Comments
Description
Transcript
こちら - 日本工学教育協会
ISSN 1341−2167 2016-5 vol.64 no.3 特集「産学連携や企業内教育による 技術者の育成」 工学教育 特集「産学連携や企業内教育による技術者の育成」 Journal of JSEE 64巻3号・平成28年5月 工 教 言 地域連携による学生共育 松 尾 直 規 2 特 集 号 趣 旨 特集「産学連携や企業内教育による技術者の育成」の趣旨 清 尾 克 彦 3 角 田 陽 【産学連携による技術者の育成】 ��������������������������������� 論 説 産業界で活躍する理工系人材の戦略的育成について 小 野 隆 彦 4 産学連携による工学教育の更なる振興に向けた一提案 武 田 晴 夫 10 産学連携による工学教育の更なる振興に向けて 小 宮 一 仁 16 産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制の整備について 鳥 塚 豊 22 プロジェクト型産学連携教育に関する一提言 雑 賀 高 26 工学教育推進に向けた基礎教育改善への提言 大 原 茂 之 30 古 川 修 35 論 文 産学・地域連携PBLによる実学教育の試み 長谷川 浩 志 山 崎 敦 子 井 上 雅 裕 間 野 一 則 学会実施のコンテスト型PBLによる組込みシステム教育 渡 辺 晴 美 41 三 輪 昌 史 元 木 誠 小 倉 信 彦 久保秋 真 細 合 晋太郎 菅 谷 みどり 久 住 憲 嗣 事 例 紹 介 地域産業連携型インターンシップによる特色あるキャリア 教育への取り組み 関 根 紳太郎 47 金 澤 亮 一 大 塚 友 彦 次代を牽引する情報セキュリティ人材育成事業 「セキュリティ・キャンプ」 伊 藤 彰 朗 54 【企業内教育による技術者の育成】 �������������������������������� 論 文 PBLを用いた企業内若手IT技術者教育 中 島 啓 介 61 企業のETロボコン参加活動と教育効果 土 樋 祐 希 67 技術研修を通じた学習意欲向上施策の効果の評価 川 野 篤 子 73 磯 貝 恵美子 工学教育 Journal of JSEE 64巻2号・平成28年3月 事 例 紹 介 スキル認定による「技術力見える化」への取り組み 佐々木 雄 史 79 京 谷 美代子 永 井 敏 隆 上 原 慶 子 森 山 順 一 菅 原 正 智 大 濱 高 東南アジアの在職職業訓練指導員の能力向上事業における 入 倉 則 夫 84 統計的品質管理の学習 奥 猛 文 横 川 慎 二 報 告 「企業技術者教育委員会」活動報告 井 川 英 治 90 中 山 良 一 92 第4回 JSEE AWARD 審査経過報告 広場 - 教育士の思い - グローバル化時代における次世代工業技術者教育の重要性について 芦 野 慎 93 オ ア シ ス 時間と環境が作るもの 寺 内 文 雄 94 日工教からのお知らせ 公益社団法人日本工学教育協会 関西工学教育協会 第64回年次大会プログラム 95 「理工系人材育成のための工学教育」 平成28年度実施 教育士(工学・技術)資格審査応募要領 97 「工学(融合複合・新領域)関連分野」審査講習会のご案内 99 100 編 集 後 記 オアシス O a s i s 時間と環境が作るもの 千葉大学大学院工学研究科 寺 内 文 雄 人は自分に興味があることや,好きなことには夢 中になれるが,興味のないことや好きではないこと としては,障害のある人たちに向けた製品提案が挙 げられる.こちらでは医療や福祉を専門領域とする をしなければいけないのは苦痛である.ただ人によ って夢中になれることは違うし,最初は興味がなく とも,だんだん夢中になっていくこともある.そし 方と一緒に,障害当事者のニーズを満たし,自立を 支援するための製品提案を試みている.対象者は脳 血管障害や交通事故などに起因する半身麻痺のある て努力したことが目に見えたときや達成感が得られ たときには自信が持てる.スポーツでも音楽でも, 研究でも,本当に楽しめるようになるまでには,多 人や視覚障害者で,彼らの笑顔を見たくて,作って は評価してもらい,作り直す,の試行錯誤を繰り返 す.これらは障害当事者を対象としているために, くの失敗と長い時間が必要である. これまで多くの時間を過ごした学生の頑張りや伸 び代には実に驚かされている.寝る時間を削って, 丁寧にモノを作ってみたり,繰り返し計算してみた 一般化することが難しく,そのためには,より多く の特殊解を集める必要がある. どんな研究も,試行錯誤と多くの時間が必要な点 は同じである.ならば多くの人と長い時間を過ごす りして,何度も試行錯誤を繰り返している. 彼らとともにここ数年は,興味を起点として発想 する研究と,ニーズに対応した研究を並行して行っ ている. 興味を起点とする研究のひとつは,使ってい くうちにだんだん良くなる人工材料の開発である. 皮革や木材,蔓製品などのように,天然材料のなか には数年間あるいはそれ以上の時間使用することに よって,徐々に味わいが深まっていくものがある. その逆にプラスチックのような材料は,経年劣化と 呼ばれ,できたときが最高の質感で,使っていくう ちにその印象が悪くなるためと考えられる.徐々に 良くなるような人工物のサンプル作りは,とにかく 試行錯誤である. 並行して行っているニーズに対応した研究の一例 研究室は,居心地のよい環境であった方がいい.そ のためには,できるだけ雰囲気がよいことが重要で ある.ある人が職場を「ぬか床」に例えていた.い い状態に保ち続けるためには,いろいろな野菜を入 れることと毎日手入れをする必要がある.なるほど, そう例えられるのもうなずける.良いぬか床は一朝 一夕にはできない.育つのにも時間がかかる.そし て,野菜はつける時間で味が変わってくる.ちゃん と手入れをしていても,ぬか床は柔らかくなったり, 酸っぱくなったりすることがある. 毎日手入れをするのはさすがに難しいと思いなが ら,長い時間を過ごせる環境を作るための努力しな がら,いろいろなことに夢中になっていけたらと思 っている. ご存知ですか? 「工学教育」の前身誌「工業教育」創刊号から 論文や論説が Web で簡単に! ! 科学技術振興機構(JST)の行う Journal@rchive が J-stage と統合され使いやすくなりました.1953 年の創刊号から,ど なたでも閲覧が可能です.日工教のホームページ(https:// www.jsee.or.jp/)からどうぞ! ◀「新制大学における工業教育」内田俊一(東京工業大学長) 「工業教育」第1巻1号 p.1(1953) 94 工学教育(J.of JSEE), 64–3(2016) 日工教からのお知らせ Ⅰ Information 公益社団法人日本工学教育協会 関西工学教育協会 第 64 回年次大会プログラム 「理工系人材育成のための工学教育」 日 時:平成28年9月5日㈪~7日㈬ 会 場:〒565-0871 吹田市山田丘2−1 (4) 演題「心理学的アプローチによるイノベーショ ン創出とプロジェクト活性化」 大阪大学大学院工学研究科講義室等 (吹田キャンパス) 電話06-6879-7204 主 催:日本工学教育協会 関西工学教育協会 講師 : 大阪大学大学院工学研究科教授 森 勇介 後 援:文部科学省,経済産業省 工学教育研究講演会Ⅱポスターセッション 会場:工学研究科U3棟 311 講義室 開会挨拶(16:45 ~ 16:50) 第1日目(9月5日㈪) 受付(8:30 ~ 17:30) 工学教育研究講演会Ⅰ 会場:工学研究科各講義室 工学教育研究講演会委員長 野口 博 講演会(16:50 ~ 17:45) 開会挨拶(8:55 ~9:00) 講 演 会(9:00 ~ 12:15) 交流会(17:50 ~ 19:30) 会場:ポプラ通り福利会館2階食堂 司会:年次大会実行委員長 山中 伸介 開会挨拶 関西工学教育協会副会長 田中 敏宏 挨 拶 日本工学教育協会会長 松本洋一郎 〃 関東工学教育協会 乾 杯 関西工学教育協会副会長 北村 隆行 閉会挨拶 日本工学教育協会 各室座長 年次大会開会式(13:00 ~ 13:30) 会場:工学研究科U3棟 211 講義室 司会:年次大会実行委員長 山中 伸介 開会の辞 関西工学教育協会会長 大隈 信幸 会長挨拶 日本工学教育協会会長 松本洋一郎 祝 辞 文部科学大臣 馳 浩 大阪府知事 松井 一郎 大阪大学総長 西尾章治郎 表彰式(13:30 ~ 14:15) 会場:工学研究科U3棟 211 講義室 工学教育賞選考委員長経過報告 水野 明哲 第2日目(9月6日㈫) 受付(8:30 ~ 17:00) 工学教育研究講演会Ⅲ(9:00 ~ 12:15) 会場:工学研究科各講義室 国際セッションⅠ(8:55 ~ 12:00) 表彰式及び受賞代表挨拶 特別講演Ⅰ(14:30 ~ 16:30) 会場:工学研究科U3棟 211 講義室 特別講演Ⅱ(13:00 ~ 14:00) 会場:工学研究科講義室 司会:年次大会実行委員長 山中 伸介 (1) 演題「高等教育を取り巻く最近の状況について 司会:国際委員長 米田 隆志 (1) 演題「Approaching 100 years of the American (仮題)」 講師:文部科学省高等教育局専門教育課長 北山 浩士 (2) 演題「産業界の求める理工系人材ニーズと大学 Association of Engineering Education」 講師:アメリカ工学教育協会副会長 Catherine SKOKAN (2) 演題「(調整中)」 教育の現状について(仮題)」 講師:経 済産業省産業技術環境局大学連携推進 室長 宮本 岩男 講師:大阪大学大学院工学研究科教授 Prabhat VERMA (3) 演題「価値創出に向けたエンジニアリングデザ イン教育の課題」 講師 : 大阪大学大学院工学研究科教授 国際セッションⅡ(14:20 ~ 16:00) 会場:工学研究科U3棟 211 講義室 藤田喜久雄 教育力向上セッション(14:20 ~ 16:00) 会場:工学研究科C1棟 211 講義室 工学教育(J.of JSEE), 64–3(2016) 会場:工学研究科U3棟 211 講義室 95 工学教育研究講演会Ⅳ(14:15 ~ 17:00) 会場:工学研究科各講義室 第3日目(9月7日㈬) 受付(8:30 ~ 14:30) 工学教育研究講演会Ⅴ(9:00 ~ 12:30) 会場:工学研究科各講義室 シンポジウム(13:00 ~ 15:00) 「理工系人材育成のための工学教育」 会場:工学研究科U3棟 211 講義室 司会:年次大会副実行委員長 田中 敏嗣 大阪大学 Hitz(バイオ)協働研究所 所長/特任教授 中澤 慶久 大阪大学核酸制御(陽進堂)共同研究 講座特任教授 和田 忠士 閉会式(15:00 ~ 15:10) 会場:工学研究科U3棟 211 講義室 閉会司会:年次大会実行委員長 山中 伸介 JSEE 研究講演会発表賞・ポスター発表賞結果報告 工学教育研究講演会委員長 野口 博 閉会の辞 関西工学教育協会会長 大隈 信幸 パネリスト: 大阪大学ダイキン協働研究所招へい教授 展示 9月5日㈪9:00 ~9月7日㈫ 13:30 三木 淳 大阪大学マイクロ波化学共同研究講座 特任准教授 塚原 保徳 コマツ CTO 室室長 石野 力 日立造船株式会社常務取締役 清水 徹 会場:工学研究科U2棟 211 講義室 企業ランチョンセッション 9月6日㈫ 12:15 ~ 13:00 会場:工学研究科各講義室 第64回年次大会参加料金表(税込.参加費に資料代が含まれます) 料金項目 事前振込※1 当日支払 参加費 登壇料 10 , 000 ※2 参加費 ※2 登壇料 交流会参加費※3 日工教及び関西工教所属の 個人正会員 日工教・関西工教の団体会 員に所属する非会員の個人 15 , 000 非会員 学生 15 , 000 5 , 000 2 , 000 2 , 000 3 , 000 1 , 000 12 , 000 17 , 000 17 , 000 5 , 000 2 , 000 2 , 000 3 , 000 1 , 000 3 , 000 3 , 000 3 , 000 3 , 000 ※1 事前振込申込は HP から.7月15日㈮ 締切です. ※2 登壇料は,件数に関わらず一人あたりの金額をお支払いいただきます. ※3 交流会の当日キャンセルの場合は返金しません. 注意)今後,行事,催事内容,時間帯等は,変更・更新されます.詳細・お申込は,日工教 HP のイベントペー ジよりお願いいたします. 96 工学教育(J.of JSEE), 64–3(2016) 日工教からのお知らせ Ⅱ Information 平成 28 年度実施 教育士(工学・技術)資格審査応募要領 初めに 教育士(工学・技術)制度は技術者の育成を目的と する方々の教育能力の維持向上に資することを目的と して,平成17年度から発足しました.平成27年度まで に計995名が資格認定されています. 平成28年度につきましては,シニア教育士,教育士 について下記の要領で審査を実施いたします. 3.資格有効期間 教育士,シニア教育士資格の有効期間は5年間で す.(平成28年度認定の方は平成33年度末まで) 資格の継続には,有効期間最終年度に更新審査を受 けることが必要です. 教育士資格の更新の取り扱いについては当協会ホー ムページに掲載中ですので,ご参照ください. 1.資格対象者 教育士資格は,高等教育機関及び企業等で技術者 教育に携わる方すべてを対象とします. 以下のケースについても教育士の受審資格がありま す. 1)大学・高専などで英語や一般教養科目を教えてい る教職員で,工学系の人材育成に携わり,熱意があ る方 2)中学校・高校で,「技術」等の科目を教えている教 員で,大学・高専などでの工学系の学生の教育に関 与している方 3)企業や行政機関で,技術者育成プログラムの企画・ 運営をされている方 ※現在教育士資格を有する方がシニア教育士資格の取 得を希望する場合,及び平成27年度以前に教育士・ シニア教育士資格が失効した方が再認定を希望する 場合も,本応募要領に従い受審申請してください. 2.資格の名称と要求される工学・技術分野にお ける能力 教育士(工学・技術) 自己の専門分野における十分な知識を有した上で, 人材育成に対する高潔な情熱と見識を有し,適切な 指導・教育を実践し,学習者の能力を引き出せるこ と. シニア教育士(工学・技術) 自己の専門分野における高度な知識を有した上で, 教育に関する広範な知見や長期の経験に基づく見識 を有し,適切な指導・教育を実践し,学習者の能力 を引き出せること,さらに適切な企画,マネジメン ト能力を有すること. 直接シニア教育士を受審することは可能ですが,資 格に相当するレベルの知識,能力が要求されます. 工学教育(J.of JSEE), 64–3(2016) 4.提出書類 1)資格審査申請書及び他者からの推薦書 資格審査申請書の様式は,当協会ホームページよ りダウンロードしてください. (https://www.jsee.or.jp/certificate) 資格審査申請書に受審者の教育活動を熟知する人 (所属の上司等)からの推薦文・署名・押印が必 要です.但し,シニア教育士受審者の推薦者は教 育士審査委員に限ります. 2)工学教育・技術者教育に対する見識及び熱意を 記述した論文の提出.(内容を反映した題名をつ け,1行35字で,43行以上58行以下厳守.ただ し題名・所属・氏名は行数に含めない.) 注意事項:論文中での自機関の紹介及び受審者自 身の経歴披露は最小限にとどめ,誤字・ 脱字なきよう留意のこと. 3)受審料振込みの際,発行される明細書の写し. または振込み日と金額を証明できる書類. 4)教育士資格を有する方がシニア教育士を受審す る場合は,教育士資格認定翌年度から平成27年 度までの継続教育ポイント実績申告票 . 5.受審申請手続き及び受付期間 受審を希望する際には,資格審査申請書に所定の事 項をもれなく記入の上,受審に必要な書類を添付し受 付期間内に事務局宛に提出してください.なお,受審 料は8.及び10.を参照の上お振込み願います. 1)受付期間 平成28年7月1日㈮~9月30日㈮ 2)注意事項 提出書類は原則として電子ファイル化し,メー ル添付にて事務局担当宛お送りください. 郵送提出の場合,平成28年9月30日の消印有効 です. なお,提出書類は返却いたしません. 事務局で提出書類を確認後,メールにて受審者へ受 審申請受付完了の連絡をいたします. 97 6.審査内容と予定期間 1)審査内容 10.受審料,資格認定料の振込先 ミツ イ スミトモギンコウ ミ 教 育 士 受 審 者: 書類審査及び面接審査 シニア教育士受審者: 書類審査 2)書類審査実施時期 平成28年10月~平成28年11月 3)面接審査方法及び実施時期 面接審査は原則として受審者の所属機関において 実施します. 面接審査実施時期 平成28年9月~平成28年11月 (本年は,第64回日本工学教育協会年次大会会場に ても面接審査を実施する予定です.年次大会会場で の面接審査を希望する場合は、平成28年7月29日㈮ までに事務局にご連絡ください.) 7.審査方法,審査の流れ 受審者からの提出書類に基づき.「教育士(工学・技 術)委員会」による審査を経て当協会理事会(平成29 年1月開催予定)の承認をもって決定されます.承認 後, 審査結果を受審者全員に書面にて通知いたします. 合格者には,資格認定料入金を確認後,資格認定証を (会員の方は資格・会員カードも)送付します. 8.受審料 個人正会員: 7,000円 非 会 員: 10,000円 注意事項: 1)銀行振込での納入.(10.参照) 2)非会員が受審申請受付後に入会(個人正会員)し た場合,会員受審料との差額は返金いたしません. 9.資格認定料 個人正会員: 10,000円 非 会 員: 20,000円 注意事項: 資格認定料は,合格通知を受領しましたら該当する 金額を指定口座にお振込みください.(10. 参照) タ ドオリ シ テン 三井住友銀行三田 通 支店 振込先: (普)6862866 シャ) ニ ホンコウガクキョウイクキョウカイ 口座名: 公益社団法人日本工学 教 育 協 会 注意事項: 1)必ず申請者氏名を(個人正会員の方は会員番号も) 明記の上お振込みください.(例:099999コウガクアケ ミ) 2)お振込みの際発行される明細書の写し,または振 込み日と金額を証明できる書類を添付してくださ い. 3)受審申請受付後受審を取り下げる場合,受審料は 返金いたしません. 4)資格認定料は合格通知受領後にお振込みいただく ことになりますので,受審料と一緒にお振込みしな いようにご注意願います. 5)振込み手数料はお支払人負担にてお願いいたしま す. 6)振込みの場合は,当協会からの領収書は発行いた しかねますのでご注意ください. 11.平成28年度資格認定者の公表 理事会承認後,当協会ホームページ及び工学教育誌 に,氏名・所属を掲載します. 12. 受審申請書類の提出先及び受審に関する問い 合わせ先 [受審書類の提出先] 公益社団法人日本工学教育協会事務局 E-mail:[email protected] 〒108-0014 東京都港区芝5−26−20 建築会館4階 [受審に関する問い合わせ先] 担当:築野(つくの) T E L:03(5442)1021(代表) F A X:03(5442)0241 E-mail:[email protected] 電話対応:月 曜日から金曜日まで,9時〜 12時, 13時〜 17時(土曜日,日曜日及び祝日 等の休日を除く) 受審を希望または検討されている方を対象に,教育 士(工学・技術)制度の概要及び受審申請書類様式を 当協会のホームページに用意してございますので,各 自ご利用下さい. (https://www.jsee.or.jp/certificate) 98 工学教育(J.of JSEE), 64–3(2016) 日工教からのお知らせ Ⅲ Information 「工学(融合複合・新領域)関連分野」審査講習会のご案内 ログラムが認定されました.認定開始以来の新規認定 プログラムの累計は173教育機関,494プログラムにな りました.また,2015年度の審査は,約270名の審査員 開催場所:芝浦工業大学 豊洲キャンパス 交流棟401教室 講習会プログラム:当協会ホームページをご覧ください 参 加 費:7,000円.当日受付でお支払いください. (お 釣銭のないようにお願いいたします.) によって行われ, 約100名の審査員候補者がオブザーバ ーとして審査に参加しました(JABEE「2015年度認定 審査サマリーレポート」による). 参加定員:80名 申込み方法: 審査講習会参加申込書(当協会ホームページより 今後も多数のプログラムの認定審査が実施される予 定ですので,工学(融合複合・新領域)関連分野の教 育プログラム認定審査にあたる審査員養成のための講 ダウンロード)に必要事項記入の上,日本工学教 育協会事務局宛てにE-mailまたはFaxにてお申し 込みください. JABEE の2015年度審査の結果,8プログラムが新規 に認定され,認定継続審査,中間審査を合わせて98プ 習会を開催いたします.高等教育機関(大学・高専), 企業からの積極的なご参加をお願い申し上げます. なお,JABEE 審査員として登録されるためには,本 講習会修了後,審査員候補者登録をしていただき,オ ブザーバーとして本審査を経験していただくことが必 要です. (詳細は今後変更される場合があります) 開催日時:平成28年7月16日㈯ 9:30 ~ 17:30 (受付開始 9:00) 申し込み期限:7月4日㈪ 17:00(厳守) 申し込み・お問い合わせ: 公益社団法人日本工学教育協会 事務局 築野俊雄 E-mail:[email protected] 電話: 03−5442−1021 Fax: 03−5442−0241 継続教育ポイント: 全プログラム(終日)参加者には12ポイント(7時 間+参加5ポイント) .それ以外の方は1時間につ き1ポイント+参加5ポイントが付与されます. 「オアシス」記事募集案内 日々工学教育に熱心に取り組まれている会員の皆 様からのより多くの声を発信する「オアシス」という コーナーは,広い砂漠の中で水を求めて,人や動物 が集まる憩いの場オアシスをイメージしています. 工学・技術者教育の範囲にとらわれることなく,広 く皆さんが日ごろ考え,感じられたことをお寄せく ださい. 投稿資格:日本工学教育協会個人正会員 投稿要領:本文1,200字以内(厳守).執筆要領は「寄 工学教育(J.of JSEE), 64–3(2016) 書」に準じます.投稿表紙種別「オアシ ス」にチェックを入れてください.筆名 (ペンネーム)や匿名での掲載も可能で す.なお,投稿時には他投稿と同様にお 名前,連絡先などは必要です. 投 稿 料:無料 審 査:編集・出版委員会で審査を行います. 投稿時期:随時受付 99 編集・出版委員会名簿 委 員 長 佐藤 之彦 副委員長 清尾 克彦 筆頭幹事 伊藤 操 幹 事 大塚 友彦,角田 陽,長嶺 拓夫,濱本 和彦,原田 昭治,八木 透 委 員 相本 毅,伊藤 照明,大村 直人,尾原 祐三,金森 満,金田 忠裕,加納慎一郎, 河原 哲夫,川又 政征,川森 重弘,北野 健一,北村 充,黄 啓新,鈴木 祐輔, 宋 相載,田中 秀和,坪井 泰士,所 哲郎,中谷 彰宏,中村 秀美,東山 浩士, 比屋根 均,三谷 芳弘,宮島 昌克,三好 匠,村上 享,安田 賢生,山際 和明, 清水 優史,砂金 孝志,岩本 靜男,浮貝 雅裕,貝原巳樹雄,草苅 敏夫,幸田 憲明, 後藤 幸弘,坂本 誠,佐藤 春樹,白川 直樹,住本 大吾,高木 睦,武尾 文雄, 谷口 進一,永井 翠,長谷川 明,英 崇夫,羽田 喜昭,前田 寿朗,松下 洋一, 溝端 一秀,見藤 歩,胸組 虎胤,森田 孝,安居 光国,山﨑 誠,山本 淳治, 吉村忠與志,吉村 敏彦,渡辺 修 表紙デザイン 森本 忠夫 編集後記 高齢化が進み,労働人口が減少するなか,産業構造 側からの高等教育の改革の概要と課題,学側の大学高 や形態もこれまでどおりとはいかず,高等教育改革も 専における企業や地域連携を含めた新しい形態の工学 めざましい勢いで進んでおり,工学教育もその影響を 教育の現状と課題,産側における最新の企業内教育の 受けています.知識重視よりも,自ら考えられるエン 現状と課題を多数ご報告頂きました.これらを概観す ジニアが強く求められるようになりつつあり,高等教 れば,日々の工学教育の改善に参考となる点が必ずや 育も,講義主体の教育から,産学連携や地域連携を活 複数見つかるように思います. かした教育へと進められつつあるように思います. 最後になりましたが,お忙しいなか玉稿をお寄せ頂 そうしたなかで,本号は,特集「産学連携や企業内 いた著者の皆様に心から感謝いたします. (角田 陽 記) 教育による技術者の育成」をお届けいたしました. 官 工学教育 64 巻3号 平成 28 年5月 20 日印刷 平成 28 年5月 20 日発行 発 行 所 印 刷 所 100 定価 3,000 円(税別) (会員頒布 2,500 円) 公益社団法人 日本工学教育協会 〒 108-0014 東京都港区芝5-26-20(建築会館4階) Tel.03-5442-1021(代表)Fax.03-5442-0241 E-mail:[email protected] https://www.jsee.or.jp/ ホクエツ印刷株式会社 工学教育(J.of JSEE), 64–3(2016) 日本工学教育協会 団体会員一覧(平成28年5月10日現在) 賛助会員(全31社) ㈱ IHI/アイシン精機㈱ / 旭化成㈱ /アズビル㈱ / 沖縄電力㈱ / 関西電力㈱ / 九州電力ホールディングス㈱ / コマツ㈱小松製作所 / 四国電力㈱ / 新日鐵住金㈱ / 住友電気工業㈱ /ダッソー・システムズ㈱(ソリッドワークス・ジャパン㈱) / 中国電力㈱ / 中部電力㈱ / 帝人㈱ / ㈱デンソー/ 東京電力㈱ / ㈱東芝 / 東芝総合人材開発㈱ /トヨタ自動車㈱ / 日本電気㈱ / 日本 ナショナルインスツルメンツ㈱ / 日置電機㈱ / ㈱日立製作所 / 富士通㈱ / 北陸電力㈱ / 北海道電力㈱ / 本田技研工業㈱ /マツダ㈱ / 三菱重工業㈱ / 三菱電機㈱ 企業会員(全36社 地区別) 【北海道】王子製紙㈱苫小牧工場 【東北】新日鐵住金㈱釜石製鐵所 /( 一社 ) 東北経済連合会 【北陸信越】㈱ホクシン 【関東】NECマネジメントパートナー㈱ / 住友重機械工業㈱ /( 一財)日本規格協会 /(公財)日本数 学検定協会 / 日本放送協会 / ㈱日立システムズ/ 三菱電機エンジニアリング㈱ 【東海】中央電気工事㈱ /(一社)中部産業連 盟 / 日本ガイシ㈱ 【関西】三菱電機㈱人材開発センター 【中国・四国】㈱アドウィン/イームル工業㈱ / ㈱技工団 /クラレ ケミカル㈱ /コトブキ技研工業㈱ /コベルコ建機㈱ / 五洋建設㈱中国支店 / 塩田工業㈱ / 新川電機㈱中国支社 / 瀬戸内共同火力㈱ / 大成建設㈱中国支店 / ㈱中電工 / 中電プラント㈱ / 野原建設㈱ / 広島ガス㈱ / ㈱フジタ広島支店 / 三井化学㈱岩国大竹工場 / ㈱ モルテン/リョービ㈱ 【九州】イサハヤ電子㈱ / 三井化学㈱大牟田工場 学校会員(全198校 地区別) 【北海道】北海道大学大学院工学研究院・工学部 / 室蘭工業大学 / 北見工業大学 / 千歳科学技術 大学 / 北海学園大学工学部 / 北海道科学大学 / 北海道科学大学短期大学部 / 函館工業高等専門学校 / 苫小牧工業高等専門学校 / 釧路工業高等専門学校 / 旭川工業高等専門学校 【東北】弘前大学大学院理工学研究科 / 岩手大学工学部 / 東北大学大学院工 学研究科・工学部 / 秋田大学大学院工学資源学研究科 / 山形大学工学部 / 福島大学共生システム理工学類 / 秋田県立大学大学院 システム科学技術研究科 / 青森大学ソフトウェア情報学部 / 八戸工業大学 / 石巻専修大学理工学部 / 東北学院大学工学部 / 東北 工業大学 / 東北文化学園大学科学技術学部 / 日本大学工学部 / 八戸工業高等専門学校 / 一関工業高等専門学校 / 仙台高等専門学 校 / 秋田工業高等専門学校 / 鶴岡工業高等専門学校 / 福島工業高等専門学校 【北陸信越】新潟大学工学部 / 長岡技術科学大学 / 富山大学工学部 / 金沢大学理工学域 / 福井大学大学院工学研究科・工学部 / 信州大学工学部 / 富山県立大学 / 新潟工科大学 / 金 沢工業大学 / 福井工業大学 / 新潟工業短期大学 / 長岡工業高等専門学校 / 富山高等専門学校 / 石川工業高等専門学校 / 福井工業 高等専門学校 / 長野工業高等専門学校 / 金沢工業高等専門学校 【関東】茨城大学工学部 / 筑波大学理工学群 / 宇都宮大学大学 院工学研究科 / 群馬大学大学院理工学府 / 埼玉大学大学院理工学研究科 / 千葉大学大学院工学研究科 / 東京大学大学院工学系研 究科・工学部 / 東京農工大学大学院工学府 / 東京工業大学 / 電気通信大学情報理工学部 / 横浜国立大学大学院工学研究院 / 山梨 大学工学部 / 首都大学東京大学院都市環境科学研究科 / 防衛大学校 / 足利工業大学 / 埼玉工業大学 / 日本工業大学 / ものつくり 大学 / 千葉工業大学 / 慶應義塾大学理工学部 / 工学院大学 / 国士舘大学理工学部 / 芝浦工業大学 / 成蹊大学理工学部 / 創価大学 理工学部 / 玉川大学工学部 / 中央大学理工学部 / 帝京大学理工学部 / 東海大学工学部 / 東京工科大学 / 東京工芸大学工学部 / 東 京電機大学 / 東洋大学工学部 / 日本大学理工学部 / 日本大学生産工学部 / 東京都市大学 / 明治大学理工学部 / 明星大学理工学部 / 早稲田大学理工学術院 / 神奈川大学工学部 / 神奈川工科大学 / 関東学院大学理工学部 / 湘南工科大学 / 茨城工業高等専門学校 / 小山工業高等専門学校 / 群馬工業高等専門学校 / 木更津工業高等専門学校 / 東京工業高等専門学校 / 産業技術高等専門学校 /サ レジオ工業高等専門学校 【東海】岐阜大学工学部 / 静岡大学工学部 / 名古屋大学大学院工学研究科 / 名古屋工業大学 / 豊橋技 術科学大学 / 三重大学工学部 / 静岡理工科大学 / 愛知工業大学 / 大同大学 / 中部大学工学部 / 豊田工業大学 / 名城大学理工学部 / 岐阜工業高等専門学校 / 沼津工業高等専門学校 / 鳥羽商船高等専門学校 / 豊田工業高等専門学校 / 鈴鹿工業高等専門学校 【関 西】京都大学大学院工学研究科・工学部 / 京都工芸繊維大学工芸科学部 / 大阪大学大学院工学研究科・工学部 / 大阪大学大学院 基礎工学研究科・基礎工学部 / 神戸大学工学部 / 神戸大学海事科学部 / 和歌山大学システム工学部 / 滋賀県立大学 / 大阪市立大 学大学院工学研究科・工学部 / 大阪府立大学工学部 / 兵庫県立大学工学部・大学院工学研究科 / 同志社大学理工学部 / 立命館大 学理工学部 / 龍谷大学理工学部 / 大阪工業大学 / 大阪産業大学 / 大阪電気通信大学 / 関西大学大学院理工学研究科 / 近畿大学理 工学部 / 摂南大学理工学部 / 産業技術短期大学 / 舞鶴工業高等専門学校 / 明石工業高等専門学校 / 奈良工業高等専門学校 / 和歌 山工業高等専門学校 / 大阪府立大学工業高等専門学校 / 神戸市立工業高等専門学校 / 近畿大学工業高等専門学校 【中国・四国】 鳥取大学工学部 / 島根大学大学院総合理工学研究科 / 岡山大学工学部・大学院自然科学研究科 / 岡山大学環境理工学部 / 広島大 学大学院工学研究院 / 山口大学工学部 / 徳島大学工学部・大学院先端技術科学教育部 / 香川大学工学部 / 愛媛大学大学院理工学 研究科 / 広島市立大学 / 岡山理科大学工学部 / 近畿大学工学部 / 広島工業大学 / 広島国際学院大学 / 福山大学工学部 / 徳島文理大 学理工学部 / 高知工科大学 / 米子工業高等専門学校 / 松江工業高等専門学校 / 津山工業高等専門学校 / 広島商船高等専門学校 / 呉工業高等専門学校 / 徳山工業高等専門学校 / 宇部工業高等専門学校 / 大島商船高等専門学校 / 阿南工業高等専門学校 / 香川高 等専門学校 / 新居浜工業高等専門学校 / 弓削商船高等専門学校 / 高知工業高等専門学校 【九州】九州大学大学院工学研究院・ 大学院工学府・工学部 / 九州工業大学 / 佐賀大学理工学部・大学院工学系研究科 / 長崎大学工学部 / 熊本大学工学部 / 大分大学 工学部 / 宮崎大学工学部 / 鹿児島大学大学院理工学研究科 / 琉球大学工学部 / 北九州市立大学 / 九州産業大学工学部 / 久留米工 業大学 / 西日本工業大学 / 福岡大学工学部 / 福岡工業大学 / 崇城大学 / 久留米工業高等専門学校 / 有明工業高等専門学校 / 北九州 工業高等専門学校 / 佐世保工業高等専門学校 / 熊本高等専門学校 / 大分工業高等専門学校 / 都城工業高等専門学校 / 鹿児島工業 高等専門学校 / 沖縄工業高等専門学校 特集「PBL の現状と新たなる展開(仮題)」記事募集 1.趣旨: 従来型の講義実験を主体とした教育プログラム は,これまでに多くの技術者を社会に送りだし,そ の役割を担ってきました.現在,新技術の開発およ び関連知識は日々増加していると共に,その有効期 間は短くなり技術者は最新の知識を身につけていく ことが必須となっています.このような状況におい て職務を効率よく遂行するには,単に新しい知識を 習得するのではなく,どのような知識を習得しどの ように問題を解決すべきかを計画できる問題解決能 力の向上が重要となってきます.そのためには,一 つの分野の技術では対処できないため,分野横断的 な理解が必要となります.さらに,問題解決にはチ ームでの共同作業が必要となり,リーダーシップや コミュニケーション能力の向上も必要となります. この様な人材育成の要望に対して教育機関では 従来の教育手法とは異なる「PBL(プロジェクト 型学習 Project-Based Learning と問題解決型学習 Problem-Based Learning)」を取入れる動きが活発 化しています.プロジェクト型学習,問題解決型学 習は学習者が主体となって学習を行うアクティブラ ーニングの一つであり,学生らが主体となってグル ープワークにより問題について計画実施解決評価す るものです.実践的な能力(課題発見解決能力,プ レゼンテーション能力,コミュニケーション能力等) が身につくと考えられています.どちらのPBLも教 育効果が高いといわれています.このような多様さ をもつPBLについての実施事例や知識を整理し理解 することにより,今後の工学教育の展開を検討する ことができると考えます. 工学教育では2002年「新しい工学教育の試み」, 2005年「創成教育特集号」,2006年「特色ある創成教 育の試み」 , 2013年「プロジェクトマネジメント教育 と PBL」として,PBL の活動について特集号を企画 してきました.この様に多くの教育プログラムが実 施され,その内容は多岐にわたります.この状況か ら,PBL の教育プログラムとしての位置付けや教育 効果の評価方法等について,今一度整理し共通の基 準及び認識をもつことが教育プログラムの新たなる 展開に重要であり,社会の要望に応えることにつな がるものと考えます. つきましては,PBL をテーマにして,その実施事 例,評価方法,教育効果,問題点,今後の展望等を 論文,事例紹介や解説にして頂きたく,2017年1月 号に特集号を企画しました.以下のような項目で原 稿を公募いたしますので,ふるってご応募ください ますようお願い申し上げます. - PBL の歴史 -海外での取組み -事例紹介 -目標の設定法 -実施方法と注意点 -知的財産権や秘密保持 -エンジニアリング・デザイン -グループディスカッション,クループワーク -評価方法 -その他 2.発行: 「工学教育」2017年1月号(Vol.65, No.1) 3.記事種別:論文,論説,解説(各刷上がり4− 6ページ),事例紹介,報告(各刷上がり2−6 ページ),寄書,Vision21(各刷上がり1−2ペ ージ) 4.原稿締切り:2016年8月26日㈮ 5.投 稿規定・執筆要領:「工学教育」2015年9月 号(Vol.63,No.5)135−141ページを参照して ください. 6.投稿原稿の取り扱い:所定の審査を経て掲載可 否が決定されます.状況により一般号に回る場 合があります. 7.詳細は事務局編集担当までお問い合わせくださ い. 原稿提出先:公益社団法人 日本工学教育協会 編集・出版委員会(担当:川上) 〒108-0014 東京都港区芝5− 26−20 建築会館4F Tel:03−5442−1021 Fax:03−5442−0241 E-mail:[email protected] URL:https://www.jsee.or.jp/aboutjoj/ 複写される方へ 本会は下記協会に複写に関する権利委託をしていますので,本誌に掲載された著作物を複写したい 方は,同協会より許諾を受けて複写してください.但し,日本複製権センター(同協会より権利を再 委託)と包括複写許諾契約を締結されている企業の社員による社内利用目的の複写はその必要はあり ません.(社外頒布用の複写は許諾が必要です.) 権利委託先:学術著作権協会 〒107-0052 東京都港区赤坂9−6−41 乃木坂ビル TEL:03-3475-5618 FAX:03-3475-5619 E-mail:[email protected] なお,著作物の転載・翻訳のような,複写以外の許諾は,学術著作権協会では扱っていませんので, 直接本会へご連絡ください. CONTENTS May 2016 vol.64 no.3 Special Issue:Engineer Education through In-House Training and Industry-Academia Collaboration Collaborative Education by Co-operation with Regional Community ※1............................................................. 2 N. MATSUO Purpose of the Special Issue on “Engineer Education through In-House Training and Industry-Academia Collaboration”....................................................................................................................................................... 3 K. SEO and A. KAKUTA Strategy for Developing Human Resources in Science and Technology Working in the Industry ※2................... 4 T. ONO A Proposal of Academia Industry Collaboration for a Further Promotion of Engineering Education ※2........... 10 H. TAKEDA Collaborations between Industry and Academia for the Promotion of Engineering Educations ※2.................... 16 K. KOMIYA Educational Improvement and Enhancing the Organization Based on Needs of the Industry ※2....................... 22 Y. TORIZUKA Discussion on Industry-University Collaborative Education through Project-Based Learning ※2..................... 26 T. SAIKA Proposal of Grounding Improvement for Engineering Education Promotion ※2................................................. 30 S. OHARA Practical Education through PBL Courses in Collaboration with Industries and Local Communities ※3.......... 35 Y. FURUKAWA, H. HASEGAWA, A. YAMAZAKI, M. INOUE and K. MANO A Contest-Style Project Based Learning on Academic Society for Embedded System Education ※3.................. 41 H. WATANABE, M. MIWA, M. MOTOKI, N. OGURA, S. KUBOAKI, S. HOSOAI, M. SUGAYA and K. HISAZUMI An Approach to Distinguished Career Education through the Local Industry Cooperative Internship Program ※4.... 47 S. SEKINE, R. KANAZAWA and T. OHTSUKA Security Camp, a Human Resource Development Program for Young Cutting Edge Information Security Experts ※4............................................................................................................................................... 54 A. ITOH Problem Based Learning for IT Basic Engineer in Business ※3............................................................................. 61 K. NAKASHIMA The Activities for ET Robcon in a Company and the Educational Effects ※3....................................................... 67 Y. TSUCHITOI Evaluation for Effects of Measures to Improve Learning Motivation through Engineering Training ※3............ 73 A. KAWANO and E. ISOGAI Visualizing the Technical Level by Technology Qualification Test ※4.................................................................... 79 Y. SASAKI, M. KYOUYA, T. NAGAI, K. UEHARA, J. MORIYAMA, M. SUGAWARA and T. OHAMA Learning on Statistical Quality Control in the Program for Upgrading Incumbent Vocational Training Instructors in Developing Countries ※4................................................................................................ 84 N. IRIKURA, T. OKU and S. YOKOGAWA Activity Report on Committee of Professional Development for Corporate Engineers ※5................................... 90 E. IKAWA Review Report : Japanese Society for Engineering Education (JSEE) Award 2015 ※5........................................ 92 R. NAKAYAMA Significance of Practical Education for Next-generation Engineers in the Globalization Era ※6......................... 93 M. ASHINO ANNOUNCEMENT������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������� 95 ※1 工教言= Foreword ※2 論説= Editorial ※3 論文= Paper ※4 事例紹介= Case study ※5 報告= Report ※6 広場 - 教育士の思い= Short note