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CAI - JNXセンター
≪JNXセミナー2011≫ CAI動向と新サービスについて 2011年11月9日 日本アイ・ビー・エム株式会社 [email protected] © 2011 IBM Corporation 本日のアジェンダ 本日のアジェンダ 1:CAIについて 2:CAIを利用した活用事例と採用理由 3:新機能,新サービスのご紹介 © 2011 IBM Corporation 本日のアジェンダ 1:CAIについて 2:CAIを利用した活用事例と採用理由 3:新機能,新サービスのご紹介 © 2011 IBM Corporation CAIについて(概要) JNXとは? ・Japanese automotive Network eXchange -自動車業界共通ネットワーク基盤 ・業界で統一したネットワークを利用することによるコスト削減 概略全体図 幹事会社 A社 幹事会社 B社 B社アプリ ケーション アプリケーション接続 サービス JNX データ交換BOX A社 認証/ユーザ管理 ポータル データ交換 サービス CAI データ 変換 C社 ・機密性の高いネットワーク -暗号化技術(IPSec)を採用 データ変換 サービス CAIとは? ・JNX上でサービスされているアプリケーション共通基 -データ交換BOX、データ変換サービス -アプリケーション接続サービス 仕入先 C社 4 アプリケーション共通基盤(CAI)とは CAIは、JNXネットワークの活用拡大に向けて、「アプリケーションを構築・展開する上で の共通機能項目を洗い出し、①開発・運用・展開コストの削減②新たなアプリケーション 展開の迅速化 ③シンプルで使いやすい仕組みを実現」を目指し自工会の指導のもと 構築されたアプリケーション基盤です。 自動車メーカー・他業界バイヤー 業界共通 幹事会社提供 ASP提供 アプリケーション アプリケーション アプリケーション アプリケーションは、アプリケーション提供法人の個別構築・運用 データ変換サービス ・EDIFACTデータの提携フォームへの 変換 データ交換ボックスサービス アプリケーション接続サービス(ポータル機能) ・多種多様データの蓄積交換を提供 ユーザー登録システム ユーザー・ディレクトリー ・認証/ポータルに必要な情報を管理 ユーザー認証 インダストリー・ポータル ・共通基盤へのユーザー登録 ・コンテンツ/アプリケーションの表示 ・共通基盤へのアプリケーション登録 ・ユーザーごとにカスタマイズ可能 ・アプリケーションのためのユーザーIDを取得し、その情報を保持 ・アプリケーションや情報ポータルに対するシングル・サイン・オンも可能 CAI (アプリケーション共通基盤) JNX サービス プロバイダー © 2011 IBM Corporation ASP コンテンツ業者 CSP CSP 部品メーカー 5 CAIのサービス機能その1(ポータル・認証) 各企業が独自にアプリケーションを開発し、JNX上で運用・展開する際に必要な情報ポータルやユーザー認証 などベースとなる機能を網羅しています。 B社アプリケーション Webサーバー 1. 2. 3. 4. ユーザー登録によるマイ・ポータル ユーザー単位のアプリケーションごとのアクセス制御 1つのユーザーIDで各種業務が利用可能 データ交換BOXへのシングルサインオン 情報ポータル A社アプリケーション Webサーバー ユーザー認証 データ交換ボックス アプリケーション ユーザー データ交換ボックス ユーザーID体系の 標準化 ユーザー管理 項目の標準化 ユーザー・ ディレクトリー CAI アプリケーション共通基盤 情報ポータル画面イメージ 標準化された操作手順とユーザー登録手順 6 © 2011 IBM Corporation CAIの機能その2(データ交換ボックス) アプリケーション共通基盤(CAI)内のデータ交換ボックスを各社に契約・開設していただくことで、他のユーザー とのファイル交換を実現するサービスです。クライアントから直接アクセスする「ブラウザ接続」と、社内に送受信 サーバーを設置する「サーバー接続」の2タイプがあります。 メーカーA社 CAIアプリケーション共通基盤 データ交換ボックス お取引先B社 契約交換ボックス A社様用 交換ボックス B社様用 交換ボックス フォルダー A社用 フォルダー お取引先A社 JNX ブラウザPC ブラウザー接続 B社用 フォルダー ・一つのボックスで複数のユーザーとやり取り可能 ・ボックスの容量による定額料金(標準1GB) ・簡単/容易なメール感覚の送受信操作 ・大容量データに向いた、自動圧縮・解凍機能 ・エラー時の自動リトライ機能 ・ユーザー毎フォルダーによる機密管理 ・SSL通信による暗号化 © 2011 IBM Corporation 基幹システム サーバー接続 ユーザー認証 お取引先A社 契約交換ボックス ユーザーA社 交換ボックス データ交換 サーバー ユーザーA社 契約交換ボックス 送受信サーバー (CAI通信支援パッケージ) 送受信サーバー (CAI通信支援パッケージ) 基幹システム お取引先B社 サーバー接続 ブラウザPC 7 CAIの機能その3(データ変換サービス) 【サービス概要】 貴社のBOXに届くEDIFACTデータをFLAT(もしくはcsv)に変換するサービス ・変換サービスを契約する際、データ便の件名、カテゴリー、サブカテゴリーと添付ファイルの変換種類などを申請していただきます。 ・ユーザにデータ便が届くと、申請に基づき、変換サービスサーバーに転送され、変換処理を行った後、再びユーザーにデータ便 を返信します。 ・ユーザーはオリジナルのデータと変換後のデータを受け取ります。 EDIFACT 幹事会社 CAIセンター データ交換ボックス EDI メッセージ 幹事会社 ボックス 変換サービス 要求 JN サプライヤー ボックス X FLAT/CSV EDIFACT変換 (FLAT/CSV) 結果 受 信 仕入先 変換済データ ・FLAT/CSV EDI メッセージ 原本 EDIFACT © 2011 IBM Corporation 8 CAIの機能その4(アプリケーション接続) お客様がJNX/CAI上でアプリケーションを公開する際に必要となる、「認証・ポータル」等の機能をご提供する サービスです。標準・共有型サービスのため、お客様は多大な初期投資やお客様自身による運用管理業務から 開放されます。お取引先様へアプリケーションを公開する際に有効なサービスです。 CAIアプリケーション共通基盤 ②③ ① お客様サイト Webサーバ ポータル DBサーバ データ交換 ボックス ④ 認証 JNX お取引先様の利便性向上のため、 ① ~ ④のシングル・サインオンを実現 お取引先様 ①CAI ログイン ②CAIポータル表示 ③ポートレット表示 タブ お客業様 メニュー ID、パスワード入力 タブの切り替え ※CAIのサービスメニューである「データ交換ボックス接続サービス」も同様に利用可能です。 「データ交換ボックス接続サービス」については、別途ご契約が必要となります。 ※シングルサインオンを利用するためには、ユーザーID体系の見直しが必要となります。 © 2011 IBM Corporation お客様 ページ 9 CAIサービス利用社数の推移 幹事会社の利用拡大 1000社 越え 900社 1000 919社 945社 992社 854社 825社 900 JNX-LA対応 800 海外接続対応 586社 700 OSS対応 仕入先の加入増 600 488社 自動車リサイクル対応 500 アプリケーション接続展開 400 機能拡張 EDI展開 300 WEB自動受信機能 150社 200 100 0 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 10 © 2011 IBM Corporation 本日のアジェンダ 1:CAIについて 2:CAIを利用した活用事例と採用理由 3:新機能,新サービスのご紹介 © 2011 IBM Corporation 【データ交換を検討されているお客様へ】すでにCAIをご利用されているお客様の選定理由 ①システム面からの選定理由 ②展開面からの選定理由 □短期間且つ低コストでのシステム構築を実現 □取引先への展開を短期間且つスムーズに実現 社外とのデータ交換基盤を一から自社で構築するとなると 要件の確定、セキュリティの確保など検討すべき事項が 多く高コストとなるがCAIであれば、すぐにデータ交換を始める事が 可能 ⇒自動車業界共通ネットワーク基盤として位置づけられて いるJNXを利用。会員制の閉域網ネットワークのため高い セキュリティを確保。安価なサービスの登場により、お手軽 にJNXをご利用可能 □大容量データが交換の実現 □取引先対応の負担が軽減 大容量のデータ間をNW環境があまりよくない地域に対しても 実現。また、CAIはもともと図面データ交換を意識して設計されて いるため、Resume機能や暗号化機能を標準実装。 またCAIはBOX単位の定額制課金であるため他の従量課金の サービスに比較して安価 CAIは契約、登録、使い方、障害に対応するためのヘルプデスク を24時間365日OPENしています。特に取引先に対してシステム メンテナンスの告知など、CAI側ですべてのユーザー様向けに実施 いたしますので、お客様側での負担が軽減 ④運用面からの選定理由 □日々の複雑なシステム運用が軽減 CAIのサービスを利用することでデータ交換に関わる複雑なシステム のメンテナンスが不要。自社にあるブラウザー及び、サーバー以外に 関してはすべてCAIセンター側で実施。 ③グローバル対応の実現 □英語環境でのデータ交換実現 データ交換はボックスブラウザー画面を英語に切り替えることが可能 □運用に関わるトータルコストの削減 データ交換に関してCAIセンターにて運用、メンテナンス、老朽化対 策を実施するため、運用コスト削減に貢献。また常設のヘルプデス クがユーザーの疑問や障害対応を実施するため取引先を含めた運 用のトータルコスト削減を実現 言語を選択 12 【活用例】海外取引先様との図面データ交換事例 お客様の声 : ①自社のCAD展開でCADデータを送付するので、セキュリティーを重視しJNXの活用を検討。 ②CADデータの送受信に有効と判断してCAIの活用を決定。 ③GWサービスを利用して海外からのアクセスが可能。 海外としては、 CAIセンター 台湾、中国、インド、イタリア にて利用中! 海外関連 会社 幹事会社 CAD A社 EDI 幹事会社 GW インターネット JNX 海外関連会社・取引先 A社本社 ブラウザPC EDIFACT変換 生産系ホスト A社設計開発部門 ブラウザPC 図面庫 13 ※海外関連会社様のボックスのご契約はA社様にて実施いただいております 【展開、運用事例】取引先企業への展開支援例 [新しいシステムを取引先様に展開する際に多いコメント] ・取引先へのシステム展開が分からない ・利用開始までの取引先フォローに人と時間がさかれ本来の業務に支障をきたす ・情報システムについての知識がないため、運用が大変 ・運用開始後も取引先からシステムに関する ご担当者様 【CAIでの解決策】 約6ヶ月で360社様への展開 3段階に分けて、全サプライヤー様へ の展開を短期間で確実に実施 自動車メーカー IBM.comで培ったノウハウでユーザー 様の登録をサポート IBM.comで培った、電話、e-mail、web を利用したお客様とのコミュニケーショ ンノウハウを活かし、お客様の登録作 業をサポートいたします。 24時間365日対応のヘルプデスク 24時間365日対応のヘルプデスクを設 けております。障害のお問合せや、使 い方が分からないなど、日ごろの運用 でお困り事が発生した場合、CAIヘル プデスクにて対応いたします。 10% Tier1 Suppliers 約360社 ? 90% Tier2/3 Suppliers 14 本日のアジェンダ 1:CAIについて 2:CAIを利用した活用事例と採用理由 3:新機能,新サービスのご紹介 © 2011 IBM Corporation Web自動受信サービス 概要図 ・データ交換ボックス(ブラウザー接続)に、「自動受信機能」を標準提供します。 ・ログイン後、「自動受信用ボタン」を押すことで、自動受信用アプレットが起動し、自動受信処理 を開始します。自動受信アプレットが、定期的にセンターにデータ便を取りに行きます。 CAIセンター サプライヤー(ブラウザー接続) 幹事会社 ボックス 部品メーカー ボックス Windows + IE 基幹システム 自動受信用アプレット JNX 幹事会社(サーバー接続) 基幹システム 連携 モジュール 注)基幹システムとの連携は本ご提案に含みません データ交換ボックス ブラウザー接続ユーザーの操作手順 起動 1.CAIに ログイン ■データ交換ボック ス自動受信サービ スはこちらから 2.データ交 換ボックス 「自動受 信」を選択 3.受信トレイ の表示 4.対象 データ便 選択 5.データ ダウンロー ド 6. ログアウト 自動受信用アプレット © 2011 IBM Corporation ※1時間単位に自動受信を行う 16 Web自動受信機能 サービスによるメリット 【実装機能】 自動受信機能 未ダウンロード 表示(送信側/受信側) データ便IDによる検索機能 ファイルプレビュー機能(事前に添付ファイルを確認可能) 【メリット】ブラウザー環境で稼動するWeb自動受信機能により、 1:手動でのオペレーションミスに対するリスク回避 2:自動受信による業務工数の削減による利便性向上 © 2011 IBM Corporation 17 それではデモをご覧ください。 クリックしてください © 2011 IBM Corporation JNX-CAI専用Webサイト(JNX-CAI/ibm.com)のご紹介 http://www.ibm.com/easyaccess/jpgsauto/ 登録無料 JNX-CAI専用Webサイト(JNX-CAI/ibm.com)では、アプリケーション共通基盤(CAI) およびCAIデータ交換ボックスの 概要をご確認いただけるほか、CAI利用に関する各種情報・Web申請ツールをご提供しております。 *6ヶ月以上アクセスのないユーザー様は当インターネット・サイトから削除されますので、再度アクセスの登録をお願いいたします。 © 2011 IBM Corporation 19 よりお客様のニーズの多様化におこたえするために 世界的にもシェアの高いスターリングコマース 社の買収により、EDIにおけるお客様の多様 なニーズに対して柔軟なサービスのご提供を 実現! ‐グローバル対応 ‐標準化対応 ‐多プロトコル対応 ‐データ変換対応 © 2011 IBM Corporation など 20 「自動車業界向け市場情報分析環境提供サービス」の概要 本サービスは、NHTSA*(米国運輸省道路交通安全局)が公開している、自動車に関する北米利用者からの提供情報を データとして活用し、それを収集し分析する環境をご提供するものです。 NHTSAに提供されている情報は2010年2月時点で60万件を超え、これらの膨大な生の情報を収集し分析することによっ て、顧客満足度向上や他社製品に対する競争力強化のヒントを得ることができます。 本サービスは JNX** (自動車産業をはじめとする産業界をつなぐ業界共通ネットワーク) を通じてご提供いたします。これに より、高いネットワークセキュリティーと信頼性の下で効率的・経済的に本サービスをご利用いただくことができます。 部品メーカーA 部品メーカーB 自動車メーカーB 部品メーカーC 自動車メーカーA データ分析 (CSV) 部品メーカーD 米国 NHTSA DB (利用者の声) IBM 自動車業界向け 市場情報分析アプリケーション IBM CCA - Cognos Content Analytics *NHTSA: 米国運輸省道路交通安全局 © 2011 IBM Corporation **JNX: Japan automotive Network eXchange 21 NHTSA (米国運輸省道路交通安全局) と提供データ NHTSAは、全米の一般ユーザーが自動車に関する不具合情報を入力できるサイトを用意し、日々情報を収集している。 NHTSAは、本サイトで収集したデータを日々更新しCSVファイル形式で全世界に向けてインターネット公開している。 本データは、自動車メーカー、車種や発生日などの47項目の構造化データと消費者が記入したフリースタイルの非構造化 データからなり、ユーザーの生の声が2010年2月時点で約60万件収集されている。 NHTSAは、リコールを勧告する際のデータソースとして、本データを利用している。 データ入力サイト © 2011 IBM Corporation データ・ダウンロード・サイト 22 ご清聴ありがとうございました。 CAIに関する連絡先 – [email protected] – ibm.comセンター 末廣 佐都子 フリーダイヤル:0120-821-120 © 2011 IBM Corporation 23