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【増収増益】【増配】【新事業計画】【海外展開力】

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【増収増益】【増配】【新事業計画】【海外展開力】
(株)家族亭:9931
JASDAQ
サービス業
2011/02/14
ポイント
【増収増益】【増配】【新事業計画】【海外展開力】【これから寡占化が進む市場】【FC展開力】
【10の業態開発力】【業務提携効果】
注目点
これから寡占化が進む「そば・うどん」市場において、FC展開力を「得得」買収で取得。ほぼ計画に沿ったFC展開を実効中である。また10種類も
の業態を展開していることから、立地などにより出店が制限されず優位。(株)キンレイ(かごの屋)との提携は仕入れ、新商品開発、新業態店舗開
発、人的交流を行っている。FC等による海外展開も進行中。シンガポール(3店舗)タイ(6店舗)、中国(2店舗)出店済。新事業計画(2012
年∼2015年)を発表。既に現地法 人を立ち上げているインドを始め、今後ベトナム、インドネシア、ロシア等に進出予定。
トピックス
【2010年12月期 決算を発表…2011年2月9日】売上:9,194百万円、営業利益:342百万円、経常利益:350百万円、当期純利益:122百万円
【事業計画の公表について決算発表…2011年2月9日】2015年12月期目標 売上:13,400百万円、営業利益:1,200百万円、経常利益:1,280百万円、当期純利益:6
80百万円
【剰余金の配当に関するお知らせ…2011年2月9日】2010年12月31日を基準日とする剰余金の普通配当を3円 50 銭から1円 50 銭増配し合計 5円に修正。
【インドにおける合弁会社設立完了のおしらせ…2011年2月4日】2010年8月4日付「インドにおける合弁会社設立のお知らせ」の通り、インド国アバ カス社と間で合弁会社の設立に
関する契約を締結しておりました。この度、合弁会社設立の手続き が完了.
【FC事業の海外加盟店契約(タイ国:シーキッチン)に関するお知らせ…2011年1月24日】2010 年 12 月 31 日付で、タイ国のソンブン社との間にメガ・フランチャイジー契約を 締
結。なお、展開いたします業態(ショーキッチン)は、当社が新規開発。
【タイにおける合弁契約系鐵に関するお知らせ…2010年12月14日】2010年11 月30 日付でタイ国の K.P.N.Group Corporation Limited と株式会社キンレ イとの三者で共同出資を行い、
タイ国における日本食レストラン事業を展開するための合弁会社設 立に関する契約を締結。
【高速道路 関東道 笠間パーキングエリアの笠間製麺処が開店…2010年12月21日】株式会社ネクスコ東日本リテイル(東日本の高速道路の運営管理を行う東日本高速道路株式会社
の関連子会社)がサービスエリア・パーキングエリアが運営を行う『KASAMA TERRACE』内でリテイルが運営する店舗において、うどん専門店(笠間製麺処)の出店に際し、う
どん専門店の運営についてノウハウ、経験、メニュー、食材の選択、厨房レイアウト等についてアドバイス、調理技術の指導を供与し、一部食材を供給。同様の方式による出店は、
「羽生製麺処」に次いで2店目。
【大型法人加盟店6件契約締結】2010年1月より準備してきた、資金力のある大型法人加盟店を開発する仕組みが完成。
【出店数推移について】【総店舗数】:233店舗 【FC事業】:102店(新規出店:17店 閉店:17店)国内提携店舗:6店 海外店:11店【直営事業】:114店(新規
出店:7店、閉店(含FC化):10店)
事業内容
ビジネスモデル
「そば・うどん」を主とした飲食店の経営と得得FC店舗への業務用食材等の販売
業績
セグメント情報
(店舗数)233店 (直営114店、FC102店)その他食材提供による提携店舗6店 海外FC店舗11店(2010年12月末現在)
特色
(1)活気のある企業であること。創業64年目ながら、7年前より第二の創業を期して若手経営体制に刷新。将来の成長を目指している。(2)そば(家族亭)、うどん(得得)の
専門店として関西を中心に根強い顧客層を持っている。(3)外食チェーンにありがちなコスト・効率オペレーションへの偏重を廃し、おいしさと気持ちの良い接客を重視する。
(4)フランチャイズは、本部の短期的な利益を追求する姿勢を極力否定し、加盟店オーナーと本部との共通の利益の実現を目指している。 (過去30年間の加盟店オーナーと
の訴訟問題の発生数:ゼロ)(5)従来の殻に閉じこもることなく、M&A、提携、海外市場等の事業機会を積極的に活かしていく。
強み
【1】ターゲット顧客の幅が広い−フレキシビリティ強化 【2】ヘルシーなお食事の提供 【3】寡占化し、拡大するマーケット 【4】長年にわたるファン顧客(固定客)の存
在 【5】変革に向け挑戦する経営風土 【6】フランチャイズ開発管理能力 【7】海外事業開発能力
2010年12月期決算
売上:9,194百万円、営業利益:342百万円、経常利益:350百万円、当期純利益:122百万円
直近実績
【事業計画】2011年2月9日発表
2015年12月期目標 売上:13,400百万円、営業利益:1,200百万円、経常利益:1,280百万円、当期純利益:680百万円
【事業計画の骨子】
基本的な戦略は、直営事業では既存店を重視した利益確保を行いつつ、FC事業においてス ピード感を持って事業を積極的に拡大するものとする。
【FC事業】
FC事業の成長は、大型法人加盟店の開発(国内)と、地域単位で複数店舗の出店を確約す るマスターFC 契約の締結(海外)が柱であり、これらに注力する。また、これら FC 事業の 安
定的な成長のために「FC 管理プラットフォーム(基盤)」を強化する。
<大型法人加盟店開発(国内)>
資金余力があり、外食事業経験がある法人が主な対象。既に 2010 年 12 月期に 6 件の 開発実績がある。当社が FC 契約時にフランチャイジーに直営 1 店舗を譲渡し、当該店 舗を経
営することを通じて、オペレーションの経験とノウハウを蓄積する機会を提供 し、他方、フランチャイジーが当社に対して翌年以降の複数出店を確約するもの。従 来の個人中心の
加盟店開発に比べて、将来に亘り安定的な加盟店増加が期待できる。
<マスターFC契約の締結(海外) >
ヘルシーな日本食に関心を寄せる海外事業者との間で FC 契約を締結し、地域単位での 出店を確約させるもの。アジアの麺文化圏を中心に、これまでにタイ(6 店舗)、シン ガポー
ル(3 店舗)、中国(2 店舗)(以上、2010 年 12 月末現在)を出店。既に現地法 人を立ち上げているインドを始め、今後ベトナム、インドネシア、ロシア等に進出予 定。
<「FC管理プラットフォーム(基盤)」の強化>
FC 管理プラットフォームとは、FC 本部として加盟店を支援・コントロールするための 一連の業務の流れであり、開発(加盟・物件等)、加盟店のファイナンス支援、研修、 仕入物
流、スーパーバイザー(SV)による営業管理、ブランド管理等が含まれる。こ のプラットフォームに、そば・うどんだけでなく、今後自己開発又は M&A 等により獲 得するアプリ
ケーション(業態)を載せることにより、事業を拡大していく。
【直営事業】
直営事業は、顧客ニーズを捉えた商品設計やプロモーション、店内改装等、既存店の収益 力を高める施策を実行。店舗のスクラップアンドビルドと組み合わせて、現状の利益水準
程度の維持を目標とする。また、FC 事業に投入すべき人材の育成とノウハウの開発を行う。
戦略
飲食店市場:12兆4800億円、そば、うどん(和麺類)市場1兆円市場、ラーメン市場(4000億円)、回転すし市場(4100億円)より大きい。
【寡占化はまだまだこれからの市場】主要3社マーケットシェア:うどん・そば(6.8%,660億円/9695億円)!ハンバーガー(96%、5810億円/6070億円)、牛丼(91%,2010億
円/2215億円)、出所:富士経済
業界の動向
リスクファクター
【1】景気動向【2】原材料の価格【3】法規制【4】金利上昇【5】減損会計
経営理念
顧客満足、企業価値の向上を図るとともに、外食産業を通じた社会貢献
沿革
創業64周年(昭和22年創業)平成4年店頭登録、平成15年カッパクリエイト(株)と業務・資本提携、平成18年(株)得得のうどん事業部を買収、平成19年キャス・キャピタルに
よるTOB、平成19年(株)キンレイ(かごの屋を展開)との業務提携。
その他
【増収増益】【新事業計画】【海外展開力】【これから寡占化が進む市場】【FC展開力】【10の業態開発力】【業務提携効果】
企業体質・社風 創意工夫を続ける企業体質・逆風に負けない元気な社風。自社イメージは「昔よりある業界に、今あらわれたベンチャー企業」。 64年間続けられた理由 味を大切
に、安易な大量生産体制に走らなかったこと。接客は正確さより、温かさを大切にしてきたこと。社員が皆、自分の会社が好きなこと。人物重視の採用条件 人物重視の採用はペー
パーテストなし。誠実さを重視します。学歴不問です。
社長からのひと言:1953年生まれ。日産自動車に9年間勤めたあと、外資系の経営戦略コンサルティング会社において国内外企業約50社の経営戦略策定に従事。そこで、「良い
会社は戦略が良いからでなく、経営者が良いから」という結論に至り、実業の世界に。以来パチンコホール、精密機械会社等の経営改革を経て現在に至る。これまでの事業経験の集
大成として、当社経営に臨んでいる。将来は、妻の母国、コスタリカにおいて孤児院を設立するのが夢。
【社会的責任への取組み】
① 「ご長寿キャンペーン」2009年4月から奈良学園前店にて開始。70歳以上のお客様への感謝を表すとともにお食事代金を100円値引き。2010年3月現在、関西45店舗/関東4店舗に
拡大して実施中。
② 「献血キャンペーン」2009年5月から阪急グランドビル献血ルームと協力して献血者に「家族亭150円割引券」配布。日本赤十字社も賛同している社会的に意義のある活動となっ
ている。
基本情報
本社:〒541-0044 大阪市中央区伏見町4丁目2番14号 藤村大和生命ビル2階 TEL(06)6227-6030(代表) 2,128名(正社員312名・パート1,816名) 2010年12月31日 主幹事:野村證
券 【資本金】1465百万円 【決算期】12月 【設立】1951年4月 【上場】1992年10月 【代表取締役】乾 光宏【発行済株式数】7056千株 【大株主】(10.12)万株 キャス・
キャピタル・ファンド 403(57.3)、三菱東京UFJ銀行 16(2.3)、みずほ銀行 12(1.8)、三井住友銀行 8(1.1)、自社従業員持株会 6(0.9)、南都銀行 4(0.6) 【株主数】(単)3,152名、
3,300名(含:持株会)(10.12) 外国 0.0% 浮動株 31.0% 特定株 66.4%【配当】年2回 09.6 3.5円、09.12 3.5円 10.06 3.5円 10.12 5.0円
業績の推移(百万円)
売上高
営業利益
経常利益
財務・CF(百万円) 2010/12/31
当期利益
一株利益
136
19.4
一株配当
2008/12
9,250
327
340
7
2009/12
8,955
260
276
20
2.9
7
2010/12
9,194
342
350
122
17.4
8.5 9
2011/12
(予)
10,000
530
560
230
32.7
10
総資産
純資産
自己資本比率
有利子負債
資本金
6,922
3,788
54.3 %
1,475
1,465
営業CF
投資CF
財務CF
現金等
870
-218
-395
712
1.携帯の【カメラ】を押す。
2.【バーコードリーダー】を押す。
3.右のQRコードをカメラの枠にあわせる。
4.ピピッと音がしたら 【選択】を押す
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株価 2011/2/13 21:04
1 株価
2 時価総額
3 ROE(最新実績ベース)
4 年初来高/安
521円
36.76億円
3.3 %
550円/490円
5 PER(会社予想ベース)
13.57倍
6 PBR(最新実績ベース) 0.97倍
7 配当利回り
1.6 %
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