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海洋技術フォーラム幹事会 (第2回)
海洋技術フォーラム幹事会 (第2回) 日時:平成17年9月29日(木) 9 : 3 0 ∼ 1 2 : 0 0 場 所 :東 京 大 学 工 学 部 三 号 館 会 議 室 議事次第 1. 海洋技術フォーラムの活動状況について (1) (2) 2. 経団連海洋開発推進委員会の報告 文部科学省研究開発局海洋地球課への説明報告 分科会の進捗状況について ●ビジョン ●食料バイオ ●エネルギー・資源、 ●環境観測・観測 ●海事 3. その他 【配布資料一覧】 資料 2−1 経団連海洋開発推進委員会資料 · 「海洋立国に向けた第三期科学技術基本計画に対する提言」 について · 今後の海洋開発のあり方(骨子) · 今後のスケジュール(案) 資料 2−2 融合型COE 資料 2−3 人類存続のための海洋バイオマス生産システムとその環境リスク の順応型管理 資料 2−4 文部科学省研究開発局海洋地球課への説明概要(速報) 資料 2−5 食料バイオ分科会報告 資料 2−6 エネルギー・資源分科会報告 資料 2−7 環境観測・観測分科会報告 資料 2−8 Public Outreach についての提案(NTT データ経済研究所 田中) 参考資料 2‐1 海洋技術フォーラム幹事会及び登録メンバー一覧 参考資料 2‐2 海洋技術フォーラム分科会メンバー一覧 資料2−1 海洋立国ヘ向けた第三期科学 技術基本計画への提言 海洋技術フォーラム 湯原哲夫 第三期科学技術基本計画 3つの理念と6つの政策目標 2005年6月 総合科学技術会議 第一期(1996~2000年17兆円)、第二期(2001年∼2005年24兆円)の成 果と反省の上にたって、第三期の理念、目標を設定。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 理念1.人類の英知 目標1.飛躍知の発見・発明 目標2.科学技術の限界突破 理念2.国力の源泉 目標3.環境と経済の両立 ∼環境と経済が両立し持続可能な発展を実現∼ 目標4.イノベーター日本 ∼革新を続ける強靭な経済・産業を実現∼ 理念3. 健康と安全 目標5.生涯はつらつ生活 目標6.安全が誇りとなる国∼世界一安全な国・日本を実現 第三期科学技術基本計画の体系的整理(2005年6月 総合科学技術会 議)から海洋関連項目の抜き出し 第三期基本計画の特徴 1.持続可能で、強靭な産業・経済の実現 2.科学技術システムの改革(重点化、競争 的環境、評価システムの改革、各セクター産官学-の改革) 3.人材の育成と活躍促進、国際化 4.府省連携と総合科学技術会議のリーダ シップ強化 海洋開発に関する提言 1. これまでの提言 ⑴「国家産業技術戦略 」(2000年4月)海洋関連産業技術戦略 ⑵経団連「21世紀の海洋のグランドデザイン∼わが国200海里水域における海 洋開発ネットワークの構築∼」2000年6月 ⑶日本財団「21世紀の我が国の海洋政策に関する提言」2002年3月 2.今回の提言 ⑴これまでの提言を踏まえ、第三期基本計画において、その実現を図る。 ⑵海洋開発と海洋産業のための海洋工学に重点を置く。 海洋科学 ←→ 海洋工学 ←→ 海洋産業 Oceanography Ocean Industries Ocean Technology/ Engineering ⑶海洋立国のための総合技術開発 ・持続可能な海洋利用の基盤技術確立 ・エネルギー・食料・資源・海上物流の安定確保の実現 ・総合観測システム構築と気候変動、異常海象の予測と防災 提言至る取り組みと現況 1. 第 3 期科学技術基本計画ヘの提言 本年1 月から 東大大学院環境海洋工学専攻、 新領域創成科学専攻、生 産技術研 究所にて,海洋工学からの提言のため ・海 洋 X 兆円産業の創出のためにー海洋工学からの提言ー ・ 取り組むべき重点課 題(「 10重点課 題」と 「 1 0 ブレークスルーテーマ 」) 設定。 提言と重 点 1 2 テーマ の「現状/課題 /技術開発/成果の産業への波及効 果と規模」を取りまとめ。 2. 海上技術安全研究所、海洋研究開発機構、学協会等関係各機関と協議。 3. 総合科学技術会議、文部科学省研究開発局、経団連等へ非公式に説明。 4. 3つの領域、優先順位、また海洋インスティテュート等の取り組み体制の 検討を加えて、提言全体を取りまとめ。 5. フォーラムを開催(8月3日東大)し、広く内容を説明し、意見交換。 同時に海洋技術フォーラムを結成し 、広く産官学の体制を組みつつ 、5 分科会を 設け計画作業を続行、18年度予算化への準備 海洋利用技術は国家の重要基幹技術 • 海洋資源利用の技術開発 EEZ・大陸棚の権益確保のため必須の技術 • 第三期の重要基幹技術として研究開発の基盤強 化と産業化に向けて、国の一貫した取り組みを 抜本的に強化すべき。 • 海洋産業は将来のエネルギー・環境・資源・食 料・物流確保の危機を回避できる。 • 中長期の研究開発投資の増額、研究開発体制の 整備、事業化に向けた支援措置が必要。 海洋立国に向けた体制整備 行政も一元的組織の必要性 わが国の海洋政策に関する行政関係機関の機構図(作成:(社)海洋産業研究会、2004.7.15) 海洋工学インスティテュート • 「海洋工学インスティテュート」 海洋関連の大学を核とし、産、官の参加を得て、学際的、業際的、省 際的に実効性ある体制 で 、 プロジェクトの企画、立案、実行及び事業 化、技術基準、制度の整備までを視野に、個々のプロジェクトを推進 する。 ・ タスクフォース(海洋技術フォーラム) その準備のために大学、産業界、官庁の関係者により構成されるタスク フォースを設置することを提言する。 • 人材育成機能 OJTを通じ、当該分野を担う優秀な人材を育成する役割を担う。 海洋工学インスティテュート= 下記の (先端技術融合型COE)*1+ (人材育成機能)+(複数プロジェクトの集合体) 科学技術システム改革等に関する意見 (基本政策専門調査会第4回会合)www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/ kihon/haihu06/syouyama.pdf 海洋技術フォーラム幹事会と構成 団体名 1 東 世話人 京 大 学 教 授 湯 浦 木 大 寺 玉 原 哲 木 賢 夫 環 健 幸 誠 策 津 皓 平 下 和 裕 崎 2 東 京 海 洋 大 学 教 授 大 3 横 浜 国 立 大 学 教 授 角 4 ( 会 会 長 酒 5 ( 会 会 長 内 6 日 会 会 長 山 崎 哲 生 7 ( 社 ) 海 洋 産 業 研 究 会 常 務 理 事 中 原 裕 幸 8 ( 社 ) 日 本 造 船 工 業 会 常 務 理 事 緑 川 好 浩 9 ( 10 ( 11 マ 社 ) 社 ) 日 日 本 本 社 ) 社 ) 本 リ ン フ 12 岸 舶 海 学 工 工 ロ ジ ェ ノ フ ォ ロ 域 洋 洋 プ マ 沿 船 海 日 リ 本 ー ク 学 ト 産 ー ト 学 ラ 推 ( 14 ( 独 15 ( 独 16 ( 独 17 ( 独 ) 財 ) ) ) ) 日 海 産 水 海 本 洋 業 産 上 海 研 技 総 技 究 術 合 研 術 究 務 理 事 高 藪 裕 三 ム 2 1 専 務 理 事 藤 田 純 一 構 専 務 理 事 岡 村 秀 夫 常 務 理 事 大 関 真 一 会 技 術 研 究 所 所 長 熊 野 厚 機 構 理 事 木 下 肇 究 所 研 コ ー 究 タ 佃 栄 吉 タ ー 理 事 松 里 壽 彦 究 所 理 事 井 上 四 郎 機 安 全 協 研 セ 林 専 発 合 藤 次 会 事 総 敏 協 進 開 匂 一 業 (財)エンジニアリング振興協会 13 洋 ン 研 デ ィ ネ ー 融合型COE テーマ 実施 研究開発 海洋バイオマスの開発と生 ① 深層水利用多目的システム 1. 持続可能な ・ 人工湧昇システムの効率評価 海洋利用と海洋バ 産 ・ 発電所温排水の循環 イオマス生産 ・ 淡水化による上水供給システム (実施: 東京大学環境海洋工学専 ・ 自航式回遊型漁場造成施設 攻、生産技術研究所、新 ・ OTEC によるエネルギー自前供給 領域創成科学専攻、東京 ② 海洋滋養による漁場創成 海洋大学、海技研、産総 ③ 大規模沖合養殖システム(生産システム) ④ 二酸化炭素の吸収源(植物プランクトン、海草・藻類) 研、海洋研究開発機構 能力増大 、水産総合研究センター、 大阪府立大、海洋生物環 ⑤ 二酸化炭素の隔離システム 境研究所、京都大、静岡 ⑥ 海域の保全・浄化 ⑦ マクロコスムによる現場型環境リスクシミュレーションと社会 大、) 合意形成 2.海洋利用技術のた 海 洋 産 業 の た め の 統 合 新しい海洋産業のための海洋データ利用技術体系の めの統合的観測システ 的・持続的海洋観測網の 構築と整備 ①EEZ 内海洋開発のための統合的・持続的3次元海 構築 ムの構築 洋観測とデータ管理・利用 (東京大学生産技術研究 ②温暖化による海洋災害・海洋環境変動の監視・予 所、環境海洋工学専攻、 測のための観測網 ③衛星・ブイによる巨大波浪・津波の監視・予測・警報 東京海洋大学工学部、 システム 海洋研究開発機構、 海上技術安全研究所、水 ④異常海象の解明と克服 産総合研究センター) 3.新しい海事システム 安全安心で、産業競争力 ① 高度な海上セキュリティシステムの開発 ② 次世代のグローバル物流システム(海陸一環)の ある海事システムの構築 構想(迅速・高効率・省エネシステム) ( 東 京 大 学 環 境 海 洋 工 ③エネルギー・食料・資源輸送と流通・備蓄システム 学、新領域・環境学系、生 ④ 海事産業のライフサイクルマネジメント技術の開 発(環境調和型製造技術、リサイクル技術の開発) 産技術研究所 ⑤ 総合的人材育成機能の構築 東京海洋大学 海上技術安全研究所) 4.海洋エネルギー ̶分科会でとりまとめ中̶ 資料2−2 関係省庁 事業化・産業界 ・水産庁 ・経済産業省 ・環境省 ・文部科学省 ・国土交通省 ・地域イノベーション事業 ・水産会社 ・電力 ・自治体/漁協 ・パイロット事業 ・文部科学省 ・国土交通省 ・気象庁 ・海上保安庁 ・総務省 ・水産庁 ・事業または観測 ・事業または予測 ・事業または開発 ・海洋開発産業 ・国土交通省 (海事局、港湾局) ・経済産業省 ・資エネ庁 ・環境省 ・農水省 ・外務省 ・物流産業 ・海運産業 ・造船産業 ・輸送運搬機器産業 資料2−3 先端技術融合型 COE の提案 「人類存続のための海洋バイオマス生産システムとその環境リスクの順応型管理」 2001 年 61 億人であった世界人口は、2050 年には 85 億人となる。人類が消費している動物性蛋白は 2001 年で 416 Mt で、このまま消費が続くとすると、2050 年に 743 Mt 必要となる。一方、このまま生産 の増加も続くとすると、2050 年に豚肉・鶏肉・卵は 519 Mt となるが、牛肉・羊肉・漁獲量は 1980 年以 降ほぼ横ばいであり、従って養殖魚への期待は 61 Mt と試算される。養殖魚量は 2001 年に 36Mt であっ たが、新たに 25 Mt の生産を必要とする。しかしこのような単純計算は現実には成立しない。畜産・養 殖に必要な餌は陸上農業依存であり、これは人類が消費する炭水化物の生産と競合する。また農作物栽 培のための水資源不足の問題、温暖化による農業への影響はここでは考えられておらず、海洋性食料へ の期待はさらに高いと考えられ、人類の持続的存続のために新たな漁場創成は不可欠である。 日本の養殖業は着実な発展を遂げ漁業生産額の 30%を占めているが、近年、環境悪化・安価な輸入魚 による国内生産の減退等で停滞気味であり、既存の概念にとらわれない養殖業の技術革新が期待されて いる。世界全体人口の 2%程度の日本国民は、世界の水産物全体の 10%以上を消費している魚食民族で あり、諸外国との協調のためにも、世界の先頭に立って資源の管理策や増養殖技術の推進につき、種々 確立して発信する必要がある。また、わが国水産物の食料自給率向上のためにも、種々な方法、多面的 な施策で魚介類を増産していくべきである。そこで考えられるのは、海洋滋養による「海の砂漠」の好 漁場化および沖合大規模養殖システムの実用化・産業化である。 海洋滋養とは、栄養塩が不足しているために一次生産が不活発な「海の砂漠」と呼ばれる海域に、不 足している栄養分を選択的に投入するか、あるいは人工的に栄養塩豊富な深層水を湧昇し、一次生産を 上げ、イワシ等の食物連鎖の中で低位置の魚類の供給増大を図るものである。100km 四方の海域を想定 し、イワシの場合、50 万トン/年の水揚げ量が見込め、事業規模 1000 億円/年の産業創出が可能となる。 その 20%程度がハードウエア製造・保守費用であるとし、5∼10 システムを毎年世界に向けて輸出する という ODA 事業での発展途上国への供給も視野に入れる。例えば日量 200 万トン規模の深層水を汲み 上げ、周囲にイワシ 1 万 ton/年規模の生産量を持つ漁場を造成し、熱帯・亜熱帯の貧栄養海域の中規模 渦に乗り回遊する自航式の洋上施設のプロトタイプを開発した場合、必要エネルギーを全て温度差発電 で取り出す環境対応型食糧増産システムとなり、魚類生産量 10 億円/年、建造費 100 億円、運用費 5 億 円/年、建造費 20 年償却で収支 0 となる。このプロトタイプで日本の年間漁業生産量約 1000 万トンを倍 増させるとすれば、耐用年数を 20 年として年間建造台数は 50 台となる。予測産業規模は、水産業で 1 兆円、造船業で 5,000 億円、海運業で 5,000 億円、計 2 兆円と試算される。 深層水利用型海洋滋養 沖合養殖システム 沖合養殖では、人工給餌システム等で海洋滋養よりコストがかかるため、高級食材であるクロマグロ を養殖する。φ30m×15m の耐波性養殖イケス 100 個を1基とし、日本の EEZ 内に 100 基の設置を考え る。イケスの中心には生産基地として海上ステーションを設置し、餌料の生産・投餌設備、モニタリン グ等の設備を設け、自動化によるクロマグロ養殖事業を考える。このシステムによると、40 万トン/年 の水揚げ量の供給が期待でき、2000 億円/年の事業規模が見込める。沖合大規模養殖では、栄養塩はあ るが鉄分が不足している太平洋亜寒帯域におけるホンダワラなどの大型海藻類を人工養殖する大規模 な(1 万 km2)流れ藻場の造成も考えられる。ここでは藻類から BTL(Bio to Liquid)や動物性蛋白質を 製造する洋上プラント船を建造する。大型海藻類の年間収穫量は約 2700 万 ton、BTL 生産量は 1350 万 ton、事業費は 6700 億円と見積もられる。 さらに近い将来、深刻になることが確実視されている水不足に対しては、海洋深層水の淡水化システ ムが提案されている。近年海水淡水化は、フィルター技術の発達によって 100 円/ton を切るようにな り、実用化が始まろうとしている。清浄な海洋深層水を淡水化することで、近年社会問題となっている 従来の殺菌法で対処しきれない原虫や細菌に対し、高価な設備を付帯することなく、上水を供給する安 心なシステムを提案することが可能となる。このシステムは深層水取水・温度差発電・海洋滋養と一体 になったものとなる。 これらのような海洋の大規模利用には海洋生態系の改変は避けられず、人類のベネフィットのための 大規模開発は環境リスクを常に伴う。20 世紀に様々な環境問題を引き起こしてきたリスクを無視した開 発というものは、21 世紀の海洋においては許されない。従って、上記のような大規模システムの実現化・ 産業化の前に、ベネフィットとリスクを社会に情報開示し、社会的合意を形成し、リスクに対し順応型 管理を行う必要がある。このための手段として、マクロコスム(大規模現場型海洋生態系シミュレータ ー)を提案する。生態系は絶えず変化する非定常系であり、決定論的な予測には不確実性という限界が ある。順応的管理は、管理対象である生態系が非定常性と不確実性を含んでいると考え、政策の実行を 順応的な方法で、また多様な利害関係者の参加のもとに実施しようとするもので、モニタリングによっ て仮説検証を試み、その結果を見て新たな仮説を立て、科学的な立場からの意見をも含め、広く利害関 係をもつ人々の間での合意を図るような社会システムを構築することに資する。 本 COE では、人類の持続的発展のための食料・水資源を海洋から大規模に供給するシステムを構築 することで、世界のトップレベルの海洋技術を確立することを目的とし、さらに、開発に伴うリスクを 洗い出し、順応型管理を実施するというプロセスを踏むことで、世界に類のない先端的環境調和型シス テムを創成する。各システムは 2010 年から 2015 年の間に実現化・産業化することを念頭に置いており、 COE で実施することにより、実現化の際の産業化技術を担う人材をプロジェクト参加型の OJT により 教育する。またオールジャパン体制をとることによって、大学・研究機関や産業界の知的・人的ネット ワークを構築し、これが人材育成の根幹を成す。 先端技術融合型COE提案 「人類存続のための海洋バイオマ ス生産システムとその環境リスク の順応型管理」 09/22/05 「人類存続のための海洋バイオマス生産システムと その環境リスクの順応型管理」の必要性 • 食料危機の回避と蛋白源の確保 – 世界人口は2050年85億。動物性蛋白は2001年で416 Mt、2050年に743 Mt必要。 – 牛肉・羊肉・漁獲量は1980年以降横ばい。2001年に36Mtであった養殖魚量は新た に25 Mtの増産が必要。 • 人口増・水資源問題・温暖化による食料生産の持続可能性の危惧 – 上記の計算は現実には成立しない。畜産・養殖に必要な餌料は陸上農業依存で人 類が消費する炭水化物の生産と競合。 – 農作物栽培のための水資源不足、温暖化による気候変動の農業への影響が予想。 人類存続のため新たな漁場創成は不可欠。 • 海洋バイオマス生産システム技術の世界的リーダーシップの確立 – 日本の養殖は漁業生産額の30%。近年、環境悪化・安価な輸入魚による国内生産 の減退顕著。既存の概念にとらわれない養殖業の技術革新が期待。 – 世界人口の2%の日本が世界の水産物の10%を消費。世界の先頭に立って資源の 管理策や増養殖技術を確立する必要あり。 • 大規模開発に伴う環境リスクの管理 – 人類のベネフィットのための大規模開発は環境リスク(生態系改変)を伴う。20世紀 に様々な環境問題を引き起こしたリスクを無視した開発は、21世紀の海洋では許さ れない。 – 上記大規模システムの実現化の前に、開発段階からベネフィットとリスクを社会に情 報開示し、社会的合意を形成、リスクに対し順応型管理を行う必要あり。 「人類存続のための海洋バイオマス生産システムと その環境リスクの順応型管理」の開発技術 ①海洋滋養による大規模高効率漁場創成 ②深層水利用多目的システム ・ 人工湧昇システムの効率評価 ・ 発電所温排水の循環 ・ 淡水化による上水供給システム ・ 自航式回遊型漁場造成施設 ・ OTECによるエネルギー自前供給 ③ 大規模沖合養殖システム ④ 二酸化炭素の吸収源(植物 プランクトン・藻類)拡大 ⑤ マクロコスムによる現場型環境リスク シミュレーションと社会合意形成 洋上マクロコスム 「人類存続のための海洋バイオマス生産システムと その環境リスクの順応型管理」の成果 人類の持続的発展のための食料・水資源を海洋から大規模に供給する システムを構築し、世界のトップレベルの海洋技術を確立。 • 開発段階から環境リスクを洗い出し、順応型管理を実施することで、世 界に類のない先端的環境調和型システムを創成。マクロコスム(現場型 巨大生態系シミュレータ)はそのための有効な手段。 • 各システムは2010年から2020年の間に実現化・産業化予定。COEで 実施することにより、実現化 の際の産業化技術を担う人 材を、プロジェクト参加型の OJTにより教育。All Japan 体制により、大学・研究機関 や産業界の知的・人的ネット ワークを構築し、これが 人材育成の根幹を成す。 • 新産業の創出 • 海洋滋養による漁場創成 – 100km四方の海域を想定し、イワシ50万トン/年の水揚量、事業 規模1000億円/年の産業創出 • 大規模沖合養殖産業 – クロマグロ40万トン/年の水揚量、2000億円/年の事業規模 – 大型海藻類を人工養殖する大規模な(1万km2)流れ藻場の造 成では、藻類からBTL(Bio to Liquid)や動物性蛋白質を製造し、 大型海藻類の年間収穫量は2700万ton、BTL生産量は1350万 ton、事業費は6700億円 • 深層水の上水供給システム – 全世帯に海洋深層水系飲料水を配布する水道インフラを整備、 5円/㍑(水道水の50倍,ボトル飲料水の1/20)に価格設定(4人 家族1世帯で1日60円の支出)。約1億㌧/年の上水生産で事業 規模は5000億円 省庁連携・融合型研究開発 • • • • • • 文科省(海洋科学技術研究の推進) 水産庁(漁業資源管理、漁場創成) 経産省(地球温暖化対策) 環境省(海洋環境保全) 国土交通省(海洋開発技術開発の推進) 産業界(電力・造船・鉄鋼・総研・シンクタンク・情報通 信) 実行プラットフォーム • • • • • • • • 東京大学 工学系研究科環境海洋工学専攻 同 新領域創成科学研究科環境学専攻 同 生産技術研究所 海上技術安全研究所 産業総合技術研究所 海洋生物環境研究所 水産総合研究センター 大阪府立大・京都大・静岡大 資料2−4 文部科学省研究開発局海洋地球課への説明概要(速報) 1. 日時、場所 等 ○ 平成17年9月22日 午後 15 時∼午後 15 時 30 分、 文部科学省海洋地球課 ○ 佐藤海洋地球課長、大洞同課長補佐 ○ 東大 湯原、木下、海技研、井上、吉元 2. 内容 湯原先生、木下先生より、8 月 3 日のフォーラムの状況、海洋技術フォーラ ムの設立、幹事会・分科会の構成と活動状況及び先端技術融合型 COE の取 り上げるタマの例として「人類存続のための海洋バイオマス生産システムとそ の環境リスクの順応型管理」を説明。海洋地球課長のご意見等は以下の通 り。 1. 先端技術融合型 COE の制度内容については総合科学技術会議の方針 を待っている。 2. COE は、科学技術振興調整費などを財源とし、一件 5-10 億円/年位の 予算規模ではないか。 3. COE に何を取り上げるかは 18 年 6、7 月に決まるであろうが、12 月に決 まる科学技術基本計画の中に課題として顔を出すことは重要。(なお、18 年度だけではなく、2、3 年後にもチャンスはあろう。) 4. ナノ・バイオだけではなくいろいろなカードを用意できれば良いと思う。文科 省としても、海洋というカードがあれば望ましい。 5. (現在、エネルギー・食料、観測・予測、海事と何本立てで検討している対 象を絞り込む必要あるか、又は何に絞れば文科省として支援しやすいの かとの質問に)、絞り込むより、ここで何本かあるテーマが融合型 COE の 概念になじむのかを検討した方がよいのではないか。 6. 突き詰めていけば、バイオは水産庁、観測・予測は文科省、海事は国交省 と言われる可能性がある。理念もさることながら、内容だろう。いろいろな 分野の人が参加しないと解決しないと言うものが COE になじむ。 7. (文科省から海洋技術をもっと積極的に総合科学技術会議に提言してい ただけないかとの質問に)文科省が言っても、総合科学技術会議は一省 庁のスクリーンを通った意見としか考えないだろう。生の声を聞きたがるの で、それを出せれば良い。具体的には経団連から海洋技術を取り上げる ことを提言されれば、極めて有効ではないか。 資料 2−5 第一回海洋技術フォーラム食料バイオ分科会議事メモ案 日時:平成 17 年 9 月 16 日 10:00−12:00 場所:東京大学工学部 3 号館 3 階会議室 出席者: 山崎哲生 産業技術総合研究所地質情報研究部門 大塚耕司 大阪府立大学大学院工学研究科海洋システム工学分野 多部田茂 東京大学大学院新領域創成科学研究科 香取義重 三菱総合研究所 大内一之 大内海洋コンサルタント 代表取締役 田中瑞乃 NTT データ経営研究所 アソシエイト 鈴木 静岡大学理学部 款 主任研究員(日本海洋工学会) 助教授 助教授(日本海洋工学会) 参与 教授 藤田純一 マリノフォーラム 21 専務理事 桑原隆治 独立行政法人水産総合研究センター研究調査部 井上俊司 三菱重工業船舶技術部海洋計画グループ 田上征志 MHI マリンエンジニアリング 喜田 潤 海洋生物環境研究所応用生態グループ 佐藤 徹 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 研究開発官 主席技師 部長 研究員 教授(議事メモ担当) (欠席:白山義久・京都大学教授、鳥井正志・新日本製鐵海洋鋼構造部マネージャー) 議事: 1 これまでの経過報告と分科会のミッション説明(佐藤) 2 分科会主査選出 ・ 佐藤が選出 3 先端技術融合型 COE への対応について(フリーディスカッション) ・ 100 億か 5 億かで話は変わる。 ・ 産業創成よりも人類の持続的生存を考えねばならず、国際競争力よりも食糧自給や環境 修復を目的とするように科学技術基本計画そのものを変えていく必要あり。 ・ ここは技術課題よりも政策提言のためのビジョンを話し合う場。各技術課題は各機関が 戦略的に考えており、それをただ出し合っても喧嘩にしかならない。 ・ EEZ を使い人類存続のために何ができるか、ビジョンをブレークダウンし、各課題のブ ラッシュアップ(位置付けの明確化、連携や重み付け)をすべき。 ・ スケールの大きな仕事のできる人材育成を目標に。 ・ とはいえ文科省への説明は来週。100 億なら各機関の課題を戦略的に束ね、5 億ならマ クロコスムで行く。各課題の提案を来週火曜までの宿題とする。COE の提案自体はま だ先なので、次回からは、ビジョンから議論を始め、それをブレークダウンし、弾(玉) のブラッシュアップを行っていく。 以上 資料2−6 2005 年 9 月 16 日 増田 海洋技術フォーラム 第 1 回エネルギー・資源分科会 議事メモ 日時:平成 17 年 9 月 16 日(金) 10:00∼12:00 場所:工学部 7 号館 3 階 74 号講義室 出席(敬称略):山口,鈴木,尾崎,大山,平山,加藤,鳥井,増田(以上 8 名) 欠席(敬称略):植弘 配布資料: ER1−0:エネルギー・資源分科会(第 1 回)議事次第 ER1−1:海洋技術フォーラム分科会名簿 ER1−2:「今,海洋技術フォーラムがなすべきこと」(2005 年 8 月 25 日,湯原) ER1−3:重要技術開発課題の例(スライドコピー) ER1−4:海洋立国のための海洋工学からの提言−海洋における価値の創造− ER1−5:植弘氏からのメール(2005/9/6)コピー ER1−6:海洋立国へ向けた第三期科学技術基本計画に対する提言(平成 17 年 8 月,海洋技術フォーラ ム) ER1−7:スライド配布資料 ER1−8:危機と「海洋工学/海洋産業」の果たすべき役割(湯原) 議事: 1. 名簿確認と委員自己紹介 z 資料 ER1−1 の分科会名簿を確認した z 名簿にある以外に,本分科会アドバイザーとして,海洋産業研究会の中原理事にお願いしている が,本日は欠席 2. 分科会長の決定 z 山口先生が、当面、本分科会の会長を担うことが、承認された 3. フォーラム全体の活動報告と分科会の関係(山口会長からの報告) z 配布資料 ER1−2 に基づき,フォーラムの現在までの活動経緯の説明 いままで科学,技術,産業の多面から新産業の創造を検討してきたが,最終的には,エネル ギー,バイオ,環境・観測(データベースインフラ),海事(国際物流),海洋工学インスティテ ュートに課題を絞った 人材育成,技術革新,新産業創造はキーワード 新しいイニシアティブにして,融合型 COE(産官学連携,省庁横断型)に提案することもでき る 次回の総合科学技術会議は 9 月下旬なので,A4 で 1∼2 枚でまとめた資料を各分科会で準 備する。始めは,バイオ・食料,環境・観測,海事の 3 分野に重点を置いて,総合科学技術 会議へ説明していく。ただし,エネルギー・資源分野を等閑にしている訳ではなく,他領域と の関連で難しい部分があるので,この方針で進める予定。 1 z 配布資料 ER1−8 の説明 海洋工学に関連する項目毎に,入口(必要性),出口(新産業)を明かにして,それを解決す るための海洋工学の手法・テーマを明記することが重要 将来的には海洋技術フォーラムを NPO にして,事務局を設けたい 【質問(尾崎委員)】海洋工学インスティテュートはどのようなものかがわかりにくい。この技術フォーラム との関係はどう考えるのか? 【回答】技術フォーラムは継続的なもの,海洋工学インスティテュートは COE プロジェクトで実施する組 織と考えている。技術フォーラムが中心になって,これらの企画を行う。JAMSTEC は理学寄りなので, 両者はうまく調和するのではないかと思う。 4. 本分科会のタスクの説明とフリー討論 z 配布資料 ER1−3∼ER1−7 に基づいて,山口会長と鈴木委員が分科会タスクを説明した 資料 ER1−6 に示すように,現在までに海洋工学での技術項目はほぼ議論つくされており, 新しい技術はあまりない。本資料では,海洋工学は複合技術という色彩が強い。 分科会委員には,新産業を創造するという面で,本資料にはないようなエネルギー・資源分 野における斬新なテーマ提案をして欲しい。 以下,フリー討論した。以下のような意見が出された。 (尾崎委員)海洋立国を創造するという長期ビジョンと融合型 COE テーマの球出しという短期の目標が 混在している。両者の関係はどうなのか,わかりにくい。海洋立国日本をどのように考えるのかが見え ない。 (平山委員)新産業の創出を考えた場合,海洋開発=資源開発としないと難しいのではないか?日本 には,石油の掘削,生産,…というパッケージがない。必要性から探査船を作るというような政治的動 きをしなくては難しいのでは?また,日本の資源開発技術でリンクしてないところを探して,そこから産 業を創出するという考え方もあると思うが…。 (加藤委員)エネルギー基本計画と科学技術基本計画の両者の上下関係はどうなのか?エネルギー 基本計画から攻めるのが考えやすいような気がするが…。 (山口会長)確かにそのような考え方もあるが,資源・エネルギーを一つにまとめたときに,技術革新の 項目としては,プラットフォーム技術であった。 (増田委員)日本の海洋研究で弱いところは,海洋に実験フィールドを持たないことと思う。それを主張 したらどうか? (尾崎委員)実験フィールドができて実験研究ができたとしても,新産業の創造には繋がらない。始めは 国のプロジェクトで実施しても,いずれはそれから派生して民間企業が使える何かが必要。 5. 新規委員について z JOGMEC から金属資源部門に加わってもらうように,平山委員が後日推薦することになった 2 z 6. 大山委員より,次の申し出があった 社内で風力,メタンハイドレートなどを専門にしている適任者がいるので,日本海洋工学会 からの派遣委員として,本分科会への代理参加をお願いしてよいか? 海洋技術フォーラムとしては歓迎するので,日本海洋工学会の承認がとれれば問題ないと した。 今後の日程と各委員への課題 z 次回の分科会開催日時 z 10 月 3 日(月)15:00∼17:00 (場所は東大) 分科会終了後に懇親会を行う 各委員は,次の点に関する意見をまとめた資料を作成し,次回の分科会で提案する。 海洋に必要な取り組み(海洋に対して何をすべきか?)の球出し 海洋で自立的に廻る産業は何があるか? ※ ※ ※ 配布資料にある項目にとらわれずに,斬新なアイディアを期待する 入口(必要性)と出口(産業創造)について配慮する 日本にとっては、海洋そのものが資源であるという立場で、海洋に対する思い(本日議論し たようなことなど)を、なるべく大所高所の立場から各自書き物にしてみる。それを出発点と して、次回議論する。 以上 3 資料2−7 海洋工学フォーラム実施体制図 幹事会 運営会議 ビジョン 海洋バイオ分 分科会 科会 エネルギ・資源 分科会 環境・観測シス 海事システム テム分科会 分科会 幹事会:各機関の代表からなるステアリングボード 運営会議:実際の運営についての、事務局兼参謀(アドバイザリーコミッティ) 分科会:個別課題の専門家や研究開発者を主体に融合型COEの具体的提案を行う 環境・観測システム分科会メンバー(9 月 20 日現在) T: 03-5452-6487 F : 03-5452-6488 [email protected] 浦環 生産技術研究所・教授 渡辺好章 同志社大学 工学部 電子工学科 超音波エ レクトロニクス研究室・ 教授 桂忠彦 (財)日本水路協会・審 議役 田村兼吉 海洋開発研究領域・深 海技術安全研究グル ープ長 高川 真一 海洋工学センター 特任研究員 6 北陸 菅本 昌克 環境情報プロジェクト 環境情報ビジネス担当 課長代理 [email protected]. jp 7 東京大学 早稲田 卓爾 大学院工学系研究科 環境海洋工学専攻・助 教授 T:03-5841-6540 F:03-3815-8360 [email protected] 1 東京大学 海洋工学会 2 3 海洋工学会 4 (独)海上技 術安全研究 所 5 (独)海洋研 究開発機構 海洋工学セ ンター NTT データ T:0774-65-6268 F:0774-65-6814 [email protected] T:03-3543-0752 F:03-3543-0695 [email protected] T:0422-41-3153 F:0422-41-3152 [email protected] T:046-867-9390 F:046-867-9375 E-mail:[email protected] 「今、海洋技術フォーラムがなすべきこと。 」 8 月 24 日湯原提案をもとに作成 下線は特に分科会で議論すべきこと 1.総合科学技術会議に融合型COEの具体的提案を行う 1. 人材養成と技術革新 2. 海洋インスティテュートと取り組み課題 3. 入り口(国家的要請、国民生活の危機など)、出口(新技術による新事業、地域イ ノベーション、新産業創成など) 2.産業界のバックアップ 4. 経団連の賛同、経団連からの提言 5. 魅力あるCOEテーマ作りにより、開発費出してもやろうという産業界団体、会 社を見いだすこと。 3.大学・独法との連携関係 素案構成 上記提案に従い、以下の構成で素案をまとめる 環境・観測システム融合型 COE I. 取り組み課題の概要 II. 入り口 III. IV. 国家的社会的要請、危機 既存技術 イノベーション(技術革新と新産業創成、または産業競争力) 人材育成 社会へのインパクト 出口 実施体制 大学・独法との連携、産業界のバックアップ 環境・観測システム融合型 COE(素案) I. 概要(参照1:ロードマップ) 世界第 6 位の排他的経済水域を有する日本は、海洋国として様々な海洋産業を創出し、国 際競争力を持って、海洋情報を発信することを強く望まれている。その根幹となる、海洋 観測技術を確立し、世界の安全・安心を実現することがこの COE の目的である。2005 年 より開始される第 3 期科学技術基本計画は、GEOSS(Global Earth Observation System of Systems)の実施開始時期と重なる。第二期科学技術基本計画において確立された、観測・ シミュレーション技術をベースに、革新的な海洋観測・予測技術、通信技術、データ配信・ 加工技術を開発し、防災・減災システムおよび EEZ 内統合的観測・監視ネットワークを GEOSS の枠組みのなかで実現する。 II. 入り口 国家的社会的要請、危機 GEOSS の説明(参照 2):第 3 回地球観測サミットにおいて、61 カ国が、今後 10 年 間ですく数システムから構成される全球地球観測システム(GEOSS)を構築すること に合意した。地球温暖化による砂漠化や海面上昇、自然災害(地震・津波・台風など) による災害、植生の変化、オゾン層の破壊、海洋汚染、漁獲量の変動などわれわれは 幾つもの危機に直面している。国際協力により包括的、調整され、継続的な地球観測 が実現すれば、災害軽減、海洋監視および海洋資源管理など多くの成果が期待される。 既存技術 既存技術:既存もしくは新たに創設される観測網を統合的に活用するためには、観測 技術のみならず、観測されたデータを有効活用するためのデータ加工・配信技術、観 測データと予測モデルの統合などが重要である。これらの要素技術は、第 2 期科学技 術基本計画のなかですでに開発が開始されているものもある。提案するプロジェクト では、以下を重要技術と考える: シミュレーション データ加工・配信 海底ケーブルネットワーク 海中ロボット技術 深海におけるマイクロデバイス 衛星海洋観測 (具体的な記述が必要) III. 出口 イノベーション 技術革新 ・ 海底通信技術 ・ 海洋観測機器(参照3:高川作成資料) ・ 減災・防災技術 ・ EEZ 内統合観測・監視システム 新産業創成または産業競争力 ・ 海洋地球観測産業 ・ 海洋地球予測産業 ・ 海洋資源探索開発産業 ・ 海洋開発産業 (具体化する) 人材育成(たとえば) ・ 産業界、大学間で人材交流を積極的に推進する ・ 発信する海洋情報の有効利用のために、一般ユーザー対象の学校を開 設する 社会へのインパクト ・ 海洋の安全・安心確保による海洋産業の創出 IV. 実施体制 大学・独法との連携 ・ 関係諸大学(東京大学、同志社大学、など)と関係独立行政法人(海 洋研究開発機構、海上技術安全研究所、など)との連携、役割分担 産業界のバックアップ ・ 参考資料: 資料 1:ロードマップ 第2期科学技術基本計画 第3期科学技術基本計画 2004 2006 2005 シミュレーションと観測の統合 第4期科学技術基本計画 2007∼2010 2011∼ GEOSS (Global Earth Observation System of Systems) •気象予測 •海象予測 •観測データ •地球ダイナミクス 観測技術の革新 Science データの 実用化と配信 水産庁、海上保安庁、 気象庁、文科省による 様々な観測プログラム •広域観測ネットワーク •多彩なロボット •マイクロデバイス •海洋観測衛星 国際協力 海洋情報発信 Engineering 国際競争力のある 海洋利用技術 深海における マイクロデバイス 衛星海洋観測 大規模浮体 海洋観測 海中ロボット技術 海底通信技術 •海底ケーブル・ステーション、海底GPS局 革新的な海洋観測機器の開発 生物・化学・物理、多目的センサー搭載観測ロボット 減災・防災技術 •津波・台風・巨大波浪予測・回避システム •海面上昇と沿岸災害予測・対策システム EEZ内統合観測・監視システム •パトロールロボット、海底地殻変動ロボット 多目的海洋プラットフォーム パイロットプロジェクトの推進 海上輸送、海洋開発の持続的発展 参照2:GEOSS(SOF ニューズレター第 113 号より抜粋) 世界の安全・ 安心 海底ケーブルネットワーク 海洋国 日本 海洋産業の創出 •海洋地球観測産業 •海洋地球予測産業 •海洋資源探索開発産業 •海洋開発産業 ガス田 再生可能エネルギー供給基地 CO2海洋隔離 蛋白・炭水化物資源の確保 海域の水質浄化 鉱物資源回収 物流・物流拠点 参照3:「海洋技術フォーラムからの提言」へのタマ 環境・観測関連 ☆ 廉価な自律型大気海洋観測ブイ(非係留定点保持型)の開発と全世界の海洋への 大量展開による海洋観測の緻密化⇨気象予測も含めた海洋情報産業の強化 長期航走型/滞在型 AUV の廉価量産による世界中での展開⇨海中観測の緻密化と, ☆ 高知能化への競争促進により,海中環境情報産業を創成する. ★ (海洋技術と言い切っていいかどうか不明.最終目標は砂漠の緑化) ① 港湾や養殖場のヘドロ,あるいは掘削廃棄泥水を回収して処理し,これらを活 用して砂漠の下にダムを造る. ② 各家庭やレストラン街から出る残飯や雑草,木くず他を処理して肥料を作る. (ヘドロや廃棄泥水の処理,ならびに肥料製造は,臭気の問題から洋上プラッ トフォームを活用する) ③ ダムの最寄りの海岸で海水淡水化を行い,ダムへ送水する. ④ 植樹を行う. ⑤ ダムをどんどん広げて行くことにより,砂漠を緑化していく. 海事関連? ☆ 狭水道における高機能監視ブイ(国境線か航路分離線などに短い間隔=例えば 10km 間隔=で監視ブイを並べる.この監視ブイには灯火に加えて,レーダー設 備やテレビカメラと衛星通信設備を装備し,基地局で状況が記録される.盗難等 のバンダリズムに対しては接近する犯人たちあるいはその船舶の映像を監視カ メラでとらえることで,後刻検挙する.検挙実績を上げれば,盗難は防ぐことが できる.テロ対策にもなる.)⇨安全な航路の確保と,監視に関係する産業の創成 (マラッカ海峡など海賊が出没する水道がどのようになっているのか知らな いため,想像で語っている.10km 間隔であればマラッカ海峡で 100 基のブイ が必要であり,その製作と整備維持でかなり大きな仕事量になる.他の海域 まで広げれば必要となる基数は膨大になる.) 環境・観測システム分科会メンバー(9 月 20 日現在) T: 03-5452-6487 F : 03-5452-6488 [email protected] 浦環 生産技術研究所・教授 渡辺好章 同志社大学 工学部 電子工学科 超音波エ レクトロニクス研究室・ 教授 桂忠彦 (財)日本水路協会・審 議役 田村兼吉 海洋開発研究領域・深 海技術安全研究グル ープ長 高川 真一 海洋工学センター 特任研究員 6 北陸 菅本 昌克 環境情報プロジェクト 環境情報ビジネス担当 課長代理 [email protected]. jp 7 東京大学 早稲田 卓爾 大学院工学系研究科 環境海洋工学専攻・助 教授 T:03-5841-6540 F:03-3815-8360 [email protected] 1 東京大学 海洋工学会 2 3 海洋工学会 4 (独)海上技 術安全研究 所 5 (独)海洋研 究開発機構 海洋工学セ ンター NTT データ T:0774-65-6268 F:0774-65-6814 [email protected] T:03-3543-0752 F:03-3543-0695 [email protected] T:0422-41-3153 F:0422-41-3152 [email protected] T:046-867-9390 F:046-867-9375 E-mail:[email protected] 「今、海洋技術フォーラムがなすべきこと。 」 8 月 24 日湯原提案をもとに作成 下線は特に分科会で議論すべきこと 1.総合科学技術会議に融合型COEの具体的提案を行う 1. 人材養成と技術革新 2. 海洋インスティテュートと取り組み課題 3. 入り口(国家的要請、国民生活の危機など)、出口(新技術による新事業、地域イ ノベーション、新産業創成など) 2.産業界のバックアップ 4. 経団連の賛同、経団連からの提言 5. 魅力あるCOEテーマ作りにより、開発費出してもやろうという産業界団体、会 社を見いだすこと。 3.大学・独法との連携関係 環境・観測システム融合型 COE(案) I. 概要 世界第 6 位の排他的経済水域を有する日本は、海洋国として様々な海洋産業を創出し、国 際競争力を持って、海洋情報を発信することを強く望まれている。その根幹となる、海洋 観測技術(インフラ)を確立し、世界の安全・安心を実現することがこの COE の目的であ る。2005 年より開始される第 3 期科学技術基本計画は、GEOSS(Global Earth Observation System of Systems)の実施開始時期と重なる。第二期科学技術基本計画において確立され た、観測・シミュレーション技術をベースに、革新的な海洋観測・予測技術、通信技術、 データ配信・加工技術を開発し、防災・減災システムおよび EEZ 内統合的観測・監視ネッ トワークを GEOSS の枠組みのなかで実現する。 第2期科学技術基本計画 第3期科学技術基本計画 2004 2006 2005 シミュレーションと観測の統合 第4期科学技術基本計画 2007∼2010 2011∼ GEOSS (Global Earth Observation System of Systems) •気象予測 •海象予測 •観測データ •地球ダイナミクス 観測技術の革新 Science データの 実用化と配信 水産庁、海上保安庁、 気象庁、文科省による 様々な観測プログラム •広域観測ネットワーク •多彩なロボット •マイクロデバイス •海洋観測衛星 国際協力 海洋情報発信 Engineering 国際競争力のある 海洋利用技術 深海における マイクロデバイス 海洋観測 海中ロボット技術 海底通信技術 •海底ケーブル・ステーション、海底GPS局 革新的な海洋観測機器の開発 生物・化学・物理、多目的センサー搭載観測ロボット 減災・防災技術 •津波・台風・巨大波浪予測・回避システム •海面上昇と沿岸災害予測・対策システム EEZ内統合観測・監視システム •パトロールロボット、海底地殻変動ロボット 衛星海洋観測 大規模浮体 多目的海洋プラットフォーム パイロットプロジェクトの推進 海上輸送、海洋開発の持続的発展 世界の安全・ 安心 海底ケーブルネットワーク 海洋国 日本 海洋産業の創出 •海洋地球観測産業 •海洋地球予測産業 •海洋資源探索開発産業 •海洋開発産業 ガス田 再生可能エネルギー供給基地 CO2海洋隔離 蛋白・炭水化物資源の確保 海域の水質浄化 鉱物資源回収 物流・物流拠点 図 1:ロードマップ II. 入り口 国家的社会的要請、危機 GEOSS(図 2) :第 3 回地球観測サミットにおいて、61 カ国が、今後 10 年間で複数システ ムから構成される全球地球観測システム(GEOSS)を構築することに合意した。地球温暖 化による砂漠化や海面上昇、自然災害(地震・津波・台風など)による災害、植生の変化、 オゾン層の破壊、海洋汚染、漁獲量の変動などわれわれは幾つもの危機に直面している。 国際協力により包括的、調整され、継続的な地球観測(an integrated, comprehensive and sustained global Earth Observation System)が実現すれば、災害軽減、海洋監視および 海洋資源管理など多くの成果が期待される。 図2:GEOSS(SOF ニューズレター第 113 号より) 既存技術・課題 既存もしくは新たに創設される観測網を統合的に活用するためには、観測技術のみな らず、観測されたデータを有効活用するためのデータ加工・配信技術、観測データと 予測モデルの統合などが重要である。これらの要素技術は、第 2 期科学技術基本計画 のなかですでに開発が開始されているものもある。提案するプロジェクトでは、以下 を重要技術と考える: 海洋観測技術(プラットフォーム:海中ロボット・ブイ・衛星海洋観測技術、セ ンサー:深海におけるマイクロデバイス) 海洋通信技術(海底ケーブルネットワーク、音響通信) データ加工・配信技術(シミュレーション) 第二期科学技術基本計画では、各種海洋観測ブイ(Argo、Triton など)の展開を国際 協力のもとに行ったことや、地球シミュレーターの完成そして各種海洋・気象予測モ デルの活用など、特筆すべき成果が有った。また、日本の誇るロボット技術は自律型 海中ロボットにも活用され、世界をリードしている。今後更なる海洋観測の拡充のた めには、これらの技術を廉価で展開する必要があるが、そのために重要なセンサーの 小型化も日本が先端的な研究を行っている。また、ARENA 計画など海底ケーブルネッ トワークを活用する計画も有った。敷設船費用は現実的であるが陸揚げが課題である。 予測・加工技術(シミュレーション)により、観測データから情報のさらなる拡充を 図る。その際、予測精度をあげるだけでなくニーズを探り、ニーズに有ったデータを 作成することも重要である。 III. 成果・目標・応用例(出口) イノベーション 技術革新 ・ 海底通信技術 ¾ 観測網をローカルからグローバルへと発展させる ¾ 大型計算機から PC クラスターへと移行した計算機技術のノウ ハウ(ネットワーク技術)を海洋に応用する ¾ 構成要素:海底ケーブル、音響など具体化する ・ 海洋観測機器 ¾ 無人・自然エネルギー利用・自律・廉価型表層ブイ ¾ 廉価型(競争原理導入) ・長距離航行海中ロボット(うなぎ追走 とかに応用) ¾ 廉価・小型化観測(例:魚タグセンサー) ¾ 高機能監視ブイ(ブイが良く盗まれる、プラットフォーム技術) ¾ ロボット技術(広域観測):例全地球上の降雨量観測などの実現 ・ 減災・防災技術 ¾ 海洋のセキュリティーとは(海の安全保障)とは、すなわち環 境の観測 ・ EEZ 内統合観測・監視システム 新産業創成または産業競争力 ・ 海洋地球観測産業 ・ 海洋地球予測産業 ・ 海洋資源探索開発産業 ・ 海洋開発産業 ¾ 船を使った Logistics:たとえば、気象・海象予測をかつようす ることにより、碇・鎖すなわち停泊を必要としない、軽量高速 船が可能 ¾ 旧来の重工型産業ではない小型産業:たとえば、携帯・津波情 報(サーファー)、一般の多様なニーズに答える 人材育成・Outreach ・ 一般に海がどうなっているのか、何ができるのかを伝えていく ・ 産業界、大学間で人材交流を積極的に推進する ・ 海象予報士など、発信する海洋情報の有効利用のための教育 ・ 高校生による海クイズコンテスト(米国の例) ・ 大学入試問題(センター試験)に海洋に関する問題を入れる ・ 海の日のメジャー化 社会へのインパクト ・ 海洋基本法 ・ 海洋の安全・安心確保による海洋産業の創出 IV. 実施体制 幹事会 運営会議 ビジョン 海洋バイオ分 分科会 科会 エネルギ・資源 分科会 環境・観測シス 海事システム テム分科会 分科会 図3:海洋工学フォーラム実施体制図 幹事会:各機関の代表からなるステアリングボード 運営会議:実際の運営についての、事務局兼参謀(アドバイザリーコミッティ) 分科会:個別課題の専門家や研究開発者を主体に融合型COEの具体的提案を行う 大学・独法との連携 ・ 関係諸大学(東京大学、同志社大学、など)と関係独立行政法人(海 洋研究開発機構、海上技術安全研究所、など)との連携、役割分担 産業界のバックアップ ・ 資料2−8 海洋技術フォーラム用資料 海洋産業を継続・発展させるために 海洋産業を継続・発展させるために ∼事後評価について∼ ∼事後評価について∼ 平成17年9月28日 株式会社NTTデータ経営研究所 Copyright, 2005© NTT DATA Institute of Management Consulting, Inc. 事後評価作業の必要性について 一般に事業を立ち上げる際には、事前の市場調査(対象顧客層,ニーズ調査など)とともに、事 業実施後に定期的に実施する事後評価作業が重要となる。事後評価作業では、売り上げを中 心に、事業や製品の問題点や改善点、利用者へのサービスのあり方などが検討され、今後の 事業の継続や発展・展開に繋げられていく。このような考え方は家電、自動車、衣服、食品など 日常製品を扱う業界での意識が高い。 これに対し、従来の海洋産業は造船をはじめ海洋構造物の構築などで、どちらかというとインフ ラ(整備)的な傾向の強い事業が多いとともに、事業関係者および利用者においても特定の(限 られた)人々となり易く、事後評価によって検討された内容が一般の人々にとってどのように反 映されているのかが判り難い(生活に直接的ではない)ものとなっている。 今後、海洋産業を広く一般の人々にも理解してもらい、身近なものとして利用してもらう(あるい は意識してもらう,協力してもらう)には、従来と異なったアプローチの仕方が必要となると考え られ、そのための評価方法も新たに検討していく必要があると考えられる。 Copyright, 2005© NTT DATA Institute of Management Consulting, Inc. 2 従来の海洋産業のイメージ 海洋産業は、事業関係者も利用者も特定の人々となり易く、身近な産業としてあまり受け入れら れてこなかった。 非重工業 重工業(的)あるいはインフラ(的)産業 陸上 家電、自動車、衣服、食品産業等 ・ わかり易い商品・製品(日用品等・・・) ・ わかり易い・積極的なアプローチ ・ 利用者は一般の人々 ・・ ・・ アプローチ先 アプローチ先 利用者 利用者 道路、鉄道、電気、ガス、水道、 住宅・・・ ・ 比較的わかり易い商品・製品 ・ 比較的わかり易いアプローチ ・ 利用者は一般の人々 海洋 造船、海洋構造物(養殖施設、沿岸整 備・・・) ・ わかり難い商品・製品 ・ わかり難い・少ないアプローチ ・ 利用者は限られた人々 は、一般の人々 Copyright, 2005© NTT DATA Institute of Management Consulting, Inc. これからは、一般の人々にもわかり易い、 協力・参加し易い海洋産業を目指す?! 3 海洋産業を身近なものにするために 海洋産業を一般の人々にとってより身近な産業としていくためには、立ち上げた事業が一過性 のものとならないよう、常に一般の人々を意識したアプローチが必要となると考えられる。 その方法の一つとして、事業実施後において定期的に事後評価を行い、事業の改善点、サービ スのあり方などを検討していくことが挙げられるが、その際には、海洋工学内だけで行うのでは なく、経済学、社会学あるいはマスコミ関係の専門家などと連携して検討していくことも十分にあ り得ることだと考えられる(大学としては文理融合型の検討事業となる可能性もある)。 前述した事後評価が今後の海洋産業の継続・発展に有意義に反映されることが期待されるが、 一般の人々の生活の中においてより身近なものとして浸透して行くには、当該事業および関連 事業の収益をはじめ、関連企業・機関への就業率や関連分野への就学率、あるいは教科書や 入学試験およびマスコミ等への海洋関連事項の採用・掲載など、日常生活に関わる事柄が事業 成果を求める際の判断項目として盛り込まれていく必要がある。 Copyright, 2005© NTT DATA Institute of Management Consulting, Inc. 4 事後評価のイメージ 事業実施 事業実施 事業成果として期待するもの 事業成果として期待するもの 海洋バイオ・食料 資源・エネルギー 環境・観測 海事 (評価の対象項目となり得るもの) (評価の対象項目となり得るもの) 関連産業の収益増加 ・ 様々な角度からの評価 ・ 文理融合による評価・検討など 事後評価 事後評価 海洋工学 + 経済学 社会学 マスコミ学・・・ ( 収益、就労率、就学率、世論の反応・・・ ) 関連産業への就労人口の増加 関連産業の増加 関連分野への就学者・進学者の増加 一過性の事業にしない 入試等への関連事項の採用 ・・ 事業に対してのフォローアップ 事業に対してのフォローアップ ・・ 一般の人々に対してのサービス展開 一般の人々に対してのサービス展開 マスコミ等への関連テーマの掲載 ( 事業・製品の改善、サービス展開、宣伝・広告・・・ ) ・・・など 海洋産業をより身近な産業に 海洋産業の継続・発展(展開) 海洋産業の継続・発展(展開) Copyright, 2005© NTT DATA Institute of Management Consulting, Inc. 5 参考資料2−1 平成17年9月26日時点 海洋技術フォーラム 1.幹事会(17団体) 敬称略順不同 団体名 京 1 東 2 東 京 海 洋 大 学 教 授 大 津 皓 平 3 横 浜 国 立 大 学 教 授 角 4 ( 社 ) 日 本 沿 岸 域 学 会 会 長 酒 匂 敏 次 5 (社)日本船舶海洋工学会 会 長 内 6 日 会 長 山 崎 哲 生 7 ( 社 ) 海 洋 産 業 研 究 会 常 務 理 事 中 原 裕 幸 8 ( 社 ) 日 本 造 船 工 業 会 常 務 理 事 緑 川 好 浩 9 (社)日本プロジェクト産業協会 専 務 理 事 高 藪 裕 三 10 ( 社 ) マ リ ノ フ ォ ー ラ ム 2 1 専 務 理 事 藤 田 純 一 11 マ リ ン フ ロ ー ト 推 進 機 構 専 務 理 事 岡 村 秀 夫 12 (財 )エンジニアリング振 興 協 会 常 務 理 事 大 関 真 一 13 ( 財 ) 日 本 海 事 協 会 技術研究所 所 長 熊 野 厚 14 ( 独 ) 海 洋 研 究 開 発 機 構 理 事 木 下 肇 15 (独)産業技術総合研究所 研 究 コーディネータ 佃 栄 吉 16 (独)水産総合研究センター 理 事 松 里 壽 彦 17 (独)海上技術安全研究所 理 事 井 上 四 郎 本 海 大 洋 工 学 学 会 教 世話人 授 湯 原 哲 夫 浦 環 木 下 健 大 和 裕 幸 寺 崎 誠 玉 木 賢 策 洋 藤 一 林 2.登録メンバー (23団体※) 敬称略順不同 団体名 1 大 阪 府 連絡担当者 立 大 学 大学院工学研究科海洋システ ム 工 学 分 野 教 授 池 田 良 穂 大学院工学研究科海洋システ ム 工 学 分 野 助 教 授 大 塚 耕 司 2 九 州 大 学 大学院経済学研究院教授 吉 田 基 樹 3 佐 賀 大 学 海 研 門 出 政 則 - 東 京 大 学 大学院新領域創成科学研究科 王 4 日 本 大 学 理工学部海洋建築工学科 教 授 近 藤 健 雄 理工学部海洋建築工学科 教 授 増 田 光 一 海 洋 調 査 技 術 学 会 事 局 神 田 奈 美 7 ( 社 ) 日 本 建 築 学 会 海 洋 委 員 会 委 員 長 登 坂 宣 好 - ( 社 ) 日 本 造 船 工 業 会 技 長 桐 明 公 男 8 (株)NTT データ経営研究所 環境戦略コン サルティング本 部 海洋・水産資源開発担当 ア ソ シ エ イ ト 田 中 瑞 乃 9 オ ) 開発センタープロセスソリューション グ ル ー プ 課 長 代 理 浅 川 友 二 組 土木技術本部 環境技術第 二 部 副 主 事 細 野 成 一 11 ク ラ イ ン ジ ャ パ ン リ ミ テ ッ ド 東 京 オ フ ィ ス 代 表 江 見 澤 洋 12 (株)システムインテック システム 技 課 部 理 榊 田 尚 志 13 東 ) 技 術 研 究 開 発 セ ン タ ー 沿 岸 ・ 海 洋 技 術 室 長 五明美智男 14 日 本 エ ヌ ・ ユ ー ・ エ ス ( 株 ) 環境コンサルティング部門 コ ン サ ル タ ン ト 井 川 周 三 15 ( 株 ) 三 菱 総 合 研 究 所 科 学 技 術 研 究 本 部 香 取 義 重 ガ 株 ) 亜 建 ノ 学 ( 大 設 幹事会登録団体を除いた数 株 林 ( 株 会 弘 6 ル 響 智 海 ※ 音 エ ネ ル ギ ー セ ン タ ー 長 5 10 ( 洋 洋 究 渡 辺 好 章 務 術 部 術 第 三 長 代 16 ( 株 ) 富 士 通 総 研 主 17 国 際 海 事 大 学 連 合 事 席 研 務 究 局 員 田邊 長 山 敏憲 本 恒 コ ー デ ィ ネ ー タ ー 吉 原 祥 子 18 ( 財 ) 国 際 エ メ ッ ク ス セ ン タ ー 技 術 ア ド バ イ ザ ー 眞 鍋 武 彦 19 ( 財 ) 日 本 造 船 技 術 セ ン タ ー 試験センター技術部長 鷲 尾 祐 秀 20 日 団 海洋グループ海洋技術開発 チ ー ム リ ー ダ ー 内 海 宣 幸 (独)海洋研究開発機構 海 洋 工 学 セ ン タ ー 特 任 研 究 員 髙 川 真 一 - 21 N P O 本 財 海 ロ マ ン 2 1 理 事 菅 井 和 夫 22 ( 株 ) 検 査 研 究 所 顧 問 小 川 恭 二 23 東 長 石 田 和 憲 植 弘 崇 嗣 (株)環境総合テクノス 京 事 務 局 個人登録(4名) 小 林 浩 松 井 亨 介 山 田 英 雄 参考資料2−2 海洋技術フォーラム分科会 分科会 幹事会 ビジョン 1 2 3 4 アドバイザ リーコミッティ 5 6 東京大学 木下健 東京大学 鈴木 邦子 (社)海洋産業研究会 中原 裕幸 日本海洋工学会 定木淳 日本海洋工学会 野口 憲一 (社)日本造船工業会 井上 俊司 生産技術研究所・教授 2005年9月28日現在 (敬称略順不同) 連絡先 T:03-5452-6169 F:03-5452-6169 [email protected] 先端科学技術研究センター特任助教授 [email protected] T:03-5401-1801 F:03-5401-2596 常務理事 [email protected] T:03-5841-7074 東京大学大学院 工学系研究科 地球システム F:03-3818-7492 工学専攻 [email protected] T:03-5381-5520 F:03-5381-5514 大成建設㈱ 建築本部 建築技術部・次長 [email protected] T:03-6716-3133 三菱重工業(株)船舶・海洋事業本部 船舶技術 F:03-6716-3293 部 海洋計画グループ 主席技師 [email protected] T:03-5841-6521 食料バイオ 第1回 9/16/05 1 2 3 4 5 6 7 8 9 東京大学 14 15 1 エネル ギー・資 源 2 3 4 第1回 9/16/05 第2回 10/03/05 5 6 7 8 山崎 哲生 日本海洋工学会 多部田 茂 東京大学大学院 新領域創成科学研究科・助教 F:03-3815-8360 授 [email protected] (社)マリノフォーラム21 藤田 純一 社団法人 マリノフォーラム21 専務理事 大阪府立大学 大塚 耕司 大学院工学研究科海洋システム工学分野助教授 (株)大内海洋コンサルタント 大内 一之 代表取締役 (株)アッシュクリート 鈴木 達夫 (株)NTTデータ経営研究所 田中 瑞乃 (株)三菱総合研究所 香取 義重 T:03-5841-7793 (財)海洋生物環境研究所 静岡大学理学部 11 12 13 1 2 喜田 潤 白山 義久 鈴木 款 鳥井 正志 三菱重工業(株) 尾崎 雅彦 東京大学 山口 一 東京大学 鈴木 英之 東京大学 川村隆文 日本海洋工学会 傳田 篤 日本海洋工学会 増田 昌敬 新日本製鐵 鳥井 正志 (独)国立環境研究所 植弘 崇嗣 三菱重工業(株) 尾崎 雅彦 平山 裕章 (社)日本造船工業会 井上俊司 (社)日本造船工業会 安田 哲也 (社)日本造船工業会 平井 一司 (独)海上技術安全研究所 加藤 俊司 オブザーバー 14 (社)海洋産業研究会 環境・観測 田上 征志 新日本製鐵(株) (独)石油天然ガス・金属鉱 9 物資源機構 10 [email protected] T:029-861-8721 日本海洋工学会 京都大学フィールド科学教 12 育研究センター 13 大学院新領域創成科学研究科環境学専攻・教授 F:03-3815-8360 産業技術総合研究所 地質情報研究部門 海底 F:029-861-8709 系地球科学研究グループ 主任研究員 [email protected] MHIマリンエンジニアリング 10 ㈱ 11 佐藤 徹 東京大学 日本海洋工学会 中原 裕幸 浦環 渡辺 好章 T:03−3837−5212 F:03−5817−3870 [email protected] T:072-254-9339 F:072-254-9914 [email protected] [email protected] T:03-5790-0275 F:03-5790-6851 (株)アッシュクリート 代表取締役社長 [email protected] T:03-5467-6321 環境戦略コンサルティング本部 海洋・水産資源開発担 F:03-5467-6332 当 アソシエイト [email protected] T:03-3277-0572 F:03-3277-0567 科学技術研究本部参与 [email protected] MHIマリンエンジニアリング㈱ 部長 T:(03)3798-5941 F:(03)3798-5943 [email protected] T:0257-24-8300 F: 0257-24-5576 Email [email protected] (財)海洋生物環境研究所 実証試験場 応用生態グループ 京都大学フィールド科学教育研究センター所長・ 教授 [email protected] 海域ステーション瀬戸臨海実験所 静岡大学理学部 教授 海洋・鋼構造部 計画・技術グループ マネー ジャー 長崎研究所 [email protected] T:03-3275-5453 F:03-3275-6782 [email protected] T:095-834-2600 F:095-834-2385 [email protected] T:03-5841-6536 F:03-3815-8360 [email protected] T:03-5841-6530 大学院工学系研究科環境海洋工学専攻・教授 F:03-3815-8360 [email protected] T: 03-5841-8674 大学院工学系研究科環境海洋工学専攻・助教 Tel: 03-5841-8360 授 [email protected] T: 03-3820-6449 大学院工学系研究科環境海洋工学専攻・教授 清水建設(株)技術研究所 先端技術開発セン ター センター長 [email protected] T:03-5841-7063 東京大学大学院 工学系研究科 地球システム F:03-5841-7063 工学専攻・助教授 [email protected] T:03-3275-5453 F:03-3275-6782 [email protected] T: 029-850-2220 F: 029-851-2854 国際室長 [email protected] T:095-834-2600 F:095-834-2385 長崎研究所 [email protected] 石油・天然ガス開発技術調査グループ 物理探 T:043-276-4308(幕張オフィス) T:03-5804-1420(春日オフィス) 査船建造プロジェクトチームサブリーダー F:043-276-9258 T:03-6716-3133 三菱重工業(株)船舶・海洋事業本部 船舶技術部 海洋計画グループ 主席技 F:03-6716-3293 [email protected] 師 T: 03-3454-7128 アイ・エイチ・アイマリンユナイテッドエンジニアリ F:03-3454-7117 ング事業部ガス海洋G 部長 [email protected] T: 03-3544-3501 F:03-3544-3577 三井造船 基本設計部主管 [email protected] T:0422-41-3833 海洋開発研究領域 海洋空間利用研究グループ F:0422-41-3143 長 [email protected] T:03-5401-1801 (社)海洋産業研究会 常務理事 F:03-5401-2596 [email protected] 海洋・鋼構造部 計画・技術グループ マネー ジャー T: 03-5452-6487 F : 03-5452-6488 [email protected] T:0774-65-6268 同志社大学 工学部 電子工学科 超音波エレク F:0774-65-6814 トロニクス研究室・教授 [email protected] 生産技術研究所・教授 第1回 9/26/05 3 4 5 6 日本海洋工学会 桂 忠彦 (独)海上技術安全研究所 田村 兼吉 (社)日本造船工業会 伊佐 博之 NTTデータ北陸 (独)海洋研究開発機構海洋 7 工学センター 菅本 昌克 高川 真一 T:03-3543-0752 F:03-3543-0695 [email protected] 海洋開発研究領域・深海技術安全研究グループ T:0422-41-3153 F:0422-41-3152 長 [email protected] T:0959-34-2720 F:0959-34-2824 大島造船所 設計部CI課主務 [email protected] T: 076-224-4646 F: 076-224-4666 環境情報プロジェクト 環境情報ビジネス担当 masakatsu.sugamoto@nttdata課長代理 hokuriku.co.jp T:046-867-9390 海洋工学センター F:046-867-9375 特任研究員 E-mail:[email protected] (財)日本水路協会・審議役 T:03-5841-6510 1 海事 2 3 4 5 6 東京大学 大和 裕幸 日本海洋工学会 増田 光一 日本海洋工学会 池上 国広 (独)海上技術安全研究所 小川 剛孝 (社)日本造船工業会 伊佐 博之 (社)日本造船工業会 喜多村 和博 大学院新領域創成科学研究科環境学専攻・教授 F:03-5841-6510 [email protected] T:047-469-5386 日本大学 理工学部 海洋建築工学科・教授 F:047-467-9446 [email protected] T:095-838-5159 長崎総合科学大学 工学部 船舶工学科・教授 F:095-838-3548 [email protected] 海上安全研究領域 耐航・復原性研究グループ・ T:0422-41-3060 F:0422-41-3056 主任研究員 [email protected] T:0959-34-2720 F:0959-34-2824 大島造船所 設計部CI課主務 [email protected] T:084-987-1350 F:084-987-3035 常石造船 設計部 総合設計グループ 課長 [email protected]