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No.8 6月11日

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No.8 6月11日
北九州市立湯川中学校 学校通信
にいしお
平成 27 年6月 11 日
NO,8
校長
井上勝美
ホームページアドレス
http://www.kita9.ed.jp/yugawa-j
<学校教育目標>
知・徳・体の調和のとれた人間性豊かな生徒を育成する
~「真の学び舎」として信頼される学校の構築~
<校訓>
「自立」自分で考え行動できる生徒
「知」
「友愛」お互いを認め合い高め合う生徒「徳」
「剛健」明るくたくましく生きる生徒 「体」
3年生の修学旅行が6月2日~4日の日程で行われました。ス
ローガン「和学共想」をかかげて行ってきました。
一日目の集合時刻8時40分には、小倉駅に全員集合し、140
名揃って出発することができました。京都市内の班別研修は概ね
計画通りに回ることができました。清水寺など、歴史に触れなが
ら、また買い物を楽しみながら、京都の街を散策することができ
たようです。旅館に帰る時間の計算が甘くて、半数近くの班が集
合時刻に間に合わなかったのが惜しかった点でした。
二日目は、教科書で見る大仏や寺を実際に見ることができまし
た。またガイドさんの迫力あるお話に聞き惚れることもできまし
た。一日目・二日目と“和”をしっかり学ぶことができました。
雨が午前中で上がってくれたのも幸いしました。
三日目は、阪神淡路大震災の際に立てられた「人と防災未来セ
ンター」に行きました。姉を震災で亡くした話を、映像を交えて
聞いた時は涙がでました。まだ10代の若さで亡くなった子ども
と親族の方々の無念さを思うと、たまらない気持ちになりました。
今生きていることの幸せをかみしめました。
3日間を通して、自分の役割を自覚して成長できた人が多くい
たのは素晴らしかったと思います。また友達に優しく声かけをす
る生徒を多く見かけました。ただ、残念だったのは、服装、シュ
ーズ、バスの中の約束等が守れていない生徒がいたということで
す。さらに、同じ指摘を繰り返し受けた人がいたというのが残念
で仕方ありません。3年生の取組はこれからも続きます。3年生
140名全員で様々な取組に挑戦できるよう、これからも指導・
支援を徹底していきます。
<修学旅行コース紹介>
一日目
京都市内班別自主研修
⇒京都いろは旅館宿泊
二日目
金閣寺⇒奈良公園(南大
門・大仏殿・二月堂・春日
神社)⇒法隆寺⇒神戸西神
オリエンタルホテル宿泊
三日目
人と防災未来センター⇒
神戸ポートタワー
東大寺南
大門のスケ
ールの大き
さに圧倒さ
れました。
二日目
の夕食。ホ
テルのバ
イキング
に舌鼓。
この修学旅行で学んだことは二つあります。
一つ目は時間を守ることの大切さです。僕達の班は班別研修で残り3分ギリギリでゴールしました。
理由は見学地で予定時刻を過ぎても焦らずにしていたこと。他の班も時間通りに間に合ったのはわず
かでした。時間を守らないと全体を動くのにも影響してしまいます。
二つ目はけじめをつけるということです。バス内でルールを破ってお菓子を食べてしまった人がい
たり、バスガイドの話をまじめに聞かなかった人もいたりしました。
「してはいけないことはしない。
」
という当たり前のけじめをつけることは、これからの学校生活のいろいろな面において、とても重要
であると考えました。一日目、二日目は皆の気が抜けて、きまり破ってしまう人が多数いたのが残念
でした。
<裏面に続く>
<続き>しかし、三日目は一人一人が互いに呼びかけ合った成果が出て、ルールを破る人が少なくな
りました。皆で協力したら大きく変われたことが、この修学旅行で一番の出来事だと思います。
実行委員長として、今一番思うことは、今回の修学旅行は、一人一人が成長できたことです。
3年生は各自修学旅行の思い出を綴っています。上の作文は、生徒会長であり、今回は実行委員長と
して事前の準備から当日の挨拶・生徒への呼びかけを頑張った佐藤くんの文章です。他の生徒と同じよ
うにこの修学旅行で友人と楽しく行動し語らう佐藤くんの姿を見ましたが、作文には、実行委員長とし
て学んだことや、今後3年生のみなさんをどうまとめていくかについて書かれていました。湯川中学校
のこれからのことをしっかり考えてくれていることがよく伝わってきました。また、委員長だけでなく、
実行委員会の他のメンバーが佐藤くんをしっかり支え、チームワークがよく頑張ってくれました。さら
に、三日目朝の佐藤くんのよびかけを本気モードでしっかり聞いてくれた3年生を見て、まだまだ、伸
びる可能性がいっぱいだと確信しました。
今日3年生は学習定着度診断テスト、明日は生徒総会です。小学校との大きな違いは生徒による自治
的活動です。生徒会活動の中で見せる子ども達のよさをたくさん発見できることを期待しています。一
つ一つの取組が将来の進路につながっていくという自覚をもって臨んでいきましょう。
6月10日(水)
、JICA(ジャイカ)
「独立法人国際協力機構 九州国際センター」に環境教育を
テーマに日本に研修に来ている方々が、本校環境科学部を訪問しました。11カ国12名の研修員の方々
と来校され、環境科学部の生徒とふれ合うことができました。
挨拶や自己紹介後、
「竹馬川」見学や周辺のゴミ拾いなどの共同作業、意見交換を行うことができまし
た。みなさん、環境教育プログラムの担当官や開発官、カキュラム専門官、学長、研究官など母国では
指導的な立場の方々ばかりでしたのでした。それぞれの国の環境教育の様子を知ることができて、大変
貴重な時間を過ごすことができました。
竹馬川周辺
のごみ拾いを
いっしょに体
験していただ
きました。
環境を守る
活動について
の取組や考え
方を交流しま
した。
お別れの時、
握手でお見送り
をしました。
6月24日ま
で研修は続くそ
うです。
玄関前で記念
撮影。地球は一
つ。持続可能な
社会の実現に向
けて、国を超え
て今できること
から始めていき
ましょう。
<参加国>
ブータン、ボスニア・ヘルツェゴビナ・エジプト・
ジャマイカ・コソボ・ミクロネシア・パラオ・パレ
スチナ・サモア・セーシェル・スリランカ
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