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平成16年度
札幌山の手高等学校 対象:1~3年生 実施日:平成16年10月13日(水) 派遣アドバイザー:山道 直樹(小規模作業所ホップ副代表) 60人 時間:2時間 【授業の目標・ねらい】 ○ 障がい者・高齢者の日常生活を理解する。 ○ 障がい者・高齢者が不便と感じる原因とその解決策を考察する。 ○ 体験を通して、「障がい者」・「高齢者」に対する理解を深めるとと もに、思いやりのある心と態度を育む。 【主な授業内容】 ○ アドバイザーの紹介 ・学習内容の説明 ○ アドバイザーの講話 ・障がい者の生活について ○ 障がい者の生活と支援について ○ バリアフリーについて ○ 車いす体験 ○ 視覚障がい者体験 ○ 質疑応答 ○ 感想の発表 【児童生徒の感想等】 ○ 祖父が入院していて、車いすを使用しているので、今度は自信を 持って介助できます。 ○ 市街や施設のバリアフリーについて今後は気をつけて考えてみ たい。 ○ 私たちが何ともないと思うことでも、障がい者にとっては大変な ことが沢山あることがわかった。 ○ 障がい者やお年寄りの力にな れるようになりたい。 ○ 先日自転車に乗っているとき、 車いすの方が道路の段差で困っ ていたのに声をかけなかったこ とを反省している。 大麻幼稚園 実施日:平成16年9月28日(火) 対象:すみれ組 30人 派遣アドバイザー:山道 直樹(小規模作業所ホップ副代表) 時間:2時間 【授業の目標・ねらい】 ○ 身近な地域福祉の課題について学習することを通して、福祉のまち づくりに対する関心を高め、ともに手をたずさえて、豊かに生きてい くための実践力を育む。 ○ 体験活動を通して、障がい者や高齢者に対する理解を深めるととも に、思いやりのある心と態度を育む。 【主な授業内容】 ○ アドバイザーのお話 ○ 「障がい者マーク」見つけた よ ・マークを見つけた場所を発表 する。 ○ 体験活動 ・車いす使用者(アドバイザー) と一緒にフルーツバスケット を行う。 ○ アドバイザーに質問 ○ 感想の発表 【児童生徒の感想等】 (園児の反応・感想等について担任談) ○ ゲームの中では、気配りをする子がいて、その子の言動から周り の子どもたちが気づかされ、たくさんの発見やいたわり、思いやり の場面があった。 ○ 子どもたちのみならず、家族の方々にも山道アドバイザーのこと を伝え、共に興味を持ってくれたことで、大変身近な体験として学 習することができました。 ○ 幼稚園の子どもたちにも、このよ うな学習ができるということを実感 しました。 北海道教育大学函館校 実施日:平成17年1月26日(水) 対象:学生、教職員23人 派遣アドバイザー:山道 直樹(小規模作業所ホップ副代表) 時間:3.5時間 【授業の目標・ねらい】 ○ 身近な日常における「社会福祉問題」を学習素材とすることで、学生、 教職員が「福祉のまちづくり」に対する関心をたかめ、ともに手をたず さえて豊かに生きていく(ノーマライゼーション)ための実践力を育む。 ○ 学生が「障がい者」、「健常者」や「福祉のまちづくり」に対する理解 をより一層促進するために、福祉関係機関・団体などと連携・協力した 学習機会を設けるなど、授業の展開方法の工夫を図る。 など 【主な授業内容】 ○ アドバイザーの紹介 ○ アドバイザーの講話 ・生活環境と障がい者にやさし いまちづくりについて ○ 函館市内の障がい者施設等 の実習報告 ○ 障がい者施設職員等による 現状報告 ○ トークセッション ・障がい者とともに生きる ・家庭の生活環境と地域社会の バリアについて 【児童生徒の感想等】 ○ 視覚障がい者の生活環境と就業等について再調査したい。 ○ 肢体不自由児通所(園)施設、身体障がい者デイサービス事業等 における施設設備の充実について調査したい。 ○ 専門スタッフの確保、家族への心理的サポートについて研究を深 めたい。 ○ 障がい者と健常者が共に楽し んで競技できるスポーツ・レク リエーション種目と指導の在り 方について研究したい。 利尻町立仙法志中学校 実施日:平成16年11月2日(火) 対象:1,2年生 派遣アドバイザー 白石 淳(浅井学園大学助教授) 現 北海道医療大学教授 12人 時間:2時間 【授業の目標・ねらい】 ○ 高齢者の方々や身体の不自由な人(障がいのある人)の気持ちを 理解する。 ○ 高齢者の方々や身体の不自由な人(障がいのある人)たちを、自 分の問題や身近な家族の問題として考える。 ○ 高齢者の方々や身体の不自由な人(障がいのある人)たちにとっ て、楽しく安心して暮らせるためのサポートを考える。 【主な授業内容】 ○ 疑似体験 ・アイマスク体験 ・車いす体験 ※学校から公民館まで ○ 体験後の交流 ・大変だったところやサポート の難しさなど ・危険マップの作成 ○ 発表 ・学習を通して、今、自分にで きることは何か発表する。 【児童生徒の感想等】 ○ 車いすの方や視覚障がい者は、自動販売機を一人では使えないこ とがわかった。 ○ 自動ドアは高齢者や障がいのある方にとって便利であることを実 感しました。 ○ 歩道は、広いところ、狭いところ、高い ところ、低いところがあった。 ○ 色々なところに思わぬ障害物があった。 ○ 地域のある電話ボックスは入口に段差が あり、車いすでは使えないことがわかった。 根室市立珸瑶瑁小学校 実施日:平成17年1月19日(水)、20日(木) 対象:5,6年生 派遣アドバイザー:白石 淳(浅井学園大学助教授) 現 北海道医療大学教授 25人 時間:3時間 【授業の目標・ねらい】 ○ 高齢者の方々や身体の不自由な人(障がいのある人)の気持ちを 理解する。 ○ 高齢者の方々や身体の不自由な人(障がいのある人)たちを、自 分の問題や身近な家族の問題として考える。 ○ 高齢者の方々や身体の不自由な人(障がいのある人)たちにとっ て、楽しく安心して暮らせるためのサポートを考える。 【主な授業内容】 1日目 ○ 体験活動 ・アイマスク体験 ○ 質疑応答・感想発表 等 2日目 ○ 体験活動 ・車いす体験 ・障がい者疑似体験 ・高齢者疑似体験 ○ 質疑応答・感想発表 等 【児童生徒の感想等】 ○ アイマスク体験では、まっすぐ歩いているつもりだったけど、右 や左に歩いていたので難しいと思った。サポーターは誘導するとき の責任感を感じました。 ○ 車いす体験では、下り坂はこわかった。普通の机の高さでは使い づらいと思った。 ○ 高齢者・障がい者疑似体験では、僕の おばあちゃんの大変さがよくわかった。 これからより親身になって接していきた いと思う。 ○ 膝が曲がらないので階段が大変だった。 杖で身体を支えているので腕が疲れた。