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36 - フリースペースふきのとう
特定非営利活動法人フリースペースふきのとう 広報紙 2014.9.1 発行 第 35 号 (特)フリースペースふきのとう 〒857-0874 佐世保市京坪町 8-1 TEL:0956-25-6222 FAX:0956-76-8131 E-mail:[email protected] http:www15.ocn.ne.jp/~furispe/ 9月(長月) 日夜に長くなる「夜長月」です。「秋の陽は釣瓶落し」といいますが、秋を 迎えると急に夜が長くなったような気がします。 《十五夜と十三夜》 旧暦8月 15 日の月を「十五夜(中秋の名月)」といいますが、これとは別に、旧 暦9月 13 日にも「十三夜」の月見をする風習があり、十五夜に対して「後の月(あ とのつき、のちのつき)」とも呼んでいます。十五夜を別名「芋名月」、十三夜を 「豆名月」とも呼んでいます。 かつては十五夜を見たら必ず十三夜も見なければならず、片方だけ見るのは「片見月」といい、忌み嫌う地 方もありました。 《彼岸花》 秋の彼岸の頃、道端の草むらの中に、火がついて燃えるような赤い色の花を咲かせます。別名曼珠沙華 (サンスクリット語で「天上の花」の意)とも呼ばれ、そのあやしい美しさに心をひかれる人も多いようですが、 一方でこの花は毒草で墓地などに群がって咲くことから、「地獄花」などと呼ばれることもあります。また、花と 葉を同時に見ることができないため、韓国では「サンチョ(相思花)」~花は葉を思い、葉は花を思う~の異名 があります。 《敬老の日》 「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」として制定された国民の祝日です。 もともとは9月 15 日でしたが、これは兵庫県多可郡野間谷村で提唱された「としよりの日」が始まりです。 一方で 593 年(推古元年)のこの日、大阪の四天王寺に日本初の老人ホームに相当する非田院が建立された ことに由来するという説もあります。 私たちは、フリースペースふきのとうを支援します。 ㈱実光測量設計 10 月(神無月) 日本中の神様が出雲大社に集まるので、出雲以外には神様がいなく なってしまいます。 《重陽の節句(くんち)》 中国では奇数を陽数として尊び、五節句の中でも九が重なる旧暦9月9日 を最もめでたい日とし、「重陽の節句」、別名「菊の節句」としてお祝いしてきま した。 この時期は秋の収穫の時期で、各地で「おくんち(お九日)」と呼ばれる収穫祭が行われました。「長崎くんち」 「唐津くんち」はその名残りで、全国的に有名なお祭りになっています。 《体育の日》 1964 年の東京オリンピック開会式が行われた日を記念し、1966 年(昭和 41 年)に制定、10 月 10 日がその 日とされました。東京オリンピックの開会式がこの日になったのは、当時日本の観測史上晴れる確率の高い 「特異日」とされていたからです。現在はハッピーマンデー制度により、10 月第三月曜日が「体育の日」とされ ています。 《新米》 JAS法では、収穫された年の 12 月 31 日までに包装された玄米、または精白されて包装された精米に限 り、新米という言葉を使ってもよいということになっています。 また、不慣れな新人のことも「しんまい(新米)」と呼びます。これは、新しく雇った奉公人が掛ける前掛け「新 前掛け」が「新前」→「しんまい」と訛ったからとも、新人は色に染まっていないからそう呼ぶようになったとも 言われています。 暮らしの言葉【醍醐味】 最高の味わい、物事の本当の良さを表す言葉として使われていますが、醍醐のもともとの意味は 現在のチーズのことです。仏教でも乳製品は珍重され、加工段階によって、乳、酪、生酥、熟酥、醍 醐味み分類され醍醐はその最高のものです。仏教の最高真理に例えられています。 夫婦の危機は子どもの危機? 離婚の件数は 1990 年以降毎年急増し、2002 年だけで約 30 万件にものぼっています。離婚原因は夫婦に よって多様であり、必ずしも離婚がよくないとはいえません。 では、離婚という夫婦の危機に際して、子どもの権利はどのように守られるべきでしょうか? 子どものた めに離婚は止めたほうがいい? それとも決断したほうがいい? まず、夫婦の問題と子どもの問題をいったん分けて考える必要があります。「夫婦関係」は解消しても、「親 子関係」は一生続きます。子どもは家庭的環境で養育される権利がありますが、その家庭のモデルは核家族 だけではありません。家族の形はじつに多様です。 しかし、離婚により、子どもを一人で養育するシングルマザーやシングルファーザーが経済的困難に陥り、 子育て支援を受けられずに孤立しているケースが増えています。 政府は、子どもの権利の視点から、多様な家族を法的・財政的に支援することが求められています。 子どもにとっての多様な家族 ・ ・ ・ ・ 母子家庭 私のお母さんは一人で何でもやってくれます。 継父・継母の再婚家族 お父さんが再婚して妹ができました。 三世代同居の大家族 ぼくの家はおばあちゃんとおじいちゃん、お母さん、妹、おばさんの6人家族だよ。 父子家庭 私のお父さんは、仕事から帰ってくると、できぱきと料理を作ってくれます。 療育される権利 子どもの権利条約第5条は、子どもの権利を行使するために親が適切に指導する責任があると述 べています。その責任主体は「親、または適当な場合には地方的慣習で定められている拡大家族もし くは共同体の構成員、法的保護者もしくは子どもに法的な責任を負う他の者」があげられ、多様な家 族の存在を認めています。また7条では、できうるかぎり自分の親に養育される権利があると書か れています。つまり夫婦関係がどのような状況になっても子どもはずっと親から養育を受ける権利 があるわけです。さらに 18 条では、国はどんな家族形態であっても、親・保護者が養育責任を果た せるよう積極的に援助する責務があると述べています。 次回は、 「いじめにあったとき」について、少し紹 介致します。 ●農業体験事業● 年間を通じて子どもや青年の 里山自然体験とモノづくり活動 子どもゆめ基金の助成を受け、四季を通じていろいろな里山自然体験とモノづくり活動を行ってい ます。 今回は癒しの島、佐世保市の黒島へフェリーに乗って、サツマイモの収穫を行います。 ご家族揃って、楽しく黒島を満喫しよう! 2014 年 10 月 26 日(日)佐世保市黒島町「ほのか農園」 対象者 小学生以上と家族(家族の参加もOK) 集 合 9:30 佐世保市相浦港 解 散 16:30 〃 参加費 1,400 円(保険代、フェリー代込み) 持ち物 お弁当、水筒、ビニール袋、タオル、帽子、軍手 スーパーレジ袋 長袖、長ズボン、靴はスニーカー、虫刺され薬 ※黒島はお店が少ないので、お弁当と水分は各自で確保して来てください。 定 員 高校生以下は 15 名、大人 5 名 〆 切 10 月 23 日(木) ただし定員になり次第〆切です。 主催 NPO法人フリースペースふきのとう 0956-25-6222 子どもゆめ基金助成活動 これからの予定 活動名 日程 場所 ① 秋を探しにいこう! 2014 年 11 月 23 日(日) 佐世保市中央公園周辺 ② クリスマスグッズを 2014 年 11 月 24 日(月) 場所:未定 作ろう! 2014 年 11 月 30 日(日) ③ パン作りに挑戦! 2015 年1月11日(日) 場所:未定 上記の活動は、対象者は小学生以上と家族 参加費は 1,400 円(材料費及び保険料代込み) ①の持ち物は、水筒とタオル ③の持ち物は、エプロン、三角巾、タオル、エプロン、お弁当、 水筒 中秋の名月をみんなで楽しむ お月見 ~だんごを作ってみよう~ 《材料 約 20 個分》 ・上新粉…200g ・砂糖…20g ・ぬるま湯(約 50℃…200 ㏄) 《作り方》 1. 耐熱のボウルに上新粉と砂糖を入れ軽く混ぜる。ぬるま湯を注ぎ、木べらで粉っぽ さがなくなるまでよく混ぜる。 2.ラップをして、電子レンジ(500W)で 3 分加熱する。均一に加熱されるように一度よく木べらで混ぜ、再びラ ップをし電子レンジで2分加熱する。生地がまだやわらなければ、さらに1分ずつ加熱していく。 3.すりこぎに水をつけながら、生地を何度もついてコシを出す。 4.粗熱がとれたら、ぬれぶきんにのせ、ふきんごともんで、よくこねる。なめらかになったら生地を出し、手に 水をつけながら、耳たぶぐらいのやわらかさになるまでよくもみこむ。生地が固い場合は、ここで少量ずつ 水 を加えながら調整を。 5.生地を一口大にちぎって団子状に丸め、器に盛る。 《お供えで盛るときは》 十五夜の慣わしでは 15 個のお団子(下段8個、中段 4 個、上段2個、最上段 1 個の 4 段重ね)を供えます。 《お供えのあとは》 お供えした団子は、月を眺めたあと、家族みんなで食べて。しばらくおいて固くなった団子は、フライパン などで軽く焼くとやわらかくなります。 《こんな食べ方も》 あん団子 鍋にあずき(適量)を入れ、混ぜながら軽く温め団子にかける。 みたらし団子 小鍋に水(100 ㏄)、砂糖(大さじ5)、しょうゆ(大さじ2)、みりん、片栗粉(各大さじ1)を入れ、 片栗粉がダマにならないように、よく混ぜてから火にかける。スプーンで手早く動かし、とろ みが付くまでよく混ぜて団子にかける。 「お月見」の由来 ~月でウサギが餅をついているのはなぜ?~ 「ジャータカ」というインドの本にウサギが登場するお話しがあります。「月にウサギが住んでいる」理由とも 取れる物語があるんでご紹介したいと思います。 〝猿、狐、ウサギの三匹が山の中で力尽き倒れている老人をみつけます。三匹はその老人を助けようと、猿 は甘いマンゴーを狐は墓にあったお供え物をそれぞれ老人に与えました。しかし、ウサギだけは何も採ること も出来ませんでした。なのでウサギは、猿と狐に頼んで火を焚いてもらい自分の体を食材としてささげるため に、火の中へ飛び込んでいきました。それを見た老人は本来の姿である帝釈天(神様)へと正体を現し、ウサ ギの行った捨て身の慈非行を後生まで伝えるためにウサギを月へと昇らせました。〟 これが「ウサギが月に住んでいる理由」の元になったであろうお話しです。ちなみにウサギが餅をついてい る理由は、お米が収穫できたことに対する感謝や喜びの意味が込められているようです。 一方中国では、ウサギが薬草を臼で潰し不老長寿の薬を作っていると言われています。 他にも国ごとで月の見え方が違っているようで、南ヨーロッパでは「大きなはさみのカニ」、東ヨーロッパで は「女性の横顔」、北ヨーロッパでは「本を読むおばあさん」と、いろんな見え方、感じ方があるみたいです。 スケジュール帳に 入れてね! 活 動 内 容 〈居場所〉 ぽこ・あ・ぽこ 不登校の子どもたちの居場所 〈居場所〉 ぽれぽれ ひきこもりの居場所 〈居場所〉 英会話教室 英会話を楽しく学ぶ 〈親・家族の支援〉 不登校児を持つ親の会 〈子どもゆめ基金助成活動〉 ハーブを摘みに行こう!in 黒島 花の開花で日程が変更になりま した 〈佐世保市委託事業〉 ひきこもり家族支援講演会 〈佐世保市委託事業〉 ひきこもり家族のつどい 「あのねの木」 〈子どもゆめ基金助成活動〉 摘んだハーブでポプリ& ハーブソルト作り 〈ネットワーク事業〉 子どものいのちと心を守るために ~安心の子育てと地域を取り戻す ~ 講師・広木克行氏 〈親・家族の支援〉 ひきこもりを持つ家族の会 〈子どもゆめ基金助成活動〉 サツマイモ収穫祭 in 黒島 日 時 対 場所・その他 象 不登校 ひきこもり フリースペースふきのとう 「ぽこ・あ・ぽこ」 ★ × × フリースペースふきのとう 「ぽれぽれ」 × ★ × フリースペースふきのとう 「ぽこ・あ・ぽこ」 ★ 親 ★ 家族 ★ 9月5日(金) 10 月3日(金) 19:00~24:00 フリースペースふきのとう 「ぽこ・あ・ぽこ」 親 × × 9月7日(金) 9:30~16:30 佐世保市黒島町 ★ 親 ★ 家族 × 佐世保市役所 13F大会議室 親 家族 ★ 佐世保市ふれあいセンター ディケア室 10 月より佐世保市福祉活動 プラザ研修室に場所が変更 になります! × 家族 × 佐世保市福祉活動プラザ 研修室 ★ 親 ★ 家族 × 佐世保市コミュニティセンタ ー5F 大ホール 親 ★ 家族 ★ フリースペースふきのとう 「ぽれぽれ」 × 家族 × 佐世保市黒島町 ★ 親 ★ 家族 × 2014 年4月~2015 年3月 毎週火・土曜日 13:00~17:00 2014 年4月~2015 年3月 毎週月・火・金・土曜日 10:00~16:00 毎週木曜日 8:00~14:00 2014 年4月~2015 年3月 毎週土曜日 15:30~17:00 9月 13 日(土) 13:30~16:00 9月 17 日(水) 10 月 15 日(水) 10:00~12:00 9月 21 日(日) 9月 28 日(日) 10:30~12:30 9月 23 日(火) 13:00~16:30 参加費:1,000 円 (当日:1,200 円) 9月 25 日(木) 10 月 23 日(木) 10 月 26 日(日)予定 9:30~16:30 サツマイモの実りによっ て日程が変更になる場 合があります。 ※毎週火曜日に佐世保市体育文化館でバドミントンを 10:00~12:00 までしています。 10 月は長崎「がんばらんば国体」が佐世保市体育文化館にて開催されるため、バドミントンは お休みします。 ※毎週火曜日に不登校の居場所で「数学」を 14:00~15:00 まで、学習サポートしています。 ※毎週金曜日にひきこもりの居場所で「英語」を 13:30~14:30 まで、学習サポートしていま す。 毎週土曜日にひきこもりの居場所で「英語」を 10:30~11:30 と 13:30~14:30 まで、学習 サポートしています。 一般 NPO法人フリースペースふきのとうでは 賛助会員を募集しています ◇賛助会員とは フリースペースふきのとうでは、賛助会員制度を設けています。 フリースペースふきのとうの事業に賛助される企業、団体の方は年会費1口 5,000 円~を、個人の方は年会 費1口 3,000 円~を納入されることにより、賛助会員となります。 ◇賛助会員の皆様には ★会報「星の風」(年 4 回発行)と事務局だより(年8回発行)やイベントのチラシをお届けします。 ★団体や企業の方は、当団体のホームページにリンクさせて頂きます。 また、団体や企業の方は、当団体が発行する広報紙「コロポックルのお茶会」に年 1 回、お名前を掲載い たします。 ◇フリースペースふきのとうの事業 ・不登校やひきこもりに対する居場所・学び場運営事業 ・フリースペースの利用者による企画・活動の支援事業 ・不登校やひきこもりの親や家族に対する支援事業 ・不登校やひきこもりの当事者の就労支援と職場体験の場の支援事業 ・教育・不登校・ひきこもりに関する相談受付、情報提供と広報事業 ・不登校の子どもたちや、フリースペースで育つ子どもたちとひきこもりの人への支援を求めるための事業 ・教育、子育てなどの他団体との交流事業 【賛助企業、団体のみなさま(順不同・敬称略)】 社会福祉法人佐世保市手をつなぐ育成会「相談事業所えくぼ」/医療法人陽明会宮原病院/ 社会福祉法人宮共生会 (敬称略) ご支援ありがとうございます (2014 年9月現在) 会員募集中 お申し込み・お問い合わせ TEL:(0956)25-6222 FAX:(0956)76-8131 【正会員】 団体・個人1口5,000円(総会の議決権を持っています。) 【賛助会員】 個人1口3,000円 団体1口5,000円 ※上記の会員になると、会報「星の風」や事務局だより、事前のチラシ等情報をお届けします。 【情報会員】 団体・個人1口2,000円(会報「星の風」や事務局だよりを定期的に購読する方) 【広告支援会員】 法人・企業1口30,000円 会員になると、広告年間6回と名前での掲載4回。年間事業の当日パンフレ ットに掲載。 当法人の広報紙「コロポックルのお茶会」年8回発行にお名前を掲載と、この 会のホームページに企業・法人のお名前を掲載(リンク)致します。