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大島商船高専同窓会 会 長 沖川 守 §表紙写真§ 「ハワイと大島の絆」

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大島商船高専同窓会 会 長 沖川 守 §表紙写真§ 「ハワイと大島の絆」
大島商船高専同窓会
会 長 沖 川
守
§表紙写真§ 「ハワイと大島の絆」
(1)大島商船高専同窓会報
■目 次
・ 窓 会 長 E53 沖 川
守(2)
同窓会長挨拶 ● 創立110周年を祝して将来に備える ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・同
・・・
事務局からのお知らせ ● 創立110周年 高専創立40周年記念式典・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2)
創立110周年・高専創立40周年記念講演・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3)
・・・
創立110周年・高専創立10周年記念寄付金振込状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3)
・・
記念事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3)
・・・・・
ホクレア号来航・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3)
・・・・
学校や学生に対する支援について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(4)
・・・
ニッサン・キャラバンの利用状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(4)
・・・
平成19年度 行事予定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(5)
・・・・
・・・
定 例 行 事 ● 平成19年度理事会・総会 議事録・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(5)
平成19年度慰霊祭・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(9)
・・・・
E61 大 賀 英 朗(9)
・・
小松会だより ● 京浜支部・小松会だより・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・京浜支部会長
E61 入江久寿弥太(10)
阪神支部
(阪神小松会)だより ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・阪神支部会長
・・
N74 玉 井 喜久二(10)
周南支部・小松会だより ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・周南支部会長
・・
同窓 生 寄 稿 ● 醤油 in ケープタウン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・E・6・0・ 吉 内 鷹 二(11)
30年目の同期会から1年 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・N74
・・・ 玉 井 喜久二(12)
キャンパスだより ● 校 長 挨 拶 ● 学校創立110周年・高専創立40周年式典を終えて ・・大島商船高等専門学校長 和 氣 博 嗣(13)
副 校 長 か ら ● 平成19年度における教務・教務主事室関係の活動 ・・・・・・・副校長(教務主事) 平 畑 幸 作 (13)
学生主事室の近況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・副校長
・・ (学生主事) 古 本 啓 二(14)
寮務主事関連「近況報告」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・副校長
・ (寮務主事) 神 田 全 啓(14)
(情報工学科) 岡 宅 泰 邦(15)
図書館長から ● 創立110周年記念誌DVD・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・図書館長
・
学 生 相 談 室 ● 青春時代の真ん中 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・学生相談室長
・・
宮 奥 正 道(16)
(商船学科)EE87 川 原 秀 夫(17)
情報教育センター ● 私の情報源 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・情報教育センター長
・
(電子機械工学科) 松 田 充 夫(17)
地域協力センター ● 平成18年度地域協力センターの活動・・・・・地域協力センター長
退 官 教 官 ● 退職の挨拶・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・商船学科
・・
藤 井 英 信(18)
小松で定年を迎えて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・電子機械工学科
・・
奥 野 澄 生(18)
退職の挨拶・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大島丸
・・・
近 江 徹 正(19)
卒 業 式 ● 平成18年度(電子機械工学科18期生、情報工学科15期生)卒業式
平成18年度(電子・情報システム工学専攻1期生)修了式 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(19)
・
平成19年度(商船学科36期生)卒業式
平成19年度(海洋交通システム学専攻1期生)修了式 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(20)
・
商 船 祭 ● ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(20)
・・・・・
人 事 異 動 ● ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・商船学科
・・・
藤 井 英 信(21)
学 生 会 ●「理想と現実と可能性」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・商船学科4年
・・
西 脇 将 智(21)
寮 生 会 ●「寮生会活動」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・情報工学科5年
・・
小 川 泰 正(21)
学 生 寄 稿 ●「大島丸実習」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・商船学科1年
・・
村 上 麻 衣(21)
「IT選手権」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・情報工学科1年
・・
田 村 秀 希(22)
「平成19年度中国四国地区高等専門学校専攻科生研究交流会への参加について」
・・・・・・・・・・・・・・専攻科 電子・情報システム工学専攻2年 賀 屋 雅 樹(22)
「商船祭を終えて」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・商船学科4年
・・
村 田 英 彦(22)
課外活動報告 ●「第89回全国高校野球大会について」・・・・・・・・・・・・・・・・情
・ 報工学科2年 江 口 恭 介(22)
「漕艇大会を終えて」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・情報工学科2年
・・
渡 部
謙(23)
「優勝旗」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・商船学科4年
・・
梶 山 健太郎(23)
「全国大会三連覇」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・バスケットボール部女子一同(23)
・・
「受け継がれるもの」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・電子機械工学科4年
・
山 崎 仁 也(23)
「4年目の高専大会」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・情報工学科4年
・・
沖 堀 桐 子(24)
「全国高専大会陸上競技に参加して」・・・・・・・・・・・・・・・・・情
・ 報工学科3年 河 野 歩 実(24)
「中国地区高専大会」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・電子機械工学科4年
・
山 本 尚 史(24)
「中国地区高専大会を終えて」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・電子機械工学科4年
・
近 藤 智 紀(24)
「西日本地区高専空手道大会を終えて」
・・・・・・・・・・・・・・・・情報工学科4年 藤 田 浩 二(25)
「ロボコンを終えて」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・電子機械工学科3年
・
宗 近 康 平(25)
「プロコンに参加して」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・情報工学科4年
・
原 田 綾 花(25)
部 活 紹 介 ● 詩吟と雑学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・商船学科4年
・・
西 脇 将 智(26)
心の安らぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・情報工学科2年
・・
宗 藤 萌 子(26)
各種大会等成績表 ● ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(26)
・・・・・
・・・・・
Information ∼お知らせ∼● ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(29)
N31期阿 拓司校長先生を偲んで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・N・6・9 藤 井 敬 治(29)
「金槌杯ゴルフコンペ」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・N・7・2・ 広 重 康 成(29)
・・・・・・
同窓 会 案 内 ● ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(30)
・・・・・・
母校訪問見学 ● ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(30)
・・・・0)
・・
編 集 後 記 ● ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3
大島商船高専同窓会報(2)
■同窓会長挨拶
創立110周年を祝して将来に備える
(70期生)
、高度経済成長を支える、海上輸送を担う技術
者の養成校として、躍進の時代を迎えております。
一方、経済の高度成長は、為替レートの円高移行への
圧力となり、又労働諸条件も大幅に改善された結果は、
日本人船員の国際競争力の低下として、技術革新や船
員制度の改革等では対応しきれず、卒業生の外航船舶職
同窓会長
E53
沖
川
守
員への道を狭めることとなりました。
本校の原点である、郡立大島海員学校が開校された
昭和60年(1985)のプラザ合意は、更に円高を急加速
のが、明治30年10月1日
(1897)
で、今年目出度く110周
させ、外航船社は緊急雇用調整をもって、対応せざるを
年を迎えることが出来ました。
得ず混迷を深めました。
110年の道程は平坦なものではなく、苦難と躍進の
積み重ねで綴られております。
略その中間に位置する、太平洋戦争は昭和 2 0年
(1945)
、我が国商船隊の全てと言ってもよい2,502隻
829万総トンを失い壊滅状態で終戦を迎えました。
戦後商船学校教育も大転換を迫られ、定員縮小、整
理・統合を経て、昭和21年(1946)に現在の5校体制で
再出発しております。
昭和22年(1947)
、我が国が新しい教育制度に移行す
る中で、商船学校も高等学校へと移行準備がすすめられ
本校に於いても商船系学科を縮小、工学系学科として
昭和60年(1985)電子機械工学科開設(88期生)
、同63
年(1988)には情報工学科が開設(91期生)されました。
現在は商船学科・電子機械工学科・情報工学科で構成
され、平成17年(2005)には海洋交通システム学専攻、
電子・情報システム工学専攻の2専攻科が開設され、今
年その1回生を送り出しております。
少子化傾向が進む中、独立行政法人化された、本校
にも次世代に対応し得る、優秀な技術者養成校へと厳
しい改革が求められております。
ていましたが、G.H.Q.の許可が得られず、船員教育審議
このような環境下、創立110周年を節目として、記
会において、学校存続の要否から論議され、再び存廃の
念式典の他、海外交流制度の強化促進、奨学制度の導
危機に晒される事となりました。
入を計る事業が、広く各界にご支援をお願いして進め
5校の地元及び県、県出身の国会議員、同窓会、十一会
られております。
(全日本船舶職員協会)等が挙って強力な存続運動を展
この事業は、本校独自の充実・発展計画として意義
開して、昭和26年4月(55期生)から文部省所管の商船
あるもので、同窓会の目的とも合致しており、応援致
高等学校に移管で決着しております。
したく、同窓生各位にもご協力をお願い致します。
その後、我が国の戦後復興も軌道に乗り、
経済成長達
母校の更なる発展と継続は同窓生一同の願いであり、
成の為には、
船腹の拡張が急務で、大量建造が進められ、
創立110周年・高専創立40周年を慶祝し、名実ともに
就職戦線も活況を呈して来ました。
次世代に応え得る学校への節目の年となる事を祈念致
昭和42年(1967)には商船高等専門学校が創立され
します。
■事務局からのお知らせ
創立110周年・高専創立40周年記念式典
平成19年10月6日、創立110周年・高専創立40周年記
念式典が挙行され、来賓・同窓生・教職員・学生など約
ました。引き続き、来賓祝辞・祝電披露が行われ、多くの
関係者から大島商船高専の今後の発展を期待する声が
聞かれました。
700名に参加いただきました。和氣校長は式辞で「海事
技術者の養成というわが国にとって大変重要な使命を
担い、幾多の困難を乗り越え今日に至ったことは、地元
の有識者や卒業生、県および国の関係者に絶大なるご理
解とご支援をいただいたおかげである」と感謝の意を表
しました。さらに、
「少子化問題、国家財政規模の縮減な
どの立ちふさがる問題に対しては、さらに絶えざる叡智
と努力によって対処していきたい」と今後の抱負を述べ
記念式典(校長式辞)
(3)大島商船高専同窓会報
式典終了後、会場をホテル「大観荘」に移し、創立110
講演は
「モノ作りを語る」
と題し、中学・高校時代に撮
周年・高専創立40周年記念祝賀会が開催されました。
影した映画の失敗談から、映画「海猿」のエピソード、
祝賀会は、来賓の方々による鏡割り、地元周防大島の中
お知り合いの漫画家2名からのメッセージなど、画像や
本町長による乾杯で幕を開けました。会場の至るところ
映像を交えて多岐にわたりました。最も印象的だったの
で来賓・同窓生・教職員らが歓談する風景がみられ、大
は、
「学生時代は無駄だと思わないで、何でも取り組ん
いに交流を深めているようでした。最後は、鳥羽商船高
でみることだ」というメッセージでした。漫画原作者、
等専門学校・山田校長による万歳三唱により締めくく
監督、脚本家という様々な視点から、モノ作りに対する
りました。
姿勢・考え方などをご教示いただき、聴衆は熱心に聞き
入っていました。
創立110周年・高専創立10周年記念
寄付金振込状況
平成19年9月26日現在の寄付金振込状況を表に示し
ます。
記念祝賀会(同窓生)
記念事業
創立110周年・高専創立40周年を記念して、目標額を
一億円とした募金をお願いして参りました。目標額には
記念祝賀会(来賓)
及びませんでしたが、同窓生各位には多大なるご寄付を
いただきました。下記の事業計画については重点配分・規
創立110周年・高専創立40周年記念講演
平成19年10月7日、本校第一体育館において創立
110周年・高専創立40周年記念講演が開催されました。
模縮小などが必要になると思われますが、本校の更なる
発展ために募金が役立てられることと思われます。
尚、この度の募金は同窓会の5年ごとの年会費および
講師には漫画原作者、監督、脚本家として活躍中の小森
名簿発行とは別会計であり、本校の総務課総務係で管
陽一氏をお招きしました。小森氏は映画やテレビドラマ
理されることを申し添えます。
で注目を浴びた「海猿」の原案・取材を手がけられまし
事業計画
た。本校をモデルにした漫画「トッキュー」の原作者と
して取材に来られた際、大島丸船長の強力な依頼によっ
て講師を引き受けていただくことができました。
(1)
交流支援事業
(国際交流・卒業生の交流・地域交流・技術交流等の推進)
(2)
学生支援事業
(奨学支援・対外コンテスト支援・課外活動支援)
(3)
教育・研究のための環境基盤強化事業
(4)
百十周年記念写真集
(DVD版)
発行
ホクレア号来航
「古代式の外海航海術を駆使して太平洋に散在する
島々にたどり着き、定住を始めた」というポリネシア
人起源・拡散説を科学的に立証するために建造された
古代式の航海カヌーがホクレア号です。ホクレアとは
ハワイ語で「幸せの星」を意味し、調査・研究目的で
大島商船高専同窓会報(4)
建造されたホクレア号は、現在、ハワイ人のアイデン
ティティの象徴となっています。
学生への支援(平成18年4月1日∼平成19年3月31日)
山口県高校総体ヨット部(男子) 団体・優勝
ホクレア号の航海術は、海図、羅針盤、コンパス、
ヨット部(女子) 団体・準優勝
時計などの航海計器に頼らない「スター・ナビゲーシ
ョン」と呼ばれるものです。天体を観測し、波や風を
感じ、海洋生物を観察するなど、自然現象の法則を経
・・・・・・・・・・・・・5
・・0,000円
全国商船高専漕艇大会
ヨット部 総合1位 FJ級1位
験的に学びとることによって確立された古代式伝統航
海術です。
ホクレア号は1月にハワイを出港し、横浜に向かう途
・・・・・・・・・・・・・4
・・0,000円
中国地区高専体育大会
バスケットボール部(女子) 優勝
中、移民でハワイと縁の深い周防大島町へ訪問するこ
とになりました。平成19年5月20日午後2時に、本校の
練習船大島丸桟橋に到着し、学生・町民ら約800人が
歓迎しました。歓迎式典では、本校和氣校長が歓迎の
挨拶を行い、学生による花束の贈呈、エンブレムの交
・・・・・・・・・・・・・3
・・0,000円
中国地区高専体育大会
剣道部(男子) 団体2位・・・・・・・20,000円
全国高専体育大会
バスケットボール部(女子) 優勝
換、応援エール、歓迎マーチ、和太鼓の演奏などを披
露しました。
翌21日(月)には、大島商船高等専門学校において、
・・・・・・・・・・・・・3
・・0,000円
全国高専体育大会
バドミントン部(女子) ダブルス2位
ホクレア号船長ナイノア・トンプソン氏による講演会
を開催しました。
「ハワイと日本のつながり」
「自然保
護の大切さ」
「船長と日系ハワイ人のヨシさんとの思い
・・・・・・・・・・・・・1
・・0,000円
全国高専体育大会
バドミントン部(女子) シングルス3位
出」など大変興味深い内容で、講演後は聴衆より多く
の質疑応答が交わされました。
・・・・・・・・・・・・・1
・・0,000円
山口県高校選手権大会
ヨット部(男子) 団体1位
ヨット部(女子) 団体2位
・・・・・・・50,000円
山口県体育大会
ヨット部(男子) 総合1位
ヨット部(女子) 総合2位
・・・・・・・50,000円
第9回西日本地区高専空手道大会
空手部 総合2位・・・・・・・・・・・・・・・2
・・0,000円
卒業記念品代 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
・・0・9,935
円
図書券(各種大会個人表彰、同窓会の手伝いなど)・・・74,000円
合 計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4・9・3
・ ,935円
学校や学生に対する支援について
同窓会では、体育活動や文化活動で優秀な成績を残
有効に活用していただき、さらなるご活躍を期待し
ております。
した学生に対して報奨金や図書券等を贈り、その活躍
を讃えています。同窓会が平成18年度に支給した援助
を以下に記します。
(同窓会の平成18年度会計は、平成
18年4月1日∼平成19年3月31日です。
)
ニッサン・キャラバンの利用状況
105周年記念事業で大島商船高専同窓会から学校へ
寄贈されたニッサン・キャラバン(10人乗りワンボッ
クス車)の利用状況をご報告します。週末、運動部の
学校への支援
全国商船高専漕艇大会 援助金 ・・・・・・・3
・ 0,000円
遠征に利用されることが多く、選手の遠征費負担軽減
に大いに役立っています。さらに、学校側の計らいで
11月8日にETCが装備されました。今後は高速道路の
合 計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
・・0・,・000円
各種割引の恩恵も受けることができるようになり、課
(5)大島商船高専同窓会報
外活動の活性化に役立つことと思われます。
■定例行事
平成18年10月1日∼平成19年9月30日の利用状
況をグラフにまとめました。この間の走行距離は、
平成19年度理事会・総会 議事録
8,489kmでした。
○日 時:平成19年10月5日
(金)
14時30分∼17時
○場 所:本館2階会議室
○理事会 議事録
1.開会の辞(安本副会長)
2.会長挨拶(沖川会長)
3.来賓ご挨拶(和氣校長、森事務部長)
4.議長選出(安本副会長)
5.理事会成立の可否について(事務局)
6.議長議事運営についての挨拶
7.各支部活動報告
2007年度 行事予定
●京浜支部(右松支部会長)
・京浜支部では、
総会は開催せず、
懇親会のみであるため、
支部総会を開くように会則を変更することを検討中。
・本年の懇親会は400名案内した中で、86名参加
(昨年の116名参加から比較すると減少)
・懇親会への参加を促すために、夫婦同伴の参加を
募ったり、女性会員の増加を図る。I科、M科出身
者の増加を図る。
・理事や支部会長の若返りを図りたいが、引き受け
る人がいない。今後、検討していきたい。
・4月全船協の理事会開催。
・横浜に横浜海洋福祉協会(46期内藤さんがご尽力)
を設立。最近は大島の出席者が減少している。
・学校でロボコン全国大会に出場される等の場合、
東京会場の場合には、何か協力したいので、支部
にご連絡をください。
●阪神支部(入江支部会長)
・昨年11月17日に阪神支部の総会を開催。趣をかえ
て、初めて神戸港のクルージングを行った。28名
の参加。好評だったので、今後も続けていきたい。
・今年も11月に開催。50名くらいの参加を見込んで
いる。
・4月全船協の理事会が開催されたので、参加し、支
部総会で情報を報告した。
・5月にゴルフ大会(12名参加)を開催した。
・役員改選のための理事会開催(22名参加)
。
・本年度慰霊祭の合祀者の名簿を見て、27名のうち
7名が阪神支部の方であったが、支部として2名し
か把握してなかった。残り5名に関しては把握して
おらず、知らずに会費案内(2千円/人)をしてい
たし、葬儀にお花を送ることもできなかったので、
連絡の取り様を検討したい。
●山陰支部(田中支部会長)
・来週の日曜日に支部総会を実施する。
大島商船高専同窓会報(6)
・80名に案内をし、10名前後くらいの人数しか参加
しない。
24名参加。
●欠 席
●周南支部(玉井支部会長)
・北海道支部 ・中京支部 ・岩国・広島支部
・12月2日総会を兼ねた懇親会を開催。案内を出し
・大分支部 ・鹿児島支部
ても1/3しか返事が返ってこないので、200通から
60通近くに減らした(経費削減)
。出席している方
に案内し、誘ってきてもらうようにして(電話)
実施した。昨年よりは参加者数が増加した。
・春4月7日花見を開催。屋外の行事であるため、天
8.議 事
@
理事、役員改選について
平成19年度新役員候補者(配布資料:資料―2
を参照)
候が気になるため、案内が十分だせずに、参加者
支部役員改選についての会則において、本理事
は5名だった。
会で決議し、総会で決定(承認)と記載がある。
・夏、ビアガーデンで小松会を実施。10名出席。周
しかし、支部役員改選をこれから行われる支部が
南地区に住んでいる方以外にも、周南地区で仕事
2支部ある。そのため、事務局で新役員名簿を入
をしている方にも案内を出した。
手次第、新名簿を各支部へ送付する。
・結婚、出産に対してお祝いを出すように会則を変
更。2名に対して出産者にお祝いを渡した(ビアガ
ーデンの席で)
。
・周南支部は、周南支部用にHPを作成し、行事予定
上記が決議された。
A会計関連の承認
平成18年度大島商船高専同窓会 収支決算書
平成19年度大島商船高専同窓会 予算書
なども掲載するようにした。周南地区以外の地区
創立110周年記念 同窓会名簿発行報告
の方もぜひ行事に参加してほしい。
年会費決算書
●山口宇部支部(佐々木支部会長)
B一部規約改正(名簿会計関連)
・3年前までは事務局担当が2名いたが、担当者が代
名簿会計の決算の記述が会則に載っていなかっ
わり、うまく連絡が取り合えない理由から、何も
たため、追加記載・修正を行った。他に、文書内で
報告することがない。
修文点があったので、合わせて修正を行った。
・新役員は今年中に決定する予定であり、若返りを
図る予定である。
新名簿と共に、改正された新規約を各支部に送
付することになった。
●関門支部(広重支部会長)
・6月総会を門司港の門司クラブで実施。34名参加。
・7月20日花火大会があり、その前の催しで、大島
出身者が一艇出している。
・年に1度の金槌杯
(大畠先生)
を開催
(ゴルフコンペ)
。
●博多支部(大友理事)
・年会費二千円を納める案内状を送付していたが、
入金者が決まってくるため、案内を出して入金し
てもらうよりも、総会または忘年会への出席者が
支払うように変更した。
・2年前から、11月末日に総会・忘年会をあわせて
一度に出席した。会費を二千円から五百円に変更。
・メールで案内している(現在40名登録)している。
この方法を行い、通信費を安く抑えるため、五百
円でもなんとかやっていける。
・宿泊を兼ねた懇親会やゴルフコンペは開催しなく
なってきた。
●大島・柳井支部(藤中支部会長)
・大島・柳井支部で活動し始めて、この支部は事務局の
お手伝いや重要な決め事を行う支部だと感じている。
・総会への案内は、250名。26名参加、懇親会は
C
創立110周年記念関連
D
その他
①周南支部からの意見と提案
1.準会員である学生を総会に出席できるように
する。
2.総会の開催を大島(学校)だけでなく、支部
小松会のある地区で行う。
(7)大島商船高専同窓会報
3.商船祭で使われている「海のロマンス」
「練習
用可能(解決済み)
船の歌」を同窓会で録音作成する。
4.特別会計から支部小松会に活動補助金を出す。
5.各支部の総会をHPに載せ、支部地区外からの
参加を受け付ける。
◇(提案4)については、2件(京浜支部、周南支部)
から提案があった。
京浜支部は通信費が必要だと
いう理由、周南支部はその他の理由があるため、
6.同窓会報の返送分・余剰分を支部小松会に配
どの項目に対して補助金を出すのかの審議が必
布しその地区で会報を受け取ってない会員に
要になると思われる。また、支部により大小があ
読んでもらう
るため、一律でよいかという問題がある。
※検討内容:
昨年6件提案され、既に以下の3件については、
改善を実施しており、その内容は以下の通りであ
る。残り3件(提案1、2、4)について本理事会
で検討する内容。
テ支部の規模により、補助費が変動するのか?
一律10万円というのはいかがなものか?
テ現在は名簿会計
(5年に一度納入)で、毎年発生
する赤字会計を補填しているが、
補助金を出せば、
13支部×10万円(130万円)+毎年の赤字(20万
◇(提案1)については、学生を参加させると授
∼50万円程度)で、毎年150万∼180万円の赤字
業を公欠扱いにする必要がある。学校が承認し
となることは必至であり、3年で底を突くため、5
ていただければ、学生会から数名を参加させる
年持たなくなる。現在の名簿会計は全会員数の
ことが可能であるとは思う(事務局より)
。
1/4が納入されている。貴重な会費であるため、
※検討内容:
テ同窓会報は学生全員に配布している(入会
金を入学時に納入しているため)ため、同窓
会活動は知っていると考えられる。
テ慰霊祭には出席しているため雰囲気はわか
っていると考えられる。
この補助金捻出するには難しいと考えられる。
テ補助金のあり方は、
その年々で検討していくこ
とが必要。
テ京浜では、
年会費を8千円納めてもらっている
が高額なため納入が難しいようだ。
(貯金は30万
円程度)
。なんとかやっているのが現状。
【結論】手続きなどが難しいため、現状通り、
学生は参加しない方向で行う。
【結論】現実に10万円出すのは難しい。
しかし、
補
助金制度を今後考えていく必要がある。
◇(提案2)については、現在は、慰霊祭と理事
12月末に同窓会報を発送するため、支
会/総会がリンクしている。一部、交通費の負
部予定が決まっていれば事務局に連絡
担が少なくなると考えているが、慰霊祭と場所
または送付いただくことで、通信費が節
が違えば出席者は少ないのでは?
約できるのではないか
(事務局から提案)
※検討内容:
テ現在は、
校内理事(事務局)が準備等をして
◇(提案5)については、同窓会HP更新について
くれているが、それが他の支部でできるのだろ
は、校内理事が業務の傍らで作成するので更新
うか?
が滞る場合もある。また、本校情報セキュリティ
テ総会開催にあたって、
校内理事は授業変更な
どをして総会に参加しており、各支部開催の場
の規約に則る必要があり、同窓会のHPでできる
ことに制限もある。
合は校内理事が全員参加することは無理であ
テ更新作業については、
本校で契約している
る。また、議決する際にも事前に審議が必要で
HP業者に月1万円程度の費用で依頼すること
あるが、総会が成立するための準備が、各支部
ができる見通しがあるため、
今後は業者委託し、
で実施できるのかというのが問題ではないか?
更新頻度を上げていきたい(年間維持費を10
テ実際に引き受ける支部があるかどうか?
万円以内で抑えてもらえるという見積もりが
【結論】後々、条件が整えば、実施してもよいが、
出ている)
。
引き続き検討課題とする。
【結論】月一万円程度払っても業者依頼をする
◇(提案3)については、
「海のロマンス」については、
雑音のないCDを作成し、本年度商船祭において利
ことに決定。事務経費として実施する。
(理事会決議の上、総会で承認済)
大島商船高専同窓会報(8)
◇(提案6)については、同窓会報の余りは自由に
利用していただきたい。
②北海道支部の取り扱いについて(資料-10)
廃部はしないで、北海道支部はそのままとする。
支部長後任が見つかるまで、本部(事務局)で見
守る形とする。北海道会員と直接の連絡を行うこ
ととする。
③平成19年度合祀者リスト
④平成19年度商船学科卒業生就職状況
⑤平成19年度行事予定
⑥その他
阿土拓司さんに感謝状を同窓会から送付する
ことに決定・承認された。
(本校の先生として勤務、その後広島商船高等
専門学校の2代目校長)
9.閉会の辞(安本副会長)
○総会 議事録
1.開会の辞(安本副会長)
2.会長挨拶(沖川会長)
3.議長選出(安本副会長)
4.総会成立の可否について(事務局)
5.議長議事運営についての挨拶
6.議 事
イ)理事会報告 テ理事会報告について承認された。
ロ)その他
テ周南支部の玉井支部長より提案
・卒業式に各支部から祝電を打ってはどうか?
⇒各支部で検討することとなった。
・特別会計の利用について、本部はどのように
考えているのか?
【事務局回答】
・はっきり決まっていないが、必要な時の予備
費として考えている。
・具体的には、資料/記念館の建設、展示並びに
学校存続等の重要案件に必要な手順の上、利
用を考えている。
7.閉会の辞(安本副会長)
(9)大島商船高専同窓会報
■小松会だより
京浜支部・小松会だより
京浜支部 E61
大
賀
英
朗
ここ関東も厳しい残暑が続いていましたが、それで
も秋彼岸をすぎてめっきり朝夕は涼しくなりました。
小松会会員の皆様には如何お過ごしでしょうか。
さて、京浜支部では、毎年7月の第1週目に「懇親会」
を開催しております。
大所帯のため、GW明けから案内の準備を始めてい
ますが、返ってくる返事は「欠席」が多く、しかも返
信すらして貰えない状況や、宛所見当たらずで返戻さ
れるものもあり、とても寂しい思いもしたりします。
それでも、懇親会当日に続々と懐かしい顔ぶれにお会
いしたりすると、準備の苦労も吹き飛んでしまいます。
平成19年度慰霊祭
10月5日秋晴れのもとで、和氣校長をはじめとする学
校関係者、沖川同窓会長、同窓生、在校生の参列をいた
だき、平成19年度慰霊祭が厳かに執り行われました。
特に、この時期は梅雨と台風の影響で不安定な天候下
黙祷、合祀者の紹介、追悼の辞の後、出席いただいた
にあり、これが出席率に大きな影響を及ぼすことから、
方々に献花をしていただきました。最後に、ご遺族を代
毎年の事ながら開催日の天気予報にヤキモキさせられ
表して平出弘子様からご挨拶をいただきました。故人
ています。
のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
ところが、異常気象の影響なのか、近年では稀に少
ない台風と、遅い梅雨入りの狭間で、昨年とは打って
平成19年度合祀者一覧
N31
N33
N37
E42
N42
N43
E44
N44
N44
阿 拓司
青柳郁治
田中 治
岡寺 寛
山田教親
矢野静人
今林栄一
平出保治
村尾忠之
E45
N45
N45
E45
N45
N46
N46
N47
N48
変わって、好天に恵まれ盛況の裡に同窓会を終えるこ
荒木三良
野邊 猛
濱本金次
前岡慶三
森山隆男
竹元四己
畑巳代治
木村良彦
川崎弘男
E48 堂園高秋
E48 持留良治
N50 篠原千舎男
N53 高尾三代士
N53 藤宮成光
E55 内田 融
N59 小林 功
N65 岡本富美一
教員 田中一雅
(合祀者 27柱)
とが出来ました。
改めて、懇親会へご寄付をいただいた方、当日の司
会をお願いした方、事前準備や、同期同窓の出席に奮
闘して頂いた世話人の皆様、および、ご出席頂いた
方々に厚くお礼を申し上げます。
今年も昨年に続き、100名以上を目標に、世話役一
同で頑張ってきましたが86名の出席に止まりました。
それでも、高専卒(70期)以降の方々の出席者が
50%に迫り、商船系以外の出席者が段々と増えて、漸
く商船高専同窓会らしい雰囲気になってきました。
さて、肝心な懇親会ですが、7月6日
(金)夕刻18時30
分から、東京八重洲富士屋ホテルにおいて開催!
最初お亡くなりになった支部会員に黙祷を捧げたあ
と、右松京浜支部会長の開催宣言に続き、沖川小松会会
大島商船高専同窓会報(10)
長の祝辞と乾杯の音頭で
され、帰路在学した40数年前をノスタルジーに浸りな
歓談に移ってゆきました。
がら帰宅した処、今年初めて 金木犀の甘い香りが心地
今年の司会は太田
よい秋風にのって漂っていました。異常な酷暑も過ぎ、
(EE13)さん、坂井(SN7)
さん、井上(EE7)さんの
若手軍団の司会進行によ
り、爽やかに進んで行き
ました。
束の間の快適な季節到来で群青の空に小さな白球を追
う絶好のフィールドが用意された様です。
同窓諸兄には益々ご壮健にてお過しの事と拝察申し
上げます。
さて当支部では、昨年11月17日(金)総会、懇親会
懇親会がはじまると、久々の旧友との再会にテーブル
を開催しましたが、例年と若干趣向を変え、神戸港の
からテーブルへ杯を交し合い、学生時代の懐かしい話、
レストランクルーズシップ「ルミナス神戸2」の明石海
母校の話、
仕事の話、趣味の話、現在の活躍ぶりと、盛り上
峡大橋ナイトクルーズに場所を変え、沖川同窓会長を
がってゆき、あっという間に時間は過ぎてしまいました。
お招きし、28名の参加で 海からの神戸の夜景、明石大
談笑が続く宴たけなわの中で、来賓として「全日本
橋のライトアップ等 楽しみながら 極上のバイキング料
船舶職員協会 川村赳会長」や「竹橋由進元派遣教官」
理にワインも合って杯も進み 会員諸兄には満足頂けた
からの祝辞も頂きました。
ものと自負しているところです。
親睦会のイベントを飾るビンゴ大会は今年で3年目で
すが、老若男女を問わず。豪華??な景品獲得を目指
して、歓声とため息が、繰り返し聞かれました。
その他、今年から始めたカラオケ大会に、自慢の喉
を披露された方もありました。
その他、今年のラッキーナンバーによる、最高景品
である、来年度懇親会無料入場券は“H”さんが、獲得さ
れました、来年の再会をお待ちしております。
最後に恒例の新旧校歌を全員で大合唱した時は、開
催から既に3時間が経過。名残惜しみつつ再会を約して
閉会宣言!おひらきとなった。
来年はもっと沢山の先輩・後輩の方々に声をかけて
盛大な懇親会になるようにしたいと思います。
今年も再び同じく11月16日
(金)
に計画している処です。
又会員の交流として5月5日(祝)
有馬ロイヤルCCに
12名参加してゴルフコンペ秋季は12月8日
(土)
播磨CC
で計画中です。
理事、有志会員懇親会は年2回、酒仙三昧「かねも」
で開催。今年は6月15日
(金)
に10名。9月20日
(木)
に
22名集いました。
その他支部活動として2月15日
(水)
は恒例のしんよう
クラブ
(3学会)
に当支部11名始め100余名が集い、懇談
の輪が拡がりました。2次会も大変有意義なものでした。
支部活動報告の終わりに私事で恐縮ですが 今年の総
会をもって支部会長をN‐64期:田原茂雄さんに代わ
る事になりました。7年間種々ご協力頂き、会員諸兄に
同窓会なんて言わずに、同期同志で声を掛け合い一度
は厚く御礼申し上げます。今後は一会員として会の発
参加してみて下さい。同期の小さな輪が、同窓会全体に
展の為、微力ながら尽力したいと考えています。あり
繋がり、同窓の絆を大切にしてゆき、同窓会へ出席する
がとうございました。
以上
ことが、年に一度の楽しみになればと切に願っています。
周南支部・小松会だより
周南支部会長
阪神支部・小松会だより
N74
玉 井
喜 久 二
全国各地で、そして海外で活躍している周南支部小
松会会員の皆さん、お元気ですか。
渡辺俊男:前支部会長が、健康上の理由で交代を申
し出られたことから、支部会長を引継ぐこととなりま
阪神支部会長
E61
入江 久寿弥太
平成19年10月6日(土)母校において、創立110周
年(高専創立40周年)記念式典と祝賀会が盛大に挙行
した。前支部会長の「進化」の精神を引継ぎ、時代に
合った小松会を維持していきたいと思います。
以下、1年間の周南支部の活動を報告します。
平成18年12月2日(土)周南市内の居酒屋で、支部
(11)大島商船高専同窓会報
総会・懇親会を開催しました。
■同窓生寄稿
今回は案内状の発送を60通に減らしました。
前回まで、
約200通の案内状を発送していましたが、出欠の返信が
醤油 in ケープタウン
あるのは約3分の1でした。
そのことから、
最近の総会等
の案内に対して返信のあった会員にのみ案内状を発送
し、その他の会員については、案内状を受け取った人か
ら電話等の方法で連絡をしてもらうことにしました。そ
の結果、56期から97期までの会員23名の出席となり、前
E60
回の16名から大幅増となりました。また今回は、校内理
事の藤井敬治さんに出席していただきました。
吉
内
鷹
二
昭和40年(1965年)なかば頃から、ドル安、円高を
総会では、本部総会の報告、支部会長の選任に続き、前
背景に船員費が高騰し、東南アジアの船員を配乗した
回の総会で改正された会則に従い、9月に出産されたS97
外国籍船、仕組船、チャーターバック船、一般外国用
期:宮野君にお祝いを支給することが報告されました。
船との国際競争力は著しく低下し、一方計画造船で建
今回は、会場が居酒屋であったことで、懇親会は時
造した船舶はすでに老齢化して不経済船として次々に
間制限もなく3時間以上つづき、その後2次会の会場へ
売却処分され、結果として日本人船員の職域を狭め、
移動しました。
予備船員の陸上勤務への転用や関連企業への出向、或
春には初めての試みとして、4月7日(土)に周南市内
の東川公園にて花見の会を行いました。
いは外国籍船への労務提供がはじまった。
こうした時代背景の中、昭和51年1月リベリア船籍
しかし、屋外での開催であり天候に影響されること
ESSO OSAKA号(133,000㌧)タービン・タンカー
から、日程の決定が直前になり十分な案内が出来ず、
船、乗船命令。交代乗船の為、9名と共に空路ヨハネ
参加者は5名のみとなりました。それでも、満開の桜の
スブルグ経由でアフリカ最南端ケープタウンに向か
下で楽しい時間を過ごすことができました。来年も春
う。乗組員の交代はタンカーがケープタウン通過中に
に花見の会を開催したいと考えています。
ヘリコプターを使って、食料品、消耗品や予備品の積
夏には昨年に続き、恒例のビアガーデン小松会を8月
4日
(土)に行いました。
昨年と同様に、ホームページの掲示板での案内と電
話による案内で行いました。
今回は、周南地区外に居住し周南地区で勤務してい
る者にも声をかけ、60期から102期の女性までの10名
が参加しました。会費については、昨年と同様、69期
み込みと同時に行います。何かの都合(気象、エンジ
ントラブル)で通過時間が合わず、ヘリとのコンタク
トがうまくいかない時は、代理店手配で海岸沿いにあ
る古びた小さなホテルにやむをえず泊まることがあり
ます。
ホテルの前方に広がる磯、岩場の多い海岸には、
少し潮が干いた時点で、岩と岩の裂け目にカメの手
小川さんよりビアガーデン券3枚の提供があり、若い出
にまじってみごとなムラサキ・ウニがちらほ
席者3名については当日会費無料としました。
ら・・・そいつを手づかみ(痛いっ!)
。適当な石で
パーティーの中で、S95期:斉藤君より7月に長男が
割ってひそかに持参した醤油(寿司折などについて
誕生したとの報告があり、これに対して事務局長より
る魚形のもの)をかけて食する。うまい!! ホテ
お祝いを支給することが発表されました。
ルのバーであらかじめ購入していた緑色のクスリ瓶
今後も周南支部小松会では、周南地区に居住する会
風のものに入った地ビヤーもイケル!このことは知
員だけでなく、周南地区で勤務している会員や近隣地
る人ぞ知っている(エッソ船経験者の肩ふりでよく
区に居住の会員の出席も歓迎します。
話題に・・・)
。
活動の様子や予定については、周南支部小松会のホ
乗船命令が来て、交代地がケープタウンとなると、
ームページ、掲示板に掲載しますので、覗いてみてく
割りバシと醤油をバックに詰め込んだもんです(気の
ださい。
利いた奴はワサビまでも)
。想像してみてください。ビ
http://ww35.tiki.ne.jp/~ganpon/syunan-komatukai.hールを片手に醤油と割りバシに石をもったジャパニー
tml
ズが岩場をウロウロしている様を・・・。なかには背
広にネクタイそして革靴を履いたままで・・・。
そのケープタウンの古びたホテルに50年配のメイド
さん、椎名誠ふうに表現すると歯と目が白ペンキを塗
ったように真っ白、アンクル・トムを女性にしたよう
大島商船高専同窓会報(12)
なオバさんがいました。けっこう迫力あるオバさんで、
30年目の同期会から1年
多分ヒゲは剃ってるだろうが胸毛だってありそう。
我々が岩場から収穫してきたウニを割ってテーブル
の上に並べ、ワイワイ、ガヤガヤ酒盛りをしておりま
周南支部会長 N74
玉 井
喜 久 二
平成18年11月3日、卒業から30年目の同期会を周防
大島町内の民宿で行いました。
すと、追加ビールをもってきた白ペンキ目のアンク
あれから1年が経ちましたが、出席した人、都合によ
ル・バーさんが 突然わめきだした。しまった!自分
り出席できなかった人から、それぞれの反応がありま
の受け持ちの部屋を、なにやら得体の知れないもの
した。
(ウニ)を持ち込んで汚しているのを見て怒っているぞ。
同期会当日の写真を同窓会のホームページに載せて
一同、いたずらを見つかった子供のようにお互いの顔
いただいたことで、出席できなかった人達から、
「写真
を見合わせながら、
「だから言わんこっちゃない、あの
を見て懐かしく思い出せた」
「出席したかった」などの
まま海岸で食えばよかったのに・・・」
。年長のボース
メールを受け取りました。
ンは、
「オレはウニは食ってないし、アセトアンモニだ
出席した人達からは、
「30年ぶりに会えてよかった」
から酒も飲んでいないからな!」
。アセトアンモニ?あ
「また何年か後にやろう」などのメールをたくさん受け
んたなーそれもゆうならアセトヒトデだろうが・・・。ど
っちもどっちである。
アンクル・バーさん、さかんにわめく、
「キックマン」
「キックマン」・・・と
「おい!お前さんこのオバサンに蹴りでも入れたの
か?」
取りました。
卒業してから30年間、全く連絡が取れなかった同級
生も、今回の同期会に出席したことで、久しぶりに会
え、連絡先が確認でき、電話やメールで連絡を取れる
ようになりました。
何よりも驚いたのは、埼玉県に住む同級生が大分県
「たぶん、それで怒っているんだぜ」
の実家へ車で帰る途中に、下松の私の家に立ち寄って
「冗談じゃない、蹴りを入れられるならコッチの方だ
くれたことでした。途中、何人かの同級生に会いなが
ぜ」
それもそうだ、どう見たって白ペンキ・バーさんの
方が強そう。しかし、よく見るとバーさんの目はこっ
ちを見ているが、さっきまで大きく上下していた指先
がある物をさしてピタッと止まっている、
魚形の醤油だ。落ち着いて、冷静に聞いてみると彼
女は醤油をさして、
「キッコマン」
「キッコマン」と言っ
ているのです。これをくれと・・・。
ここケープタウンでは日本のマグロ漁船の積み下ろ
ら旅を続けているということでした。
この1年間にいろいろな事がありました。今年も同期
会をやろう、という声もありました。
昨年の同期会では関東方面から多くの同期生が大
島まで帰ってきてくれました。その人達のことを考
えると、5年に1回ぐらいが適当ではないかと考えて
います。
あと4年間待ちきれない皆さん、それまでに、多くの
同期生が住んでいる関門地区や阪神地区でミニ同期会
し、寄港地でもあり、現地の子供たちは我々日本人を
を行ってはどうでしょうか。昨年の同期会に出席でき
街で見かけると、
「マングロー」
「マングロー」と指さ
なかった人達に31年ぶりに会えるかもしれません。
す。醤油の味も知っているのかもしれない、アパルト
ヘイトの国、貧しい人々にとってアンクル・バーさん
の手みやげは親戚、一族郎党にとって素晴らしいオミ
ヤゲだったのかもしれない。思えば我々だって麦メシ
に醤油をかけて、一日のエネルギー源とした経験があ
る。進駐軍列車のアメリカ兵に手を振ってチョコレー
トをねだったこともある。あの頃は皆な腹減らして貧
しかったなー。明日は乗船だ、全員手持ちの醤油を提
供し、今度来る時は「ビッグ・キッコーマン」を持っ
てくることを約束しました。
あれから30年経ちましたが、再びケープタウンに寄
る機会はきませんでした。あの白ペンキのアンクル・
バーさん今でも「キッコマン」を待っているのだろう
か。そういえばフイリッピンでもマレーシャでも「キ
ッコマン」は絶対的人気があった。
幹事さんからの連絡を待っています。
(13)大島商船高専同窓会報
した。心より厚く御礼申し上げます。
式典後は会場を大観荘に移し、ここにも折に触れ本
校にとって心強い応援団ともなって頂いている約160
名の方々の御来席を戴いて和やかな祝賀会が開催され
ました。
ご来賓の祝辞に続いて、舞台に用意された2つの鏡割
り、そして中本町長の御発声での乾杯で祝宴が始まり、
途中同窓生諸兄の懐かしの旧校歌の斉唱やE46期の百
■校 長 挨 拶
合野氏が自らの76歳の誕生日の祝いを重ねて詩吟の披
学校創立110周年・高専創立40周年式典を終えて
露をされ、やんやの喝采を浴びておられました。
名残惜しみながら鳥羽商船高専の山田校長の締めに
よってお開きとは相成りました。
この度も同窓諸兄の絶大なるご協力によってかくも
盛大な式典・祝賀会が出来ましたことを心より御礼申
校 長
和
嗣
し上げます。本当に有り難うございました。今後も弛
[email protected]
氣
博
まず新たなる歴史のページを重ねるべく、大島商船高
平成19年10月6日、天候にも恵まれた秋風の爽やか
な日に、本校創立110周年と高専創立40周年の慶事の
専は着実に歩んでまいりたいと思っています。どうぞ
よろしく見守ってください。
重なりとなった記念式典を執り行うことが出来ました。
なお、翌10月7日には、著名な漫画家の小森陽一氏
当日は国立高専機構をはじめ、山口県、周防大島町、
による特別講演があり、特に学生諸君にとって大変内
山口県選出の衆・参両院の各議員各位、地元関係各位、
容のある印象深いものでありました。心より御礼申し
東京と豊橋の大学長、本校と交流の深い高専各校の校
上げます。
長、さらには国際交流協定校である青島大学、全船協、
同窓会、後援会等々からの160名に及ぶご来賓方に加
■副校長から
え本校教職員と学生を合わせた約700名のご参集を戴
き、本校第一体育館で目出度く祝賀式典を挙行できま
平成19年度における教務・教務主事室関係の活動
したことは何にも増して喜びと致すところであります。
思い起こせば2年前の9月に、この110周年記念事業
の第1回準備委員会を立ち上げて以来3回の準備委員会
を経て、昨年2月には第1回実行委員会に切り替え、本
年6月の第6回委員会までに本格的な事業の準備を進め
てまいりました。
大きな節目であった百周年のあとの10年であり、記
念行事等については当初より極力質素に手造りで臨む
副校長(教務主事)
平
畑
幸
作
hirahata@oshima-k.ac.jp
(執筆は教務主事補:比嘉勝也)
平成19年度の大島商船高専の教務・教務主事室関係
および本校教育関係の活動について紹介する。
方針を据えながら、一方では時代背景と将来を構想す
大島商船高専は学校創立110周年−高専創立40周年
る時、この機に出来るだけ堅実な足場作りも必要であ
の節目の年を迎え、4月1日には本科新入生(商船学科
ろうとの考えの下で、ある種お叱りを受けながらの準
40名、電子機械工学科40名、情報工学科40名)120名
備の進行であったのも事実であります。しかし準備を
および専攻科・電子・情報システム工学専攻3期生7
進めるに従い、現職・前職の同窓会長をはじめ各支部
名、10月2日には専攻科・海洋交通システム学専攻3
の同窓諸兄の暖かい励ましとご協力を戴き、当初計画
期生3名の新入生を迎えた。また9月24日には商船学
した募金目標には至らないまでも関係各位からの心温
科実習生31名、専攻科・海洋交通システム学専攻の第
まる浄財が確実に集まってまいりました。
1期生6名を送り出した。特に専攻科では平成17年度の
計画した事業規模の多少の縮小は止むを得ませんが、
創立以来、多数の教員の方の努力により電子・情報シス
国際交流などの交流支援事業や学生の課外活動支援な
テム工学専攻の第1期生(3月修了)と合わせて12名の
どの将来へ向けた本校教育の足場となるべき事業の見
専攻科第1期生の全員が学位(学士)を無事取得して新
通しは立て得るものと思います。多くの同窓諸兄には
たな進学・就職先に向けて旅立っており、本校の長い
本当に力強いご支援をいただき誠に有り難うございま
歴史に新たなページを加えることとなった。
大島商船高専同窓会報(14)
本年度は、大学評価・学位授与機構が行う高等専門
ている方です。これらの製作にアドバイザーとして携わ
学校機関別認証評価の審査を受ける年であった。認証
っていた練習船「大島丸」船長の藤井敬治先生の計らい
評価とは本校の教育目標やカリキュラム、教員・職員
で、今回の講演が実現しました。講演題目は「モノ作り
の組織体制や施設など、高等教育機関として相応しい
を語る」で、漫画製作を通して製作現場の厳しさ、凄さ
かどうかを審査するものである。学生主事・教務主
が学生に伝わったのではないかと思っています。
事・主事補・事務職員を含めた準備のためのワーキン
また5月には、ハワイより古代双胴カヌー「ホクレア
グ委員会が昨年度の6月より準備を始め、約1年をかけ
号」が、周防大島に来ました。本校にも、体育科の幸
て本校の教育目的や教育内容および組織・施設等に対
田先生、藤井敬治先生のご尽力で来校し、本校学生と
する機構からのさまざまな質問項目に対する本校の現
の交流が行われました。これについては、後日NHKの
状を記載した500ページを超える自己評価書の作成し、
取材を受け、大島丸と学生が番組に出演しました。
本年度6月に機構側に提出した。この自己評価書による
クラブ関係では、中国地区高専体育大会の協力校と
書面調査の後、10月10∼12日には機構より審査員8名、
して、硬式野球、ソフトテニス、バレーボール及び卓
機構職員5名からなる訪問調査を受け、校長・教務主事
球の運営を行いました。各方面のご協力を得て無事に
および多数の教員との面談や学生(本科、専攻科)や
終了することができました。
卒業・修了生との面談および授業・施設見学、追加資
各クラブとも大いに頑張っていますが、とくにヨット
料の提出など教務主事室として多忙なスケジュールを
部と女子バスケットボール部の活躍が目立ちます。ヨッ
こなした。訪問調査の際、審査員の方より本校の優れ
ト部は、山口県高等学校総合体育大会で男子総合優勝、
た点を幾つか挙げていただいたが、改善すべき点もあ
全国商船高等専門学校漕艇大会優勝と連覇を続け、国体
ることを指摘していただき、これらを学校全体として
にも出場しています。女子バスケットボール部は、今年
どう取り組むべきかを検討する必要性が明確になった。
も順当に中国地区高専大会を勝ち抜き、全国高専体育大
最終的な機構からの審査結果は年明けとなるが、本校
会で3連覇を達成し特別表彰を受けております。
他にも、
のこれまでの教育に対する取り組みを改めて確認する
中国地区高専体育大会を勝ち抜き、全国高専体育大会で
良い機会となった。
好成績を残した毎年常連のクラブが多くあります。
さらに本年度より日本技術者教育認定(JABEE)の取
り組みを本格的に始める年度であり、平成22年度の審
末筆となりましたが、同窓会諸氏のご健勝をお祈り
申し上げます。
査に向けて、本校JABEE受審推進プロジェクト会議や教
務委員会でのカリキュラムや諸規則の検討が始まって
寮務主事関連「近況報告」
いる。よって本年度は今後の本校のあり方をさまざまな
点から模索・検討する初年度となっているのである。
学生主事室の近況
副校長(寮務主事)
神
田
全
啓
[email protected]
近況を報告します。
今年度より寮務主事をすることになりました、一般
副校長(学生主事)
古
本
啓
二
furumoto@oshima-k.ac.jp
本年度より、吉田郁雄前主事に代わって商船学科の
科目の神田です、よろしくお願いします。
私が本校に赴任して30余年が経ちました、あれから
寮もだいぶ変わりました。
古本啓二が学生主事に就任し、4名の主事補の先生の協
力を得て、学生指導を担当しています。
今年度は、大島商船高等専門学校創立110周年・高専創
立40周年記念行事と、
機関別認証評価
(学位授与機構によ
る教育課程の審査)調査という大きな行事がありました。
学生主事室では創立記念行事における記念講演を担
・男子寮における指導寮生の行き過ぎた指導
4月5日巡回点呼後に、指導寮生が1年生を1階ポケ
ットに集めて行き過ぎた指導がありました。
上級生に決めた「寮則」を1年生に言わせるなどの
シメにおいて、大きな声で威嚇する指導をしました。
当し、講師には、漫画原作者の小森陽一先生に講演をお
胸ぐらをつかまれた新入生もおり、全員が怖かったと
願いしました。小森先生は、少年漫画において「海猿」
、
訴えていました。昔はよくあったかもしれませんが、
「トッキュー!!」の原作、映画「海猿」の原案・取材をされ
現在では暴力は絶対許されません、指導寮生等に暴力
(15)大島商船高専同窓会報
ではなく、模範となる行動で指導するよう注意しまし
技術における実学コンテンツ」
(予算3年間で約7,600
た。その後、5月に1年生を対象に聞き取り調査をする
万円)が採択されました。平成18年10月から逐次構
とそれからは無いとのことで、落ち着いてきました。
築が始まり、多くの教官がこれに参加しデータが増加
このことは、私がその場に立ち会わなかったとい
う点に問題あります。ご迷惑をかけて、本当に申し
しています。これらの恩恵を、寮生は自室において通
信費無料で受けることができるようになりました。
訳ありませんでした。
指導内容の「寮則」は、法律・学則を守ること(飲
酒・喫煙、ギャンブルをしない、服装に関すること)
、
・寮内の美化
9月に商船学科の5年生が席上課程を終了し、退寮
あいさつ・先輩を敬う(大きな声で挨拶・その時に応
することになりました。今まで、男子寮では荷物を
じた言葉使いをすること)、寮生活・日課について
そのままにして帰る寮生が多く、誰のものかわから
(整理整頓、他人を思いやるという考え)等でしたが、
ない靴、乾燥室の衣類、風呂の洗面器等が数多くあ
理解できないものもいくつかありました。今後、寮生
りました。この度これらをきれいにすることにし、
活に必要な寮則を見直し、また必ず教員立会いの下で
入寮した状態にして退寮するよう指導しました。
集会活動を行い、1年から5年まで全寮生が快適に生
また、周防大島町では、ゴミの分別をする必要が
活できるようにしたいと思います。再度お詫びを申
あるのですが、なかなかできていませんでしたが、
し上げますとともに、
ご理解と協力をお願いします。
ゴミ箱の置き場所、ゴミの捨て方の表示をすること
によって寮がさらに綺麗になりました。そのためか、
・在寮生数と女子学生の入寮の勧め
掃除もよくするようになりました。
平成19年8月 現在の在寮生数は、全体184名(男
子151名、女子33名)で、全学生の1/3が寮生。内、
専攻科生:7名、留学生:5名。
・弓削商船高専の寮生会と本校寮生会の交流
9月に弓削商船高専の寮生会と本校の寮生会との交
女子学生が定員127名に対して33名と非常に少な
流会を弓削商船高専において実施しました。他校の
い状態です。後援会総会において、保護者に「規則
寮を見学し、寮生会行事などについて意見交換会を
正しい生活や共同生活をさせてみませんか」と勧め
行いました。本校からは、寮生会(4名)メンバー以外
ました。本校女子寮の寮生会による寮運営は誇りに
に寮務主事室のメンバー(教員3名)が訪問しました。
できるものがあります。寮内の整理・整頓・清掃が
弓削商船高専の学生寮は寮費が9000円と高額です
徹底しているし、規則を守り、自習時間に立ち歩く
が、テレビ、冷蔵庫の持ち込み、掃除の一部を民間に
ものはいません。成績上位の女子寮生が多くいます。
任せていて、また、室内が見えないような造りになっ
学生会や商船祭実行委員のメンバーはほとんど寮生
ており、自主性に任せている面が多くありました。
です。それに放課後の時間を有効に過ごすことが出
大島の小松寮は伝統的に時間厳守・公共心を重んじ
来、図書館やクラブに時間いっぱい学校の施設を活
た規則正しい寮日課、その違いに学生は互いに刺激
用できます。寮生は求人会社に喜ばれています。さ
を受けたようです。
らに言うならば、全国の商船高専、中国地区の高専
寮生が少ないのは本校の寮に自由が少ないのが原
では最も少ない寮費(光熱水道代)で運営している
因かなと感じました。この点もまたこれからの課題
のですが、これも寮生の公共心や協調性がなければ
と感じました。
できないことです。女子学生よ、入寮体験は青春の
貴重な思い出となりますよ。乞う入寮!
・全居室に校内LAN接続完備
■図書館長から
創立110周年記念誌DVD
昨年全居室に個人のパソコンとLAN接続を可能に
しました。平成19年8月現在、男子寮学生約50名、女
子寮学生約20名が接続しています。
校内L A N接続によって、インターネットの巨大な
データベースによる文献検索、また、レポート提出など
教員との個別的な指導が自室から可能となりました。
図書館長(情報工学科)
岡
宅
泰
邦
okataku@oshima-k.ac.jp
また、昨年、文部科学省推進現代GPの本校申請分の
H19年10月1日に本校が創立110周年を迎えるにあた
e-Learnig
n「英語・数学・基礎工学・各種資格試験・海技
り、このたび創立110周年記念誌DVDを110周年史編
大島商船高専同窓会報(16)
纂専門委員会が中心となり制作することができました
し、現役の高専の学生は多かれ少なかれ、様々な問題
が、これも同窓会諸兄、在校生保護者ならびに、関係
や悩みを持ちながら、毎日登校しているのが現実であ
諸企業殿からのご寄付の一部を制作費として使わせ頂
ります。
いたお陰でございます。ここに、厚く御礼申し上げる
現在の学生相談室は平成12年度に図書館1階に整備
次第です。なお、DVDの内容は、本校HPからもインタ
され、学生の抱える様々な問題や悩み事を相談するた
ーネット経由でご覧いただけるようにすることを検討
めの「心の避難所」として開設されました。
しております。OB諸兄初め、多くの関係諸氏の目に留
まればと考えております。
今どきの学生の抱える問題や悩みは、昔も今も変わ
らず、友人関係や学生寮やクラブでの先輩と後輩の関
この1年間は、図書館長の仕事の大部分をDVD制作が
係、勉強の悩み、将来についての進路の悩み、家庭生
占めていましたが、なんとか無事に終えることができた
活における悩みなど様々ですが、発達障害といったよ
と思っております。昨年の同窓会報では、図書館の取り
うな新しい問題もあり、どこか、誰かに話してみよう
組みの一つとして、マンガや映画のDVDソフトの導入
と駆け込むところが今の学生相談室です。悩みの大き
を初めたことを報告させていただきましたが、学生の
さは昔も今も同じですが、複雑さには大きな変化があ
貸出し冊数の減少の歯止めに若干の効果があったので
るように思います。
はと考えております。これをきっかけとして、瑞々しい
皆さんの学生時代はどんなところで悩みの解決をし
感性豊かな青春のこの学生時代に多くの学生が良書に
ていましたか?消灯後の寮内で夜な夜な話し込んだり、
親しむ図書館へと成長したいと考えております。
たまにはお宮の境内に一人で上がってみたり、島内か
また、地域に開放された図書館として、HPを通して
このことをお知らせしていますが、昨年、今年と歴史
ら逃げ出したくなってしまうこともあったのではない
でしょうか?
公開講座
(9月開講)にあわせて関連史料を館内で展示
現在、相談室のメンバーは5名の教員と、看護師1名
したところ、期間中に多数の一般参加を得るとともに、
で運営しています。そして、月3回程度でありますが、
各社新聞にも掲載され図書館のピーアールができまし
カウンセラーに来校して頂き、専門的な立場から学生
た。以上の施策とは別に、これまでOB諸兄からは多く
のカウンセリングを受けてもらっています。開設当初
の図書を寄贈していただいており、昨年も62期航海学
は開店休業のような日々がありましたが、現在ではカ
科卒の住田様から図書を寄贈いただき、図書の充実に
ウンセラーの先生の担当時間ではとうていさばききれ
ご協力いただいております。改めて御礼申し上げる次
ず、多くの学生や保護者が数回先の来校日まで順番待
第です。最後になりましたが、学生のみならず同窓会
ちをしているのが現実であります。
諸兄をはじめ広く一般の方々を引きつける図書館の実
我々、学生相談室の担当教員は、教員としての経
現に向けて、今後とも同窓会の皆様からのさらなるご
験は長い者もいますが、カウセンリングなどのよう
指導とご鞭撻を強くお願いする次第です。
な訓練を受けたことのない素人であります。そのた
め、学生が持っている問題や悩みを解決するという
よりは、学生の問題や悩みを聞いていっしょになっ
■学生相談室
て考えるということぐらいしかできません。今後も
青春時代の真ん中
このような学生の利用が増加することが予想され、
その対応策として専門のカウンセラーの来校日の増
加や、担当教員の勉強会や研修など、財政面での支
援も必要とされます。
学生を心の面から支援していく学生相談室は、この
学生相談室長(一般科目)
宮
道
大島商船高専においても今後もますます大切な役割を
[email protected]
奥
正
果たしていくものと思われます。将来の日本を担う若
「青春時代が夢なんて、あとからほのぼの思うもの。
い本校の在校生が楽しく元気に成長していくために、
青春時代の真ん中は、胸に棘刺すことばかり」とい
学生相談室がこれから十分に機能していくよう、学生
う懐かしい歌がある。この度、同窓会誌に載せる原
相談室に対して卒業生の皆様のご理解と、ご支援を今
稿を依頼されて、真っ先に思い出したのがこの歌詞で
後ともなおいっそういだだきますよう、よろしくお願
ある。
卒業生の皆さんは大島商船で過ごされた日々は、
いいたします。
時に苦しい思い出あったにしても、それすらも懐かし
く楽しい日々として思い出されることでしょう。しか
(17)大島商船高専同窓会報
りされるし、日本および世界各地からの話し手による
■情報教育センター
生活の臭いがプンプンする、目に浮かぶ情報が伝わっ
私の情報源
てくる。
お気に入りは、ラジオ深夜便のフレッシュトーク、
ワールドネットワーク、ナイトエッセー、サンデート
ーク・・・、そして落語に漫才は聞き逃せない。
情報教育センター長(商船学科)
EE87
川
原
秀
さて、皆さんの情報源は何ですか?
夫
kawahara@oshima-k.ac.jp
■地域協力センター
「私の情報源」これは、商船学科の3年生のある授業
の中で出した課題の一つですが、私自身にとっても最
近の自分の生き方を考える上で、大きなテーマになっ
ている。沢山の出版物が洪水のように巷にあふれ、ラ
ジオ、テレビが早朝から深夜まで情報を発信し続け、
コピー機で複写された玉石混淆の文書が連日、絶える
地域協力センター長(電子機械工学科)
松
ことなくメールボックスに放り込まれ、平凡な、たっ
た4人家族の我が家にも、ダイレクトメールが毎日のよ
うに届けられる。新聞に目を通せば、経済動向、事件、
要人の発言、…の最新情報が満載されている。また一
田
充
夫
matsuda@oshima-k.ac.jp
・概 要
近年の製造拠点のアジアシフト急増の背景にわが
方では、無遠慮に電話のベルが鳴り続ける。そして、
国の産業構造は変革を迫られ、新規技術の開発力向
インターネットとやらの御利益か、電子メールが、
「直
上や創造的な中小企業・ベンチャー企業の振興等が
ぐに返事を下さい」とばかりに押し寄せて来る。
強く求められている。こうした流れの中、高専の使
WWWの世界は、一旦入り込んだらなかなか抜け出す
命も従来の教育・研究に留まらず、知的資産である
ことが難しい魅力一杯の情報の世界が待っている。無
大学や高専を産業競争力に活用する観点から、産学
論、商売柄、関連の学会誌、論文誌、雑誌の情報も無
連携による研究成果の社会還元に向けた取組み、地
視できない。当然、学生達の相談相手も大切にしなけ
域連携による地域経済の活性化への貢献が求められ
ればならないし、同僚の先生方との口角泡を飛ばす議
ています。
論も、ごまめの歯ぎしりもしなければならない。家庭
このような産学連携や地域連携をより促進・推進
での家族の対話も疎かにできない。こうなってくると、
するため“地域協力センター”では“民間企業等の
1日24時間しかない私にとっては、どのような情報を
研究協力の制度”の整備、
“産学公連携・共同研究・
どのような時間配分で取り組んで行くかは、一大事に
技術相談”
、
“公開講座・出前授業”
、
“特許創成活動”
なってきた。
に取組んでいます。本校は、平成17年8月に地元の
今、私が一番気に入っている情報源は、
「新聞」と
周防大島町との“連携協力に関する協定”の締結に
「ラジオ」である。
「新聞」は土曜日か日曜日に一週間
引き続き平成19年7月に新たに柳井市との間で地域
分を改めて、拡げながら読み返しながら面白いと思う
社会の発展と人材の育成に寄与することを目的に包
ところハサミで切り抜く。スクラップブックに張り付
括的な“連携協力に関する協定”を締結しました。
けるという訳ではない。どこを切り抜こうか?と新聞
今後一層の地域連携が期待できます。こうした産学
を拡げ、
「これは面白い」と思うところを大胆にザクザ
連携や地域連携への取組みが次第に進みつつありま
クとハサミを入れる。毎朝の慌しい読み方と違って、
すが、周辺企業との連携の未整備の課題を残してお
いろいろな発見がある。記事の書き手の思いが伝わっ
り、今後とも卒業生組織、専攻科の活用、高専間ネ
てくる。社会の動きがダイナミックに捉えるように思
ットワークの強化に取組む必要があります。
う。
「ラジオ」は、9cm×5cm×1cmの胸ポケットにも
入る小型のものを家では手放さないという習慣が付い
てしまっている。英会話を除くとNHK第一放送を聴き
放しにしている。どうも自分の情報処理能力、思考の
スピードに合っているみたい・・・・。社会において、
それなりの実力を認められた方々が肉声で、おしゃべ
大島商船高専同窓会報(18)
任生活での苦労(?)が一番印象に残ったように思いま
・産業連携と地域連携
平成18年度は、産学公連携として徳山高専技術交
流会への参加、大島商船教員研究会の開催、地元企
す。学生の結婚式にも参列したことがあります。なお、
ここ十数年は低学年生の担任をやったほか、5年次の担
業訪問し本校の技術シーズを紹介する企業キャラバ
任もやったことを思いだします。担当は航海計器学で
ンを実施しています。受託研究や企業との共同研究、
すが、この科目のみではなくて、コンピュータのハード
地域連携としての公開講座22件、出前授業11件を実
などにも興味をもちましたから、プログラミングに類す
施しています。またインターンシップの実施も活発
ることもやらせてもらったことを覚えています。若いと
になっています。さらに特許創成・教育活動の成果
きは面白かったのですが、これはなかなかたいへんな
として長岡科学技術大学との共同出願なども生まれ
もので、基本を理解するまでに結構いろんな言語も勉
ています。
強しましたし、回り道をしたように思います。
肝心の航海計器学ですが、私たちが学生時代に習っ
たこととは内容も違いました。例えばGPSなどは、よ
く都会地をドライブしたときに位置がかなり正確に入
るので感心していた次第です。そこで、とりあえず学
生には基本である単独測位の原理をエクセルなどの表
計算ソフトを使って教えたわけです。測量などまでは
進むわけには行きませんが、なかなか面白い科目では
あると思いました。専攻科では一般的な統計学だけで
なく、実験などに絡めて分析を中心に教えました。最
近は統計学もコンピュータリテラシに取り入れるべき
だと説いている人もいるようです。私も同じようには
考えています。本校には工業系の専攻科もありますが
互いに技術を教えあうことによってもっと発展するの
ではと考えています。航海学を極めるためにはいろん
な知識がいるわけで、多分統計学などもその過程の一
部だと思います。
本校の100周年のころは教務主事もやりました。本
当に同窓会の皆様にはお世話になったと感じています。
学生募集のPR活動について九州地区は宮崎県を除いて
ほとんど全部行ったように思います。
長いこと本校で生活していると、いろんなことが思
い起こされます。それらを全部書ききることはできま
せん。最後に、本校ならびに同窓会のますますのご発
展を心からお祈りして結びの言葉に代えさせていただ
■退官教官(平成20年3月)
きます。
退職の挨拶
小松で定年を迎えて
商船学科
藤
井
英
信
電子機械工学科
奥
思い起こせば37年お世話になったわけですが、この
野
澄
生
間いろいろとありました。電子計算機室長などもやり
平成14年1月から6年間にわたり大島でお世話になり
ましたが、担任生活が多かったように思います。クラ
ました。その間の皆様のご厚情に対して、心から御礼
ブは剣道⇒カッター⇒柔道と変わりましたが、剣道の
申し上げます。
みは多少学生時代にやった経験がありました。でも担
企業より転職した私にとって、小松での日々の始りは
(19)大島商船高専同窓会報
大きな環境の変化でした。会社勤めと教員生活の間には
スト対策が導入され雇用不安の中、厳しい社会を過ごし
言語、カルチャー、物事を進めるスピードなどに大きなギ
てまいりました。この結果多くの船員がやむなく陸上へ
ャップがあり、自分の思いを学生に伝えることの難しさ、
の転職を余儀なくされました。私も平成14年退職し本校
もどかしさを感じながら日常の生活が出発したことを思
に勤務することになりましたが、幸いなことに練習船の
い出します。しかし、このギャップは1年目から4年生の担
乗組員として船員生活を続けることが出来ました。
任を引き受け、毎日の学生との葛藤の中で急速に縮まっ
船員生活41年間厳しい時代を乗り越え1つの職業を
ていくことになり、2年目の担任として迎えた就職・進学
全うして定年退職を迎えることに幸せを感じると共に、
指導や卒業式、謝恩会などで教師たる者の真髄を少しで
やり遂げた達成感をも感じていますが、自分のみで成
も味わえたことは、
私にとって大きな収穫でありました。
し遂げた達成感ではなく大変お世話下さった同窓会の
専門分野では、企業出身の技術者として構造強度関
方々、教職員の方々のご協力とご指導のお陰だと心よ
連の研究の基礎を固めるため、鉄道車両の軽量構造開
発を研究テーマとして取り組むことにしました。出身
り深く感謝申し上げます。
最後になりましたが会員の皆様の益々のご健康と同
企業から疲労試験機の移管、研究設備の充実を図り、
窓会のご発展を祈念いたしまして退職のご挨拶とさせ
研究室からJR会社、設計関連会社などへ学生を輩出す
ていただきます。
ることにも繋がり、その一役を担う形となりました。
その他、赴任当初から産学公連携強化を図るため、
■卒業式
地域協力センターの立ち上げに参画でき、本校と地元
企業を中心に、県内関連部署との人脈構築に少しは貢
平成18年度(電子機械工学科18期生、情報工学科15期生)卒業式
献できたものと考えています。現在建設中のもの作り
平成18年度(電子・情報システム工学専攻1期生)修了式
研究棟の完成と相俟って、益々地元産業との結び付き
が深まればと期待しております。
平成18年3月18日、電子機械工学科18期生(42名)
、
情報工学科15期生(35名)の卒業証書授与式、ならび
最後に、現在学校が直面している統合・再編という
に電子・情報システム工学専攻1期生(6名)の修了式
大きな変革の中で、全員が一丸となり、新しい希望に
が、本校第一体育館で挙行されました。卒業・修了、
満ちた高専へ生まれ変わることを切願しております。
おめでとうございます。
ありがとうございました。
●電子機械工学科 就職・進学先一覧
退職の挨拶
鋼鈑工業(株)
、宇部興産(株)
、リコーテクノシステ
ムズ(株)
、関西電力(株)
、ダイキョーニシカワ(株)
、
矢崎総業(株)
、
(株)トクヤマ、KYB(株)
、旭化成
(株)、KOBELCO建機エンジニアリング(株)、
(株)カネカ、積水ハウス(株)
、NECネッツエスア
大島丸
近
江
徹
正
平成14年4月本校に赴任いたし、大島丸の乗組員、
実習の補佐として勤務してまいりました。
6年間と言う短い勤務期間を振り返ってみますと、小さ
イ・エンジニアリング(株)
、森永製菓(株)
、三菱重
工業(株)
、日鋼設計(株)
、
(株)日立ビルシステム、
宇部興産(株)
、日立笠戸メカニクス(株)
、東レ(株)
、
新日本石油(株)
、三菱電機(株)
、デルタ工業(株)
、
住友重機械マリンエンジニアリング(株)
、三菱電機
な出来事の数々は思い起こされますが、これと言った大
ビルテクノサービス(株)
、ダイキン工業(株)
、
(株)
きなインパクトのある出来事は、なかなか思い起こされ
アクティス、三菱レーヨン(株)
、
ません。それだけ大過なく過したと言う事でしょうか。
本校専攻科(電子・情報システム工学専攻)
[3名]
、
定年退職を迎えるに当たり、その道のりをたどって
広島大学、九州工業大学、
みますと、船員社会激動の時代を生きてきたように思
長岡技術科学大学[3名]
、豊橋技術科学大学[4名]
、
います。
山口県立東部高等産業技術学校
昭和41年好景気時代の外航海運に入社しましたが、
甲機両用教育による近代化に始まり、船籍のFOC化、希
●情報工学科 就職・進学先一覧
望退職、外国船員との混乗化、第1次、第2次緊急雇用対
東芝プロセスソフトウェア(株)
[2名]
、国家公務員
策、部員の昇格職員化、その間における従業員の新会社
(刑務官・刑務B)
、
(株)富士通九州システムエンジニ
への移籍、復帰、2度にわたる企業合併を含め数々のコ
アリング、アトラス情報サ−ビス
(株)
、マツダ(株)
、
大島商船高専同窓会報(20)
(株)
メイテックフィルダーズ、
(株)
ナブテック、ア
イシン精機(株)
、JFEスチール(株)
、
(株)ダイキ、
(株)
エステンナイン京都、警視庁(警察官・2類)
、西
日本郵船(株)
、宇徳運輸
(株)
、阪九フェリー(株)
、
日正汽船
(株)
(株)
日本ゼオン、
本校専攻科(海洋交通システム学専攻科)
[3名]
日本旅客鉄道
(株)
(JR西日本)
、広島ダイヤシステム
(株)
、
東京商船大学海洋工学部
(編入学)
、
(株)
リコー、日立アイ・エヌ・エス・ソフトウェア
(株)
、
神戸商船大学海事科学部(編入学)
、
デンソーテクノ
(株)
、
(有)
ジェイフィット、東芝プロ
セスソフトウェア
(株)
、新立電気
(株)
、日本オーチ
ス・エレベータ
(株)
、
(株)
ジェイ・ティ、大和製罐
(株)
、
中外製薬工業(株)
、花王(株)
、
(株)テラプローブ、
(株)
日立アドバンストデジタル、山口銀行、NEC
ネッツエスアイ・エンジニアリング
(株)
本校専攻科
(電子・情報システム工学専攻)
[3名]
、
豊橋技術科学大学、千葉大学
●電子・情報システム工学専攻 就職・進学先一覧
(株)
中国警備保障、帝人ファーマ
(株)
、大阪サニタ
リー金属共同組合、
●海洋交通システム学専攻
日本海事検定協会、SECOJ、
(株)
鹿児島船舶、東ソ
ー物流(株)
、
(株)
日之出郵船
電気通信大学大学院、九州工業大学大学院、北陸先
端科学技術大学院大学
■商船祭
今年も11月3日(文化の日)に周防大島町と合同で商
船祭が開催されました。今年のテーマは「絆」で、学
生会、商船祭実行委員、周防大島町役場が「絆」を強
めて準備してきました。例年、周防大島町のバザーが
並ぶスペースは、平成20年3月完成予定のものづくり
教育研究棟の建設工事中のため使用できませんでした
が、天候に恵まれたお陰で例年以上の盛り上がりでし
た。独立行政法人 国立高等専門学校機構から河村理事
の訪問もあり、校長先生が校内や大島丸をご案内しま
した。最後は後夜祭の花火大会で商船祭の幕を閉じま
平成19年度(商船学科36期生)卒業式
平成19年度(海洋交通システム学専攻1期生)修了式
平成19年9月24日、商船学科36期生(航海コース12
名、機関コース19名)の卒業証書授与式、ならびに海
洋交通システム学専攻1期生(6名)
の修了式が、本校第
一体育館で挙行されました。卒業・修了、おめでとう
ございます。
●商船学科 就職 進学先一覧(平成19年9月1日現在)
(株)
ユニエックス、
コンテナターミナル
[2名]
、九州郵
船
(株)
、富士港運(株)
、美須賀海運(株)
、
(株)
九州
急行フェリー、神菱港運
(株)
、
(株)
コスモ海運、
(株)
日鐵運輸、海上自衛隊(受験)
、三徳船舶
(株)
、
(株)
ダイセル化学、
(株)ディーゼルユナイテッド出光興
産(株)
、ダイキン工業(株)
、川崎汽船(株)
、
(株)
ア
イ・エイチ・アイ マリンユナイテッド、八馬汽船
(株)
、大島運輸(株)
、三浦工業
(株)
、三井化学
(株)
、
した。
(21)大島商船高専同窓会報
■人事異動
■学 生 会
【教育職員】
「理想と現実と可能性」
商船学科4年
退職
練習船大島丸・・・船 長(助教授)
・・・・・・・安
・ 尾英昭
採用
西
脇
将
智
僕が去年、学生会長に立候補したとき、僕の力でこ
の学校を変える、学生生活で感じる不自由さ、理不尽
情報工学科 ・・・・・教 授・・・・・・・・・・・・・・・松田 俊
・・
さをなくすんだ、と考えていました。
練習船大島丸・・・一等航海士
(助教)・・・・・・本木久也
しかし就任から半年以上が経ち、今までに何が出来
商船学科 ・・・・・・・講 師・・・・・・・・・・・・・・・木村安宏
・・
たかと問われると、僕は困惑するでしょう。まだ何も
昇任
出来ていないからです。今までの僕は、この学校の伝
一般科目 ・・・・・・・准教授・・・・・・・・・・・・・・・中澤信幸
・・
統を引き継ぐ事に精一杯だったからです。そして今思
練習船大島丸・・・機関長(准教授)
・・・・・・・古
・ 賀英司
うことは、僕の力だけでは何も変えられないという事
情報工学科 ・・・・・准教授 ・・・・・・・・・・・・・浦上美佐子
・
です。それは、心強い友の力をもってしてもです。で
職務命令
はそうすれば変えることが出来るのか・・・
練習船大島丸・・・船 長(准教授)
・・・・・・・藤
・ 井敬治
僕の出した答えは、次の代の協力が必要だというこ
とです。長く続いた悪習慣を改善するには、長い時間
【事務系職員】
が必要だと感じたのです。
退職
任期1年の僕に出来る事は、未来の学生会の為に可能
会計課 ・・・・・・・専門員 ・・・・・・・・・・・・・東村一郎
・
性を探す事、見つける事、残す事だと思います。その
学生課 ・・・・・・・実験実習第一係長 ・・・・三谷 貢
為に、残りの任期精一杯頑張ります。
練習船大島丸・・・甲板員兼司厨手・・・・・・・大
・ 宜見肇
学生課学生事務グループ
・・・一般職員(育休代替) 古賀良子
■寮 生 会
「寮生会活動」
採用
総務課総務事務グループ・・一般職員 ・・・・・・・・・・・・・青山 径
・
職務復帰
情報工学科5年
小
川
泰
正
寮生会の主な活動としては、年に2回の映画祭・食堂
学生課学生事務グループ・・一般職員 ・・・・・・・・・・・鈴木とよみ
・
昇任
での七夕の飾りつけなど行っています。4月には新寮生
を迎える新入生歓迎会を開き、主に寮生全員が参加で
学生課 ・・・・・・・・学
・ 生係長 ・・・・・・・・・・・・・藤元吉治
・
きるビンゴゲームを毎年行っています。映画祭は6月と
総務課 ・・・・・・・・課
・ 長補佐(総務担当)
・・・中村栄作
11月に行い、事前に寮生へ観たい映画のアンケートを
総務課 ・・・・・・・・課
・ 長補佐(財務担当)
・・・藤本久雄
配り集計し、その映画を食堂の大きいスペースに巨大
学生課 ・・・・・・・・課
・ 長補佐 ・・・・・・・・・・・・・藤元美晴
・
スクリーンを設置して観賞するイベントです。7月には
総務課 ・・・・・・・・総
・ 務係長 ・・・・・・・・・・・難波サチ子
・
食堂の入り口に飾り付けをした竹を設置し、傍に短冊
転出
を置いておき寮生が短冊をその場で書いて飾る、とい
徳島大学医学部・歯学部附属病院
うことも行っています。12月にはクリスマスもあるの
・・・・・・・医事課長 ・・・・・・・・・・・・・田村和彦
・
で寮内クリスマスパーティーの企画も立案されていま
山口大学財務部財務課照査係 ・・・・・・・・・・石川智和
・
す。寮生会は高学年が多いため、卒業研究などで忙し
い人もいますが、手のあいた人や時間のあるひとが互
【非常勤職員】
退職
いに協力しあい様々なイベントを企画し、楽しい寮に
なるよう日々努力しています
学生課教務係・・・事務補佐員 ・・・・・・・・・・・上山由紀
・
採用
■学 生 寄 稿
総務課用度係・・・事務補佐員 ・・・・・・・・・田中由起子
・
学生課図書係・・・事務補佐員 ・・・・・・・・・藤本加良子
・
練習船大島丸・・・技術補佐員(甲板員)
・・・藤谷勝昭
「大島丸実習」
商船学科1年
村
上
麻
衣
六月に行った大島丸実習は、初めてということもあ
ってとても印象に残っています。私達のクラスは、人
大島商船高専同窓会報(22)
数が多く半分に分かれて実習しました。そのため、一
バイスに特定の波長である光を照射しながらV-I特性を
人一人が集中し一つ一つの行動に責任を持って動いて
測定する機構を持つ測定システムを構築、特性解析から
いたと思います。
デバイスの内部でのキャリアの動きを考察しようと試み
大島丸には、0820までに集合、0850に出港でした。
るものである。暗状態でのデバイスのV-I特性の実験
点呼している時のみんなの顔には笑顔はなく、緊張し
(PN接合)を行い、V-I特性からキャリアの動きを考察し、
た面持ちで待っていました。出港してからは、4つの班
実験結果からは今後の解析の足がかりとなるものが得ら
に分かれてそれぞれ行動しました。一つは、W/Hで船
れたが、解析・評価システムとしては測定データの加工
橋当直、もう一つはC/Rで機関当直、残り2つは、学
法を自動化するなどの検討が必要であると考えている。
生ホールで操舵号令等を学びました。
交流会の閉会式では、各高専の代表者として参加学生前
船橋当直の際、何人もの人が船長に注意されていま
での挨拶等が有り緊張したが有意義な交流会となった。
した。私も船長に注意された一人です。船長に注意さ
れる度、
「安全」に対する心構えや、将来船にたずさわ
「商船祭を終えて」
商船学科4年
るやりがいが湧いてきました。
私達は、長期実習を行うことができませんが、次の一日
実習も集中して行い、多くの技術を学びたいと思います。
村
田
英
彦
今年の商船祭は私にとって最後の商船祭であり、実
行委員長という大役を任されました。
実際に実行委員長になってわかったことは実行委員
「IT選手権」
と協力して1つの物を作り上げる難しさでした。最初の
情報工学科1年
田
村
秀
希
うちは何をしてよいのかわからずに混乱していました。
僕は7月15日に広島で開催された『第27回全国高等
しかし各部署の責任者の人を中心に話し合いや作業を
学校IT・簿記選手権西中国大会』のIT部門の新人戦に出
していくうちに、今年のテーマである『絆』が芽生え
場しました。IT部門では情報技術に関する問題を解き、
てきたように感じました。
その得点を競います。1年生の僕はまだ何も知らなかっ
そして当日は、大きなトラブルもなく無事に終える
たため、とりあえず過去の問題を部活の時間にひたすら
ことができました。実行委員の人と協力してくれた教
解いていました。新人戦といっても問題の内容はほとん
官方、地域の方には感謝の気持ちでいっぱいです。
ど授業では習っていない難しいものでした。過去問の
今回の商船祭で、私は初めて責任者という立場に立
自己採点の結果も低かったため、
「1年生なんだから気楽
ちました。この経験は必ず就職したときに生きてくると
にいこう」と思いながら、本番に挑みました。問題解答
確信しています。本当にありがとうございました。
中の60分間はあっという間に過ぎたため、ほとんど覚
えていません。しかし、手応えは結構ありました。結果、
大島商船はIT部門新人戦の団体の部で見事に優勝。僕
■課外活動報告
は個人の部でも優勝することができました。あのとき、 「第89回全国高校野球大会について」
(野球部)
名前を呼ばれたときの感動は、今でも心に大きく残っ
ています。しっかり勉強したおかげでいい成績が取れま
した。来年は更なる高みを目指したいと思います。
情報工学科2年
江
口
恭
介
自分が野球を始めるきっかけになったのは親父です。
親父も小さい時から野球をしていて自分も親父に言わ
れて小学1年から野球をやってきました。
「平成19年度中国四国地区高等専門学校
専攻科生研究交流会への参加について」
専攻科 電子・情報システム工学専攻 2年
賀
屋
雅
樹
自分は小さいころから、広島商業高校に入って甲子
園に行くのが夢でした。でも将来のこととかを考えて
商船に入りました。でも商船に入って野球を続けて、
平成19年4月28、29日の両日、鳥取県米子市において
途中やめた仲間もいたけどこのメンバーで野球ができ
中四国の高専専攻科生による研究交流会が開催され、本
てほんとに良かったと思っています。普段から頼りな
校より9名の専攻科生が参加し研究発表を行った。この
くて、その上留年までした自分をキャプテンと思って
交流会は学生が主体となって運営しており、自分が本校
ついてきてくれて、ほん
の学生代表としての取りまとめ役の仕事を行った。研究
とに感謝の気持ちでい
交流会では、
「光を電流・電気信号に変換するデバイス
っぱいです。川原監督は
特性の解析と応用に関する研究」のタイトルで発表を行
自分の1番の理解者で、
った。内容は、光を電気信号に変換するデバイスを、V-I
幸田部長は自分の態度
特性から解析・評価することを目的とし、対象とするデ
がおかしいと厳しく叱
(23)大島商船高専同窓会報
ってくれて、吉村コーチは野球の技術的な面をしっかり
を感じつつ、ひたすら練習に励みました。あっという間に
教えてくれました。
1年が過ぎ、いよいよ7連覇をかけた大会が始まりました。
こんな指導者や、仲間たちに感謝の気持ちで望んだ
優勝旗を返還するとき、
「閉会式でまたこの旗を手に
夏の高校野球大会1回戦南陽工業戦、先制点を取ってそ
することができるだろうか」と不安になりましたが、
の後1−1のまま延長10回・・・先攻の自分たちが先に
いざレースが始まると、
「自分たちは誰にも負けないよ
1点取ってその時正直自分も勝ったと思いました。でも
うな練習をしてきたんだ」と自信を持ってヨットを走
結局その裏に2点取られて負けました。
らせることに集中できました。
でも試合後涙は出たけど、
今までで1番の試合ができて、
結果、出場した4レースのうち3レースが1位、チー
試合中も今までで1番楽しくプレーすることが出来たので
ムとしても総合優勝を果たすことができました。閉会
悔いはありません。他の仲間も同じ気持ちだと思います。
式でうけとった優勝旗がずしりと重かったことを覚え
商船にきて2年半、ここで大好きな野球ができてほん
ています。この瞬間、ヨット部の主将をしてきて本当
とに良かったです。今まで支えてくれた、指導者、チ
に良かったと思いました。
ームメイト、そして親に、
「ありがとう」その気持ちを
ヨット部のメンバー、顧問の教官方、インターハイ
忘れずに、残りまだ長い学校生活に野球から学んだこ
や国体でお世話になった方々、そして、パートナーで
とをいかして頑張っていきたいです。
前主将の阿部さん、皆様のおかげで漕艇大会を優勝す
ることができました。ありがとうございました。
「漕艇大会を終えて」(カッター部)
商船学科3年
宮
正
愛
梨
今年の漕艇大会は三重県、鳥羽商船で行われました。
「全国大会三連覇」(バスケットボール部女子)
バスケットボール部女子一同
我がカッター部は、年に2回という試合数もあり、この大
今回、私達バスケットボール部女子は目標としていた
会のために必死で漕ぎ続けました。特に今年度は他商船
全国大会三連覇を達成することができました。この結果
のカッター部の視察にも出向き、漕ぎ方も従来のものと
に辿り着くまでには、たくさんの辛いこと、苦しいこと
は変え、どうにかスピードを上げようと四苦八苦しまし
がありましたが、その度にみんなで励まし合って乗り越
た。私自身、昨年の秋から入部したため、試合に出場する
えてきました。だからこそ、真夏の暑い練習にも耐えら
のは初めてでした。艇長という舵を取る重要な役割を任
れたし、少人数でも頑張って来られたのだと思います。
され、万年最下位という状況を打開するために、出来る限
また、三連覇という成績は、コーチに来て下さる波戸
りのことをしてきました。事実、練習でのタイムは、他商
さんの熱意溢れる指導があったお陰です。その指導や練
船とも十分に渡り合えるものにまで上がりました。しか
習は、決して楽なものではありませんでしたが、信じて
し現実は厳しく、試合では焦りからか漕ぎが揃わず、練習
ついてきて良かったと思います。一時期は部員も少なく
よりも大幅にタイムを落としてしまい、とても悔しい思
て不安でしたが、4月に1年生が4人も入部してくれた
いをしました。しかし、今大会で得たものは大きく、他商
ことで、選手層に厚みを増し、練習も多様化できまし
船の人との話からも多くのことを学ぶことが出来ました。
た。1年生には本当に助けられたし、感謝しています。
大会が終わると、今まで頼りにしていた先輩方が引
来年の夏は4年生3人にとって最後の大会になります。
退され、クルー不足となり、私は女子クルーとして漕
もちろん、全国大会四連覇を目指しますが、一人一人
ぐことになりました。毎日、男子クルーについていけ
が今年の夏よりもっと良いプレーができるように、今
るように、必死に頑張っています。
日も練習を頑張っています。
顧問教官を始め、カッターの整備でお世話になって
いる技官の方々など、本当に多くの人に力を貸して頂
き感謝しています。来年度の漕艇大会は、今年以上の
努力を重ね、必ずや上位入賞を果たそうと思います。
「受け継がれるもの」
(剣道部)
電子機械工学科4年
山
崎
仁
也
中国地区高専大会団体戦優勝。この時、誰もが歓喜
した。選手も、教官たちも、応援に来たOBの方々も。
「優勝旗」
(ヨット部)
商船学科4年
前回の中国地区大会で期待の中、まさかの準優勝。
梶山 健太郎
昨年の7月、僕は1人の部員として漕艇大会に出場し、
全国行きを逃した。この時の当時のキャプテンの涙を
私は忘れることがなかった。そして、今年の中国地区
6連覇を達成しました。そして今年、今大会は1人の部員と
大会。去年の雪辱を晴らし、見事優勝。後で聞かされ
してでなく、主将という立場で漕艇大会に臨みました。自
た話によると、この時のキャプテンはあまりの嬉しさ
分が主将の代で連覇を止めてはならないとプレッシャー
に涙を流していたらしい。
大島商船高専同窓会報(24)
ところが、団体戦優勝を果たした次の日の朝、キャプ
「全国高専大会陸上競技に参加して」(陸上部)
テンが足の痛みを訴えた。以前から膝の不調が起こって
情報工学科3年
河
野
歩
実
いたが、我々部員には心配かけまいと伝えてはいなかっ
8月18日
(土)
、19日
(日)
に徳島県鳴門市鳴門総合運
た。そして、優勝して緊張の糸が切れたのか、今まで我
動公園陸上競技場で全国高専大会が行われました。僕
慢してきた分がまわってきたのか、キャプテンは歩くこ
は800mに出場し、8位に入賞することができました。
ともままならなくなっていた。その日の個人戦は棄権、
全国大会も参加できなくなった。
800mには24人がエントリーしていて、今年(平成
19年)の佐賀インターハイで5位入賞した選手など、実
全国高専大会の団体戦メンバーは補欠も入れて7人な
績を残している選手が多く出場しました。その中で予
ので、キャプテンの代わりに私が入ることになった。だ
選を通過して決勝に進めるのは8人なので、まず無理だ
が、私の実力は4年生でありながら下であるため、私自
ろうと思っていました。
身は数合わせだと考えていた。実際、私の出る幕は無か
しかし、35℃を超す猛暑で格上の選手が崩れたこと
った。私以外の団体戦メンバーは2・3年生ばかり。下級
と、後半追い上げ型の自分のレースができたこともあ
生ではあるが、実力は私のはるか上をいく者達だった。
り、何とか決勝に残ることができました。それを知っ
全国大会は予選リーグを勝ち上がり、準決勝、決勝へ
たときは、嬉しいというよりも信じられないという気
と勝ちあがっていくが、予選リーグでの選手たちの動き
持ちでした。
は私の目から見ても良いものではなかった。今年のメン
決勝の結果は8位で、他高専の選手と力の差をかなり
バーのほとんどは全国大会初出場のため自分の剣道が出
感じさせられました。でもあの緊張感の中で走れたこ
来ていなかったのだと思う。そして、我ら大島商船は準
とは、必ず来年に繋がると思っています。
決勝で北九州に敗退。またしても全国制覇できなかった。
今年の春には故障をしてトラックシーズンの前半3ヶ月
今年の全国大会はベスト4で終わったが、私以外のメ
を棒に振り、とても悔しい思いをしましたが、走れない中
ンバーはまだ2年以上チャンスがある。さらに選手に選
でも、諦めず一から体を鍛えなおしたことが今回の結果に
ばれなかった部員の中にも着実に力をつけている者もい
繋がったと思います。来年からは今年の経験を生かし、
高
る。来年こそは更なる高みへ登れるかもしれない。
専大会やインカレで良い結果を残したいと思っています。
「4年目の高専大会」
(バドミントン部女子)
情報工学科4年
沖
堀
桐
「中国地区高専大会」(バスケットボール男子)
子
電子機械工学科4年
山
本
尚
史
日々練習を積み重ねた結果今年も順調に中国地区予
今回は、これまで頼りにしていた二つ上の先輩も卒
選を突破し、今年度から始まった女子団体戦、ダブル
業され、4年生である自分達が最高学年として挑んだ大
ス、シングルスともにバドミントン部は全国大会へ出
会でした。これまでの男子バスケ部は人数が少なく、所
場することができました。
属部員の全員が大会メンバーに選ばれる事も多くあり
今年から、女子団体戦が全国大会に加わったので、
ました。しかし、ここ1∼2年で部員数が増え、チーム内
3年生3人を加えた5人での全国大会でした。今年こそ
の競争が活発になり、今大会のメンバー12人に選ばれ
は、ダブルス・シングルス・団体戦で優勝するという目
ず、大会へ同行できない部員も出てきました。そんなメ
標をかかげ5人で全国に向け練習に励みました。やは
ンバー達の気持ちを胸にして、チーム全員で挑んだ大
り、3年生は初めての全国大会出場ということで、大
会。目標は決勝トーナメント進出。徳山高専に勝てば二
会が開催される新居浜市の会場に行くとその空気に圧
日目に残れたのですが、わずか3点差という結果に涙し
倒されていました。私と貞安さんは4回目の出場でし
ました。しかし私たちにはもう一年チャンスがありま
たが、やはり緊張とプレッシャーで思うように体が動
す。来年こそは決勝トーナメント進出を果たせるよう
きませんでした。団体戦は接戦の結果1回戦敗退とい
に日々の練習にチーム『全員』で取り組み、今後も、現
う結果に終わってしまいました。ダブルスは、順調に
在の部員が誰一人欠けることなく、互いに切磋琢磨し、
準決勝まで勝ち進みましたが、相手のペースに飲み込
心技体を鍛えながら来年の大会に挑みたいと思います。
まれ十分な力が発揮できず、結果は3位。シングルスは、
皆様、今後も応援よろしくお願い致します。
貞安さんが2回戦で敗退、私は2回戦で苦戦したものの、
何とか勝つことができ決勝に進みましたが負けてしま
い結果は2位でした。目標を達成することができず悔し
い思いをしましたが、来年は最後の大会なので優勝し
たいです。
「中国地区高専大会を終えて」(卓球部)
電子機械工学科4年
近
藤
智
紀
今年の7月7日∼8日に高専大会が行われました。今
年は、卓球は本校主催ということでしたが様々な問題
(25)大島商船高専同窓会報
を抱えていました。しかし、田布施農業高校、大島町の
用するロボットと他校のアルミを使用するロボットと
方々、また本校の事務官や教官のお力添えにより無事に
のぶつかりあいは、僕達にとって恐怖感がありました。
行うことができ、紙面を借りてお礼を申し上げます。
Aチームは、合体せず2台独立で戦いました。1回戦
我が卓球部は他校に比べ人数が少なく、本格的な練
は、相手のミスもあり2回戦に勝ち進むことができまし
習が満足に出来ずにいました。その難しい条件の中で、
た。2回戦は、相手の速い動きに圧倒され5本の旗を取
強豪が揃う中国大会で1つでも試合に勝てるよう、部
られてしまいました。激しいぶつかりあいもありまし
員全員で切磋琢磨してまいりました。そして、部員ひ
たが、壊れることはありませんでした。
とりひとりの思い入れも強く、大島の代表として恥ず
Bチームは、合体する戦法を取りました。合体途中に
かしくないプレーを心がけて試合に臨みました。結果
攻撃を受け、倒されて敗退しました。合体したおもし
は決して良いものとは言えず、また、多くの課題を残
ろい姿が披露できず、残念でした。
すものとなってしまいました。しかしながら、全員が
悔いの残る面もありますが、今年の教訓を活かし、
最後まであきらめずボールを追いかけ、仲間同士で励
来年に向けて技を磨いていきます。ご声援ありがとう
まし合い、大島の代表として恥ずかしくないプレーを
ございました。
出来たと感じ、また改めて仲間の存在の大きさに気付
かされた高専大会となりました。
「西日本地区高専空手道大会を終えて」(空手部)
情報工学科4年
藤
田
浩
二
今年の歴史的な猛暑の中、我が空手部は7月21日∼
22日に行われる西日本地区高専空手道大会へ向けて去
年以上に切磋琢磨と練習に励んでいました。というの
も、我が空手部は個人優勝するものの、総合優勝から
は遠ざかっているのです。最近では、三年前に本校で行
われた大会が最後です。なぜかと言うと、毎年団体戦の
成績が芳しくないからです。そこで、今年は部内でも団
]
体を作り、団体戦を何度も繰り返しました。おかげで、
本番の空気に飲み込まれて本来の能力を発揮できなか
「プロコンに参加して」(コンピューター部)
った人は一人もいませんでした。しかし、地力や実力の
差もあり、今年の開催校である佐世保高等専門学校が二
連覇し、本校は僅差
情報工学科4年
原
田
綾
花
今回は、全国高専プログラミングコンテストの競技
部門に出場しました。今まではこの大会に対してあま
で二位という結果
り興味を持てませんでした。なので今回は自分もプロ
で終えました。結果
グラムを作り、チームの一員として参加したいと思っ
として優勝は逃し
ていました。
たものの、今回初出
ところが本番までに練習がが充分に出来ず、不安な
場の二年生でも努
気持ちのまま試合を迎えました。結局一回戦では勝ち
力して練習をすれば十分な成績を残せるという新たな
抜くことが出来ず、その夜は慌しく過ごすことになり
手ごたえも得ました。下級生が実るも腐るも上級生次第
ました。でも翌日の敗者復活戦では何とか突破するこ
なので、今回の敗戦を教訓とし、昔の大島商船常勝時代
とが出き、本当に諦めなくて良かったと思いました。
の再現となるように部一丸で精進していきます。
でも残念ながら、その後の競技では惜しくも敗退して
しまいました。
「ロボコンを終えて」
(ロボット同好会)
電子機械工学科3年
宗
近
今回は自分が慌しかったせいで、教官や先輩たちに
康
平
10月28日に呉高専でロボコン中国地区大会がありま
はいろいろと迷惑をかけてしまいました。また、プロ
グラム制作にここまで時間と労力を費やすとは思わず、
した。今年のテーマは「風林火山」
。各チーム2台のロボ
充分な準備が出来なかったのも反省です。でもこの大
ットで5本の旗を保持し、相手の旗を奪う騎馬戦です。
会を通して、今まで以上にこの分野に関して興味を持
例年と異なり、
“ロボットのぶつかりあい”と“2台のロ
てるようになりました。
ボットの合体”が許されています。本校伝統の木材を使
大島商船高専同窓会報(26)
■部活紹介
詩吟と雑学(詩吟部)
商船学科4年
心の安らぎ(茶道部)
西
脇
将
智
情報工学科2年
宗
藤
萌
子
僕達詩吟部は、週に一度商船会館で詩吟の練習をし
私たち茶道部は水曜日の夜のみ、女子寮で活動して
ています。活動時間が遅いため、寮生がほとんどです
います。部員は四人と少ないですが、明るく和やかな
が、有志者が集まり熱心に練習しています。
部活です。
詩吟部名物といえば、師範です。師範曰く、
「息子が
茶道部の今の目標は「商船祭」です。毎年、図書館一
大島商船でお世話になった恩返し」と言う事で、本校
階のロビーを借りて、お茶会を開いています。昨年は
教員ではありませんが、まるで僕達を我が子のように
百人近くのお客さんが来て下さりました。今年は部員
可愛がってくれます。
の数が少なく不安が絶えません。しかし、昨年よりも
その師範は詩吟だけでなく、人生、についても様々
な事を教えてくれます。その時間を「雑学の時間」と
いいます。そこで学ぶ雑学は、故事や諺から学生生活
良いお茶会にしようと、部員一同、日々練習に励んで
います。
私には、お手前をするたびに感じることがあります。
まで多岐にわたる、人生を豊かにする、大変ためにな
それは心の変化です。お手前をしていると、いつの間に
る話ばかりです。
か心が安らかになっているのです。どんな不安を抱えて
詩吟部は、名物大原翔風師範と顧問三原伊文教官の
下で、資格取得・コンクール入賞を目指して、これか
らも頑張ります!
いようと、それを不安だと思わなくなっているのです。
私は茶道を「心を成長させるもの」だと思っています。
豊かな精神を養うためにこれからも茶道を続けていき
たいと思います。
■各種大会成績
ヨット部
■第23回全国高校選抜ヨット選手権大会(鳥取大会:5/2∼5/5)
シーホッパー級SR 5位 S3 辻田あやの
■第58山口県高等学校総合体育大会 ヨット競技
(5/26∼5/27)
男子FJ級 1位 S3 尾崎洋介、浦田一馬
男子FJ級 2位 S3 野邑幸平、植野翔也
男子シーホッパー級SR 1位 S3 小川賢一
男子シーホッパー級SR 2位 S2 中野勝允
■第47回中国高等学校ヨット選手権大会(6/15∼6/16)
兼 第48回全国高等学校ヨット選手権大会中国水域予選大会
男子 FJ級 10位 S3 尾崎洋介、浦田一馬
14位 S3 野邑幸平、植野翔也
19位 S3 小川賢一、末永智之
■第42回全国商船高等専門学校漕艇大会(6/15∼6/16)
FJ級 1位、シーホッパー級SR 1位 総合1位
■平成19年度山口県高等学校選手権大会(9/22∼9/23)
男子FJ級 3位 S2 末永智之、S2加藤航
男子シーホッパー級SR 1位S2 中野勝允
2位S1 山縣 匠
女子シーホッパー級SR 1位S1 樋口光来
■秋田わか杉国体(9/29∼10/2)
少年男子 セーリングスピリッツ級
11位 S3 野邑幸平、植野翔也
少年男子 シーホッパー級SR 13位 S3 小川賢一
少年女子 シーホッパー級SR 13位 S3 辻田あやの
■平成19年度山口県体育大会(11/10∼11/11)
男子シーホッパー級SR 1位 S2 中野勝允
2位 S1 山縣 匠
女子シーホッパー級SR 2位 S1 樋口光来
ラグビー部
■第43回中国地区高等専門学校体育大会(冬季大会)11月10日
呉市総合スポーツセンター多目的グランド
Aパート ○本校 43−12 広島商船高専
●本校 0−64 宇部工業高専
サッカー部
■平成19年度大学リーグ 結果 9位
東地区リーグ
1 4月7日(土)大島商船高専 0−6 徳山高専
2 4月14日(土)大島商船高専 0−7 徳山大学U19
3 4月15日(日)大島商船高専 0−9 徳山大学G
4 4月29日(日)大島商船高専 1−4 山口大学
9,10位決定戦
■東西対抗戦6月24日(日)
大島商船高専 3−1 下関市立大学
■春期岩柳地区大会(1‐3年) 予選リーグ敗退
大島商船高専 3−0 高森高校
大島商船高専 0−2 熊毛南高校
Cグループ2位
■高校総体予選 6月2,3日 2回戦敗退
1回戦 大島商船高専 4−2 宇部鴻城高校
2回戦 大島商船高専 0−1 岩国高校
■中国地区高専体育大会 7月7日 1回戦敗退
1回戦 大島商船高専 1−2 松江高専
■岩柳地区高校サッカー1年生大会8月26日6位
(11チーム参加)
大島商船 1−0 坂上高校
△大島商船 1−1 岩国総合高校
△大島商船 1−1 高水高校
大島商船 0−1 岩国高校
■山口県高校選手権 9月22日(土)1回戦敗退
1回戦 大島商船 1−2 高森高校
■86回全国高等学校サッカー選手権山口県予選
2回戦敗退 10月26日、11月3日
1回戦 大島商船高専 2−2 PK 4−2 徳山高専
2回戦 大島商船高専 0−6 下関中央工業
バスケットボール部
【バスケットボール部男子】
■平成18年度山口県高校バスケットボール新人大会
兼山口県体育大会平成 19年1月13日
2回戦 ●本校 70−107 早鞆高校 ■第40回山口県会長杯争奪バスケットボール大会
男子2部Bブロック 平成19年3月4日
1回戦 ○本校 55−46 ASAHクラブ
I
準決勝 ●本校 31−63 アスレッティク・アティック
■第51回中国高校バスケットボール選手権大会山口県予選会
Aブロック 平成19年4月14・15日
2回戦 ○本校 82−76 徳山高専
3回戦 ●本校 53−120 誠英高校
■平成19年度山口県学生バスケットボール春季大会(男子二部)
平成19年5月12・13日
リーグ決定トーナメント ●本校 75−93 下関水産大
5∼7位決定リーグ ○本校 96−68 梅光学院大
5∼7位決定リーグ ●本校 67−98 山口大医学部
男子二部6位
■平成19年度高体連岩柳地区春季大会 平成19年5月26日
1回戦 ●本校 69−71 岩国高校
■第39回山口県春季一般バスケットボール選手権大会 平成19
年6月23日
一般男子2部A
1回戦 ●本校 58−99 FIVE
■第43回中国地区高等専門学校体育大会 平成19年7月7日
予選リーグAパート(1勝2敗、予選リーグ敗退)
第1試合 ●本校 61−64 徳山高専
第2試合 ○本校 80−55 広島商船
第3試合 ●本校 38−83 松江高専
■平成19年度難波杯争奪バスケットボール大会 平成19年8月23日
1回戦 ○本校 45−33 広瀬高校
2回戦 ○本校 40−25 岩国工業高校
準決勝 ●本校 27−63 高水高校
■第19回大島郡近郊バスケットボール大会 平成19年9月16日
リーグ戦(2勝)
第1試合 ○本校 52−26 柳井商工高校
第2試合 ○本校 78−49 Ravish
決勝戦 ●本校 55−94 大島クラブ
■平成19年度高体連岩柳地区秋季大会 平成19年11月3日・4日
1回戦 ●本校 102−34 岩国総合高校
2回戦 ○本校 77−60 田布施工業高校
準決勝 ●本校 70−100 高水高校
3位決定戦●本校 68−76 岩国工業高校
■平成19年度第38回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会
山口県予選会兼山口県高等学校選手権大会 平成19年11月10日・11日
1回戦 ○本校 66−59 小野田高校
2回戦 ○本校 90−72 宇部高校
3回戦 ●本校 77−89 下松工業高校
【女子バスケットボール部】
■山口県学生春季大会 5月19・20日、徳山大学
○本校 66−63 山口県立大学
●本校 49−109 徳山大学
●本校 52−59 下関市立大学 8チーム中4位
■春季岩柳地区体育大会 5月26日、柳井高校
○本校 80−46 高森高校
●本校 68−76 岩国総合高校
■山口県春季一般選手権大会 6月23・24日、下松市日立体育館
1回戦 ○本校 86−44 マミーズ
2回戦 ○本校 78−49 アスレティック・アティック
準決勝 ●本校 60−79 ATRAS
■第43回中国高等専門学校体育大会 7月7・8日、呉市総合体育館
予選リーグ○本校 53−42 宇部工業高専
○本校 66−46 徳山工業高専
決勝戦 ○本校 66−61 松江工業高専
3年連続6回目の優勝
■第42回全国高等専門学校体育大会 8月23・24日、
愛媛県四国中央市 8月23日
1回戦 ○本校 114−46 函館工業高専
準決勝 ○本校 82−48 宮城工業高専 8月24日
決 勝 ○本校 70−66 鈴鹿工業高専
3年連続4回目の優勝
■山口県学生秋季大会 10月6・7日
リーグ決定戦 ○本校 73−57 山口県立大学
上位リーグ●本校 35−104 山口大学
(27)大島商船高専同窓会報
●本校 26−114 徳山大学
●本校 65−72 下関市立大学
上位リーグ3敗(4位)
■秋季岩柳地区体育大会 11月3日、高水高校
○本校 81−49 岩国商業高校
○本校 44−43 高森高校
バレーボール部
【バレーボール部男子】
■平成19年度春季岩柳地区体育大会バレーボール競技
平成19年4月14日(土)
、岩国工業高校体育館
1回戦 本校 0−1 岩国工業高校
■第59回中国高等学校バレーボール選手権大会山口県予選会
平成19年4月21日(土)
、小野田高校体育館
1回戦 本校 2−1 早鞆高校
2回戦 本校 0−2 徳山高専
■平成19年度県内三高専親善試合
平成19年5月12日(土)
、宇部工業高専体育館
本校 2−0 宇部工業高専
本校 0−2 徳山工業高専
■平成19年度山口県高等学校総合体育大会バレーボール競技
平成19年6月2日(土)
、宇部高校体育館
1回戦 本校 2−0 山口農業高校
2回戦 本校 0−2 防府高校
■平成19年度春季山口県大学高専学生バレーボール選手権大会 男子の部
Bリーグ4位(3敗)
平成19年6月30日(土)
、山口大学
本校 1−2 水産大学
本校 0−2 山口大学医学部
本校 0−2 下関市立大学
■第43回中国地区高等専門学校体育大会(夏季大会)バレーボール競技
平成19年7月7日
(土)
、8日(日)
、やまぐちリフレッシュパーク体育館
予選リーグ敗退(3敗)本校 1−2 呉高専
本校 0−2 米子高専
本校 0−2 松江高専
■第28回楠近郷バレーボール大会平成19年9月22日(土)
、吉部小学校体育館
Aリーグ・予選敗退
(2敗) 本校 0−2 A.F.O.
本校 0−2 龍球会
■平成19年度山口県高等学校選手権大会バレーボール競技
平成19年9月22日(土)
、周南市総合スポーツセンター体育館
一回戦 本校 1−2 萩高校
■第3回B&G財団会長杯大島オープンバレーボール大会
平成19年9月30日(日)
、周防大島町B&G海洋センター体育館
大島商船A 2−3 大島商船B
■平成19年度秋季岩柳地区体育大会
平成19年11月3日
(土)
、田布施工業高校体育館
1回戦 本校 1−2 田布施農業高校
敗者戦 本校 0−2 岩国工業高校
■平成19年度山口県高等学校バレーボール新人大会
兼 山口県体育大会(高等学校の部)
平成19年11月10日(土)
、下関中央工業高校体育館
1回戦 本校 0−2 下関中央工業高校 ■平成19年度秋季山口県大学高専学生バレーボール選手権大会(男子の部)
平成19年11月23日(金)
、山口大学第一体育館
1回戦 本校 0−2 梅光学院大学
【バレーボール部女子】
■平成19年度春季岩柳地区体育大会バレーボール競技
平成19年4月14日(土)
、岩国商業高校体育館
予選Aリーグ4位(3敗)本校 0−2 岩国商業高校
本校 0−2 岩国高校
本校 1−2 安下庄高校
■第59回中国高等学校バレーボール選手権大会山口県予選会
平成19年4月21日(土)
、小野田高校体育館
1回戦 本校 2−0 山口県桜ヶ丘高校
2回戦 本校 0−2 下関短大付属高校
■平成19年度第58回山口県高等学校総合体育大会バレーボール競技
平成19年6月2日
(土)
、宇部中央高校体育館
一回戦 本校 0−2 新南陽高校
■平成19年度大島郡バレーボール大会 高等学校の部 平成19年6月17日(日)
、周防大島町総合体育館
一回戦 本校 1−2 安下庄高校
■平成19年度春季山口県大学高専学生バレーボール選手権大会 女子の部
平成19年7月1日(日)
、山口大学第二武道場
Bリーグ・優勝(3勝)
本校 2−0 宇部フロンティア大学短期大学部
本校 2−0 山口大学医学部
本校 2−0 山口短期大学
■第43回中国地区高等専門学校体育大会
(夏季大会)バレーボール競技
平成19年7月7日(土)
、8日
(日)
、やまぐちリフレッシュパーク
予選Aパート2位
本校 0−2 松江工業高専
(1勝1敗) 本校 2−0 呉工業高専
決勝トーナメント
準決勝
本校 0−2 広島商船高専
三位決定戦 本校 2−0 米子工業高専
■平成19年度岩国市近郊高等学校バレーボール大会兼岩柳地区バレーボール新人大会
平成19年8月18日(土)
、岩国市総合体育館
予選Cリーグ・2位
本校 2−0 田布施農業高校
(1勝1敗) 本校 0−2 岩国総合高校
二位グループ・トーナメント
一回戦
本校 0−2 柳井商工高校
■平成19年度山口県高等学校選手権大会バレーボール種目 平成19年9月22日(土)
、徳山高校体育館
一回戦 本校 0−2 中村女子高校
■第3回B&G財団会長杯大島オープンバレーボール大会 平成19年9月30日(日)
、周防大島町B&G海洋センター
大島商船A・総合一位(3勝)
大島商船A 2−0 大島商船B
大島商船A 2−0 久賀高校 大島商船A 2−0 安下庄高校 大島商船B・総合四位(3敗)
大島商船B 0−2 大島商船A
大島商船B 0−2 久賀高校 大島商船B 0−2 安下庄高校 ■平成19年度秋季岩柳地区体育大会バレーボール競技 平成19年11月3日
(土)
、4日
(日)
、柳井商工高校体育館
予選リーグ(Bコート2位)本校 2−0 熊毛南高校
本校 0−2 岩国商業高校
決勝トーナメント一回戦 本校 0−2 柳井高校
敗者戦 本校 0−2 柳井商工高校
■平成19年度山口県高等学校バレーボール新人大会
兼 山口県体育大会(高等学校の部)
平成19年11月10日(土)
、下関西高校体育館
1回戦 本校 1−2 防府商業高校
■平成19年度秋季山口県大学高専学生バレーボール選手権大会 女子の部
平成19年11月10日(土)
、山口大学第一体育館
第四位 1回戦
本校 2−0 下関市立大学
2回戦
本校 0−2 梅光学院大学
三位決定戦 本校 0−2 山口大学
(その他の男子ペアは、2回戦までで敗退)
一般女子 I5西村・I2嘉屋、準優勝
■第43回中国地区高等専門学校体育大会(夏季大会)7月7∼8日
団体戦 予選リーグ敗退(3敗)
本校 0−3 呉工業高専
本校 0−3 徳山工業高専
本校 0−3 米子工業高専
個人戦(男子)
S5松田・I3石丸(大島)、2回戦敗退
(その他の男子ペアは、1回戦敗退)
個人戦(女子)
I5渡辺・I4重村(大島)、3位
(その他の女子ペアは、1回戦敗退)
■平成19年度大島郡ソフトテニス大会
7月16日、周防大島町長浦海浜スクエア
一般男子
S5松田・K2伊藤、優勝
I4高橋・S2船越、3位
M4藤本・M4弘津、3回戦敗退
S1佐々木・S1渡辺、B級準優勝
(その他の男子ペアは、2回戦までで敗退)
一般女子
I5渡辺・I4重村、準優勝 I5西村・I2嘉屋、3位 ■第56回近県ソフトテニス大島大会
10月21日、周防大島町長浦海浜スクエア
一般男子 男子ペアは、2回戦までで敗退
■大島郡秋季ソフトテニス大会 平成19年11月18日、
大島商船高専テニスコート
I4 高橋・S1 藤瀬、優勝
(その他の男子ペアは、2回戦までで敗退)
野球部
■平成19年度春季山口県高校野球大会
4/21(土) 1回戦:大島商船 1−0 高水
4/23(月) 2回戦:大島商船 1−3 柳井商
■平成19年度柳井市長旗争奪高校野球大会
5/3(木) 1回戦:大島商船 4−1 柳井商
5/4(金) 1回戦:大島商船 1−2 熊毛南
■第53回会長旗争奪高校野球大会
1回戦:不戦勝
5/27
(日) 2回戦:大島商船 1−8 岩国商
(8回コールド)
■第43回中国地区高専体育大会
7/7(土) 1回戦:大島商船 8−1 広島商船(8回コールド)
7/8(日) 準決勝:大島商船 1−4 宇部高専
■第89回全国高校野球選手権山口大会
7/21(土)1回戦:大島商船 2−3 南陽工(延長10回)
■平成19年度周東地区高校野球大会
8/11(土) 1回戦:大島商船 8−1 高森
(8回コールド)
8/18(土) 2回戦:大島商船 1−12 岩国
(6回コールド)
■平成19年度山口県体育大会高校野球競技
9/21(金) 1回戦:大島商船 5−0 久賀
9/23(日) 2回戦:大島商船 4−2 岩国総合
9/25(火) 3回戦:大島商船 3−5 柳井商工
平成19年度岩柳地区高校野球1年生大会
10/27(土)1回戦:大島商船 5−3 岩国総合
11/10(土)2回戦:大島商船 2−10 柳井
(8回コールド)
卓球部
■県内3高専練習試合 団体 敗退
■第43回中国地区高専体育大会 2007/7/15
∼
団体 敗退
■平成18年度大島郡卓球大会 2007/8/26
団体:2位 S1鬼木、他校外者3名
個人:男子シングルス S1鬼木 3位
■平成19年度周防大島町卓球大会 2007/4/22
■平成19年度周防大島町フリーダブルス卓球大会 2007/5/20
■平成19年度周防大島町卓球選手権大会 2007/6/10
■2007年度 大島オープン卓球大会 2007/11/18
ソフトテニス部
■第36回柳井市広域ソフトテニス大会 5月6日
柳井市ウェルネスパークテニスコート
一般男子
M3池口・I2西郷、3回戦敗退
(その他の男子ペアは、2回戦までで敗退)
一般女子 予選リーグ敗退
■県内3高専親善試合 5月12日、本校
■大島郡会長杯ソフトテニス選手権大会 6月17日、本校
一般男子 S5松田・M5兒島、準優勝
陸上部
■大会:山口県高等学校駅伝大会
日時:平成19年11月4日(日)
場所:山口市きらら浜運動公園
結果:15位/29チーム 2時間25分47秒
■大会:山口県高等学校選手権大会(陸上競技)
日時:9月15日(土)∼9月16日(日)
場所:維新百年記念公園補助競技場
結果:I3河野歩実 800m 4位 2'0"97
その他学生は、決勝に進出できず
■平成19年岩柳地区新人陸上競技大会(高体連)
日時:8月23日(木)
場所:徳山大学陸上競技場
結果:入賞者
中村圭介(M2) 走幅跳 2位 5m84
神本健太(I1) 砲丸投 3位 7m27
■全国高専大会陸上競技
日時:8月19日
会場:徳島県鳴門総合運動公園陸上競技場
結果:男子800m:I3 河野歩実 記録 2:01.60 8位
男子走高跳決勝:M2 宮路 晃
記録 1m65
21位
M5 永井 拓
記録 1m81
9位
■中国地区高専大会陸上競技
日時:平成19年7月7日
場所:徳山大学
M3柳原秀信 200m(3位)
I3 河野歩実 800m(3位)
M5永井 拓 高跳び(2位)
S3 中上靖教 槍投げ(3位)
■大島郡陸上競技大会
日時:6月24日(日)
場所:東和陸上競技場
高校の部
100m M3 柳原秀信 1位 11"54
I3 河野歩実 5位 11"97
400m M3 柳原秀信 2位 55"01
I3 河野歩実 3位 55"80
S2 本田翔也 4位 57"16
1500m S3 湊隆之介 2位 4'32"00
2M 山下聖也 3位 4'39"10
S2 野田恭平 4位 大島商船高専同窓会報(28)
M3 郷野雄斗 5位
IM 吉賀新悟 6位
走幅跳 M2 中村圭介 2位 5m86
砲丸投 I1 神本健太 2位 6m78
ヤリ投 S3 中上靖教 2位 45m23
・一般の部
走幅跳 S4 永村大輔 1位 5m27
走高跳 永井 拓 1位 1m80
■山口県高校総体陸上競技(高体連)
日時:5月26日(土)∼28日(月)
場所:山口市維新公園陸上競技場
結果:100m M3 柳原秀信 予選落ち
200m M3 柳原秀信 予 選 2位23"23、
準決勝 6位23"26、
決勝進出ならず
5000m M3 郷野雄斗 32位17"34"87
ヤリ投 S3 中上靖教 14位 41m07
I3 河野歩実
S3 湊隆之介は故障のため棄権
■岩柳地区春季陸上競技大会(高体連)
日時:平成19年4月21日(土)∼22日(日)
場所:周防大島町 東和陸上競技場
結果:100m
M3 柳原秀信 4位 11"3
200m M3 柳原秀信 4位 23"8
800m I3 河野歩実 1位 2'6"7
1500m S3 湊 隆之介 8位 4'35"7
5000m M2 郷野雄斗 8位 17'00"4
ヤリ投 S3 中上靖教 3位 41m05
柔道部
■第43回中国地区高等専門学校体育大会
団体戦
予選Bパート
○本校 3−1 松江工業高専
○本校 4−1 宇部工業高専
○本校 3−2 津山工業高専
予選Bパート1位
決勝トーナメント
準決勝 ●本校 1−4 呉工業高専
3位決定戦 ●本校 1−4 松江工業高専
個人戦
男子60kg級 菊村 1回戦敗退、 由良 2回戦敗退
男子73kg級 小林 1回戦敗退、 波木 2回戦敗退
小田 1回戦敗退
男子90kg超級 難波 準優勝
剣道部
■平成19年度岩柳地区支部大会 時:4月15日 場所:岩国高校
<男子団体戦> Aチーム:準優勝、Bチーム:2回戦敗退
<男子個人戦> M2 西田 翼:3位、i2 岩切郁也:ベスト8
■平成19年度第53回中国高校剣道選手権大会山口県予選会
時:4月21日 場所:宇部市武道館
<男子団体戦> 2回戦敗退
<男子個人戦> M3 藤村善彦:3位。山口県代表で中国大会
(6月開催)出場。
S3 網本祐志:3回戦敗退(ベスト32)
。推選
により山口県代表で中国大会出場。
■第71回柳井天満宮奉納剣道大会 時:4月22日 場所:柳井小学校
<男子団体戦> 予選リーグ敗退
■第58回山口県高等学校総合体育大会 時:6月2日 場所:萩市民体育館
<男子団体戦> 2回戦敗退
<男子個人戦> M2西田 翼:4回戦敗退(ベスト16)
■平成19年度第53回中国高等学校剣道選手権大会
時:6月16日場所 :広島県尾道市びんご運動公園総合体育館
<男子個人戦> S3 網本祐志:1回戦敗退、
M3 藤村善彦:1回戦敗退
■第43回中国地区体育大会(剣道競技)
時:7月7、8日 場所:呉市総合体育館
<男子団体戦> 優勝(7戦全勝)全国大会出場
<男子個人戦> I2岩切郁也:優勝 全国大会出場、M2西田
翼:3位 全国大会出場、S3網本祐志:4位
全国大会出場
<女子個人戦> I5 廣本藍:優勝 全国大会出場
■第42回全国高等専門学校体育大会(剣道競技)
時:8月26日 場所:愛媛県武道館
<男子団体戦> 3位
<男子個人戦> S3 網本祐志:準々決勝敗退(ベスト8)
、I2岩
切郁也:2回戦敗退、M2西田翼:2回戦敗退
<女子個人戦>I5廣本藍:2回戦敗退
■第37回飛龍旗剣道大会
時:9月9日 場所:周南市総合スポーツセンター
<男子団体戦> 予選リーグ敗退
■第21回山口県高校選手権大会 時:9月22日場所:下関商業高校
<男子団体戦> 2回戦敗退
<男子個人戦> M2西田 翼:3回戦敗退、
M2丸岡 剛:3回戦敗退
■平成19年度岩柳地区高校剣道大会時 10月27日 場所:熊毛南高校
<男子団体戦> 優勝
<男子個人戦> M2 西田 翼:3回戦敗退(ベスト8)
、I2岩
切郁也:3回戦敗退(ベスト8)
、
堀田太一:3回戦敗退(ベスト8)
、藤井憲
吾:2回戦敗退
<女子個人戦> I2上名優里:2回戦敗退
■平成19年度山口県体育大会剣道大会
時:
11月10,11日 場所:岩国総合体育館
<男子団体戦> 2回 戦敗退
<男子個人戦> M2 西田 翼:2回戦敗退、I2 岩切郁也:2回
戦敗退
空手部
■中国高校空手道選手権大会山口県予選
4月28日(土)
、山口県鴻城高校体育館
男子団体組手 1回敗退 男子個人組手 1回戦敗退
男子個人形
3回戦敗退 I2 西田 陵 女子個人組手 1回戦敗退
■山口県高校総体兼インターハイ山口県予選
5月27日(日)
、山口県鴻城高校体育館
男子団体組手 1回敗退、男子個人組手 1回戦敗退
女子個人組手 1回戦敗退
■第13回西日本地区高専空手道大会
7月21∼22日、長崎県立武道館(佐世保市)
個人形1位
I2 西田 陵、個人組手 4位 I2 西田 陵、
女子個人組手 1位 S4 清水美貴、2位 M4 廣瀬玲子、
団体形2位(I2西田陵、I4藤田浩二、M5加藤康太)
総合3位
■山口県高体連空手道部新人大会 11月23日、本校第一体育館
男子団体組手 1回敗退、男子個人組手 1回戦敗退
水泳部
■第43回中国地区高等専門学校体育大会 7月7日、周南市水泳場
バタフライ 100m 岡林 諒
2位
背泳ぎ
200m 山田大輔
3位
平泳ぎ
100m 金本翔太
3位
自由型
200m 永田啓人
2位
自由形
400m 岡林 諒 2位、 山田哲也 3位
■第42回全国高等専門学校体育大会 8月26日
香川県立総合水泳プール
バタフライ 100m 岡林 諒
予選敗退
背泳ぎ
200m 山田大輔
予選敗退
自由型
200m 永田啓人
予選敗退
自由形
400m 岡林 諒
予選敗退
バドミントン部
【バドミントン部男子】
■平成19年度春季岩柳地区体育大会 4/22、柳井市
男子シングルス
男子ダブルス
■平成19年度中国高等学校バドミントン
選手権大会山口県予選会 4/27∼29、光市
男子団体
男子シングルス
男子ダブルス
■平成19年度山口県春季学生バドミントン大会
5/13、5/20、山口市
男子団体
男子シングルス
男子ダブルス
■中国大学生バドミントン選手権大会 8/6∼10、岡山市
男子シングルスBクラス
男子ダブルスBクラス
■第43回中国地区高等専門学校体育大会 7/6∼8、周南市
男子団体
男子シングルス
男子ダブルス
■平成19年度山口県高等学校選手権大会 9/15∼16、柳井市
男子シングルス
男子ダブルス
■平成19年度秋季岩柳地区体育大会 10/28、 柳井市
男子シングルス
男子ダブルス
【バドミントン部女子】
■平成19年度春季岩柳地区体育大会 4/22、柳井市
女子シングルス 2回戦敗退
女子ダブルス
2回戦敗退
■平成19年度中国高等学校バドミントン選手権大会山口県予選会
女子団体
1回戦敗退 4/27∼29、光市
女子シングルス 2回戦敗退
女子ダブルス
2回戦敗退
■平成19年度山口県春季学生バドミントン大会
女子団体
1回戦敗退5/13、5/20、/山口市
女子シングルス
3位 M4貞安美奈、
ベスト8 I4 沖堀桐子
女子ダブルス
2位 I4沖堀桐子・M4貞安美奈 組
■中国大学生バドミントン選手権大会 8/6∼10、岡山市
女子シングルスBクラス
優勝:M4 貞安美奈、準優勝 I4 沖堀桐子
女子ダブルスBクラス
優勝:I4 沖堀桐子・M4 貞安美奈 組
■第43回中国地区高等専門学校体育大会 7/6∼8、周南市
女子団体
優勝
女子シングルス 優勝:I4 沖堀桐子、準優勝 M4 貞安美奈
女子ダブルス
優勝:I4 沖堀桐子・M4 貞安美奈 組
■第42回全国高等専門学校体育大会 8/24∼26、新居浜市
女子団体
2回戦敗退(ベスト8)
女子シングルス 準優勝 I4沖堀桐子、
2回戦敗退(ベスト8) M4貞安美奈
女子ダブルス
3位 I4沖堀桐子・M4貞安美奈 組
■平成19年度山口県高等学校選手権大会 9/15∼16、柳井市
女子シングルス 2回戦敗退
女子ダブルス
1回戦敗退
■平成19年度秋季岩柳地区体育大会 10/28、柳井市
女子シングルス 3位 I2 藤田奈々
女子ダブルス 1回戦敗退
吹奏楽部
■「大島うずしおフェスタ」 10月20日、大島文化センター
■「サザンセト音楽祭」 10月28日、サンビームやない
コンピュータ部
■平成19年度IT選手権西中国大会 2007/7/15
団 体:本大会 優秀賞、新人戦 優勝、
個 人:本大会 M3宗近・敢闘賞
新人戦:I1田村・優勝、I2宗藤・2位、I1讃内・7位
■パソコン甲子園 2007/9/1
予選敗退
■全国高等専門学校 プログラミングコンテスト
2007/10/5
∼2007/10/7
競技部門 M5米谷、I4木村、I4原田 2回戦敗退
ロボット同好会
アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2007
中国地区大会
10月28日(日)
、呉工業高等専門学校第1体育館
◎本校Aチーム「ふうりんカシャン」
一回戦 本校Aチーム 5−4 広島商船高専Bチーム「廻天」
二回戦 本校Aチーム 0−5 津山工業高専Bチーム「勝覇」
特別賞:エネルギア賞受賞
◎本校Bチーム「あめーば」
一回戦 本校Bチーム 0−5 松江工業高専Aチーム
「Extende」
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(29)大島商船高専同窓会報
■Information ∼お知らせ∼
ら直接教えてもらう君達は非常に光栄な事なので、もっと頑
N69
藤井敬治
(同窓会事務局長)
張らなければいけない。頑張って欲しい。
」と言われた事を思
い出し、今更ですが凄い事だったなぁと感じています。
平成19年度慰霊祭は、平成19年10月5日(金)
13時30分よ
もう一つの凄い事は、私が初めて陸上勤務となり、日本郵
り慰霊塔前に設立された祭壇に於いて、御遺族はじめとして
船(株)の担当となった会合に於いて、重役の方々から「阿 先
多数の同窓会員、教職員並びに在校生の御出席のもとに、合祀
生を知っているか?」と言われ、即座に「私が阿 閣下の一番
者27柱(同窓生25柱、教官2柱)に対して、和氣校長先生並び
の子分です。
」と返答して以来、非常に良く可愛がって頂いた
に沖川同窓会長の追悼挨拶の後、出席者全員による献花が行
事です。ここでも阿 先生の人脈と人格を再認識しました。
われました。式典は、秋晴れの中、厳かにそしてしめやかに執
り行われました。
今年度の物故者の調査・確認並びに御遺族の方々への御連
平成13年4月1日より、私が大島商船高専に勤務する事にな
り、先生に手紙を出した所、先生より『海技の伝承』について、
お前なりに頑張れとの激励を頂きました。海上における技術
絡等を行う中で、阿 校長先生の死去を知るに至り、先生か
面と礼儀マナー・作法等の精神面、両面に渡っての指導こそが
ら教えて頂いた数々の教訓や人生に於いての実践的な行動等
日本海運存続しいては、商船教育の存続に繋がる事が強調さ
について、御指導を受けた事を思い出しました。阿 校長先
れていたと思いました。
生の偉大なる功績を思い出してみたいと思います。
先生が晩年に書いた「痛恨の航跡! 空母沖鷹 やすらかに眠
れ!!」の時にも、一読の上感想文を送り、久し振りに交信し、こ
1.阿 校長先生の略歴
れを最後に先生は、五木寛之著「林住期」と全く同じ生き方で
大正2年3月18日
昭和9年
昭和11年
昭和17年7月
昭和29年11月
昭和39年3月
昭和42年8月
御自身の幕を閉じたと信じています。4年前の年賀状で、これ
山口県佐波郡にて出生。
大島商船学校を卒業。神戸高等商船学校に入学。
神戸高等商船学校を卒業。日本郵船(株)に入社。
海軍に応召。
防衛庁海上自衛隊に入隊。
海上自衛隊第一術科学校
(江田島)
・副校長に着任。
大島商船高等学校に赴任し、航海学科主任、副
校長である教務主事・学生主事を歴任。
昭和51年4月
広島商船高等専門学校・校長に着任。
昭和56年3月
広島商船高等専門学校を退職。退官後は尾道海技
学院・院長並びに大島商船高専同窓会・会長を歴
任すると同時に、商船教育、海事海運教育をはじ
め多方面に於いて大活躍をされました。
平成19年7月22日 永眠されました。
2.先生との思い出
初めて先生と出会ったのは、私が航海科2年生のときの2学
にて筆は終わりとの旨が伝えられ、最後まで自らが「締めく
くりはこうあるべきである」という事を私達に教えて下さっ
たと思っています。
先生が酔うと「藤井、俺の渾名は何故、ドン・ガバチョになっ
たのか?」といつも仰いました。
「当時、大流行であったひょっ
こりひょうたん島の村長から頂戴したのではなく、面倒見の
良い親分肌の所と酒の容器はひょうたんですが、先生のはひ
ょうたん島くらい特別に大きいからです。
」と答えると、先生
は「そうか、そうか。
」と上機嫌になり、二人で杯を重ねた事を
つい昨日の事の様に思い出します。
阿 先生から教えて頂いた色々な事、思いやりや御厚情は
期の始業式でした。何と、私達のクラス担任となった訳です。
生涯忘れる事ができません。先生の様な人物になると共に、
この日から今日まで長い間、御指導を受ける事になりました。
生き方についても一歩でも近付けられる様に精進したいと思
内容的には、若手士官としてのマナー・心構えから御自身の経
います。見守って下さい。
『ドン・ガバチョ先生、
安らかに眠っ
験談や失敗談等、先生の授業は面白く、しかも要点が明確であ
て下さい。さようなら』
合掌
り、現在でも十分に通用する事ばかりでした。私が社会人とな
ってからも、再三に渡り連絡を取り、色々な事を相談しても、 「金槌杯ゴルフコンペ」
N72
いつもニコニコ顔で迎えてくれて楽しい話となり、つい一杯
広重康成
が大酔となる事が多かったと思います。広島商船高専の校長
今年で12年目(開催回数にして第13回となる)
「金槌杯ゴル
官舎、尾道海技学院の宿舎及び東京で陸上勤務している時の
フコンペ」の集合写真です。誰がどれかなどという野暮なこと
面会等、今でも懐かしく思い出されます。
先生が常に教えて下さった事は、
『海軍での五省』の他に、
『臨機応変』
、
『優先順位』そして『決断実行』の三原則でした。
更に最後にものを言うのは「人格」であるとの教えでした。現
在、これらを私なりに解釈し、何かと分かり易く今の学生にも
伝えたいと工夫をしている所です。先生の様に、
「思いやり」や
「ユーモア」のある話や楽しい話の中にも厳しさがあり、人を引
き寄せるようになりたいと思っています。
先生が担任となり、ラグビー部は海上自衛隊第一術科学校
(江田島)に、夏休み1ヶ月間の体験入隊をしました。私は2年
生と3年生の2回を経験しました。隊員と全く同じ日課で生活
を送り、非常に厳しい教練でした。指導班長から「阿 閣下か
は聞かないで下さい。見た目では大畠教官よりも年長者と思
われる連中ばかりなのですから・・・。
大島商船高専同窓会報(30)
■同窓会案内
同窓会会則2条にある通り、大島商船高専同窓会では、全国に13の小松会支部を置き、活動しています。
(北海
道小松会は活動休止中) 奮って活動にご参加下さいます様お願いいたします。なお、活動の詳細につきましては、
各支部会長にお問い合わせ下さい。連絡先が分からない場合、北海道小松会へ連絡を希望する場合は、本部事務局
までご連絡下さい。
■母校訪問見学
現在、同窓生にとって学校の様子を知るには、年に一度の商船祭くらいか、恩師の先生を訪ねるくらいだと思わ
れます。恩師の先生も退官され、クラス会などで学校の近くに来たけれども、学校に入ることに抵抗があるという
方もおられるでしょう。そういう方で学校訪問を希望される方は、お気軽に同窓会事務局にご連絡下さい。ご案内
いたします。
【 編 集 後 記 】
本校はいろいろな改革の波に立ち向かい、平成19年10月に「創立110周年・高専創立40周年」を迎えました。私の祖父
は既に他界していますが、本校の航海科13期生です。同窓会名簿には物故者として記載されていますが、名前を見つけたと
きはなんだか嬉しく思いました。祖父とは違う校舎、違う学科で学びましたが、歴史を通して、会ったことのない祖父との
『絆』を感じることができました。
今年度は「創立110周年・高専創立40周年」の記念行事が終わるのを待ってから同窓会報の発刊準備を始めたため、多
くの方にご迷惑をかけることになってしまいました。しかし、校内理事の皆様そして日良居タイムス社・田村様のご協力を
得て、なんとか完成することができました。至らない点が多々あるとは思いますが、ご容赦下さいます様お願い致します。
同窓会報では、同窓会や学校の近況などをお知らせするだけでなく、卒業生からの寄稿もお待ち申し上げております。原
稿は郵送、FAX、電子メールなど、どのような媒体でも結構です。原稿は10月下旬まで受け付けておりますので、是非、
寄稿して下さいます様お願い致します。
最後に、同窓会報に寄稿していただいた原稿は、10月下旬で締め切っているため、時間的な整合性に欠けるものがある
かもしれません。その点につきましては、ご了承下さいます様お願い致します。
(広報担当)
§裏表紙写真§ ▲上「次の寄港地へ向かうホクレア号」
▼下「ホクレア号来島イベントに協力した学生会」
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