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1 リアルビジョン、電子シャーカステン(LumiImager)を開発、販売を開始

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1 リアルビジョン、電子シャーカステン(LumiImager)を開発、販売を開始
2008 年 6 月 25 日
株式会社 リアルビジョン
リアルビジョン、電子シャーカステン(LumiImager)を開発、販売を開始
FVT 技術により大型液晶モニタで医用画像表示
株式会社リアルビジョン(本社 横浜市港北区新横浜、杉山尚志社長)は、医用画像表示の
ための独自技術であるファインビュー・テクノロジー(FVT)を使用した、電子シャーカス
テン(LumiImager シリーズ)を開発し、販売を開始したことを発表しました。
註)FVT : Fine View TechnologyTM
LumiImagerは、参照用デジタル医用画像表示システムのソリューション製品で、従来の二分
の一から三分の一の低価格を実現しました。ファインビュー・テクノロジーにより、37イン
チ以上の大型液晶モニタを電子シャーカステンとして活用することが可能となりました。
レントゲン装置や、CT、MRI等から得られる医用画像の診断や参照は、フィルムベースから
デジタル表示に移行しつつあり、保険点数の変更なども行われています。それに伴い、外来
や、病棟などでも患者への説明や、インフォームド・コンセントを行うために画像診断の結
果をデジタル表示することが不可避になりつつあります。これまでは大病院を中心に、デジ
タル表示化が進んできましたが、今後は中小病院や診療所(クリニック)でも電子カルテ等
と併せて、医用画像表示システムの設置が急速に進むと見られます。
現状では、通常のパソコン用モニタがデジタル医用画像表示の参照用モニタとして使用され
ている場合がほとんどで、台数の非常に多いこれらのシステム全てに、医用画像用高精細モ
ニタを導入することは、高価すぎてできません。そのため、精度が不充分で、画質や色の調
整されていないパソコン用モニタが多く使用されており、正しいデジタル医用画像の参照が
行われていない状況です。
LumiImagerシリーズは、パソコン用モニタなどの表示精度を向上させ、医用グレードの画像
表示を参照用システムで実現します。従来フィルムを参照するために、どこの病院の外来診
察室にも、診療所にも、シャーカステンが設置されています。これをデジタル化したのが、
電子シャーカステン(LumiImagerシリーズ)です。パソコンに接続することにより、DICOM
規格に準拠したデジタル画像表示が、大学病院や、地域の中核病院などと同様に可能となり
ます。今後は病院と診療所間での病診連携もさらに進むことから、検査結果の参照などで、
電子シャーカステンの重要性は一層高まるものと見られます。
LumiImagerシリーズは、以下の構成により製品を供給します。
−FVT250
−大型液晶モニタ(画面サイズ:37、42、46インチ、表示解像度:FULL-HD)
−キャリブレーション/QCテスト・ソフトウエア(Lumical Advanced Client Std.)
−医用画像参照用ビューワー(RVDCM Viewer)
−モニタ制御ソフトウエア
また当社では、出荷する大型液晶モニタに対し、全数キャリブレーションを行い出荷します。
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さらに保守契約を結ぶことにより、一定期間ごとの表示品質の維持、調整や、不具合時の対
応を行う体制を取っていきます。
以下に電子シャーカステン(LumiImagerシリーズ)の運用形態図を示します。
LumiImagerの主要機能)
■ 多階調化機能
通常の液晶モニタの表示階調(RGB各8ビット入力)をインタフェイスは8ビットのままで
10ビット相当の表示階調に拡張する機能。
■ 輝度のキャリブレーション機能
液晶モニタの輝度特性を補正する機能で、FVT250の10ビット出力のLUT(ルックアップ・
テーブル)により行います。キャリブレーションに関しては、FVT250にバンドルされる、
キャリブレーション・ソフトウエアLumiCal Advanced Clientにより制御されます。
■ QCテスト機能
病院や診療所で使用されている LCD モニタが、医用画像を見るのに適しているかを客観
的に判断する必要があります。日本では JIRA(日本画像医療システム工業会)から JESRA
X-0093 として医用画像表示用モニタの品質管理に関するガイドラインが発行されていま
す。LumiCal Advanced シリーズには、AAPM TG18/DIN/JESRA 標準に基づく QC テスト
の機能が用意されており、モニタ全体の画質の評価を行うことが出来ます。モニタの品質
管理として受け入れ試験と不変性試験を実施することが出来ます。
■ ユニフォーミティ補正機能
液晶パネルの輝度特性は、中央部と四隅で大きく異なるなど、パネル上の位置によってば
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らつきがあるが、このばらつきを低減しパネル上の位置によらず均一な輝度特性を実現す
るための機能。
FVT250の特長)
・FVT250の基本機能
- 多階調化機能
- 輝度キャリブレーション機能
- ユニフォーミティ補正機能
- QCテスト
・対応解像度
- DVI仕様の165MHzまでのドットクロックに対応
- 1M / 1.3M / 2M / 2.3M / FULL-HD
・対応表示色
- 10ビット・グレースケール相当
- 30ビット・カラー相当 (RGB=10:10:10)
・FVT250のサポート・ソフトウエア
- LumiCal Advanced Client Std.(キャリブレーション及びモニタ管理ソフト)
- RVDCM Viewer(DICOMビューワーソフト)
・FVT250の入出力インタフェイス
- DVI-D (Single Link)
- USB (PC本体との通信用)
・対応オペレーティング・システム
- Microsoft Windows 2000
- Microsoft Windows XP
- Microsoft Windows VISTA
・低価格
- 医用画像表示用モニタを使用した場合と比較して大幅なシステム価格の低減を実現
本製品は、2008 年 6 月よりサンプル出荷を開始します。価格等に関しましては、下記の営業
部担当までお問い合わせください。
お問合せ先)
〒222-0033
神奈川県横浜市港北区新横浜 3-1-4 プラスタリアビル 2F
株式会社リアルビジョン 営業本部 長谷川、山本、田辺
電話)045-473-7331(代表) ファックス)045-473-7330 電子メール)[email protected]
注)このニュースリリースで使用されている商標あるいは登録商標は、それらを有する各社に帰属します。
以上
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