこと
-
フラッシング・繰り返しの時、フラッシング手
順の "F1" と "F2" は1回目のみ行われます。2回
目のフラッシングサイクルは、ステップ "F3"
から始まります。
78
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
ディスプレーの表示
コントローラの「フラッシュ」ボタンで、設定したフラッシュプログラムが呼び出
されると、ディスプレーに個別ステップが映し出されます。
フラッシングプログラムの例
エボモーション 5-60 用
ステップ F アクション 値
ピューマ 28-40 用
ステップ F アクション 値
レオパード 48-110 用
ステップ F アクション
値
単位 注釈
マテリアル A (スプレーホースに 10cc の A 成分を注入)
マテリアル B (スプレーホースに 10cc の B 成分を注入)
フラッシュ A (混合された材料をスプレーホースから出しま
す)
フラッシュ A (溶剤/エアー・フラッシングの溶剤)
フラッシュ B (溶剤/エアー・フラッシングのエアー)
フラッシュ A (スプレーホースをフラッシング剤で再び充填
します)
ステージ 4 から繰り返しの開始
ステージ 5 で繰り返しの終了
ステージ 4 から 5 の繰り返しの回数= 10x
単位 注釈
マテリアル A (スプレーホースに 10cc の A 成分を注入)
マテリアル B (スプレーホースに 10cc の B 成分を注入)
フラッシュ A (マテリアルホースを 200cc でフラッシング)
単位 注釈
マテリアル A
マテリアル B
フラッシュ B (Bサイドを 200cc でフラッシング)
フラッシュ A (Aサイドを 200cc でフラッシング)
79
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
サービス
サービスパラメーターP0 - P7
構成パラメーター P100 - P154
総量 P200 - P213
( 5.4.9 章も参照 )
AB
B
A
B
A
SET
P0 から P1..P2...への変更は 「+」ボタンで。
「-」ボタンで戻る。
可使時間
可使時間の設定
「設定」--> [+] [-] -->「設定」
TwinControl
B_02744
AB
B
A
B
A
SET
TwinControl
B_02744
エラーメッセージ
過去28回のエラーメッセージの表示
[+] [-] で確認
AB
B
A
B
A
SET
TwinControl
B_02744
A/B 成分の循環
(オプション付きの場合にのみ可能)
AB
B
A
B
A
SET
TwinControl
B_02744
80
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
7.13.3 A/B ポンプでの漏れを確認
リーク確認の設定
パスワードレベル4で P115 = 0.
リミット設定
リーク警告リミット A (mm/min)
リークエラーリミット A (mm/min)
リーク警告リミット B (mm/min)
リークエラーリミット B (mm/min)
リークテスト(一方へのストローク)
1. 停止ボタンを押し、ガンを安全ロックします。すべて
のリターンバルブを閉じます。
2. ポンプA/B: 圧力レギュレータを作動圧力に設定しま
す。
3. [-] 押しボタンを3秒間押します。
AポンプとBポンプ(循環バルブを含む)のリークを
10秒間テストします。テスト中、10から0までカウン
ト表示され、A/BフラッシュのLEDが交互に点滅しま
す。
ストローク方向の切換
4. ポンプA/B: 圧力レギュレーターをゼロに設定します。
5. ポンプA/B: リターンパイプ/ホースをそれぞれの材料
容器に入れます。
6. ポンプA/B: 各リターンバルブを開け、ストローク方向
の切換を耳で確認後、ただちにバルブを閉じます。
AB
B
A
B
A
SET
TwinControl
B_02744
リークテスト(別方向へのストローク)
7. ポンプA/B: 圧力レギュレータを作動圧力に設定しま
す。
8. [-] 押しボタンを3秒間押します。
リークエラー メッセージ
8.1章参照
81
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
7.13.4 バッチモード
バッチモードを設定することで、事前設定されたマテリアル量がガンあるいは外部
バルブを通して放出されます。
バッチモード設定
パスワードレベル 4 "P137" P137 = 1.
バッチ量表示設定
パラメーター "P120" と "P121" が以下のいずれかに設定されている必要がありま
す:
(ジョブ総量)
(MR/JT 交互)
(P/JT 交互)
(MR/JT/P 交互)
バッチ量を変更するには
1.) パスワードレベル 2 あるいは
2.) パラメータ. "P142" P142 = 1 (MR とバッチ量はパスワード保護なし)
バッチ量の変更
「総量」表示が点滅している状態で、
「設定」 -> 現在値が表示されます
[+] [-] ボタンで値を選択します
「設定」 -> 新しい値が保存されます
AB
B
A
B
A
SET
TwinControl
操作
B_02744
「開始」を押します
注意:
充填が行われていない場合、自動的に行われます。充填の完了-> システム停止
「開始」を再度押します。システムが作動し、表示値に到達次第、停止します。
作動サイクルは何回でも繰り返しできます。
82
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
7.14
静電ガン GM5000用 自動静電システムの設定 (オプション)
TC VM5000 自動静電システムは、ツインコントロールシステムをGM5000 静電ガ
ンと使用する際に、追加安全装置としての役割を担います。作業者は以降の指示に
従って進めてください。
ツインコントロールの4つの作動段階:
1. プレロード
静電のスイッチオフ
2. スプレーモード
静電使用可
3. 作業中断(停止)
静電のスイッチオフ
4. フラッシング
静電のスイッチオフ
7.14.1 運転準備と設定
運転準備とパラメーター設定を静電ガンとコントローラの操作説明書に従って行っ
てください。
圧力スイッチの設定
圧力センサーは、切換ポイント 2 bar で工場設定されています。切換ポイントを変
更する場合は、自動静電システムの操作説明書を参照してください。
VM5000 コントローラでの設定
装置構成設定はVM5000 コントローラで設定される必要があります。VM5000 コン
トローラの操作説明書に記載されている安全規定と操作手順に従ってください。
VM5000での装置構成設定
C11: リモート機能をonに設定
機能テスト
運転準備完了後、自動静電システムの組立説明書に従って機能テストを行ってくだ
さい。
7.14.2 プレロード
安全に関する注意:
材料をツインコントロールシステムにプレロードする前に、VM5000 の静電を手動
でオフにしてください。これにより、静電がオンになっている時の溶剤のスプレー
を防ぎます。静電圧は溶剤/エアー混合物の発火を誘発する恐れがあります。
1.
2.
3.
VM5000 コントローラの静電を手動でオフにします。(VM5000 操作説明書参
照)
ツインコントロールの操作説明書に従い、最良を充填します。充填中、「ワー
ク」表示が点滅します。
プレロードが完了すると、「ワーク」表示は点灯にかわります。
83
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
注意:
プレロード量は正しく設定してください。プレロード完了時には、マテリアルホー
スが材料で充填されていなければなりません。
7.14.3 スプレーモード
安全に関する注意:
静電でスプレーモードにする前に、材料がガンノズルから出てくることを確認して
ください。
1. スプレーガンのトリガーを引き、材料がガンノズルから出てくることを確認し
ます。正しいプレロード量を設定します。
2.
3.
VM5000 の操作説明書に従い、VM5000 コントローラの静電を手動でオンにし
ます。
ツインコントロールの操作説明書に従い、スプレーモードを行いま
す。GM5000 VM500の操作説明書に従い、GM5000 スプレーガンで静電が正
しく設定されているか確認してください。
7.14.4 作業の中断(停止)
1.
2.
VM5000 コントローラの静電を手動でオフにします。(VM5000 操作説明書参
照)
7.7章の指示に従います。
7.14.5 フラッシング
安全に関する注意:
ツインコントロールシステムをフラッシングする前に、VM5000 の静電を手動でオ
フにしてください。これにより、静電がオンになっている時の溶剤のスプレーを防
ぎます。静電圧は溶剤/エアー混合物の発火を誘発する恐れがあります。
1.
2.
3.
VM5000 コントローラの静電を手動でオフにします。(VM5000 操作説明書参
照)
GM5000 スプレーガンのトリガーを引き、静電がスイッチオフになっているか
確認します。
7.11章に従って、フラッシングを行ってください。フラッシング中、「フラッ
シュ」表示が点灯します。
84
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
7.15
ガンフラッシュボックス用 接続キット (オプション)
ソフトウェア設定とテスト
1. 圧縮空気を接続して必要な値まで上昇させます、電源を入れます。圧縮空気の
漏れに注意してください。
2. パラメーター P114 を7.13.2章に従って設定します (GFB = 1, yes).。システム
パラメーターについては、5.4.9章を参照してください。
3. スプレーガンをガンフラッシュボックスに挿入し、カバーをロックします。
4. ガンフラッシュボックスのトリガー装置は、この時操作しないでください。
5. 「フラッシュ」ボタンを押します。可使時間アラームが消え、ニューマチック
バルブ No. 20 が作動します。ガンフラッシュボックスのトリガー装置が起動
します。
85
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
7.16
ソフト循環 (オプション)
作動圧力
ソフト循環中のシステムは自動
的に A / B 成分を循環し、ポン
プは循環圧力で作動します。
循環圧力
循環バルブ GA400
B_04516
B_04507
ソフト循環設定
パスワードレベル 4 P154 = 1.
0 = 循環なし、 1 = ソフト循環、 2 = 作動圧力での循環
A/B 成分個別に設定する
A 成分 循環(マテリアルバルブ A 開)
A 成分 循環なし(マテリアルバルブ A 閉)
B 成分 循環(マテリアルバルブ B 開)
B 成分 循環なし(マテリアルバルブ B 閉)
循環開始
1. 「停止」ボタンを押してください。
2. 必要な場合、リターンホースを材料容器に入れてください
3.
4.
循環モード
「開始」
循環終了
「停止」
AB
を選択します
循環が停止し、圧力が作動圧力に戻ります。
保守
定期的にバルブの漏れをチェックしてください(7.13.3章 リークテスト参照)バル
ブから漏れが発生している場合、材料のいくらかが容器に逆流し、混合比が正しく
なくなります。
86
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
7.17
リモートコントロール、ESTA リモートコントロール (オプション)
コントローラが作業現場から離れている場合、リモートコントロールで基本機能(
開始、停止、フラッシュ、循環)を操作できます。
ESTA リモートコントロールは静電システム用に使用できます。
7.17.1 防爆規定
リモートコントロールは、爆発エリア(ゾーン1、2)では主電源ケーブルのシステ
ムと併用できません。
ツインコントロール リモートコントロールは、爆発エリア(ゾーン1、2)ではタ
ービンシステムと併用できます。
7.17.2 ツインコントロール リモートコントロール
接続
リモートコントロールをコントローラに接続します。ケーブルをRC接続につなぎ
ます(5.4.5章参照)。ケーブルはつなぎ合わせて、最長75 m; 246 ft まで延長でき
ます。ケーブルは安全につなぎ、損傷から守ってください。一つ目のつなぎ目はケ
ーブルねじ接続から20 cm以内にしてください。
操作
「開始」、「停止」、「フラッシュ AB」ボタン:コントローラのボタンと一致
「循環」ボタン:循環バルブ A B 開
LED表示
充填
循環
準備完了
アラーム
フラッシュ AB
AB
AB
TwinControl
B_04500
ボタン:
「フラッシュ」
「停止」
「開始」
「循環」
87
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
7.17.3 ESTA リモートコントロール
接続
ニューマチックライン:リモートコントロールをコントローラとリバーシング ボ
ックスに接続します。
電気ケーブル:リバーシングボックスをコントローラに接続します(RC 接続 5.4.5
章参照)
ESTA エリア ESTA エリア外
すべて上昇
(1) マテリアルバルブ A
(3) ガンフラッシュボックス (オプション)
(5) 循環 (オプション)
(6) アラーム
エアー供給
ツインコント
ロール コント
ローラ
ESTA リモート
24 8 20 1 コントロール
等電位ボンディング
リバーシン
グ・ボッ
電気ケー
クス
ブル
(30) 循環 (オプション)
(31) 開始
(32) 停止
(33) フラッシュ
30
31
32
33
AB
TwinControl
8
30
1
31
24
32
20
33
B_04499
等電位ボンディング
等電位ボンディング接続は短くしてください(図参照)
操作
「開始」、「停止」、「フラッシュ
AB」ボタン:コントローラのボタンと
一致
「循環」ボタン:循環バルブ A B 開
4
2
5
1
A
8-
10
12
11
7
8
9
22
21
24
1-
2-
3-
5
25
B
Made in Switzerland
J. Wagner AG
CH 9450 Altstätten
Type / Typ:
TwinControl
3
Serial No unit.:
Serie Nr. Anlage:
0102
II 2 G
Ex ia II B T4 X
ZELM 08 ATEX 0385 X
+5°C < Ta < +40°C
Year of construction / Baujahr:
1
2
3
4
6
Serial No. controller:
Serie Nr. Steuerung:
0.6 - 0.8 MPa
6 - 8 bar
87 - 116 psi
Air pressure supply:
Luftdruckversorgung:
Ambient temperature:
Temperatur Umgebung:
Prot. Class:
Schutzklasse:
B_04537
+5 / +40 °C
IP 54
Check manual before use!
Vor Gebrauch Betriebsanl
beachten!
システムの後方からの視点
1 コントローラ
2 リバーシング・ボックス
3 等電位ボンディング
4 電気ケーブル
5. ESTA リモートコントロールへホー
ス接続
88
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
7.18
外部ミキサー (オプション)
7.18.1 外部ミキサー マニュアル DN2.6 と DN4
A ポンプ 5-60, 10-70, 28-40, 15-70, 15-150,
21-110, 35-70, 35-150 用
入力:
A, B, S 成分
スイッチ A+B: スプレー on/ off
スイッチ S:
フラッシング on/ off
A
A+B
(開ポジション)
S
B
スプレーモード
スイッチ A+B 開、スイッチ S 閉
フラッシングモード
1. スイッチ A+B 閉
2. スイッチ S 開
3. 7.11章に従い、フラッシングを行
ってください
4. スイッチ S 閉
S
(閉ポジション)
B_04506
7.18.2 外部ミキサー, マニュアル DN8
A ポンプ 48-110, 8-300, 3-600, 18-300, 8-600,
75-150, 38-300, 72-300 用
入力:
ハンドル A+B:
ボールバルブ
AS:
ボールバルブ
BS:
A+B
(開ポジション)
A, B, S 成分
スプレー on/ off
フラッシング on/ off Aサ
イド
フラッシング on/ off Bサ
イド
スプレーモード
ハンドル A+B 開、ボールバルブ AS と BS 閉
フラッシングモード
1. ハンドル A+B 閉
2. 7.11章に従い、フラッシングを行ってく
ださい
注意:
- 最初に、Bサイドを5秒間フラッシング
します(ボールバルブ BS 開、AS 閉)
- 次に、Aサイドを最後までフラッシング
します(ボールバルブ AS 開、BS 閉)
3. ボールバルブ AS と BS 閉
B
B_04504
AS
(閉ポジション)
A
S
BS
(閉ポジション)
89
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
7.19
2A スイッチボックス (オプション)
A1
A2
TwinControl
B_04508
2つの異なるカラーを交互に使用する場合、、2つ目の A ポンプを設置してくださ
い。2A スイッチボックスでポンプ A1 と A2の切換を行います。2A スイッチボック
スは、以下のポンプシグナルを切り換え、コントローラに送ります :
- マテリアルバルブ A (ニューマチック)
- 切換シグナル ポンプ A (ニューマチック)
- ストロークメジャー A / センサー A (電気)
条件
● ポンプA1とA2はモデルとサイズが一致していなければなりません。
● マテリアルバルブ A1 と A2 からミキサーブロックへのホースは、直径と長さが
一致していなければなりません。
● 成分 A1 と A2は硬化剤と混合比が一致していなければなりません。
● コントローラ 1: ソフト循環不可。
● 外部ミキサー不可。
接地アース
スイッチボックスを接地してください。ストロークメジャーのケーブルは5mまで
延長できます。
防爆ゾーン
タービンが付いたシステム(2Aスイッチボックスを含む)は、防爆ゾーンでの使
用が可能です。
ポンプの切換
1. 「停止」。
2. 「フラッシュ」 --> アースされたタンク内にガンをしっかり持ち、透明な洗浄
剤が出てくるまで注意して開いてください。
3. スイッチボックスをストップまで回します。
4. 7.10章に従って、充填、スプレーします。
常にスイッチをストップまで回してください。中間位置では、エラーメッセージ
(コード20)が表示されます。
90
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
7.2O
操作終了とクリーニング
注意:
システムメンテナンスのためにしっかりと洗浄してください。材料の残留物が固形
していないことを確認してください。
手順:
1. 作業の中断 -> 7.14.4章。
2. 基本クリーニング -> 7.6章。
3. ガンのメンテナンスに関してはガンの操作説明書を参照。
4. サクションシステムとサクションフィルターの洗浄とチェック。
5. 高圧フィルタ使用時:エレメント本体とフィルタ―ハウジングのクリーニング
およびチェック。
6. システム外側のクリーニング。
警告
フィルタ圧力レギュレータの脆性 !
溶剤との接触により、フィルタ圧レギュレータのコンテナが
脆弱し、破裂の恐れ。
飛散物によるケガの恐れ。
圧力レギュレータのコンテナを溶剤で洗浄しないこと。
7. システムを元に戻します。
8. 分離オイルのレベルを確認します -> ポンプの操作説明書参照。
9. 7.8章「システムの充填」に従って、システムに洗浄剤を充填します。
警告
ポンプが十分に充填されていない場合、ガス爆発の恐れ!
飛散物による生命への危険。
ポンプ、サクションシステムは常に洗浄剤や作動物質で完
全に充填されていることを確認してください。
クリーニング後の空の状態でのスプレーは止めてくださ
い。
91
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
7.21
長期間の保管
装置を長期間に渡り保管する時は、しっかりと洗浄し腐食から守ってください。ポ
ンプ内の水あるいは溶剤を、適切な保存用オイルに交換してください。ポンプは垂
直に立てて保管してください。
手順:
1. 7.20章「分解とクリーニング」の 1 から 8 を行う。
2. 7.6章に従い、保存剤(さび止め油)を使用しフラッシングしてください。
3. 放電ダクトを取り外す場合は、マテリアルアウトレットをプラグで閉じてく
ださい。
4. サクションシステムを取り外す場合は、マテリアルインレットをプラグで閉
じてください。
92
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
8
トラブルシューティング
エラー表示と確認
問題が発生すると:
ホーンが鳴ってシステムが停止します。表示画面にエラーコードが表示されま
す。
「停止」ボタンを押すと問題が確認されます。
エラーの修正
アラームが鳴った場合、エラーの原因となった作動状況を特定することをお勧めし
ます。8.1 章のリストを使ってトラブルシューティングを実施してください。
ホース内のマテリアル
問題発生後は、スプレーホースには混合状態の悪いマテリアルが充填されていま
す。混合状態の悪いマテリアルは、排出するか、中間フラッシングで除去するかし
てください。
コントローラの欠陥
コントロールボックスの欠陥に起因する問題は、訓練を受けた専門家(工場の
電気技師など)が修理してください。
警告
コントローラー内、感電の危険!
人命にかかわる感電。
保守は、必ず熟練した電気技師が実施してください。
安全規定、防火規定、電気技術規定に沿って作業してくだ
さい。
可動部品への作業は電源を切ってから行ってください。
93
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
8.1
問題とトラブルシューティング
ソフトウェアバージョン V4.0x
問題の説明
エラーの修正
認証なしの入力
認証を有効にしてください
混合物内の B 成分が少ない
‐ B ポンプのエアー圧力を上げてくだ
さい。または A ポンプのエアー圧力
を下げてください
‐ B マテリアル内のタイミングバルブ
の移動量を増やしてください。
B 過剰
混合物内の B 成分が多すぎる ‐ B ポンプのエアー圧力を下げてくだ
さい
‐ B マテリアル内のタイミングバルブ
の移動量を減らしてください
可使時間
可使時間終了
‐ フラッシングを実施、または操作を
継続してください
圧縮エアー供給
圧縮エアー供給が 0.4 MPa、 ‐ 圧縮エアー供給を増やしてくださ
4 bar、 58 psi 以下である
い。
外部リリース
外部リリースがない
‐ 外部リリースを稼動させてください
(5.4.6 / 5.4.7 / 5.4.8章参照)
フラッシングの問題 フラッシングプログラムが作 ‐ A/Bマテリアル用圧縮エアーポンプ
動していない
を開けてください
ガンを取り外し、ガンフラッシュボ
ックスをチェックしてください
可使時間
フラッシングをまず実施して フラッシング
ください
センサーA 停止
ストロークセンサーA ケーブ ‐ 吸入の問題:A ポンプに空洞あり、
ル破損またはセンサーシグナ マテリアル供給を増やしてください。
ルなし(センサーは低アイド ‐ A ポンプを循環に切り替え、低反転
ル位置)
点を超えるようにしてください。
‐ センサーA のプラグ接続をチェック
してください。
- 2A スイッチボックスを使用してい
る場合、停止させてください
センサーB 停止
ストロークセンサーB ケーブ ‐ 吸入の問題:B ポンプに空洞あり、
ル破損またはセンサーシグナ マテリアル供給を増やしてください
ルなし(センサーは低アイド ‐ B ポンプを循環に切り替え、低反転
ル位置)
点を超えるようにしてください。
‐ センサーB のプラグ接続をチェック
してください
初期化センサーA
ストロークセンサーA の初期 ユニットをOFFにして再びONにして
化エラー
ください。
初期化センサーB
ストロークセンサーA の初期 ユニットをOFFにして再びONにして
化エラー
ください。
反転点センサーA
ストロークセンサーA の反転 A を校正してください。必要なら
点に問題
ば、ストロークセンサーを交換して
ください
反転点センサーB
ストロークセンサーB の反転 B を校正してください。必要なら
点に問題。
ば、ストロークセンサーを交換して
ください
コード 原因
認証なし
11
B 成分不足
12
15
16
17
18
19
20
21
24
25
26
27
94
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
コード 原因
30
下降スピード A
ソフトウェアバージョン V4.0x
問題の説明
エラーの修正
ポンプA が下降ストロークで マテリアル供給部をチェックしてく
たるむ。
ださい。
ポンプB が下降ストロークで マテリアル供給部をチェックしてく
たるむ。
ださい。
ポンプA が上昇ストロークで マテリアル供給部をチェックしてく
たるむ。
ださい。
ポンプB が上昇ストロークで マテリアル供給部をチェックしてく
たるむ。
ださい。
ソフトウェア有効でない。
ソフトウェアパスワードを入力して
ください
Wagner AG のパスワード(PC での
み入力可能)
タービンの速度が遅すぎる。 タービンをチェックし、エアー圧力
を調整してください(WAGNER社の
技術員)
タービンの速度が速すぎる。 タービンをチェックし、エアー圧力
を調整してください(WAGNER社の
技術員)
A カラーステージの下降スト 循環バルブをチェック/A ポンプの
ロークにわずかな漏れ。
点検計画を立ててください。
A カラーステージの下降スト 循環バルブをチェック/A ポンプの
ロークにわずかな漏れ。
点検計画を立ててください。
A カラーステージの上昇スト 循環バルブをチェック/A ポンプの
ロークに大きな漏れ。
点検計画を立ててください。
A ポンプの下降ストロークの 循環バルブをチェック/A ポンプの
漏れが限界を超えている。
点検計画を立ててください。
B ポンプの上昇ストロークに 循環バルブをチェック/B ポンプの
わずかな漏れ。
点検計画を立ててください。
B ポンプの下降ストロークに 循環バルブをチェック/B ポンプの
わずかな漏れ。
点検計画を立ててください。
B ポンプの上昇ストロークに 循環バルブをチェック/B ポンプの
大きな漏れ。
点検計画を立ててください。
B ポンプの下降ストロークの 循環バルブをチェック/B ポンプの
漏れが限界を超えている。
点検計画を立ててください。
A マテリアルポンプが速すぎ ストローク率を絞る。
る。
B マテリアルポンプが速すぎ ストローク率を絞る。
る。
A フラッシングポンプが速す ストローク率を絞る。
ぎる。
31
下降スピード B
32
上昇スピード A
33
上昇スピード B
40
アラーム パスワ
ード
41
エアー圧力の調整
不良
42
エアー圧力の調整
不良
61
警告 漏れ A 上
62
警告 漏れ A 下
63
アラーム 漏れ A 上
64
アラーム 漏れ A 下
65
アラーム 漏れ B 上
66
アラーム 漏れ B 下
67
アラーム 漏れ B 上
68
アラーム 漏れ B 下
70
A ポンプのストロー
ク数が高すぎる
B ポンプのストロー
ク数が高すぎる
A フラッシングポン
プのストローク数が
高すぎる
B フラッシングポン B フラッシングポンプが速す
プのストローク数が ぎる。
高すぎる
71
72
73
ストローク率を絞る。
95
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
ソフトウェアバージョン V4.0x
問題の説明
エラーの修正
A バルブのサイクルが多すぎ A バルブを補正してください。
る。
B バルブ磨耗
B バルブのサイクルが多すぎ B バルブを補正してください。
る。
エラー
工場での設定が保存されてい Wagner 社サービスにご連絡ください
ない。
エラー
バックアップ設定が保存され Wagner 社サービスにご連絡ください
ていない。
アラーム EEPROM EEPROM からの読み込み 、 Wagner 社サービスにご連絡ください
EEPROM への書き込み不可。
アラーム ADC
電位差計を読めない。
Wagner 社サービスにご連絡ください
アラーム K 因数 ポ 現在の K 因数が有効範囲外。 ポンプを再校正してください
ンプ A
ポンプのレンジ設定をチェックして
ください。
アラーム K 因数 ポ 現在の K 因数が有効範囲外。 ポンプを再校正してください
ンプ B
ポンプのレンジ設定をチェックして
ください。
流量が高すぎる
現流量が設定値よりも高い。 ノズルとポンプの圧力をチェックし
てください。
流量が低すぎる
現流量が設定値よりも低い。 ノズルとポンプの圧力をチェックし
てください。
ガンシグナルがない ガンシグナルが存在しない。 ガンモニタリングを点検してくださ
い。
コード 原因
80
A バルブ磨耗
81
85
86
90
91
92
93
94
95
96
96
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
97
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
8.2
混合割合変換方法
正しい混合比を入力するには、塗料メーカーのデータシートが非常に重要です。
メーカーによって、混合比は重量で示される場合と、体積で示される場合があ
ります。
流量メーターは体積で計測するので、体積で指定する必要があります。
重量測定法で表した混合率を体積測定法に変換
例:
10 重量比 成分 A
1 重量比 成分 B
または
10g 成分 A
1g 成分 B
また 重量比 10:1
は
また 重量比 10:1 (A 重量 : B 重量)
は
成分 A/B の濃度または体積は、前もって決定してください。
濃度:
G
PA =
A
V
0.15 gr
=
A
G
PB =
V
B
gr
Kg
= 1.5
0.1 cm3
cm3
0.1 gr
=
= 1.5
gr
Kg
= 1
0.1 cm3
cm3
B
L
= 1
L
符号:
= 重量
= 体積
混合比:
Agrav.
Mvol = Avol ÷ Bvol =
P
Bgrav.
÷
A
10gr
Mvol =
gr
1.5
cm3
÷
1 gr
1
gr
P
B
= 6.67 ÷ 1
cm3
その他の体積比混合割合:
6.67 体積比 成分 A
1
体積比 成分 B
98
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
99
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
8.3
ホース容積表
= ホース内径
= ホース長さ
= ホース内のマテリアル体積
$I
,
6OL
$I
,
6OL
;MM=
;M=
;,=
;MM=
;M=
;,=
100
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
101
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
9
保守
警告
不正なメンテナンス/修理!
生命への危険、機械の損傷の恐れ。
WAGNERサービスまたは訓練を受けた要員のみが修理、
パーツ交換を行ってください。
「部品リスト」に記載されているパーツのみ交換または修
理してください。
作業開始前または作業中断の場合は:
- 圧縮空気の供給をストップしてください。
- コントローラをメインパーツから外してください。
- スプレーガン、装置から残圧を抜いてください。
- スプレーガンの作動装置をロックしてください。
作業開始前に本取付説明書と操作説明書を熟読してくださ
い。
1. 分離流体のレベルを毎日チェックしてください。必要であれば充填してくだ
さい。
2. 高圧フィルタを、毎日または必要な限りチェックおよび洗浄してください。
3. 分解の手順は、9.5 章に従って行ってください。
4. ホース、パイプ、カップリングを毎日チェックし、必要であれば交換してく
ださい。
液体放出装置のガイドライン(ZH 1/406 and BGR 500 Part 2 Chapter 2.36)に従
い:
- 技術専門者(WAGNERサービスなど)による最低年一回のチェックを行っ
てください。
- 分解された装置については、次回作業時までに検査を終了してください。
9.1
システムのクリーニング
システムをクリーニングすると、漏れの発見や迅速な修理につながります。
9.2
フィルターのクリーニング
ピストンポンプやスプレーガンのフィルターのクリーニングについては、各操
作説明書を参照してください。
102
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
9.3
保守とサービス
警告
サービスプラグ
爆発の危険性。
周辺に爆発性ガスが存在する可能性がある場合は、サービ
スプラグを接続してください。
装置背面のコネクターA および B は電位差計接続を行っています。コネクターは運
転中であっても挿入し、取り外すことができます。
警告
保守とサービス作業
爆発の危険性。
ハウジング内での保守、サービス作業は、訓練を受けた
Wagner スタッフが、爆発性ガスが存在する可能性がない
場所で実施してください。
爆発の恐れのある装置の修理について
94/9/EC Directive (ATEX)に規定されるワグナー装置および保護システムの修理
は、ワグナーのサービススタッフおよびTRBS 1203 (2010).に準じた人員のみが行
えます。
その他国・自治体の法律規定に従うこと。
タービン
タービンを交換する時は、タービンの組立説明書(注文番号 2320883)に従って行
ってください。
103
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
9.4
高圧ホースと混合ホース
ホースの寿命は、正しく使用していても、環境により短縮します。
ホース、パイプ、カップリングを毎日チェックし、必要であれば交換してく
ださい。
事故予防のため、工場責任者が設定した期間毎にホースを交換してくださ
い。
危険
ホース、取付部品の破裂 !
塗料・溶剤の注入による生命の危険。
ホースの素材が作業材料に対して化学的耐久性があること
を確認してください。
スプレーガン、接続部品、マテリアルホースが装置で発生
する圧力に耐久性があることを確認してください。
以下の情報が高圧ホース上に記載されていることを確認し
てください。
- 製造者
- 許容作業圧力
- 製造年月日
9.5
分解
装置を廃棄する時は、作業材料の廃棄と別に行ってください。
以下の素材が使われています:
スチール
アルミニウム
ゴム(エラストマ)
プラスチック
カーバイト
消費材料(塗料、接着剤、密閉剤、溶剤)は現地の法規定に従って廃棄してくださ
い。
104
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
10 付属品
10.1
ミキサー
注文番号
名称
2338297
外部ミキサー、マニュアル
DN2.6
A ポンプ 5-60, 10-70, 28-40,
15-70, 15-150, 21-110, 35-70,
35-150
B_02977
ミキシングチューブ
2339620
外部ミキサー、自動 DN2.6
A ポンプ 5-60, 10-70, 28-40,
15-70, 15-150, 21-110, 35-70,
35-150
B_04512
2338298
外部ミキサー、マニュアル
DN4
A ポンプ 5-60, 10-70, 28-40,
15-70, 15-150, 21-110, 35-70,
35-150
B_02977
ミキシングチューブ
2339621
外部ミキサー、自動 DN4
A ポンプ 5-60, 10-70, 28-40,
15-70, 15-150, 21-110, 35-70,
35-150
B_04512
105
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
注文番号
名称
2339617
外部ミキサー、自動
DN4 / DN10VA (48-110)
A ポンプ 48-110, 8-300,
3-600, 18-300, 8-600, 75-150,
38-300, 72-300
B_04486
2339628
循環 G3/8"
(外部ミキサー用)、自動 DN4
B_04497
2338300
外部ミキサー、マニュアル
DN8
A ポンプ 48-110, 8-300,
3-600, 18-300, 8-600, 75-150,
38-300, 72-300
B_02978
2338301
循環
(外部ミキサー用)、マニュ
アル DN8
B_04485
106
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
10.2
リモートコントロール
注文番号
名称
2308874
ツインコントロール リモートコント
ロール (15 m; 49 ft ケーブル付)
許容最大ケーブル長:75 m、 246 ft 注意:
主電源(ケーブル)付きシステムで
使用する場合 -> 爆発の恐れがないエ
リアでのみ使用可能です。タービン
付きシステムで使用する場合->爆発の
恐れがあるエリア(ゾーン 1、2)で
の使用が可能です。
2308879
B_02985
ケーブル 15 m; 49 ft ツインコント
ロール リモートコントロール用エク
ステンション
許容最大ケーブル長:75 m、 246 ft
B_03757
2313533
ESTA リモートコントロール
(ケーブル付)
B_04475
2311371
ケーブル
(ESTA リモートコントロール)
長さ 1 m; 3.3 ft
B_04496
107
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
10.3
ホーンアラーム
注文番号
名称
2312343
外部ニューマチック・ホーン
セット
B_03128
10.4
サクションホース
注文番号
名称
2324110
サクションホース DN16-SSt セ
ット:
- エボモーション 5-60
- ワイルドキャット 18-40
16
DN
- ピューマ 28-40, 15-70, 21-110
- レオパード 35-70
B_04472
2324116
サクションホース DN25-SSt セ
ット:
- すべてのポンプ
25
DN
B_04473
2329592
サクションホース DN38-SSt セ
ット:
38
DN
- ピューマ 8-300, 3-600
- レオパード 18-300, 8-600
- ジャガー 38-300
- タイガー 32-300
B_04474
108
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
10.5
混合ホース
G
DN
L ± 5 mm
B_03704
注文番号
2312390
2312393
2312396
2312399
2312402
2312405
2317130
名称
混合ホース 32
混合ホース 96
混合ホース 32
混合ホース 96
混合ホース 32
混合ホース 96
混合ホース 32 GXP
4
4
6
6
10
10
10
235
455
315
715
387
921
460
G1/4"
G1/4"
G1/4"
G1/4"
G3/8"
G3/8"
G3/8"
109
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
10.6
ヒーター
注文番号
名称
2338290
ヒーターセット A または B ツイ
ンコントロール ポンプ 5-60, 10-70,
28-40, 15-70, 15-150, 21-110,
35-70, 35-150
B_04476
2338294
ヒーターセット A または B ツ
インコントロール ポンプ 8-300,
3-600, 48-110, 18-300, 8-600
75-150 (トロリーなし)
B_04477
2338291
2340906
ヒーターセット A ツインコントロ
ール ポンプ 72-300 (トロリーな
し)と 38-300 (トロリーなし)
A
ヒーターセット B ツインコントロ
ール ポンプ 72-300 (トロリーな
し)と 38-300 (トロリーなし)
B
B_04478
2338292
2340907
ヒーターセット A トロリー ツイン
コントロール ポンプ 72-300 (トロ
リー付)と 38-300 (トロリー付)
A
ヒーターセット B トロリー ツイン
コントロール ポンプ 72-300 (トロ
リー付)と 38-300 (トロリー付)
B
B_04479
110
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
注文番号
名称
2338293
ヒーターセット A、B トロリー ツ
インコントロール ポンプ 75-150
(トロリー付)
B_04480
2338295
二重並行ヒーターセット ツインコ
ントロール ポンプ 72-300 (トロリ
ーなし) と 38-300 (トロリーなし)
B_04481
2338296
二重連結ヒーターセット ツインコ
ントロール ポンプ 72-300 (トロリ
ーなし) と 38-300 (トロリーなし)
B_04482
111
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
10.7
ガンディストリビューター
注文番号
名称
2338302
ガンディストリビューター
DN2.6 TC A ポンプ 28-40,
15-70, 15-150,
21-110, 35-70, 35-150.
外部ミキサーと併用不可
B_04487
2338303
ガンディストリビューター
DN4 TC A ポンプ 5-60,
10-70
外部ミキサーと併用不可
B_04483
10.8
マテリアル圧力レギュレーター
注文番号
名称
2315965
マテリアル圧力レギュレーター
セット 0.8 MPa; 8 bar; 116 psi
ニューマチック (フラッシン
グ圧力セット含む) ツインコ
ントロール 5-60 と 10-70 用
B_04511
2315994
マテリアル圧力レギュレーター
セット 0.8 MPa; 8 bar; 116 psi
メカニカル ツインコントロール
5-60 と 10-70 用
B_03705
112
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
10.9
フラッシング圧力セット
注文番号
名称
2315985
フラッシング圧力セット 8
bar ツインコントロール 5-60
と 10-70
フラッシング圧力を最大に設
定します
マテリアル圧力レギュレーター
セット 2315965 に含まれます
B_04484
10.10 2Aセカンドキット用 追加部品
注文番号
名称
2340959
2A-HM1 (TC) スイッチボックス
(ストロークメジャー 1 含む)
2340820
2A-HM2 (TC) スイッチボックス
(ストロークメジャー 2 含む)
コントローラ1:詳細条件に関しては7.19章
参照
2341205
拡張セット 2A-HM1 (TC) ツインコントロー
ル
A ポンプ 28-40, 15-70, 35-70
2340707
拡張セット 2A-HM1-ND (TC) ツインコント
ロール
A ポンプ 5-60, 10-70
2341006
拡張セット 2A-HM2 (TC) ツインコントロー
ル
A ポンプ 15-150, 21-110, 35-150
ツインコントロール フラッシングシステム コ
ントローラ1 ヒーターなし:詳細条件に関し
ては7.19章参照
B_04561
B_04560
2A エクステンション 2A スイッチボックス
(ストロークメジャー、インラインフィルタ
ー、ホースとフィッティングを含む) ポン
プとスプレーパックなし
2339639
2A エクステンション
2つ目の A ポンプ取付用 スモールフレーム 側
面エクステンション
B_04510
ヒーターを使用している場合、2つ目の A ポ
ンプには別途ブラケットが必要です。
113
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
10.11 エクステンションケーブル
注文番号
名称
2320609
ツインコントロール用コントロ
ーラ 接続キット 5 m; 16.4 ft. エクステンションセットを使用
すれば、コントローラをシステ
ムから離して操作できます。セ
ットはタイプ1と2のコントロー
ラで使用できます。
AB
B
A
B
A
SET
TwinControl
Set
B_03713
2316481
ストロークメジャー用エク
ステンションケーブル 5 m;
16.4 ft ツインコントロールシ
ステムのストロークメジャー用
の電位差計の延長に使用します
最大延長 5 m; 16.4 ft.
B_03712
10.12 TC VM5000 自動静電システム
注文番号
名称
2334530
自動静電システム
TC VM5000 自動静電システムは、ツインコントロール 2K システムとGM5000 静電ガ
ンを併用した時の安全な操作のために、追加安全装置として役割を担います。
10.13 GFB 接続キット
注文番号
名称
2302563
ガンフラッシュボックス (GFB) 用 接続キット
コントローラ1あるいは2にインストールして
ください。コントローラ3にはすでにインス
トールされています。
GFB 接続キットは、ツインコントロールシス
テムとガンフラッシュボックスの接続部とし
て使用されます。
B_04525
114
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
10.14 供給ポンプ
注文番号
名称
2329966
供給ポンプセット 5-125 (3/4")
ポンプ 75-150, 38-300, 72-300
B_04515
10.15 エアコートレギュレーター
注文番号
名称
2328611
エアコートレギュレーター
A ポンプ 10-70, 28-40, 15-70,
15-150, 21-110, 8-300, 3-600,
35-70, 35-150, 48-110, 18-300,
8-600 用
B_04501
2333478
エアコートレギュレーター
(フィルター付)
A ポンプ 10-70, 28-40, 15-70,
15-150, 21-110, 8-300, 3-600,
35-70, 35-150, 48-110, 18-300,
8-600 用
B_04502
2339367
エアコートレギュレータ
(フィルター付) 5-60
A ポンプ 5-60 用
B_04503
115
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
10.16 ソフトウェア・アーカイブ
注文番号
名称
2317811
ソフトウェア・アーカイブ
Twindata RS-232 は以下から構成
されます:
PC
- Cabel RS232 コミュニケーシ
ョン
RS232
- PC データ・アーカイブ・マニ
ュアル (ドイツ語)
- PC データ・アーカイブ・マニ
ュアル (英語)
B_03710
- ソフトウェア・アーカイブ
2317812
ソフトウェア・アーカイブ
Twindata Ethernet は以下から構
成されます:
- Cabel RS232 コミュニケーシ
ョン
- Port RS-232 シリアル・デバイ
ス・サーバー
- PC データ・アーカイブ・マニ
ュアル (ドイツ語)
RS232
Ethernet
PC
シリアル・
デバイス・
サーバー
B_03711
- PC データ・アーカイブ・マニ
ュアル (英語)
- ソフトウェア・アーカイブ
2309015
ソフトウェア・アーカイブ
Twindata USB は以下から構成さ
れます:
PC
- USB-TTL ケーブル (サービ
ス)
- PC データ・アーカイブ・マニ
ュアル (ドイツ語)
- PC データ・アーカイブ・マニ
ュアル (英語)
USB
B_03710
- ソフトウェア・アーカイブ
116
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
11 部品
11.1
部品の注文方法
部品発送を確実にするため、次の情報を明記下さい。
部品番号・部品名称・必要数量
部品リストの数量項目 に記載された数値は各機器に使用されている部品点数で
あり、注文数量には該当いたしません。
注文時には、下記内容もお知らせ下さい:
- 請求書の宛先
- 納入の宛先
- ご担当者名
- 納入方法(航空貨物/郵便、船便、または陸路等)
部品リスト記載マーク
コラム” ”に記載の印:
磨耗品
注:摩耗品は保証対象外です。
標準外部品。
注意:
Wagner が使用したパラメーターと 2 成分ツインコントロールシステムの特性は、
納品の際に記録し、 Wagner の保存庫に保管されます。
顧客が 2 成分ツインコントロールシステムを改良したい場合、あるいは点検したい
場合、顧客技術サービスチームには、必要とするシステムのシリアル番号が知らさ
れます。
シリアル番号は、コントロールユニットの裏側に記載されています。
A
B
8-
10
12
11
7
8
9
22
21
24
1-
2-
3-
5
25
Made in Switzerland
J. Wagner AG
CH 9450 Altstätten
Type / Typ:
TwinControl
Serial No unit.:
Serie Nr. Anlage:
0102
II 2 G
Ex ia II B T4 X
ZELM 08 ATEX 0385 X
+5°C < Ta < +40°C
Year of construction / Baujahr:
1
2
3
4
6
Serial No. controller:
Serie Nr. Steuerung:
Air pressure supply:
Luftdruckversorgung:
0.6 - 0.8 MPa
6 - 8 bar
87 - 116 psi
Ambient temperature:
Temperatur Umgebung:
Prot. Class:
Schutzklasse:
+5 / +40 °C
IP 54
Check manual before use!
Vor Gebrauch Betriebsanleitung
beachten!
B_03752
117
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
警告
不正なメンテナンス/修理!
人災、機器損傷の恐れがあります。
Wagnerサービスまたは訓練を受けた要員のみが修理、パ
ーツ交換を行ってください。
作業開始前または作業中断の場合は:
- 圧縮空気の供給をストップしてください。
- スプレーガン、装置から残圧を抜いてください。
- スプレーガンの作動装置をロックしてください。
作業開始前に本取付説明書と操作説明書を熟読してくださ
い。
11.2
部品の探し方 ?
ツインコントロールユニット基本設備、その構成部品、ツインコントロールアク
セサリーのスペアパーツは、別冊のスペアパーツカタログで探してください。ス
ペアパーツカタログは、ドイツ語版、英語版があります。
フィニッシング パーツカタログ
言語
注文番号
ドイツ語
2339290
言語
英語
注文番号
2339331
PC パーツカタログ :
言語
注文番号
ドイツ語
2339293
言語
英語
注文番号
2339332
コンパクトディスク(CD) ツインコントロール
注文番号
2339342
パーツカタログに記載されていないツインコントロール構成部品は、各操作説明
書のコンパクトディスク(CD)をご覧ください。
11.3
爆発の恐れのある装置の修理について
94/9/EC Directive (ATEX)に規定されるワグナー装置および保護システムの修理
は、ワグナーのサービススタッフおよびTRBS 1203 (2010).に準じた人員のみが行
えます。
その他国・自治体の法律規定に従うこと。
タービン
タービンを交換する時は、タービンの組立説明書(注文番号 2320883)に従って行
ってください。
118
2013年7月
注文番号 DOC 2344161
.
操作説明書
12 製品保証
12.1
製品責任
1990年1月1日発行のEU条例に従い、全ての部品が認可された商品であり
機器部材を適切に取り付け運転され、保守点検が成されている場合、製造者は全て
の機器の責任を負う。
他社による純正外の部品及びアクセサリーが使用された場合、製造者責任は完全に
或いは部分的に無効となる。
ワグナーの純正部品及びアクセサリーの使用によりすべての安全規格の遵守が保証
されます。
12.2
製品保証
装置は次の製造保証により包括されています。
納入日から12ヶ月(1-シフトの場合)或いは6ヶ月(2-シフトの場合)以内
に設計・材料・製造不良が原因で実質的に使用できない部品及び付属品の修理・交
換を無償で行う。
修理交換に関する保証条件は当社の自由裁量で行われる。実施に伴う運賃、工賃、
材料費は特別な事情を除きすべて当社で負担される。
下記理由で引き起こされた損傷は保証条項には包括されません;
不適切な使用、購入者或いは第三者による誤った設置・始動、磨耗損耗、不注意な
取扱い、不完全な保守点検、不適切な被塗物、代用材料、化学反応、電気化学作
用。
鉛丹、エマルジョン、釉薬、液体研磨材、亜鉛メッキ材のような研磨コーティング
製品は、弁、包装、スプレーガン、ノズル、シリンダー、ピストンその他の耐用年
数を減らします。これらの材料による摩耗損傷は製品保証対象外となります。
ワグナーが製造していない部品に関しては保証条項に入りません。
交換部品の保証期限は拡大延長されませんので受領次第検査して下さい。
製品保証は購入先及び納入先に限定されます。
この保障条項は法的制限は無く、当社の一般取引条件となります。
J. Wagner AG
119
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
12.3
CE規格
12.3.1 タービン付装置
ここに、供給した以下のバージョンが、下記の条項に適合していることを宣言します :
タービン
ガイドライン:
2006/42/EC
94/9/EC
2002/95/EC
2002/96/EC
2004/108/EC
適用標準は、特に以下のとおりです:
DIN EN 1127-1: 2011
DIN EN 60079-0, 2007
DIN EN 13463-1, 2009
DIN EN 13463-5, 2011
DIN EN ISO 4414, 2011
DIN EN ISO 14462, 2010
DIN EN ISO 13732-1, 2008
DIN EN 61000-6-2, 2011
DIN EN ISO 80079-34, 2012
DIN EN 60079-11, 2007
DIN EN ISO 12100, 2011
DIN EN 12621, 2011
DIN EN 61000-6-4, 2011
適用国内技術標準および規格は、特に以下のとおりです:
パート2 2.29章と 2.36章
適用国内技術標準および規格は、特に以下のとおりです:
(notified body no. 0820)
EC 品質証明書 :
(notified body 0102)
表示証明:
EC 適合証明書
CE証明書は装置と共に同送されます。追加コピーが必要な場合、下記品番をお知
らせ下さい。
注文番号:
393916
120
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
12.3.2
主電源用ケーブル付装置
ここに、供給した以下のバージョンが、下記の条項に適合していることを宣言します :
主要ケーブル
ガイドライン:
2006/42/EC
2002/95/EC
2002/96/EC
2004/108/EC
適用標準は、特に以下のとおりです:
DIN EN ISO 12100, 2011
DIN EN 60204, 2007
DIN EN ISO 14462, 2010
DIN EN 12621, 2011
DIN EN 61000-6-2, 2011
DIN EN 61000-6-4, 2011
適用国内技術標準および規格は、特に以下のとおりです:
パート2 2.29章と 2.36章
DIN EN ISO 4414, 2011
DIN EN ISO 13732-1,
2008
表示証明:
EC 適合証明書
CE証明書は装置と共に同送されます。追加コピーが必要な場合、下記品番をお知
らせ下さい。
注文番号:
393915
12.4
h)
ドイツ国内の規定およびガイドライン
製造工場安全条例
作業場所と装置
静電塗装
被塗物、溶剤の洗浄装置
パート2、2.36章「液体放出装置の作業」
パート2、2.29章「コーティング材料の作業」
発火リスクの回避
液体放出装置のガイドライン
注意:すべての上記タイトルはHeymanns Publishing House in Cologne、あるい
はインターネットから取得できます。
121
2013年7月
.
注文番号 DOC 2344161
操作説明書
ドイツ
J. WAGNER GmbH
Otto-Lilienthal-Str. 18
Postfach 1120
D- 88677 Markdorf
電話 : +49 7544 5050
ファックス : +49 7544 505200
電子メール : [email protected]
スイス
J. WAGNER AG
Industriestrasse 22
Postfach 663
CH- 9450 Altstätten
電話 : +41 (0)71 757 2211
ファックス : +41 (0)71 757 2222
電子メール : [email protected]
ベルギー
WSB Finishing Equipment
Veilinglaan 56/58
B- 1861 Wolvertem
電話 : +32 (0)2 269 4675
ファックス : +32 (0)2 269 7845
デンマーク
WAGNER Industrial Solution Scandinavia
Viborgvej 100, Skærgær
DK- 8600 Silkeborg
電話 : +45 70 200 245
ファックス : +45 86 856 027
電子メール : [email protected] / HP www.wsb-wagner.eu 電子メール : [email protected]
イギリス
WAGNER Spraytech (UK) Ltd.
Haslemere Way
Tramway Industrial Estate
GB- Banbury, OXON OX16 8TY
電話 : +44 (0)1295 265 353
ファックス : +44 (0)1295 269861
電子メール : [email protected]
フランス
J. WAGNER France S.A.R.L.
Parc de Gutenberg - Bâtiment F8
8, Voie la Cardon
F- 91127 Palaiseau-Cedex
電話 : +33 1 825 011 111
ファックス : +33 1691 946 55
電子メール : [email protected]
オランダ
WSB Finishing Equipment B.V.
De Heldinnenlaan 200
NL- 3543 MB Utrecht
イタリア
WAGNER COLORA S.r.l
Via Italia, 34
I- 20060 Gessate (MI)
電話 : +31 (0) 30 241 4155
ファックス : +31 (0) 30 241 1787
電話 : +39 02 959292 1
ファックス : +39 02 95780187
電子メール : [email protected] / HP www.wsb-wagner.eu 電子メール : [email protected]
電話 : +81 (0) 720 874 3561
ファックス : +81/ (0) 720 874 3426
電子メール : [email protected]
オーストリア
J. WAGNER GmbH
Otto-Lilienthal-Str. 18
Postfach 1120
D- 88677 Markdorf
電話 : +49 (0) 7544 5050
ファックス : +49 (0) 7544 505200
電子メール : [email protected]
スウェーデン
WAGNER Industrial Solutions Scandinavia
Skolgatan 61
SE- 568 31 Skillingaryd
電話 : +46 (0) 370 798 30
ファックス : +46 (0) 370 798 48
電子メール : [email protected]
スペイン
WAGNER Spraytech Iberica S.A.
Ctra. N- 340, Km. 1245,4
E- 08750 Molins de Rei (Barcelona)
電話 : +34 (0) 93 680 0028
ファックス : +34 (0) 93 668 0156
電子メール : [email protected]
チェコスロバキア
WAGNER s.r.o.
Nedasovská Str. 345
15521 Praha 5 - Zlicin
電話 : +42 (0) 2 579 50 412
ファックス : +42 (0)2 579 51 052
電子メール : [email protected]
米国
WAGNER Systems Inc.
300 Airport Road, unit 1
Elgin, IL 60123 USA
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日本
WAGNER Spraytech Ltd.
2-35, Shinden Nishimachi
J- Daito Shi, Osaka, 574-0057
122
定
認
注文番号
2013年7月
xxxxxx
日本ワグナー・スプレーテック株式会社
〒574-0057
大阪府大東市新田西町2-35
TEL:072-874-3561
FAX072-874-3426
仕様・部品番号は予告なく変更することがあります。
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