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抵当権抹消で最も多いご質問ベスト3位
抵当権抹消で最も多いご質問ベスト3位 このページでは抵当権抹消でよくあるご質問をまとめてあります。ご依頼をする前に一読してください。 【抵当権抹消で最も多いご質問ランキングベスト3位】 1位 Q.不動産は夫婦共有ですが二人でいかなければいけませんか?また、一人だけで行く場合は主人(または妻) の委任状を書いて持参しなければいけませんか? A.一人だけで大丈夫です。委任状の持参も不要です。 [理由] 抵当権抹消登記は保存行為(不動産のためになること)なので所有者のうち一人からの単独申請が認められてい るからです。ただし、住所変更登記がある場合には所有者全員の署名捺印をした委任状の持参が必要です。 2位 Q.金融機関より指定された有効期限があと10日しかありません。間に合いますか? A.有効期限の2営業日前までに面談ができれば間に合います。 [理由] 有効期限とは金融機関から渡された緑色の資格証明書(代表者事項証明書・履歴事項証明書など)が3ヶ月以内 であるため、その日までに登記してくださいということです。有効期限は登記申請日を基準とするので、2営業 日前までに面談できれば弊所が申請書を作成して法務局に提出するまで時間的に間に合わせることが可能です。 なお、この資格証明書の有効期限が切れたとしても法務局で600円で取得可能なため、申請ができなくなるわ けではありませんので安心してください。期限が切れてしまった場合はこちらで代理取得して申請に使います。 3位 Q.報酬規定表の不動産の個数がよくわかりません。うちは戸建ですが不動産は1個ということですか? A.いいえ、通常の戸建ての場合は土地と建物で2個と数えます。但し複数になる場合もあります。※下記参照 [不動産の個数の数え方について] 文章では伝えにくいですがなるべく細かくお伝えします。 一般的には戸建の場合は土地の上に建物がありますので2個として数えます。しかし、土地と建物以外に私道部 分やゴミ箱等の持分をお持ちのケースも多々あり、戸建だから2個と数えるのは間違いです。たとえば、外の公 道へ行くための家の前の私道を分譲地内の人たちの共有で持ち合っているのが典型例です。 例えば右の分譲地の図面を見てください。 1~3号地の方は公道に面していますが、4~10号地の方 は私道を通らないと公道にでることができません。この場合 4~10号地の方々は私道部分を共有で持ち合っているはず です。この場合4~10号地の方は土地建物以外に私道も入 れて最低でも不動産個数は「3個」になります。 これはあくまで一例でそれ以外にも不動産が複数になるケー スはいくらでもあるので(マンションの場合も敷地が10 筆以上あるケースもある)必ずしも不動産個数が2個ではな いことあらかじめご理解ください。