Comments
Description
Transcript
日本貿易会2011年度事業実績(概要版)
日本貿易会2011年度事業実績(概要版) 社団法人日本貿易会 2011年度事業計画 2011年度事業実績 1 商社活動の基盤整備に向けた時宜を得た提言・要望等 (1) 会計基準・税制等商社経営のインフラに係る提言・要望 (2) 国際経済協力に関する提言・要望 (3) 安全保障貿易管理に関する提言・要望 1) 2) 3) 東日本大震災に際しての税制措置について、経理委員会税務コミッティにて意見を取りまとめ、経済産業省へ提出(2011年4月)。 国際会計基準審議会(IASB)、米国財務会計基準審議会(FASB)、企業会計基準委員会、金融庁、日本公認会計士協会より公表された公開草案等に対し、経理委員会より16件の意見を提 出。その後制定された各種会計基準に一部当会意見が反映された。 「平成24年度税制改正要望」を経済産業省へ提出(2011年7月)。最優先課題である法人実効税率の5%引き下げ等が実現。 1) 国際協力機構(JICA)海外投融資の再開等についてJICAと意見交換(2011年4月、7月)。 2) 外務省「開発協力適正会議」に市村常務理事を委員として派遣し、無償・有償資金協力および技術協力事業の新規採択案件について意見・発言(2011年10月、2012年1月)。 3) 経済産業省「戦略的技術協力研究会」(2011年6月)、経済産業省「BOPビジネス支援センター運営協議会」(2011年9月、11月、2012年2月)、東京都「清掃事業国際協力研究会」(2011年11 月、12月、2012年2月、3月)、JICA「海外職員在勤手当見直しに係る検討会」(2011年7月)、日本貿易振興機構(JETRO)「開発輸入企画実証事業案件評価最終決定会議」(2011年5月)、 JETRO「貿易開発部交付金事業評価委員会」(2012年3月)に経済協力委員会副委員長を委員として派遣。 4) JICAの依頼を受け、円借款事業に関する改善点等についてアンケート、ヒアリングに協力(計4回。2011年5月、7月、12月(2回))。 5) 経済産業省「新中間層獲得戦略研究会」に委員を派遣(2012年3月)。 1) 「安全保障貿易に関する経済産業省への意見・要望等」を経済産業省貿易経済協力局貿易管理部安全保障貿易管理課および安全保障貿易審査課へ提出(2012年1月)。 「安全保障輸出管理に係る法制度の見直しのための要望」を日本機械輸出組合、安全保障貿易情報センターとの連名で経済産業省貿易経済協力局貿易管理部安全保障貿易管理課お よび安全保障貿易審査課へ提出(2012年2月)。 「輸出貿易管理令の運用について」等の一部改正等に対する意見募集に対し、経済産業省貿易経済協力局貿易管理部安全保障貿易審査課へ意見提出(2012年1月)。 2) 3) (4) 貿易諸制度の改革に関する提言・要望 1) 2) 3) 4) 1) 国土交通省による「国際海陸一貫運送コンテナの自動車運送の安全確保に関する法律案」の国会再提出に対し、物流委員会にて意見メモを作成し、国土交通省自動車局安全政策課へ 提出(2012年2月)。 2012年10月実施予定のNACCSの国際連携機能改善計画に対し、荷主の立場から利便性向上に向けた「NACCSセンターに対する改善要望」をはじめとする意見提出等を実施(2011年8月、9 月、10月、12月)。 経済産業省貿易経済協力局貿易保険課および日本貿易保険(NEXI)との貿易保険制度の改善・機能強化等に関する意見交換会を日本機械輸出組合と合同開催(2011年8月)。 2) 経済産業省貿易経済協力局貿易保険課からの貿易保険を巡る動向等に関する報告会を日本機械輸出組合と合同開催(2012年2月)。 3) 貿易保険を巡る動向、貿易保険制度の改正等に関する説明会を経済産業省貿易経済協力局貿易保険課(2011年7月)およびNEXI(2012年3月)と実施。 4) NEXIと「第6回NEXI債権回収セミナー」を共催(2012年1月。2回目の共催)。 1) 外務省・経済産業省「対外投資戦略会議第8回連絡会議」に市場委員会副委員長が出席し、投資協定の締結要望国につき意見表明(2011年10月、12月)。 2) 中東協力センター「第36回中東協力現地会議」に市場委員長会社役員が出席し、中東ビジネスにおける商社の機能・役割、日本政府・関係機関への期待について講演(2011年8月)。 3) 5) アルゼンチンの非自動輸入ライセンス対象品目の拡大と許可の遅延問題について、市場委員会にてアンケートを行い、関係団体と情報共有しながら経済産業省と意見交換(2011年5 ~8月)。結果として、個別の問題を処理するための窓口が両国(アルゼンチン産業省、在亜日本大使館内)に設置された。 経済産業省「産業構造審議会通商政策部会不公正貿易政策・措置調査小委員会」に市場委員会より委員を派遣し、国有企業との貿易、投資の課題等について発言(2011年10月、2012年1 月、3月)。 食料価格高騰の状況についてJICAと意見交換(2011年5月)。 6) 財務省の依頼を受け、アジアにおける貿易円滑化の推進に係るヒアリングに協力(2011年8月)。 1) 2) 日本経済団体連合会、日本在外企業協会との連名にて要望「社会保障協定の一層の締結促進を求める」(2011年10月)を提出し、今年度は以下の国との協定が実現。 ・日ブラジル社会保障協定の発効(2012年3月)(経済界全体の年間経費削減効果は約17億円) ・日スイス社会保障協定の発効(2012年3月)(同約3億円) ※これまでの協定締結・署名15ヵ国合計の企業コスト削減効果は、経済界全体で年間約816億円。 「社会保障協定に関する要望」を日本経済団体連合会、日本在外企業協会との連名にて外務大臣、厚生労働大臣に提出(2011年6月)。厚生年金保険の任意加入制度の拡大が実現。 3) 中国政府の人力資源・社会保障部による「中国国内において就労する外国人の社会保険加入に関する暫定弁法」に関する意見募集に対して、人事委員長名で意見提出(2011年6月)。 5) (5) 貿易保険制度に関する提言・要望 (6) 投資環境整備に関する提言・要望 4) (7) 諸外国との社会保障協定締結に向けた提言・要望 内閣府が2011年度実施の「国民の声」(国の規制・制度改革に関する意見募集)へ提出した意見のうち、AEOにおける輸入延納担保免除などの財務省関連の問題につき財務省関税局と意見交換 (計3回。2011年5月、10月、12月)。 「海上コンテナに係る積荷情報の事前報告制度の早期化、詳細化および電子化に関する意見募集」が公示されたことを踏まえ、物流委員会にて意見を取りまとめ、財務省関税局へ提 出(2011年11月)。 2012年度国の規制・制度の改革に関する提案の集中受付に対し、物流委員会にて意見を取りまとめ、「①籾殻・稲藁の輸入基準の標準化、②燃料用途の木質・植物性バイオマスの輸入 の際の検疫処置の緩和、③海上コンテナ輸送用トレーラの保安基準緩和制度の見直し、④放射線検査関連の情報一元化」につき要望を内閣府に提出(2011年10月)。 1 2011年度事業計画 (8) その他商社活動の環境整備 1) 政策金融機関による業務の拡大に対する提言・要望 2) 外為法に基づく報告制度の見直しに向けた提言・要望 3) 法務関連の意見・要望提出 4) 採用活動の適正化に向けた取組み 2011年度事業実績 1) 「株式会社 国際協力銀行法施行令」(案)、「株式会社 日本政策金融公庫法施行令の一部を改正する政令」(案)に関する意見を財務省へ提出(2011年7月)。 2) 3)-2 「外国為替の取引等の報告に関する省令の一部を改正する省令」(案)に対する意見および確認事項を財務省へ提出(2011年12月)。本改正案のうち既存報告制度の簡素化に関する事項 は当会要望を受けて改正されたものであり、会員各社の報告事務簡素化が実現(2012年1月)。 また、上記確認事項に対する財務省からの回答を受けて、さらなる報告事務簡素化の観点から、確認事項への補足意見を財務省へ提出(2012年1月)。 海外企業との取引において不可抗力条項を宣言する際に必要となる、政府による災害(東日本大震災)証明書の発行に関して、法務委員会にて検討し、経済産業省に対して迅速な対応 を要請した結果、同省より発行されることとなり、申請受付が開始(2011年4月)。 法務省が取りまとめた「民法(債権関係)の改正に関する中間的な論点整理」に対する意見を民法改正検討WGにて取りまとめ、法務省民事局参事官室へ提出(2011年7月)。 3)-3 法務省が取りまとめた「会社法制の見直しに関する中間試案」に対する意見を法務委員会にて取りまとめ、法務省民事局参事官室へ提出(2012年1月)。 3)-4 法務省法制審議会民法部会における審議項目につき、民法改正検討WGにて意見を取りまとめ、都度、政府関係先へ提出(10回)。 4) 提言「新卒者の採用活動に関する基本的考え方」(2010年10月)に関連して、行政、教育界、産業界の関係各団体との意見交換を行い、認識を共有したことを踏まえ、経済同友会と共同に て提言を行うこととした。 1) 2010年、2011年の2年度にわたる特別研究会「総合商社原論-未来へ向けた商社のアイデンティティの再確認-」の研究成果を取りまとめ、『総合商社の研究 その源流、成立、展開』を発刊し、記 者発表(2012年3月)。 同出版記念シンポジウムを東商ホールで開催し約330名が参加(2012年3月)。 3)-1 2 特別研究事業の継続実施 2) 自由貿易体制の維持・拡大と「新成長戦略」の実現に向け た取組み (1) パッケージ型インフラ海外展開実現への取組み 3 (2) WTO、EPA/FTA、TPP推進に向けた取組み (3) 貿易関連手続の円滑化に向けた取組み (4) グローバル人材育成に向けた取組み (5) 特定市場に関する取組み 1) 2) 自由民主党「財務金融部会」に経済協力委員長が出席し、国際協力銀行(JBIC)法案につき意見表明(2011年4月)。結果として、当会が要望した投融資機能の強化が図られる内容で法案 が成立。 経済産業省「産業構造審議会第11回総会」に天野専務理事が出席し、パッケージ型インフラ海外展開推進のための支援の必要性につき発言(2011年9月)。 3) JBICの機能強化策についてJBICと意見交換(2011年9月)。 1) 「2011年APEC首脳会議開催に向けての提言」を内閣総理大臣はじめ関係大臣他へ提出し、TPP交渉への早期参加、農業の国際化・基盤整備強化を提言(2011年11月)。結果として、わが 国はTPP交渉参加に向けて関係国と協議に入ることを正式表明。 2) JETRO「日本・コロンビアEPA研究会」に市場委員会より委員を派遣し、コロンビアとEPAを締結した場合の効果・影響について意見発表(2011年4月、6月、7月)。 3) 4) 「日本・コロンビア経済連携協定(EPA)交渉の早期開始を求める」を経済産業大臣、外務大臣へ提出し、コロンビアとのEPA交渉の早期開始を要望(2011年9月)。結果として、両国は EPAに関する共同研究を開始することで合意。 経済連携の推進に向けた取組みについて経済産業省と意見交換(2011年8月、2012年3月)。 5) 内閣府「規制・制度改革に関する分科会第1WG」に委員を派遣(2011年12月、2012年1月、2月、3月)。 6) 日韓FTAの早期締結と震災後の新たな日韓関係の構築を目指した第43回日韓経済人会議に事務局が出席(2011年9月)。 7) TPP交渉への早期参加および震災後の新たな日米関係構築に向けて第48回日米財界人会議に事務局が出席(2011年12月)。 8) 市場委員会を中心に「TPP交渉についての意見交換会」を開催し、経済産業省通商政策局長および内閣官房内閣審議官他から、TPP交渉の現状と今後の見通しについて説明を受け意見交換 (2012年3月)。 1) 東日本大震災の発生に伴う国内物流・生産体制の状況や、福島第一原発事故に伴う風評被害対策等につき、関係省庁、関係団体等と情報交換を実施(2011年4~5月)。 2) 貿易手続の円滑化をはじめ物流に関する諸制度の改善等を目的に設置されている、財務省(シングルウィンドウ推進官民懇話会およびその傘下のワーキンググループ、AEO推進官 民協議会)、経済産業省(原産地証明制度改革検討会、総合物流施策推進会議幹事会、モーダルシフト等推進官民協議会、日中流通物流政策対話 物流資材の円滑な活用に向けたWG)、 国土交通省(海運経済問題委員会、安全かつ効率的な国際物流施策推進協議会)の各官民会合に、物流委員会から委員を派遣。 「世界に通用する人材育成プラン(GiFT)」に対する各種協力および「グローバル30産学連携フォーラム」(2011年8月)等への後援を実施。 法人・団体正会員を対象に、経済産業省による「イラン制裁に関する最近の状況について」の説明会を開催(2012年3月)。 1) 低炭素社会構築に向けた商社業界の環境自主行動計画を策定し、経済産業省、日本経済団体連合会へ提出し(2011年9月)、経済産業省産業構造審議会環境部会地球環境小委員会流通・ サービスWGで説明(2011年11月)。また、ポスト京都議定書の目標策定について具体的に検討。 循環型社会構築に向けた商社業界の環境自主行動計画を日本経済団体連合会へ提出するとともに、次期(2015年度)目標を策定(2011年12月)。 4 企業の社会的責任(CSR)への取組み (1) 地球環境問題(低炭素社会構築)への取組み 2) 会員を対象に環境関連法規制の順守の促進、周知のため説明会を開催(計4回)。 (2) 企業倫理に関する取組み 3) (3) その他CSRに関する取組み 1) 「CSR研究会」において、CSRに関して、会員各社あるいは商社業界として検討すべき問題について情報収集・意見交換(計4回)。 2) 東日本大震災に対する商社業界の対応として、中長期的な観点で、産業復興支援について検討するため、運営委員会の下部組織として復興支援検討WGを設置(活動実績:会合1回、 宮城県内被災地視察、宮城県庁との意見交換会1回、7商社東北支社長との意見交換会1回)。 ・岩手県庁・宮城県庁・福島県庁復興担当部署と事務局が意見交換(岩手2回、宮城、福島各1回)。 ・宮城県の復興計画策定に関与した野村総合研究所が、宮城県の復興に向けた「国際ビジネス拠点化構想」を具体化する目的で立ち上げた「みやぎ復興を支援する民間有志研究会」へ メンバー登録の上、事務局が出席(3回)。 「贈収賄規制の国際的潮流」に関して企業倫理実務者研修会を開催(2012年2月)。 2 2011年度事業計画 2011年度事業実績 5 社会貢献(ABIC支援他)の拡充 (1) ABICの活動拡大および会員増強に向けての支援 (2) 会員各社の社会貢献活動についての情報交換 (3) 関係団体および教育機関との連携の推進 (4) その他社会貢献の取組み 1) 会員会社における退職予定者へのABICパンフレット配布、紹介依頼。 2) ABICの活動状況:登録者数2,194名(2011年3月末比 86名増)。2011年度活動延べ人数:政府機関・非政府機関関連、自治体協力・中小企業支援、外国企業支援等611 名、大学・小中高での教 育関係、留学生支援 634名、その他一般求人等 143名、合計1,391名(2000年度設立以降の累計9,987名)。 留学生支援バザー提供品の依頼(2011年5月、10月)。 3) 1) 日本経済団体連合会の社会貢献推進委員会(1%クラブ)への参加(2011年9月、12月、2012年3月)。 2) 学生主催によるグローバルネクストリーダーズフォーラム(GNLF)の支援(2011年9月)。 1) 3) 東日本大震災人道支援策(震災孤児・遺児支援募金)を策定。法人正会員33社の協力による募金総額1億3,750万円を、いわて学びの希望基金(4,000万円)、東日本大震災みやぎこども育 英募金(7,000万円)、東日本大震災ふくしまこども寄附金(2,750万円)へ贈呈(2012年2月)。 「世界遺産「古都京都の文化財」国指定史跡「糺の森」文化財保存修理・環境整備・景観保全事業」や「日本体育協会・日本オリンピック委員会創立100周年特別事業募金」など、11件の寄 付要請 計約5,000万円に対して、約3,380万円の応諾を決定し、総務委員会18社にて寄付を拠出。 大学の環境関連講座へ地球環境委員会委員会社から講師派遣(横浜国立大学大学院計4コマ。2011年4月、10月)。 4) 産業廃棄物適正処理推進センター基金(不法投棄等の支障除去等に関する基金)へ、社会貢献の立場から22万円出損(2012年2月)。 2) 6 総務委員会およびABIC・社会貢献委員会にて委員各社の東日本大震災被災地支援状況情報交換。 商社業界および当会活動の認知度向上のための広報活動 の実施 (1) メディアへの対応(会長発言、当会活動等の積極的な発信) 1) 2) (2) 第7回日本貿易会賞懸賞論文の実施 テーマ「3.11後の“新生日本”のビジョン」で募集し、43ヵ国より過去最高の186点(65%が英語)の応募があった。今回は大賞作品1点、優秀賞1点の選出となったが初めて受賞作品が英 語のみとなった。審査結果発表(2011年12月)。表彰式(2012年1月)には大賞・優秀賞受賞者の出身国の駐日大使が列席、また大賞受賞者は出身国駐箚の日本大使から昼食会に招かれる など大きな反響があった。また大賞受賞論文は月刊VOICE(PHP研究所)2012年3月号に全文掲載。 (3) 月報、JFTC News、ホームページ等を通じた会員ならびに 第三者への情報提供・広報活動の強化 1)月報 1) 2)ホームページ 会長発言の発信等、メディアへの積極的な対応 ・ 毎日新聞のコラム「経済観測」に計12回寄稿掲載(2011年7月14日~2012年3月22日)。 ・ 定例記者会見(5回)等を通じ、会長発言が新聞・雑誌・テレビ報道番組で頻繁かつ大きく取り上げられた。また、2010年度に続き、新卒採用時期に関する提言に対し、多くの問合せが 寄せられた。 ・ 総合商社原論特別研究会事業に関する新聞単独インタビュー記事掲載 1回(2012年3月)。 ・ 野田新内閣発足(2011年9月)、TPP交渉参加に向けての事前協議開始表明(2011年11月)などに関しコメント発表4回。 記事広告(週刊 ノミ ト)1回 社会保障協定、APEC、TPP参加などに関する要望・提言関連記者発表(6回)など当会活動の積極的な発信。 2)-1 2)-2 2)-3 3)広告事業 3) 4)英文広報誌 4) 「日本貿易会月報」(毎月約4,000部発行)の、特集企画充実化。世の中で注目されている、あるいは注目されるであろうと推察される話題に焦点を当て、商社の積極的な取組みをアピー ル。特に、「震災後の日本経済と商社」(2011年6月号)、「グローバル人材育成」(2011年9月号)、「CSR」(2011年11月号)は反響が大きく、当会HPへのアクセスも増加。 商社事業および事業投資活動の理解促進と当会を含めた認知度アップを目的としたコンテンツ「商社の機能と活動」の一部を最新の動向に合わせリニューアル(2012年3月)。 『SHOSHA いま』において、グリーンエネルギー発電事業など、商社の最新の事業活動を解説するコーナーを新たに3本制作・掲載(2011年12月、2012年3月)。 商社イメージの向上、良き理解者の育成を目的に、キッズサイトに新コンテンツ「商社ものがたり(後編)」を制作・掲載(2012年3月)。日本貿易の発展とともに成長してきた商社の成り 立ち、事業活動の仕組み、最新のグローバル活動について、子ども向けに分かりやすく、楽しく学んでもらう内容。2部構成で制作し、前編は2011年3月より掲載中。商社がどのように 形成されたのか、「商社とは」を歴史とともに分かりやすく動画で紹介する新動画コンテンツ「貿易の夜明け-商社の誕生」を制作・掲載(2012年3月)。 JFTCキッズサイトに掲載のコンテンツ・キッズニュースの全体的なビジュアル化を図るとともに、同サイトの「日本貿易の現状と課題」ページ、「資源とエネルギー」コンテンツを最 新動向に合わせリニューアル(2012年3月)。 懸賞論文の募集開始から選考結果報告まで、同一媒体で一貫した情報を提供することで、当会ならびに、懸賞論文事業の理解を深めることを意図とした広告出稿を実施。国内向けに は新聞(The Nikkei Weekly、毎日新聞)、ビジネス誌(週刊エコノミスト)、雑誌(月刊VOICE、JAPAN CLOSE-UP)に記事広告を掲載。エコノミスト記事広告は毎日新聞社のウェブ「毎 日.jp」にも転載。また海外向けアピールとしては、英文誌BCCJ ACUMEN(2011年6月号、2012年2月号)に記事広告を掲載し、同誌ウェブ上に転載。 JFTC News を大幅リニューアル。コンテンツを充実させるとともに、分かりやすく、読みやすいデザインに一新。年2回の発刊を通じ、在日大使館・外国商工会議所等へ当会および商 社の活動をアピール(2011年7月、2012年2月)。 7 調査、分析機能の強化と情報提供の充実 (1) 講演会の開催(定例午餐会、日本貿易会ゼミナール、実務セ 1) ミナー) (2) 貿易動向、商社業界動向等調査分析機能の強化 1) 時宜を得たテーマで定例午餐会および日本貿易会ゼミナールを各11回、実務セミナーを2回開催。アンケートを実施し、参加者の要望を企画に反映するよう努めた。2011年度の延べ 出席人数は、定例午餐会557名、日本貿易会ゼミナール696名、実務セミナー56名。 「商社ハンドブック」(2011年8月)、「Handbook of SHOSHA」(2011年12月)を作成。 2) 貿易動向調査委員会が中心となり「2012年度わが国貿易収支、経常収支見通し」を作成し公表(2011年12月)、貿易収支に関心が高まる中で日本経済新聞等主要メディアが掲載。 3) 2011年の貿易動向をコンパクトに取りまとめた「日本貿易の現状 Foreign Trade 2012」(通算第37号)を発刊し公表(2012年3月)。 4) 「JFTCレポート(HP)」を月次更新。 3 2011年度事業計画 2011年度事業実績 8 その他 (1) 国公賓歓迎昼食会等 (2) 海外からの政府要人・在日大使館等との交流 (3) 周年記念事業等への協力 (4) 第5回海外日本人商工会訪問 (5) 大臣との懇談会 1) 豪州ジュリア・ギラード首相来日歓迎昼食会(日豪経済委員会主催、当会後援)へ槍田会長が出席(2011年4月)。 2) 国賓 ブータン国王ジグミ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク陛下および王妃陛下来日にあたり開催された宮中晩餐会へ槍田会長が出席(2011年11月)。 3) 公式実務訪問賓客 コスタリカ ラウラ・チンチージャ・ミランダ大統領来日にあたり開催されたビジネスミーティングおよび朝食会へ事務局が出席(2011年12月)。 4) 国賓 クウェート国首長シェイク・サバーハ・アル・アハマド・アル・ジャービル・アル・サバーハ殿下来日にあたり開催された宮中晩餐会へ槍田会長が出席(2012年3月)。 1) 駐日コスタリカ大使およびコスタリカ政府経済局長が天野専務理事を表敬訪問し懇談(2011年7月)、駐日豪州大使が槍田会長を表敬訪問(2011年10月)。 2) カナダ・ケベック州首相との昼食懇談会へ市場委員会委員会社役員が出席(2011年8月)。 3) ネパール投資庁長官が市場委員会副委員長および天野専務理事を表敬訪問し懇談(2012年2月)。 4) 駐日エジプト大使館全権公使他が天野専務理事を表敬訪問し懇談(2012年3月)。 1) 2012「日中国民交流友好年」実行委員会顧問に槍田会長が就任。日中国交正常化40周年記念事業へ協力(2011年10月)。 2) 2020年東京オリンピック・パラリンピック招致委員会評議会委員に槍田会長が就任。2020年の東京2020オリンピック・パラリンピック招致へ協力(2011年11月)。 1) 海外日本人商工会との連携強化のため、ソウル、台北、マニラを訪問し、意見交換・情報収集(2011年12月)。 1) 枝野経済産業大臣以下、経済産業省幹部と当会常任理事会メンバーとの懇談会を開催し、貿易・商社業界を取り巻く環境等につき懇談(2011年12月)。 4