...

平成27年度事業計画 - いわき市 観光情報サイト

by user

on
Category: Documents
10

views

Report

Comments

Transcript

平成27年度事業計画 - いわき市 観光情報サイト
平成27年度事業計画
概要について
震災から4年が経過する中、これまで旅行商品造成事業に取組み、3 年間で 99,213
名の集客や、各種物産展等によりいわき産品の PR を行い、観光誘客に努めてきたとこ
ろであるが、東京電力福島第一原子力発電所の度重なる汚染水等の問題から観光物産
産業に与える影響は未だ払拭されていない。
一方、
「常磐自動車道の全線開通」や「JR常磐線上野東京ラインの開業」といった
高速交通網の発達は、観光誘客にとって期待の年であるとともに、4 月から開催される
「ふくしまDC」や「磐越東線 100 周年」
、
「スパリゾートハワイアンズ 50 周年」と
いった記念事業も多く、さらには、
「第7回太平洋・島サミット」など、全世界に向け
「ふくしま・いわき」を発信できる機会であることから積極的な事業展開に努め、
観光交流人口の増大を図って参ります。
これらの機会を確実に活かし、来年には市制施行 50 周年を迎えるため、各事業部会
を中心に、次の事業を柱に取り組むこととしたい。
さらには、市が進める一般財団法人産業振興公社(いわき市石炭・化石館)との
法人統合について検討し、より一層観光を通じた地域経済の活性化に寄与すべく
法人のあり方を中・長期的視点に立ち、検討して参ります。
事業の柱について
○
観光誘客の促進(各記念事業等を活用し、多くの観光客を誘客する)
○
観光交流人口等の受入増大(商品づくり、受入体制づくり等を検討する)
○
産品のブランド力向上(販路拡大と商品力向上、拠点づくりを検討する)
○
新たな組織体制の検討(検討委員会等を設置する)
具体的な事業内容について
Ⅰ
公益事業(継続事業)
1
二次交通サポート事業【2,500 千円】
二次交通(バスやタクシーの活用)と関連した商品を造成し、市内周遊の
増加と観光客誘致の拡大に繋げる。
Ⅱ
⑴
市内JR駅を基点に、二次交通を活用した「駅からハイキング」等の実施
⑵
観光教育文化施設、桜巡りや紅葉狩りなど季節毎の観光プランの構築
その他事業(地域活性化事業)
1
観光誘客の促進(観光事業部会)
本市の観光イメージ「フラガールが生まれた街いわき」を掲げ、高速交通網の
発達を契機として、各種記念事業・企業の周年事業等と連携しながら積極的な
誘客活動を展開し、併せて「観光・旅行商品づくり」を行う。
⑴
・
⑵
・
ふくしまDC推進事業(着地型観光の推進、お客様の受入れ等)
【2,387 千円】
二次交通対策と周遊ルート等の検討
観光誘客促進事業(集客事業の検討、PR宣伝の積極展開)
JR東日本(品川駅までの乗入等)、NEXCO東日本(常磐道全線開通)等
関係機関と連携した観光プロモーションの展開
・
スパリゾートハワイアンズ 50 周年記念事業との連携
・
観光ポスターの作成【4,150 千円】
・
観光情報等媒体紙の作成と発信
・
「いわき観光共同キャンペーン実行委員会」との連携
⑶
・
MICE事業(会議・研修会、招待旅行、展示会等の誘致)【3,219 千円】
(公財)福島県観光物産交流協会及びNPO法人等と連携し、震災
スタディー等の教育旅行誘致活動の積極的な展開
・
インバウンド事業(福島・茨城空港等、高速交通網発達からの誘致対策)
2
観光交流人口等の受入増大(地域ネットワーク事業部会)
市制施行 50 周年に向けた受け入れ体制づくりを検討し、着地型観光の基盤
づくりのための「人づくり・地域形成」
、情報発信する機能としての「ネット
ワークづくり」等を確立する。
⑴
・
⑵
・
⑶
・
3
「いわきサンシャイン博」開催の取組み
「いわきサンシャイン博実行委員会」との連携
いわきフィルムコミッションに係る誘致、受け入れ体制づくり
「いわきフィルム・コミッション協議会」との連携
いわき市総合観光案内所の充実【5,100 千円】
観光や地域情報の収集と発信(HP/FB/Twitter の充実)
⑷
海開き式セレモニーの開催及び集客対策【461 千円】
⑸
いわきおどりの開催及び夏祭りへの集客対策【14,825 千円】
⑹
観光パンフレット等の作成【3,400 千円】
⑺
受け入れ体制づくりを充実するため接遇、応対等の研修会の開催
産品のブランド力向上(物産事業部会)
市内で開催される各種事業や地域で開催される行事・イベントなどへの連携を
図り、会員事業者の特性を生かした相互交流に努める。
また、いわき市石炭・化石館との統合を視野に、販売拠点としての機能構築、
常設販売に係るルールづくりなど「産品のブランド力向上」を図りながら、
各種事業・物産展や首都圏等へのPRを積極的に展開する。
⑴
・
「いわき産品塾」事業の開催【3,600 千円】
生産者と連携したオリジナル商品の開発、磨き上げを目的に、昨年度に
引き続いての「いわき産品塾」の開講
・
統合を契機に販売拠点としての機能構築や常設販売に係るルールづくりを
行い、産品ブランド力を向上するための「いわきふるさと産品推奨審査会」
の開催
・
「食品表示法」改正に係る講習会の実施
・
販売拠点の構築、コミュニティースペースの活用等・いわき産品塾と連動
させた実践講習を目的とした「(仮称)いわきマルシェ」の開催
⑵
いわきの水産物PR、風評払拭を目的に首都圏に向けたPR及び 6 次化産業
に取り組む。(いわき市水産課との連携)
⑶
首都圏販路拡大・風評払拭及び産品情報の効果的な発信に係る市内及び
首都圏でのイベント展開、情報発信【6,521 千円】
4
緊急雇用創出基金事業等の活用
⑴ ふくしまDC活用「IWAKI観光」PR実施事業業務
【16,913千円】4名雇用
⑵ フィルム・コミッション推進事業業務【2,460千円】1名雇用
⑶ MICE誘致推進事業(緊急雇用)業務【5,589千円】2名雇用
⑷ 水産物消費拡大事業【8,802千円】2名雇用
5
新たな組織体制の検討
一般財団法人産業振興公社(いわき市石炭・化石館)との法人統合について
「検討委員会」を設置し、統合後の組織のあり方等について検討する。
6
その他目的を達成するために必要な事業
⑴
理事会・各事業部会等会議の開催
⑵
各種要望活動(原発事故に伴う損害賠償等に係る要望・陳情活動)
Fly UP