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IC-CAP カスタムツール・コンサルティング サービスの紹介

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IC-CAP カスタムツール・コンサルティング サービスの紹介
IC-CAP カスタムツール・コンサルティング
サービスの紹介
2010 年 2 月 17 日
Rev 2.2.0
1
目次
改訂履歴 ......................................................................................................................................................3
本資料の内容:.............................................................................................................................................4
IC-CAP カスタムツールのご紹介 ..............................................................................................................5
 IC-CAP カスタムツールの全体図..................................................................................................6
 HTML レポート作成ツール(RMS エラー計算機能付) ..................................................................7
 自動測定ツール(セミオートプローバー自動制御ツール) .............................................................9
 TCAD データ読み込みツール ......................................................................................................10
 多点測定データ処理ツール ..........................................................................................................11
 データ入出力ツール......................................................................................................................12
 MVT ツール (Model Verification Tool) ......................................................................................15
その他開発中のツール紹介: ....................................................................................................................18
 プロセスベース統計モデル作成ツール ........................................................................................18
 パラメータ抽出ツール ...................................................................................................................20
弊社の 1/f ノイズ測定システムの紹介: ...................................................................................................21
コンサルティングサービスの紹介 .............................................................................................................23
 アドバンスドモデリングサービス ・モデリングコンサルティング.................................................23
 技術支援サービス(オンサイトサポート 1day コンサルティング) .........................................................24
 1/f ノイズ測定 抽出サービス ........................................................................................................25
 モデリングに関するトレーニング ..................................................................................................26
 お問い合わせ窓口 ........................................................................................................................29
2
改訂履歴
Rev.
変更日付
理由
変更者
1.0.0
1.1.0
1.1.1
2.0.0
2009 年 07 月 08 日
2009 年 07 月 27 日
2009 年 08 月 06 日
2009 年 8 月 27 日
モンズル
モンズル
モンズル
モンズル
2.1.0
2009 年 10 月 7 日
初期版作成
Varactor ツール価格追加
パラメータ抽出確認シート追加
パラメータ抽出サービス ⇒ アドバンスド
モデリングサービスに変更
ツール全体図追加 p6
・ MVT 内容追加 & 即購入可能なツール
へ移動
・ 多点測定データ処理ツールに Video 追
加
・ プロセスベース統計モデル作成ツール
内容追加、Video 追加
モンズル
江田、塚原、
モンズル
3
本資料の内容:




IC-CAP カスタムツールの紹介(Video Demo 付)
弊社の 1/f ノイズ測定システムの紹介
コンサルティングサービスの紹介
モデリングに関するトレーニング紹介
4
IC-CAP カスタムツールのご紹介
弊社では IC-CAP ユーザーのお客様向けにより効率的かつ容易的にデバイスモデリングやパラメータ
抽出が行える環境をご提供するために様々なカスタムツールをご用意いたしました。これらのツールの
特徴、ご使用に対するメリットなど含めて紹介いたします。なお、一部のツールに関しては現在開発中で
あり、直ぐ必要なお客様は別途ご相談させてください。
IC-CAP カスタムツール一覧:
即購入可能なツール:






HTML レポート作成ツール(RMS エラー計算機能付)
自動測定ツール(セミオートプローバー自動制御ツール)
TCAD データ読み込みツール
多点測定データ処理ツール
データ入出力ツール
MVT ツール(Model Verification Tool)
開発中のツール







プロセスベース統計モデル作成ツール
BJT ToolKit (VBIC)
BJT ToolKit (Mextram 504)
BJT ToolKit (HICUM L0)
BJT ToolKit (HICUM L2)
MOSVAR Toolkit
SiC Toolkit
5
 IC-CAP カスタムツールの全体図
図 1 IC-CAP カスタムツールの位置付け
6
 HTML レポート作成ツール(RMS エラー計算機能付)
概要
現状: モデリングやパラメータ抽出した後の資料作成作業は煩雑で非常に時間がかかるものです。パ
ラメータ抽出やモデリング等で何百数になる測定とシミュレーションの結果(プロット)をコピーし貼り付け
るという作業は面倒で手間がかかるものです。また、測定値とシミュレーション値の誤差(RMS エラー)
を資料に載せるという作業にも多くの時間がかかります。現状、多くのお客様は資料作成を手動でコピ
ー・貼り付けという作業を繰り返し行っております。資料作成の全作業が自動行えるツールが欲しいとい
う声が多く聞かれます。
ソリューション: 弊社で開発しました HTML レポート作成ツールを使えば短時間で IC-CAP 内のプロッ
トをもとに HTML 形式の資料を【自動】で作成することができ、今まで資料作成作業の工数を 90%以上
削減することができます。また、このツールには RMS エラー計算機能も付いておりますので資料には
RMS エラーを載せる事もできます。
資料生成時間例:
Plot 数 300 個の場合 ・・・約 4 分(時間はプロット上のデータポイント数により異なります)
仕様
HTML 作成機能
・
・
・
・
・
・
複数のモデルファイルに対応
RMS エラーの表示/非表示の切り替えが可能
Plot サイズの設定が可能
一つの Plot に対し3つの異なるサイズ(Normal、thumbnail、zoom)を掲載
作成される資料形式は Toolkit の Extraction モジュールで作成されるものと同様の形式
一つのボタンをクリックするだけでモデル内の全Plotを資料に載せることができる自動設定機能が
あります。
・ Word 形式資料の作成s
図 2 : HTML レポート作成ツール
7
RMS エラー計算機能
・
・
・
・
・
・
IC-CAP 上で RMS エラーの計算が可能
複数のモデルファイルも同時に計算可能
計算モード:abs(Y)、log(Y)、derivative(Y)、real(Y)、imag(Y)、mag(Y)、phase(Y)
計算式:絶対値誤差、相対誤差、IC-CAP の最適化に用いる計算式の 3 つに対応
計算結果は、CSV ファイル、HTML ファイルに出力可能
計算範囲の限定が可能 (例えば、S パラメータの RMS エラー計算の場合、計算に用いる周波数
を限定することが出来ます。)
図 3:HTML レポート作成ツール(RMS エラー計算機能)
ツールのビデオデモ
ツールのビデオデモを下のリンクをクリックしてご覧になれます。
HTMLdoc_Video_Demo
8
 自動測定ツール(セミオートプローバー自動制御ツール)
概要
現状:セミオートプローバーを使ってウェハ面内のデバイス(TEG)を多点測定する際一つのデバイスを測定
終了したら次のデバイスに針を移動させるという作業を行うために測定担当者が常に待機しなければなりま
せん。しかし、多点測定を全自動で行えると測定担当者が常にその場所にいる必要がなくなり、経費と人員削
減もできます。
ソリューション: 測定の雛型となるマスター測定ファイルをご用意していただくだけで、このツールを使用すれ
ば、単純な連続測定を自動で行うことができます。
デバイスは複数の Subsite(SubDie)にも対応します。
仕様
・
・
・
・
DC、CV、RF 等の測定種類を問わず、マスター測定ファイルに準拠したウェハ面内測定が可能
セミオートプローバーは、SUSS MicroTec 社と Cascade Micro Tech 社に対応
Subsite(SubDie)ごとに測定順番をカスタマイズ可能
温度制御も可能
図 4: 自動測定ツール
ツールのビデオデモ
ツールのビデオデモを下のリンクをクリックしてご覧になれます。
AutoMeasure_Video_Demo
9
 TCAD データ読み込みツール
概要
現状: プロセスベースモデルを作成したい、あるいはプロセスデータを用いて統計モデルを作成したい
というニーズが増えております。そのため、プロセスデータをモデル作成のため IC-CAP に読み込ませ
たいという要求が数多くあります。
ソリューション: 他社ツールで作成したトランジスタプロセスデータを IC-CAP に読み込ませたいという
ニーズに備えて 第一弾としてSentaurus(TCAD)のデータを IC-CAPに読み込む、ツールを開発しまし
た。
仕様
・
・
・
Sentaurus(TCAD)のデータ BJT/MOSFET データ IC-CAP へ読み込み可能。
DC , AC データを S/Y/Z/H パラメータに変換して読み込む可能。
複数データファイルを自動的に読み込み IC-CAP 形式に変換、保存という機能があります。
図 5:TCAD データ読み込みツール
ツール紹介ビデオ
VideoDemo:Part1
VideoDemo:Part2
10
 多点測定データ処理ツール
概要
現状: 精度の良いモデルを作成するためにデバイスの測定結果から Typical チップを選定する事はと
ても重要な事であります。また、数多くのチップの測定結果などから Typical チップあるは Golden Die
を検出するために多くのデータの比較など行う必要があり、簡単に見つけ出すのはとても困難と時間が
かかる作業になります。
ソリューション: 弊社でモデリングに使用する Typical チップを検索するためのツールを開発しました。
多点測定データからスコアリングされ、自動的に Typical チップを特定することができます。また、多点測
定データから平均化を行いバーチャルな Typical データを作成することも可能です。さらに PCM データ
の作成・処理も可能で、多点測定データに対して統計的な処理が可能な統合的ツールです。
図 6:多点測定データ統計処理ツール
ツール紹介ビデオ
VideoDemo
11
 データ入出力ツール
概要
・ CSV ファイルの測定データを簡単に IC-CAP に取り込むことができます!
・ 読み込んだデータを IC-CAP の Modeling Package で使用可能な MDM ファイルに出力できま
す!
・ 測定データをCSVファイルで管理している方は多いかと思いますが、次のような状況に出会ったこ
とはありませんか?
・ CSV ファイルのデータを IC-CAP Native や Modeling Package (Toolkit) で使用したい
・ CSV ファイルのデータのプロットを簡単に作成したい
・ CSV ファイルのデータをプロットで確認したい
・ ソリューション: ここで紹介するツールを使えば、これらのことを簡単に行うことができます。
仕様
CSV ファイルに記述された測定データを IC-CAP Native にインポートする機能
・
・
・
・
・
・
・
CSV ファイルに記述された測定データを IC-CAP Native にインポートすることができます。
複数の CSV ファイルを連続で処理することができます。
読込先の DUT、Setup がない場合には自動生成します。
Output VS Input の Plot を自動生成します。
IV、CV、RF(Two Port)に対応
複数の CSV ファイルのデータを 1 つの Setup にマージして読み込むことができます。(制約あり)
Input/Output の対応個数はそれぞれ最大 10 つ
Input とは・・・入力電圧、電流など
Output とは・・・出力電流、容量値など
csv ファイルフォーマット
・ 対応 Input/Output 数:各最大 10 個
CSV ファイル例)
Input1
Input2
Input3
Input4
output1
Output2
Output3
#vd
vg
vb
vs
id
ig
ib
0.1
-0.5
0
0
3.00E-09
-5.00E-09
1.00E-11
0.1
-0.45
0
0
2.00E-09
-3.00E-09
-7.00E-11
0.1
-0.4
0
0
2.00E-09
-3.00E-09
-6.00E-11
0.1
-0.35
0
0
2.00E-09
-3.00E-09
-5.00E-11
表 1: csv ファイルフォーマット
12
CSV
図 7:データ入出力ツール
IC-CAP Native の測定データ、シミュレーションデータを MDM ファイルに出力する機能
・ IC-CAP Native の測定データ、シミュレーションデータを MDM ファイルに出力することができま
す。
・ MDM ファイルの出力形式は、IC-CAP Modeling Package (Toolkit) にて読み込むことが可能な形
式を選択することができます。
・ モデルに含まれるすべての Setup のデータを mdm ファイルに出力します。
・ IV、CV に対応
ツール紹介ビデオ
VideoDemo
13
14
 MVT ツール (Model Verification Tool)
概要
MOSFET のパラメータを抽出する場合、プロセスの微細化が進むと L、W の全領域の特性を1つのグ
ローバルモデルで表現することが困難になります。この際、Binning を行うことになりますが、L,W の領
域を分割し 狭い領域ごとにローカルパラメータで表現すると分割した境界のところで各特性(Ion、vth
など)の連続性が保たれているかなど確認/検証する必要が出てきます。
また、Binning 時以外でも モデルの複雑化が進み特定の条件での予期せぬ結果が得られることがあり
ます。そこで、パラメータを PDK に組み込み設計者に配布する前には、様々なことを検証し問題が無い
ことを確認する必要があります
・
仕様
Simulation / setup
設定・実行
Warning/Error 表示
setup 編集
Plot の自動作成
(1,2 回微分値のプロットも作成)
Validation
データ検証
‐連続性
‐ kink
データ値比較
Display
専用 GUI
プロットの重ね表示
Validation 結果表示
特徴
GUI により簡単操作(シミュレーション設定、変更が容易)
プロット自動作成機能(1,2 回微分値のプロット含む)
プロットの重ね表示が簡単
測定データ、シミュレーションデータの検証機能
評価対象モデルは IC-CAP のモデル形式、ネットリスト・ファイルに対応
検証結果を HTML レポートへ出力可能
カスタマイズ可能な検証 Function(PEL 記述)
15
サポート内容(IC-CAP 標準機能に準拠)
グローバルモデル、ビンニングモデル、マクロモデル
MOSFET、BJT、受動素子など
シミュレータ:hpeesofsim、HSPICE、Spectre など
図 8 MVT (Model Verification Tool) の概要
16
17
その他開発中のツール紹介:
 プロセスベース統計モデル作成ツール
 概要
統計モデル作成には、
① 大量の測定データから SPICE パラメータを大量に抽出し、統計解析を行う手法
② デバイスごとに振られるパラメータを限定し、それに追従するパラメータを振らせる手法
があります
①の手法には、膨大な工数と統計解析の専門知識が必要となります。それに対し②の手法は、合理的
なパラメータに限定することにより、きわめて早く統計モデルを作成することが可能です。
本ツールは、②手法により統計モデルを作成するために必要なプロセスパラメータ(プロセス管理パラメ
ータ)と、モデルパラメータの関連付けを自動化し、高いスキルなしに短時間で統計モデル作成を可能に
するツールです。
18
 特長

容易かつ短時間に統計モデル作成が可能(スキル必要なし)

主要な Si アクティブデバイスは、プロセスパラメータが埋め込み済み(ノウハウ入れ込み済み)

統計モデル式は自動設定に加え、ユーザーが任意にカスタマイズも可能

Si 以外のプロセスにも対応

Global、Local ばらつきに対応する統計モデル作成が可能

統計モデルをモンテカルロ・シミュレーションを使って検証可能
モンテカルロ・シミュレーションの結果は、本ツールから即座に確認でき、多点測定データ処理ツ
ールともリンク

モンテカルロ・シミュレーションの分布は、Gaussian と Uniform に対応

HTML レポート機能つき
 ツール紹介ビデオ(暫定)
VideoDemo
19
 パラメータ抽出ツール
測定からパラメータ抽出まで簡単に行うために沢山のツールを開発しております。これらのツールは
IC-CAP 上で動作するもので使い勝手の良い GUI ベースになっております。その一部を下にご紹介しま
す。





BJT ToolKit (VBIC)
BJT ToolKit (Mextram 504)
BJT ToolKit (HICUM L0)
BJT ToolKit (HICUM L2)
MOSVAR Toolkit

MOSVAR Toolkit

SiC Toolkit
:
:
:
:
:
VBIC モデルに対応したツール
Mextram 504 モデルに対応したツール
HICUM L0 モデルに対応したツール
HICUM L2 モデルに対応したツール
MOS Varactor の測定・DC パラメータ抽出行えるツール
(PSP-Based MOSVAR v1.0.0)
: MOS Varactor の測定・DC+RF パラメータ抽出行える
(Subckt による高周波対応) (PSP-Based MOSVAR v1.0.0)
20
弊社の 1/f ノイズ測定システムの紹介:
概要: アナログ IC の応用範囲の広がりにより、IC に要求される性能が大変厳しくなっています。なか
でもノイズに関する注目が高くなってきています。1/f ノイズは測定が非常に難しく、測定や SPICE 用の
ノイズモデルパラメータ抽出を安定的に行うには高いレベルでのノウハウ、経験が必要となります。
ソリューション: 弊社より 1/f ノイズの測定システムと SPICE モデリングを行うための最適なソリュー
ションをご提供しております。
図 9:1/f ノイズ測定システム
特長:
・ 測定の完全自動化
・ 容易な使い勝手
・ 高速なノイズ測定 (従来の半分の測定時間)
・ RTS ノイズ観測 (89410A/89600A のみ)
・ 入出力抵抗の自動設定機能
・ 低システムノイズ
-177dBV^2/Hz @100KHz (TYP)
・ 広帯域測定 1Hz~10MHz (89410A)、1Hz~30MHz (89610A)、10Hz~30MHz (E4440A)
・ 高電圧・大電流デバイス測定
・ 最適なオンウェハ測定環境
・ プリアンプの Gain 校正機能
21
・
・
・
・
・
・
入出力抵抗の検証機能
ロールオフ周波数の自動計算・表示機能
RLOAD 換算機能
実測値とシステムノイズの比較表示機能
ウェハ面内ばらつき測定 (オプション)
フリッカーノイズ・パラメータ抽出 (オプション)
System Noise
Noise Voltage [dBV^2/Hz]
0
-20
-40
Only PreAMP(Rs=0ohm)
RLOAD=10ohm
-60
-80
-100
-120
-140
-160
-180
-200
1.E+00 1.E+01 1.E+02 1.E+03 1.E+04 1.E+05 1.E+06 1.E+07 1.E+08
Freq [Hz]
図 10:1/f ノイズ測定システムのシステムノイズ
パメータ抽出の対応モデル
BJT
: Gummel Poon (AF,KF)
MOS-FET
: BSIM3v3
NOIMOD=1 (AF,KF)
NOIMOD=2 (NOIA,NOIB,NOIC,EF)
: BSIM4.5
FNOIMOD=0 (AF,KF)
FNOIMOD=1 (NOIA,NOIB,NOIC,EF)
*その他モデルに関しては、個別対応となります。
*シミュレータは ADS か Spectre になります。
22
コンサルティングサービスの紹介
弊社 EDA テクニカルサポート&コンサルティング部よりお客様向けに下記のようなコンサルティングサ
ービスをご提供しております。
・
・
・
・
アドバンスドモデリングサービス ・モデリングコンサルティング
技術支援サービス(オンサイトサポート 1day コンサルティング)
1/f ノイズ測定 抽出サービス
モデリングに関するトレーニング
 アドバンスドモデリングサービス ・モデリングコンサルティング
サービス概要
デバイスモデルの・を高精度に行うためには、ハイレベルなモデリングの知識と
高精度な測定環境、また十分なリソースが必要となります。
弊社では貴社デバイスのパラメータ抽出を高精度かつ迅速に提供するサービス「アドバンスドモデリン
グサービス」をご提供しております。
また、貴社内でのモデリングや PDK 構築に関するノウハウの習得を望まれる場合は
貴社プロセス/設計環境に最適化をした「モデリングコンサルティング」の提供も実施しております。
対応デバイス/モデル
- MOSFET デバイス (微細 / RFMOS / 高耐圧[HVMOS/LDMOS])
・HiSIM / PSP /BSIM3,4 / HiSIM_HV / MM20 / Lvel66 /
マクロモデル /
- BIP デバイス
・HICUM / Mextram503,504 /VBIC / SGP /,
- HBT / HEMT デバイス
・Agilent-HBT / Angelov / EEHEMT /
- パッシブ素子 (Spiral-IND / MIM / RES / VCAP / etc)
- パッケージ / SMT 部品 / ビヘイビアモデル /インターコネクト /,
抽出対象
・ DC、CV、RF
・ Typical/Corner モデル
・ 1/f ノイズ
23
サービス形態
弊社でアドバンスドモデリングサービスを受ける場合、下記のパラメータ抽出確認シートをご記入し弊
社まで送ってください。
パラメータ抽出確認シート
アドバンスドモデリングサービス(抽出したパラメータのみ提供)
コンサルティング(抽出ノウハウ提供)
カスタマイズ抽出ツール作成(貴社専用の抽出ルーティンを提供)
コンサルティング・メニュー紹介
http://jp.tm.agilent.com/tmo/eda/tdc.shtml
 技術支援サービス(オンサイトサポート 1day コンサルティング)
サービス概要
本サービスでは、事前にご連絡いただいた御社エンジニアが抱えている問題点等に対して
最適な弊社エンジニア(シミュレータ/モデリング/測定)が御社へ直接サポートにうかがいます。
Face to Face のサポートにより、通常のオンラインサポートよりも効率的に問題点を解決できるほか
各種ノウハウの提供、各ツールの使い勝手を更に改善するユーティリティの提供等が可能となります。
また本サービス内の時間の使い方は御社ご要求に応じてフレキシブルに対応することが可能となりま
す。
対象項目
・ 各種 EDA 技術(アジレント社製品が対象)
・ シミュレーション技術(アジレント社製品が対象)
・ デバイスモデリング技術
・ 測定技術
[デバイスモデリング用測定、PKG/評価基板解析用測定、信号源等シミュレーション組み込み用測定]
・ 各種ツールのユーティリティ作成(AEL、PEL によるツール作成など)
24
 1/f ノイズ測定 抽出サービス
サービス概要
IC に要求される性能は、プロセス微細化が進むにつれて、ますます厳しくなっています。なかでもノイ
ズに関する注目が高くなってきています。1/f(フリッカー)ノイズは低周波における'ゆらぎ'として知られ、ア
ナログ回路では発振器の位相ノイズとして、デジタル回路ではジッターとしてあらわれます。
この 1/f ノイズは測定が非常に難しく、測定や SPICE 用のノイズモデルパラメータ抽出を安定的に行う
には高いレベルでのノウハウ、経験、測定環境が必要となります。
アジレント・テクノロジーでは、最短で 1 週間納期の FET、BJT 等のアクティブデバイスの 1/f ノイズ測定
サービスをご提供しています。1/f ノイズをオンウェハで測定するには低ノイズ環境が必要ですが、弊社
はプローバーメーカーとの協働により超低ノイズ環境での測定が可能です。測定のみのサービスの他、
測定データを使用したアドバンスドモデリングサービス(ノイズパラメータ抽出のサービス)も実施してお
ります。
使用 1/f 測定システムの特長
・ 1Hz-30MHz の広帯域測定
・ 低システムノイズ(-177dBV^2/Hz @100kHz)
・ 高電圧(±50V) 、大電流(±0.1A)に対応
25
 モデリングに関するトレーニング
弊社ではデバイスモデリング担当者向けにデバイスモデルの基礎から IC パッケージのモデリングまで
内容豊富な沢山の技術トレーニングをご用意しております。その一部をご紹介いたします。
1.
2.
モデル基礎技術トレーニング
IC パッケージ・モデリング・トレーニング
26
モデル基礎技術トレーニング
コース 1:
コース2:
コース3:
コース4:
提供方法:
パッシブデバイス
BIP デバイス
MOS デバイス
PKG
お客様先オンサイト
モデルに関する知識は、モデリング担当者はもちろん、今日の複雑
化が進む設計環境下では回路設計者にもある程度のレベルが要求
されます。本コースは「モデル基礎/モデルの考え方・構築方法/
モデルの利用範囲」等、モデルの基礎を学ぶコースです。
■ コース概要
本コースでは、デバイスモデルの基礎(パッシブデバイス
については等価回路モデル)についてデバイス構造、電気
特性、モデルパラメータ、各種モデルの特徴等について
講義形式で解説いたします。
■ 対象者
・ 回路設計
・ PDK 構築
・PKG 設計
・モデリング

・基板設計
■ コースの特徴/受講後の到達地点
・ モデリング担当者にとっては知っている内容が多く
含まれますが、“なんとなく知っている”といった
ケースが多く、本コースを通して正しく理解するこ
とで、日々の業務の底上げにつながるスキルが身に
つきます。
新たにモデリングを担当されるエンジニアにとっ
ては、必須となる基礎知識が身につきます。
・
回路設計者の多くは「利用しているモデルが何か?、
どのような特性まで表現できるのか?」を知らず、
与えられた PDK をそのまま利用しています。本コー
スを通してモデル基礎知識を習得することで、設計
に利用する各種モデルの意味を理解し、最適なシミ
ュレーションを行うために土台となるスキルが身に
つきます。
■ 前提知識
・ BIP デバイス/MOS デバイスコース:
設計等でモデルを利用した経験が有る事が望まし
い
・ パッシブデバイス/PKG コース:
RF 基礎知識がある事が望ましい
■ 提供物
・ トレーニングマニュアル
・
・
各1日/オンサイト開催
講義 90~100 % 実習 10~0 %
■ コース内容
・コース1: パッシブデバイス;

RF基礎
 Sパラメータについて
 Deembedについて

パッシブモデルの考え方
 注意すべき電気特性について
 等価回路の考え方について
 EMの活用について
・コース2 BIPデバイス;

BIPモデルの基礎
 BIPデバイスの基礎動作原理について
 Gummel Poonモデルの成り立ちについて
 電気特性とモデルについて
 基本的な抽出手法について

各種BIPモデルの考え方
 各モデル特徴について
 各モデルの違い/使い分けについて
・コース3 MOSデバイス;

MOSモデルの基礎
 MOSデバイスの基礎動作原理について
 BSIM(3/4)モデルの成り立ちについて
 電気特性とモデルについて
 基本的な抽出手法について

各種MOSモデルの考え方
 各モデル特徴について
 各モデルの違い/使い分けについて
■ コースの開催日程と開催場所に関する最新情報は
(各 80-100 ページ)
www.agilent.co.jp/find/education
連絡先
お客様窓口
Phone: 0120-421-345(9:00~19:00)
Fax:
0120-421-678(24 時間受付け)
E-mail: [email protected]
■ コースフォーマット
© Agilent 2000-2008
IC パッケージ・モデリング・トレーニング
コースナンバー
提供方法
Nxxxx / Nxxxx
お客様先オンサイト
QFP/QFN に代表される IC パッケージのモデリング
や、BGA パッケージの電磁界解析方法を学びます。
コース概要
アプリケーションの高周波化に伴い、IC パッケージの影響は
無視できないものになってきています。また、シミュレーショ
ンによる回路/基板の設計/評価が一般的になっており、正確
なシミュレーションを行うためには、IC パッケージのモデルが
不可欠です。また BGA パッケージのような、任意形状の配
線パターンを持つパッケージの場合、電磁界解析による S
パラメータをシミュレーションに用いることが有効な手段とな
ります。
本コースでは、QFN/QFP に代表される IC パッケージの等
価回路モデリング手法を、実習を交えながら学びます。また、
電磁界シミュレータを用いたパッケージの解析例を基に、そ
の注意点を解説します。

コースの特徴 / 受講後の到達地点
・コースの特徴
– パッケージの S パラメータ測定方法を解説します。
– 測定した S パラメータから冶具の特性を取り除く手法
(ディエンベッド/キャリブレーション)を解説します。
– 回路シミュレータ(ADS)を用いて、IC パッケージの等価
回路モデルを求めます。
– 各種電磁界シミュレータ(EMDS for ADS, Momentum)
を用いた IC パッケージの解析例を示し、その注意点を
解説します。
・コース受講後の到達地点
–
IC パッケージのモデリングに必要な測定ができる。
–
IC パッケージの等価回路モデリングができる。
–
IC パッケージの電磁界解析ができる。
対象者
–
IC パッケージのモデリングに携わられる方。
–
各種 RF 回路の設計に携わられる方。
Copyright Agilent Technologies 2008
–
デジタル回路の物理層の設計、解析に携わられる方。
前提知識
–
Windows 環境の操作が出来ること。
–
「ADS 入門」コースまたは「ADS ファンダメンタル」コー
スを了されているか、回路図の入力、シミュレーション
の設定、結果の表示ができること。
コース期間
1 日間
コースフォーマット
講義 80% / 実習 20%
コース内容
1. IC パッケージの影響
2. IC パッケージの電気的振る舞いとそのモデル
 配線/ボンディングワイヤー間の結合
 表皮効果
3. 測定用冶具設計とディエンベッド
 ディエンベッドの実際
 測定用冶具の設計例
4. パッケージの等価回路モデリング手法
 Y/Z パラメータと/T 型等価回路
 等価回路モデリング手法
 等価回路モデル例
5. 電磁界解析による IC パッケージの解析
 3 次元電磁界解析(EMDS for ADS)を用いた QFN
パッケージ解析
 パッケージ解析における適切なポートの設定方法
 評価基板(冶具)に実装した場合の帰路電流経路
(GND ピン)による影響
 ADS による S パラメータから等価回路生成機能紹
介
 Momentum を用いた BGA パッケージ解析
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