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光永 雅明 助教授[520KB]
MITSUNAGA Masaaki みつ なが まさ あき 助教授 光 永 Ⅰ 学位 Ⅱ 専門分野 Ⅲ 略歴 1983 年 3 月 1983 年 4 月 1984 年 9 月 1986 年 3 月 1986 年 4 月 1989 年 10 月 1989 年 11 月 1995 年 4 月 1998 年 4 月 2000 年 4 月 Ⅳ 雅 明 1961 生 社会学修士(一橋大学) イギリス近現代史、イギリス社会思想史 一橋大学社会学部卒業(社会学学士) 一橋大学大学院社会学研究科修士課程入学 英国シェフィールド大学社会史・経済史学科留学(〜1985 年 7 月) 一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了(社会学修士) 同 上 博士後期過程入学 同 上 中退 京都大学人文科学研究所助手就任 神戸市外国語大学(外国学研究所)専任講師就任 同 上 助教授昇任 現在に至る 英国オックスフォード大学セント・アントニーズ・カレッジ客員研究員(〜2001 年 3 月) 研究活動 19 世紀以降のイギリス社会思想史およびイギリス社会史研究。より具体的には、①ヴィクトリア時代以降のイギリスに おける環境思想史および環境問題史、とくにマルサス以降の過剰人口問題史、②イギリス実証主義者(オーギュスト・ コントの信奉者)らの思想と行動、とくに彼らの帝国論およびナショナリズム論、③ロンドン他の大都市公共空間にお ける国民的著名人のモニュメント設立運動とナショナリズム等について研究を進めている。 1.著書 『集いのかたち:歴史の中の人間関係』(柏書房、2004)。共著。 『世紀転換期イギリスの人びと:アソシエイションとシティズンシップ』(人文書院、2000)。共著。 『周縁からのまなざし:もうひとつのイギリス近代』(山川出版、2000)。共著。 『記憶のかたち:コメモレイションの文化史』(柏書房、1999)。共著。 2.論文 「 『生存のための青写真』とその反響:1970 年代初頭のイギリスにおける環境論と人口問題(上)」、『神戸市外国語大学 研究年報』41 号(2004)。単著。 「『自由論』とその帰結:フレデリック・ハリスンのジョン・ステュアート・ミル論」、『神戸市外国語大学研究年報』 40 号(2003)。単著。 「シティズンとしての労働者:ガートルード・ヒンメルファーブの後期ヴィクトリア時代社会論によせて」、『神戸市外 国語大学研究年報』39 号(2002)。単著。 「土地への愛:1890 年代におけるエドワード・スペンサー・ビーズリーのパトリオティズム論をめぐって」、『神戸市外 国語大学外国学研究』46 号(2000)。単著。 「イングランドの地域共同体における王室行事:エドワード期のマンチェスタ、リヴァプール、シェフィールドの事例 を中心に」、『神戸市外国語大学研究年報』37 号(2000)。単著。 「ヴィクトリア女王女性メモリアル:その募金活動に関する一考察」、『神戸市外国語大学研究年報』36 号(1999)。単 著。 3.その他の研究活動 (1)訳書 『鮫島尚信在欧外交書簡録』(思文閣、2002)。翻刻および翻訳。共著。 ハーミッシュ・アイオン「十字架の勝利のために:英国による対日布教活動の概観(1869-1945)」、都築忠七、ゴード ン・ダニエルズ、草光俊雄共編『日英交流史 1600-2000 5社会・文化』(東京大学出版会、2001)、第 16 章 (2)辞典 石塚正英・柴田隆行監修『哲学・思想翻訳語事典』(論創社、2003)。「議会・会議」の項目を分担執筆。 川北稔他編『角川世界史辞典』(角川書店、2001)「ケインズ」他 31 項目を分担執筆。 (3)教科書 特になし。 1 (4)その他 1:その他の学術出版 “A Response,”State and Empire in British History: Proceedings of the Fourth Anglo-Japanese Conference of Historians, ed. by Kazuhiko Kondo (2003). 単著。 「ミル:功利計算をこえて」、大浦康介・小林道夫・富永茂樹編『哲学を読む:考える愉しみのために』 (人文書院、 2000)所収。単著。 2:口頭発表・研究会報告等 「コメント」、イギリス帝国史研究会第 30 回例会、東北学院大学、2004 年 5 月 21 日。 「イギリスにおけるエコロジストたち」、共同研究「1960 年代の研究」、京都大学人文科学研究所、2003 年 7 月 4 日。 Respondent, Fourth Anglo-Japanese Conference of Historians, International Community House, Kyoto. 11 September 2003. Ⅴ 教育活動 「英国の社会」(共通基礎科目 b<英米学科>、学部)、「英国の社会」(同、第二部) 本講義では、前期・後期を通じ、イギリス近現代社会の基本的構造、歴史的変化、思想的特質等について、日英両社会 の比較検討も適宜交えつつ概説した。 「研究指導(研究所)」(法経商関連科目 学部b)、「研究指導(研究所)」(同 第二部c) 研究指導では、19 世紀以降のイギリスにおける社会問題および文化現象に関する専門的な調査研究・論文執筆等につい て指導を行った。 Ⅵ 学会活動 (所属学会、順不同) 社会思想史学会 経済学史学会 日本西洋史学会 Ⅶ その他の活動 (所属研究会など、順不同) 「近代社会史研究会」「イギリス都市生活史研究会」「歴史と人間研究会」「英国研究センター」「ロバアト・オウエン協 会」 2