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アイディディ・ソフトウェア通信 Vol.3 2011.3.16

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アイディディ・ソフトウェア通信 Vol.3 2011.3.16
◆◇◆ アイディディ・ソフトウェア通信 Vol.3 2011.3.16 ◆◇◆
震災にも心強いクラウド(データはクラウドへの保存がお勧め) アイディディ・ソフトウェアの正源(しょうげん)です。
この度の東北地方太平洋沖地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、皆様におかれましては旅行手配の変更やキャンセル処理でお忙しいことと存じます。
本来であれば、本日(3/16)東京にて当社主催で「アイディディ・クラウドセミナー」を
開催させていただく予定でございましたが、止む無く中止とさせていただきました。
参加お申込みいただいておりましたお客様には申し訳ございませんが、また状況が落ち着き
ましたら開催させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
さて今回の「アイディディ・ソフトウェア通信」はクラウドへのデータ保存のお勧めです。
この度の震災により、その数は分かりませんが膨大な数のサーバー、クライアントが津波や
火災、建物の倒壊などにより消失したり使用不能となりました。どれだけこまめにバックアップを
とっていても、この度のような災害には何の役にも立ちません。
また、リアルタイムでバックアップを取るシステムでない限り、ときどき思いついたときだけ
とったバックアップデータは気休めだと思います。
つまり、Dドライブであり、外付けハードディスクであり、CD-ROMであり、バックアップをとる
作業は殆どの場合、役に立たないのではないかと思います。
発想を変えて、信頼できるクラウドサービスを利用して常にそこにデータを保存しておく方が
バックアップの手間もかからず、現実的な方法です。
昔からインターネットを利用して外部にデータを保存する方法はありましたが(ストレージサー
ビスと呼んだりします)、費用が高かったり、インターネットの回線スピードが遅かったり
サービス内容が不充分だったりの理由で、あまり普及していませんでした。
ただ、現在は費用も殆どかからず安全で使いやすいサービスがいろいろ提供されています。
会社として全社で利用するのが効果的なのですが、まずはご自分のパソコンに保存されて
いるデータを今日からクラウドに保存してみてください。
メールに添付してデータを自宅のパソコンに送ったり、フラッシュに入れて持ち歩く必要も
ありません。どこからでも、どの端末(スマートフォン、タブレット端末)からでも、データの
読み書きができます。
たくさんあるクラウドサービスの中で、私のお勧めは下記の2つのサービスです。
現在パソコンに保存されているエクセル、ワード、PDF、写真、書類・・・などのデータを保存
してみてください。
無料で御利用できますので、一度試してみてください。
1.Google ドキュメント
https://docs.google.com/
Googleが提供するサービス。Gメールのアカウント・パスワードで御利用いただけます。(無料)
エクセル、ワード、PDFなど様々なデータをGoogleのサーバーに保管でき、どのパソコン
(iPhone、iPadなども含む)からでも呼び出すことが出来ます。
タリフなど社内で共有したい資料は、簡単に共有することも出来ます。
2.Dropbox(ドロップボックス)
https://www.dropbox.com/
使用にあたっては、無料のアカウントを取得する必要があります。
会社や自宅のPC、ノートブックなどにインストールすると、マイドキュメントに自動的に
My Dropboxフォルダが作られ、そのフォルダに保管したデータはどこからでも
呼び出すことができます。(自動的に同期されます)
(iPhone、iPadなどからでもOK)
2ギガまで無料、50ギガまでは年間99ドル。
外部にデータを保存することを心配される方もおられますが、自分のパソコンや国内の
レンタルサーバーにデータを保管することの方がよっぽどリスクが高いと思います。
どうしても心配な方は、更にご自分でバックアップを取っておけば安心だと思います。
データが消えてから後悔しても始まりません。
さあ、今すぐ自分のPCのハードディスクからクラウドへの移行を真剣に考えられては
いかがでしょうか。
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