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カナダの金融市場動向 Weekly Report

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カナダの金融市場動向 Weekly Report
2013年12月25日
カナダの金融市場動向 Weekly Report
【2013年12月14日~2013年12月20日の推移】
【1】為替動向
【カナダ・ドル 為替推移】 (2013年11月22日~2013年12月20日)
先週のカナダ•ドル円相場は小動きとなりました。週前
半はFOMC(米国連邦公開市場委員会)の発表待ちと
いった様相が強く、米ドル円は小動きとなりましたが、
FOMCで量的金融緩和の縮小開始が発表されると、米
ドル円は上昇しました。カナダ・ドルは、FOMCの発表を
受けて米ドルが強含む中、対米ドルでは小幅に下落し
ましたが、対円では米ドル円に連れながら横ばい推移
となりました。週末のカナダの11月消費者物価指数は
予想を下ぶれましたが、影響は限定的となっています。
今週は、クリスマス休暇・年末で市場参加者も限られ
る中で、動意の薄い展開になると見込みます。カナダで
は10月GDP(国内総生産)が発表されますが、カナダ・
ドルの方向性を大きく左右する要因にはなりにくいもの
と考えます。
100
(円/カナダ・ドル)
(カナダ・ドル/米ドル)
1.03
97.87
円/カナダ・ドル(左軸)
カナダ・ドル/米ドル(右軸、上下反転)
97
1.05
94
1.07
カナダ・
ドル
高
安
1.06
91
11/22
11/29
12/6
12/13
1.09
12/20
※四捨五入の関係で数値とグラフの目盛りが一致しない場合があります。
【2】金利動向
先週のカナダ5年国債利回りは狭いレンジでの推移と
なりました。週前半はFOMCの発表待ちの中、金利は小
動きとなりました。FOMCでは米国量的金融緩和の縮小
開始が発表されましたが、その縮小幅が小幅だったこと
や、今後の縮小ペースが緩やかなものになるとの観測
が高まったことから、金利上昇圧力は限定的となりまし
た。一方、やや軟調な結果となった週末発表のカナダ
の消費者物価指数や小売売上高は金利低下材料とな
り、週を通してカナダ国債金利は狭いレンジでの推移に
とどまりました。
今週は、米国の11月耐久財受注の発表や、カナダの
10月GDPの発表がありますが、クリスマス休暇・年末で
市場参加者も限られる中では、金利に方向感は出にく
く、総じて小動きとなる相場展開を見込みます。
【カナダ 金利推移】
2.2
(2013年11月22日~2013年12月20日)
(%)
2.1
5年国債
2.0
1.9
1.85
1.8
1.7
1.6
1.5
11/22
11/29
12/6
12/13
12/20
【3】先週と今週予定の主要経済指標
発表日 発表頻度
12/17
12/20
12/20
12/23
月次
月次
月次
月次
期間
指標名
データ
(参考)前回
2013年10月
2013年11月
2013年10月
2013年10月
製造業売上高(前月比)
消費者物価指数(前年同月比)
小売売上高(前月比)
GDP(前月比)
1.0%
0.9%
-0.1%
0.3%
0.6%
0.7%
1.0%
0.3%
(出所:ブルームバーグより大和投資信託作成)
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1/1
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『※』といいます。
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く、これを割込むことがあります。その他外貨建て資産に投資した場合には為替変動リ
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201108
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