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平成 25 年度 事 業 報 告 書

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平成 25 年度 事 業 報 告 書
平成 25 年度
事 業 報 告 書
公益社団法人全日本トラック協会
事 業 報 告 書
【Ⅰ.事業活動の概要】
Ⅰ.一般情勢
平成25年度の我が国経済は、東日本大震災からの復興を加速させるとともに、デフレ
からの早期脱却と経済再生の実現に向けて政府が打ち出した「大胆な金融政策」、「機動
的な財政政策」、「民間投資を喚起する成長戦略」の三本の矢による経済政策の効果もあ
り、わずか1年の間で、生産や個人消費、雇用、賃金、株価などの経済指標が軒並み改善
傾向を示したほか、四半期ごとに発表される平成26年3月の日銀短観では、大企業製造
業の業況判断指数(DI)がプラス17となっており、5四半期連続で改善する結果とな
った。こうした景況感の改善は、大企業から中小企業にも広がり、全規模産業の業況判断
指数も平成3年11月以来の水準に上昇した。
平成25年度後半は、景気の回復基調に加え、平成26年4月から消費税率が8%に引
き上げられることに伴う駆け込み需要も旺盛あったが、今後は海外景気の下振れによる景
気の押し下げや、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動による悪化が懸念されるところで
ある。
トラック業界においてもこうした経済状況を受け、平成25年度の国内貨物総輸送量は、
民間調査機関の予測によると前年度比2.7%増、営業用トラックによる輸送量も同様に
2.7%増と長らく続いた低迷から脱却し、堅調に改善しつつあるものの、軽油価格の高
止まりによる燃料費の増加や、ドライバーをはじめとした若年労働者不足などにより、ト
ラック運送事業者の経営は依然厳しい状況が続いている。
これに対して政府は、トラック業界に対する燃料高騰対策の補正予算として、先進環境
対応型ディーゼルトラックやエコタイヤの導入などに対して50億円規模の支援策や高速
道路料金の大口多頻度割引が最大5割まで拡充される措置を講じた。また、地球温暖化対
策税の還付措置の適用については、エネルギー特別会計から平成26年度、27年度それ
ぞれ61億円の補助金措置が講じられることとなった。
平成25年度は、総じて景気が回復基調をみせ、荷動きが活発化してきたところである
が、1年を通して軽油価格高騰の影響を受け、各事業者はその対応に追われる年であった。
一方で、トラック輸送の公共的使命を果たすべく、より安定的な輸送力の確保と安心、安
全で質の高い輸送サービスを提供してくために安全・環境対策、労働対策、経営改善対策、
消費者対策、適正化事業対策などの諸対策を積極的に推進してきた。
1.時代の要請に応えたトラック産業の構築
(1)規制改革対策
①規制緩和の見直しの実現及び適正運賃の実現等に向けた積極的な対応
・国土交通省の「トラック産業に係る取組作業部会」の検討課題について、
「1.参入
時基準の強化について」は、5両未満事業者に対する運行管理者の選任義務付け、新
規許可申請者に対する法令試験の見直し、参入時資金計画及び損害賠償能力の見直し
が行われた。「2.多層構造の弊害の解消に向けた施策について」は、書面化推進ガ
イドラインの策定、荷主勧告制度の改正がなされた。
「3.水平構造の改善について」
「4.適正化事業の充実について」は、受委託点呼の実施、Gマーク取得事業所に対
する表彰制度の創設の検討がなされた。最後に、
「5.事後チェックの充実について」
は、適正化実施機関からの悪質性の高い営業所に係る国への速報制度の創設、監査方
針・行政処分基準の改正が行われた。
・参入時基準の強化については、さらなる参入規制の強化を図るため、新規許可手続
要件の厳格化、利用運送事業規制の強化等の要望内容について、物流政策委員会等
で鋭意検討した。
②普通免許で運転できる車両総重量の拡大(中型免許問題への対応)
・警察庁が「貨物自動車に係る運転免許制度の在り方に関する有識者検討会」を設置
したことから、制度見直しに向けた今後の動きに対応するための「中型免許制度問
題対策特別小委員会」を設置するとともに、全会員事業者を対象とする緊急実態調
査を実施した。また、同有識者検討会の第2回会合において、全国高等学校長協会
とともに中型免許制度見直し要望等に係るヒアリングに対応した。
③海上コンテナの安全確保に関する法律の早期実現
・海上コンテナ貨物の情報開示を義務づける「国際海陸一貫運送コンテナの自動車運
送の安全確保に関する法律案」の早期成立に向け、取り組んだが、法律の実現には
至らなかった。なお、法律実現につなげる活動として「国際海上コンテナの陸上に
おける安全輸送ガイドライン」の作成に向け協力を行い、会員への周知を行った。
④重量品等特殊車両通行許可申請等手続き簡素化の推進
・特殊車両通行許可申請に要する審査期間の短縮化および申請手続きの簡素化に向け、
重量部会を中心に関係行政との検討を行った。申請手続きの簡素化については、検
討の結果、オンラインシステムの改良により一定の成果が得られた。審査期間の短
縮化については、平成25年8月からの登録前車両の審査受付実現により新規車両、
移管車両の使用開始までの期間短縮を図ることができた。また平成25年5月29
日に成立し、平成26年5月30日に施行される改正道路法において大型車両の通
行許可の一元化(個別協議の不要化)が新設された。
(2)税制・金融対策
①軽油引取税の当分の間税率(旧暫定税率)の廃止
②石油石炭税に係る「地球温暖化対策のための課税の特例」について還付措置の適用
③自動車関係諸税の軽減、簡素化
・平成26年度税制改正・予算要望については、都道府県トラック協会の要望事項を
基に、税制・交付金委員会、常任理事会の承認を得て決定した。特に、
「重点要望事
項」として、1.自動車関係諸税の簡素化・軽減の実現【(1)一般財源化により課
税根拠を失った軽油引取税について少なくとも旧暫定税率の廃止、
(2)自動車重量
税の廃止もしくは道路特定財源への位置づけ】、2.石油石炭税に係る「地球温暖化
対策のための課税の特例」について還付措置の適用、3.中小企業投資促進税制の
拡充・延長、4.トラック協会が運営する地域防災・災害対策関連施設について固
定資産税の軽減措置の適用。予算に関する重点要望事項として、1.燃料価格高騰
に対する補助制度の創設、2.高速道路料金について終日基本料金の半額化及び大
口多頻度割引の拡充による70%割引の実現、3.北海道~本州間のフェリー等利
用に対する補助・助成の創設、4.省エネ・環境問題に対処するための補助・助成
の創設。
・要望活動については、内閣官房長官、国土交通大臣、財務大臣、自民党三役、自民
党トラック輸送振興議員連盟会長をはじめ、直接、政府与党の国会議員に積極的に
陳情活動を展開した。特に、平成25年11月5日には、
「トラック業界の要望を実
現する会」を開催し、出席した与党国会議員150人に対し、直接要望内容を訴え
た。また、自動車関係21団体で結成されている「自動車税制改革フォーラム」に
おいて、
「自動車関係諸税の簡素化・負担軽減に関する共同記者会見」を開き、自動
車関係諸税の軽減を世間に広くPRした。記者会見の後、政府与党、関係省庁に対
して要望活動を展開した。
・要望に対する結果については、平成26年度税制改正大綱において、自動車重量税
について、エコカー減税で初回車検時に50%軽減されている自動車についてはこ
れを免除することとされ、また「自動車重量税については、道路等の維持管理・更
新や防災・減災等の推進に多額の財源が必要となる中で、その原因者負担・受益者
負担としての性格を踏まえる」旨、明記された。また、自動車取得税については、
消費税8%時で営業用は3%→2%(※自家用は5%→3%)に引き下げられ、1
0%時に廃止されることとなった。このほか、エコカー減税の軽減割合を拡充する
こととされた。自動車税については、
「グリーン化特例」について、見直しを行った
上で2年延長し、経年車の自動車税重課について、トラック・バスは据え置きとさ
れた。なお、総務省が提言した「営自格差の見直し」による営業用トラックへの新
たな増税案については、阻止することができた。
・軽油引取税の旧暫定税率の廃止については、地球温暖化対策の観点、国・地方が苦
しい財政状況にあることから、要望は受け入れられなかった。石油石炭税に係る地
球温暖化対策のための課税の特例に係る還付措置の適用については、営業用トラッ
クに対する還付措置は認められなかったが、環境対応車、エコタイヤ、EMSの導
入に係る補助が平成26年度経産省・環境省予算によって実施されることとなった。
このほか、中小企業投資促進税制の3年間の延長と内容の拡充が図られた。
・消費税率引上げに係る転嫁の取組について、都道府県トラック協会を含めて一括し
て、転嫁カルテル及び表示カルテルを公正取引委員会に届け出て、受理された。こ
れにより、両カルテルが独占禁止法の適用除外となり、転嫁カルテルにおいては、
各事業者がそれぞれ自主的に定めている本体価格に消費税額分を上乗せすることを
業者間で取り決めること等が、また表示カルテルにおいては、税率引上げの際に税
額の表示方法を業者間で取り決めること等が可能となった。また、消費税転嫁に係
る要請文書を223の荷主団体に発出したほか、機関紙「広報とらっく」やラジオ
番組「ドライバーズ・リクエスト」における広報活動を展開した。さらに、転嫁・
表示カルテル等に関するQ&Aを作成し、会員事業者からの質問・相談に対応する
など、事業者が円滑に転嫁できるよう努めた。
(3)道路対策
①高速道路等の円滑な運行及び道路ネットワーク等インフラ整備促進を確保しつつ、
営業トラックの通行料金の引下げ及び各種割引制度等の拡充を関係方面に要望
・高速道路料金については、平成26年3月末で、平成20年から実施してきた国の
緊急経済対策(利便増進事業:年間約4千億円)による料金割引が終了することか
ら、
「社会資本整備審議会道路分科会国土幹線道路部会」において、料金制度や料金
割引の今後のあり方などについて審議され、今後の料金制度のあり方などがまとめ
られた中間答申が発表された。これを受けて、高速道路会社から新たな料金割引案
が発表され、時間帯割引が縮小された一方、大口・多頻度割引の最大割引率が30%
から40%に拡充された。
・高速道路料金の割引率拡充に係る要望については、税制改正要望と併せて、政府与
党の国会議員に強力に要望活動を展開した。特に、平成25年11月5日の「トラ
ック業界の要望を実現する会」においても、出席した与党国会議員150人に対し、
直接要望内容を訴えた。その結果、平成25年度補正予算により、高速道路料金割
引に予算額620億円(この内大口・多頻度割引拡充分は500億円)が措置され、
大口・多頻度割引の最大割引率が高速道路会社案の40%から50%に拡充される
ことになった(平成27年3月末まで)。
・国土交通省の「新たな高速道路料金に関する基本方針」を受け、高速道路会社が「新
たな高速道路料金(案)」を発表した。これに対し、全ト協ではパブリックコメント
として、①大口・多頻度割引の最大割引率50%の恒久化、②平日朝夕割引におけ
るコーポレートカードの適用、③大口・多頻度割引における契約単位割引の適用条
件の継続、④長距離事業者が高速道路を積極的に活用できる新たな割引制度の構築
を意見として取りまとめた。その結果、全ト協が要望した平日朝夕割引におけるコ
ーポレートカードの適用は実現された。
②フェリー等利用に対する補助・助成制度新設の要望
・北海道等と本州を結ぶフェリー等を利用する場合、トラック運送事業者は高速道路
料金と同様の割引の恩恵を受けることができないため、フェリー等利用に対する高
速道路料金割引分の補助・助成制度を新設するよう、北海道トラック協会と協調し
て、関係省庁及び与党国会議員に対して要望を行った。
(4)緊急輸送対策
①緊急・救援輸送業務実施要綱の見直しに伴う「緊急輸送対応マニュアル」の作成、緊
急通信ネットワーク並びに給油ネットワークの整備
・大規模災害発生時の緊急輸送マニュアルを作成し、関係自治体等との協定締結内容
等を地方トラック協会に示すとともに、緊急物資輸送車両への緊急給油のネットワ
ーク化、衛星電話の整備等緊急救援輸送に係る体制整備を図った。
また、東日本大震災におけるトラック業界の緊急輸送活動及び課題等に係る記録を
とりまとめ、冊子「東日本大震災における緊急支援物資輸送活動の記録」とその概要
版(日本語版、英語版)をそれぞれ制作した。
・自家用燃料供給施設設置に対する助成(一般募集、特別募集)を実施するとともに、
助成を受けた給油施設のネットワーク化を行い、大災害等の際の緊急輸送時における
燃料供給体制の整備を図った。申請実績は、以下のとおり。
助成件数(件)
新設
増設
助成額(千円)
計
一般募集
73
5
78
74,500
特別募集
60
3
63
60,900
(5)軽油価格変動対策
①燃料サーチャージガイドラインの積極的な活用
②軽油燃料価格高騰等における、ライフラインとしての営業用車両への優先供給、政
府備蓄の取崩による価格安定策等各種施策を国及び関係団体へ要望
・国土交通省自動車局貨物課長通達「トラック運送業における燃料サーチャージの導
入の促進に向けての取組について」が発出されたことを受け、全ト協はこれを周知
するとともに、燃料サーチャージ導入に向けた取組を強化した。
・原油価格の高止まりと円安の影響により、軽油価格が高騰を続けていることから、
トラック運送事業者の経営収支は悪化の一途を辿っている。この状況を突破すべく、
平成25年5月23日に「燃料価格高騰経営危機突破全国総決起大会」を実施し、
全国のトラック運送事業者等約800人が参加する中、<1>燃料費を補填する補
助金の創設、<2>燃料サーチャージ導入の促進、<3>燃料価格監視の徹底、<
4>軽油引取税減税の実現を決議した。その結果、燃料高騰対策が自民党の参議院
員選挙公約、および総合政策集に盛り込まれることとなった。
・全ト協及び都道府県トラック協会は「燃料高騰対策本部」を設置し、燃料サーチャ
ージの届出を行っている会員事業者のホームページ掲載、燃料サーチャージ導入の
理解と協力を求めるPR広告の荷主業界専門紙への掲載、燃料サーチャージ導入の
理解促進を図るステッカーの作成、全ト協提供ラジオ番組「ドライバーズ・リクエ
スト」において燃料サーチャージ導入の理解促進を図るCMの放送等の諸施策を実
施した。
・燃料サーチャージの普及促進については、各都道府県において国土交通省との共催
により「トラック事業者と荷主とのパートナーシップ構築セミナー」を開催し、ト
ラック事業者だけでなく、荷主に対しても直接燃料価格の高騰と燃料サーチャージ
の導入に対する普及啓発を行った。これに先立ち、全ト協では燃料サーチャージに
関するテキスト、およびモデル講演VTRを作成し、都道府県トラック協会向けに
配信した。
・要望活動については、政府与党の国会議員等に対し、軽油価格高騰対策として、<
1>国民生活に必要なトラック輸送サービスを維持するための燃料高騰対策補助金
等の創設、<2>燃料高騰分の価格転嫁のための対策拡充①燃料サーチャージ導入
促進策の一層の推進②燃料サーチャージ導入に係る荷主の協力を確実なものとする
ための荷主関係団体への強力な要請、<3>エネルギー価格対策の強化①軽油の価
格監視の徹底②安価な備蓄原油の早期放出等の抜本的対策の実施、<4>軽油引取
税の旧暫定税率の廃止または一時凍結を要請した。特に、平成25年11月5日に
開催された「トラック業界の要望を実現する会」において、出席した与党国会議員
150人に対し、燃料高騰対策補助金等の創設等、燃料価格高騰対策に関する要望
事項を直接訴えた。
・その結果、平成25年度補正予算において、燃料費高騰対策として中小トラックに
対する環境対応車(先進環境対応型ディーゼルトラック等)の導入支援、大型車へ
のエコタイヤの導入支援に50.2億円が措置された。
③石油製品価格動向調査及び燃料価格形成の仕組みの把握、行政やエネルギー業界と
の懇談会の開催・要望
・石油製品の安定供給の確保と国内燃料の価格監視のため、全国の軽油価格の動向調
査を実施した。また、IRU(国際道路輸送連盟)に対し、資源エネルギー庁が公
表する日本国内の軽油、ガソリン価格情報を案内したことにより、IRUが毎週公
表している価格表に反映された。
2.安全かつ環境にやさしいトラック輸送の実現
(1)交通安全対策
①事業用トラックによる交通事故実態の把握と要因分析
・平成 25 年は、事業用トラックが第一当事者となる死亡事故は前年より23件少ない
349件(軽貨物を除く)、事業用トラックが第一当事者となった交通事故は23,
539件から22,462件と1,077件(4.6%)減少した。こうした現状
を踏まえつつ、平成 24 年中の事業用貨物自動車の事故実態を交通事故データベース
から集計・分析を行い、事故事例集を作成するなどにより、事故予防と被害軽減方
策に資することとした。
②追突事故防止対策及び高速道路における事故防止対策の推進
・日本路線トラック連盟と連携した安全共同パトロールなどを通じて追突事故防止対
策の推進に努めた。
③「運輸安全マネジメント」の普及啓発
・運輸安全マネジメントについての一層の定着と取組みの深度化・高度化を図るため、
そのインセンティブについての検討を行い、官民一体で取り組む普及・啓発活動を
推進した。
④映像記録型ドライブレコーダの普及促進並びにASV(先進安全自動車)関連機器
の導入促進
・ドライブレコーダの映像を活用した「WEB版ヒヤリハット集」を更新し、危険予
知訓練の取組みを促進したほか、ドライブレコーダの一層の普及促進を図るため、
16,158台について助成事業を行ったほか、後方視野確認支援装置9,514
台、アルコールインターロック122台、アルコール検知器41台について助成を
行った。
⑤交通安全教育訓練の受講促進
・中小トラック事業者を主な対象とした安全教育訓練の受講者1,035名に対する
助成事業を行った。
⑥全国トラックドライバー・コンテストの実施
・安全意識並びに運転技能の向上を図るため、第 45 回目となる「全国トラックドライ
バー・コンテスト」を茨城県ひたちなか市の自動車安全運転センター安全運転中央
研修所において参加者131名で開催した。
⑦運行管理の高度化について検討する組織の創設並びに点呼等運行管理のあり方に関
する調査研究
・トラック運送事業における運行管理者のあり方研究会を立ち上げ、運行管理者の高
度化等について検討するとともに、運行管理者のあり方について提言をとりまとめ
た。
(2)環境・エネルギー対策
①「環境基本行動計画」の推進
・一層深刻化する地球温暖化問題をはじめ、トラック運送業界を取り巻く環境の変化
等に的確に対応するため、新たな環境指針として、「新・環境基本行動計画」を策
定した。また、日本経団連のこれまでの「環境自主行動計画」に続く新たな計画で
ある「低炭素社会実行計画」に参加することとし、2020年を目標とする新たな
CO2 排出削減計画(2005年比22%減少(0.115kg-CO2/トンキロ))を設定
した。
②エコドライブの徹底に向けたEMS機器等の導入及びアイドリングストップ支援装
置の普及促進
・エコドライブの徹底を図るため、燃料消費量の削減効果が高いEMS機器等の導入
に対する助成を行うとともに、アイドリングストップを支援するためのエアヒータ
、バッテリー式冷房装置等の支援装置に対する助成を行った。なお、平成 25 年度の
助成実績は、EMS機器11,287台、エアヒータ600台、バッテリー式冷房
装置325台となった。
③CNG車等低公害車の普及促進
・低公害車の普及・促進を図るため、CNG車255台、ハイブリッド車632台に
ついて助成を行ったほか、平成 24 年度から開始した天然ガス自動車用燃料供給施設
助成事業について、平成 25 年度は1件について助成した。
④DPF等環境対策機器及び低公害車等の使用実態等に関する実態調査の実施
・環境対策機器及び低公害車等の使用実態や環境効果等を調査・把握し、環境対策の
実効に努めた。
⑤トラック輸送の省エネ対策の推進
・平成25年度国土交通省補正予算による「トラック輸送の省エネ対策の推進(燃料
費高騰対策)」として、先進環境対応型ディーゼルトラック及びエコタイヤの導入
に係る助成事業の執行団体として対応した。
(3)輸送秩序確立対策
①再生産可能な適正運賃収受に向けた荷主への理解促進と実施方策の検討、独占禁止
法特殊指定の積極的な活用、下請・荷主適正取引推進ガイドラインの積極的活用等
荷主等とトラック運送事業者とのパートナーシップの確立のための諸対策、荷主の
優越的地位の濫用防止対策の促進
・全ト協・都道府県ト協が平成25年5月23日に「燃料価格高騰経営危機突破全国
総決起大会」を実施したことにより、国土交通省と経済産業省は、日本経済団体連
合会(経団連)、日本商工会議所(日商)に対し、軽油価格高騰時の燃料サーチャー
ジ導入への理解と書面化等適正取引推進に関する緊急協力要請を行った。
・全ト協は燃料サーチャージ導入検討のお願いのリーフレット(国土交通省・経済産
業省・トラック協会連名)を活用して、223の荷主団体に対し、協力要請文書を
送付した。
②荷待ち時間の短縮及び燃料サーチャージ、荷待ち時間、 荷役作業、有料道路料金の
別建収受等運送契約に係る書面化の推進
・輸送の安全を阻害する行為を防止するため、トラック運送業における書面化の推進
に係る検討に積極的に対応し、国土交通省との共催により各都道府県で開催された
「トラック事業者と荷主とのパートナーシップ構築セミナー」において周知を図る
とともに、荷主に対して理解を求めた。また、
「トラック運送業における書面化推進
ガイドライン」、貨物運送事業輸送安全規則、標準貨物自動車運送約款および荷主勧
告制度の改正が平成26年4月1日から施行されることを受け、会員事業者に周知
するリーフレットを作成する等により周知を図った。
③荷主企業に対し、各種広報媒体や荷主セミナー等による不公正取引の是正と適正運
賃収受についての理解と協力要請
・トラック運送業界の輸送秩序の確立・維持に資するため、
「平成25年度輸送秩序確
立運動」として、①社会保険等の適正加入の推進、②適正運賃収受等について荷主
企業へ理解を求める、③原価意識の向上やコスト管理の徹底の推進、④荷主企業と
のパートナーシップの確立を図る、⑤運送契約に係る書面化の推進、⑥輸送秩序を
阻害する行為を排除する-の6項目の重点実施項目を定め、都道府県トラック協会
と連携しながら、同運動の推進を図るとともに、全ト協・機関紙「広報とらっく」
(平成25年4月1日号)に啓発ポスターを刷り込み、事業者に対し、周知を図っ
た。
(4)適正化事業対策
①事故防止・安全対策等の指導内容の充実強化及び事業者・運行管理者等に対する積
極的な広報啓発活動の推進
・巡回指導については、
「巡回指導の指針」に基づき、新規事業者には、運送開始後6
カ月以内に実施し、また、既存事業者で巡回指導時に評価の悪い事業者には、懇切
丁寧な指導を心掛けるなど優先度に応じた巡回指導を実施した。
巡回指導件数は、全国で27,470件(事業所)を数え、指導項目の総数は、
100,615件に達した。巡回指導時に確認された運行管理、車両管理等に係る
法令違反については、改善報告書の提出等により早期改善を求めた。
また、巡回指導の結果、評価の良いA・Bランクの割合が、前年度と比較し、全国
平均で2.2ポイント増加し、逆に評価の悪いD・Eランクが平均で3.3ポイン
ト減少するなど、改善が図られた。
・ 地方実施機関における指導手法や評価基準などの現状を把握するため、全国実施機
関において、平成25年11月から平成26年3月末までに8実施機関を対象に
実態調査を実施し、評価基準の全国均一化に向けた指導等を行った。
・ 「平成25年度適正化事業活動指針」に基づき、適正化事業が的確に遂行できる
よう運営体制の維持・強化に努めた。平成 25 年度の適正化事業指導員数について
は以下のとおり。
平成 26 年 3 月末
適正化事業
指導員
346
専任者率
指導員数
定数
専任
兼任
計
(%)
363
48
411
104.9
・平成25年10月1日より、点呼を全く行っていない等の悪質な営業所に係る速
報制度が導入されたところであり、運輸支局への報告、連携等の体制が強化され、
速報制度の円滑かつ効果的な推進を図った。
・その他、「5両未満営業所に係る運行管理者の選任義務付け」、「不正改造車排除」、
「点呼の励行啓発」等に係るリーフレットを作成・活用し、事業者・運行管理者等
に対して積極的に普及啓発活動を行った。
②社会保険等の未加入事業者に対する指導、社会保険制度等に関する法的義務の周知
徹底、啓発活動の推進
・労災保険・雇用保険及び健康保険・厚生年金保険の未加入については、巡回指導時
における重点指導項目として適切に調査を行い、それぞれ1,999件(事業所)、
4,382件(事業所)に対し、適正に加入するよう指導を行った。
また、「厳罰!社会保険等未加入は法令違反
即
車両停止処分!」の啓発チラシ
を活用し、普及啓発を図った。
③適正化事業指導員に係る研修事業の充実並びに更なる資質の向上
・適正化事業指導員に対する研修については、適正化事業指導員の指導技術等の向上
を図るため、実務に直結した参加・実践型の研修を実施した。また、適正化事業指
導員の経験年数や年代別に応じた実務的な研修を実施した。
・地方実施機関では、小規模グループ研修及び官民合同の地方ブロック適正化事業指
導員研修を積極的に実施し、適正化事業指導員の資質の向上、巡回指導に係る評価
基準の均一化に向けての討議等を進めた。
・適正化事業指導員の知識や技能の「見える化」を目指し、平成25年度から、運行
管理者資格の取得に要する費用を助成する制度を設け、運行管理者資格者証の取得
を積極的に推進した。適正化事業指導員の取得状況は以下のとおり。
平成 25 年度運行管理者試験
適正化事業
受験者数
指導員
合格者数
45
合格率(%)
40
合格者累計 取得率(%)
88.9
205
49.9
④安全性評価事業(Gマーク制度)の積極的な推進及び内外に対する広報啓発活動の
展開
・平成25年度安全性評価事業(Gマーク制度)を実施し、認定件数は以下のとおり。
平成 25 年度
安全性評価事業
(Gマーク制度)
申請
認定事業所
事業所数
件数
5,982
5,630
全国認定
認定事業所
事業所数
割合(%)
19,238
23.0
・Gマーク制度の認知度アップを図るため、平成25年度においては、各都道府県ト
ラック協会と連携し、新たに30台のラッピングトラックを運行した。その他、ト
ラック協会が自主的に運行したラッピングトラック、及び平成24年度から継続し
て運行しているラッピングトラックを合わせ、71台(45社)が運行した。
・国土交通省1階展示コーナーにおいて、7月18日~24日、8月9日~16日の
延べ2週間、Gマーク制度による安全性向上に向けた取組について、パネル掲示等
を行った。
・Gマーク取得事業者のインセンティブについては、従来のインセンティブに加え、
新たに下記について実施した。
ⅰ平成25年度から、全日本トラック協会が行う一部の助成事業に関し、優遇措置
(イ.特別研修受講料助成金の増額(7割→全額)、ロ.IT点呼に使用する携
帯型アルコール検知器の助成(1台1万円)、ハ.経営診断助成金の増額(8万
円→10万円))を設けた。
ⅱ11月から、受託者をGマーク営業所に限る受委託点呼制度が新たに導入された。
ⅲGマーク事業所に対する国土交通省による表彰制度が導入された。
ⅳ平成25年度補正予算で実施される「トラック輸送の省エネ対策の推進(燃料高
騰対策)」に係る補助事業において、Gマーク取得事業者を優先して募集を行っ
た。
3.魅力ある事業の確立、社会的地位向上のための施策の推進
(1)労働対策
①労働災害防止、荷主対策の推進並びに若年労働者の採用等少子高齢化に対応した労
働力の確保対策の推進
・厚労省が策定した「荷役作業の安全対策ガイドライン」の周知・啓発を図るととも
に、荷主団体等に対する労災事故防止に関する協力を求めた。また、若年労働者の
採用等労働力の確保対策の推進に関しては、規制改革対策に掲げた「普通免許で運
転できる車両総重量の拡大(中型免許問題への対応)」のとおり。
②健康診断の受診対策並びに睡眠時無呼吸症候群(SAS)対策及び新型インフルエ
ンザ対策の推進
・定期健康診断の受診率の向上と高所見率の低下に向けた対策の推進を図るとともに
「健康起因事故防止マニュアル」を作成したほか、睡眠時無呼吸症候群(SAS)対
策に関してはスクリーニング検査助成(平成 25 年度助成実績15,349名)を通
じて治療状況などの把握に努め、労働災害事故の未然防止に努めた。また、新型イン
フルエンザ等対策については、特別措置法に基づくモデル業務計画を地方トラック協
会に送付するなど新型インフルエンザ対策の推進に努めた。
③労働関係法令の見直し及び労働諸問題への対応
・平成24年において高年齢者雇用安定法や労働契約法等が改正されたことに伴い、
これらの最新の労働関係法令に沿った内容に加筆修正した、最新版の「わかりやす
いモデル就業規則」を作成し、各都道府県トラック協会等に配布した。また、都道
府県トラック協会の協力を得て、会員事業者の長距離輸送の運行実態を把握し、改
善基準告示の遵守状況等を確認した。
・政労使の代表がトラック運送事業に係る諸課題に関して意見交換する「第42回物
流政策懇談会」を平成25年11月26日に開催した。国土交通省から自動車局長
以下幹部、労働組合から運輸労連・交通労連・建交労の各委員長以下幹部、全ト協
から会長・副会長以下幹部が出席し、燃料高騰対策、税制改正・高速道路料金の要
望、適正化事業等について意見交換を行った。労働組合からの要請としては、運輸
労連・交通労連共同政策要請が行われ、規制緩和の検証、適正化事業実施機関の機
能強化、適正な運賃・料金の収受、燃料高騰対策、雇用政策の推進、Gマークの普
及拡大等について要請があり、対応した。また、建交労中央運輸労使協議会の要請
も行われ、適正運賃の収受、燃料サーチャージ制、高速道路料金、法令遵守、中型
免許制度の見直し等について要請があり、対応した。
・トラック運送事業の賃金・労働時間等を把握することを目的に、厚生労働省が毎年
実施している「賃金構造基本統計調査」の中から、トラック運送事業に係る部分(業
種:道路貨物運送業、職種:営業用大型貨物自動車運転者、営業用普通・小型貨物
自動車運転者)を抽出し、
「トラック運送事業に関する賃金・労働時間データ集」と
して、最新の平成25年分のデータを掲載し、過去10年分のデータを取りまとめ、
各都道府県トラック協会等に配布した。
(2)経営改善対策
①原価・コスト管理の徹底による経営基盤強化対策の実施
・中小トラック運送事業者の原価意識の向上、原価管理の徹底等による経営体質の改
善を図るため、本年度はより実践的な内容も取り入れた、原価意識向上セミナーを
全国40協会及び適正化指導員研修会等の計56ヶ所で開催し、約3,300名が
参加した。原価計算の必要性や仕組みをわかりやすく解説したDVD「経営の未来
を築く運送原価計算」を制作し、同セミナーにて放映した。また、会員事業者が、
より簡易に原価計算ができるように全ト協ホームページに表計算ソフト「トラック
運送業における原価計算出シート」を掲載し、平成24年12月に掲載以来、約9
千名が利用している。なお、更なる利便性の向上を図るためソフトの一部リニュー
アルを行った。
・中小トラック運送事業者の経営改善に資するため、経営診断促進助成事業を行った。
申請実績は、ステップ1(総合的な経営診断)が14件、ステップ2(経営改善相談)
が3件。
・輸送効率向上や高付加価値輸送を実現する事業者の事例等を紹介する生産性向上セ
ミナーを全国11ヶ所で開催し、約500名が参加した。
・経営分析事業として、平成24年一般貨物自動車運送事業の車両別、地域別等の経
営状況について約2千社の営業報告書データを集計し、業界の指標となる経営分析報
告書を作成・公表した。その結果、全体の営業収益・営業利益は前年度に比べて更に
悪化し、業界の大半を占める50台以下の約6割が営業赤字となった。また、経常損
益は平成20年度以来の赤字に転じ、厳しい経営環境が続くこととなった。なお、協
力事業者に対しては個別企業診断書を作成した。
・中小企業庁が実施する施策の中から、トラック運送事業者に関する施策について抽
出し、全ト協ホームページに掲載し周知を図った。また、中小企業金融円滑化法が
平成 25 年3月末で期限到来を迎えることから、到来後の業界の動向について、国交
省協力して定期的に実態調査を行った。
②中央近代化基金融資の推進及び利子補給助成事業、信用保証協会保証料助成事業等
の実施
・第37回中央近代化基金融資として公募および推薦を実施した。平成25年度の実
績は以下のとおり
公募枠(千円)
推薦決定
件数
融資額(千円
調整融資
5,000,000
199
3,578,000
補完融資
12,000,000
25
4,092,000
燃料高騰対策融資
10,000,000
377
6,996,000
平成25年度における利子補給額は254百万円であった。利子補給助成事業につ
いては、都道府県トラック協会が実施する「ポスト新長期規制適合車」
「低公害車お
よび省エネ関連機器」
「5両未満事業者に対する特別増車」融資にかかる利子補給事
業に対し、助成を実施。平成25年度における利子補給助成額は343百万円であ
った。
・各都道府県信用保証協会のセーフティネット保証等の保証を受ける際に支払う保証
料の助成事業を行う都道府県トラック協会に対して助成を行った。また、本年度も
引続き、東日本大震災の復旧・復興に対応するために、東日本大震災復興緊急保証
等の認定を受けた融資にかかる信用保証協会保証料についても助成対象とした。助
成実績以下のとおり。
セーフティネット助成実績
件数
(うち震災関係)
873
(81)
助成額
(千円)
(うち震災関係(千円))
68,488
(7,760)
なお、トラック運送事業はセーフティーネット保証の特定業種に平成10年7月か
ら平成26年3月まで指定継続されている。
③物流経営士受講促進及びその活用、中小企業大学校の受講等による事業後継者の育
成
・新たな物流時代に適切に対応できる人材を育成するため、物流経営士の認定事業を
実施した。平成25年度の資格認定は、東京都トラック協会が31名、愛知県トラ
ック協会中部トラック総合研修センターが53名であった。これまでの資格認定者
数は、1,441名。また、物流経営士の質的向上と物流経営士間の交流を図るた
め修了生を対象とした研修を、東京、愛知で実施した。愛知では12月6日に初め
て開催し、東京は3月10日に開催し、それぞれ91名、49名が参加した。更に、
海外研修施設(ベトナム)に講師として派遣した。
・優秀な管理者を育成するため、(独)中小企業基盤整備機構が運営する中小企業大学
校における経営基盤強化や人材育成に係る講座の受講料について、助成を行った。助
成実績は、403件4,754千円。
・次世代を担う優秀な経営者を育成するため、物流に関する専門的な学科を有する流
通経済大学において、入学希望者4名を推薦、全員が合格した。
・事業後継者並びに青年経営者を育成するため、2月に東京で青年部会全国大会を開
催し、初めて研修会の模様をインターネット配信するとともに、青年経営者730
名が参加した。また、全国代表者会議・研修会を新たに10月・2月に開催し、実
践に即した研修事業を実施した。さらに、東日本大震災での被災者支援活動を行っ
たほか、自由民主党青年局との意見交換会を開催した。
・都道府県トラック協会の青年部会等に所属する経営者等の先進的な創意工夫による
収益性向上などの取組に対する顕彰を行い、2者を表彰した。
④WebKIT事業の効率化等の推進
・中小トラック運送事業者並びに事業協同組合等による輸送効率向上とIT化を促進
するため「WebKIT」事業の一層の効率化等を進めた。平成26年3月末現在、
加入協同組合153、加入事業者2,100、追加ID1,136、ID合計3,
389。また、トラック運送事業者及び荷主企業等の経営の安定に寄与すべく、
12月よりWebKITにおける前月分の成約運賃をもとに概括的に指数化し定期
的に公表した。
(3)情報化対策
①中小トラック運送事業者を対象としたIT化の推進
・全国の中小事業者1,505社に情報化推進に係るアンケート調査を実施、447
社から回答を得て、事業者が求める情報化推進施策案を決定した。
・中小トラック事業者の情報化推進のため、事業者に対するヒアリングを行い、IT
事例集(追補版)を作成した。
・ITSによる高度物流の実現に向けて、開発動向を把握、先進事例等の情報収集を
図るため、10月に東京で開催された ITS 世界大会を視察し、情報収集に努めた。
(4)消費者対策
①標準引越運送約款や消費者保護関連法令(消費者契約法、特定商取引法)等に関す
る啓発活動の推進
・昨年度より引き続き、標準引越運送約款検討ワーキンググループにおいて現在の標
準引越運送約款に係る諸条文について検討を行った。正式に要望する前に国交省と
当該見直し要望案について確認を行い、さらに要望範囲の絞り込みを行った。なお、
正式な要望を行うに当たり、要望に係る裏付けデータが必要との観点から別途調査
が必要になったため、26年度も引き続き実施することとした。
・引越に関する啓発用パンフレット「かしこい引越」を各ト協に随時配布し啓発を諮
ったほか、本年は消費税8%への増税と引越繁忙期が重なることから、例年実施し
ている業界統一キャッチフレーズを用いた掲示用ポスターに代えて、
「3月中旬より
引越の混雑が予想されます!!」と題したA4判のリーフレットを作成し、マスコ
ミ、業界団体(223団体)及び各ト協並びに各ト協引越部会員等引越関係者に対
し配布した。また、HPに引越繁忙期対策コーナーを設け分散引越の案内を行った。
②引越管理者講習の充実、引越事業者優良認定制度創設への準備等消費者サービスの
品質向上の推進
・引越講習(引越基本講習及び引越管理者講習)を本年度は各都道府県(一部ブロッ
ク)単位により開催し、全国47都道府県106ヵ所で講習を行い、2,725名
が受講した。これにより制度を開始した平成17年度からの延べ受講者数は14,
187名となった。
・引越事業者優良認定制度については、本年度の4回を含め、平成23年10月より
11回の準備委員会を開催し、制度詳細、規程等を検討した。平成26年2月の引
越部会及び3月の理事会で創設についての承認を受け、26年度より正式に実施す
る運びとなった。なお、同制度を取得する条件の一つとして、引越事業に携わる各
事業所に一名以上引越管理者講習修了者の配置が必要となり、引越管理者講習修了
者は3年に一度の再受講を義務づけるなど、引越講習の位置づけが更に重要となり、
より一層の相乗効果を図ることとした。また、
「引越安心マーク」のデザインについ
ては、候補を3種類作成して一般公募により選定を実施、最多得票を獲得したマー
クに決定した。(12月9日付全ト協HPにて一般に公表済)
③引越、宅配便等に関する輸送相談の充実強化及び苦情処理への適正・迅速な対応
・平成26年度より開始が予定されている引越事業者優良認定制度創設に伴い、全ト
協への引越相談の増加に備え、引越に係わる相談のできる相談員を従来4名体制か
ら8名体制とした。また、引越に係わる輸送相談の充実強化を図るため輸送相談員
全員を引越講習認定講師とした。輸送相談内容について分類を行い輸送相談の8割
を占める引越については輸送担当者会議や部会等で分類別の相談状況として破損・
紛失・対応不備等が増えている旨の報告を行った。
(5)輸送事業対策
①海上コンテナ輸送の安全対策等業種、業態別輸送問題への対策の推進
・海上コンテナ輸送の安全対策については、昨年度の海コン安全確保法案の不成立と
いう事態に伴い、法案成立のステップとするためにも平成25年6月に国土交通省
が改正した「国際海上コンテナの陸上における安全輸送ガイドライン」の取組事項
を積極的に徹底していくことを目的として、ドライバーを主眼においた講習会を開
催し、関係事業者に対して周知を図るとともに、取組概要を分かりやすく映像化し
て纏めたDVDを制作した。
・国土交通省において開催された海上コンテナの陸上輸送に関係する会議に積極的に
参加し、海上コンテナ輸送事業者の置かれている状況を訴えるとともに、改善要望
等を行った。
・特別積合せ委員会では、各委員からの意見をもとにテーマ毎にワーキングチームを
結成し、課題に取り組むこととした。
<1>反社会的勢力対策について
暴力団排除条項を盛り込んだ「標準宅配便運送約款の改正」を目標として、関係行政
を交えた検討を行ったが、国で示す各種約款に当該条項が明確化されたものがないな
どの理由から、行政より「モデル約款」が示めされ、検討を重ね、業界の意向が組み
いれられたモデル約款であったことから、平成26年2月17日付けで通達の発出が
行われた。なお、この通達をもって当チームは解散することとなった。
<2>貨物事故削減対策について
貨物事故の中でも、外装異常により貨物事故と荷主から判断されるケースに焦点を絞
り、荷主団体へのヒアリング、チーム各社へのアンケートなどにより調査・検討を行
った。なお、アンケート調査については、次年度も継続的にデータ収集を行うことと
なり、チーム活動を継続することとした。
<3>安全対策について
チーム編成による活動を予定していたが、本年については特積みワーキング委員会よ
り数社を選定し、各社で取り組む安全対策についての発表が特積みワーキング委員会
で行われた。各社の発表を受けた上で、次年度以降、当該対策に関する取組の可能性
を模索することとした。
・重量部会、鉄鋼部会などを中心に特殊車両通行許可制度について、国土交通省との
意見交換会、勉強会を行った。また、平成25年3月より実施された特殊車両通行
に係わる指導取締要領改正に伴い要望のあった都道府県トラック協会において特殊
車両通行許可制度(42県52回3,558名)および同オンライン申請(28県
31回)に関する講習会を行い、道路3法と同改正内容の周知を図った。
(6)広報対策
①機関紙「広報とらっく」及びホームページ等による会員向け情報提供と拡充施策の
推進
・機関紙「広報とらっく」を22回(1回55,000部)発行し、都道府県トラッ
ク協会傘下会員事業者、関係行政機関及び研究機関等へ配布し、引き続き、トラッ
ク運送業界を取り巻く動向や全ト協の事業活動、会員事業者の事業経営に役立つ情
報を提供した。さらに、記事レイアウトの改善、写真・図解等を多く取り入れ、貨
物運送事業関係法令法律や制度等をわかりやすく解説する工夫に努めた。また、多
方面から物流分野を対象とした広告出稿があり、新たな広告のニーズにも対応した。
平成25年12月に実施した読者アンケート調査では、閲読率は94.0%、この
うち精読率は62.6%で、引き続き読者から高い支持が得られていることが分か
った。
・ホームページを業界内外に向けた情報発信の基盤的役割を担うツールとして位置づ
け、コンテンツの充実を図るとともに、年間を通じてタイムリーな情報提供を行っ
た。また、全ト協における各種事業をより多くの閲覧者に周知するため「燃料高騰
対策特設ページ」
「引越繁忙期における分散引越のお願い」
「『トラック輸送の省エネ
対策の推進(燃料費高騰対策)』の実施について」、
「年度末の輸送量急増に伴う安全
確保等に係る特別声明」等の特別ページを作成した。さらに、
「東日本大震災におけ
る緊急支援物資輸送活動の記録」などの刊行物をホームページに随時掲載し、積極
的な情報提供を図った。諸外国に対しても日本のトラック輸送をPRするため、昨
年度に引き続き英語版の業界・協会の概要やフラッシュアニメシリーズを掲載した。
さらに、ホームページとは違ったアプローチによる業界内外への PR のため、
Facebook を開設したほか、第45回「全国トラック・ドライバーコンテスト」表彰
式のライブ中継等、インターネットを活用した広報活動を積極的に行った。
②10月9日「トラックの日」を活用した全国統一キャンペーンによる業界PR対策
の推進
・業界内外に向け、トラック輸送について正しい理解促進と業界の社会的地位向上を
図るため、一般紙、業界専門紙、経済誌等を活用し、全国的な広報PR活動を展開
した。また、全ト協が提供するラジオ情報番組「ドライバーズ・リクエスト」は、
TBSラジオ系列全国33局ネットで年間260回放送され、1回あたりの聴取者
は約175万人に及んだ。さらに、同番組における60秒 CM では、燃料高騰対策
として、燃料サーチャージ導入への理解を求める CM(秋田県トラック協会 嶋田 康
子会長出演)、平成26年4月からの消費税増税に伴い、適正な転嫁への理解を求め
る CM(全ト協 小幡 鋹伸副会長、愛知県トラック協会会長出演)など、時宜にか
なった内容を事業者の声で訴えた。
・
「全日本トラック協会の概要」、
「日本のトラック輸送産業2013」、
「トラック輸送
データ集2013」を作成し、各都道府県トラック協会に配布した。
・10月9日の「トラックの日」には、「トラックは生活(くらし)と経済のライフ
ライン」を全国統一標語として、大型ポスターを制作し、各都道府県トラック協会
のイベント用に配布した。ポスターの制作にあたり、本年度初めてポスターデザイ
ンコンテストを実施し、一般公募により広くデザインを募集した。応募総数30点
から、広報委員の投票により選ばれたグランプリ作品1点を平成25年度トラック
の日ポスターとして採用した。また、応募作品の中から優秀作品3点を佳作とした。
③トラック運送業への一層の理解促進に向けた各種広報媒体を活用した積極的なPR
対策の実施
社会に大きな影響力を持つ新聞、テレビ、通信社、経済誌などの一般メディアからの
燃料価格高騰問題、自動車関係諸税、高速道路料金制度等トラック運送業界が直面す
る諸課題や現状に関する取材に適宜対応した。これらの各種取材に対し、業界の現状
や課題、取り組みなどを説明し、積極的に業界理解を図った。
・燃料高騰によりトラック運送事業者の経営状況が逼迫していることから、燃料高騰
対策として、平成25年10月9日(水)「第18回全国トラック運送事業者大会」
の開催に合わせて、同日付にて「燃料高騰でトラックが止まる」の全面広告を全国
紙及び地方紙に掲載した。
・引越繁忙期における分散引越への協力等について、広く一般社会に周知するため、
マスコミ各社へ協力依頼するとともに、全国紙、地方紙、テレビ局、ラジオ局等、
50以上のメディアで報道された。
(7)法人・組織対策
①運輸事業振興助成交付金出捐金事業中期計画への対応
・評価機関会議が平成25年8月26日に開催され、中期計画初年度にあたる平成2
4年度の事業について実績評価が行われた。評価は、評価基本方針に従って、中期
目標が設定された交通事故防止をはじめとする9つの事業項目について、A(優れ
た実施状況)、B(概ね順調な実施状況)、C(順調な実施状況になく事業見直しが
必要)の 3 段階評価が行われた。評価結果は、A評価が5つ、B評価が4つで、C
評価は無く、概ね良い評価であった。当協会は、これらの評価結果及び委員の意見
を評価事業項目ごとにホームページ等に公表した。
②委員会組織、部会組織の再編
③事務局組織の活性化
・東京、神奈川、愛知、福岡の各協会から出向職員の受け入れを行うとともに、関係
団体等と積極的な人事交流を図り、事務局職員の意識向上を図った。
④海外関係団体・関係機関との交流を促進
・諸外国のトラック輸送関係者との交流を図った。平成25年4月25日には大韓民
国全国貨物自動車運送事業連合会共済組合が、6月21日には中華人民共和国交通
運輸部がそれぞれ来協し、双方のトラック輸送等について意見交換を行った。
・東日本大震災における緊急物資輸送の取り組みが平成24年度に「IRUグランプ
リ賞」に選ばれたことを受け、平成25年6月12日にヨルダン王国のアンマンで
開催された授賞式において表彰された。
(8)その他
①全日本トラック総合会館(全日本トラック防災・研修センター)の建設
・現在、建設中の全日本トラック総合会館(全日本トラック防災・研修センター)は、
災害時に緊急物資輸送の司令塔としての役割を果たすとともに、平時には研修施設
として活用でき、全国の運送事業者のナショナルセンターとしての役割を担うこと
が期待される。同会館は、地下1階、地上11階建てで各研修施設に加え、大規模
災害を見据え、免震構造で非常用発電装置などの設備を備えている。平成26年7
月25日の完成・引き渡しに向けて、今年度までに地上鉄骨工事、各階床コンクリ
ート打、外装工事を実施し、工事は予定通りに進捗した。
②庶務関係事項
〈1〉表彰・顕彰等
①優秀運転者等の表彰、②正しい運転・明るい輸送運動による表彰、③業界の永年
勤続功労者に対する感謝・表彰、④トラック輸送において優れた業績に対する鈴木
賞を実施した。
〈2〉会議の開催
①通常総会(6月28日)、②事業者大会(10月9日)、③理事会(6月5日、3
月13日の2回)、④常任理事会(8月22日、12月5日、2月13日、の3回)、
⑤正副会長会議(4月4日、5月16日、6月5日、28日、7月4日、8月22
日、10月9日、11月14日、12月5日、1月23日、2月13日、3月13
日)
、⑥各委員会・部会(随時)を開催した。
なお、事業者大会の開催については、18回目となり、10月9日に札幌市で開催
したところ、1,500名余が参加するとともに、2つの分科会では活発な意見交
換がなされ、大会決議が取りまとめられた。
〈3〉トラックステーション等の整備運営
長距離運行の安全確保、労働環境改善のため、(公財)貨物自動車運送事業振興セン
ターを通じてトラックステーション及び保養施設の運営を行った。
【刊行の調査研究報告書等一覧】
1. 全般
(1)
「全日本トラック協会の概要」
全ト協の組織や事業活動等を説明・紹介するため、最新の役員一覧、事業活動内容等を
まとめた冊子を作成し、来訪者等に配布した。
(2)
「日本のトラック輸送産業2013」
トラック輸送産業の果たす重要な役割、業界の現状及び安全・環境対策等の課題への取
り組みについて業界内外にPRするため、表やグラフなどを使い、分かりやすくまとめた
冊子を作成し、会員事業者、都道府県トラック協会、関係行政機関及び来訪者等に配布し
た。
(3)
「トラック輸送データ集2013」
物流関連の各種統計・データをまとめたデータ集を作成し、各都道府県トラック協会に
配布した。
2. 規制改革対策
(1)トラック運送業界の景況感調査
平成5年度からの継続事業であり、トラック運送事業者の経営指標の動向と見通しを
適時適切に把握するため、四半期ごとに経営動向に関する調査を実施した。また、平成
25年12月には、車両の稼働状況や運賃動向等の最新の実態を把握する特別調査も実
施した。
3.燃料価格変動対策
(1)
「燃料サーチャージ導入検討のお願い」
荷主に対して燃料価格高騰による窮状を訴え、燃料サーチャージ導入検討をお願いす
るリーフレットを作成した。
(国土交通省・経済産業省・トラック協会連名)
(2)
「燃料サーチャージ算出シートの使い方」
燃料サーチャージの設定や届出の一助となるため、燃料サーチャージ算出シートの活
用方法をまとめたリーフレットを作成した。
4.税制対策
(1)
「平成25年度版トラック税制の基礎知識」
トラック運送事業に関係する税制の最新の内容や基礎的事項をとりまとめた、税制に
関する入門用パンフレットを作成した。
5.緊急輸送対策
(1)東日本大震災における緊急支援物資輸送活動の記録
平成23 年の東日本大震災に係る様々な情報のうち緊急支援物資の輸送に関連する項目
を中心に、トラック運送業界の活動や課題を取りまとめ、冊子及び英訳版を作成した。
(2)大規模災害発生時の緊急支援物資輸送対応標準マニュアル
大規模災害発生時に備え、地方公共団体と各都道府県トラック協会が連携して、緊急
支援物資輸送のより適切な体制づくりを可能とすることを目的とした標準マニュアルを
作成した。
6.交通安全対策
(1)事業用貨物自動車の交通事故の傾向と事故事例
事業用貨物自動車の事故実態を交通事故データベースから集計分析及び事例分析し、
事故予防及び被害軽減の観点から必要な諸方策を検討するための事故事例集を作成し
た。
(2)平成25年度「ドライブレコーダの導入効果に関する調査」報告書
ドライブレコーダ機器の助成事業により、助成金の交付を受けた事業者に対して、導
入したことにより得られた効果、課題等について調査を行い、分析結果をとりまとめた。
(3)中型免許制度の見直しに係る緊急実態調査結果報告書
警察庁における「貨物自動車に係る運転免許制度の在り方に関する有識者検討会」に
対応するため、トラック運送事業者の雇用の現状や中型免許制度に係る問題点等を把握
することを目的として、国土交通省と全日本トラック協会との共同による緊急実態調査
を実施し、結果をとりまとめた。
(4)トラック運送事業における運行管理者のあり方報告書
運行管理者が適切に安全管理を遂行するための環境整備について実態を把握すると共
に、運行管理者の権限及び役割等をはじめとした運行管理者制度に係る現行制度や課題
等を整理し、今後の望ましい運行管理者制度のあり方 をとりまとめた。
7.環境・エネルギー対策
(1)低炭素社会実行計画策定に向けた基礎調査報告書
産業界の自主的な取り組みとして経団連が推し進める低炭素社会実行計画に参画する
ために、トラック業界のCO2排出量の現状を整理すると共に、2020年におけるC
O2削減目標を策定するためのシミュレーション予測を実施し、分析結果をとりまとめ
た。
(2)新・環境基本行動計画
「環境基本行動計画」の策定から10年以上が経過したことから、一層深刻化する地
球温暖化問題をはじめ、トラック運送業界を取り巻く社会情勢や環境の変化等に的確に
対応するため、新たな環境指針として、「新・環境基本 行動計画」を策定した。
(3)LNGトラックの動向調査報告書
圧縮天然ガス(CNG)トラックの航続距離を改善するものとして期待され、欧米で
普及しつつある液化天然ガス(LNG)トラックの性能や実用上の課題等を調査しとり
まとめた。
(4)平成25年度「環境対策機器等の導入効果に関する調査」報告書
EMS機器、低公害車、アイドリングストップ支援機器の助成事業により、助成金の交付を受
けた事業者に対して、それぞれ導入したことにより得られた効果、課題等について調査
を行い、分析結果をとりまとめた。
(5)平成25年度「貨物自動車におけるエコタイヤの効果に関する基礎調査」報告書
トラック輸送における省エネ対策の一つとして期待されるエコタイヤについて、公開
情報から燃費改善効果、制動性能、耐摩耗性及び操縦安定性等に関する基礎的な情報を
整理し、とりまとめた。
8.輸送秩序確立対策
(1)
「平成25年度輸送秩序確立運動」ポスター
平成25年4月1日より1年間、「平成25年度輸送秩序確立運動 実施要綱」に基づ
き輸送秩序確立運動の実施について、本運動の趣旨や内容について事業者に対して周知徹
底を行うためポスターを作成した。
(2) 平成25年度貨物自動車運送事業安全性評価事業申請案内
利用者がより安全性の高い事業者を選び易くするための環境整備を図るため、事業所の
安全性を正当に評価し、認定し、公表する「貨物自動車運送事業安全性評価事業」の事業
概要、申請方法、評価方法等を周知することを目的として申請案内書を作成した。
(3)
「平成25年度貨物自動車運送事業安全性評価事業申請案内」ポスター
運送事業者や荷主関係、一般消費者に対し、
「貨物自動車運送事業安全性評価事業」の
PR、及び申請書類の頒布期間や申請期間の周知を目的として、広報とらっく(平成 25
年 5 月 1 日号)への刷込ポスターを作成した。
(4)安全性評価事業Gマークデザイン車両(ラッピングトラック)の走行
貨物自動車運送事業安全性評価事業について、一般消費者、地域社会への認知度を高め、
業界のイメージアップを図るため、安全性優良事業所の保有車両にGマークのデザインを
施したラッピングトラックとして、71台(45社)が全国を走行した。
(5)
「5両未満営業所に係る運行管理者の選任義務付け」に係る啓発リーフレット
平成25年5月1日より5両未満営業所に運行管理者の選任義務付けが開始されるこ
とに伴い、適正化事業指導員が巡回指導において、その周知活動に効果的に活用できるよ
う啓発リーフレットを作成した。
(6)
「不正改造車を排除する運動」に係る啓発リーフレット
国土交通省が「不正改造車を排除する運動」を平成25年6月に全国的に取り組む中、
適正化事業指導員が巡回指導において、その周知活動に効果的に活用できるよう、啓発リ
ーフレットを作成した。
(7)
「速報制度」に係る啓発リーフレット
速報制度が平成25年10月1日より開始されるのに伴い、適正化事業指導員が巡回指
導において、その周知活動に効果的に活用できるよう、啓発リーフレットを作成した。
(8)
「点呼の励行啓発」に係るパンフレット
国土交通省で「点呼の励行啓発対策」を策定し、
「点呼」の重要性を強く運送事業者へ
周知することとなったことに伴い、適正化事業指導員が巡回指導において、その周知活動
に効果的に活用できるよう、啓発リーフレットを作成した。
(9)
「荷主勧告制度の改正について」に係るチラシ
平成26年4月1日より、荷主勧告制度が改正されることに伴い、内容の周知及び適正
化事業指導員が巡回指導において、その周知活動を効果的に推進するため、啓発リーフレ
ットを作成した。
(国土交通省・トラック協会・全国貨物適正化事業実施機関連名)
(10)「書面化の推進について」
トラック運送事業者や荷主に、
「トラック運送業における書面化推進ガイドライ
ン」による運送引受書の交付について周知・浸透するため及び適正化事業指導員が
巡回指導において、活用するため、書面化の推進に係るリーフレットを作成した。
(国
土交通省・トラック協会・全国貨物適正化事業実施機関連名)
(11)
「トラック運送業における書面化推進ガイドライン」
セミナー・説明会用資料として、国土交通省が策定した「トラック運送業における書
面化推進ガイドライン」を冊子の形で製本・印刷した。
(12)
「トラック運送業における契約に関する基礎知識」
トラック運送業界における基本契約締結の普及、書面化ガイドラインに基づく運送引
受書交付の定着等を図るため、契約の意義や契約書・覚書の雛型等契約書面作成のポイ
ントをまとめたハンドブックを作成した。
9.労働対策
(1)トラック運送事業者のための健康起因による事故防止マニュアル
健康起因による事故が問題視される中、トラック運送事業者や運行管理者等が、トラ
ックドライバー等に対してより適切な健康管理指導が実施できるよう、トラック運送事
業に特化した内容のマニュアルをとりまとめた。
(2)平成25年度「貨物運送事業における SAS スクリーニング検査の実態調査」報告書
睡眠時無呼吸症候群(SAS)に起因する交通事故の実態を公開情報から調査すると共に、
SAS スクリーニング検査実施機関の協力により入手したデータからトラックドライバーの SAS
罹患率等を調査し、分析結果をとりまとめた。
(3)
「トラック運送事業のためのわかりやすいモデル就業規則」
最新の労働関係法令に沿った内容に加筆修正した、就業規則のモデルとなる冊子を作
成した。
(4)
「トラック運送事業に関する賃金・労働時間データ集(平成25年調査版)
」
トラック運送事業に係る賃金・労働時間等を把握するため、厚生労働省が実施してい
る「賃金構造基本統計調査」の中から、過去 10 年分のトラック運送事業に係る部分を抽
出したデータ集を作成した。
10.経営改善対策
(1)経営分析報告書(平成24年度決算版)
全国2,121事業者から提出された「一般貨物自動車運送事業報告書」を基に、車両
規模別、地域別等の経営分析を行い、報告書を作成した。
(2)官公需等の協同組合による共同受注に係る調査研究報告書
官公需適格組合の証明を持つ協同組合がこれまで受注していた公共事業等について、大
手事業者等との競争に晒され、受注率や受注単価が下落していることから、トラック運送
事業の協同組合の官公需適格組合の証明取得状況、受注状況などの実態を調査し、その課
題と対策の検討を行った。
(3)適正運賃収受のための運賃実態調査 ~求荷求車ネットワークWebKITデータ
による運賃実態調査~
燃料価格の高騰や安全・環境に係るコスト負担の増加など厳しい経営環境のなか、トラ
ック運送事業者の原価意識の向上と適正運賃収受に寄与するため、成約運賃指数等のWe
bKITの輸送成約データの分析を行った。
(4)ITベスト事例集(追補版)
中小トラック運送事業者が、戦略的にIT導入を図る手引として、主なIT製品の導入
事例を事例別に整理し、紹介したもの。今年度は2社の事例を追加。
(5)経営の未来を築く運送原価計算-原価計算の必要性と仕組み-(DVD)
原価意識向上実践セミナーの開催にあたり、セミナー参加者に原価計算の必要性や仕組
みをわかりやすく解説したDVDを制作・放映した。
11.交付金関係
(1)交付金制度関係付属資料集(データ編)
「運輸事業の振興の助成に関する法律」施行を踏まえ、平成24年度に作成された交
付金制度関係資料集のうち、データ編のものについてデータ等を最新のものに修正した
うえ、各都道府県トラック協会に配布した。
○通常総会の開催状況
1.第88回通常総会
<1>開催日:平成25年6月28日
<2>場
所:第一ホテル東京
<3>協議事項・協議結果
Ⅰ.議事
(1)平成24年度事業報告について(報告事項)
(2)平成24年度計算書類(貸借対照表(案)、正味財産増減計算書(案)、財産目録(案))の承認につい
て
(3)理事、監事、会計監査人の選任(案)並びに会長候補者の選定(案)について
(4)当面する諸案件について
①第18回全国トラック運送事業者大会開催概要及び次年度開催地(案)について
②2012年IRUグランプリ賞の受賞について
上記について、異議なく承認された。
Ⅱ.副会長、常任理事、理事、常務理事の退任に伴う感謝状の贈呈について
Ⅲ.安全性優良事業所認定制度(Gマーク認定制度)の認知に向けたラッピングトラック走行に
対する感謝状の贈呈について
○理事会の開催状況
1.第154回理事会
<1>開催日:平成25年6月5日
<2>場 所:全日本トラック協会
<3>協議事項・協議結果
【審議事項】
(1)会員の入退会等(案)について
(2)平成24年度事業報告書(案)の承認について
(3)平成24年度計算書類(貸借対照表(案)、正味財産増減計算書(案)及び同付属明細書(案)、
財産目録(案))の承認について
(4)第88回通常総会の招集について
(5)定款第27条に基づく業務報告について
(6)常任委員会の見直し(案)について
(7)中央近代化基金融資公募要項・近代化基金運営要領(案)について
(8)第18回全国トラック運送事業者大会開催概要及び次年度開催地(案)について
【報告事項】
(9)燃料価格高騰経営危機突破全国総決起大会について
(10)トラック運送業における書面化の推進について
(11)運輸事業振興助成交付金の内示状況について
(12)2012年 IRU グランプリ賞の受賞について
(13)その他
上記について、異議なく承認された。
2.第155回理事会
<1>開催日:平成25年6月28日
<2>場
所:第一ホテル東京
<3>協議事項・協議結果
(1)会員の入退会等(案)について
(2)会長、副会長、常任理事、理事長、専務理事、常務理事の選任(案)並びに代表理事、業務執行理事
の選定(案)について
(3)(一社)愛知県トラック協会への土地の一部無償譲渡について
上記について、異議なく承認された。
3.第156回理事会
<1>開催日:平成26年3月13日
<2>場
所:第一ホテル東京
<3>協議事項・協議結果
【審議事項】
(1)平成26年度事業計画書(案)について
(2)平成25年度一般会計、交付金特別会計収支予算の補正(案)について
(3)平成26年度一般会計収支予算書(案)、交付金特別会計収支予算書(案)、鈴木基金特別
会計収支予算書(案)について
(4)低炭素社会実行計画(案)の概要と目標値について
(5)会員の退会及び代表者変更(案)について
(6)定款第27条に基づく業務報告について
【報告事項】
(7)平成26年度税制改正に関する要望と平成26年度税制改正(案)・平成26年度予算(案)
の内容について
(8)消費税率引上げに係る転嫁の取組について
(9)新たな高速道路料金割引について
(10)中型免許制度の見直しについて
(11)「トラック輸送の省エネ対策の推進(燃料費高騰対策)」の実施について
(12)引越事業者優良認定制度の概要について
(13)荷主団体に対する3月需要期における引越の分散化への協力のお願いについて
(14)原価意識向上実践セミナーの開催状況について
(15)求荷求車情報ネットワーク(WebKIT)成約運賃指数について
(16)セーフティネット保証の業種指定について
(17)全日本トラック総合会館(全日本トラック防災・研修センター)の建設に係る進捗状況につ
いて
(18)その他
○常任理事会の開催状況
1.第211回常任理事会
<1>開催日:平成25年8月22日
<2>場
所:東京ステーションホテル
<3>協議事項・協議結果
説 示 「政府における消費税転嫁対策について」
講師:財務省主税局税制第二課係長
三浦 佑樹 様
公正取引委員会事務総局官房参事官 石谷 直久 様
消費者庁表示対策課係長
柴田 修輔 様
議 事
(1)平成26年度税制改正・予算に関する要望書(案)について
(2)トラック輸送振興顕彰「鈴木賞」規程の改定及び受賞者の選考について
(3)当面する諸案件について(報告事項)
①燃料高騰対策について
②国土交通省における書面化への対応について
③平成25年度「自家用燃料供給施設整備支援助成事業」について
④中央近代化基金「燃料高騰対策特別融資」推薦申込公募要綱について
⑤平成25年度原価意識向上セミナー実施要領について
⑥第18回全国トラック運送事業者大会について
⑦その他
上記について、異議なく承認された。
2.第212回常任理事会
<1>開催日:平成25年12月5日
<2>場
所:第一ホテル東京
<3>協議事項・協議結果
議
事
(1) 平成26年度事業計画骨子(案)について
(2) 平成25年度優秀運転者顕章候補者(案)について
(3) 消費税の転嫁・表示カルテルの届出について(案)
(4) 当面する諸案件について(報告)
①トラック運送業界からの要望事項に係る最新の状況について
②燃料価格高騰対策の進捗状況について
③引越事業者優良認定制度の取り組み状況について
④中小企業金融円滑化法期限到来後の現状について
⑤原価意識向上実践セミナーの開催状況について
⑥燃料高騰特別融資・自家用燃料施設助成事業の実施について
⑦全日本トラック総合会館(全日本トラック防災・研修センター)建設に係る現況報告について
⑧平成26年度主要会議・行事開催日程(案)等について
3.第213回常任理事会
<1>開催日:平成26年2月13日
<2>場
所:第一ホテル東京
<3>協議事項・協議結果
議
事
【審議事項】
(1)平成26年度事業計画書(案)について
(2)平成25年度一般会計、交付金特別会計収支予算の補正(案)について
(3)平成26年度一般会計収支予算書(案)、交付金特別会計収支予算書(案)、鈴木基金特別会
計収支予算書(案)について
(4)全ト協表彰規程に基づく表彰及び「正しい運転・明るい輸送運動」に係る表彰(案)について
【報告事項】
(5)平成26年度税制改正に関する要望と平成26年度税制改正(案)・平成26年度予算(案)につ
いて
(6)消費税率引上げに係る転嫁の取組について
(7)新たな高速道路料金割引について
(8)中型免許制度の見直しについて
(9)平成25年度補正予算及び平成26年度トラック輸送の省エネ対策の 推進について
(10)引越事業者優良認定制度の概要について
(11)荷主団体に対する3月需要期における引越の分散化への協力のお願いについて
(12)原価意識向上実践セミナーの開催状況について
(13)求荷求車情報ネットワーク( WebKIT)成約運賃指数について
(14)セーフティネット保証の業種指定について
(15)全 日 本 ト ラッ ク 総合 会 館 ( 全 日 本ト ラ ック 防 災 ・ 研 修 セン タ ー) の 建 設 に 係 る進 捗 状況
について
○正副会長会議の開催状況
1.平成25年度第1回正副会長会議
<1>開催日:平成25年4月4日
<2>場
所:全日本トラック協会
<3>協議事項・協議結果
(1)報告事項
①新公益法人制度への移行に係る都道府県トラック協会の申請状況について
②全日本トラック総合会館(全日本トラック防災・研修センター)の竣工スケジュールについて
③アメリカ物流視察団の派遣について
④中小企業金融円滑化法の動向について
⑤公益社団法人全日本トラック協会青年部会の発足と社会貢献活動報告について
⑥運輸事業振興助成交付金による定期健康診断への支出について
(2)協議事項について
①トラック運送業における書面化の推進について
②その他
上記について、異議なく承認された。
2.平成25年度第2回正副会長会議
<1>開催日:平成25年5月16日
<2>場 所:全日本トラック協会
<3>協議事項・協議結果
(1)報告事項
①カリフォルニアトラック協会との合同会議と物流施設視察の概要について
②運輸事業振興助成交付金の内示状況について
③中型免許問題に係る古屋国家公安委員長への要望について
(2)協議事項
①常任委員会の見直し(案)について
②第18回全国トラック運送事業者大会開催概要及び次年度開催地(案)について
③燃料価格高騰経営危機突破全国総決起大会開催概要(案)について
④トラック運送業における書面化の推進について
上記について、異議なく承認された。
3.平成25年度第3回正副会長会議
<1>開催日:平成25年6月5日
<2>場 所:全日本トラック協会
<3>協議事項・協議結果
(1)報告事項について
①常任委員会の開催状況について
・総務委員会(5月16日)、第34回物流政策委員会(5月24日)
②今後の引越優良事業者認定制度に係る取組について
③トラック運送事業における運行管理者のあり方研究会の設置について
④燃料価格高騰経営危機突破全国総決起大会について
⑤役員選考委員会の審議・決定事項の報告について
(2)協議事項について
①第154回理事会の運営について
(3)その他
①本会における行政機関、国会議員、政党等への要望活動について
上記について、異議なく承認された。
4.平成25年度第4回正副会長会議
<1>開催日:平成25年 6月28日
<2>場
所:第一ホテル東京
<3>協議事項・協議結果
(1)報告事項
①運輸事業振興助成交付金の内示状況について
②自民党・参議院選挙公約2013について
③国土交通省本省による書面化等説明・意見交換会日程について
④トラック協会への加入促進(案)について
(2)議事
①第88回通常総会、第155回理事会の運営について
②その他
上記について、異議なく承認された。
5.平成25年度第5回正副会長会議
<1>開催日:平成25年 7月4日
<2>場
所:とうふ屋うかい
<3>協議事項・協議結果
(1)副会長の担務(案)について
(2)その他
上記について、異議なく承認された。
6.平成25年度第6回正副会長会議
<1>開催日:平成25年8月22日
<2>場
所:東京ステーションホテル
<3>協議事項・協議結果
新局長ご挨拶
8月に就任した国土交通省田端浩自動車局長より新任のご挨拶があった。
【報告事項】
(1)常任委員会の開催状況について
①経営改善・情報化委員会(7月26日)
②税制・交付金委員会(8月21日)
(2)新潟県トラック協会との意見交換会開催概要について
【議
事】
(1)第1回総務委員会の運営につい て
(2)第211回常任理事会の運営について
(3)その他
上記について、異議なく承認された。
7. 平成25年度第7回正副会長会議
<1>開催日:平成25年9月13日
<2>場
所:全日本トラック協会
<3>協議事項・協議結果
【報告事項】
(1)常任委員会の開催状況について
①総務委員会(8月22日)
②広報委員会(8月27日)
③環境対策委員会(9月9日)
④物流政策委員会(9月10日)
⑤交通対策委員会(9月10日)
⑥労働安全・衛生委員会 (9月11日)
(2)運輸事業振興助成交付金出捐金事業評価結果について
(3)菅義偉内閣官房長官、野田毅自由民主党税制調査会長への要望について
(4)セーフティネット保証制度5号認定業種の再指定について
(5)平成25年度主要会議・行事開催日程について
【議
事】
(1)中型免許制度問題対策特別小委員会の設置について(案)
(2)第18回全国トラック運送事業者大会開催概要について(案)
(3)燃料高騰対策について(案)
(4)その他
上記について、異議なく承認された。
8.平成25年度第8回正副会長会議
<1>開催日:平成25年10月9日
<2>場
所:ホテルさっぽろ芸文館「玉葉の間」
<3>協議事項・協議結果
【報告事項】
(1)常任委員会の開催状況について
①特別積み合わせ委員会(9月25日)
②適正化事業委員会(9月30日)
【議
事】
(1)第18回全国トラック運送事業者大会の運営について
(2)その他
上記について、異議なく承認された。
9.平成25年度第9回正副会長会議
<1>開催日:平成25年11月14日
<2>場
所:全日本トラック協会
<3>協議事項・協議結果
【審議事項】
(1)第2回総務委員会の運営について
(2)その他
【報告事項】
(1)中型運転免許問題についての警察庁検討会への対応方針案について
(2)全日本トラック総合会館(全日本トラック防災・研修センター)建設に係る現況報告に
ついて
(3)その他
上記について、異議なく承認された。
1 0 . 平成 2 5年 度 第1 0 回 正副 会 長会 議
<1>開催日:平成25年12月5日
<2>場
所:第一ホテル東京
<3>協議事項・協議結果
【審議事項】
(1)消費税の転嫁・表示カルテルの届出について(案)
(2)中型運転免許問題についての警察庁検討会への対応方針について
(3)第212回常任理事会、全国トラック協会長会議の運営について
【報告事項】
(1)常任委員会の開催状況について
第2回総務委員会(11月14日)
(2)トラック運送業界からの要望事項に係る最新の状況について
上記について、異議なく承認された。
11.平成25年度第11回正副会長会議
<1>開催日:平成26年1月 23日
<2>場
所:全日本トラ ック協会
<3>協議事項・協議結果
【国交省挨拶】
国土交通省より田端浩自動車局長、加賀至貨物課長、益本宇一郎企画調整官が出席し、田端局
長よりトラック運送事業に係る国土交通省の取り組みについて説明があった。
議 事
(1)平成26年度事業計画書(案)について
(2)平成25年度交付金特別会計収支予算の補正(案)について
(3)平成26年度一般会計収支予算書(案)、交付金特別会計収支予算書(案)、鈴木基金特別
会計収支予算書(案)について
(4)平成26年度税制改正に関する要望と結果について
(5)第3回総務委員会の運営について
上記について、異議なく承認された。ただし、一般会計収支予算の2種及び3種普通会員の会
費を3,000円/月から10,000円/月に増額する案については、引き続き検討する
こととなった。
12.平成25年度第12回正副会長会議
<1>開催日:平成26年2月13日
<2>場
所:第一ホテル東京
<3>協議事項・協議結果
議 事
【報告事項】
(1)常任委員会の開催状況について
①第3回総務委員会(1月23日)
②第49回広報委員会(1月30日)
【審議事項】
(1)第213回常任理事会の運営について
13.平成25年度第13回正副会長会議
<1>開催日:平成26年3月13日
<2>場
所:第一ホテル東京
<3>協議事項・協議結果
議
事
【報告事項】
(1)常任委員会の開催状況について
・第39回適正化事業委員会(2月19日)
・第2回労働安全・衛生委員会(3月3日)
・第42回環境対策委員会(3月5日)
・第102回交通対策委員会
・第2回経営改善・情報化委員会(3月12日)
(2)エコタイヤの特性に関する調査研究委員会設置 要領について
(3)「年度末輸送繁忙期における安全確保等に係る特別声明」について
【審議事項】
第8回全国貨物自動車運送適正化事業実施機関本部長会議、第156回理事会の運営につい
て
○委員会の開催状況
(正副委員長 敬称略)
1.平成25年度第1回総務委員会
<1>開催日:平成25年5月16日
<2>委員長:坂本 克己
副委員長:大髙 一夫、新見
健
<3>委員数:22名
<4>協議事項・協議結果
(1)会員の入退会等(案)について
(2)平成24年度事業報告書(案)について
(3)平成24年度計算書類(貸借対照表(案)及び正味財産増減計算書(案))及び同付属明細書(案)
について
(4)常任委員会の見直しについて
(5)第18回全国トラック運送事業者大会の概要及び次年度開催地(案)について
(6)運輸事業振興助成交付金の内示状況について
(7)当面する諸案件について
①燃料価格高騰経営危機突破全国総決起大会開催概要(案)について
②中小事業者の抱える諸課題検討小委員会の開催状況について
③中小企業金融円滑化法期限到来後の資金繰り等に係るアンケート調査(平成 25 年 4 月・5 月分)の
結果について
④中型免許問題に係る古屋国家公安委員長への要望について
上記について、異議なく承認された。
2.平成25年度第2回総務委員会
<1>開催日:平成25年8月22日
<2>委員長:坂本 克己
副委員長:大髙 一夫、新見
健
<3>委員数:23名
<4>協議事項・協議結果
(1)正副委員長の選任について
(2)トラック輸送振興顕彰「鈴木賞」規程の改定及び受賞者の選考について
(3)事業計画検討小委員会について
(4)第18回全国トラック運送事業者大会について
(5)その他
上記について、異議なく承認された。
3.平成25年度第3回総務委員会
<1>開催日:平成25年11月14日
<2>委員長:坂本 克己
副委員長:大髙 一夫、新見
健
<3>委員数:23名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成26年度事業計画骨子(案)について
(2)平成25年度優秀運転者顕彰候補者(案)について
(3)平成26年度主要会議・行事開催日程(案)について
(4)当面する諸案件について(報告)
①燃料価格高騰対策の進捗状況について
②消費税の転嫁・表示に係る共同行為(カルテル)の独占禁止法適用除外について
③全日本トラック総合会館(全日本トラック防災・研修センター)建設に係る現況報告について
④その他
上記について、異議なく承認された。
4.平成25年度第4回総務委員会
<1>開催日:平成26年1月23日
<2>委員長:坂本 克己
副委員長:大髙 一夫、新見
健
<3>委員数:23名
<4>協議事項・協議結果
【審議事項】
(1)平成26年度事業計画書(案)について
(2)平成25年度交付金特別会計収支予算の補正(案)について
(3)平成26年度一般会計収支予算書(案)、交付金特別会計収支予算書(案)、鈴木基金特別会計
収支予算書(案)について
(4)その他
【報告事項】
(5)平成26年度税制改正に関する要望と結果について
(6)消費税転嫁・表示カルテルの取り組みについて
(7)新たな高速道路料金割引について
(8)中型免許制度の見直しについて
(9)平成25年度補正予算及び平成26年度トラック輸送の省エネ対策の推進について
(10)荷主団体に対する3月需要期における引越の分散化への協力のお願いについて
(11)全日本トラック総合会館(全日本トラック防災・研修センター)の建設に係る進捗状況につい
て
5.第1回事業計画検討小委員会
<1>開催日:平成25年11月5日
<2>委員長:辻
<3>委員数:7名
卓史
<4>協議事項・協議結果
(1)委員長の選任について
(2)平成26年度事業計画骨子(案)について
(3)その他
上記(1)について、異議なく承認された。また、(2)については、引き続き検討することとなった。
6.第2回事業計画検討小委員会
<1>開催日:平成25年12月20日
<2>委員長:辻 卓史
<3>委員数:7 名
<4>協議事項・協議結果
(1) 平成26年度事業計画書(案)について
(2)その他
上記について、異議なく承認された。
7.トラック輸送振興顕彰「鈴木賞」運営委員会
<1>開催日:平成25年8月22日
<2>委員長:野尻 俊明
<3>委員数:5 名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成24年度鈴木基金特別会計決算書及び平成25年度鈴木基金特別会計予算書等について
(2)トラック輸送振興顕彰「鈴木賞」規程の改定について
(3)受賞者の選考について
(4)その他
上記(2)について、4 者推薦のうちから、公益社団法人福岡県トラック協会、公益社団法人全日
本トラック協会青年部会の2者を選考することとなった。
8.燃料高騰対策本部第1回会議
<1>開催日:平成25年9月13日
<2>本部長:星野
良三
<3>協議事項・協議結果
(1)燃料高騰対策の今後の取り組みについて
(2)その他
9.燃料高騰対策本部第2回会議
<1>開催日:平成25年10月9日
<2>本部長:星野
良三
<3>協議事項・協議結果
(1)燃料高騰対策の今後の取り組みについて
(2)第18回全国トラック運送事業者大会での特別報告について
(3)全国紙及びブロック紙への意見広告等について
(4)その他
10.燃料高騰対策本部第3回会議
<1>開催日:平成25年11月14日
<2>本部長:星野
良三
<3>協議事項・協議結果
(1)燃料価格高騰対策の進捗状況について
(2)その他
11.全国トラック協会長会議
<1>開催日:平成25年12月5日
<2>協議事項・協議結果
(1)「みんなで学ぼう!トラックと交通安全・環境フェア」
(2)意見交換
(3)その他
上記(1)について、愛知県トラック協会小幡会長より取り組み事例を発表いただいた。
12.第34回物流政策委員会
<1>開催日:平成 25 年 5 月 24 日
<2>委員長:大髙 一夫
副委員長:坂本 克已、三浦 文雄
<3>委員数:14 名
<4>協議事項・協議結果
(1)「トラック産業に係る取組作業部会」への対応について
(2)トラック運送業における書面化の推進について
(3)トラック運送業における燃料サーチャージの導入の促進に向けた取組について
(4)中小事業者の抱える諸課題検討小委員会の開催状況について
(5)新しい総合物流施策大綱の策定に向けた検討状況について
上記について、異議なく承認された。また、(2)については、本委員会における委員の意見を
取りまとめて事務局案を作成することとなった。
13.第35回物流政策委員会
<1>開催日:平成 25 年 9 月 10 日
<2>委員長:大髙 一夫
副委員長:岡田
博
<3>委員数:12 名
<4>協議事項・協議結果
(1)燃料価格高騰対策について
(2)「トラック産業に係る取組作業部会」の検討課題の進捗状況について
(3)書面化に係る今後の対応について
(4)中型免許制度の見直しへの対応について
(5)労働時間法制について
(6)中小事業者の諸課題検討小委員会の開催状況について
(7)平成26年度国土交通省予算概算要求について
上記について、異議なく承認された。
14.第1回税制・交付金委員会
<1>開催日:平成 25 年 8 月 21 日
<2>委員長:小幡 鋹伸
副委員長:浅井
隆
<3>委員数:14 名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成 25 年度税制改正等に関する要望と結果について
(2)消費税転嫁対策特措法及びガイドライン(案)について
(3)運輸事業振興助成交付金の内示状況について
(4)平成 26 年度税制改正・予算に関する要望事項(案)・活動計画(案)について
上記について、異議なく承認された。また、(4)については、常任理事会へ上程することとな
った。
15.第4回中小事業者の抱える諸課題検討小委員会
<1>開催日:平成 25 年 4 月 10 日
<2>委員長:嶋田 康子
<3>委員数:10 名
<4>協議事項・協議結果
(1)改善基準告示への対応について
(2)第一種貨物利用運送事業者に対する実態調査について
(3)書面化の推進に関する現在の状況について
上記について、意見交換が行われた。
16.第5回中小事業者の抱える諸課題検討小委員会
<1>開催日:平成 25 年 7 月 31 日
<2>委員長:嶋田 康子
<3>委員数:10 名
<4>協議事項・協議結果
(1)第一種貨物利用運送事業者に対する実態調査結果について
(2)書面化の対応について
(3)国土幹線道路部会の中間答申について
(4)長距離運行の実態と改善基準告示について
(5)燃料価格高騰問題について
上記について、意見交換が行われた。
17.第6回中小事業者の抱える諸課題検討小委員会
<1>開催日:平成 25 年 11 月 20 日
<2>委員長:嶋田 康子
<3>委員数:9 名
<4>協議事項・協議結果
(1)運賃の問題に係る各委員の考え方について
(2)燃料価格高騰対策の進捗状況について
上記について、意見交換が行われた。
18.第7回中小事業者の抱える諸課題検討小委員会
<1>開催日:平成 26 年 2 月 14 日
<2>委員長:嶋田 康子
<3>委員数:9 名
<4>協議事項・協議結果
(1)運賃の問題について
(2)トラック運送業における書面化の推進について
上記について、意見交換が行われた。
19.第 101 回交通対策委員会
<1>開催日:平成 25 年 9 月 10 日
<2>委員長:伊藤 昭人
<3>委員数:53 名
副委員長:庄子
清一、江森
東、杉山
利一
<4>協議事項・協議結果
○委員長として、伊藤委員(北海道)、副委員長として江森委員(東京)、杉山委員(大阪)、庄
子委員(宮城)が選任された。
(1) 交通対策小委員会の設置について
(2)「平成 25 年度交通対策事業」の進捗状況等について
①中型免許制度の見直しについて
②「運行記録計の義務付け対象範囲拡大検討会」への対応について
③平成 25 年(1~7 月)の交通死亡事故発生状況について
④平成 25 年秋の全国交通安全運動の実施について
⑤ドライブレコーダ関連事項について
⑥交通安全関係の補助・助成事業について
⑦共同点呼(受委託点呼)について
⑧「トラック運送事業における運行管理者のあり方研究会」の設置について
⑨「トラック追突事故防止マニュアル」活用セミナー開催状況について
⑩第 45 回トラックドライバー・コンテスト実施について
⑪「東日本大震災における緊急支援物資輸送の記録」について
⑫災害発生時の緊急支援物資輸送対応等の体制整備について
⑬運輸事業振興助成交付金出捐金事業評価機関による評価結果について
(3)その他
①運輸安全マネジメントセミナーについて
上記について、異議なく承認された。
20.第 102 回交通対策委員会
<1>開催日:平成 26 年 3 月 6 日
<2>委員長:伊藤 昭人
<3>委員数:53 名
副委員長:庄子
清一、江森
東、杉山
利一
<4>協議事項・協議結果
○講演「トラックに係る安全対策技術の現状と将来について」
国土交通省自動車局技術政策課 車両安全対策調整官 猶野 喬 氏
(1)平成 25 年度交通対策事業の進捗状況等について
①第 1 回交通対策小委員会について
②中型免許制度の見直しについて
③「運行記録計の義務付け対象範囲拡大検討会」への対応について
④平成 25 年中の交通死亡事故発生状況について
⑤第 45 回トラックドライバー・コンテストの結果について
⑥交通対策助成事業の実施状況について
⑦共同点呼(受委託点呼)について
⑧ 「トラック追突事故防止マニュアル」活用セミナー開催状況について
⑨トレーラ(中期ブレーキ規制以降)のブレーキ利き不良について
⑩大規模災害発生時の緊急支援物資輸送対応等の体制整備について
(2)平成 26 年度交通対策事業計画(案)について
(3)その他
「トラック運送事業における運行管理者のあり方」報告書について
上記について、異議なく承認された。
21.第 1 回交通対策小委員会
<1>開催日:平成 26 年 2 月 25 日
<2>委員長:江森
<3>委員数:6 名
東
<4>協議事項・協議結果
(1)役員選任について
(2)第 102 回交通対策委員会の進め方について
(3)その他
22.第 1 回中型免許制度問題対策特別小委員会
<1>開催日:平成 25 年 11 月 1 日
<2>委員長:大髙
<3>委員数:7 名
一夫
<4>協議事項・協議結果
(1)委員長選任について
(2)中型免許制度の見直し要望に係る経緯について
(3)貨物自動車に係る運転免許制度の在り方に関する有識者検討会について
(4)中型免許制度の見直しに係る緊急実態調査結果の概要について
(5)今後の対処方針について
(6)その他
23.第 2 回中型免許制度問題対策特別小委員会
<1>開催日:平成 25 年 12 月 3 日
<2>委員長:大髙
<3>委員数:7 名
一夫
<4>協議事項・協議結果
(1)中型免許制度の見直しに係る緊急実態調査結果を踏まえた論点説明について
(2)今後の対処方針について
(3)その他
24.第 1 回トラック運送事業における運行管理者のあり方研究会
<1>開催日:平成 25 年 6 月 7 日
<2>委員長:江森
<3>委員数:8 名
東
<4>協議事項・協議結果
(1)座長の選任について
(2)研究会の設置趣旨および進め方等について
(3)運行管理者制度について
(4)意見交換
(5)その他
25.第 2 回トラック運送事業における運行管理者のあり方研究会
<1>開催日:平成 25 年 7 月 11 日
<2>委員長:江森
<3>委員数:8 名
東
<4>協議事項・協議結果
(1)運行管理の現場実態について(意見公表)
(2)運行管理業務のあり方について
(3)意見交換
(4)その他
26.第 3 回トラック運送事業における運行管理者のあり方研究会
<1>開催日:平成 25 年 8 月 21 日
<2>委員長:江森
<3>委員数:8 名
東
<4>協議事項・協議結果
(1)意見整理シートの取りまとめ結果について
(2)運行管理業務のあり方について提言(案)
(3)意見交換
(4)その他
27.第 4 回トラック運送事業における運行管理者のあり方研究会
<1>開催日:平成 25 年 12 月 19 日
<2>委員長:江森
<3>委員数:8 名
東
<4>協議事項・協議結果
(1)報告書(案)について
(2)意見交換
(3)その他
28.第 1 回緊急支援物資輸送対応標準マニュアル策定WG
<1>開催日:平成 25 年 12 月 6 日
<2>委員長:庄子
<3>委員数:8 名
清一
<4>協議事項・協議結果
(1)座長の選任
(2)大規模災害発生時の緊急支援物資輸送対応標準マニュアルの策定について
(3)大規模災害時等における燃料供給ネットワークの構築と運用について
(4)その他
29.第 2 回緊急支援物資輸送対応標準マニュアル策定WG
<1>開催日:平成 26 年 2 月 10 日
<2>委員長:庄子
<3>委員数:8 名
清一
<4>協議事項・協議結果
(1)大規模災害発生時の緊急支援物資輸送対応標準マニュアルの策定について
(2)大規模災害時等における燃料供給ネットワークの構築と運用について
(3)その他
30.第 41 回環境対策委員会
<1>開催日:平成 25 年 9 月 9 日
<2>委員長:原 重則
<3>委員数:51 名
副委員長:彦田
昌昭、若杉
福雄、福田
泰久
<4>協議事項・協議結果
○講演 「シェールガスの開発状況と天然ガス価格の動向について」
東京ガス株式会社 NGV 事業部長 村松 治郎 氏
委員長は原副会長(福岡)、副委員長は彦田委員(東京)、若杉委員(愛知)、福田委員(大阪)
が選任された。
(1)環境対策小委員会の設置について
(2)環境・エネルギー対策事業の進捗状況について
①環境対策助成事業について
②環境対策助成事業における導入効果等について
③環境問題を取り巻く状況及び運輸振興助成金出捐金事業評価機関における評価結果について
④DPF 不具合問題への対応について
⑤天然ガストラックの普及推進について
⑥交通・環境事業者向けカーボンオフセットについて
⑦J-クレジット制度について
⑧トラックの森の実施について
⑨低炭素型自動車交通推進事業について
⑩最近の燃料情勢について
(3)その他
上記について、異議なく承認された。
31.第 42 回環境対策委員会
<1>開催日:平成 26 年 3 月 5 日
<2>委員長:原 重則
<3>委員数:51 名
副委員長:彦田
昌昭、若杉
福雄、福田
<4>協議事項・協議結果
○講演 「自動車を巡る環境行政の現状」
国土交通省自動車局環境政策課長
板崎
龍介
氏
泰久
(1)環境対策小委員会について=原案通り了承された。
(2)平成 25 年度事業の進捗状況について
①低炭素社会実行計画の策定について=原案通り了承された。
②新・環境基本行動計画の策定について=原案通り了承された。
③平成 25 年度国土交通省補正予算について=原案通り了承された。
④DPF 不具合問題への対応状況について=原案通り了承された。
⑤燃料価格の情勢について=報告が行われた。
(3)平成 26 年度事業計画(案)について=原案通り了承された。
(4)その他
上記について、異議なく承認された。
32.第 1 回環境対策小委員会
<1>開催日:平成 26 年 1 月 14 日
<2>委員長:彦田
<3>委員数:9 名
昌昭
<4>協議事項・協議結果
(1)役員選任について
(2)平成 25 年度環境対策事業の進捗状況について
①低炭素社会実行計画の策定について
②新環境基本行動計画の策定について
③平成 25 年度国土交通省補正予算について
④DPF 不具合問題への対応について
⑤燃料価格の情勢について
⑥車両価格の動向について
(3)平成 26 年度事業計画骨子(案)について
(4)その他
33.第 2 回環境対策小委員会・環境対策委員会 正副委員長合同会議
<1>開催日:平成 26 年 3 月 5 日
<2>委員長:彦田
<3>委員数:9 名
昌昭
<4>協議事項・協議結果
(1)第 42 回環境対策委員会の進め方について
(2)エコタイヤの特性に関する調査研究委員会の設置について
(3)その他
34.第 1 回労働安全・衛生委員会
<1>開催日:平成 25 年 9 月 11 日
<2>委員長:三浦 文雄
<3>委員数:52 名
副委員長:水野
功、川端
英治、齋藤
充
<4>協議事項・協議結果
○講演 「陸上貨物運送事業における荷役作業の安全対策ガイドラインについて」
陸上貨物運送事業労働災害防止協会
技術管理部長
小林
繁男
氏
「健康起因による事故発生状況及び突然死について」
国土交通省自動車局安全政策課長
下野
元也
氏
○委員長は三浦副会長(群馬)が、副委員長は水野委員(東京)、川端委員(大阪)、齋藤委
員(全国)が選任された。
(1)労働安全・衛生委員会の所管事項について
(2)労働安全・衛生小委員会の設置について
(3)最近の労働災害発生状況について
(4)平成 25 年度労働安全・衛生事業について
① 全日本トラック協会
平成 25 年度事業計画(労働対策)について
②「睡眠時無呼吸症候群(SAS)スクリーニング検査」助成制度の概要について
③ 健康診断の受診対策等について
(5)中型免許制度の見直しについて
(6)その他
① 運輸事業振興助成交付金出損金事業評価機関会議における評価結果について
② その他
上記について、異議なく承認された。
35.第 2 回労働安全・衛生委員会
<1>開催日:平成 26 年 3 月 3 日
<2>委員長:三浦 文雄
<3>委員数:52 名
副委員長:水野
功、川端
英治、齋藤
充
<4>協議事項・協議結果
(1)第 1 回労働安全・衛生小委員会について
(2)陸災防との活動の連携状況について
①平成 25 年における労働災害発生状況について
②荷役作業安全ガイドライン説明会の実施状況
③陸災防の平成 26 年度事業計画骨子(案)について
(3)平成 25 年度事業の進捗状況について
①健康起因による事故防止対策マニュアルの作成について
②SAS スクリーニング検査助成実績及びアンケート結果について
(4)平成 26 年度労働安全・衛生対策事業計画(案)について
(5)その他
①平成 25 年度国土交通省補正予算について
上記について、異議なく承認された。
○講演 「ISO390001 道路交通安全マネージメントシステムについて」
損保ジャパン日本興亜リスクマネジメント㈱ 自動車リスクコンサルティング本部企画開発部
部長
36.第 1 回労働安全・衛生小委員会
<1>開催日:平成
<2>委員長:水野
<3>委員数:6 名
功
入口
秀俊
氏
<4>協議事項・協議結果
(1)役員選任について
(2)陸災防との活動の連携状況について
①平成 25 年における労働災害発生状況について
②荷役作業安全ガイドライン説明会の実施状況
③陸災防の平成 26 年度事業計画骨子(案)について
④意見交換
(3)平成 25 年度事業の進捗状況について
①健康起因による事故防止対策マニュアルの作成について
②SAS スクリーニング検査助成実績及びアンケート結果について
(4)その他
①今後の委員会運営について
②「全国自動車教育研究会の活動について」
学校法人九州電機工業学園 希望が丘高等学校
自動車科・自動車専攻科
科長
安部
幹也
氏
37.第 19 回特別積合せ委員会
<1>開催日:平成 25 年 9 月 25 日
<2>委員長:萩尾
計二
副委員長:荒木
秀夫、山内 雅喜
<3>委員数:24 名
<4>協議事項・協議結果
(1)特別積合せ委員会のあり方検討委員会の設置について
審議の結果承認された。
(2)平成 24 年度事業報告について
事務局より平成 24 年度活動報告として、駐車規制対策チームおよび廃パレット処理対策チームについ
て、チーム目標を達成したことから、活動報告書を作成しチームを解散することについて報告を行った。
(3)平成 25 年度特積みワーキング委員会活動計画および進捗状況について
取組テーマである「安全対策」「貨物事故削減対策」「反社会的勢力対策」の 3 テーマについて、
課題選定の経緯、各課題の進捗状況等について説明を行い、審議の結果承認された。
【特積みワーキング委員会 委員】
傍島 正法 西濃運輸 ㈱ 辻 幸則 日本通運 ㈱ 馬屋原 章 岡山県貨物運送㈱
赤池 金弥 近物レックス㈱ 井上 浩一 佐川急便㈱ 安達 英雄 第一貨物 ㈱
勝又 長博 中越運送㈱ 赤松
毅 トナミ運輸 ㈱ 松崎 昇 新潟運輸 ㈱
秋山 正樹 日通トランスポート㈱ 姫野 文秀 福山通運 ㈱ 村山 功 名鉄運輸 ㈱
臼井 祐一 ヤマト運輸 ㈱
38.第 43 回特積みワーキング委員会
<1>開催日:平成 25 年 5 月 23 日
<2>委員長:傍島 正法
副委員長:辻 幸則
<3>委員数:13 名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成 25 年度の検討課題について
審議の結果、安全対策、貨物事故削減を検討課題とすることとした。
(2)その他
反社会的勢力対策チームの進捗状況について説明を行った。
39.第 44 回特積みワーキング委員会
<1>開催日:平成 25 年 9 月 17 日
<2>委員長:傍島 正法
副委員長:辻
幸則
<3>委員数:13 名
<4>協議事項・協議結果
(1)全日本トラック協会における安全対策への取組について
資料に基づき説明を行った。
(2)特積み事業者としての安全対策への取組について
当該課題を検討するチームの編成を試みたが困難となり、平成 25 年度においては委員各社で取り組
む安全対策について発表を行うこととした。
40.第 45 回特積みワーキング委員会
<1>開催日:平成 26 年 2 月 6 日
<2>委員長:傍島 正法
副委員長:辻
幸則
<3>委員数:13 名
<4>協議事項・協議結果
(1)各社における安全対策への取組について
西濃運輸、新潟運輸、名鉄運輸の 3 社における安全対策への取組について発表を行った。
(2)各チームの取組状況について
①反社会的勢力対策チーム
国土交通省より示された「モデル約款通達案」について説明を行い、原案通り承認された。
②貨物事故削減対策チーム
チーム活動の現状について説明を行った。
41.第 46 回特積みワーキング委員会
<1>開催日:平成 26 年 3 月 11 日
<2>委員長:傍島
正法
副委員長:辻
幸則
<3>委員数:13 名
<4>協議事項・協議結果
(1)各社における安全対策への取組について
近物レックス、佐川急便、日本通運、ヤマト運輸の 4 社による安全対策の取組について発表を行った。
(2)各チームの取組状況について
①反社会的勢力対策チーム
国土交通省より「モデル約款通達」が 2 月 17 日付けで発出されたことにより、当該チーム活動に
ついては目標達成となるため、解散する旨の報告を行い承認された。
②貨物事故削減対策チーム
検討状況を鑑み、チーム活動を次年度も継続したい旨の報告を行い承認された。
42.第1回経営改善・情報化委員会正副委員長会議
<1>開催日:平成25年7月26日
<2>委員長:須藤弘三
副委員長:長井純一、岡村正治、振津泰弘、立川雅尉、馬渡雅敏
<3>委員数:6名
<4>協議事項・協議結果
①正副委員長の選任について
②第1回経営改善・情報化委員会の運営について
上記について、異議なく承認された。
43.第2回経営改善・情報化委員会正副委員長会議
<1>開催日:平成25年12月18日
<2>委員長:須藤弘三
副委員長:長井純一、岡村正治、振津泰弘、立川雅尉、馬渡雅敏
<3>委員数:6名
<4>協議事項・協議結果
①平成25年度経営改善対策事業の進捗状況について
・情報化推進対策について
・WebKIT事業に係る運賃指数の公表等について
・原価意識向上実践セミナー開催状況について
・自家用軽油供給施設整備支援助成事業について
・信用保証料助成事業について
・青年経営者研修事業について
・物流経営士資格認定事業について
・中小企業金融円滑化法期限到来後の現状について
・中小企業・小規模事業者の資金繰り支援事業について
②平成26年度経営改善・情報化対策事業計画骨子(案)について
③中央近代化融資事業について
④(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構の委託事業等による労働力確保に
関する調査事業について
上記について、異議なく承認された。
44.第3回経営改善・情報化委員会正副委員長会議
<1>開催日:平成26年3月12日
<2>委員長:須藤弘三
副委員長:長井純一、岡村正治、振津泰弘、立川雅尉、馬渡雅敏
<3>委員数:6名
<4>協議事項・協議結果
・第2回経営改善・情報化委員会の運営について
上記について、異議なく承認された。
45.第1回経営改善・情報化委員会
<1>開催日:平成25年7月26日
<2>委員長:須藤弘三
副委員長:長井純一、岡村正治、振津泰弘、立川雅尉、馬渡雅敏
<3>委員数:51名
<4>協議事項・協議結果
①委員長および副委員長の選任について
②平成25年度原価意識向上対策等の推進について
③中央近代化基金融資の公募について
④平成25年度経営改善対策に係る助成事業について
⑤平成25年度青年経営者研修事業について
⑥平成25年度情報化推進対策について
⑦日貨協連との連携強化について
⑧報告事項
・中小企業金融円滑化法期限到来に伴う対応について
・トラック事業における書面化の状況等について
上記について、異議なく承認された。
46.第2回経営改善・情報化委員会
<1>開催日:平成26年3月12日
<2>委員長:須藤弘三
副委員長:長井純一、岡村正治、振津泰弘、立川雅尉、馬渡雅敏
<3>委員数:51名
<4>協議事項・協議結果
①平成25年度経営改善対策の進捗状況について(報告事項)
・情報化推進対策について
・各種セミナーの開催状況について
・各種助成事業実施状況について
・物流経営士認定事業等について
・流通経済大学における全ト協推薦入試について
・青年経営者研修事業等について
・WebKIT事業における成約運賃指数等について
・経営分析報告書(案)について
・中小企業金融円滑化法期限到来に伴う対応について
・セーフティネット保証の業種指定について
・近代化基金融資について
②審議事項
・平成26年度事業計画(案)及び予算(案)について
・産業別高齢者雇用推進事業について
上記について、異議なく承認された。
47.第1回情報化推進小委員会
<1>開催日:平成25年10月17日
<2>委員長:馬渡雅敏
<3>委員数:5名
<4>協議事項・協議結果
①委員長の選任について
②情報化推進小委員会について
③情報化推進事業のあり方について
上記について、異議なく承認された。
48.第2回情報化推進小委員会
<1>開催日:平成25年11月20日
<2>委員長:馬渡雅敏
<3>委員数:5名
<4>協議事項・協議結果
①情報化推進方策検討に係るアンケート調査(案)について
②今後の情報化推進対策について
上記について、異議なく承認された。
49.第3回情報化推進小委員会
<1>開催日:平成26年1月23日
<2>委員長:馬渡雅敏
<3>委員数:5名
<4>協議事項・協議結果
①トラック運送事業における情報通信機器等の活用に関するアンケート調査結果について
②平成26年度情報化推進に係る事業計画(タタキ台)について
上記について、異議なく承認された。
50.第36回適正化事業委員会
<1>開催日:平成25年9月30日
<2>委員長:粟飯原一平
副委員長:笠原秀人
<3>委員数:12名
<4>協議事項・協議結果
・説示「貨物輸送をめぐる諸情勢について」
国土交通省自動車局貨物課トラック事業適正化対策室室長 菅原 晃氏
(1) 報告事項について
① 平成25年度適正化事業実施機関の活動状況について
② 平成25年度貨物自動車運送事業安全性評価事業の実施状況について
(2) 平成26年度地方適正化事業助成費に係る経過措置等について(案)
(3) 安全性評価事業に係る経費の一部負担化について(案)
上記について、異議なく承認された。
51.第37回適正化事業委員会
<1>開催日:平成26年2月19日
<2>委員長:粟飯原一平
副委員長:笠原秀人
<3>委員数:12名
<4>協議事項・協議結果
・説示「貨物輸送をめぐる諸情勢」と「運送契約の書面化、荷主勧告について」
国土交通省自動車局貨物課トラック事業適正化対策室室長
菅原
晃氏
・適正化事業について
(1) 平成25年度適正化事業実施機関の活動状況について
(2) 平成25年度貨物自動車運送事業安全性評価事業の実施状況について
(3) 平成25年度適正化事業指導員表彰(案)について
(4) 平成26年度適正化事業活動指針(案)について
(5) 平成26年度事業計画(案)及び予算書(案)について
(6) 平成24年度輸送秩序確立に向けた諸対策「年間行動計画」の推進状況について
(7) 平成25年度輸送秩序確立に向けた諸対策「年間行動計画」(案)について
上記について、異議なく承認された。
52.第28回輸送秩序に係る特別小委員会
<1>開催日:平成26年2月7日
<2>委員長:笠原秀人
<3>委員数:10名
<4>協議事項・協議結果
・説示「貨物輸送をめぐる諸情勢」と「運送契約の書面化、荷主勧告について」
国土交通省自動車局貨物課トラック事業適正化対策室室長
菅原
晃氏
・適正化事業について
(1) 平成25年度輸送秩序確立に向けた諸対策「年間行動計画」の推進状況について
(2) 平成26年度輸送秩序確立に向けた諸対策「年間行動計画」(案)について
上記について、異議なく承認された。
53.第48回広報委員会
<1>開催日:平成25年8月27日
<2>委員長:小林 和男
副委員長:結城 幸彦
<3>委員数:14名
<4>協議事項・協議結果
(1)正副委員長の選任について=小林委員が委員長に選任された。結城委員が副委員長に選任された。
(2)平成24年度下期の広報事業の実施結果について
(3)平成25年度上期の広報事業の実施状況について
(4)平成25年度下期の広報事業の展開について
上記について、異議なく承認された。
54.第49回広報委員会
<1>開催日:平成26年1月30日
<2>委員長:小林 和男
副委員長:結城 幸彦
<3>委員数:14名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成25年度下期広報事業の展開について
(2)平成26年度広報事業計画(案)について
上記について、異議なく承認された。
○部会の開催状況
(正副委員長 敬称略)
1.重量部会
<1>開催日:平成 25 年 6 月 5 日
<2>部会長:我妻 勝男
副部会長:中村 潤、福井 糾、安達 克巳、西光 彰男、沖藤 克治、福上 芳生、木村 修一、
後藤 康弘
<3>部会員数:79 名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成 24 年度事業報告(案)承認について
(2)部会規則の制定および表彰規程の改訂について
(3)平成 25 年度事業計画(案)及び収支予算(案)承認について
(4)平成 26 年度通常総会の開催地について
上記について、異議なく承認された。
2.第 43 回鉄骨・橋梁部会
<1>開催日:平成 25 年 9 月 13 日
<2>部会長:江澤
恵二
副部会長:島
清貴、田中 憲之、宮地 高照
<3>部会員数:12 名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成 24 年度事業報告(案)及び収支決算(案)について
(2)任期満了に伴う役員の改選について
事務局より、吉本部会長が退任を表明されたため、その後、任として江澤副部会長に部会長としてご就
任頂くこと、田中・宮地両副部会長についてはご留任頂くこと、島・向井両監事については、全ト協の
公益法人化により、部会会計が一般会計へ移行したことに伴って部会独自の監事職が廃止されたことを
受け、島監事は新たに副部会長に御就任頂き、向井監事は今総会をもって退任される旨を決定したこと
を報告し承認された。
(3)鉄骨・橋梁部会規則の制定について
(4)平成 25 年度事業計画(案)について
事務局より、全ト協が制定した部会運営方針と部会規程の説明を行った後、鉄骨・橋梁部会規則の制定
(従来の部会規約に代わるもの)について、及び平成25年度事業計画(案)についてそれぞれ報告を行
い、原案通り承認された。その他、委員からの意見として、本年度の活動計画の一環として行政に対す
る特車基準緩和に係る改善要望活動の実施が挙げられ、その一つとして宮地副部会長が参加している「重
量部会ワーキンググループ」に、ポールトレーラ運用に係る要望を挙げることとした。そのため、諸課
題及び諸問題についてのアンケート調査を各部会員に対して実施することとした。
上記について、異議なく承認された。
3.第 68 回鉄鋼部会
<1>開催日:平成 25 年 6 月 12 日
<2>部会長:瀬尾 君雄
副部会長:神谷英一郎、中山
服部
隆和、西村
周二、三村
文雄、村上
芳博、黒瀬
範彦、簑原
直美、三浦
聡
郁夫、竹之上誠直、
<3>部会員数:49 名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成 24 年度事業報告(案)及び収支決算(案)について
(2)任期満了に伴う役員の改選について
任期満了に伴う役員の改選については、瀬尾部会長が以下①~⑤の事項を総会に諮り、異議無く承認さ
れた。①部会長には瀬尾部会長に引き続きご就任頂くこと。②今総会をもって小野副部会長、澁谷副部
会長、増田副部会長が退任されること。③澁谷副部会長の後任として、三陸輸送(株)代表取締役専務の
三浦 郁夫様、増田副部会長の後任として、九州大栄陸運(株)代表取締役の簑原 聡様にご就任頂くこと。
④現在ご就任頂いている上記②を除く副部会長については引き続きご留任頂くこと。⑤監事については
全ト協の公益法人化により部会会計が一般会計へ移行したことに伴い、部会独自の監事職が廃止される
こととなったため、日下監事、江澤監事は今総会をもって退任すること。
(3)平成 25 年度理事会報告(案)について
事務局より、全ト協が部会規程を制定したことに伴い、従来からの鉄鋼部会規程と重複する箇所の修正
及び部会会計に係る箇所を削除した「鉄鋼部会規則」を新たに制定したこと、及び平成25年度事業計
画案についてそれぞれ報告を行い、原案通り承認された。
(4)平成 26 年度部会総会の開催地について
近畿地区で開催することが承認された。
(5)研修会
「特殊車両通行許可制度をめぐる最近の動き」
国土交通省道路局 道路交通管理課長 吉武 久 殿
4.第 33 回食料品部会
<1>開催日:平成 25 年 7 月 3 日
<2>部会長:伊澤
進
副部会長:椎名 幸子、坂本 隆志、中西 弘毅、浅生 建一、遠藤 隆松、黒木 建一、吉岡
英
<3>部会員数:25 名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成 24 年度事業報告(案)及び収支決算(案)について
(2)任期満了に伴う役員の改選について
監事職が廃止となるが、松本監事については長年監事を歴任して頂いた経験を今後の部会運営に
も活かして頂くこととし、新たに副部会長にご就任頂くこと、また、その他の正副部会長の方々
には引き続きご就任頂くことが承認された。
(3)食料品部会規則の制定について
(4)平成 25 年度事業計画(案)及び収支予算(案)について
(5)研修会
「全日本トラック協会の現況について」
(公社)全日本トラック協会 専務理事 細野 高弘
上記(1)~(4)について、異議なく承認された。
5.第 9 回利用運送・積合部会
<1>開催日:平成 25 年 10 月 29 日
<2>部会長:井上
和英
副部会長:遠藤 正志、蒔田
一、山本 保夫、星野
孝、小川 義廣、三好 秀幸、
脇田 耕作、大亀 保彦、小林 正春、坂尾
洋
<3>部会員数:24 名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成 24 年度事業報告(案)について
(2)平成 24 年度収支決算(案)について
(3)監査報告について
(4)利用運送・積合部会規則の制定について
(5)任期満了に伴う役員の改選について
新たな部会長には、豊多摩通運(株)代表取締役社長井上和英様にご就任いただき、副部会長につ
いては、これまでの各副部会長に引き続きご就任いただくこととした。
(6)平成 25 年度事業計画(案)について
(7)平成 25 年度の研修会共同開催地について
(8)研修会
テーマ:「トラック業界の現状について」
講師:公益社団法人全日本トラック協会
専務理事
細野
高弘
上記(1)~(7)について、異議なく承認された。
6.第61回百貨店部会
<1>開催日:平成 25 年 9 月 19 日
<2>部会長:今井 茂雄
副部会長:辻西香都代、中島
俊之、立野
忠良、三輪
安義
<3>部会員数:25 名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成 24 年度事業報告(案)及び収支決算(案)について
(2)百貨店部会規則の制定について
(3)任期満了に伴う役員の改選について
今井部会長、辻西副部会長、中島副部会長については、引き続きご就任いただくこととし、新た
な副部会長に(株)京陸運送代表取締役立野忠良様、神戸自動車運送(株)代表取締役三輪安義様に
ご就任いただくこととした。
(4)平成 25 年度事業計画(案)について
(5)第 62 回百貨店部会の開催について
(6)①平成 24 年歳暮期配送及び平成 25 年中元期配送に関する実態調査の結果報告について
1)平成 24 年歳暮期配送実態調査
2)平成 25 年中元期配送実態調査
(6)②各地区の動向について
(7)研修会
テーマ:「百貨店業界の現状と課題について」
講師:日本百貨店協会
常務理事
小豆沢幸照 氏
上記(1)~(6)について、異議なく承認された。
7.第8回タンクトラック・高圧ガス部会
<1>開催日:平成 25 年 5 月 30 日
<2>部会長:堀江 正浩
<3>部会員数:51 名
副部会長:上野
善、小谷
一雄、堀田
正二、伊東
博
<4>協議事項・協議結果
(1)平成 24 年度事業報告(案)について
(2)任期満了に伴う役員の改選について
事務局より、昨年から佐竹前副部会長の後任として残任期間を引き継いで頂いた(株)エネック
ス関西支店
支店長
県トラック協会
伊東
博様に副部会長としてご就任頂くこと。また、杉江副部会長が愛知
中部タンクトラック部会長を退任されるのに伴い、当協会タンクトラック・高
圧ガス部会副部会長についても退任されることとなり、後任である朝日運輸(株)代表取締役
堀
田正二様に杉江副部会長の後任として当部会の副部会長にご就任頂くこと。その他の現行正副部
会長の方々には、引き続きご就任いただくことについて承認された。
(3)平成 25 年度事業計画(案)について
(4)部会運営方針と部会規程について
(5)報告事項
・部会の入退会等について
秋田県トラック協会タンクトラック部会が平成24年7月31日付で、また千葉県トラック協会
のタンクトラック部会が同年3月31日付で廃止された。
・意見交換会の開催について
10月2日に香川に於いて開催する。
・トラック運送業における書面化の推進
経緯を報告後、堀江部会長からタンクトラック・高圧ガス部会としてパブリックコメントへの意
見提出を行う旨諮ったところ、異議無く承認された。
(6)研修会
・「ITSシステムについて」
国土交通省道路局道路交通管理課高度道路交通システム推進室
企画専門官
西川
昌宏
殿、事務官
中嶋
朗裕
殿
・「特殊車両の通行に関する指導取締要領の一部改正に伴う大型車両の違法通行の防止について」
(公社)全日本トラック協会
輸送事業部長
礎
司郎
上記(1)~(4)について、異議なく承認された。
8.第39回生コンクリート輸送部会
<1>開催日:平成 25 年 10 月 22 日
<2>部会長:宮崎
昇
副部会長:荒木
義憲、舘
勝宏、内田
昇司
<3>部会員数:13 名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成 24 年度事業報告(案)について
(2)任期満了に伴う役員の改選について
事務局より、山﨑部会長が退任を表明されたため、後任の新部会長として宮崎副部会長にご就任
頂くこと、また、東京都トラック協会において新たに生コン専門部会の部会長に就任された、大
京運輸(有)代表取締役
舘
勝宏様に新たに副部会長としてご就任頂くこと、荒木副部会長、
内田副部会長には引き続きご留任頂くことについて承認された。
(3)生コンクリート輸送部会規則の制定及び平成 25 年度事業計画(案)について
事務局より、全ト協が制定した部会運営方針と部会規程の説明を行った後、生コンクリート輸送
部会規則の制定(従来の部会規約に代わるもの)について、及び平成 25 年度事業計画(案)につ
いてそれぞれ報告を行い、原案通り承認された。
(4)報告事項
部会の入退会等について奈良県トラック協会生コンクリート輸送部会が2月末日を以て解散した
ことを報告した。
上記(1)~(3)について、異議なく承認された。
9.第31回セメント部会
<1>開催日:平成 25 年 10 月 22 日
<2>部会長:鎮目
隆雄
副部会長:佐藤
博、林
卓司、植田
良市、三重野正治
<3>部会員数:18 名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成 24 年度事業報告(案)及び収支決算(案)について
(2)任期満了に伴う役員の改選について
事務局より、鎮目部会長については引き続きご留任頂くこと、副部会長については、佐野副部会
長が退任されたことに伴い、その残任期間を引き継いで頂いている(株)マルタパワーズ
取締役
林
代表
卓司様に新たに副部会長としてご就任頂くこと、その他の副部会長については引き
続きご留任いただくこと、澤浦監事については、全ト協の公益法人化により部会会計が一般会計
へ移行したことに伴って部会独自の監事職が廃止されたことを受け、今総会をもって退任される
旨を報告し承認された。
(3)セメント部会規則の制定について
(4)平成 25 年度事業計画(案)について
事務局より、全ト協が制定した部会運営方針と部会規程の説明を行った後、セメント部会規則の
制定(従来の部会規約に代わるもの)について、及び平成 25 年度事業計画(案)についてそれぞ
れ報告を行い、原案通り承認された。
(5)その他
鎮目部会長から、本年度活動計画の一環としてワーキンググループを設置し、セメント輸送業界
の懸案事項や諸課題について検討・確認を行い、荷主との意見交換会や行政への要望活動等で活
用することについて承認された。
上記(1)~(4)について、異議なく承認された。
10.第 37 回ダンプカー部会
<1>開催日:平成 25 年 9 月 5 日
<2>部会長:岡田 安正
副部会長:川口
幸一、岩﨑
清二、後藤 嘉則、髙橋 邦仁、吉本 昌且、平木 正廣
大西 吉則、藤田 博、安木 元文、池之内 芳則
<3>部会員数:44 名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成 24 年度事業報告(案)及び収支決算(案)について
(2)任期満了に伴う役員の改選について
部会長については、岡田部会長に引き続きご就任頂くこと、副部会長については、京都府トラッ
ク協会の河嶋様のご後任である藤田様に副部会長にご就任頂くこと、宮崎県トラック協会の岩切
様が退任されたこと、北海道トラック協会の川口様、及び岩手県トラック協会の岩﨑様に新たに
副部会長にご就任頂くこと、その他の副部会長については引き続きご留任頂くこと、また、監事
職が廃止されたことを受け、名古屋監事が今総会をもって退任されることが承認された。
(3)平成 25 年度事業計画(案)について
(4)その他
次回総会開催地を、北海道と決定した。
(5)研修会
「沖縄県ダンプカー輸送の現況について」
内閣府 沖縄県総合事務局 運輸部 陸上交通課 課長補佐
徳門 秀樹
様
上記(1)~(4)について、異議なく承認された。
11.ダンプカー部会(書面決議)
(平成 25 年 10 月 21 日発信、11 月 1 日結果送付)
1.四国ブロック選出の副部会長変更について
平成 25 年 9 月 20 日付けで池ノ内副部会長が退任され、四国ブロック各県部会員による協議の
結果、香川県の松内義明様(松内建設㈱代表取締役)が四国ブロック選出の副部会長として推薦
され、書面決議により承認された。
2.九州ブロック選出の副部会長選任について
前回の部会総会において九州ブロック選出の副部会長が未選任となり、選任する旨が決定され
たことを受け、九州ブロック各県部会員による協議の結果、鹿児島県の川越金蔵様(㈲川越産業
代表取締役)が九州ブロック選出の副部会長として推薦され、書面決議により承認された。
12.第55回海上コンテナ部会
<1>開催日:平成 25 年 7 月 18 日
<2>部会長:藤木 幸二
副部会長:種田 光男、澤入 博志、山本
敦、吉川 公滋、山本 清志、石塚 政章、小野 隆義
<3>部会員数:50 名
<4>協議事項・協議結果
(1)監事の交代について
【監事】(新任)細川 大介(日本通運)、川 栄(菱倉運輸)
(2)平成 24 年度事業報告(案)及び収支決算(案)について
(3)任期満了に伴う役員の改選について
(4)海上コンテナ部会規則(案)の制定について
部会会計廃止に伴い、監事も廃止することが決定した。
(5)平成 25 年度事業計画(案)について=原案通り承認された。
(6)平成 26 年度第 56 回部会総会の開催地について
近畿ブロックで開催することを決定した。
(7)研修会
テーマ:「特殊車両通行許可制度をめぐる最近の動き」
講
師:国土交通省道路局道路交通管理課車両対策室長
上記(1)~(6)について、異議なく承認された。
笹岡 恒夫
氏
13.海上コンテナ部会(書面決議)
(平成 25 年 9 月 27 日発信・10 月 3 日 回答結果送付)
兵庫県トラック協会海上コンテナ部会の役員変更に伴い、前任の山本清志氏から佐賀里隆之氏に残
任期間を引き継いでいただくものとして、書面決議による副部会長の一部変更について承認いただい
た。
14.第35回 引越部会
<1>日 時:平成 25 年 5 月 28 日(火)
<2>部会長:鈴木 一末
副部会長:五十嵐 良夫、神谷 昌彦、藤本 元一、富田 有一、山野 英二、霜村 裕
<3>部会員数:34 名
<4>議事・協議結果
(1)平成 24 年度事業報告(案)及び収支決算(案)承認について
(2)引越部会規則の制定及び引越部会分科委員会運営要綱(案)について
(3)役員の改選について
平成25年度は引越事業者優良認定制度の創設、また、標準引越運送約款改正要望と重要なテーマを
抱えていることもあり、部会長及び副部会長、また、引越分科委員会委員についてはご留任頂き、霜
村監事については監事職廃止に伴い引き続き副部会長としてご留任頂くことが承認された。
(4)平成25年度事業計画(案)について
(5)引越講習実施要領の改訂及び引越講習講師認定要領の制定について
上記(1)~(5)について、異議なく承認された。
<5>報告事項
・標準引越運送約款検討ワーキングについて
・引越事業者優良認定制度について
・24 年度引越講習会結果について
・25 年度引越講習会について
・24 年度輸送相談報告
・労働者派遣法改正に伴う影響について
<6>講演 15 時 10 分~16 時 10 分
テーマ「引越し見積もりサイトの現状と今後の展望 」
株式会社 エイチーム 執行役員 熊澤 博之殿
15.第36回 引越部会(書面決議)
(平成25年1月31日発信・2月10日 回答結果送付)
<1>平成26年引越繁忙期対策について
本年の引越繁忙期は、景気回復や消費税増税による駆け込み需要により市場における車両不足に加え、引
越についても需要の高まりが見込まれるため、例年以上の人員、車両の不足が懸念される。そこで本年は、
毎年の引越繁忙期対策の啓発活動に加え、消費者への早期引越手配(準備)を促すチラシの作成や引越混雑
見込みの情報提供などを行うこととした。
○平成26年引越繁忙期実施事項
(1)引越繁忙期対策
(2)利用者に対する啓発と PR 活動
(3)標準引越運送約款等の遵守
(4)近隣対応の強化
(5)消費税増税に伴う広告・宣伝方法の周知
(6)輸送相談窓口体制の整備
(7)関係機関との連携強化
(8)その他
上記(1)~(8)について書面決議にて了承いただいた。
<2>引越事業者優良認定制度について
Ⅰ.制度の目的・概要
Ⅱ.制度の名称、通称名、認定マーク
Ⅲ.申請について
Ⅳ.審査・認定について
Ⅴ.制度運営について
Ⅵ.申請料について
Ⅶ.非会員の取扱いについて
上記Ⅰ~Ⅶについて、本年7月からの申請開始に向けて制度(案)を取りまとめた内容の報告を行い、書
面決議にて了承いただいた。
<3>引越講習会について
当制度が発足することにより、制度の継続の考慮、また、会員・非会員の差を合理的に求めるために、引越
講習の受講者に対し費用負担を求めることとする報告を行い、書面決議にて了承いただいた。
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