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道路標識の寸法を定める条例の骨子について
条例委任が必要なものについて (道路構造令等の条例化) 道路標識の寸法を定める条例の骨子について 概 要 道路法(昭和27年法律第180号)第45号第3項の規定に基づき、市道に設ける道路標識(案内標識、警 戒標識等)の寸法について条例で定めるもので、道路標識、区画線及び道路表示に関する命令(昭和35 年総理府・建設省令第3号以下「標識令」)を参考にして寸法を定めます。 道路標識の周辺景観との調和のため、道路交通の安全性と標識の視認性を確保したうえで「警戒標識 の寸法」「案内標識の文字の大きさ」について標準の大きさより縮小した、金沢標識特区の取組を踏ま えたものとします。 寸法基準の考え方 1.基本的に、標識令の規定を適用します。 2.景観への配慮が特に必要と認められる地区等において、警戒標識の寸法と案内標識の文字の大きさ を標準のものより縮小することができることとします 寸法基準(案) ■警戒標識 標識の寸法を、現行45cmから30cmに縮小します 《警戒標識》 (対象区域) ・景観条例による伝統環境保存区域内の道路 ・都市計画区域で道路幅員が4.0m未満の道路 ■案内標識 標識の文字寸法の拡大基準を適用しないことで 《案内標識》 標識の寸法を縮小 (標準の拡大率 1.5 → 1.0) (対象) ・景観条例の規定による伝統環境保存区域、伝統環境調和区域、 近代的都市景観創出区域内の道路 1 条例委任が必要なものについて (道路構造令等の条例化) 道路標識の寸法を定める条例の骨子について 対象地区について ■警戒標識 ・伝統環境保存区域内の道路 理由:伝統のある街並み等に調和した美しく 魅力ある沿道景観を形成するため。 ・都市計画区域で道路幅員が4.0m未満の道路 理由:住宅地等における幅員の狭い道路で、 道路を有効に利用するため。 ■案内標識 ・景観形成区域(伝統環境保存区域、伝統環境 調和区域、近代的都市景観創出区域)内の 道路 理由:伝統ある街並みや連続した近代的な街 並み等と調和のとれた沿道景観を形成 するため。 伝統環境保存区域 景観形成区域 2 条例委任が必要なものについて (道路構造令等の条例化) 道路標識の寸法を定める条例の骨子について 警戒標識のイメージ 【従 前】 標識寸法:45cm 【従 後】 標識寸法:30cm 案内標識のイメージ 【従 前】 文字サイズ:30cm 【従 後】 文字サイズ:20cm 3