Abstract= Sman-Scaーe cart。graphic hase maps 。f Japan (ーご ー
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528.9:681.3(520)(084.32M1000/.2000) 地質調査所月報,第36巻 第8号,・p439−452,1985 小縮尺地質図用地形墓図作成における数値地図情報の処理 西 祐司*・村田泰章**・山ロ幸光*** NlsHI,Y.,MuRATA,Y。and YAMAGucHI,Y.(1985)Processing ofdigital map data fbr smal1− scale base map drawing.B%Jl.σ60」.8π7∂,」ψαη,vo1.36(8),p.439−452. A恥s重置鴉c重3Smal1−scale cartographic base maps of Japan(1:1,000,000an(i1=2,000,000)have been produced from digital map data by digital computers。The digital map data used fbr the base maps are from the Digital Nationa1:Land Infbrmation files provided by the Geographical Survey Institute,and the Digital Bathymetric Infbrmation files provided by the Japan Maritime Sa免ty Agency,The data point density ofthe original data盒om the DNLI旦les is too high fbr sma11−scale maps,so the reduction ofthe data was performed with care to preserve topographic characteristics。Polyconic prqjection method was used for the base maps. 「100万分の1および200万分の1地形基図作成作業委員 1.はじめに 会」が設置された.同委員会は,山田直利委員長(地質 地質調査所では,5万分の1地質図幅を始めとする各 部)および小川克郎(地殻熱部),花岡尚之(物理探査. 種の地質図類を出版している.これらのうち・5万分の 部),奥田義久(海洋地質部),山口幸光(資料室)の各 1などの中縮尺図は,国土地理院の地形図を基図として 委員から構成された.これに,計算機処理担当者として 使用している.しかし,100万分の1などの小縮尺図につ 西祐司(地殻熱部)および村田泰章(物理探査部)が加 いては,国土地理院の地図を基に,投影図法などを変えた わり,基図作成作業が実施された. 基図を地質調査所で作成して使用している(草深,1979)・ 本報告は,同委員会の監修の下に行われた小縮尺基図 これらの基図は,製図作業において地図情報の座標変換 作成作業について,実務を担当した西・村田・山口の3 を行い作成された.また,その原資料となった小縮尺図 人により,データの編集および作図の方法を記述したも も,中縮尺図から製図作業により編集されたものであっ のである.後目の改訂などを考慮して,必要な資料につ た.このため,これらの基図の精度には限界があり,現 在のような高精度の位置データを持つ情報に対して,基 いては通常の論文よりもやや冗長に引用してある. なお,本作業には 地質調査所の地熱情報データベー 図としての十分な精度を持つとは言い難かった. ス・システムSIGMAおよび工業技術院筑波情報計算セ 近年の電子計算機およびその周辺技術の急速な進歩に ンターのRIPSシステムを使用した. より,大量のデータの計算処理・作図処理が非常に高速 かつ高精度で行えるようになった.また,地図情報につ 2.多円錐図法 いても,従来のような図面・表などの形だけではない数 地質調査所出版の100万分の1以下の小縮尺図は,現 値データの形のものが整備されてきた(国土地理院, 在すべて普通多円錐図法を使用している.すなわち,300 1979など).地質調査所でも,地熱情報データベース・ 万分の1の図については昭和28年より,200万分の1の図 システムSIGMA(花岡ほか,1982),海洋地質部のデー については昭和31年より,そして100万分の1の図につ タ処理システム(岸本ほか,1984)などで,それらの有 いては昭和53年より,普通多円錐図法を用いて作図され 効な利用方法について研究してきた. ている(草深,1979).今回の基図作成にあたっても,こ このような状況の下で,利用できる数値地図情報を最 大限に活用し,新たに高精度の基図を作成することが, 地質調査所として昭和58年7月に決定され,同年8月に の普通多円錐図法を用いた. 多円錐図法とは,投影すべきすべての緯線に円錐を接 し,これを平面に展開しノたと仮定して投影する図法で ある.1本の基準経線を持つ普通多円錐図法(Normal *地殻熱部 継物理探査部 ***資料室 polyconic projection),2本の基準経線を持つ変更多円錐 図法(Modi飴d polyconic projection),直交する緯経線を 一439一 地質調査所月報(第36巻第8号) である.ただし,経線長は,中央経線を離れるに従って 1Vσア饒 実際より長くなり,その曲率も大きくなる.緯経線の交 v 角も,中央経線からへだたるにつれ直角から外れてく f る.この図法は,アメリカをはじめカナダ・ブラジル・ P\ κ アルゼンチン等の多くの国で各縮尺の地図に用いられて いる(小川,1966;草深,1979;一部はそのまま引用). 0 φ 普通多円錐図法の投影式を示すと次のようになる(小 φo 4イ、λ。 川,1966).すなわち,中央経線をy軸とする直交座標 系上の座標(x,y)は,緯経度(φ,λ)に対して次式で求ま る. κ一7sinθ, クー272sin(θ/2)+窺 θ=(λ一λo)sinψ,7=ノ▽cotφ m一∫凱M4φ ただし, 〃 % ハ4= α(1−62) 二子午線の曲率半径 !!/ (・〉/1−62sin2φ)3 / ! / ! / ! / / N= α ;横の曲率半径 鳩’ ! / V1−62sin2φ φ。,λ。=基準緯度,中央経線経度 ! / 7砺! ! / / α,6:地球原子の長半径,離心率 / ! !/ / ! また,使用している緯度は地理緯度 ! 〆! // 「,! φ=確 !! 従来の基図は,地球原子(投影の基準となる地球楕円体) ’ 、 ! ! / φ= φ=吻 月(φ,,λ,) として,クラーク原子(a=6,378,206m,f=1/294・98, f:偏平率)を用いて,中央経線を東経136度,基準緯線 7η『 を北緯36度と定めて作図している.本図の主要範囲で 0 κ ある東経127度一145度,北緯30度一45度の地域では,線 および角の歪みが極めて小さく,100万分の1の縮尺に λ=λo おいては,その歪みは紙の伸縮による誤差よりも小さい λ旨λ, (草深,1979). 今回の基図作成に際しても,同様に,中央経線を東経 第1図 多円錐図法による投影 136度,基準緯度を北緯36度と定めた普通多円錐図法を 持つ直角多円錐図法(Rectangular polyconic Projection) 用いた.ただし,地球原子としてはベッセル原子(a= 等がある.地質調査所の出版物で使用している普通多円 6,377,397m,f−1/299・15)を使用している.数値情報 錐図法は,1820年アメリカ沿岸測量局で考えられたもの の投影に際しては,第2図に示した座標変換プログラム であり,次のような方法で構成される(第1図). を使用し,緯経度を投影座標面上のxy座標に変換して (a)中央経線は直線で,その上では緯線の間隔は地球 プロット等を行った.このプログラムは,地質調査所の 上と等距離である. 地熱情報データベース・システムSIGMA(花岡ほか, (b)緯線は中央経線上に中心を持ち,各々の緯度で地 1982)の開発に伴い作成されたものである.その計算誤 球に接する円錐の母線の長さNcotφを半径とする円 差は,地球上で1m以内となっている. で,赤道は中央経線と直交する直線となる. 3・作図に使用した数値データ (G)経線は,各緯線を経度差に対する地球上の緯線の 長さに等しくとり,同経度の点を滑らかな曲線で結 3・1国土数値情報およぴその編集 基図上の海岸線・湖沼・県境・河川・道路・鉄道につ ぶ. この図法は等積でも等角でもないが,中央経線付近は いては,建設省国土地理院の作成した国土数値情報を原 経線方向の線歪曲が少なく,約900km以内では1%以下 データとして,これを小縮尺図用に編集して素図を作成 一440一 小縮尺地質図用地形基図作成における数値地図情報の処理(西 裕司・村田泰章・山口幸光) には不適切な出力しか得られない.このため,前述のよ した. うに小縮尺図用に編集することが必要になる.編集に 国土数値情報とは,国土の開発・利用状況などに関す る各種の地理的な情報を,電子計算機で処理できるよう は,属性による選択とデータ密度の低減の2種類渉あ に数値化または記号化し,磁気テープ・ファイルとした る. ものである.海岸線・河川流路・道路・鉄道などにっい 属性による選択とは,属性データを用いて,対象デー ても,位置・線としての情報が格納されていると同時 タ中で小縮尺図に出力して有意義なもののみを選択する に,標準地域メッシュ単位の整理もされている.国土数 ことをいう.例えば,鉄道データには国鉄・公営・私鉄 値情報は,国土庁の国土情報整備事業の一環として,国 などがあり,ケーブルカーのようなものまで含まれてい 土地理院により整備されてきた(国土地理院,1979). るが,基図用には国鉄のみを選択した.道路について 地質調査所においては,この国土数値情報を,地熱情 は,高速自動車道のみを選択した.行政界については, 報データベース・システムSIGMAなどにおいて,基図 県境のみを選択した.河川・湖沼については,国土数値 データおよび地球科学データの一つとして利用してきた 情報中の属性データのみでは小縮尺基図として適切な選 (花岡ほか,1982).今回の基図作成においては,SIGMA 択が困難であった.例えば,国土数値情報中の1次河川 システムで開発した小縮尺図用地図データ編集プログラ ・2次河川…,1級河川・2級河川…というような属性 ムを使用してプロット用の地図データ・ファイルを作成 情報のみでは,1部の地域に河川が密集しすぎたり,逆 した.原データとなった国土数値情報は,昭和58年8月 にある地域が疎になり過ぎて,基図として適切な密度で 時点のものである.使用したファイル名を第1表に示 河川を抽出することはできなかった.グラフィック・デ す. ィスプレイ上で,対話的に指定した河川のみを選択する 国土数値情報の海岸線・湖沼・行政界・河川・道路・ ことも可能ではあるが,今回の作業では,製図作業の段 鉄道などの線的情報の位置データは,主として座標測定 階で選択を行った。 法により数値化されている.これは,ディジタイザ,ス データ密度の低減とは,過密すぎる原データを,その キャナ等を用いて座標値を測定するもので,線分の計測 位置・地形的特徴を損ねないように間引きして,縮尺に は曲線を折線で近似することにより行われる(第3図). 適したデータ密度にすることである。この処理の基本的 この際の近似誤差としては,基準を図上1mm以内とし なアルゴリズムとしては,次のようなものを採用した. ているものが多い.原資料としては,主に2万5千分の すなわち,あるリンク〔一定の属性を持つ曲線,始点か ら終点までの補間点列として表現される〕の座標データ 1地形図が使われている. 小縮尺図において国土数値情報を直接使用した場合, {(ξ、,η1),(ξ2,η2),…}に対して,次の(乱)一(d)のような 上記のような精度では細か過ぎて,基図として使用する 処理を実行する. 第1表 基図上のデータおよび作図工程 計算機出力 データ種別 データ・ファイル 緯 経 線 (座標変換プログラムにより計算) 海 岸 線 湖 沼 国土数値情報 KF−5 行 政 界 国土数値情報 DNSG−FLE 国土数値情報 KS−272 河 川 国士数値情報 DNLFLE 属性 選択 間引 き O O O ○ ○ 国土雛情報(餐§鋼 O ○ 水深数値情報 線情報2次フアイル 都 市 く100万分の1 日本1。H・皿(国 階一タ0ファイ) 土地理院)> 選択 補描 備 考 一 (O) 一 計算機出力を直接利用.製図せず 島を強調 県境のみ ○ O 水 深 線 外国海岸線 図 ○ 道 路 国土数値情報(長§樹 鉄 道 製 O O 主要水系のみ ○ 高速道路のみ 新規開通区間を補描 国鉄のみ ○辱 水深線(鞭ごと・一200mのみ) 外国海岸線加える 一 一 一441一 ○ 地質調査所月報(第36巻第8号) F亙Lε; 鈴U了01ヨ F窃篇丁只AN AI S、IG捌A V納/SPC拠S SYS了ε網 {G細S噸Jo, 《)5/16/83 C***GSJの罫0殺了澱AN●芦賢OG装A掃**・*GSJ獅罫G織了駿《N.9寂OGRA掴ホ*索GSJ。許ORYRみN。伊殺OGR《麺**承GSPUTOOOIG C* PUTOOO20 む* 玉・ P長OGR義鋼 NA掲ε = PUτ013 PUTOOO、30 C* PUYOOO毎O C* 2. 芦投OG只A廻納ε獄 NA紐狂 : NoτS麺 PUτO《)050 《二* , PUマく》0060 C* 3・ 《二殺εAT1{3N D為了E : 1曾82・07◎ユ4 . 夢》U’了00070 C* { S避ε C載一820も11−PRgJ勿しりR−2 , Pり一『OOO80 Cホ く f三蕪ST V五教S1{:iK 三980噂王2 》 PUτ00090 £* P)TIG()ま.OO C孝 奪g ドUNC了ION DεS《二R王PマICIN ; PUτGO工10 《⊃* NO只廻AL 紹0し.江〈⊃GN匡{二 ぎ⊃沢GJE℃丁王君N PUτ00三20 (專 {{}し為マ,DLO揖》 驚=留> {XgY⊃ PUτOO13{》 C* 『 P麺YGO140 C* 丁OlL旺R冷NC{三 1三RR{二〕只 1S 1 縄E≡丁圧R O潤 丁穏E EA澱『TH PU了OOi50 (:* O駁IGIN IS {36りN,136蒲ε) PUτOO160 〈:* PUτ00ユ70 C* 5◎ ε頼TRY CONOITION ; { C{LLε葦) F碧鶏粥 ) P)TOO180 c象 pu了磐01go £* P麺了o{》2ζ)o {二* PUTOO210 C* 60 εX互T C〔)NDIT10競 1 ζ 穀ε了URN CGI〉εg 鞭FKεY } PUマOO220 C* PU’TGG230 £* PUTGO240 ℃承 PUτO{)25G C* 7◎ ∈XT左R卜4Aし {二Aし.む ; ζ {:轟主_し GN 》 PU’丁溶0260 C* NGNE PUT{)0270 C* PUTO(}280 {二* puτoo2go C* 80 {⊃A衆A網旺丁狂只5 ’ Pり了O{》300 ぐ1* 摩 l sy耕BGL l TY導∈三 1 エノo l {ココ傾財…三NT PUマ003ユ0 ぐ* 1 9LAT 疾*8 .1 しATIマU{〉E AT A PG蓬NT {0εG聚Eε} PUマ0ζ)』320 C* 2 9しO醤 R*8 1 LONGXIU参死 《了 《 葬OI穀τ くDεGREε》 PUT《}G330 C* 3 X 興*8 Q X一く二〇遡毅の{列ATE { EAS了総鎮RD , 《鯖覇} Pり一()0340 C庫 ON A (;胴ゑR了 ρUTOO350 C* 4 y 只療8 0 y−CO{3RD1粒Aマ…三 { N醸澱τH滴ARD } {麺褐} Pりτ00360 C承 てIN A ℃H.《R可 PUTOGこ370 C* 5 1SCAしE 1*4・ ヨ[ S(=みLINく∋ 多『Aく:TER く三ノエSCALε9 PUτGO38G c* pu■G{)ミ39G (* Pり写0ζ)400 C雰 11. ぐ担A預GE HISτ0毅y : PUτOG410 C魯 掻 l DA了s l 卜垂A網症 l DεSく二装三Pマ1{〕N PUTOO42G C* 0 82場01燈QI Ao菱3GDE THΣS I$ 《N ξXA秘PL狂. PUTDO430 ℃ホ ρU了OO440 C承 PUTOO450 c琢 pu了oo460 C*宰寒{3SJ◎ギ翅輿丁只《N◎P授OG沢A概*承蓼(5SJ.FO鞍1沢AN oP決O(3験A網***GSJoFORT疲ANoP股96鐙A樋**寧GSPU了00470 SUβ憩OUT王N旺 PU了013( OしAT箪 ζ》L{⊃叙, X, Y, ISCALE } PUτ{}0480 亙鱒戸LIC互Y RεAし場く8{《一日,{〕一2:} P矧了O{}490 ℃ PUTOく)500 £◎.◎PA只A樋εTE[籔 SET PUTOO510 {1 − PUτ00520 A微二6377397,155D O PUヨ”OO530 沢A躍〉O塁136・O PUマOく)540 C εP瓢OoO8盈6968312DO PUTOO550 第2図 多円錐図法による座標変換プログラム ただし,ライン1020において かじめ指定した問引き基準の値(以後,「間引き間 (a) リンク始点・リンク終点は削除しない(小縮尺図 用データとして採用する). 隔」と称する)を超えるまでの各点は無視する(小 (b)隣接する2点間における1ξrξε嶺および隔一η‘届 縮尺図用データとして採用しない)。 を各々順次累積し,そのどちらかの累積値が・あら 一442一 (c)累積値が間引き基準値を超えた時点の補間点は, 小縮尺地質図用地形基図作成における数値地図情報の処理(西 祐司・村田泰章・山口幸光〉 FIL∈:: 導UTOま3 G 、F章R了沢AN 《1 SIG譲A V鋼/sp (網S SYSTε親 {G◎S・」◎} 05/蓬6/83 ∈4二{三2累∈2 c c c …三6=E4*ε2 £ …⊃AI轟3ρユ4ユ592653589DO 鞍AO1為N=PAI■1800 PH為10嵩瀞6塾*舜ADIAN ζ c ℃ c c E8=ε6*ε2 P矧丁0(}600 E1{)==至三8ホε2 PUTOG610 遷⊃UマOO620 OA 二三〇4・O曝75宰E2季45粒/64,卿寧ε4弓・1L7So/256磐*葦三6+ユ10250■16384・*…三8÷ ユ 43659の!65536③;蝿三10 =0糟ア5*E2+150/16・ホε4壷5250/5猛2の*ε6牽2205。/2048噂*E8苧72765g/65536心* o瞥 む 1 c C c c (二 PUTOO56Q PU了00570 PUToo580 PU了OO590 i三2=E騨蘇EIP £ ε10 轟15都/64魯*1三4÷105潟/256紛*狂6+2205ゆ/4096。累E8+10395.1163840*ξ三二〇 D=35リノ5三20*1三も÷315纏/204ε◎*E8÷31185g■ユ3ユG720*ε10 ε篇315・/16384.累ε8争こ34650/65536婚*EIO F二693,ノ三310720*EIO む CoogR∈$UL了S OF C為し :ULATION A80VE PU了00630 PU了00640 PU了00650 ρUTOG66G PUYOO670 PUτ0{》68G f》uToo69{) P)了00ヱOO P鰯了007三〇 PU”ぎ00ア20 PU了00730 PU了00740 c E2 = 6967導372228竃2三293£)一3 RAD王A報 = 19了45329251993889{〉一2 P》τ00750 A 寓 100G5037306G46至ユ{》0 PUマOG760 PUTOO77G PUYOO780 B 篇 5004▽849238389毫}2D一こヨ ρUTζ》く)79の c ・= 三・056378喬82i6365D−5 D 二 2.063352王64875720−8 3●88536036320081D−11 弾鋼為五〇 二 齢6283鑑85.3(》7178000DO ε ’二 PU了0080G PUτOO8,10 PU■¢0820 F = 7⑫OO285導}7047968もD−14 ℃o oのDSX = ≦)S工㌶{ X*P穏A亙0 } PUτ00830 pu了oo840 ps2 鋸 ⑫9510565三6295055DO DS4 = 0587ア852522929お7DO PU1【00850 PUτ00860 PUTOO870 PUToo880 PUTOO890 PUTOO900 PUτOO910 PUTOO920 PU700930 PUマ00940 齢s6 =一・587785252291703DO Dsa 監・一〇951056516295546DO DS10・=一・王586葛0577316903D−al c G婦導◎IN騨UT PA涙幽紡ET轟三撲S H《ND{_IN(ヨ C Pし按 富91LAぼ*嶽AOIAN DLR : = o《二〇s{ D乱殺 ) 1)L荻$ = 9SIN{ D.L載 } PもrTOG950 RRAT∈二1000”DO / 1S(為Lε S2=DSIN(200*C》LR }一〔》$2 S身=DS王N{400雰DしR }一DS4 S6={》S亘N{6塑0場【DL殺 }一DS6 S8=£》S互N(8ゆO曝£)1_毅 )一りS8 SIO二D5江村(100*OL衆 }一{)SIO SSS犀A*(Dし鷺 一F}H為19》一。5*iヨ*S2{・O‘25寧C*S4−D辱S6/600+ε*S8/800−FホS10■10g SSS=SSS*{!oO−E2}詠為R PUマ01030 puτ01040 D殿義廻OA亀 {{)し0網一RA魏90》* 程轟D王AN. 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リンクNαストア 几理済フラッグON end πo ・睡 してLOUTにス トア Ii口醍 リンク認識 yes リンク・ファイル 補助点座標ファイル 正規化座標変換 [[ Il lI II Il 口 ll 」1 [ [ ボだ モ り コード? 1 』一一一__ 1 I l l データ間引き es 指定点数以下 の閉リンク? η0 始終点リンク 属性決定 出力 リンク? no yes 1次メノシュ 」一ドの艇理 L 編集ファイル 2次メソシス→ 補問データ i[ I【 連結したリンク を・連のものと ηo 属性OK? 0κ 日 il 口 π0 πo 指定範開内? 日 (direct access》 座標劫 I nextelement I リンク⇔補間点 I I 組立て I 出力 I 補間点ファイル ま蒜一一∼匿鋼 end of tabl LOUT? リンク・補聞点 L 第4図 小縮尺用データ編集プログラムのフロー・チャート 一444r・ 1 編集ファイル 」 2 碧 、、 ・・。幣 遭 ■ 9 ロ ド 》一 、 , ヂ 讃猛, 100m 1或 、 ヂ 毒累》 ε00m 璽》憾 評避 ■ 、〆 ㌧穿! 400m 》曝擁 ’⊂ 二畷黛 600m 、 、 β ゲβ / ノ 、〆 ・づ糎 置謹」 》韓㌧( 800m 1000m 第5−1図 間引きテスト・プロット図(1/100万) 一445一 》巡 1’窮 ? ¢ ● 6 聖 ”』 耗, 、も, も, 顧 ぎノ駒 ■ }属∼ 9 ■レ ン諭鎗 200m 誤 、 100m ‘ L義贈 感 レ も, ザ e が■ 辮 う一綴 400m ズγ ・4綴 600m ● 晒 』 轟贈 轟贈 ∼、 警 つ! 刃 ㌧ も. / .ジ ア ー噌薪∼ 聾 . 、 800m 5 〆壷6 ’ 1,000m ‘・ 、 第5−2図 簡引きテスト・プロット図(1/200万) 一446一 辱 b・一ヤ 〆 、 ノ 7 1/100万 1000m 第6図 間引き後のデータのプロット図 地質調査所月報(第36巻第8号) 第2表 各縮尺別間引き間隔適応表 プ・ッタ1譜遡堕い・・m 400m 200m 1/20万 ○ アプリコン 1/50万 △ O O インクジェット 1/100万 × × プロ ッタ 1/200万 × × △ 1/500万 × × × 1/20万 O ○ 1/50万 × ○ 1/100万 × △ 1/200万 × 1/500万 × D−SCAN ペンプロッタ 600m 800m 1000m × × △ × O O O O × × △ × × × × ○ △ × × ○ ○ △ × × △ △ O ○ × × × △ △ × O O × × △ O ×:不適 △:やや不適 ○:適 ンクジェット・プロッタにより,20万分の1,50万分の の理由から,海岸線などの基図は,不自然にならない程度 1,100万分の1,200万分の1,500万分の1の各縮尺でこ に滑らかな方がよい.従って,基図として使用するため れらのデータの作図を行った.第5図に,ペン・プロ には,間引き間隔も第2表よりもやや粗めの方がよい. ッタを用いて,100万分の1と200万分の1の縮尺で出力 このような観点からプロット図を検討した結果,100万 した図の一部を示す.このように,2種類のプロッタ, 分の1の地形基図には間引き間隔は1000mが適当である 6種類の間引き間隔,5種類の縮尺で出力された計60枚 と判断した.200万分の1については,1000mで、も問引 のプロット図を基に,間引き間隔が不適当なために海岸 き問隔が細かすぎるため,新たに間引き間隔が2000mの 線の特徴が失なわれ過ぎているものを,各縮尺ごとに第 データを編集してプロット図を検討した結果,2000mが 2表のように判断した.この表から,100万分の1と200 適当であると判断した.第6図に,最終的な問引き間隔 万分の1の各縮尺における間引き間隔は,地図として使 で出力したプロット図を示す. 用する場合には,各々500mと1000mが適当であること 4.2 プロットイ乍業 がわかる.しかし,地質図の基図として使用する場合, プロット作業は,国土数値情報を編集したデータ・フ 基図の上に地質区分などの情報を重ね書きすることなど ァイル,水路部の水深数値情報ファイルから,第3表, ①[] 磁気テープ装置 コンソール 、 多 ク置 プロセッサ 口 6 システム フロッピーディスク 装置 。⊂ 製図テーブル β システムラック 第7図 ドラフタ・システム外観図 一448一 1 }9>. ・^’¥. 畿 麿転 o《〇一 ,き』. ,1■ ノ 急. 眠 、. , o㌔ρ9 、 0 9、. 0 o 4 “ ノ 、 ・、 。ノ’ o し 0 0 o ’、 ・、.一 ◎ } o ◎ 9¥ ワ、 !’ \. .4’ ’もo 0 一、 ●、. o .〃。ミ』. 、・隔。 0 亀ノ ◎4’ ■気o 熱 ・ 貫 、 臨、 \. ・i撚 態 / く。、 4 z o 繭¥, o o o ﹄! 価、 ■の ・ミ』。 一 、 o 講 難 6ミ㌧. ぐ1¥. .」;』、・ も 0 隷、 、 ×、 ・1甲 、 畿 澄藁 醸醸総 麟・ o ∼ (、・ 裁詫 寵 D−o o ●、. 「概 0 ’、’絃 \. o 懲〃 、 ≧ ㊦ 庫欝 蒔 聡 ・、、 o 。/’ o慧 .1’ ど o o ,’o ・㌧,! 、 ■一 一 0 06 ! 0 、N こ Oq し o z9 \ o、・ 一 o 置置置﹂! 廻 ノ o o 轡 篤r ζここ 0 θ 0 0 1 o フ 塵 k ( 〈 ハ 第8図 完成した100万分の1基図例(部分) 作図には,建設省国土地理院の国土数値情報および海上保安庁水路部の水深数値情報を使用した. { 監 小縮尺地質図用地形基図作成における数値地図情報の処理(西 祐司・村田泰章・山口幸光) 第3表作図種類と仕様 縮 尺 1/100万 1/200万 作図項目 線 幅 [mm] 備 考 色 海岸・湖沼 0.2 黒 鉄 道 0.3 黒 都道府県界 0.2 黒 2.50.80.4[mm] 一点鎖線( ) 等 深 線 0.1 黒 一200mと500m間隔 河 川 0.1 1次;黒 2次:赤 3次:青 道 路 0.2 黒 1度ごとの緯経線と海岸線を同時プロット,高速道路のみ 緯 経 線 0.1 黒 5分おき 海岸・湖沼 0.2 黒 鉄 道 0.3 黒 国鉄のみ 都道府県界 0.2 黒 一点鎖線 等 深 線 0.1 黒 一200m,一500mと1000m間隔 道 路 0.2 黒 緯 経 線 0.1 黒 高速道路のみ,緯経線・海岸線を同時プロット 緯度10分おき,経度15分おき 国鉄のみ 1度ごとの緯経線と海岸線を同時プロット 第4表 作 図 範 囲 縮 尺 1/100万 1/200万 作図原点経経度 範 囲 名 作 図 範 囲 Y:978mm 北 部 右上角 146。35’E, 46。32’N X=792mm, 中 部 右下角 144。00/E, 2go28!N 南 部 左下角 129。30!E, 29。28/N 760mmり 978mm 792mm, 980mm 本 図 分図 択捉・国後 右上角 146030/E, 46。40’N X:780mm, 右上角 149。25’E, 46。32’N 分図 伊豆・小笠原 右上角 142。52’E, 35。02’N 分図 南西諸島 分図 大東諸島 分図沖ノ、鳥島 右上角 131052/E, 31。30’N 右上角 131040/E, 26020/N 右上角 136。20/E, 21000’N 分図 南 鳥 島 右上角 154。20!E, 25。00!N Y:1020mm 177mm, 200mm 208mm, 623mm 533mm, 463mm 40mm, 110mm 50mm, 80mm 50mm, 80mm 第4表に示す項目・仕様に基づいて,合計36枚の素図 気テープ上に作成し,ドラフタ・システムに入力され を作図した. る.製図テーブルは,A O版までの大きさの用紙がセッ 作図に先立ち,国土数値情報の中の道路と鉄道のデー トでき,製図ヘッドはリニアモーターで動く.また・イ タについて,いくつかのエラーが発見されたので,グラ 第5表 製図テーブルの主な仕様 フィック・ディスプレイ上にエラー部分を表示し,XY 最 大 速 度 o.01mm/パルス 1m/s 復 元 精 度 土0.01mm 分 解 能 カーソルで指示してエラーを修正した. プロット作業に用いたプロッタは工業技術院筑波情報 計算センターに設置されている第二精工舎のドラフタ・ システム(D−SCANXP−1100)を用いた.第7図にこの 有効作図範 囲 1,080mm×1,荏10mm 士0.125mm ドラフタ・システムの外観図を示す.第7図に示すよう 位置決め精度 に,ドラフタ・システムは,プロセッサ,ターミナル, 除 湿 装 置 シリカゲノレによる 磁気テープ装置,および製図テーブルで構成されてい ペ ン キ ッ ド インライン4ペンキッド ACシャープペンシルキ 最大加速度(45。方向) る.このドラフタ・システムは,オフラインで使用され る.作図データはR.IPSシステムのバッチ処理により磁 一44:9_ 980cm/s2 ッド 箔 ‘ノe 1 \.8」 ! \。〈 勿 0 ゾo ブ’ r o 藁 o .−J o 』 o o 0 ツ ︶一 ’\ミ ’\. 『 o じ轟 4 し o ./ へ o 》 \. ぐ 〉し 、. ぐ. T。 − f¥. ’、 。、 ぐ 辺 7、 ,〆 f’ 1 .戸ノ◎ 1 曳. 〆ノ 一’一 ● 噛o o 甲 ● ク! ∼ o .,.ノ ● ノ ノーぐ o o 0 、 o ク @ ノ o o o 、こ> 曳 − .ノ’ ぐ / .、 o 、 9 ’﹄. 女 ∼亥 ノ 叉 o が. o o ●\. 〆 ㊧餅 詮嬉、 0 o 灘 0 } o o o く / o 、 o _ 0熟 o● o ・、 、. o父. 譲 く o o た¥ ㌦ ◎ ● σ o 瓢 一 篤o ● 0ざ ◎ o 電. し・. 0 。! ‘、 .1 . o 0 o oし 山﹂ ︾ .ノ。. o ⑦Oo 500 !000 o し o 『 ’ L 0 4’ 〕‘鞍 ㌧4 ノ O こε轟 o ∂ u 薯 o ζ ) 0 3 0 ■ ︷♂ oO 》、ピ 00 鳥 9 O o o ∂ O o 魁 ’ ρ 色 プ η熟 第9図 完成した200万分の1基図例(部分) 作図には,建設省国土地理院の国土数値情報および海上保安庁水路部の水深数値情報を使用した. 一450一 小縮尺地質図用地形基図作成における数値地図情報の処理(西 祐司・村国泰章・山口幸光) ンクペン・ボールペンなどのペンの種類によって,製図 川は最大部0。15mmとし上流端脈は10mmの間で漸 ヘッドの最大移動速度および加速度を指定することがで 次繊細にした. b。湖 岸:二条河川に準じて光輝側・暗影側を描い きる.今回のプロット作業では,ポリエステル・フィル ム上にインクペンにより作図を行ったので,速度・加速 た. c・海 岸:線幅0・15mmの線で描いた.知床・根室 度を共に最大値の20%に制限した。第5表に製図テーブ 半島および五島列島・男女群島は図郭を間断して図 ルの主な仕様を示す. 郭外に表示した. 5・製図作業 d.鉄道:線幅0.3mmの線で描き,付属施設は主 製図作業は,前節までに述べた手続きによって作成し 要燧道のみ表示した.新幹線が他の鉄道・道路と交 た素図およびその他の参考資料を用いて,下記の仕様で 差する場合は,他の鉄道・道路を間断した.新幹線 実施した. 以外の鉄道・道路が交差する場合は,記号を重複し 5。1素図 て表示した.都市と重複する場合は鉄道を問断し (電算機によりポリエステル・フィルムに描画) た.ただし,市街地は重複して表示した. a. 100万分の1用 e,道 路:線幅0,1mm・間隔0・4mmの平行二条線 (各版とも北部・中部・南部および分図の4面) で描き,市街地の内は省いた. 河川版(河川・湖沼・海岸) £ 都 市:十大都市は,市街の外郭を線幅0・15mm 鉄道版(国鉄) の線で囲み,内部に左傾斜45度,線幅0・1mm,問隔 道路版(高速自動車国道) 0・5mmの平行線を描いた.都道府県庁所在都市 境界版(都道府県界) は,外円φ2mm,線幅0。25mm,内円φ0,8mm 経緯線版(5分おき) (塗りつぶし)の同心円,主要都市は,線幅0.6mm, 水深線版(200mおよび500mおき並びに外国海岸) 外円φ1.5mm,内円φ0。6mmの同心円を都市の中 b.200万分の1用(内容は100万分の1と同じ) 心に表示した. 海岸版鉄道版,道路版,境界版. g。境界:都道府県界は線幅0。2mm,実部2mm, 経緯線版(経線15分おき・緯線10分おき) 虚部0.6mm,点φ0。3mmの一点鎖線で描いた.河 水深線版(200m・500mおよび1,000mおき) 川・鉄道・道路と交差する場合は境界を間断した. 上記素図により下記の作業を行った. 河川と重複する場合は,河川の片側に微量の白部を 5.2 選択・補描 残して表示した. a.河 川:100万分の1は,国土地理院発行の100万 h。水深線:線幅0,1mmの線で描き,水深線数字を 分の1r目本1・皿・nl」に,200万分の1は同院 発行の300万分の1「目本とその周辺」に準拠して i. 経緯線:線幅0。1mmの線で描いた. 主要水系を選択した. b。都 市:十大都市・都道府県庁所在地および主要 島,南西諸島はそれぞれ分図として表示した.ただ 都市に区分し,主要都市は人口3万人以上とし,平 し,100万分の1の基図の分図は縮尺200万分の1と 野部においては10万人以上より選択した.位置は国 した. 表示した. 」。 分 図:国後・択捉島および歯舞諸島,小笠原諸 ニヒ地理院発行の100万分の1「日本1・豆・皿」に 5・4・複製・清絵(製図原図作成) よる. a・複製:素図経緯線版・同水深線版を写真により c.道 路:高速道路の新開通区問は,道路公団資料 により,20万分の1地勢図に記入して,5分の1に 縮小し,緯経度メッシュにより100万分の1基図に 補描した. d.水深線:空白部及び接合部は,海上保安庁大洋水 原寸に複製し,経緯線版は必要区域を区画して図画 を描画した.水深線版は水深線を修正・補描し,水 深線数字は写真植字を貼付した. b・清絵:各素図をポリエステル・フィルムに型付 、して,河川版は河川・湖沼・海岸および外国海岸線 を,平面版は鉄道・道路・都市・境界を着墨した. 深図により補描した. c.合成:上記4判を写真により合成して第2原図 5.3表示 a.河川:二条河川(河口部)は,光輝側を線幅 0.1mm,暗影側を同0・15mmの線で描き,一条河 一451一 を作製した. 5・5白図 地質調査所月報(第36巻第8号) 者には,ソフトウェアの提供などの協力をいただいた. 第2原図を鼠一色刷して,編集用基図を作製した, 我々に数値情報使用の機会を与えてくださった国土地理 6.おわ り に 院および海上保安庁水路部に謝意を表します. 100万分の1および200万分の1の小縮尺図用の基図 文 献 を,数値情報からの計算機処理により作成した.完成し た基図の一部を第8図および第9図に示す. 小川 泉(1966)地図編集および製図,山海堂, 今回のように,数値情報の計算機処理により地図を作 337P。 成することは,その精度・迅速性・応用などの点で,製 草深源三郎(1979) 100万分の1目本地質図に用い 図的手法のみで作図する場合に比べて有利な点が多い. た投影図法.地質ニュース,no.303,P.29 図の仕上がりについても,緯経度線・海岸線などは,製 −31. 図し直す必要がないほどきれいな図が得られる.ただ 建設省国土地理院地図管理部(1979) 国土数値情報 し,河川・道路などのような細かい処理を伴う揚合に 利用の手引き.297p. は,かなり複雑な作図プログラムとかなり高性能の出力 花岡尚之・矢野雄策・津 宏治・浦井 稔・仲澤 機器が必要となる.また,数値データの未整備部分やエ 敏・佐藤功・小川克郎(1982)地熱情報データベ ラー・データに対する処理も要求される.将来はかなり ース・システムについて.地質ニュース, の部分が計算機を利用することで処理できるようになる no。335,P。33−4L であろうが,現在のところ,今回のような計算機処理と 岸本清行・石原丈実・玉木賢策(1984)地質調査所 製図的手法を組合わせることが最良の手段と思われる. における海洋地球物理データ処理の現状, この基図作成作業は,100万分の1および200万分の1 最近の海底調査 その4.日本水路協会. 地形基図作成作業委員会の監修・協力の下に行われた. p。39−45。 本文をまとめるにあたっても,作業委員会の各委員に助 言をいただいた.浦井稔氏をはじめとするSIGMA関係 一452一 (受付d985年1月28日1受理;1985年3月29日)