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絶好のロケーションとウッドデッキで 毎日が楽しくなる家
STEP HOUSE Housing Report 株式会社 掛谷建設 絶好のロケーションとウッドデッキで 毎日が楽しくなる家 キッチンはリビング全体が見渡せる対面式。家族の様子がよく分かり、コミュニケーションもスムーズにできそう 丘陵地にあるロッジをイメージした外観。日本の風土にマッチした素材“焼杉板”と白色の壁を組み合わせたモダンなデザインが印象的 玉野市の小高い丘陵地にある住宅地、そ の一角に位置するKさま邸。 「この景色が 9歳・6歳の活発な男の子がいるKさま を遥かに上回る提案をしてもらい、家作り 一家の要望は“ウッドデッキ”のある家。 が楽しくスムーズに進みました」と奥様。 決め手でした」と奥様。友人の新居を訪れ 「家族でキャンプに行くのが趣味。家族や 収納スペースについても然り。後付け収納 た際、毎日眺めるロケーションの大切さを 友人達とウッドデッキで楽しくバーベキュ 物置では家のデザイン性が壊されるため配 ご夫婦で実感。慎重に土地選びを行ってい ーができたらいいなと思って」 。 慮に余念がなく、最初から玄関横・階段下 たところ、現在の場所が見つかりひと目で その念願のウッドデッキは広さ約10畳、 天気が良い日はゴロンと昼寝。見晴らしの良いウッドデッキは子どもたちの格 好の遊び場になりそう。また、和室、リビング、キッチンに面しており、部屋 と部屋をつなぐ通路の役目も果たしています 将来は二つに仕切ることもできる子ども部屋。しばらくは広々とした部屋で 兄弟一緒に遊ぶことでしょう に設けられた収納庫。外から持ち出しがで 気に入ったそうです。山や海など玉野市の 南向きに設置されていました。 「天気の良 きるタイプなので、 「釣り道具やアウトド 恵まれた自然に囲まれて育ったお二人。子 い日は窓を開放して外で朝食を楽しむなど、 ア用品など、車の出し入れに重宝していま どもたちにもぜひその素晴らしさを感じて 自由に使ってもらえたら」と大原さん。2 す」とご主人も嬉しそうです。 もらいたいという想いがあったのでしょう。 階のバルコニー部分が屋根(軒先)の役目 好奇心旺盛な男の子たちの城となる子ど 家探しについては、以前雑誌で見た斬新 を果たし、梅雨場の雨や夏の暑い日差しか も部屋は、将来は仕切りをして分割するこ なスタイルが印象的だった掛谷建設さんに ら守ってくれるという構造。また、リビン とが可能。年齢の変化に共に対応できる空 決めていました。その外観は伝統的な黒色 グのサッシを全開可能なフルオープンウィ 間になっていました。子どもたちの大のお の焼杉板と白い壁を組み合わせたモノトー ンドーにすることによって内と外がつなが 気に入りとなったロフトも、遊びや収納な ン。伝統の“和”とモダンな“洋”の調和 遊びや収納、その時々に応じた自由な使い方ができる子ども部屋のロ フト。風が抜ける小窓も付いています り、ウッドデッキも“部屋の一部”のよう ど自由に使えます。 「このロフトからの眺 が斬新な掛谷建設ならではのデザインです。 な感覚で過ごせるそうです。ほかにも、南 めがまた格別なんですよ」とご主人。 「景 目の前には日比港が一望できる絶好のロケ 側に大きな窓・北側に小窓を設置したこと 色と共にたくさんの思い出を作ってあげた 株式会社 掛谷建設 ーションが広がっています。ロケーション で“風の通り道”ができるなど、快適に過 い」という想いが込められたKさま邸。こ と建物の融合は設計スタッフの大原さんの ごせる工夫が随所に施してありました。 の夏はウッドデッキからにぎやかな笑い声 玉野市八浜町八浜160-4 TEL.0863-51-3112 http://www.kaketani.co.jp 手腕です。 12 “黒×白”のモノトーンは周囲の緑とマッ チ。玄関横には収納庫があります 「外観をはじめ、大原さんには毎回予想 が聞こえてきそうですね。 取材協力 全開口サッシ(オープンウィンドー)を使っているので、開口幅いっぱいのフルオープンが可能。ウッドデッキからリビングに風が通 り抜け、開放感あふれる空間に 13