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(様式3) 会 議 録 会議の名称 平成25年度第3回文化財保護審議会 開
(様式3) 会 会議の名称 議 録 平成25年度第3回文化財保護審議会 開 催 日 時 平成26年3月13日(木)午後1時30分~3時30分 開 催 場 所 ふるさと歴史館研修室 出 席 者 及び欠席者 傍聴の可否 会 議 次 第 問い合わせ先 ●出 席 者: (委 員)根岸茂夫会長・稲葉和也副会長・高山博之委員・ 稲木吉一委員・勅使河原彰委員 (市事務局)中村館長・宮澤館長補佐・大薮文化財係主任 ・小川文化財係主任・千葉文化財係主任 ●欠 席 者: 傍聴不 可の場 傍聴者 傍聴可 なし 合はそ 数 の理由 1. 開会 2. 挨拶 3. 報告事項 (1)東京都近代化遺産調査について (2)諏訪神社本殿調査について (3)都市計画道路3・4・27号線埋蔵文化財発掘調査について 資料1 4. 協議事項 (1)今後の文化財保護について 5. その他 6. 次回の開催と今後の予定 7. 閉会 教育部ふるさと歴史館 担当者名 宮澤 電話番号 042-396-3800 会 議 経 過 1.開会 中村館長 2.挨拶 会長 3.報告事項 (1) 東京都近代化遺産調査について ○大薮主任 前回ご指摘いただいた西武新宿線の柳瀬川にかかる鉄橋について、西武鉄道に確認 したところ、1967年に新設したものであり、古い鉄橋の痕跡は全く残っていない との回答であったので、対象外であることが判明した。 (2)諏訪神社本殿調査について ○大薮主任 2月21・22日に調査を実施。今回は実測調査までで、今後図面化する予定 ○A委員 棟札を期待したが、見つからなかった。素朴な見世棚造りで、江戸初期の形をよく 残している。間口二尺五寸は珍しい。26年度に図面化し、その後に指定に推薦すべ き物件、ただし、かなり傾いているので修理が必要。 (3)都市計画道路3・4・27号線埋蔵文化財発掘調査について ○小川主任 今回調査区は、1996 年度に学術調査を行なった、石器ブロックや礫群発見された 報告書が刊行されている地点を含んでいる。土地が削られて、土層がなくなってしま っている部分もあり、予想よりも出土量は少ない。空堀側沿いには旧石器の遺跡が分 布しており、キャンプサイト的に移動しながら生活している様子が伺える 4.協議事項 (1) 今後の文化財保護について ○宮澤補佐 今年度からの2年間で、もう一度文化財保護について見直し、方向性を出したい。 指定文化財だけではなく、文化財全般を保護するための施策が必要であり、それを教 育普及につなげていきたい。まずは、市内巡見・現地踏査を行ない、現状確認を行な う。 ○会長 現状確認は重要。 ○D委員 現状確認は必要。同時に文化財指定への推薦も検討する必要あり。 ○C委員 文化財保護については、ふるさと文化財制度が流れてしまってから全体的にトーン ダウンしたように感じる。住民への認識をもっと持つと、住民が選ぶ文化財という考 え方も出てくる。 ○宮澤補佐 住民に知ってもらうことが重要。小学校の出前授業で、街の宝物を探させている。 親と一緒に地域めぐりとかしてくれるといいが。 ○C委員 博物館と学校教育の連携は大切。 ○B委員 保護審議会の意味・役割を考えて、文化財指定するだけではなく、文化財や伝統な ど多方面ことを考え、もっと提言を行なうべき。 ○会長 そうした多方面の文化財については、ふるさと文化財制度が担うはずだった。あれ をあのままではなく、今に合わせて再検討してはいかがか。そこで市民との話し合い の場ができれば、啓発的な意味合いを持ち、いろいろな提言もできるかと思う。 ○D委員 啓発的登録から指定への二段構えということ。登録で広い網の掛け方ができる。 ○A委員 これだけのことをやるには、保護審議会の回数が少ない。参考資料を事務局がきち んとそろえて準備してほしい。 ○宮澤補佐 登録文化財制度について、他の自治体の状況を調べておく。 (2)その他 特になし 5.その他 特になし 6.次回の開催と今後の予定 次回は平成26年5月開催予定。状況により日程調整。 7.閉 会