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2011年9月12日号 【金】 チャートは下値切り上げ型の線型を維持 9/9

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2011年9月12日号 【金】 チャートは下値切り上げ型の線型を維持 9/9
2011年9月12日号
【金】
チャートは下値切り上げ型の線型を維持
9/9 17:30現在
◆海外情勢
世界最大の金ETF“SPDR Gold Shares”の保有残高は7日時点で1232.31トン。8月8日に1309.92トンまで増
加して2010年10月19日以来の1300トン乗せとなった後、同12日に1260.17トンまで急減し、再び同19日の1290.7
6トンまで増加していた。その後、同29日の1230.80トンまで減少し、翌30日に1232.31トンに増加、以降、横ばいの
状態が続いている状況。
◆内部要因
ニューヨーク金市場におけるファンド筋のネット買い玉は8月30日時点で21万7355枚、前週比1万3000枚減。取組高
は8月30日時点50万枚、9月7日時点51万枚台。東京市場の取組高は13万枚台。カテゴリー別(1日⇒8日)では、当業
者は売り玉6400枚増・買い玉1200枚増、非当業者は売り玉9000枚増・買い玉1万4000枚増。
◆総合分析
9月に入り、ニューヨーク金価格は史上最高値を、東京金価格は上場来の最高値を更新するも、その直後に急落するな
ど、荒っぽい展開を見せている。ただ、急落しても8月の安値を下回ることはなく、目下、チャートは下値切り上げ型の線型
を維持、基調の引き締まりに変わりないことが窺える。当面は高値更新の反動から乱高下もあろうが、安値は“割安”と判断
されて買われる公算。東京金も為替の円高地合のなか、底固さを維持。
○商品デリバティブ取引は最初に委託者証拠金等の預託が必要で、その額は商品によって異なりますが、最高額は 1 枚
あたり 135,000 円です。また、委託者証拠金は相場変動や日数の経過により追加預託が必要になることがあり、その額
は商品や相場の変動によって異なります。○商品デリバティブ取引は相場の変動によって損失が生ずることがあります。
また、実際の取引金額は委託者証拠金の約 10 倍から 40 倍と著しく大きいため、損失額は預託している委託者証拠金の
額を上回ることがあります。○商品デリバティブ取引は委託手数料がかかり、その額は商品によって異なりますが、最高
額は 1 枚あたり 24,150 円(往復)です。手数料額は相場変動により増減する場合があります。
当社(商品先物取引業者)の企業情報は当社本・支店及び日本商品先物取引協会で開示しています。
お取引についての御相談は、当社顧客サービス担当(東京)電話 03-3249-8827
日本商品先物取引協会相談センター 東京都中央区日本橋小網町9番4号日商協ビルディング 電話 03-3664-6243
2011年9月12日号
【白金】
米景気回復期待は強材料
9/9 17:30現在
◆海外情勢
FRB(米連邦準備制度理事会)が発表した8月の地区連銀経済報告は全体に慎重な見通し。アトランタ地区は、『拡大
ペース低調』、クリーブランド地区は、『成長緩慢』、ニューヨーク地区は『停滞』、リッチモンド地区は、『減速』ながら、セント
ルイス、ミネアポリス、カンザスシティ、ダラス、サンフランシスコの5地区は、『緩慢な成長、あるいは、わずかな成長』と報
告。全体的に緩やかながら経済成長を維持している。オバマ大統領が4470億ドルの景気・雇用対策を提案したことで、
米株価が堅調に推移すれば白金価格のサポート要因となろう。
◆内部要因
東京市場の非当業者買い越し玉は約3万枚弱と強気スタンスに揺るぎはない。一般投資家が買い越していると見て良
い。ここまで上昇すると玄人筋は戻りを売るのが通例だが、そうしたセミプロの売り玉が捕まっている現状を見る限り、買気
旺盛な買い方の力は侮れない。踏み上げ場面を何度か繰り返すことも考えられる。
◆総合分析
ホンダの中国国内における8月の自動車販売台数は4万9596台、前年同月比2.5%増と、7ヵ月ぶりに前年同月を上回
った。ファンダメンタルズ堅調の一端を示すものだ。なお、ニューヨーク白金期近は8月5日の1682ドルから8月23日の1
918.5ドルまで230ドル強上昇、その後、反落したが、1788.6ドルで下げ止まって反発へ転じた。弱材料を消化したため、
下値不安が後退、先高人気再燃へ。東京白金期先は陽線先行で為替の円安が追い風となれば上げ足に勢いがつきそう
だが。
○商品デリバティブ取引は最初に委託者証拠金等の預託が必要で、その額は商品によって異なりますが、最高額は 1 枚
あたり 135,000 円です。また、委託者証拠金は相場変動や日数の経過により追加預託が必要になることがあり、その額
は商品や相場の変動によって異なります。○商品デリバティブ取引は相場の変動によって損失が生ずることがあります。
また、実際の取引金額は委託者証拠金の約 10 倍から 40 倍と著しく大きいため、損失額は預託している委託者証拠金の
額を上回ることがあります。○商品デリバティブ取引は委託手数料がかかり、その額は商品によって異なりますが、最高
額は 1 枚あたり 24,150 円(往復)です。手数料額は相場変動により増減する場合があります。
当社(商品先物取引業者)の企業情報は当社本・支店及び日本商品先物取引協会で開示しています。
お取引についての御相談は、当社顧客サービス担当(東京)電話 03-3249-8827
日本商品先物取引協会相談センター 東京都中央区日本橋小網町9番4号日商協ビルディング 電話 03-3664-6243
2011年9月12日号
【原油】
WTIの割安感を買われる可能性
9/9 17:30現在
◆海外情勢
ブラジルの経済成長は順調な伸びを示している。同国は産油国であり、原油の純輸出国である。国内ではエタノール
燃料需要が定着する巨大なエネルギー需給規模を誇る。生産には米シェブロン、ノルウェーのスタットオイルなど大手が
参入しているが、同国からの輸出が絞られると、輸入国の中東依存度が高まる危険性が高いだけに原油価格にとっては
強材料。ブレント原油が指標となり、石油関連企業は米 WTI 市場ではヘッジしていない。ブレントの下ザヤで推移しており、
投機資金の動きとして、今後、ブレントとのサヤ縮小を狙うサヤ取りで一段高を演じる可能性が高い。
◆内部要因
ニューヨーク原油のファンドネットロングは8月30日現在15万2688枚(前週13万6340枚、前々週13万1234枚)と俄
然、ファンドの買い気が旺盛となってきた。下値不安が薄れているほか、これまで玉整理していた身軽さもあり、先高狙い
の買いが増えているようだ。利食いすると再び減少するだろうが、買い玉の回転が効いてくると相場にも弾みがつく。
◆総合分析
ニューヨーク原油期近は90ドルが上値のフシとなっている。これを抜くには、『米景気回復が軌道に乗り、個人消費の増
加を確認した時』との慎重論はあるが、同市場は心理的なファクターで動いているため、弱材料が一掃されると急上昇す
る可能性が高い。すでにブレントは120ドル水準を超え、現在、調整されて110ドル台で推移しているだけに、底固い動
きが続くと判断するべきだ。
○商品デリバティブ取引は最初に委託者証拠金等の預託が必要で、その額は商品によって異なりますが、最高額は 1 枚
あたり 135,000 円です。また、委託者証拠金は相場変動や日数の経過により追加預託が必要になることがあり、その額
は商品や相場の変動によって異なります。○商品デリバティブ取引は相場の変動によって損失が生ずることがあります。
また、実際の取引金額は委託者証拠金の約 10 倍から 40 倍と著しく大きいため、損失額は預託している委託者証拠金の
額を上回ることがあります。○商品デリバティブ取引は委託手数料がかかり、その額は商品によって異なりますが、最高
額は 1 枚あたり 24,150 円(往復)です。手数料額は相場変動により増減する場合があります。
当社(商品先物取引業者)の企業情報は当社本・支店及び日本商品先物取引協会で開示しています。お取引についての御
相談は、当社顧客サービス担当(東京)電話 03-3249-8827
日本商品先物取引協会相談センター 東京都中央区日本橋小網町9番4号日商協ビルディング 電話 03-3664-6243
2011年9月12日号
【コーン】
単収150bus以上なら弱材料
9/9 17:30現在
◆海外市場
シカゴトウモロコシの注目材料は、米農務省が現地時間12日に発表する2011年の米国トウモロコシ生産予想と2011
~12年度の需給予想だ。市場が注目している2011年の米国トウモロコシ生産予想を紹介すると、①インフォーマ127億
1100万bus(単収151.0bus)、②アレンデール124億6600万bus、③FCストーン123億5000万bus(同146.3bus)、
④リン・グループ123億9100万bus(同149.1bus)、⑤ランワース120億2200万bus(同143.3bus)、⑥プロファーマ
ー124億8400万bus(同147.9bus)・・・で、いずれも同省8月予想129億1400万bus(同153.0bus)を下回っている。
これらの予想を見る限り、150bus以上なら弱材料視される可能性を秘めている。いずれにしても同省の発表次第の展開
となろうが、そのあとは20日と21日に開催されるFOMCの動向に注意したい。
◆国内市場
東京トウモロコシ期先は、2万8000円台での揉合が続いている。シカゴ大豆が米農務省報告を控えて模様眺めとなっ
たため、自ずと変動レンジも小さくなる。ただ、海上運賃が上昇傾向を続けているため、シカゴに比べて下げ渋る傾向が
出ているようだ。現在の揉合から上放れるか、下放れるかは米農務省報告次第といえよう。
○商品デリバティブ取引は最初に委託者証拠金等の預託が必要で、その額は商品によって異なりますが、最高額は 1 枚
あたり 135,000 円です。また、委託者証拠金は相場変動や日数の経過により追加預託が必要になることがあり、その額
は商品や相場の変動によって異なります。○商品デリバティブ取引は相場の変動によって損失が生ずることがあります。
また、実際の取引金額は委託者証拠金の約 10 倍から 40 倍と著しく大きいため、損失額は預託している委託者証拠金の
額を上回ることがあります。○商品デリバティブ取引は委託手数料がかかり、その額は商品によって異なりますが、最高
額は 1 枚あたり 24,150 円(往復)です。手数料額は相場変動により増減する場合があります。
当社(商品先物取引業者)の企業情報は当社本・支店及び日本商品先物取引協会で開示しています。
お取引についての御相談は、当社顧客サービス担当(東京)電話 03-3249-8827
日本商品先物取引協会相談センター 東京都中央区日本橋小網町9番4号日商協ビルディング 電話 03-3664-6243
2011年9月12日号
【ゴム】
逆張りで対応
9/9 17:30現在
◆ファンダメンタルズ
【産地】主要セントラルマーケットにおける集荷量は一日当たり50~60トン台。週末現在、原料は131.75バーツ、オファ
ーは10月積477.0セント(円換算約381.8円)で取引されている。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫は8月31日現在、前旬比936トン増の9,559トン。入庫量1,793トンに対し出庫量は85
7トン。
【前検】9月度のゴム品質検査請求(前期)は、新規のみで216枚(5トンベース)。
◆展開予想
東京ゴム市場は、5日続落後は反発し370円台を回復。前週末発表された米国雇用統計が予想に反して悪化したこと
から、NY 原油・株安を背景に東京ゴムは前週末の地合いを引き継ぎ大きく下げて360円割れへ。しかし、上海ゴム市場の
反発や為替市場でドル高・円安に振れたことから上げに転じると、NY 原油の反発にも下支えられながら週後半にかけて3
70円台へと値を戻す展開となった。
オバマ米大統領は減税や政府歳出による4,470億ドルの雇用対策を提案し、積極的に景気刺激策を講じる意向を示
した。週末にはG7財務相会議も予定されており、ヨーロッパを中心とした景気対策などにも焦点が集まる。罫線上は、8月
9日の安値348.0円を起点に下値を切り上げてきてはいるものの、上昇圧力が持続していかないことから逆張りで対処か。
国内在庫は引き続き増え今後も増加が見込まれることから、鞘は順鞘を維持するであろう。納会に向けて当限玉がより整
理されてくれば順鞘はさらに拡大することが予想される。
(国際法人部)
○商品デリバティブ取引は最初に委託者証拠金等の預託が必要で、その額は商品によって異なりますが、最高額は 1 枚
あたり 135,000 円です。また、委託者証拠金は相場変動や日数の経過により追加預託が必要になることがあり、その額
は商品や相場の変動によって異なります。○商品デリバティブ取引は相場の変動によって損失が生ずることがあります。
また、実際の取引金額は委託者証拠金の約 10 倍から 40 倍と著しく大きいため、損失額は預託している委託者証拠金の
額を上回ることがあります。○商品デリバティブ取引は委託手数料がかかり、その額は商品によって異なりますが、最高
額は 1 枚あたり 24,150 円(往復)です。手数料額は相場変動により増減する場合があります。
当社(商品先物取引業者)の企業情報は当社本・支店及び日本商品先物取引協会で開示しています。
お取引についての御相談は、当社顧客サービス担当(東京)電話 03-3249-8827
日本商品先物取引協会相談センター 東京都中央区日本橋小網町9番4号日商協ビルディング 電話 03-3664-6243
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