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地域福祉課 - 社会福祉法人 三田市社会福祉協議会

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地域福祉課 - 社会福祉法人 三田市社会福祉協議会
暮らしに息づく地域づくりを支援します
重点項目
1.「地域の目指す将来像」を描き「やりがいを実感できる活動」への支援
3.一人ひとりが「自分らしい暮らしが実現できる地域づくり」への支援
2.生活課題を解決し「暮らしを支える活動」への支援
4.互いを認め合える「交流の機会づくり」の支援
重点項目1 「地域の目指す将来像」を描き「やりがいを実感できる活動」への支援
■ 地域福祉支援員の配置(P35~P38、P42~45)
▶▶▶ 市内 9 地区に 8 人の地域福祉支援員を配置し、三田市における小地域福祉活動推進組織である「ふれあい活動推進協議会」などの活動がより活性化す
るよう支援を行った。地区別計画の策定や小地域つどい・サロンの推進、地域の困りごとを住民の助け合いにより解決していこうとする生活支援活動
の取り組みなどの支援に取り組んだ。今後も住民活動に寄り添いながら、その専門性を高めていきたい。
≪地区別計画策定支援≫
〔地区別計画策定状況〕
地区(校区)
本
庄
藍
富
士
が
丘
内容
本庄地区別計画
福祉目標:もっと住みよい本庄に!
期間:平成 24 年度~平成 29 年度
策定・推進:本庄地区ふれあい活動推進協議会
地区(校区)
内容
弥 生 が 丘
弥生が丘地区別計画
期間:平成 26 年度~
策定・推進:弥生が丘地区別計画小委員会
藍地区 地区別計画
期間:平成 26 年度~平成 28 年度
策定・推進:藍地区ふれあい活動推進協議会
三
田
三田地区 地区別計画
~誰もが生きがいを持ち、安心して暮らせるまちを目指し、み
んなの思いを一歩前へ!行動へ!~
期間:平成 27 年度~
策定・推進:三田地区ふれあい活動推進協議会
富士が丘地区別計画
福祉目標:富士が丘 みんなでつなげる ハーモニー
期間:平成 25 年度~平成 29 年度
策定・推進:富士小校区まちづくり推進協議会
志
原
志手原校区住民福祉活動計画
福祉目標:目指そう!顔見知りから顔なじみへ~
期間:平成 26 年度~平成 30 年度
手
5
≪生活支援活動の取り組み≫
地区(校区)
グループ名
主な活動
生活支援への取り組みが、各地区に広がりをみせて
三田
三田地区ささえ愛たい
電球換え、ゴミ出しなど困りごとの支援
いる。住民座談会の開催による地域課題の共有、そこ
藍
ボランティアアユート
外出、ちょいボラ(ちょっとした困りごと支援)
から具体的なニーズ把握を目的としたアンケート調
本庄
まごの手 本庄
買い物や病院への送迎、付き添い支援
査と、地域の特色に応じた活動内容が検討されてい
狭間が丘
ハサマ まごの手 スマイル
買い物付き添い・代行、ゴミ出し支援
広野
まごころサポート広野
外出を主とした生活支援活動
月
【ささえあい隊「まごの手活動」養成講座】
「何かできることで手助けしたい」という
地域住民を対象に、生活上の困りごとを把
日
を求められる関係づくり、そして、地域内
○対象:武庫小校区
参加者
1 月 22 日(金)
10:00~12:00
「私にできること~私たちにできることへ」
○前回の振り返り○困りごとは?できることは?○グループワーク
3
1 月 29 日(金)
10:00~12:00
「活動事始め、想いをカタチに ~その壱~」
○前回の振り返り
15 名
○実際に活動している方からお話を聞きましょう(藍地区アユート生活支援活動)
○グループワーク(仕組みについての検討会~必要なこと「い・ろ・は」
)
4
2 月 5 日(金)
10:00~12:00
「活動事始め、想いをカタチに ~その弐~」
○前回までの振り返り
○個別支援のボランティア活動〈三田市ボランティア活動センター〉
○そして、改めまして(
「活動する」って?みんなでイメージしましょう)
地区ふれあい活動推進協議会武庫小校区
庫小校区民生委員児童委員協議会
内 容
「知って始める、住みやすいまちへの一歩」
○オリエンテーション(趣旨説明・自己紹介)
○武庫小校区を取り巻く福祉の状況など〈フラワー地域包括支援センターなど〉
○「こんなことに困っています」〈武庫が丘に住まわれる方から〉
○グループワーク
2
○主催:三田市社会福祉協議会/フラワー
/武庫小校区まちづくり連絡協議会/武
協働していくスタイルも検討されている。
1 月 15 日(金)
10:00~12:00
で活動する場の創出をめざし、武庫が丘地
区で実施した。
行い、活動の展開については、まちづくり協議会等と
1
握し、自分たちの住む地域のなかで気軽に
支え合える仕組みづくり、困った時に助け
る。地域によっては、ふれあい推進協でニーズ把握を
17 名
16 名
17 名
○開催場所:フラワータウン市民センター
高平地区においては、ふれあい活動推進協議会のなかに生活支援部会を設置し、住民へのアンケート調査を2度にわたり実施。ニーズの把握ととも
に支え手の確保として住民への呼びかけ、活動希望者との話し合いの場が持たれている。
武庫が丘校区では、講座終了後グループの立ち上げや、具体的な仕組みづくりに向けた話し合いが進んでいる。
志手原校区では、ふれあい活動推進協議会を中心に平成28年度の活動開始に向け着々と準備が進められている。
6
■ ふれあい活動推進協議会活動の支援(P45~P50)
▶▶▶ 各地区ふれあい推進協構成員、また地域福祉活動に関心のある方がふれあい活動の意義や地域での
具体的な取り組みについて学び、より主体的かつ積極的に参画、実践していただくために地域福祉
活動者研修会を開催した。
【基本研修】
月 日
内容
参加者
6 月 24 日(水)
19:00~21:00
広野市民センター
32 名
6 月 27 日(土)
15:00~17:00
総合福祉保健センター
38 名
対象:主に各地区で新たに構成員となられた方
① ふれあい活動のすすめ
・高齢化率、社会保障制度の変化等地域を取り巻く社会状況を説明
・ふれあい協から誕生した活動の歩みを紹介
・地域福祉活動により実際に聞こえてきた利用者や活動者の声を紹介
② グループワーク「自分の地域を良くする第一歩」
③ 活用できる社会資源などを情報提供
▶▶▶ 各地区ふれあい協のリーダー層を対象に、様々な小地域福祉活動から漏れ落ちる人の存在に焦点を当て、そのような方々も含めた「誰もが安心して暮
らし続けられる地域」をつくるため、
「見守り」の視点についてグループワーク中心の検討の場とした。
【ステップアップ研修】
(ほっとかれへん!地域づくり研修会)
月 日
2 月 10 日(水)
19:00~21:00
総合福祉保健センター
内容
参加者
48 名
《グループワーク》
1.ほっとかれへん!と思える「見守りが必要な人」とは、どんな人か?
2.
「見守りが必要な人」には、どのような状態の変化が考えられるか?
3.それらを発見できる可能性がある人は誰か?
4.普段からその人の状態の変化に気づく、また気にかけあえる地域にするために
〇個人としてできること 〇ご近所としてできること 〇ふれあい協としてできること
アドバイザー
兵庫県社会福祉協議会
宮﨑 香衣氏
※ふれあい活動推進協議会会長会において、小地域つどい・サロンや生活支援活動等様々な小地域福祉活動が展開されている中で、そこから漏れ落ちる
人(世帯)”の存在について、課題が共有されていた。研修のグループワークでは、その実態を確認することができたことから、三田における「見守り」
の定義やその目的(役割)を明らかにしていきながら、それらの要素が、具体的な方法として既存の活動に取り入れられるよう、会長会の中で、議論を積
み重ねていきたい。
7
重点項目2 生活課題を解決し「暮らしを支える活動」への支援
■ ボランティア活動センターの運営(P53~P65)
▶▶▶ ボランティアの「活動をしたい」と「依頼をしたい」をつなげる活動を中心にボランティアグループや関係機関等とも連携しながら、地域・当事者ニ
ーズの支援拠点として活動した。
ボランティアコーディネート件数(抜粋)
ボランティア派遣件数
1800
1600
1400
1200
1000
800
.
600
400
※外出介助の依頼については、毎年200件を超えている。依頼の多くは、
200
入居施設利用者の買い物や通院、また趣味の活動に伴うものとなっており、
0
相談件
数
活動希
望者
V派遣
依頼
平成25年度
572
86
平成26年度
649
平成27年度
671
主に外出支援ボランティア「かけはし」が依頼に応じていただいている。件
不成立
調整回
数
延べ活
動者数
276
8
1,089
434
担い手の養成と、ニーズの呼び起こしについて、障害者生活支援センター等
85
437
27
1,652
494
とも一緒に考え、ボランティアにしかできない活動へのこだわりを意識しな
86
375
20
1,398
1,045
数はあるものの、依頼者は固定的で活動としての広がりは薄い。外出介助の
がら、より豊かな暮らしを支えるコーディネートを積み重ねていきたい。
8
◇ボランティア養成講座の開催
【当事者支援ボランティア養成講座】(新規事業*第 2 次地域福祉推進計画関連)
障がい者の自己実現や生活の質の向上につなげるための支援ができる人材の養成を目的に実施
した。
名
称 マラソン伴走サポーターやってみよう!
場
所
内
容 「走る」というテーマをもとに、障がい者と健常者が共に楽しむ中で、障がいを理解し、
三田市総合福祉保健センター
今後の障がい者マラソン支援ボランティアとなり得る人材を養成。
○参加者 延べ人数 41名
実施日
内
容
参加者
1
2 月 20 日(土)
10:30~12:00
障がい者スポーツとボランティア
講師:齊藤 晃司氏
10 名
2
2 月 28 日(日)
10:30~12:00
一緒に走るのはどんな人?
~当事者理解と障がい理解について~
協力:三田市手をつなぐ育成会・ほほえみ会
9名
3
3 月 27 日(日)
10:30~12:00
マラソン体験
22 名
※今回の講座においては、
「走る」という共通項を持つ人たちにスポットを当てたこ
とで、スポーツ団体等との関係を築くことができた。また 3 回の講座を通じて、参加
者が障がいを含めたその人への理解や共感とともに、その人の自己実現を、自分の得
意分野でサポートしていけることの価値や、純粋に一緒に楽しむことを体験していた
だいた。その体験に留まらず、具体的な関わりや機会づくりを、講座参加者、また当
事者とともに、引き続き話し合える場を設定していきたい。そして、障がいがあって
も、スポーツを楽しむことができる環境づくりとして、ボランティアだからこそでき
ること、またそのために社協が支援すべきことについて検討していきたい。
9
▲第 3 回目の講座では、講座参加者の伴走体験とし
て、知的障がいのあるランナーさんたちに、ボラン
ティアとして協力いただき、みんなで武庫川沿いを
快走しました。
■ 子育て支援事業(P89~95、P101~106)
▶▶▶社協が行う子育て支援事業(ファミリーサポートセンター事業、養育支援訪問事業、こんにちは赤ちゃん事業、共同募金配分金事業)を多世代交流係
で一元化することにより、利用者への系統だった情報提供を行い、途切れることのない支援につながった。今後も情報の共有を行い、必要に応じた支
援を行っていきたい。
また、個別事例を通して、表出する課題に対し関係行政部署と相互に連携を取りながら、必要な情報を共有し困難な状況のサポートを行い保護者の心
身の安定を図った。
◇母子・父子福祉活動事業
▶▶▶ひとり親家庭の子ども、保護者を対象に、各家庭の交流を図り、同じような環境がゆえの悩みや不安を共有し、また情報交換の中で、新たな気持ち
で子育てできるきっかけとなるような場を提供した。
開催日
有馬富士共生センターで遊ぼう
7 月 11 日(土)
「HAPPY!クリスマス」
12 月 19 日(土)
おもちゃ王国の休日
3 月 12 日(土)
参加者
7 家庭
(子ども 13 名大人 4 名)
19 家庭
(子ども 28 名大人 14 名)
24 家庭
(子ども 41 名大人 20 名)
◀「有馬富士共生セン
ターで遊ぼう!」
ボランティのお姉さ
ん、お兄さんと昼食づ
くり
◇子育て情報誌「ドレミふぁみりー」
▶▶▶地域の子育てサロン・グル-プの紹介の通信発行。「こんにちは赤ちゃん」「情報提供」訪問時に配布、社協内情報ボード、各市民センターに設置し
ている。また、新生児訪問、ブックスタートでも配布いただいている。
大変好評であり、更新・増刷を重ねている。発行:6 月 1,500 部 9 月 200 部 12 月 500 部 合計 2,200 部
◇こんにちは赤ちゃん事業
▶▶▶育児支援の一環としておおむね 4 か月までの赤ちゃんのいる家庭に訪問し、子育てに関する情報の提供や子育ての悩みを聞き、訪問員が先輩ママと
してアドバイスし、保護者が求める支援につながるよう情報提供を行った。
また、4 か月・9 か月児健診時の啓発活動、情報提供訪問が通常訪問となることもあった.
(H27 年度訪問件数:284 件)
訪問員からの報告の内容により必要に応じて、こども政策課・健康増進課・家庭児童相談室・国際交流協会に相談・報告を行った。
10
「赤ちゃん誕生記念品」は、訪問時に撮った写真と赤ちゃんの足型を保護者からの赤ちゃん
へのメッセージカードと共に瓶に入れたタイムカプセル。赤ちゃんが成長しその瓶を開けた
とき、家族の願いを知り、お母さんが当時の気持ちを思い出すことを願っている。
◀赤ちゃん誕生記念品の作成「健やかな成長を願って・・・」
◇養育支援訪問事業
▶▶▶妊娠期や出産後や保護者の病気などで家事や育児をするのが大変な時期に、研修を積んだ「夢サポーター」が訪問して料理・掃除・洗濯などの家事や
育児の支援を行っている。核家族による初めての育児、多胎児の育児、急な傷病時などの依頼がある。(平成 27 年度利用件数:59 件)
◇さんだファミリーサポートセンター事業
▶▶▶子育てを「応援してほしい人」
(依頼会員)と「応援したい人」
(協力会員)がお互いに助け合いながら、地域の中で育児の相互援助活動を支援した。
今年度より放課後児童クラブが小学6年生まで受け入れを開始したことにより放課後児童クラブ終了後の預かりは減少した。一方、長時間あるいは休
日の預かりの相談が増加しており、内容も多岐にわたっている。
平成26年度
協
力
会
員
さ
ん
宅
で
の
預
か
り
。
ファミリ-サポート活動件数
0
平成27年度
500
1,000
保育施設の開始時や保育後援助、送迎
859
1,500
2,000
2,500
1,087
180
159
放課後児童クラブ、学校の終了後の…
2
10
7
子どもの病後児の預かり、送迎
4
64
保育所・学校休みのときの援助
108
206
保護者等の自宅就労、臨時的就労、…
220
外出時の預かり
415
習い事の援助
小学校・養護学校・児童クラブ前の…
その他
合
76
47
17
691
151
2,054
計
キャンセル
369
473
11
2,249
親
子
と
交
流
を
深
め
ま
し
た
。
遊
び
で
依
頼
会
員
お
よ
び
一
般
参
加
の
協
力
会
員
が
中
心
と
な
っ
て
工
作
、
劇
◀
地
域
交
流
会
の
様
子
◀
活
動
の
様
子
重点項目3 一人ひとりが「自分らしい暮らしが実現できる地域づくり」への支援
■ 権利擁護・成年後見支援センター(P76~84)
▶▶▶ 判断能力の低下や、人・地域との関わりが難しいなど生きづらさを抱える人が、「住みなれた地域で安心して生活できる」権利を護ることができるよ
う支援をすすめることを目的とした権利擁護・成年後見支援センターを設置し、支援機関と連携し多種多様な相談対応を行っている。
実 相 談 人 数:504名(高齢者 150名、知的障がい者 25名、精神障がい者
81名、その他 248名)
実相談人数(新規)
:282名(高齢者
37名、その他 142名)
延
人
91名、知的障がい者 12名、精神障がい者
数:811名(高齢者 212名、知的障がい者 38名、精神障がい者 141名、その他 420名)
【権利擁護支援事業の相談状況】 *複数相談含む(単位:件)
【計 484件】 【自立相談支援事業の相談状況】 *複数相談含む(単位:件)
【計
て 関
等 連
制
度
に
つ
い
688件】
況 税
等 金
、
家
屋
の
状
高齢者の認知症に限らず、子が親の入院や入所に伴い、施設や金融機関より成年後見制度の利用を求められる相談が多い。
また、母子寡婦福祉資金貸付対象外の母子父子家庭、離職や傷病により生活に困窮しているという相談が多い。精神の不安定さを起因とするもの
や低所得など、それぞれが複合的に絡み合う相談があり、それら状況改善にむけて、家族全体を見ながら、継続した支援となるよう専門機関と連携
しながら取り組んでいる。
12
■権利擁護専門相談
▶▶▶ 弁護士・司法書士の法律職と社会福祉士による相談会を開催した。家族の不適切な金銭管理などの金銭に関することや成年後見制度、ひきこもりなど
複合的な相談が多かった。関係機関からの相談には、法律的確認を相談会で行い協働で支援にあたった。また、必要に応じて継続して支援にあたった。
開催日数:15日(第1木曜:弁護士、社会福祉士、第3木曜日:司法書士、社会福祉士)
相談者数:31名(高齢者 20名、障がい者 9名、その他 2名)
■ 福祉サービス利用援助事業
▶▶▶ 権利擁護支援の一環として、認知症高齢者、知的障がい者、精神障がい者等、判断能力が不十分な人に自己決定を支援し、自立した地域生活を送れる
よう、日常の困りごとや福祉サービス利用にかかる相談、手続き、日常生活のお金の管理などの支援を行った。
【支援内容】
福祉サービスの手続き
89
7 25
日常的な金銭管理
540
142
151
書類等の預かり
182
成年後見制度
47
29 2 22
その他(日常の困りごと)
185
0
【相談の傾向】
45
認知症高齢者
100
55
61
200
300
知的障がい者
400
600利用者の推移
700
800
900
精神障がい者
【相談の傾向】
○
500
☆
多様なニーズへの対応
ひとり暮らしの方の判断能力低下による、金銭管理や郵便物管理を中心とし
た支援が多くを占めていたが、利用者家族を含む支援が必要とされるケースも
ある。低収入による収支確認・調整や多岐に渡った支援が必要とされ、制度間
の連携がより強く求められている。
*解約者7名のうち3名は、成年後見制度の利用につながり解約となった。
13
利用者 22名 (前年度比-3)
・認知症高齢者:11名(-4) ・知的障がい者:
・精神障がい者: 7名(+1)
4名
重点項目4 互いを認め合える「交流の機会づくり」の支援
■ 小地域つどい・サロンの活動支援(P38~P42)
▶▶▶ 身近な公会堂・コミュニティセンター等を活用し、地域からの孤立の解消、生きがいづくりなどを目的に住民主体の運営による開催を支援した。
地域の日常的な交流の場となり、週に数回開催されるサロンや男性サロン、団塊の世代サロンなど多様な形態のつどい・サロンが開催されている。
【開催状況】 サロン数 138 か所(前年比 +9)
【小地域つどい・サロン活動助成活用状況】 利用団体数 105 団体(前年比
利用金額
のべ開催数 1,842 か所(前年比 +284)
)
+10)
3,498,235 円(前年比 +44,466 円)
30
地区
つどい・
延べ
サロン数
実施回数
三田
11
128
三輪
15
199
広野
18
106
小野
3
19
高平
15
94
藍
23
233
9
50
フラワー
24
833
ウッディ
18
163
2
17
138
1,842
本庄
カルチャー
合
計
900
800
25
700
20
600
500
15
400
10
300
200
5
100
0
*各つどい・サロンは最小単位の隣保から、区・自治会、地
区を範囲とするなど様々である。近年、フラワータウンを中
心に、日常的な居場所づくりとした、
「カフェ」が定着してき
た。今後も様々なスタイルで取り組みが広がっていくものと
思われるが、地域福祉の3つの要素である。つながり・見守
り・支え合いの起点としてその役割を担えるような、つどい・
サロンのありようをふまえた支援を充実させたい。
三田
三輪
広野
小野
高平
藍
本庄
フラ
ワー
タウ
ン
H26サロン数
11
15
15
4
16
20
10
21
16
1
H27サロン数
11
15
18
3
15
23
9
24
18
2
H26延べ開催数
126
218
94
20
92
116
49
733
101
9
H27延べ開催数
128
199
106
19
94
233
50
833
163
17
14
ウッ
ディ
タウ
ン
カル
チャ
ータ
ウン
0
■ 介護予防事業(高齢者つどいの日)(P85~87)
会場別参加者数
▶▶▶ 仲間づくりや生活意欲向上などの介護予防につながるよう、
「生活に密着した
講座」や「カラオケ」
「手芸」など自由に好きなことを楽しめるように取り組んだ。
また、健康体操や健康増進プログラムを取り入れ、身体機能の維持に努めている。
月
火
(会場の傾向)
総合福祉保健センターの参加者は他の会場に比べて多く、全会場において、手芸、
カラオケといった自分の趣味への参加となる「選択型」の開催日に対して、教養、
健康などの講話や健康体操といった「メニュー型」の参加者が少ない。
身近な地域で開催しているということを大事にし、参加者の関心あるもの、参加
意欲がわくものを考えながら参加者のより希望に沿った内容を開催していく。
水
木
金
■ 子育てサロン・グループ助成事業(P91~92)
▶▶▶子育て当事者が交流し、子育てに関する相談や情報を共有できる場所として活動する子育てサロンや
グループに対して活動費助成を行った。
平成 26 年度助成数
子育てグループ:16 グループ
子育てサロン : 4 グループ
平成 27 年度助成数
子育てグループ:13 グループ
子育てサロン : 5 グループ
「じばやん子育てサロン」の活動の様子 ▶
“地域で子どもを育てる”をモットーに地域住
民によるボランティアで運営しています。
15
延べ参加者数 9,755 名
■ シニア・ユースひろば事業(P95~101)
▶▶▶ 個々が集まり過ごすだけの居場所づくりでなく、多世代交流を目的にお互いが自然な形で交流できる拠点として運営した。また、ボランティアや来館
者が企画する事業も積極的に取り入れて、交流できる機会、場の提供を行った。
来館者数は平成 26 年度とほぼ同数であるが、一般の来館者数は増加し、逆に小・中・高校生の来館者数は減少している。
音楽スタジオの利用は、大人のグループや個人で練習する方の利用が増加している。利用されているグループの方からの発案で「南風に乗ってウエル
カム!~春一番ライブ~」が開催された。
来館者数(人)
小・中・高校生
平成26年度
平成27年度
34,119
29,724
一般(未就学児・18歳以上)
53,925
55,908
▲「微笑みひろば」
ボランティアの方の企画による季節ごとの
作品づくりは人気です。
▲12 月の作品
「干支の猿」~南天九猿~
施設別来館者(人)
平成27年度
音楽スタジオ
多目的フロア
フリースペース
▲企画参加事業「南風に乗ってウエルカム!~春一番ライブ~」
16
平成26年度
1,125
1,333
12,817
12,770
71,690
73,941
■障害者生活支援センター相談件数(P66~70)
▶▶▶障害者総合支援法による 地域生活支援事業・相談支援事業の指定を受け、障がいのある方やその家族からの相談に応じ、自立に向けて必要な情報の提
供や福祉サービス調整・援助を行った。支援にあたっては行政やサービス提供機関などと連携し包括的な支援を心がけた。
相談者別相談数
【障害者生活支援センターの現状】
1200
計画相談が始まり、これまでサービス調整などを行っていた身体障がい
の方の相談件数が減少している一方で、知的障がい、精神障がいの方から
の相談は増加傾向にある。また、その他が平成 26 年度より増加しており、
1000
難病、発達障がいの疑いのある方からの相談が増えている。
対象の広がりとともに、個別性の高い支援が求められており、一相談支
800
援機関のみでは、対応が困難な現状を痛感している。これまで以上に幅広
い情報や関係機関とのやり取りを市全体として取り組んでいくことが求め
600
られている。
400
【ピアサロンの開催】
200
ひきこもり状態にある方の継続
的な居場所づくり、仲間づくりを
0
平成25年度 平成26年度 平成27年度
目的に、異年代の人たちと交流し、
その他
28
123
101
コミュニケーションの取り方を
高次脳機能
13
1
10
学び、基本的な生活経験を身につ
発達
15
14
35
けていくことで自立支援を行っ
精神
206
316
253
た。
知的
169
313
420
○登録者 11名
○開催日 毎月2回
身体(重症心身含
む)
423
390
284
計
854
1,163
1,103
第2火曜日・第4火曜日
15:00~17:00
17
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