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長野県住宅供給公社は、 前身である財団法人長野
婁 須│ 坂‐ 市 市 営 住 宅 に つ いて がこ 一 一 一一 一 ● ■ ■ 一一 一 蒻隧輻聰 っており ま す 。 こ のよう な背 景 か ら 、 既存 公 営 住 宅 スト ック の改 善 対 策 が急 務 であ り 、老 朽 化 し た公 営 住 宅 の建 て替 え や、 長期 使 用 可能 な住 宅 改 善 が必 要 と な ってき て いま す 。 ま た 、急 速 な高 齢 化 や経 済 不況 な ど の社 会 情 勢 に対 応 し 、高 齢 者 や障 害 者 、低 所 得 者 な ど 、真 に住 宅 に困窮 す る者 に対 し て、良 好 な 居 住 環 境 を 備 え た 公 営 住 宅 の適 格 な供 給 を 図 る こと が 必 要 と な っ てき ており ま す 。 須 坂 市 では 、更 新 期 を 迎 え つ つあ る、老 朽 化 し た 市 営 住 宅 スト ック の効 率 的 か つ円 滑 な 更 新 を 行 な い、 需 要 に的 確 に対 応 す る こと が喫 緊 の課 題 と な っ ており ま す が 、 そ のた め には 、建 て替 え 若 しく は市 営 住 宅 の長 寿 命 化 を 図 る こと によ る、 ライ フサ イ ク 繊f :1111 丸 〓事業計 画課一 嘉 轟 熊離灘 醸 贔 螂 平成十 七年度 須坂市 から市営住宅 スト ック改善 に ついて、公社制度 の説明を受 けた い旨 の依頼 があ り、公社 から須坂市担当部長 ・担当 課職員 に説明 平成十 八年度 須坂市 の要望 により 、当公社 でリ フォー ム事 業を行 った県内 町営住宅 の現場視察を実 施 平成 二十年度 須坂市 から旭 ヶ丘団地 。北旭 ヶ丘 団地 のリ フオー ム事 業 に ついて公社事 業 で行う旨 の 依頼を受 け、事業化 に向 け て協議 開始 須坂市 関係者 の要望 により、当公社 でリ フオー ム 鰊玲彎難催叫経綴は,卜一‘ ル コスト の縮 減 等 が重 要 と な り ま す 。 特 に旭 ヶ丘 団地 及 び 北旭 ヶ丘 団地 の二団 地 は 、耐 用年 数 超 過 戸数 が多 く 、 そ の割 合 は市 全 体 の七 〇 % を 占 め て いた こと 。 ま た 、空 家 政 策 を と って いた こ と も あ り 、当 初 、建 て替 え を 予定 し て いま し た が 、 入 居 者 に低 所 得 の高 齢 者 が多 いた め家 賃 上 昇 を抑 制 す る必 要 があ る こと や、市 の財 政負 担 を 軽 減 す ると い った観 点 か ら 、 比 較 的構 造 躯 体 が良 好 な 住 宅 の全 面 的 な リ フ オー ム事 業 を 実 施 し 、質 の向 上 と 長寿 命 化 を 図 る こと により 、 既存 住 宅 スト ック の有 効 活 用 を 推 進 す る方 向 に転 換 し ており ま す 。 特化 し て いく こととなりま した。 当公社 は、公営住宅管 理業務 にお いて公営住宅法 により、 一般的な指定管 理よりも幅広 い業務を受 託 管 理代行 ﹂ が でき る機 関 に位置付 けられ て 可能 な ﹁ おり、現在 は、長 野 ・松本 。上小 ・諏訪 ・佐久 。上 伊 那地方事 務所管内 の県営住宅 に加え 、佐久市 ・小 諸市 ・塩 尻市 の市営住宅 の管 理を受 託 し ており 、長 野市 ・松本市 は、指定管 理者と し て管 理を受 託 し て おります。 また、市 町村 の技術支援業務と し て、公営住宅 や 若者住宅 など の建設 や公営住宅 のリ フオー ム事業 な ど に係 る仕事 を させ て頂 いており、 おかげ さま で近 年 は実績も 上が ってき ております。 今後も引き続き多 く の市 町村 の皆様 のお役 に立ち た いと考え ております。 徊 1魃 贄 豊 公 営 住 宅 は 、昭和 三十 六年 の制 度 創 設 以 来 、 約六〇 年 にわ たり 我 が 国 の住 宅 政 策 にお け る中 心 施 策 と し て、国 民 の住 生 活 の安 定 と向 上 に寄 与 し てき ま し た 。 過 去 に住 宅 不 足解 消 のた め大 量 供 給 さ れ た 公 営 住 宅 は 、す で に老 朽 化 が進 ん で いる ほ か 、建 設 戸数 だ け を 優 先 せざ るを 得 な か った こと も あ り 、今 日 の標 準 的 な 居住 環境 と 比 較 す ると 低 水 準 の スト ックと な (())= 長野県住宅供給公社 は、前身 であ る財 団法人長 野 県住宅公社と し て昭和 三十年 に設立 され て以来、本 年 で五八年を迎えます。当 公社 は、 これま で長野県 の住宅政策 の実施機 関と し て、良質 か つ低廉 な居住 環境 の整備 された集 団住宅を県 下各 地 に建設す ると 共 に、市街地 の都市機能と生活環境 の整備 された街 づくりを進 め てま いりま した。 しかしながら、昨今 の社会経済情勢 の変化 にとも な い 県 によ る県出資等外郭 団体 の見直 しが行 わ れ 、 今年 二月 に示 された改革基本方 針 により、 ま したが、 今後 は新規 の分譲事業 や賃貸住宅建設事業 から撤退 し、公営住宅管 理業務 及び県 ・市 町村等 が行う 公営 住宅 の建設など住宅施策 への技術的支援等 の業務 に 漑 織 鶏 義 一 ¨ I I ¨ 醸 爛 瀾 噛 爾 鐸 疇 × 鰈 市営住宅の リフォーム事業について ″ 癬レ須坂市 滅 須坂市 市営住宅の リフォーム事業 について ″ 周辺整備: 1 1 ' 事業 を行 った県内市営住宅 の現場視察を実施 平成 二十 一年度 平成 二十 一年度 に事業全体 の協 定締結を行 い具体的事業 に着手 平成 二十 一∼ 二十 五年 の五 ヶ年計 画 で団地全体 の 資料 2参 照︶ 改善事業実施 ︵ 公 平成 二十 五年度 今年度 、須坂市 が直接行う ﹁ 営住宅 の用途廃止 及び解体 ﹂事 業と調整 しながら、 最終年度と し て道路改修 及び周 辺整備事業を 予定 こ の方式 の場合 は、交付申請 の時期 に拘束 されま せ ん さら に、国 の要綱等 を熟知 した公社技術職員 に 。 変更契約 ︶など の処 理 よ る設計 ・監 理、設計変更 ︵ や会計検査 への対応 など、市 町村担当職 員と共 に対 応す るなど、市 町村 の担当職員 の業務量を大幅 に軽 減 できます。 次 に割賦方式 に ついて説明 します。 予算 ︶が こ の方式 のメリ ットは、市 町村 の負 担 ︵ 平準化 され ること で、 工事完 了年度 に交付金相当額 分を支払 って いただき 、次年度 以降 は、残額を分割 払い ︵ 債務負 担行為︶とす ることが でき 、単年度 の 一般的 には 一〇年 又 支出額を抑え られる こと です。 は 一五年 間 の分割支払 いと し て いただ いて います。 道路改修 及 r のま 施棚 壊工参一 妙弄 轟鼈辣憮輻 ︲ ︲ ︲ ︲ 須坂市旭 ヶ丘団地と北旭 ヶ丘団地 にお いて実施 し た、事業 の具体的な内容 に ついてご紹介 します。 こ の団地 は、長野電鉄長野線 北須坂 駅近く の、県 道 四九九号線を挟 んだ北と南 に位置す る 二 つの団地 であり、 戸建住宅 に囲まれた閑静 な住宅 団地 の 一画 資料 1参 照︶ にあります。 ︵ 旭 ヶ丘団地 ・北旭 ヶ丘団地 年度別 リ フォー ム事 業 の実施履歴 は資料 2 の表 1 のと おり です。 3LEIK× 8戸 = 平成 2 5 年′ ―- 20 -― -21- 191,293,lXXl円 2 ∞ , 4 8 0 , αЮ円 198,990,α Ю円 73,535,000円 改修 事業 費 3LDK X3戸 2KX 4戸 3LDK X8戸 2K× 56戸 lLDK× H戸 2K X 32戸 2K X 16戸 タイ プ別戸数 2 K X 1 3 戸 8棟 24戸 8棟 32戸 12棟38戸 12棟56戸 2K X 27戸 2K X28戸 2K× 7戸 10棟36戸 3棟 10戸 10棟 44戸 3棟 13戸 年度 別戸 数 除 却 ×7戸 2K X 16戸 2K X32戸 3LDK X 8戸 `K X24戸 8棟 24戸 3棟 15戸 3LDK X8戸 2K X 16戸 2K× 41戸 K× 4戸 助 2戸 2K X 18戸 2K X4戸 3LEIK X 3戸 8棟 32戸 4棟 16戸 9棟 26戸 9棟 41戸 6棟 20戸 6棟 24戸 2棟 6戸 2棟 8戸 北旭 ヶ丘 団地 3LDK× 2K× 9戸 2K X 12戸 2K X 15戸 4戸 3LDK× 2K× 20戸 2K× 3戸 4棟 20戸 1棟 4戸 1棟 5戸 3LDK Xl戸 2K× 5戸 タイプ別戸数 2K× 8戸 タイプ別戸激 3棟 12戸 改修 後 攻修 前 改修 前 改修 後 改修 前 平成24年 度 平 成23年 度 平成22年 度 平成21年 度 改修 後 改修 後 改修 前 年度別 リフォーム事業実施層 市営住宅旭 ヶ丘団地 ・北旭 ヶ丘団地 須坂市 歴 (資料 2)表 1 改修 前 Eヶ 丘 団地 鑽瘍黙巡膠謹 事ぼす一 L‘一一 ・・■・ ■・ ■, 権一 轟財辣鶉螂 長野県住宅供給公社 では、須坂市 から団地 リ フォ ー ム事業 の依頼を いただき 、市営住宅旭 ヶ丘団地及 び北旭 ヶ丘団地 のリ フォー ム事 業を実施す る にあた 一部 の代金 の支払 い り、契約形態 は買取方式と し、 に ついては、割賦方式 と し ております。 買取方式と は、団地 及び建物 の計 画 ・設計 ・建 設 を当公社 で行 い、 ︵ 工事 発注 ・工事 監 理 ・検査ま で︶ 工事完了後 に市町村 に買 い取 って いただく方式 です。 こ の方式 のメリ ットと し ては、市 町村 が直接実施 社会資 本整備総合交付金 ︶が す る場合と交付金額 ︵ 変わらな いこと や、当 公社 が交付対象額算定業務 の 支援を行う ことなど が挙げ られます。また、通常 は 交付申請 及び交付決定後 の工事 発注となります が、 (資料 1) ″ 須坂市 市営住宅の リフォーム事業について ,″ 資料 3 の旭 ヶ丘団地は、平成 二十 一∼ 二十 三年度 の三年 間 で コンクリートブ ロ ック の簡易耐火構造平 通称簡平︶ の公営住宅 八棟 のリ フォー ム事業 屋建 ︵ を行 いま した。 改修対象 の建物 は、全 て 一戸あ たり の床面積 が約 一棟 五戸 のタイプ が八棟あ 三三ピ の2Kタイプ で、 り合計 四〇戸 でした。 一棟 のう ち の三戸は 今 回 のリ フォー ム事業 では、 間取りを変えず に改修 し、残り の二戸 に ついては、 住 戸 の間 の壁 に開 口を設け て3LDK 一戸 の間取り ︵いわ ゆる 二戸 一︶ に改 修 を行 って いま す。結 果 と し て改修後 の戸数 は、 3LDK八戸、 2 K二四戸 の 合 わせ て三 二戸 になりま した。 また、今 ま で駐車 場と し て の敷地 がなく、団地内 の空 いて いる スペー スに車 を停 め て いる状況 でした が、改修後 は道路新設 や建物解体 に伴 い駐車場 スペ ー スの確保 が可能とな った こと により、団地内 の住 宅用 エリ アと駐車場 エリ アを明確 に分類 でき、安全 で住 みやす い住環境 になりま した。 なお、団地内 の残 った建物 に ついては、老朽化 が 激 し い木造住宅 が大半 です ので、将来的 には全 て解 体 し て宅 地 と し て分 譲 す る 予定 であ ると のこと で す。 ︱十 資料 4 の北旭 ヶ丘団地 に ついては、平成 二十 一∼ 二十 四年度 の四年 間 で、簡平 の公営住宅 二五棟 のリ フォー ム及び道路整備等を行 い、今年度残り の道路 改修 及び周 辺整備を行 い事業完 了 の予定 です。 改修対象 の建物 は、旭 ヶ丘と 同様 に 一戸あ たり の 一棟 四戸から六 床面積 が約 三三ピ の2 Kタイプ で、 戸 の建物 が 二五棟あり、合計 一〇五戸 でした。 旭 ヶ丘 団 地 改 修 前 全 体 配 置 図 建物 の外部 に ついては、屋根 のセ メント瓦を鉄板 妻壁︶外 に葺替え 、南 北面外壁 の塗装 及び東 西面 ︵ 壁 の断熱化 工事を行 って います。 資 料 5参 照︶ は、外部廻り の改修前と改修 写真 ︵ 後 の写真 です。 な お、全 ての工事内容 が改修前 よりも機能向 上 に 長寿命化 ︵ 耐久性向 上と つなが るも のであ るため、﹁ と し て交付金 の対象 項 目とな って います。 ≪beん ″ ≫ . ,リ ッ ︲︱ ム﹁ 半 ■は 、 ー ー ︲ 午国ノ ーゥに ︱ ‘同様 に 2 K ‘ リ クf ブと 1I 一の3 L D Kタ ィ プ に改 修 し て いま す , か 、 こち らは 、 一つの棟 が全 て2 K若 し く は全 て 3 L D K の同 じ 問 取 り にな る改 修 を 行 いま し た 。 な お 、 団 地 中央 の南 北方 向 に新 設 し た道 路 と 干 渉 一部 解 体 ︵ 七 戸分 ︶ を 行 って す る建 物 に つ いては 、 おり 、 最終 的 な 戸数 は 3 L D K 三 二戸 、 2 K五 四 戸 の合 計 七 六 戸と な って いま す 。駐 車 場 ス ペー スも 確 保 でき 、旭 ヶ丘 団地 同様 に住 み やす い住 環 境 と な っ ており ま す 。 1キ︲ … 旭 ヶ丘 団 地 改 修 後 全 体 配 置 図 板草 、外 壁吹付 け 外観 :南面 (資料 3) (資料 5) 市営住宅の リフォーム事業について ″ 調レ須坂市 た 退 去 時 の修 繕 が 不要 と な るた め 、 入 居者 の負 担 が 軽 減 さ れ ると と も に、維 持 管 理 し やす い建 物 にな っ て いま す 。 資 料 7 の3 L D K タイ プ に つ いては 、 住 戸 間 のブ ロ ック の壁 を 一部解 体 し て開 口部 を 設 け 、改 修 前 住 戸 三戸分 の ス ペー スを 使 った余 裕 のあ る間 取 り と な っており 、多 人数 世 帯 に対 応 でき ま す 。 交 付 金 に つ いては 、 間 取 り の改 修 や水 洗 化 な ど の 福 ﹁ 居 住 性 向 上 ﹂、床 の段 差 解 消 や手 摺 設 置 と い った ﹁ 祉 対 応 ﹂ な ど の交 付 対 象 事 業 の項 目 に該 当 し 、交 付 対 象 と な って いま す 。 (資料 7) 内 部 に つ いては 、資 料 6 のよう な改 修 工事 を 行 っ 一 ︲ ︲ IJ ︲ ︲ ︲︱︱ ︱︱ ︱﹂ 副・ イ ブ) 平 面 図 (3LDKタ 改修 後 駐 車 場 :北旭 ヶ丘 団 地 辱 (写真 4)旭 ヶ丘団地及び北旭 ヶ丘団地の駐車場の写真です。 イ ブ) 平 面 図 (2Kタ 改修 前 内 観 : 便所 水 洗 化 │ ● ● `● イ フ) (2Kタ 平 面図 改修後 内 観 :浴 室 ユニ ットバ ス 萎︶ 改 l_7前 平 面 lKl (2Kタ イ プ) て いま す 。 ブ ロ ック︶を 残 し 、他 は ま ず 、各 住 戸外 周 の壁 ︵ 全 て解 体 し て スケ ルト ン ︵ 構 造 躯 体 ︶ の状 態 にし ま す 。 続 いて床 の下地 組 か ら 始 ま り 柱 や壁 、 天 丼 ま で を 新 た に造 って いき ま す 。 こ の時 、床 下 ・外 周 廻 り の壁 内 部 ・天丼 裏 に断 熱 材 を 設 置 す る こと が でき 、 床 は段 差 を 無 く し てバ リ ア フリ ー化 す る こと が でき ます。 居 室 に ついては 、和 室 を 取 り やめ て全 て洋 室 にし た こと か ら 、 畳 の表 替 え や襖 、 障 子 の張 替 え と い っ ﹂ 嗜 ︱ ︱︱ ︱ ヨ コ ー ー ー ー ー 室化・ 床 段差解 消 内観 :LDK洋 (資料 6) (写真 1∼ 3)内 部の改修前と改修後の写真です。 市営住宅 の リフォーム事業について ″ 癬レ須坂市 鼈瘍蜃暉離錨麟 概″ヶ 一一 ¨ 讐一 群一 騒融鸞麟搬鐵灘麟勲勒畿粽蜀螂¨ 入 居 者 か ら は 、新 築 同然 の建 物 に住 む こと が でき る こと に対 す る喜 び の声 を は じ め 、何 よ りも 断 熱 材 が 設 置 さ れ た こと により い 暖 か く 過 ご せ るよう にな り 、光 熱 費 が抑 え ら れ るよう にな った こと に対 し て のご意 見 を多 数 いた だ いており ま す 。 2 Kタイ プ に入 居 さ れ て いる方 か ら は 、 間 取 り が 極 端 に変 わ って いな いた め、 非 常 に使 いやす いと い う 意 見 を いただ いており ま す 。便 所 が以 前 より 広 く な った こと や、浴 室 が ユ ニ ット バ スと な った こと で、 従 前 のシ ャ ワー付 き バ ラ ン ス釜 と 浴 槽 を 設 置 ︵ 入居 者 負 担 ︶ し て いた時 より も 暖 か いと 御 好 評 を いただ いており ま す 。 3 L D Kタイプ に入 居 さ れ て いる方 か ら は 、部 屋 数 が多 く 、広 いL D Kがあ るた め、 ゆと り のあ る生 活 が でき 、洗 面 ・脱 衣室 が新 た に出 来 た た め 、 と て も 使 いやす いと喜 ん で いた だ いており ま す 。 嚢藝 一 一 一 一 歩 一饒 飩 輻 雖 本 格 的 な少 子高 齢 化 及 び 人 口 。世 帯 減 少 社 会 の到 来 を 目前 に控 え 、 将 来 にお け る国 民 の豊 か な住 生 活 を 実 現 す るた め 、平 成 十 八年 六 月 に住 生 活 基 本 法 が な メリ ツト と挙 えよ す ぃ 図 る︱︲いう観 点 か らも人 ヽ︲ ,上 う な こL か L、 市 町村 が管 州 し て いる既 鳳L ノ ‘ l rの公 営 住 宅 に お い て、点 検 の強 化 及 び 早 期 の管 r 理 ・修 紺 に よ る更 新 コスト の削 減 を 目指 す た め にも 予防 保 全 的管 理 、 長寿 命 化 に資 す る リ フ ォー ム事 業 を 推 進 し て いく こと が 、良 好 な 居 住 環 境 を 備 え た 公 営 住 宅 の実 現 に繋 が ると 思 わ れま す 。 今 回 、須 坂 市 が行 った リ フ ォー ム事 業 に つ いて、 従 前 の比 較 的多 く の単 身 等 高 齢 者 世 帯 のほ か 、 間 取 り の拡 大 によ る多 様 化 した 入 居 者受 け 入 れを 可能 と す る住 宅 改 善 を 行 った こと に加 え 、道 路 の新 設 、 駐 車 場 ・公 園 の整 備等 を 行 う こと により 、 周 辺住 宅 地 全 体 の将 来 を 見 据 え た総 合 的 な 見 地 か ら の住 環 境 整 備 にご 尽 力 さ れ た こと に敬 意 を 表 す ると と も に、 こ のよう な事 業 に携 わ ら せ て頂 いた こと に心 か ら感 謝 申 し上 げ ま す 。 公 営 住 宅等 に つ いて様 々な 問 題 を 抱 え て いる市 町 村 は多 いと 思 いま す が 、当 公 社 と し て、 こ の事 業 に 携 わ った経 験 を 活 か し問 題 解 消 の 一翼 を 担 え れば 幸 いであ り ま す 。 今 後 と も よ ろしく お願 い申 し上 げ ま す 。 制 定 さ れ て いま す 。 居 住 ニーズ の多 様 化 、 環 境 制 約 の 一層 の高 ま り な ど 様 々な 課 題 を 抱 え る中 、住 生 活 基 本 法 に掲 げ ら れ た基 本 理念 に沿 つて、真 に豊 か さを 実 感 でき る社 会 を 実 現 す るた め には 住 宅 単 体 のみな らず 居住 環 境 、 質 ﹂ の向 上 を 図 ると と も に、 を 含 む住 生 活 全 般 の ﹁ 住 宅 建 設 を 重 視 した 政 策 か ら 、良 質 な公 営 住 宅 スト ツクを 次 世 代 へ継 承 し て いく 政策 へと 方 向 転 換 せざ るを 得 な い時 代 に突 入 し てき た よう に思 わ れま す 。 建 替 え 等 によ る住 宅 建 設 の場 合 、事 業 費 が過 大 に な るた め 、市 町村 の財 政負 担 が大 き く な るば かり で は な く 、家 賃 が大 幅 に上 昇 す るた め 、従 前 の入 居者 の中 には 団 地外 に移 住 を余 儀 なく さ れ る事 態 と な る な ど 、 入 居 者 への過 度 な負 担 は 、住 環境 整 備 の促 進 な ど の住 宅 政策 に支 障 を き た す こと にも つな がり ま す 。 これ に対 し リ フ オー ム事 業 を 活 用 し た場 合 は 、 住 宅 建 設 に比 べ て工事 費 を 抑 え る こと が でき 、家 賃 の 大 幅 な 上 昇 が避 け ら れ るた め 、 入 居者 の同意 を 得 や す いな ど ス ムーズ な事 業 実 施 が 可能 と な り ま す 。 ま た 、 な により 従 前 入 居者 の継 続 的 な 居 住 により 、 そ れま で に築 か れ た コミ ュ ニテ ィ の継 続 が保 た れ る こ 質 ﹂ の向 上 を と は、居住 環境 を含 む住 生活全 般 の ﹁ ―- 26 -― ―- 27 -―