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公的資金補償金免除繰上償還に係る財政健全化計画

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公的資金補償金免除繰上償還に係る財政健全化計画
別紙第2号書式
公的資金補償金免除繰上償還に係る財政健全化計画
Ⅰ 基本的事項
1 団体の概要
加美町
団体名
構成団体名
国調人口(H17.10. 1現在)
27,212
職員数(H19. 4. 1現在)
333
注1 団体が一部事務組合等(一部事務組合、広域連合及び企業団をいう。以下同じ。)の場合は、「団体名」
欄に一部事務組合等の名称を記載し、「構成団体名」欄にその構成団体名を列記すること。
2 「職員数」欄は、普通会計の全職員数を記載すること。
2 財政指標等
財政力指数
0.33(H18) 標準財政規模(百万円)
8,811(H18)
実質公債費比率 (%)
21.0(H19) 地方債現在高(百万円)
32,769(H18)
経常収支比率 (%)
96.1(H18)
うち普通会計債現在高(百万円)
22,931(H18)
実質収支比率 (%)
4.7(H18)
うち公営企業債現在高(百万円)
9,838(H18)
積立金現在高(百万円)
2,228(H18)
注 平成17年度(又は平成18年度)の地方財政状況調査及び公営企業決算状況調査の報告数値を記入すること。
なお、一部事務組合等に係る財政力指数、実質公債費比率、経常収支比率については、当該一部事務組合等
の構成団体の各数値を加重平均したものを用いるものとする(ただし、旧資金運用部資金及び旧簡易生命保険
資金について対象としない財政力指数1.0以上の団体の区分については構成団体の中で最も低い財政力指数
を記載すること。)。
3 合併市町村等における合併市町村基本計画等の要旨
□ 新法による合併市町村、合併予定市町村の合併市町村基本計画の要旨
□ 旧法による合併市町村の市町村建設計画の要旨
□ 該当なし
〔合併期日:平成15年4月1日〕
新町建設計画は、旧3町の豊かな資源や歴史・文化を受け継ぎながら「美しい自然、こころやさしい人々、活力ある生活文化のまち・加
美」の創造を目指し、交流・ふれあい、環境・生活、教育・文化、保健・医療・福祉、産業・経済、住民主導のまちづくり、行財政改革の7
つの振興策を計画的に実施することにより、加美町の速やかな一本化の推進と地域の均衡ある発展に資すると共に、総合的・一体的な発展と
住民福祉の向上を図るものである。計画期間は、平成15年度から平成24年度までの10年間である。
本計画の実現に向け、平成16年3月に職員定員適正化計画を、平成17年度に行政改革大綱及び同実施計画(集中改革プラン)を策定した上
で、平成18年6月には合併後の財政事情を考慮した長期財政計画を再構築することで、効率的な行財政運営の推進に努めている。
注1 「新法による合併市町村、合併予定市町村」とは、市町村の合併の特例等に関する法律(平成16年法律
第59号)第2条第2項に規定する合併市町村及び同条第1項に規定する市町村の合併をしようとする市町
村で地方自治法(昭和22年法律第67号)第7条第7項の規定による告示のあったものをいう。
2 「旧法による合併市町村」とは、市町村の合併の特例に関する法律(昭和40年法律第6号)第2条第2
項に規定する合併市町村(平成7年4月1日以後に同条第1項に規定する市町村の合併により設置された
ものに限る。)をいう。
3 □にレを付けた上で要旨を記載すること。また、要旨については、別様としても差し支えないこと。
4 財政健全化計画の基本方針等
区 分
計
内 容
名 加美町財政健全化計画
画
間 平成19年度~平成23年度
財政計画(平成17年度~平成26年度)
既存計画との関係
行政改革実施計画(平成17年度~平成22年度)
公 表 の 方 法 等 広報による公表、議会全員協議会等で適宜説明を行う。
基
本
方
針 健全な財政運営の確保を大前提として、財政運営の指針である長期
財政計画と行政改革の指針である集中改革プランを基軸に、行財政の
スリム化に向けた施策を着実に推進し、財政構造の健全化を図ること
とする。
計
画
期
注 計画期間については、原則として平成19年度から23年度までの5か年とすること。
Ⅰ 基本的事項(つづき)
5 繰上償還希望額等
区 分
(単位:百万円)
合 計
年利5%以上6%未満
年利6%以上7%未満
94
4
120
13
11
1
225
18
旧 簡 易 生 命 保 険 資 金 繰上償還希望額
16
46
3
65
公 営 企 業 金 融 公 庫 資 金 繰上償還希望額
25
24
旧 資 金 運 用 部 資 金
繰上償還希望額
補償金免除額
年利7%以上
49
注 「旧資金運用部資金」の「補償金免除額」欄は、各地方公共団体の「繰上償還希望額」欄の額に対応する額として、計画提出前の一定基準
日の金利動向に応じて算出された予定額であり、各地方公共団体の所在地を管轄とする財務省財務局・財務事務所に予め相談・調整の上、確
認した補償金免除(見込)額を記入すること。
6 平成19年度末における年利5%以上の地方債現在高の状況
【旧資金運用部資金】
事業債名
普
通
会
計
債
(単位:千円)
年利5%以上6%未満
(平成21年度末残高)
年利6%以上7%未満
(平成20年度末残高)
年利7%以上
(平成19年度末残高)
8,945
48,358
36,820
9,254
110,533
11,005
29,204
158,891
36,820
94,123
119,787
11,005
224,915
94,123
119,787
11,005
224,915
年利5%以上6%未満
(平成21年度末残高)
年利6%以上7%未満
(平成21年度末残高)
14,144
1,536
45,711
705
15,680
15,680
一般公共事業
学校教育施設等整備事業
社会福祉施設整備事業
小 計 (A)
合 計
出一
資般
債会
等計
小 計 (B)
合 計 (A)+(B)
【旧簡易生命保険資金】
事業債名
普
通
会
計
債
(単位:千円)
公営住宅建設事業
学校教育施設等整備事業
一般単独・公園緑地整備事業
小 計 (A)
年利7%以上
(平成20年度9月期残高)
合 計
1,918
621
1,918
60,476
2,241
46,416
2,539
64,635
46,416
2,539
64,635
出一
資般
債会
等計
小 計 (B)
合 計 (A)+(B)
【公営企業金融公庫資金】
事業債名
普
通
会
計
債
(単位:千円)
年利5%以上6%未満
(平成20年度9月期残高)
臨時地方道整備事業
小 計 (A)
年利6%以上7%未満
(平成20年度9月期残高)
年利7%以上
(平成19年度末残高)
合 計
21,537
19,437
40,974
21,537
19,437
40,974
21,537
19,437
40,974
出一
資般
債会
等計
小 計 (B)
合 計 (A)+(B)
注1 地方債計画の区分ごとに記入すること。
2 必要に応じて行を追加して記入すること。
Ⅱ 財政状況の分析
内 容
区 分
財 務 上 の 特 徴 平成の大合併において、平成15年4月1日、県内第1号として3つの町が
合併して誕生した本町は、奥羽山脈を背景に山形県と接しており、人口
27,212人(H17国調)、面積461k㎡を有している。農業を基幹産業と
し、企業の誘致などを積極的に進めている。
平成18年度歳出決算額は14,163百万円で、標準財政規模8,811百万円
に比して1.6倍以上となっており、類似団体と比較しても大きな財政規
模となっている。一方、財政力指数は0.33で自主財源の比率が低く、地
方交付税や町債等に依存した財政構造となっている。また、経常収支比
率は96.1%で上昇傾向にあり、実質公債費比率は21.0%で大変厳しい財
政状況となっている。
財 政 運 営 課 題
課
題
① 行政のスリム化
本町の平成17年度歳出決算額は15,207百万円で類似団体の8,882百万
円に比してかなり大きな財政規模となっている。合併効果を発揮し、行
財政のスリム化を推進するために、人件費総額の抑制、内部管理経費の
縮減、施設の統廃合等の施策を進める必要がある。
課
題
② 事務事業の見直し
聖域なき歳出の見直しのために各種事務事業の見直しを行う必要があ
る。また、年々増加傾向にある公営企業繰出金や各種特別会計繰出金の
見直しが課題である。
課
題
③ 将来の財政負担の縮減
経常収支比率96.1%のうち公債費分が28.5%、実質公債費比率も
21.0%と多額の町債発行が財政圧迫の要因となっている。町債の発行の
抑制と、その原因となる投資事業の縮減が課題となっている。
課
題
④ 町税収入等の確保
町税、使用料等の滞納整理の強化を行うとともに、受益者負担の適正
化の観点から使用料、手数料の見直しを進める。
課
題
⑤ 町有資産の有効活用
歳入の確保という観点から、町有未利用財産の売却等の実施。
留
意
事
町税の伸び悩みや地方交付税の縮減に対応するために、「小さくて効
項 率的な政府」づくりを目指す必要がある。その中で新たな需要(歳出)
に対応するために、既存のどの部分(歳出)を削減するのかの取捨選択
が重要となってきている。
注1 「財務上の特徴」欄は、人口や産業構造、財政構造や地域特性等を踏まえて記載すること。また、
財政指標等について、経年推移や類似団体との水準比較などをし、各自工夫の上説明すること。
2 「財政運営課題」欄は、税収入の確保、給与水準・定員管理の適正合理化、公債負担の健全化、
公営企業繰出金の適正運用、地方公社・第三セクターの適正な運営等、団体が認識する財政運営上
の課題及びその具体的施策について、優先度の高いものから順に記載する。また、財政運営課題と
認識する理由を類似団体等との比較を交えながら具体的に説明すること。
3 「留意事項」欄は、「財政運営課題」で取り上げた項目の他に、財政運営に当たって補足すべき
事項を記載すること。
4 必要に応じて行を追加して記入すること。
Ⅲ 今後の財政状況の見通し
(単位:百万円)
平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度
区 分
(計画前5年度) (計画前4年度) (計画前3年度) (計画前々年度) (計画前年度) (計画初年度) (計画第2年度) (計画第3年度) (計画第4年度) (計画第5年度)
(決 算) (決 算) (決 算) (決 算) (決算見込)
地方税
2,487
2,323
2,319
2,313
2,392
2,540
2,572
2,605
2,641
2,678
597
599
699
712
819
645
654
663
672
682
70
69
59
55
40
21
15
15
12
12
地方交付税
6,484
6,373
6,227
6,096
6,084
5,950
5,725
5,449
5,275
5,273
小計(一般財源計)
8,645
地方譲与税
地方特例交付金
9,638
9,364
9,304
9,176
9,335
9,156
8,966
8,732
8,600
分担金・負担金
10
13
14
12
11
12
12
12
12
12
使用料・手数料
439
422
396
408
199
199
197
195
193
191
国庫支出金
323
1,063
751
800
788
348
327
327
327
327
118
413
302
470
497
109
105
105
105
105
636
1,014
890
809
598
519
625
625
625
625
うち普通建設事業に係るもの
都道府県支出金
302
363
391
220
74
44
195
195
195
195
財産収入
49
42
52
45
25
29
28
28
28
28
寄附金
10
2
2
4
2
繰入金
932
288
573
749
573
340
307
81
44
279
繰越金
290
251
242
371
193
100
100
100
100
諸収入
603
1,240
379
367
190
155
155
155
155
155
1,970
4,387
2,621
3,196
2,527
1,634
1,177
1,281
1,277
1,787
14,900
17,835
15,233
15,808
14,619
12,585
11,894
11,536
11,361
12,149
3,076
2,986
2,968
2,859
2,830
2,760
2,675
2,591
2,510
2,435
1,993
2,007
1,949
1,955
1,927
1,884
1,808
1,736
1,666
1,600
物件費 b
2,066
2,552
2,152
2,076
1,541
1,531
1,420
1,361
1,307
1,254
維持補修費 c
144
143
177
177
113
55
30
30
50
50
a+b+c= d
5,286
5,681
5,297
5,112
4,484
4,346
4,125
3,982
3,867
3,739
うち普通建設事業に係るもの
うち特別会計からの貸付金返済額
うち公社・三セクからの貸付金返済額
地方債
特別区財政調整交付金
歳 入 合 計
人件費 a
うち職員給
扶助費
補助費等
295
417
496
544
613
618
625
631
637
642
1,676
1,973
1,479
1,559
1,574
1,615
1,605
1,596
1,586
1,577
2,200
59
117
13
13
3
3
3
2,365
4,965
2,768
3,581
2,606
1,062
1,200
1,200
1,200
うち補助事業費
520
1,370
1,028
1,252
1,081
477
540
540
540
540
うち単独事業費
1,845
3,595
1,740
2,328
1,422
585
660
660
660
1,660
115
62
7
104
26
3,135
2,871
3,070
2,668
2,761
2,893
2,885
2,647
2,554
2,479
2,605
2,400
2,620
2,263
2,359
2,485
2,516
2,304
2,201
2,130
積立金
313
283
302
503
753
490
貸付金
25
29
29
39
39
39
39
39
39
39
1,095
1,089
1,367
1,195
1,225
1,214
1,291
1,322
1,337
1,351
580
559
592
486
488
433
520
541
545
548
28
14
6
6
4
6
6
6
6
6
14,333
17,384
14,821
15,207
14,163
12,309
11,776
11,423
11,226
12,033
うち公営企業(法適)に対するもの
普通建設事業費
災害復旧事業費
失業対策事業費
公債費
うち元金償還分
うち特別会計への貸付金
うち公社、三セクへの貸付金
繰出金
うち公営企業(法非適)に対するもの
その他
歳
出
合
計
(単位:百万円)
【財政指標等】
平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度
区 分
(計画前5年度) (計画前4年度) (計画前3年度) (計画前々年度) (計画前年度) (計画初年度) (計画第2年度) (計画第3年度) (計画第4年度) (計画第5年度)
(決 算) (決 算) (決 算) (決 算) (決算見込)
形式収支
567
451
412
601
455
276
118
113
135
実質収支
567
434
359
474
417
276
118
113
135
116
9,128
8,653
8,565
8,664
8,811
8,836
8,717
8,499
8,379
8,420
0.35
標準財政規模
財政力指数
116
0.29
0.30
0.31
0.33
0.33
0.34
0.34
0.34
0.34
実質赤字比率 (%)
6.0
5.0
4.2
5.5
4.7
3.1
1.4
1.3
1.6
1.4
経常収支比率 (%)
87.1
88.5
97.1
93.1
96.1
97.6
97.8
96.3
95.7
93.0
実質公債費比率
-
-
-
20.6
21.0
19.2
19.0
18.2
18.5
17.8
地方債現在高
(%)
19,866
21,853
21,854
22,787
22,931
22,124
20,960
20,156
19,376
19,158
積立金現在高
1,761
1,659
1,588
1,512
2,228
2,614
2,306
2,225
2,182
1,902
財政調整基金
391
307
507
217
647
559
309
239
199
99
減債基金
778
958
418
268
68
73
72
72
73
72
その他特定目的基金
592
394
663
1,027
1,513
1,982
1,925
1,914
1,910
1,731
Ⅳ 行政改革に関する施策
項 目
1 合併予定市町村等にあってはその予定
とこれに伴う行革内容
具 体 的 内 容
新町建設計画は、旧3町の豊かな資源や歴史・文化を受け継ぎながら「美しい自然、こころやさしい人々、活力ある生活文化のま
ち・加美」の創造を目指し、交流・ふれあい、環境・生活、教育・文化、保健・医療・福祉、産業・経済、住民主導のまちづくり、行
財政改革の7つの振興策を計画的に実施することにより、加美町の速やかな一本化の推進と地域の均衡ある発展に資すると共に、総合
的・一体的な発展と住民福祉の向上を図るものである。計画期間は、平成15年度から平成24年度までの10年間である。
本計画の実現に向け、平成16年3月に職員定員適正化計画を、平成17年度に行政改革大綱及び同実施計画(集中改革プラン)を策定
した上で、平成18年6月には合併後の財政事情を考慮した長期財政計画を再構築することで、効率的な行財政運営の推進に努めてい
る。
合併に伴う財政効果として、歳出の削減効果は、特別職及び教育長、議会議員や農業委員等の各行政委員の削減が可能となり、職員
については定員適正化計画に基づき削減を進めている。歳入については、地方交付税や国・県補助金等の各種財政支援措置を効率的に
活用した財政運営を行っている。(合併による財政効果額は、別紙1を参照)
2 行革推進法を上回る職員数の純減や人
件費の総額の削減
○ 地方公務員の職員数の純減の状況
〔課題①に対応〕
加美町の集中改革プランでは、平成17年4月1日現在の職員数381名を平成22年4月1日現在職員数330名に削減(削減率
13.4%)することとしており、このうち、普通会計においては、平成17年4月1日現在の職員数350名を平成22年4月1日
現在の職員数302名に削減(削減率13.7%)することとしている。
なお、平成22年4月1日以降は、平成25年度までに総会計で職員数をさらに43名削減する計画であり、平成17~25年度ま
でで100名の削減を見込んでいる。
計画の進捗は、総会計で平成19年4月の目標値374人に対し、368人となっている。また、普通会計では338人に対し33
4人となっている。
Vの人件費改善額については、計画前5年間は平成15年度との比較により算出し、計画期間は計画前年度である平成18年度との
比較により算出している。
○ 給与のあり方
◇ 国家公務員の給与構造改革を
踏まえた給与構造の見直し、地
域手当のあり方
給与構造改革については、平成19年4月1日から導入し、国と同様としている。
地域手当は、支給対象地域ではない。ただし、支給対象地域へ派遣がある場合の規定として国と同様の制度としているが経過措置は
異なる。
また、特殊勤務手当は防疫作業手当(国と同じ)のみであり、見直すべき特殊勤務手当はない。
◇ 技能労務職員の給与のあり方
技能労務職についても、行政職と同様に給与構造改革を平成19年4月1日に導入し、国と同様としている。労務職の見直しについ
ては、集中改革プランで業務員や調理員について民間委託等への移行を検討することとしており、今後、具体的な検討を進める予定で
ある。
また、国から求められている内容を踏まえた取組方針を平成20年3月まで策定・公表する。
◇ 退職時特昇等退職手当のあり方
20年以上勤続して退職する場合の特別昇給を平成18年4月1日から廃止し、また、勧奨退職者で24年6月未満の場合の特別昇
給を平成19年4月1日から廃止したので、退職にかかる特別昇給はなし。
◇ 福利厚生事業のあり方
福利厚生事業は、職員の保健事業として人間ドックの助成等と職員互助会の実施する福利厚生事業への補助を実施していたが、職員
互助会への補助については、補助金の見直しを行い、平成17年度は800千円、平成18年度は300千円、平成19年度からは休止とし0円と
なっている。
項 目
具 体 的 内 容
3 物件費の削減、指定管理者制度の活用
等民間委託の推進やPFIの活用等
○ 物件費の削減
〔課題①に対応〕
①施設管理委託料(設備保守、警備等)の一括発注及び複数年契約等の実施(16年度~年間△4,700千円、19年度~年間△7,700千円)
②交際費支出基準に沿った執行の徹底(17年度△200千円、18年度~年間△500千円)
③刊行配布物の印刷・郵券代、コピー等の消耗品代の見直し(18年度~年間△300千円、20年度~年間△700千円(例規集印刷代含))
Vの行政管理経費改善額については、計画前5年間は平成15年度との比較により算出し、計画期間は計画前年度である平成18年
度との比較により算出している。
○ 指定管理者制度の活用等民間委託の
推進やPFIの活用
〔課題①に対応〕
①指定管理者制度の活用
・17年4月~18施設に導入済み(集会施設17、高齢者集会交流施設1)
・18年4月~21施設に導入済み(レクレーション・スポーツ施設5、産業振興施設11、基盤施設1、文教施設2、社会福祉施設2)
・19年4月~1施設に導入済み (障害者自立支援センター1)
・20年~体育施設に導入予定 (体育館7、運動場4)職員の削減見込額は、別紙1:3.「Ⅳ行政改革に関する施策」の実施
に伴う財政効果(一般職員)に含む。
・21年~地区公民館等に導入予定(地区公民館6)職員の削減見込額は、別紙1:3.「Ⅳ行政改革に関する施策」の実施に
伴う財政効果(一般職員)に含む。
Ⅳ 行政改革に関する施策(つづき)
項 目
4 地方税の徴収率の向上、売却可能資産
の処分等による歳入の確保
具 体 的 内 容
〔課題④に対応〕
①町税等の収納率の向上(削減見込額等は別紙1参照)
18年4月から特別徴収対策室を設置。税及び使用料等の総合的な徴収体制を整備し、催告、訪問等の強化に加え、法的措置(差押
え、給水停止、退去命令等)を厳格に行うための要綱・基準を整備する。
Vの町税収入等の確保改善額については、平成22年度までに町税の徴収率が現年分は1%、滞納分は4%段階的に向上する計画で算出
している。
〔課題⑤に対応〕
②町有財産の利活用
委員会等組織による遊休土地等の有効活用について検討する。(18年度~1件貸付済み。年間1,500千円)
5 地方公社の改革や地方独立行政法人へ
の移行の促進
6 行政改革や財政状況に関する情報公開
の推進と行政評価の導入
○ 行政改革や財政状況に関する情報公開
◇ 給与及び定員管理の状況の公表
給与・定員管理の状況については、統一様式により加美町ホームページで公開しており、また、人事行政の運営等の状況の公表に関
する条例に基づき、町の広報及びホームページで公表。
◇ 財政情報の開示
『住民と行政の協働による活力あるまちづくり』を進めるため、加美町ホームページ及び広報で主に一般会計や特別会計の予算や決
算の概要など、財政情報を積極的に開示し、情報の共有に努めている。
○ 公会計の整備
新公会計制度の動向を踏まえた上で、最適な公会計モデルを選択し今後整備を進める。
○ 行政評価の導入
〔課題②に対応〕
行政評価システムの導入
18年度は、先進地視察や職員研修を実施。19年度は、推進体制を整備し、導入に向けた基本方針等の策定、評価基準や指標、評価
シートの検討を経て、一部試行を行い、20年度から本格実施する予定。
項 目
7 その他
具 体 的 内 容
〔課題①に対応〕
○長期財政計画の見直し(計画期間:17年度~26年度)
社会経済情勢の変化に対応した見直しを行い、健全財政の実現に向けた具体的指標を設定。
○予算編成において一般財源の枠配分を設定(18年度~)
各課の裁量・主体性を予算に反映させると共に、一般財源の抑制を図る。
○既存施設の統廃合については、住民の利便性やサービスへの影響を十分に検証しながら検討する。
〔課題②に対応〕
○団体補助金の点検・見直し(削減額33,100千円)
18年度予算編成において、10%カットを実施。(削減額26,800千円)
18年6月に補助金交付審査会を設置し、「補助金の交付基準」等を定めた上で、町単独事業補助金222件について総点検を実施。審査
会からの提言を受け、19年度当初予算に見直し等の提言内容を反映。(削減額6,300千円)
Vの団体補助金の点検・見直し改善額については、計画前5年間は平成17年度との比較により算出し、計画期間は計画前年度であ
る平成18年度との比較により算出している。
○公営企業繰出金について、使用料の改定や委託業務の見直し等により経営の健全化を推進し基準外繰出の縮減を図る。
〔課題③に対応〕
○投資的経費については、長期財政計画において平成20年度より12億円に抑制している。町債発行につながる投資事業に慎重に取り組
み発行の抑制に努める。(ただし、新庁舎建設を平成23~24年度の2ヶ年事業として計画している。)
注1 上記区分に応じ、「Ⅱ 財政状況の分析」の「財政運営課題」に揚げた各課題に対応する施策を具体的に記入すること。その際、どの課題に対応する施策か明らかとなるよう、Ⅱ
に付した課題番号を引用しつつ、記入すること。
2 必要に応じて行を追加して記入すること。
Ⅴ 繰上償還に伴う行政改革推進効果
1 主な課題と取組及び目標
課 題
取 組 及 び 目 標
1 職員数の純減や人件費の総額の削減
集中改革プランにおいて、H17~25年度までで職員数を全体で100人削減することとしている。
2 公債費負担の健全化(地方債発行の抑制等)
町債発行につながる投資事業に慎重に取り組み発行の抑制に努める。長期財政計画においても投資的経費を抑制する計画となっている。
3 公営企業会計に対する基準外繰出しの解消
下水道事業について、使用料の改定や委託業務の見直し等により経営の健全化を推進し基準外繰出の縮減を図る。
4 その他
①行政管理経費について、施設管理委託料(設備保守、警備等)の一括発注及び複数年契約等の実施等により物件費の縮減を図る。
②補助金の点検見直しについて、補助金交付審査会を設置し、町単独事業補助金222件について総点検を実施。19年度当初予算に見直し等の提
言内容を反映。
③町税収入等の確保について、特別徴収対策室を設置し税及び使用料等の総合的な徴収体制を整備し徴収を強化する。
注 必要に応じて行を追加して記入すること。
2 年度別目標
(単位:人、百万円)
項 目
課 題
職員数
平成14年度
実 績
平成15年度 平成16年度 平成17年度
254
増減数
職員数のうち教育職員数
計画前5年度 平成19年度
実 績
(計画初年度)
(決 算) (決 算) (決 算) (決 算) (決算見込)
361
351
350
343
334
増減数
職員数のうち一般行政職員数
平成18年度
(計画前5年度) (計画前4年度) (計画前3年度) (計画前々年度) (計画前年度)
107
増減数
△ 10
△ 1
△ 7
△ 9
245
244
240
231
△ 9
△ 1
△ 4
△ 9
106
106
103
103
△ 1
0
△ 3
0
△ 27
△ 23
△ 4
目 標
平成20年度 平成21年度 平成22年度
平成23年度
(計画第2年度) (計画第3年度) (計画第4年度) (計画第5年度)
322
312
302
289
278
△ 12
△ 10
△ 10
△ 13
△ 11
227
222
215
207
201
△ 4
△ 5
△ 7
△ 8
△ 6
95
90
87
82
77
△ 8
△ 5
△ 3
△ 5
△ 5
26
計画合計
△ 56
△ 30
△ 26
職員数のうち警察職員数
増減数
職員数のうち消防職員数
増減数
職員数のうち技能労務職員数
増減数
実質公債費比率
40
38
37
36
33
△ 2
△ 1
△ 1
△ 3
-
-
-
20.6
21.0
19,866
21,853
21,854
22,787
22,931
増減
地方債現在高
0.4
増減
1
人件費(退職手当を除く。)
改善額
4
行政管理経費(物件費)削減額
改善額
4
団体補助金の点検・見直し 削減額
改善額
4
町税収入等の確保 増収額
改善額
2,400
1,987
1
933
144
2,433
2,358
2,361
2,334
75
72
99
5
5
6
5
5
6
△ 7
0.4
3,065
246
16
27
27
27
6
6
6
33
31
29
26
0
△ 2
△ 2
△ 3
0
19.2
19.0
18.2
18.5
17.8
△1.8
△0.2
△0.8
0.3
△0.7
22,124
20,960
20,156
19,376
19,158
△ 807
△ 1,164
△ 804
△ 780
△ 218
2,250
2,180
2,110
2,020
1,943
84
154
224
314
391
9
9
9
9
9
3
3
3
3
3
33
33
33
33
33
6
6
6
6
6
11
17
22
28
28
5
11
16
22
22
△ 7
△ 3.2
△ 3,773
1,167
15
30
76
改善額
改善額
注1 歳出削減策のみならず、歳入確保策についても幅広く検討の上、記入すること。
計画前5年間改善額 合計
295
2 「課題」欄については、「1 主な課題と取組及び目標」の「課題」欄の番号を記入すること。
3 改善額については、原則として、計画期間中(又は計画前5年間)の当該見直し施策実施年度の前年度との比較により算出し、その改善効果がその後の計画期間中(又は計画前5年間)も継続するものとして、
各年度の改善額を計上すること。
4 計画期間中の改善額の合計については「計画合計」欄に計上し、計画前5年間の改善額の合計については「計画前5年間実績」欄に計上すること。
5 「計画前5年間改善額 合計」欄及び「改善額 合計」欄については、人件費(退職手当を除く。)その他改善額を記入することが可能なものの合計を記入すること。
6 3による「改善額」が対前年度との比較により算出できない項目、その改善効果が単年度に限られる項目については、当該改善額のみ当該見直し施策の実施年度の「改善額」欄に計上し、計画期間内(又は
計画前5年間)を通じての改善額しか算出できない項目については、当該計画期間内(又は計画前5年間)を通じた改善額を「計画合計」欄(又は「計画前5年間実績」欄)に計上すること。またその場合の
改善額の算出方法について、Ⅳの当該施策に係る「具体的内容」欄に合わせて記入すること。
7 「(参考)補償金免除額」欄に記入する「補償金免除額」とは、計画提出前の一定基準日の金利動向に応じて算出された予定額(補償金免除(見込)額)であり、Ⅰの「5 繰上償還希望額」に記入した「旧資
金運用部資金」の「繰上償還希望額」に対応する「補償金免除額」の「合計」欄の額を転記すること。
8 必要に応じて行を追加して記入すること。
改 善 額 合 計
(参考)補償金免除額
1,288
18
加美町の合併効果について
別紙1
1.合併による財政効果(Ⅳ行政改革に関する施策-項目1に対応)
実 績 額
項 目
歳入への影響額(イ)
地方交付税
①普通交付税
②特別交付税
歳
国庫支出金
入
③合併推進体制整備費補助金
県支出金
④みやぎ新しいまち・未来づくり交付金
歳出への影響額(ロ)
人件費 ( )内は合併前の人数
議員報酬
平成15年度
平成16年度
歳
出
委員数(6人)
農業委員報酬
委員数(46人)
教育委員報酬
平成18年度
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
合 計
476,000
340,000
160,000
80,500
0
0
0
0
1,790,500
403,000
266,000
197,000
60,000
60,000
0
0
0
0
986,000
60,000
60,000
60,000
60,000
60,000
0
0
0
0
300,000
343,000
206,000
137,000
0
0
0
0
0
0
686,000
177,000
153,000
0
0
0
0
0
0
0
330,000
177,000
153,000
0
0
0
0
0
0
0
330,000
154,000
57,000
143,000
100,000
20,500
0
0
0
0
474,500
154,000
57,000
143,000
100,000
20,500
0
0
0
0
474,500
▲ 120,900
▲ 119,500
▲ 227,800
▲ 227,800
▲ 241,300
▲ 243,200
▲ 243,200
▲ 243,200
▲ 243,200
▲ 1,910,100
▲ 120,900
▲ 119,500
▲ 227,800
▲ 227,800
▲ 241,300
▲ 243,200
▲ 243,200
▲ 243,200
▲ 243,200
▲ 1,910,100
▲ 6,700
▲ 6,700
▲ 115,000
▲ 115,000
▲ 115,000
▲ 115,000
▲ 115,000
▲ 115,000
▲ 115,000
▲ 818,400
▲ 29
▲ 1,800
▲ 1,800
▲ 1,800
▲ 29
▲ 1,800
▲ 1,800
▲ 1,800
▲ 1,800
▲ 1,800
▲ 1,800
▲ 4
▲ 11,000
▲ 8
▲ 15
▲ 2,000
▲ 2,000
▲ 8
特別職(4役給与)
▲ 106,000
▲ 7
▲ 16,200
▲ 4
▲ 4,400
委員数(12人)
4役数(11人)
平成17年度
単位:千円
734,000
議員数(49人)
監査委員報酬
見 込 額
▲ 11,000
▲ 11,000
▲ 11,000
▲ 11,000
▲ 11,000
▲ 11,000
▲ 11,000
▲ 92,400
▲ 23
▲ 2,000
▲ 2,000
▲ 11,000
▲ 11,000
▲ 11,000
▲ 11,000
▲ 11,000
▲ 63,000
▲ 8
▲ 98,000
▲ 98,000
▲ 98,000
▲ 102,500
▲ 104,400
▲ 104,400
▲ 104,400
▲ 104,400
▲ 920,100
▲ 7
※ 歳入の影響額は、合併に伴う各種財政支援措置額である。
① 普通交付税(合併補正)による包括的財政措置。合併年度から5年間にわたり、60,000千円が均等に措置され、19年度までに総額300,000千円となり終了
② 特別交付税による包括的財政措置。交付総額686,000千円を、15年度に5割(343,000千円)、16年度に3割(206,000千円)、17年度に2割(137,000千円)
が措置される。
③ 平成17年3月までに合併した団体に対し、合併年度から3ヶ年にわたり措置。合併関係市町村の人口規模により算出され、総額330,000千円を、
110,000千円づつ3ヶ年交付。加美町は、追加交付を受けたため、15・16年度の2ヶ年で終了。補助利率は100%
④ 合併1件につき5億円を上限とし、臨時的に発生する財政需要に対する措置。交付総額は500,000千円で、合併前(合併研究会・協議会等)に
25,500千円の交付を受けているため、加美町としての交付額は474,500千円となり、19年度にて終了予定
※ 歳出の影響額は、合併したことによる人員等の削減効果である。
・ 町議会議員は、2年間の在任特例を適用し、17年度から定数20人
・ 農業委員は、1年間の在任特例を適用し、16年度から
・ その他行政委員及び特別職(教育長含む)は、合併時に削減された額
※ 平成19年7月~平成23年6月まで、町長、副町長及び教育長の給料等20%カット
19年度の削減見込額 4,500千円、20年度以降の削減見込額 6,400千円を加算
2.地方税の徴収率の向上、売却可能資産の処分等による歳入の確保について(Ⅳ行政改革に関する施策-項目4に対応)
(1)町税等の収納率の向上(集中改革プランより)-収納率等の目標は以下のとおり
項目
H16収納率等
H22目標
町税等(国保税含む)
現年度分
97.1%
98.5%
滞納分
10.0%
14.0%
現年度分
96.9%
99.0%
滞納分
31.1%
40.0%
現年度分
90.8%
95.0%
滞納分
10.8%
15.0%
水道料金
住宅使用料
3.「Ⅳ 行政改革に関する施策」の実施に伴う財政効果について
集中改革プラン策定期間
施 策 項 目
2.人件費削減額累計(一般職員)
単年度削減額
職員数の削減状況
歳
出 3.物件費の削減
削 ①施設管理委託料
減
②交際費
③消耗品・印刷・郵券代
7.補助金の点検・見直し
歳 4.①町税等の収納率向上
入
増 4.②町有財産の利活用
財政効果の合計額
H15実績額
単位:千円
H16実績額
H17実績額
H18実績額
H19見込額
H20見込額
H21見込額
H22見込額
H23見込額
合 計
▲ 47,600
▲ 129,200
▲ 170,000
▲ 204,000
▲ 258,400
▲ 353,600
▲ 435,200
▲ 516,800
▲ 618,800
▲ 2,733,600
▲ 47,600
▲ 81,600
▲ 40,800
▲ 34,000
▲ 54,400
▲ 95,200
▲ 81,600
▲ 81,600
▲ 102,000
-
▲7人、399人 ▲12人、387人 ▲6人、381人 ▲5人、376人 ▲8人、368人 ▲14人、354人 ▲12人、342人 ▲12人、330人 ▲15人、315人 ▲95人、315人
-
▲ 4,700
▲ 4,900
▲ 5,500
▲ 8,500
▲ 8,900
▲ 8,900
▲ 8,900
▲ 8,900
▲ 59,200
-
▲ 4,700
▲ 4,700
▲ 4,700
▲ 7,700
▲ 7,700
▲ 7,700
▲ 7,700
▲ 7,700
▲ 52,600
-
-
▲ 200
▲ 500
▲ 500
▲ 500
▲ 500
▲ 500
▲ 500
▲ 3,200
-
-
-
▲ 300
▲ 300
▲ 700
▲ 700
▲ 700
▲ 700
▲ 3,400
-
-
-
▲ 26,800
▲ 33,100
▲ 33,100
▲ 33,100
▲ 33,100
▲ 33,100
▲ 192,300
-
-
-
5,600
11,200
16,800
22,400
28,300
28,300
112,600
-
-
-
1,500
1,500
1,500
1,500
1,500
1,500
9,000
47,600
133,900
174,900
240,400
309,700
410,900
498,100
585,600
687,600
3,088,700
※ 2.人件費削減累計額(一般職員)は、合併前(平成14年度:406人)と合併後の年度毎の比較であり、加美町職員定員適正化計画(16年3月策定)
に基づき削減した実績と今後の見込額である。なお、集中改革プランにおいても同様の削減額を見込んでいる。
ただし、削減額については総会計となっているので、V繰上償還に伴う行財政推進効果における削減数(額)とは異なる。
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