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最新の全てのセミナー情報 - 精神分析研究会・神戸トップページ

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最新の全てのセミナー情報 - 精神分析研究会・神戸トップページ
2016年度
精神分析研究会・神戸
ご挨拶
分析者 Bion は,「健康な心的成長は,生体が食物に依存するように真実に依存する」と述べました。臨床
現場の困難な問いかけに対して,分析者が内的作業を通して真実を求めてきたことの集積は,精神分析的アプ
ローチに新しい成長をもたらし続けています。精神分析研究会・神戸は,日本精神分析学会の認定を受けた,
関西で最も長い歴史を持つ精神分析セミナーです。初めて精神分析的アプローチを学ぶ方から高い専門性を身
につけたい方まで,それぞれのニーズにかなうプログラムを準備しています。生き生きとした臨床的,学問的
交流の場に是非,ご参加下さい。
代表 小林 俊三
精神分析的な臨床実践に必要な学びとは・・・
症例
検討
文献
講読
系統
講義
精神分析的な臨床実践には,知的な学習と,体験的な学習が
必要だと言われています。
精神分析研究会・神戸では,知的学習として,幅広い理論や
技法に触れるための系統講義,重要論文を精読する文献講読と
いう2つのプログラムを用意しています。
体験的学習としては,事例の検討が中心となります。多様な
事例に触れることのできるセミナーの症例検討と,少人数での
グループスーパービジョンがあります。
精神分析研究会・神戸のプログラムは,3つの分野にわかれています・・・
● 精神分析セミナー
症例検討と系統講義のセミナー。さまざまな学派の講師をお招きし,幅広く精神分析について学びます。
料金
60,000 円
開催日時
日曜日(月 1 回)12:30~17:15
会場
兵庫県学校厚生会館(各線元町駅より徒歩5分)
臨床全般への
さまざまな学派の
視野をひろげる
考えに触れる
● フロイトを読む
少人数グループで,精神分析的な考え方の骨格となるフロイトの論文を読み,基礎的な理解を深めます。
料金
10,000 円(精神分析セミナーにご参加の方は 5,000 円)
開催日時
日曜日(年5回)10:00~11:30
基本となる
論文の位置づけの
会場
兵庫県学校厚生会館(各線元町駅より徒歩5分)
文献を読む
レクチャー
● 臨床講読会(講師:小林 俊三)
対象関係論の重要な論文をグループで検討し,参加者が文献理解に必要な力を身につけることを目指します。
料金
20,000 円(精神分析セミナーにご参加の方は 12,000 円)
開催日時
第2木曜日(月 1 回)19:30~21:30
新しい論文・
論文事例について
会場
小林メンタルクリニック(各線三ノ宮駅,元町駅より徒歩5分) 重要論文を読む
ディスカッション
● グループスーパービジョン(講師:小林 俊三)
小グループの参加者が毎回順番にケースを発表し,参加者全員でディスカッションしていきます。
料金
20,000 円(精神分析セミナーにご参加の方は 12,000 円)
開催日時
第4土曜日(月 1 回)18:30~21:00
事例のプロセスを
ケースの読み方や
たどる
介入技法を学ぶ
会場
小林メンタルクリニック(各線三ノ宮駅,元町駅より徒歩5分)
精神分析セミナー
内容:症例検討(12:30~14:30)
・系統講義(14:45~17:15)の 2 部構成!!
対象:医師・臨床心理士・日本精神分析学会会員・臨床心理系大学院生
定員:80 名
Point! 受講は通年で、各回ごとのご参加はできません。
「参加認定証」は規程に従
い 7 割以上の出席者に発行いたします(臨床心理士資格認定協会4ポイント)。
①
2016年4月10日
ベティ・ジョゼフ
「変化をもたらす力―現代クライン派の治療機序論と分析技法」
飛谷 渉 先生
クライン派の精神分析では,治療的変化をもたらす力として,今ここで活性化されている無意識的空想,すなわち転移
を深く理解することが重要視されてきました。その治療的態度はビオンを経て,「探求(K)」から「分析的接触(O→
K)」へと進展しています。現代クライン派の中心的分析家であるベティ・ジョゼフは,逆転移による治療者のアクティ
ング・インに注目し,転移の全体状況に関する視野を大きく拡張しました。本講では,彼女の技法的革新とその背景にあ
る概念のエッセンスを紹介したいと思います。
②
2016年5月8日
ウィニコット「対象の使用」
妙木 浩之 先生
ウィニコットが亡くなるきっかけになった「対象の使用」論文を中心に,彼のオリジナルな業績を紹介します。ウィニ
コット晩年の業績を理解するには,第二次世界大戦での体験,精神病の精神分析,さらに「精神療法的コンサルテーショ
ン」の全体を理解する必要がありますが,それによって精神分析を新しい視点から見ることを可能にします。
③
2016年6月19日
「クライン後期の業績: 分裂機制,転移,羨望」 オープンセミナー
松木 邦裕 先生
精神分析家メラニー・クラインは,精神病や重症パーソナリティ障害の病理や心的構造の解明につながる精神機能を探
究しました。そこにおいて統合失調症の心的状態の理解に有用な分裂機制の解明,羨望という原始的情緒の病理性,転移
における治療可能性を提示しています。これらを精神病やパーソナリティ障害の事例に即して講義します。
④
2016年7月10日
S.フロイトの「性欲論」に関する論文
岡田 暁宜 先生
生物としての人間は,本能に基づいています。S.フロイトが発見したリビドーと呼ばれる本能エネルギーは,精神生
活の源泉であり,同時に神経症形成の因子でもあります。S.フロイトの精神分析は,本能論・性欲論に端を発していま
す。本講では,S.フロイトの『性に関する三つの論文』(1905)など「性欲論」を扱った論文について紹介します。
⑤
2016年9月11日
ロナルド・ブリトン「ヒステリー,超自我,ナルシシズム」
小林 俊三 先生
精 ブリトンは,性的カップルである両親の関係から排除された位置を受容できるかどうかによって,エディプス状況を巡
神 る思考の成長に差異が生じることを明示しました。近著ではこうした視点から性,死,超自我という精神分析の主要テー
分 マについて,歴史的・総括的な討論を行っています。本講義では,彼の思考の発展を辿ることを目指します。
析 ⑥ 2016年10月16日 「エスター・ビックとフランセス・タスティンの仕事
木部 則雄 先生
―自閉スペクトラム症への精神分析的理解の源流」
セ エスター・ビックはクラインの直弟子として早期母子関係の臨床研究であり,その実践として「乳幼児観察」という精
ミ 神分析の基礎トレーニングを確立しました。ビックは寡作な臨床実践家であるが,第二の皮膚など今も大きなこどもの精
ナ 神分析への影響を与えています。タスティンはビック,ビオン,メルツァーの影響を受けながら,自閉症の精神分析に専
ー 心しました。タスティンの論文に関して,『誤謬の永続化』という最後の論文を中心に講義します。
⑦
2016年12月11日
「メルツアー他『自閉症世界の探求』を読む」 オープンセミナー
平井 正三 先生
本講義は,自閉症の子どもの精神分析治療を通じて自閉症の病理について探求していった研究書である,メルツアー他
著『自閉症世界の探求』の概要とその意義を現代的な視点から批判的に検証していき,自閉症に対する精神分析的アプ
ローチについて学ぶ機会にしたいと思います。ひいては,自閉症への精神療法的なアプローチへのヒントを提供できるこ
とを目指します。
⑧
2017年1月15日
「ジョン・シュタイナー『見ることと見られること』より」
浅田 義孝 先生
ジョン・シュタイナー氏は,クライン派の中核を担ってきた分析家のひとりです。「こころの退避」「病理的組織化」
概念を提唱し,発展してきたクライン派の精神分析を統合しました。『見ることと見られること』は上記概念を駆使し,
なお発展を続けるクライン派の臨床と理論について,正統的理解に根差しながら,画期的な理解と臨床を示していると思
われます。その一端に微力ながら触れることができれば,と思います。
⑨
2017年2月12日
「逆転移についての重要論文」
鈴木 智美 先生
逆転移の概念は,治療者の抵抗として制圧すべきとのS.フロイトの考えから,治療に有効な患者から投影される情緒反
応を含むものとの考えへと変遷しています。ここでは,P.ハイマンの「逆転移について」(1950)とD.W.ウィニコットの
「逆転移における憎しみ」(1947)の2本の論文を基に,逆転移とは何か,自身のそれをどうとらえ,臨床につなげるか
を検討する時間を持つことにしたいと思います。
⑩
2017年3月19日
ジェイ・グリーンバーグ&スティーブン・ミッチェル
「精神分析理論の展開」
横井 公一 先生
本書は精神分析のさまざまな理論家たちの理論を,その理論が「対象関係」をどのように取り扱っているかを軸にして
整理し,展望した著作です。本書によってグリーンバーグとミッチェルは,欲動から関係性へと向かう精神分析理論の発
展の様相を描き出し,「関係精神分析」の成立の礎を築きました。その二人の思索の跡をともに辿って学んでみたいと思
います。
フ
ロ
イ
ト
を
読
む
①
2016年5月8日
②
2016年7月10日
フロイト全集19(P.103-200)、フロイト著作集11(p.159235)、現代フロイト読本2(p.600-616 西園昌久)
「終わりある分析と終わりなき分析」
フロイト全集21(P.241-294)、フロイト著作集6(p.377413)、現代フロイト読本2(p.638-657 藤山直樹)
○ 医師,臨床心理士,日本精神
分析学会会員,臨床系大学院
生のいずれかを満たす方
「分析技法における構成の仕事」
○ 抄読を担当できる方
フロイト全集21(P.341-357)、フロイト著作集9(p.140-
③
2016年9月11日
151)、現代フロイト読本2(p.658-661 菊地孝則)
「防衛過程における自我の分裂」
フロイト全集22(P.263-267)、フロイト著作集9(p.152155)、現代フロイト読本2(p.683-704 古賀靖彦)
参加者が順番に抄読を担当し,
④
⑤
2017年1月15日
2017年3月19日
①
2016年4月14日
②
2016年5月12日
③
2016年6月9日
④
臨 ⑤
床 ⑥
2016年7月14日
「人間モーゼと一神教」
全員でディスカッションして
フロイト全集22(P.1-173)、フロイト著作集11(p.271376)、現代フロイト読本2(p.662-682 武田 専)
いきます。運営委員がメンバー
「精神分析の誕生と不気味なものー解題に代えて」
に加わり理解を深めていきま
す。
現代フロイト読本(p.705-749 福本 修)
ドナルド・メルツァー「クライン派の発展」
(金剛出版)
(内容)メルツァーのクライン派精神分析講義。フロイト―クライン―ビオンを
臨床的視点から創造的に読み解き,観察技法,臨床実践,分析理論をトレ
2016年8月4日
ースしながらクライン派精神分析の系譜学を樹立する連続講義。メルツァ
2016年9月8日
ー随一の大著にしてクライン派精神分析の最頂点。
講
読 ⑦ 2016年10月13日
会
グ
ル
ー
プ
ス
ー
パ
ー
ビ
ジ
ョ
ン
「素人による精神分析の問題」
⑧
2016年11月10日
⑨
2016年12月8日
精神科医・臨床心理士・大学院生,約 12 名。原則毎回テキストを読んで参加で
⑩
2017年1月12日
き,年に1回,レジュメ作成・発表を担当できる方。選考する場合があります。
⑪
2017年2月9日
⑫
2017年3月9日
①
2016年4月23日
②
2016年5月28日
③
2016年6月25日
④
2016年7月23日
⑤
2016年8月27日
⑥
2016年9月24日
⑦
2016年10月22日
⑧
2016年11月26日
⑨
2016年12月24日
5〜10 名の参加者が毎月順番にケースを発表し,グループ全員でディスカッシ
⑩
2017年1月27日
ョンしていきます。他の人のケースの展開を考え,コメントすることによって,
⑪
2017年2月25日
⑫
2017年3月25日
なお,「精神分析研究会・神戸」入会者および当講読会の継続参加者を優先いた
します。
週 1 回 50 分のケースを持っている方で,年に1〜3 回発表できる方
分析的思考が身についていきます
申込方法
① 別添の申込用紙(HPからもダウンロードできます)にご記入の上,3 月 13 日(日)までにメールに
添付してご送信ください(郵送も可)。
(メールアドレス:[email protected])
② 3 月 20 日(日)までに参加受付の連絡をメールでお送りします。尚,入会資格を満たさない方には,
参加不承認の連絡をいたします。
③ 参加受付の返信を受け取られました方は,下記振込先に,該当の参加費をお振り込みください。
納入期限:3月 31 日(木)
振込先
三井住友銀行(神戸営業部・店番号 500)・普通口座・9230828
精神分析研究会・神戸 代表者 小林俊三
参加費
精神分析
セミナー
2016年度
セミナー参加者
フロイトを
読む
臨床講読会
グループSV
一般
¥
60,000
¥
5,000
¥
12,000
¥
12,000
大学院生*
¥
30,000
¥
5,000
¥
12,000
¥
12,000
¥
10,000
¥
20,000
¥
20,000
2016年度
セミナー不参加
一般/
大学院生
-
*臨床心理系大学院生および臨床心理系大学院修了後1年目の方
研修ポイントについて
個人SVについて
症例募集について
精神分析セミナーの「参加
認定証」は認定基準に従い,
7割以上の出席者に発行いた
します(臨床心理士資格認定
協会4ポイント)。
精神分析的臨床実践には,
個人SVは欠かせません。当
研究会は,日本精神分析学会
の認定を受けています。ご希
望の方はお申し出ください。
HP上の症例応募用紙にご
記入の上,事務局までメール
添付でお送りください。発表
初心者枠も設けていますの
で,奮ってご発表ください。
学会認定について
お問合せ先
主催・運営委員
当研究会は以下の学会・認定協
会の認定を受けています。
日本精神神経学会
日本精神分析学会
日本臨床心理士資格認定協会
メールアドレス
精神分析研究会・神戸
小林俊三(代表)
櫻井興平 辻河昌登
松本よし子 守田敦子
和田良久
[email protected]
HP
http://bunseki-kobe.sakura.
ne.jp/(さらに詳しい案内が載っています)
精神分析研究会・神戸 事務局 〒650-0012 神戸市中央区北長狭通 2 丁目 5-9 グランドプラザ゙トーアビル 5 階 小林メンタルクリニック内
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