...

配布資料(PDF形式:908KB)

by user

on
Category: Documents
25

views

Report

Comments

Transcript

配布資料(PDF形式:908KB)
8/27(水)提出分
ᅜᐙᡓ␎≉༊:*ࡢ㸶᭶㸯㸷᪥㸦ⅆ㸧ࣄ࢔ࣜࣥࢢᚋࡢせㄳ஦㡯
࡟ᑐࡍࡿᅇ⟅
㸦ᅜ᭷ᯘ㔝ࡢẸ㛫㛤ᨺ㸧
㸯
ㄽⅬ࡟ᑐࡍࡿ⪃࠼᪉
࣭
㸰
ูῧࡢ࡜࠾ࡾ
せㄳ㈨ᩱ
࣭
ูῧࡢ࡜࠾ࡾ
࡞࠾ࠊࠕ┴᭷ᯘࡢẸ㛫࡬ࡢ㈚೉஦౛ཬࡧࡑࡢ௙⤌ࡳࠖ࡟ࡘ࠸࡚
ࡣࠊᅜࡢไᗘ࡛ࡣ࡞࠸ࡓࡵࠊᢕᥱࡋ࡚࠾ࡾࡲࡏࢇࠋ
1
ᅜᐙᡓ␎≉༊㸦ࢸ࣮࣐㸸ᅜ᭷ᯘ㔝ࡢẸ㛫㛤ᨺ㸧
ᅜ᭷ᯘ࡜Ẹ᭷ᯘࢆ୍యⓗ࡟⟶⌮ࡍࡿ࡞࡝ࠊẸ㛫ࡢ⤒Ⴀࣀ࢘ࣁ࢘ࢆά⏝ࡋࡓຠ⋡ⓗ࡞
ᯘᴗࢆ᥎㐍ࡍࡿࡓࡵࠊᅜ᭷ᯘࢆẸ㛫࡬㈚ࡋฟࡍࢥࣥࢭࢵࢩࣙࣥࡢࡼ࠺࡞௙⤌ࡳࢆᥐ
⨨࡛ࡁ࡞࠸࠿ࠋ
㸦ୖグㄽⅬ࡟㛵ࡍࡿ⪃࠼᪉㸧
㸯 ᅜ᭷ᯘ㔝࡟ࡘ࠸࡚ࡣࠊࠕᅜẸࡢ᳃ᯘࠖ࡜ࡋ࡚බ┈ⓗᶵ⬟ࡢ⥔ᣢቑ㐍ࢆᅗࡗ࡚࠸ࡃࡓ
ࡵࠊᅜ᭷㈈⏘ἲ➼࡟࠾࠸࡚ࠊᅜࡀ᳃ᯘ⤒Ⴀࡍࡿࡓࡵࡢᅵᆅࡸ❧ᮌ➼ࡢ㈈⏘㸦᳃ᯘ⤒Ⴀ
⏝㈈⏘㸧࡜఩⨨௜ࡅࡽࢀ࡚࠾ࡾࠊࡑࡢ⟶⌮⤒Ⴀ࡟ᙜࡓࡗ࡚ࡣࠊ᳃ᯘἲ➼࡟ᇶ࡙ࡁࠊὶ
ᇦẖࡢ❧ᆅ᮲௳➼ࢆ຺᱌ࡋࠊᆅᇦཬࡧᅜẸࡢពぢࢆ⫈ࡁࡘࡘࠊ㸳ᖺẖ࡟᳃ᯘィ⏬➼ࢆ
⟇ᐃࡋࠊࡑࡢィ⏬࡟ᇶ࡙ࡁఆ᥇ࡸ㐀ᯘ➼ࡢ஦ᴗࢆᐇ᪋ࡋ࡚࠸ࡿ࡜ࡇࢁ࡛࠶ࡿࠋ
㸰
ࡇ࠺ࡋࡓἲᚊୖࡢ఩⨨௜ࡅ➼࠿ࡽࡍࡿ࡜ࠊᅜ᭷ᯘ㔝ࡢ㈚௜࡟ࡘ࠸࡚ࡣࠊࡑࡢ⏝㏵ཪ
ࡣ┠ⓗࢆጉࡆ࡞࠸㝈ᗘ࡟࠾࠸࡚ྍ⬟࡜࡞ࡗ࡚࠸ࡿࡶࡢࡢࠊୖグ㸯࠿ࡽࠊẸ㛫ࡀ᳃ᯘ⤒
Ⴀࢆ⾜࠺ࡓࡵ࡟㈚ࡋ௜ࡅࢀࡤࠊᅜࡀ᳃ᯘ⤒Ⴀࢆ⾜࠺ᅜ᭷ᯘ㔝࡜ࡣ఩⨨࡙ࡅࡽࢀ࡞ࡃ࡞
ࡾࠊᅜ᭷㈈⏘࡜ࡋ࡚ᅜࡀᡤ᭷ࡍࡿព⩏ࡀኻࢃࢀࡿࡇ࡜࠿ࡽࠊẸ㛫ࡢ᳃ᯘ⤒Ⴀࡢࡓࡵ࡟
㈚ࡋ௜ࡅࡿࡇ࡜ࡣᅔ㞴࡜⪃࠼࡚࠸ࡿࠋ
㸱
ࡑࡢୖ࡛ࠊᅜ᭷ᯘ㔝ෆ࡟࠾࠸࡚ᅜ࡜ඹྠࡋࡓ᳃ᯘᩚഛࢆᕼᮃࡍࡿᆅ᪉බඹᅋయࡸẸ
㛫ࡢ⪅ࡀ࠸ࡿሙྜ࡟ࡣࠊᅜẸཧຍࡢ᳃ᯘ࡙ࡃࡾࡢ୍⎔࡜ࡋ࡚ࠊ᳃ᯘィ⏬➼ࡢୗ࡛ࠊᕼ
ᮃ⪅㸦㐀ᯘ⪅㸧࡜ᅜࡀዎ⣙ࢆ⥾⤖ࡋࠊ㐀ᯘ⪅ࡀ᳜᱂࣭ಖ⫱ࢆ⾜࠸ࠊᅜࡀ❧ᮌࢆ㈍኎ࡋ
ࡓ཰ධࢆ㐀ᯘ⪅࡜ศ཰ࡍࡿไᗘ㸦ศ཰㐀ᯘ㸧ࡀࠊ㈚௜࡜ࡣู࡟ᥐ⨨ࡉࢀ࡚࠸ࡿࠋ
㸲
ࡲࡓࠊᅜ᭷ᯘ㔝஦ᴗࡢᐇ⾜࡟ᙜࡓࡗ࡚ࡣࠊ᳃ᯘ࣭ᯘᴗ෌⏕࡟㈉⊩ࡍࡿࡓࡵࠊᯘᴗ஦
ᴗయࡢ⫱ᡂࡸᅜ⏘ᮦࡢᏳᐃ౪⤥యไࡢᵓ⠏➼࡟ᐤ୚ࡍࡿྲྀ⤌ࢆ᥎㐍ࡋ࡚࠸ࡿ࡜ࡇࢁ࡛
࠶ࡿࠋ
ලయⓗ࡟ࡣࠊᅜ᭷ᯘࡢࢫࢣ࣮࣓ࣝࣜࢵࢺࢆά࠿ࡋࠊ㛫ఆ➼ࡢ᳃ᯘᩚഛࡸᯘ⏘≀ࡢ౪
⤥ࢆࡲ࡜ࡲࡗࡓ༢఩࡛ᐇ᪋ࡍࡿࡇ࡜ࡸࠊẸ㛫ࡢࣀ࢘ࣁ࢘ࢆᘬࡁฟࡍ࡭ࡃࠊ୍⯡➇தධ
ᮐࡢୗ࡛ࠊ஦ᴗ⪅࠿ࡽᢏ⾡ᥦ᱌ࢆཷࡅࡿ⥲ྜホ౯ⴠᮐ᪉ᘧࢆ᥇⏝ࡍࡿ࡞࡝ࡢྲྀ⤌ࢆ㐍
ࡵ࡚࠸ࡿ࡜ࡇࢁ࡛࠶ࡿࠋ
㸳
ࡉࡽ࡟ࠊᆅᇦࡢ᪋ᴗ㞟⣙໬ࡢྲྀ⤌ࢆᨭ᥼ࡍࡿࡓࡵࠊᅜ᭷ᯘ㔝࡟㞄᥋ࡍࡿẸ᭷ᯘ࡜㐃
ᦠࡋ࡚᳃ᯘඹྠ᪋ᴗᅋᆅࢆタᐃࡋࠊ㊰⥙ࡢ㐃⤖➼ࢆ㏻ࡌ࡚Ẹ᭷ᯘෆ࡛ࡢຠ⋡ⓗ࡞ᅋᆅ
ᙧᡂࢆಁࡍྲྀ⤌ࢆ㐍ࡵ࡚࠸ࡿ࡜ࡇࢁ࡛࠶ࡿࠋࡲࡓࠊᕝୗࡢ኱ࣟࢵࢺ࡛ࡢ㟂せ࡟ᑐᛂࡋ
ࡓ౪⤥ࢆ⾜࠺ࡓࡵࠊᅜ᭷ᯘ࡜Ẹ᭷ᯘࡀ㐃ᦠࡋࡓ༠ㄪฟⲴࢆ㏻ࡌᏳᐃ౪⤥ࡍࡿྲྀ⤌ࡶጞ
ࡵ࡚࠸ࡿ࡜ࡇࢁ࡛࠶ࡿࠋ
㸴
ࡇࢀࡽ࡟ࡼࡾࠊẸ᭷ᯘ࣭ᅜ᭷ᯘࢆ㏻ࡌࡓຠ⋡ⓗ࡞ᯘᴗࢆ᥎㐍࡛ࡁࡿࡼ࠺ࠊᅜ᭷ᯘ㔝
ࡢ⟶⌮⤒Ⴀ࡟ྲྀࡾ⤌ࢇ࡛࠸ࡿ࡜ࡇࢁ࡛࠶ࡿࠋ
2
㏣ຍᅜ᭷ᯘ664ha
3
㻝㻘㻠㻥㻟
㻠㻟㻣
ᅜ᭷ᯘ
Ẹ᭷ᯘ
ᙜึẸ᭷ᯘ87ha
㻴㻞㻡㻚㻥᭶
㻟㻡㻜㼔㼍㏣ຍ
㻝㻘㻥㻟㻜
㼔㼍
༠ᐃ㠃✚
ᙜึᅜ᭷ᯘ829ha
䛀༠ᐃ䛁
㻌 ᖹᡂᖺ᭶㻌 䛂ᶔ䞉ⓑỈᆅᇦ᳃ᯘᩚഛ᥎㐍༠ᐃ䛃䜢⥾⤖
㻌 ᖹᡂᖺ᭶㻌 ⚾᭷ᯘ䜢㞟⣙䛧䛯᳃ᯘ⤌ྜ䛜༠ᐃ䛻ཧຍ
䛀ᮏ༠ᐃ䛾≉ᚩ䛁
䞉Ẹᅜ㐃ᦠ䛻䜘䜛ຠ⋡ⓗ䛺᳃ᯘᩚഛ䜢┠ⓗ䛸䛧䛶䚸ᅜ᭷ᯘ䛸ᙜᆅ༊䛻䛚䛔䛶᪋ᴗ䜢
ணᐃ䛧䛶䛔䛯ᆅඖẸ㛫௻ᴗ䛾䠎⪅䛻䜘䜛᳃ᯘᩚഛ᥎㐍༠ᐃ䜢⥾⤖䛧䚸᳃ᯘඹྠ
᪋ᴗᅋᆅ䜢タᐃ
䞉Ẹᅜ㐃ᦠ䛧䛯ᅋᆅ䛾ྲྀ⤌䛻ゐⓎ䛥䜜䚸ᆅඖඣ‫‮‬ᗈᇦ᳃ᯘ⤌ྜ䛜ᅋᆅ࿘㎶䛾⚾᭷
ᯘ䜢㞟⣙໬䛧䚸᪂䛯䛻༠ᐃ䛻ཧຍ䠄Ẹ᭷ᯘഃ䛾༠ᐃ༊ᇦ䛜㻤㻣㼔㼍䛛䜙㻠㻟㻣㼔㼍䛻ᣑ
኱䠅㻌
䞉䛣䜜䛻ྜ䜟䛫䚸ᅜ᭷ᯘ䜒䚸ᙜึ䛾KD䛛䜙KD䛻ቑຍ䚹㻌
㏣ຍẸ᭷ᯘ350ha
ᐑᓮ┴㻌 ᶔ䞉ⓑỈᆅᇦ᳃ᯘᩚഛ᥎㐍༠ᐃ
䛛䛧䞉䛧䜙䜏䛪
䛀 㞟⣙໬䜈䛾㈉⊩ 䛁
Ẍ‫׎‬ஊ௎ểൟஊ௎ỉφ˳ႎễᡲઃʙ̊ẍ
㻠㻘㻥㻢㻜
㻞㻞㻘㻠㻝㻣
Ẹ᭷ᯘ
䛀༠ᐃ䛁
ᖹᡂᖺ᭶㻌 䛂ᑐ㤿ὶᇦ᳃ᯘᩚഛ᥎㐍༠ᐃ䛃䜢⥾⤖
䛀ᮏ༠ᐃ䛾≉ᚩ䛁
䞉ᑐ㤿ᕷ䛾ᅜ᭷ᯘ䜢᰾䛻䚸㛗ᓮ┴䚸ᑐ㤿ᕷ䚸ᯘᴗබ♫䚸᳃ᯘ⤌ྜ⚾᭷ᯘ䛾Ẹ
᭷ᯘ䛸㐃ᦠ
䞉༠ᐃ䛻ᇶ䛵䛝⟇ᐃ䛧䛯஦ᴗᐇ᪋ィ⏬䛻ᇶ䛵䛝䚸㊰⥙䛾ᩚഛ䜔㛫ఆ➼䛾᳃ᯘ
ᩚഛ䜢ᐇ᪋
䞉ྜྠ✚㍕䛻䜘䜛ᾏୖ㍺㏦䜢⾜䛖䛺䛹䚸Ẹ᭷ᯘ䛸༠ㄪ䛧䛯ᮌᮦฟⲴ䜢ᐇ᪋
㻞㻣㻘㻟㻣㻣
䠄㼔㼍㻕
ᅜ᭷ᯘ
ᑐ㤿 䛷䛾✚㎸సᴗ㻌
ᅋᆅ㠃✚
㛗ᓮ┴㻌 ᑐ㤿ὶᇦ᳃ᯘᩚഛ᥎㐍༠ᐃ
䛀 Ẹ᭷ᯘ䛸༠ㄪ䛧䛯Ᏻᐃ౪⤥ 䛁
ᑐ㤿ᕷ
䚾㻌 ᅜ᭷ᯘ䛸Ẹ᭷ᯘ䛾ලయⓗ䛺㐃ᦠ஦౛㻌 䚿
500
H16
H17
H18
H19
H21
ᅜ᭷ᯘᮦ⋡
Ẹ᭷ᯘᮦ⋡
እᮦ⋡
ͤᏳᐃ౪⤥䝅䝇䝔䝮䛻䜘䜛㈍኎
㻌 㛫ఆ➼䛾᳃ᯘᩚഛ䜢㏻䛨䛶⏕⏘䛥䜜䜛୪ᮦ䜔ప㉁ᮦ䛻䛴䛔䛶䚸ᅜ⏘ᮦ䛾㟂せᣑ኱䜔ຍᕤ䞉ὶ㏻䛾
ྜ⌮໬䛻ྲྀ䜚⤌䜐〇ᮦᕤሙ䜔ྜᯈᕤሙ➼䠄௻⏬➇த䛻䜘䛳䛶㑅ᐃ䠅䛸䛾༠ᐃ䛻ᇶ䛵䛝䚸ᅜ᭷ᯘᮦ䛾ィ
⏬ⓗ䛺౪⤥䜢⾜䛖㈍኎
H20
0%
20%
100
0
40%
200
60%
300
ᅜ⏘ᮦ
ྲྀᘬ㔞
80%
100%
400
H15
(༓m3)
⛅⏣┴A♫䛻䛚䛡䜛ᅜ⏘ᮦ䛾ྲྀᘬ㔞ཬ䜃ྲྀᘬ㔞䛻༨䜑䜛๭ྜ䛾᥎⛣
㻌 ᚑ᮶䛿እᮦ୰ᚰ䛷䛒䛳䛯ྜᯈᕤሙ䠄⛅⏣┴A♫䠅䛻ᑐ䛧䛶䚸ᅜ᭷ᯘ䛜Ᏻᐃ౪⤥䝅䝇䝔䝮䛻
䜘䜛㈍኎䛻䜘䜚୍ᐃᮇ㛫Ᏻᐃⓗ䛻౪⤥㔞䜢ቑ䜔䛧䚸ᅜ⏘ᮦ䛾䝅䜵䜰䜢㧗䜑䜛䛣䛸䛻ᡂຌ䚹䛭
䛾ᚋ䛿ᅜ᭷ᯘᮦ䛾౪⤥䜢ῶ䜙䛩䛣䛸䛻䜘䜚䚸Ẹ᭷ᯘᮦ䛾㈍㊰䜢኱ᖜ䛻ᣑ኱䠄H15䠖3୓
m3ĺH21䠖35୓m3䠅
ᖺᗘෆ䛻❧ᮌ㈍኎⣙䠒୓m3䛾๓ಽ䛧䜢ᐇ᪋䚹
ᖺᗘෆ䛻⣲ᮦ⏕⏘⣙䠎䠊䠑୓m3䛾๓ಽ䛧䜔❧ᮌ㈍኎⣙䠍䠊䠒୓m3䛾๓ಽ䛧䜢
ᐇ᪋䚹
ᖺᗘෆ䛻⣲ᮦ䛾㏣ຍ౪⤥⣙䠏୓m3䜢ᐇ᪋䚹
ᴫ㻌 㻌 㻌 㻌 せ
ሙ㻌 㻌 ᡤ㻌 䠖㻌 ໭ᾏ㐨ᮐᖠᕷ
ㄝ㻌 㻌 ᫂㻌 䠖㻌 ෗┿䛿䚸໭ᾏ㐨᳃ᯘ⟶⌮ᒁ➨1ᅇᅜ᭷ᯘᮦ౪⤥ㄪᩚጤဨ఍䛾ᵝᏊ䛷䛩䚹
஑ᕞ
㏆␥୰ᅜ
໭ᾏ㐨
ᒁ
ᅜ᭷ᯘᮦ౪⤥ㄪᩚ᳨ウጤဨ఍䛾㛤ദ
㻌 ᯘ㔝ᗇཬ䜃ྛ᳃ᯘ⟶⌮ᒁ䛻䛂ᅜ⏘ᮦ౪⤥ㄪᩚ᳨ウጤဨ఍䛃䜢タ⨨䛧䚸౪⤥ㄪᩚ䛾ᚲせᛶ䜒
ྵ䜑䚸᭷㆑⪅➼䜢஺䛘䛶᳨ウ䜢⾜䛔䜎䛧䛯䚹
㻌 䛭䛾⤖ᯝ䚸ཎᮌ䛾୙㊊䛜ぢ䜙䜜䜛໭ᾏ㐨䚸㏆␥୰ᅜ䚸஑ᕞ䛾ྛ᳃ᯘ⟶⌮ᒁ䛾⟶ෆ䛻䛚䛔
䛶䚸㏣ຍ౪⤥➼䜢⾜䛔䜎䛧䛯䚹
䕿㻌 ᖹᡂ䠎䠑ᖺᗘ䛻୍⯡఍ィ໬䛧䛶௨㝆䛿䚸ᅜ᭷ᯘᮦ౪⤥ㄪᩚ᳨ウጤဨ఍䜢タ䛡䚸እ㒊䛾᭷㆑⪅䛾ពぢ䜢䛝䛟䛺䛹Ẹ᭷ᯘ䛸䛾㐃ᦠ䜢ᅗ䜚䛴䛴䚸ᚲ
せ䛻ᛂ䛨䛶ᅜ᭷ᯘᮦ䛾౪⤥᫬ᮇ䛾ㄪᩚ➼䜢ᐇ᪋䚹
䕿㻌 ᯘ㔝ᗇ䛿䚸඲ᅜ䛷⣙䠓䠒䠌୓䡄䠽䛾ᅜ᭷ᯘ㔝䜢⟶⌮⤒Ⴀ䛧䚸බ┈ⓗᶵ⬟䛾⥔ᣢቑ㐍䛸䛒䜟䛫䛶ᯘ⏘≀䜢ᣢ⥆ⓗ䞉ィ⏬ⓗ䛻౪⤥䚹ᅜ⏘ᮦ䛾฼⏝ᣑ
኱䛻ྲྀ䜚⤌䜐㟂⏝⪅䛻ᑐ䛧䚸Ẹ᭷ᯘᮦ䜢⿵᏶䛩䜛䜘䛖䛺ᙧ䛷ᅜ᭷ᯘᮦ౪⤥䜢ᐇ᪋䚹
㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 䠆㻌 ㏆ᖺ䛷䛿䚸ᖺ㛫䠎䠌䠌୓䡉3䜢㉸䛘䜛୸ኴ䜢⥅⥆ⓗ䛻䝬䞊䜿䝑䝖䛻౪⤥
4
ᅜ᭷ᯘ㔝ࡢ኎ᡶ࠸ࡢᇶ‽࡟ࡘ࠸࡚
ᅜ᭷ᯘ㔝ࢆ኎ᡶ࠸ࡍࡿሙྜࡣࠊࠕᅜ᭷ᯘ㔝ฎศࡢᐇ᪋᪉㔪࡟ࡘ࠸࡚ࠖ㸱ᯘ㔝
ᴗ஧➨㸯㸵㸲ྕᯘ㔝ᗇ㛗ᐁ㏻▱ࡢつᐃ࡟ᇶ࡙ࡁ㐺ษ࡟ᑐᛂࡋ࡚࠸ࡿࠋ
ᅜ᭷ᯘ㔝ฎศࡢᐇ᪋᪉㔪࡟ࡘ࠸࡚㸦ᢤ⢋㸧
ᅜ᭷ᯘ㔝ฎศ䛾ᐇ᪋᪉㔪
➨䠍 ᇶᮏⓗ⪃䛘᪉
䠍 ௒ᚋ䛻䛚䛡䜛ᅜ᭷ᯘ㔝䛾ฎศ䛻ᙜ䛯䛳䛶䛿䚸䐟♫఍ⓗせㄳ䛻ἢ䛳䛯ᅜᅵ䛾᭷
ຠ฼⏝䚸ᆅᇦ᣺⯆➼䛾ほⅬ䛻❧䛱䚸ᡃ䛜ᅜ⤒῭♫఍䛻䛚䛔䛶ᯝ䛯䛩䜉䛝ᅜ᭷
ᯘ㔝஦ᴗ䛾ᙺ๭䜢㋃䜎䛘䚸䐠ᅜᅵ䛾ಖ඲䚸⮬↛⎔ቃ䛾ಖ඲➼䛻䜒༑ศ㓄៖䛧䛴
䛴䚸ಶ䚻䛾ᅜ᭷ᯘ㔝䛾䛚䛛䜜䛶䛔䜛⮬↛ⓗ䚸♫఍䞉⤒῭ⓗ䚸⾜ᨻⓗㅖ᮲௳䛻ᛂ
䛨䛯㐺ṇ䛺ᅵᆅ฼⏝䛾᥎㐍䛻㈨䛩䜛䜒䛾䛸䛩䜛䚹
䛣䛾ሙྜ䚸ᇶᮏⓗ䛻䛿䚸ᅜ᭷ᯘ㔝䛾⟶⌮⤒Ⴀୖᚲせ䛺䜒䛾䛸䛭䜜௨እ䛾䜒䛾
䛻௙ศ䛡䛧䛯ୖ䛷䚸ฎศ䛩䜛䛣䛸䛜ጇᙜ䛺䜒䛾䛻䛴䛔䛶䛿䚸ᆅඖᆅᇦཬ䜃ᅜ᭷
ᯘ㔝䛾⟶⌮⤒Ⴀ䛸䛾ㄪᩚ䜢ᅗ䜚䛴䛴ฎศ䜢㐍䜑䛶䛔䛟䜒䛾䛸䛩䜛䚹
䠎
ᅜ᭷ᯘ㔝䛿䚸ᅜẸඹ㏻䛾㈗㔜䛺㈈⏘䛷䛒䜛䛣䛸䛻㚷䜏䚸ᴟຊ䚸බ⏝䞉බඹ⏝䛾
⏝䛻౪䛩䜛䛣䛸䛻䜘䜚᭷ຠ฼⏝䜢ᅗ䜛䛸䛾ほⅬ䛛䜙䚸බ⏝䞉බඹ⏝䛾⏝㏵䜢௚䛻
ඃඛ䛧䛶ฎศ䛩䜛䛣䛸䛸䛩䜛䚹
5
㻞㻡
㻞㻡
㻞㻡
኎ᡶᖺᗘ
஑ᕞ
⚟ᒸ
ⓑἙ䠄ᨭ䠅
ὠ㍍
ᮾ໭
㛵ᮾ
⨫
ᒁ
⚟ᒸ┴㐲㈡㒆ᒸᇉ⏫
⚟ᓥ┴㡲㈡ᕝᕷ
㟷᳃┴༡ὠ㍍㒆኱㪭⏫
ᡤᅾᆅ
㻡㻡㻣
㻣㻠㻝
㻟㻘㻤㻜㻤
㠃✚䠄䟝䠅
ἲே
ಶே
ἲே
┦ᡭ᪉
༊ศ
䠍䚷䚷୙せ䛸䛺䛳䛯ᯘ㔝䛾኎ᡶ౛䠄ᖹᡂ䠎䠑ᖺᗘᯘᆅබ኎䠅
ᮍᐃ
ᮍᐃ
ᮍᐃ
⏝㏵
㐺⏝᮲㡯䠖఍㻞㻥㻙㻟
㐺⏝᮲㡯䠖఍㻞㻥㻙㻟
㐺⏝᮲㡯䠖఍㻞㻥㻙㻟
ഛ⪃
7
㻞㻡
㻞㻡
㻞㻡
㻞㻡
኎
ᡶ
ᖺ
஑ᕞ
㛵ᮾ
㟷᳃┴୰ὠ㍍㒆す┠ᒇᮧ
໭ᾏ㐨༓ṓᕷ
ᡤᅾᆅ
㮵ඣᓥ
㮵ඣᓥ┴኱ᓥ㒆ᚨஅᓥ⏫
ᮾி⚄ዉᕝ ⚄ዉᕝ┴┦ᶍཎᕷ
ὠ㍍
▼⊁
໭ᾏ㐨
ᮾ໭
⨫
ᒁ
┦ᡭ᪉
༊ศ
㻟㻠㻘㻢㻜㻜 ᆅබయ
㻢㻠㻘㻝㻜㻜 ᆅබయ
㻞㻢㻡㻘㻣㻞㻝 ᅜ
㻡㻤㻘㻜㻡㻜 ᅜ
㠃✚䠄䟝䠅
㐨㊰⏝ᆅ
බᅬ⏝ᆅ
䝎䝮⏝ᆅ
㐨㊰⏝ᆅ
⏝㏵
ഛ⪃
㐺⏝᮲㡯䠖ண㻥㻥㻙㻞㻝
㐺⏝᮲㡯䠖ண㻥㻥㻙㻞㻝
㐺⏝᮲㡯䠖㈈㻝㻡
㐺⏝᮲㡯䠖㈈㻝㻡
䠎䚷䚷ᯘ㔝䜢බ⏝䞉බඹ⏝䛸䛧䛶኎䜚ᡶ䛳䛯୺䛺౛䠄ᖹᡂ䠎䠑ᖺᗘ኎ᡶ䛔䠅
ᅜ᭷ᯘศ཰㐀ᯘไᗘ䛾ᴫせ
䠍㻌 ᐃ⩏
㻌 㻌 ᅜ᭷ᯘ䛾ศ཰㐀ᯘ䛿䚸㐀ᯘ⪅䠄ᅜ௨እ䛾⪅䠅䛜ዎ⣙䛻䜘䜚ᅜ᭷ᯘ㔝
䛻ᮌ䜢᳜䛘䛶䚸୍ᐃᮇ㛫⫱䛶䚸 ఆ᥇䛧䚸䛭䛾཰┈䠄㈍኎௦㔠䠅䜢ᅜ䛸㐀
ᯘ⪅䛸䛷୍ᐃ䛾๭ྜ䛷ศ཰䛩䜛ไᗘ䚹
䠎㻌 ௙⤌䜏䛾୺䛺ෆᐜ㻌
㻌 㻔㻝㻕㻌 ᳜᱂䛩䜛ᶞ✀䛿䚸୺䛸䛧䛶୍⯡ⓗ䛺㐀ᯘᶞ✀䠄୺䛻䝇䜼䚸䝠䝜䜻㻌 㻌 㻌 㻌㻌
➼䠅䚹㻌
㻌 㻔㻞㻕㻌 ᑐ㇟㠃✚䛿䚸ཎ๎䛸䛧䛶䠍㼔㼍௨ୖ䜢ᑐ㇟䚹㻌
㻌 㻔㻟㻕㻌 ዎ⣙ᮇ㛫䛿䚸᭱㛗㻤㻜ᖺ䚹㻌
㻌 㻔㻠㻕㻌 ཰┈䛾ศ཰๭ྜ䛿䚸㏻ᖖ䚸㐀ᯘ⪅䠓䚸ᅜ䠏㻌
㻌 㻔㻡㻕㻌 ศ཰ᮌ䠄᳜᱂䛥䜜䛯ᶞᮌ䠅䛿䚸ᅜ䛸㐀ᯘ⪅䛾ඹ᭷䚹㻌
ᮌ䠅䛿䚸ᅜ䛸㐀ᯘ⪅䛾ඹ᭷䚹
ᅜ᭷ᯘศ཰㐀ᯘ䛾௙⤌ᅗ
ᅜ᭷ᯘศ཰㐀ᯘᆅ
䠓๭
ዎ⣙⪅
ዎ⣙ ⥾⤖
᳜ᯘ䞉ୗส
䛴䜛ษ䞉㝖ఆ
ᯞᡴ䞉㛫ఆ
ᡂᯘ
ศ཰
ศ཰ᮌ
㈍㻌 ኎
᳃ᯘ⟶⌮ᒁ㛗
䠏㻌 ศ཰㐀ᯘዎ⣙䛾⌧ἣ䠄ᖹᡂ䠎䠒ᖺ䠏᭶ᮎ䠅
㻌 㻌 ዎ⣙௳ᩘ㻌 ⣙䠎䠌༓௳䚸ዎ⣙㠃✚㻌 䠍䠎䠍༓ha
8
ዎ⣙⪅
ᅜ
䠏๭
ᅜ᭷ᯘ㔝ࡢ㈚௜ࡅ࡟ࡘ࠸࡚
ᅜ᭷㈈⏘ἲ࡟࠾࠸࡚ࠊ⾜ᨻ㈈⏘ࡣࠊཎ๎ࠊ㈚௜ࡅࢆ⾜࠺ࡇ࡜ࡀ࡛ࡁ࡞࠸㸦ᅜ
᭷㈈⏘ἲ➨᮲㸧ࡀࠊᅜ᭷ᯘ㔝࡟ࡘ࠸࡚ࡣࠊᅜ᭷ᯘ㔝ࡢ⟶⌮⤒Ⴀ࡟㛵ࡍࡿἲ
ᚊ➨㸵᮲࡟࠾࠸࡚ࠊᅜ᭷ᯘ㔝ࡢ⏝㏵ཪࡣ┠ⓗࢆጉࡆ࡞࠸㝈ᗘ࡟࠾࠸࡚ࠊ㈚ࡋ
௜ࡅࡿࡇ࡜ࡀ࡛ࡁࡿ࡜ࡉࢀ࡚࠸ࡿࠋ
࡞࠾ࠊ㈚௜ࡅࡣࠊ┦ᡭ᪉࠿ࡽࡢ⏦ࡋ㎸ࡳ࡟ᇶ࡙ࡁࠊ㝶ពዎ⣙࡛⾜ࢃࢀࡿࡓࡵࠊ
఍ィἲ➼ࡢ㝶ពዎ⣙ࡢ᮲௳࡟㐺ྜࡋ࡚࠸ࡿᚲせࡀ࠶ࡿࠋ
㸦㛵ಀ᮲ᩥ㸧
‫ۑ‬
ᅜ᭷ᯘ㔝ࡢ⟶⌮⤒Ⴀ࡟㛵ࡍࡿἲᚊ㸦ᢤ⢋㸧
㸦᫛࿴஧༑භᖺභ᭶஧༑୕᪥ἲᚊ➨஧ⓒᅄ༑භྕ㸧
㸦ᅜ᭷ᯘ㔝ࡢ㈚௜ࡅࠊ኎ᡶ࠸➼㸧
➨୐᮲
➨஧᮲➨୍㡯➨୍ྕࡢᅜ᭷ᯘ㔝ࡣࠊḟࡢྛྕࡢ࠸ࡎࢀ࠿࡟ヱᙜࡍࡿሙྜ࡟ࡣࠊࡑࡢ⏝㏵
ཪࡣ┠ⓗࢆጉࡆ࡞࠸㝈ᗘ࡟࠾࠸࡚ࠊዎ⣙࡟ࡼࡾࠊ㈚ࡋ௜ࡅࠊཪࡣ㈚௜ࡅ௨እࡢ᪉ἲ࡟ࡼࡾ
౑⏝㸦཰┈ࢆྵࡴࠋ௨ୗྠࡌࠋ㸧ࡉࡏࡿࡇ࡜ࡀ࡛ࡁࡿࠋ
୍
බ⏝ࠊබඹ⏝ཪࡣබ┈஦ᴗࡢ⏝࡟౪ࡍࡿ࡜ࡁࠋ
஧
ᅵᆅ཰⏝ἲ㸦᫛࿴஧༑භᖺἲᚊ➨஧ⓒ༑஑ྕ㸧ࡑࡢ௚ࡢἲ௧࡟ࡼࡾ௚ேࡢᅵᆅࢆ౑⏝
ࡍࡿࡇ࡜ࡀ࡛ࡁࡿ஦ᴗࡢ⏝࡟౪ࡍࡿ࡜ࡁࠋ
୕
➨භ᮲ࡢ஧➨୍㡯ࡢィ⏬࡟ᚑࡘ࡚ᩚഛࡉࢀࡿබ⾗ࡢಖ೺ࡢ⏝࡟౪ࡍࡿ᪋タࡢ⏝࡟౪ࡍ
ࡿ࡜ࡁࠋ
ᅄ
ᨺ∾ཪࡣ᥇ⲡࡢ⏝࡟౪ࡍࡿ࡜ࡁࠋ
஬
ࡑࡢ⏝㏵ཪࡣ┠ⓗࢆጉࡆ࡞࠸㝈ᗘ࡟࠾࠸࡚ࠊ㈚ࡋ௜ࡅࠊཪࡣ౑⏝ࡉࡏࡿ㠃✚ࡀ஬࣊ࢡ
ࢱ࣮ࣝࢆ㉸࠼࡞࠸࡜ࡁࠋ
㸰
๓㡯ࡢつᐃ࡟ࡼࡾᅜ᭷ᯘ㔝ࢆ㈚ࡋ௜ࡅࠊཪࡣ㈚௜ࡅ௨እࡢ᪉ἲ࡟ࡼࡾ౑⏝ࡉࡏࡿሙྜ
࡟ࡣࠊᅜ᭷㈈⏘ἲ➨஧༑୍᮲࠿ࡽ➨஧༑஬᮲ࡲ࡛㸦㕲㐨ࠊ㐨㊰ࡑࡢ௚ᨻ௧࡛ᐃࡵࡿ᪋タࡢ
⏝࡟౪ࡉࢀࡿᅵᆅ࡟ᆅୖᶒࢆタᐃࡍࡿሙྜ࡟࠶ࡘ࡚ࡣࠊ➨஧༑୍᮲ཬࡧ➨஧༑୕᮲ࢆ㝖
ࡃࠋ㸧ࡢつᐃࢆ‽⏝ࡍࡿࠋ
-1-
9
‫ۑ‬
ண⟬Ỵ⟬ཬࡧ఍ィ௧㸦ᢤ⢋㸧
㸦᫛࿴஧༑஧ᖺᅄ᭶୕༑᪥ສ௧➨ⓒභ༑஬ྕ㸧
㸦㝶ពዎ⣙࡟ࡼࡿࡇ࡜ࡀ࡛ࡁࡿሙྜ㸧
➨஑༑஑᮲
఍ィἲ➨஧༑஑᮲ࡢ୕➨஬㡯ࡢつᐃ࡟ࡼࡾ㝶ពዎ⣙࡟ࡼࡿࡇ࡜ࡀ࡛ࡁࡿሙྜ
ࡣࠊḟ࡟ᥖࡆࡿሙྜ࡜ࡍࡿࠋ
୍
ᅜࡢ⾜Ⅽࢆ⛎ᐦ࡟ࡍࡿᚲせࡀ࠶ࡿ࡜ࡁࠋ
஧
ணᐃ౯᱁ࡀ஧ⓒ஬༑୓෇ࢆ㉸࠼࡞࠸ᕤ஦ཪࡣ〇㐀ࢆࡉࡏࡿ࡜ࡁࠋ
୕
ணᐃ౯᱁ࡀⓒභ༑୓෇ࢆ㉸࠼࡞࠸㈈⏘ࢆ㈙࠸ධࢀࡿ࡜ࡁࠋ
ᅄ
ணᐃ㈤೉ᩱࡢᖺ㢠ཪࡣ⥲㢠ࡀඵ༑୓෇ࢆ㉸࠼࡞࠸≀௳ࢆ೉ࡾධࢀࡿ࡜ࡁࠋ
஬
ணᐃ౯᱁ࡀ஬༑୓෇ࢆ㉸࠼࡞࠸㈈⏘ࢆ኎ࡾᡶ࠺࡜ࡁࠋ
භ
ணᐃ㈤㈚ᩱࡢᖺ㢠ཪࡣ⥲㢠ࡀ୕༑୓෇ࢆ㉸࠼࡞࠸≀௳ࢆ㈚ࡋ௜ࡅࡿ࡜ࡁࠋ
୐
ᕤ஦ཪࡣ〇㐀ࡢㄳ㈇ࠊ㈈⏘ࡢ኎㈙ཬࡧ≀௳ࡢ㈚೉௨እࡢዎ⣙࡛ࡑࡢணᐃ౯᱁ࡀⓒ୓෇
ࢆ㉸࠼࡞࠸ࡶࡢࢆࡍࡿ࡜ࡁࠋ
ඵ
㐠㏦ཪࡣಖ⟶ࢆࡉࡏࡿ࡜ࡁࠋ
஑
ᅜ㝿༠ຊ㖟⾜ࠊ᪥ᮏᨻ⟇ᢞ㈨㖟⾜ࠊබᗜࡢண⟬ཬࡧỴ⟬࡟㛵ࡍࡿἲᚊ 㸦᫛࿴஧༑භ
ᖺἲᚊ➨஑༑஑ྕ㸧➨୍᮲࡟つᐃࡍࡿබᗜࡑࡢ௚≉ูࡢἲᚊ࡟ࡼࡾ≉ูࡢタ❧⾜Ⅽࢆࡶ
ࡘ࡚タ❧ࡉࢀࡓἲேࡢ࠺ࡕ㈈ົ኱⮧ࡢᣦᐃࡍࡿࡶࡢ࡜ࡢ㛫࡛ዎ⣙ࢆࡍࡿ࡜ࡁࠋ
༑
㎰ሙࠊᕤሙࠊᏛᰯࠊヨ㦂ᡤࠊฮົᡤࡑࡢ௚ࡇࢀࡽ࡟‽ࡎࡿࡶࡢࡢ⏕⏘࡟ಀࡿ≀ရࢆ኎
ࡾᡶ࠺࡜ࡁࠋ
༑୍
ᅜࡢ㟂せࡍࡿ≀ရࡢ〇㐀ࠊಟ⌮ࠊຍᕤཪࡣ⣡ධ࡟౑⏝ࡉࡏࡿࡓࡵᚲせ࡞≀ရࢆ኎ࡾ
ᡶ࠺࡜ࡁࠋ
༑஧
ἲᚊࡢつᐃ࡟ࡼࡾ㈈⏘ࡢㆡ୚ཪࡣ↓ൾ㈚௜ࡅࢆࡍࡿࡇ࡜ࡀ࡛ࡁࡿ⪅࡟ࡑࡢ㈈⏘ࢆ኎
ࡾᡶ࠸ཪࡣ᭷ൾ࡛㈚ࡋ௜ࡅࡿ࡜ࡁࠋ
༑୕
㠀ᖖ⅏ᐖ࡟ࡼࡿ⨯⅏⪅࡟ᅜࡢ⏕⏘࡟ಀࡿᘓ⠏ᮦᩱࢆ኎ࡾᡶ࠺࡜ࡁࠋ
༑ᅄ
⨯⅏⪅ཪࡣࡑࡢᩆㆤࢆ⾜࡞࠺⪅࡟⅏ᐖࡢᩆຓ࡟ᚲせ࡞≀௳ࢆ኎ࡾᡶ࠸ཪࡣ㈚ࡋ௜ࡅ
ࡿ࡜ࡁࠋ
༑஬
እᅜ࡛ዎ⣙ࢆࡍࡿ࡜ࡁࠋ
༑භ
㒔㐨ᗓ┴ཬࡧᕷ⏫ᮧࡑࡢ௚ࡢබἲேࠊබ┈ἲேࠊ㎰ᴗ༠ྠ⤌ྜࠊ㎰ᴗ༠ྠ⤌ྜ㐃ྜ
఍ཪࡣឿၿࡢࡓࡵタ❧ࡋࡓᩆ῭᪋タ࠿ࡽ┤᥋࡟≀௳ࢆ㈙࠸ධࢀཪࡣ೉ࡾධࢀࡿ࡜ࡁࠋ
༑୐
㛤ᣅᆅᇦෆ࡟࠾ࡅࡿᅵᮌᕤ஦ࢆࡑࡢධ᳜⪅ࡢඹྠㄳ㈇࡟௜ࡍࡿ࡜ࡁࠋ
༑ඵ
஦ᴗ༠ྠ⤌ྜࠊ஦ᴗ༠ྠᑠ⤌ྜⱝࡋࡃࡣ༠ྠ⤌ྜ㐃ྜ఍ཪࡣၟᕤ⤌ྜⱝࡋࡃࡣၟᕤ
⤌ྜ㐃ྜ఍ࡢಖㆤ⫱ᡂࡢࡓࡵࡇࢀࡽࡢ⪅࠿ࡽ┤᥋࡟≀௳ࢆ㈙࠸ධࢀࡿ࡜ࡁࠋ
༑஑
Ꮫ⾡ཪࡣᢏⱁࡢಖㆤዡບࡢࡓࡵᚲせ࡞≀௳ࢆ኎ࡾᡶ࠸ཪࡣ㈚ࡋ௜ࡅࡿ࡜ࡁࠋ
஧༑
⏘ᴗཪࡣ㛤ᣅ஦ᴗࡢಖㆤዡບࡢࡓࡵࠊᚲせ࡞≀௳ࢆ኎ࡾᡶ࠸ⱝࡋࡃࡣ㈚ࡋ௜ࡅࠊཪ
ࡣ⏕⏘⪅࠿ࡽ┤᥋࡟ࡑࡢ⏕⏘࡟ಀࡿ≀ရࢆ㈙࠸ධࢀࡿ࡜ࡁࠋ
஧༑୍
බඹ⏝ࠊබ⏝ཪࡣබ┈஦ᴗࡢ⏝࡟౪ࡍࡿࡓࡵᚲせ࡞≀௳ࢆ┤᥋࡟බඹᅋయཪࡣ஦
ᴗ⪅࡟኎ࡾᡶ࠸ࠊ㈚ࡋ௜ࡅཪࡣಙクࡍࡿ࡜ࡁࠋ
-2-
10
஧༑஧
ᅵᆅࠊᘓ≀ཪࡣᯘ㔝ⱝࡋࡃࡣࡑࡢ⏘≀ࢆ≉ูࡢ⦕ᨾࡀ࠶ࡿ⪅࡟኎ࡾᡶ࠸ཪࡣ㈚ࡋ
௜ࡅࡿ࡜ࡁࠋ
஧༑୕
஦ᴗ⤒Ⴀୖࡢ≉ูࡢᚲせ࡟ᇶ࡙ࡁࠊ≀ရࢆ㈙࠸ධࢀⱝࡋࡃࡣ〇㐀ࡉࡏࠊ㐀ᯘࢆࡉ
ࡏཪࡣᅵᆅⱝࡋࡃࡣᘓ≀ࢆ೉ࡾධࢀࡿ࡜ࡁࠋ
஧༑ᅄ
ἲᚊཪࡣᨻ௧ࡢつᐃ࡟ࡼࡾၥᒇᴗ⪅࡟㈍኎ࢆጤクࡋཪࡣ㈍኎ࡉࡏࡿ࡜ࡁࠋ
஧༑஬
ᅜࡀᅜ௨እࡢ⪅࡟ጤクࡋࡓヨ㦂◊✲ࡢᡂᯝ࡟ಀࡿ≉チᶒཬࡧᐇ⏝᪂᱌ᶒࡢ୍㒊ࢆ
ᙜヱヨ㦂◊✲ࢆཷクࡋࡓ⪅࡟኎ࡾᡶ࠺࡜ࡁࠋ
㸦ᣦྡ➇த࡟௜ࡋཪࡣ㝶ពዎ⣙࡟ࡼࢁ࠺࡜ࡍࡿሙྜࡢ㈈ົ኱⮧࡬ࡢ༠㆟㸧
➨ⓒ஧᮲ࡢᅄ
ྛ┬ྛᗇࡢ㛗ࡣࠊዎ⣙ᢸᙜᐁ➼ࡀᣦྡ➇த࡟௜ࡋཪࡣ㝶ពዎ⣙࡟ࡼࢁ࠺
࡜ࡍࡿሙྜ࡟࠾࠸࡚ࡣࠊ࠶ࡽ࠿ࡌࡵࠊ㈈ົ኱⮧࡟༠㆟ࡋ࡞ࡅࢀࡤ࡞ࡽ࡞࠸ࠋࡓࡔࡋࠊḟ࡟
ᥖࡆࡿሙྜࡣࠊࡇࡢ㝈ࡾ࡛࡞࠸ࠋ
୍
ዎ⣙ࡢᛶ㉁ཪࡣ┠ⓗ࡟ࡼࡾ➇த࡟ຍࢃࡿ࡭ࡁ⪅ࡀᑡᩘ୍࡛⯡➇த࡟௜ࡍࡿᚲせࡀ࡞
࠸ሙྜ࡟࠾࠸࡚ࠊᣦྡ➇த࡟௜ࡑ࠺࡜ࡍࡿ࡜ࡁࠋ
஧
୍⯡➇த࡟௜ࡍࡿࡇ࡜ࢆ୙฼࡜ㄆࡵ࡚ᣦྡ➇த࡟௜ࡑ࠺࡜ࡍࡿሙྜ࡟࠾࠸࡚ࠊࡑࡢ
୙฼࡜ㄆࡵࡿ⌮⏤ࡀḟࡢ࢖࠿ࡽࣁࡲ࡛ࡢ୍࡟ヱᙜࡍࡿ࡜ࡁࠋ
࢖
㛵ಀᴗ⪅ࡀ㏻ㅛࡋ୍࡚⯡➇தࡢබṇ࡞ᇳ⾜ࢆጉࡆࡿࡇ࡜࡜࡞ࡿ࠾ࡑࢀࡀ࠶ࡿࡇ࡜ࠋ
ࣟ
≉Ṧࡢᵓ㐀ࡢᘓ⠏≀➼ࡢᕤ஦ⱝࡋࡃࡣ〇㐀ཪࡣ≉Ṧࡢရ㉁ࡢ≀௳➼ࡢ㈙ධࢀ࡛࠶ࡘ
᳨࡚ᰝࡀⴭࡋࡃᅔ㞴࡛࠶ࡿࡇ࡜ࠋ
ࣁ
୕
ዎ⣙ୖࡢ⩏ົ㐪཯ࡀ࠶ࡿ࡜ࡁࡣᅜࡢ஦ᴗ࡟ⴭࡋࡃᨭ㞀ࢆࡁࡓࡍ࠾ࡑࢀࡀ࠶ࡿࡇ࡜ࠋ
ዎ⣙ࡢᛶ㉁ⱝࡋࡃࡣ┠ⓗࡀ➇தࢆチࡉ࡞࠸ሙྜཪࡣ⥭ᛴࡢᚲせ࡟ࡼࡾ➇த࡟௜ࡍࡿ
ࡇ࡜ࡀ࡛ࡁ࡞࠸ሙྜ࡟࠾࠸࡚ࠊ㝶ពዎ⣙࡟ࡼࢁ࠺࡜ࡍࡿ࡜ࡁࠋ
ᅄ
➇த࡟௜ࡍࡿࡇ࡜ࢆ୙฼࡜ㄆࡵ࡚㝶ពዎ⣙࡟ࡼࢁ࠺࡜ࡍࡿሙྜ࡟࠾࠸࡚ࠊࡑࡢ୙฼
࡜ㄆࡵࡿ⌮⏤ࡀḟࡢ࢖࠿ࡽࢽࡲ࡛ࡢ୍࡟ヱᙜࡍࡿ࡜ࡁࠋ
࢖
⌧࡟ዎ⣙ᒚ⾜୰ࡢᕤ஦ࠊ〇㐀ཪࡣ≀ရࡢ㈙ධࢀ࡟┤᥋㛵㐃ࡍࡿዎ⣙ࢆ⌧࡟ᒚ⾜୰ࡢ
ዎ⣙⪅௨እࡢ⪅࡟ᒚ⾜ࡉࡏࡿࡇ࡜ࡀ୙฼࡛࠶ࡿࡇ࡜ࠋ
ࣟ
㝶ពዎ⣙࡟ࡼࡿ࡜ࡁࡣࠊ᫬౯࡟ẚ࡭࡚ⴭࡋࡃ᭷฼࡞౯᱁ࢆࡶࡘ࡚ዎ⣙ࢆࡍࡿࡇ࡜ࡀ
࡛ࡁࡿぢ㎸ࡳࡀ࠶ࡿࡇ࡜ࠋ
ࣁ
㈙ධࢀࢆᚲせ࡜ࡍࡿ≀ရࡀከ㔞࡛࠶ࡘ࡚ࠊศ๭ࡋ࡚㈙࠸ධࢀ࡞ࡅࢀࡤ኎ᝰࡋࡳࡑࡢ
௚ࡢ⌮⏤࡟ࡼࡾ౯᱁ࢆ㦐㈗ࡉࡏࡿ࠾ࡑࢀࡀ࠶ࡿࡇ࡜ࠋ
ࢽ
ᛴ㏿࡟ዎ⣙ࢆࡋ࡞ࡅࢀࡤࠊዎ⣙ࢆࡍࡿᶵ఍ࢆኻ࠸ࠊཪࡣⴭࡋࡃ୙฼࡞౯᱁ࢆࡶࡘ࡚ዎ
⣙ࢆࡋ࡞ࡅࢀࡤ࡞ࡽ࡞࠸ࡇ࡜࡜࡞ࡿ࠾ࡑࢀࡀ࠶ࡿࡇ࡜ࠋ
஬
➨஑༑ᅄ᮲➨୍㡯ྛྕ࡟ᥖࡆࡿሙྜ࡟࠾࠸࡚ࠊᣦྡ➇த࡟௜ࡑ࠺࡜ࡍࡿ࡜ࡁࠋ
භ
➨஑༑ᅄ᮲➨஧㡯ࡢつᐃ࡟ࡼࡾࠊ㝶ពዎ⣙࡟ࡼࡿࡇ࡜ࡀ࡛ࡁࡿሙྜ࡟࠾࠸࡚ࠊᣦྡ
➇த࡟௜ࡑ࠺࡜ࡍࡿ࡜ࡁࠋ
୐
➨஑༑஑᮲➨୍ྕ࠿ࡽ➨༑ඵྕࡲ࡛ࠊ➨஑༑஑᮲ࡢ஧ཪࡣ➨஑༑஑᮲ࡢ୕ࡢつᐃ࡟
ࡼࡾ㝶ពዎ⣙࡟ࡼࢁ࠺࡜ࡍࡿ࡜ࡁࠋ
-3-
11
9/9(火)追加提出分
1
国有林野の売払いの基準については、「国有林野処分の実施方針につい
て(抜粋)」を提出頂いたが、当該方針の法令上の根拠をご教示願いたい。
また、当該方針は極めて抽象的なものにとどまっているが、国有林野の
売払い及び貸付けについて、更に詳細に定めている基準があれば頂きた
い。
1
国有林野を含む国有財産は、行政財産及び普通財産に区分される(国有財
産法第3条)。行政財産はすべて国において必要な用に供し、又は供するも
のと決定したものであり、売り払いができない(国有財産法第18条第1項)。
これは、行政財産が国の行政目的を遂行するための物的手段であり、国有
の公物であることから、その本来の用途又は目的が阻害されるおそれがある
ことを防止するためである。(「平成6年改訂国有財産法詳解」参照)
林野庁が所管する森林経営用財産は、行政財産に分類されており(国有財
産法第3条第2項第4号)、原則として売払い等の対象としない。
2
一方、国有林野事業においては、国有林野の活用によりその所在する地域
における産業の振興又は住民の福祉の向上に寄与することを管理経営の目標
の一つにしている。(国有林野の管理経営に関する法第3条)。
このため、公用、公共用や公益事業の用に供するときなどで、国有林野の
有する公益的機能の維持増進その他国有林野事業の使命達成上支障がない国
有林野に限って、限定的に売払い等ができることとしており、一定の基準を
示しているところである(国有林野の管理経営に関する法律第7条及び第8条
に規定)。
-1-
(参考条文)
○国有財産法(昭和23年6月30日法律第73号)(抄)
(国有財産の分類及び種類)
第三条
2
国有財産は、行政財産と普通財産とに分類する。
行政財産とは、次に掲げる種類の財産をいう。
一
公用財産
国において国の事務、事業又はその職員(国家公務員宿舎法
(昭和二十四年法律第百十七号)第二条第二号 の職員をいう。)の住居
の用に供し、又は供するものと決定したもの
二
公共用財産
国において直接公共の用に供し、又は供するものと決定し
たもの
三
皇室用財産
国において皇室の用に供し、又は供するものと決定したも
の
四
森林経営用財産
国において森林経営の用に供し、又は供するものと決
定したもの
3
普通財産とは、行政財産以外の一切の国有財産をいう。
(処分等の制限)
第十八条
行政財産は、貸し付け、交換し、売り払い、譲与し、信託し、若し
くは出資の目的とし、又は私権を設定することができない。
2
前項の規定にかかわらず、行政財産は、次に掲げる場合には、その用途又
は目的を妨げない限度において、貸し付け、又は私権を設定することができ
る。
一
国以外の者が行政財産である土地の上に政令で定める堅固な建物その他の
土地に定着する工作物であつて当該行政財産である土地の供用の目的を効果
的に達成することに資すると認められるものを所有し、又は所有しようとす
る場合(国と一棟の建物を区分して所有する場合を除く。)において、その
者(当該行政財産を所管する各省各庁の長が当該行政財産の適正な方法によ
る管理を行う上で適当と認める者に限る。)に当該土地を貸し付けるとき。
二
国が地方公共団体又は政令で定める法人と行政財産である土地の上に一棟
の建物を区分して所有するためその者に当該土地を貸し付ける場合
三
国が行政財産である土地及びその隣接地の上に国以外の者と一棟の建物を
区分して所有するためその者(当該建物のうち行政財産である部分を所管す
ることとなる各省各庁の長が当該行政財産の適正な方法による管理を行う上
で適当と認める者に限る。)に当該土地を貸し付ける場合
-2-
四
国の庁舎等の使用調整等に関する特別措置法 (昭和三十二年法律第百十
五号)第二条第二項 に規定する庁舎等についてその床面積又は敷地に余裕
がある場合として政令で定める場合において、国以外の者(当該庁舎等を所
管する各省各庁の長が当該庁舎等の適正な方法による管理を行う上で適当と
認める者に限る。)に当該余裕がある部分を貸し付けるとき(前三号に掲げ
る場合に該当する場合を除く。)。
五
行政財産である土地を地方公共団体又は政令で定める法人の経営する鉄
道、道路その他政令で定める施設の用に供する場合において、その者のため
に当該土地に地上権を設定するとき。
六
行政財産である土地を地方公共団体又は政令で定める法人の使用する電線
路その他政令で定める施設の用に供する場合において、その者のために当該
土地に地役権を設定するとき。
3
前項第二号に掲げる場合において、当該行政財産である土地の貸付けを受
けた者が当該土地の上に所有する一棟の建物の一部(以下この条において「特
定施設」という。)を国以外の者に譲渡しようとするときは、当該特定施設
を譲り受けようとする者(当該行政財産を所管する各省各庁の長が当該行政
財産の適正な方法による管理を行う上で適当と認める者に限る。)に当該土
地を貸し付けることができる。
4
前項の規定は、同項(この項において準用する場合を含む。)の規定によ
り行政財産である土地の貸付けを受けた者が当該特定施設を譲渡しようとす
る場合について準用する。
5
前各項の規定に違反する行為は、無効とする。
6
行政財産は、その用途又は目的を妨げない限度において、その使用又は収
益を許可することができる。
7
地方公共団体、特別の法律により設立された法人のうち政令で定めるもの
又は地方道路公社が行政財産を道路、水道又は下水道の用に供する必要があ
る場合において、第二項第一号の貸付け、同項第五号の地上権若しくは同項
第六号の地役権の設定又は前項の許可をするときは、これらの者に当該行政
財産を無償で使用させ、又は収益させることができる。
8
第六項の規定による許可を受けてする行政財産の使用又は収益について
は、借地借家法 (平成三年法律第九十号)の規定は、適用しない。
-3-
○国有林野の管理経営に関する法律(昭和26年法律第246号)(抄)
第二条
一
この法律において「国有林野」とは、次に掲げるものをいう。
国の所有に属する森林原野であつて、国において森林経営の用に供し、
又は供するものと決定したもの
二
国の所有に属する森林原野であつて、国民の福祉のための考慮に基づき
森林経営の用に供されなくなり、国有財産法第三条第三項の普通財産とな
つているもの(同法第四条第二項 の所管換又は同条第三項 の所属替をさ
れたものを除く。)
2
この法律において「国有林野事業」とは、国有林野の管理経営(国有林野
と一体として整備及び保全を行うことが相当と認められる民有林野の整備及
び保全であつて、国が行うものを含む。以下同じ。)の事業をいう。
(国有林野の管理経営の目標)
第三条
国有林野の管理経営の目標は、国土の保全その他国有林野の有する公
益的機能の維持増進を図るとともに、あわせて、林産物を持続的かつ計画的
に供給し、及び国有林野の活用によりその所在する地域における産業の振興
又は住民の福祉の向上に寄与することにあるものとする。
(国有林野の貸付け、売払い等)
第七条
第二条第一項第一号の国有林野は、次の各号のいずれかに該当する場
合には、その用途又は目的を妨げない限度において、契約により、貸し付け、
又は貸付け以外の方法により使用(収益を含む。以下同じ。)させることが
できる。
一
公用、公共用又は公益事業の用に供するとき。
二
土地収用法 (昭和二十六年法律第二百十九号)その他の法令により他
人の土地を使用することができる事業の用に供するとき。
三
第六条の二第一項の計画に従つて整備される公衆の保健の用に供する施
設の用に供するとき。
四
放牧又は採草の用に供するとき。
五
その用途又は目的を妨げない限度において、貸し付け、又は使用させる
面積が五ヘクタールを超えないとき。
2
前項の規定により国有林野を貸し付け、又は貸付け以外の方法により使用
させる場合には、国有財産法第二十一条 から第二十五条 まで(鉄道、道路
その他政令で定める施設の用に供される土地に地上権を設定する場合にあつ
ては、第二十一条及び第二十三条を除く。)の規定を準用する。
-4-
第八条
第二条第一項第二号の国有林野を売り払い、貸し付け、又は使用させ
ようとする場合において、次に掲げる者からその買受け、借受け又は使用の
申請があつたときは、これを他に優先させなければならない。
一
当該林野を公用、公共用又は公益事業の用に供する者
二
当該林野を基本財産に充てる地方公共団体
三
当該林野に特別の縁故がある者で農林水産省令で定めるもの
四
当該林野をその所在する地方の農山漁村の産業の用に供する者
-5-
2
国有林野の売払いの事例をいただいたが、全体でどの程度の売払いが行
われているのか、過去の推移も含め、ご教示願いたい。
過去20年間の林野売払い実績は、以下の通り。
なお、売払面積は減少傾向にあるが、これは、公共事業の減少に伴い、「公
用・公共用用途(ダム、道路等)」の売払事例が減少したためである。
(単位:ha)
年度
林野売払面積
平成6年度
4,077
平成7年度
3,751
平成8年度
3,773
平成9年度
3,357
平成10年度
2,500
平成11年度
1,726
平成12年度
1,740
平成13年度
1,803
平成14年度
1,631
平成15年度
2,203
平成16年度
1,034
平成17年度
843
平成18年度
883
平成19年度
586
平成20年度
414
平成21年度
514
平成22年度
462
平成23年度
359
平成24年度
509
平成25年度
190
(参考)森林経営用財産(森林・原野)(行政財産)
758万ha
普通財産(森林・原野)0.3万ha
(※平成25年度末時点)
-6-
3
国有林野の貸付け等については、国有林野の管理経営に関する法律第
7条第1項において、可能な場合が規定されているが、
①この場合に限られている理由は何か
②この規定に基づき貸し付けた国有林野はないのか。貸し付けた件数と
具体的な事例をご教示願いたい(各号ごとに)。
1
国有財産法において、行政財産は、原則、貸付けを行うことができない(国
有財産法第18条)とされている。
2
国有林野は国有財産法上の行政財産であるが、国有林野は地域的分布の広
大さ、成立の沿革及び所在地域住民との密接な関わりといった特殊性から、
他の行政財産と同様一律の取り扱いとすることは、地元住民の協力を必要と
する国有林野の管理経営に支障を来すおそれがあるため、行政財産であって
も地元住民に貸付けを行うことが認められている。
3
その貸付を出来ることとされているものが、国有林野の用途目的を妨げな
いもので、それと同等若しくはそれ以上の公共性を有する用途、又は、所在
地域の地元住民の福祉の向上等に役立つ用途として、国有財産法の特例とし
て、「国有林野の管理経営に関する法律」第7条第1項各号に定められてい
るものである。
4
貸付けた件数、面積(平成25年度末)と具体的な事例は次のとおり。
1号 28,429 件
40,226 ha …
2号
255 件
3号
0 件
4号
517 件
9,559 ha …
採草放牧地
5号 5,752 件
1,420 ha …
農道、用水路
計
51,936 ha
34,953 件
732 ha …
都道府県道、電気事業用地
鉱業用地
-7-
4
分収造林制度について、
①なぜ植栽から行わなければならないのか。既存林の枝打ち・間伐から
契約してもよいのではないか。
国有林の分収造林制度は、「国有林野の管理経営に関する法律」に基づき
国が行うことができるとされている制度であり、国は国有林野を提供する一
方、契約相手方は一連の造林行為(植栽、保育(下刈り、除伐、枝打ち、保
育の目的で行う間伐))を行う義務を負うものである。造林された樹木は、
国と造林者と共有となり、収益を得る目的で行う間伐及び主伐による樹木の
販売は国が実施し、その収益は契約時に定められた分収割合により分収する
ものである(国有林野の管理経営に関する法律第9条、国有林野の管理経営
に関する法律施行規則第36条2)。
このため、既存林の枝打ち・間伐から契約することはできないこととなっ
ている。
-8-
(関係条文)
○ 国有林野の管理経営に関する法律(抜粋)
(昭和二十六年六月二十三日法律第二百四十六号)
第三章
分収造林
(分収造林契約の締結)
第九条
農林水産大臣は、国有林野について、契約により、国以外の者に造
林させ、その収益を国及び造林者が分収するものとすることができる。
(分収木の持分等)
第十一条
分収林につき、分収造林契約に基づき植栽した樹木(以下この章
において「分収木」という。)は、国と造林者との共有とし、その持分は、
当該契約に定められた収益分収の割合によるものとする。
2~4(略)
○
国有林野の管理経営に関する法律施行規則
(昭和二十六年六月二十三日農林省令第四十号)
第三章
分収造林
(分収)
第三十六条
分収林の収益分収は、分収木の売払代金をもつてする。ただし、
国が保存することを必要とする樹木がある場合には、材積をもつて
することができる。
2 分収木の売払いは、森林管理局長又は森林管理署長が造林者と協
議して行うものとする。
3 (略)
-9-
4②
収益を分収するのではなく、国は貸付料を徴収し、収益そのもの
は契約者に帰属させる仕組みとすることはできないか。
国有林野については、国有財産法上、行政財産と位置づけられているもの
であることから、国が貸付料を徴収し、森林の使用収益権を全面的に特定の民
間事業体に委ねることは国有財産法上の規定から困難である。
- 10 -
5
民間事業者からのヒアリングによると、例えば山梨県の県有林につ
いて民間への貸付け事例があると聞いているが、一方で、国有林の民
間への貸付が困難である理由を教示頂きたい。
県有林には国有財産法の適用はなく、その取扱については条例等で規定され
るものである。
なお、国有林野を民間に貸し付けることについては、3への回答にあるよう
に一部に可能なものがあるが、特定の民間事業体が森林経営を行うために貸し
付けることは、4でも回答している通り困難である。
- 11 -
6
国有林野事業について、前回のヒアリングでは、国有林のスケール
メリットを活かすことが重要であり、貸付け等を行えば国有林の優位
性が失われるとの説明を受けたが、国有林が点在する場合や一定区域
内で国有林の割合が民有林の割合より小さい場合には、当該区域の経
営を一括して民間に任せることが合理的ではないか。
1
国有林野は、国有財産法上、行政財産と位置づけられているものであるこ
とから、その区域等に関わらず、その経営を一括して特定の民間事業者に委
ねることは、国有財産法上の規定から困難である。
2
そのような中で、地域の施業集約化の取組を支援するため、国有林野に隣
接する民有林と連携して森林共同施業団地を設定し、路網の連結等を通じて
民有林内での効率的な団地形成を促す取組を進めているところである。
- 12 -
Fly UP