x Z C ω j R C ω j R L ωj 3 1 3 + + 1 3 + + CR ω j R L ωj 31 3 1 CR ω
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x Z C ω j R C ω j R L ωj 3 1 3 + + 1 3 + + CR ω j R L ωj 31 3 1 CR ω
問 15 (a) コンデンサを Y 回路に変換すると静電容量は 3C[F]となる(P.217 式(4・53)参照)。 図 1 は,一相分の等価回路を示す。 一相分回路全体のインピーダンス Z [Ω]は,次式で表される。 R j 3ωC Z = jωL + 1 R+ j 3ωC R j 3ωCR + 1 = jωL + = jωL + = jωL + R(1 − j 3ωCR ) 1 + (3ωCR )2 R − j 3ωCR 2 1 + 9(ωCR )2 ・・・① 題意より力率が 1 ということは,式①の虚部が零であるから次式が成り立つ。 jωL = ∴L= j 3ωCR 2 1 + 9(ωCR )2 3CR 2 1 + 9(ωCR )2 ・・・② (b) 力率が 1 のときの一相分のインピーダンスを Z1 [Ω]とすると,式①の実部であるから次のよ うに表される。 Z1 = R 1 + 9(ωCR )2 図 1 において,このとき流れる線電流 I [A]は,次のように表される。 V 3 I = Z1 V 3 R = 1 + 9(ωCR )2 = ( V 1 + 9(ωCR )2 ) 3R 図 1 において,インダクタンス L [H]の電圧降下を VL [V]とすると,次のように表される。 VL = jωLI =j ( ωLV 1 + 9(ωCR )2 ) 3R 上式の L に式②を代入して整理をすると,次のように表される。 ( ) ωV 1 + 9(ωCR )2 3CR 2 VL = j × 3R 1 + 9(ωCR )2 3ωCRV = j 3ωCRV =j 3 V VL [V]および の関係をベクトルで表すと,図 2 のようになる。 3 コンデンサの相電圧を VC [V]とすると,図 2 より次のように表される。 V V VC = − jVL = − j 3ωCRV 3 3 VC [V]の大きさ VC [V]は,次のように表される。 2 V + VC = 3 ( 3ωCRV ) 2 求めるコンデンサの端子電圧を VCl [V]とすると,線間電圧= 3 相電圧であるから次のよう に表される。 VCl = 3VC 2 V + = 3 3 ( 3ωCRV ) 2 = V 1 + 9(ωCR )2 [V] ※解説文中のページ数・式番号等は「平成 24 年度試験版 電験三種 徹底解説テキスト 理 論」の関連ページ数・式番号です。 ■答 (a)-(2),(b)-(2)■