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不動産戦略アドバイザー認定資格制度規程
「不動産戦略アドバイザー」資格認定規程 平成21年3月18日 制定 平成22年9月7日 一部改正 平成24年5月24日 一部改正 理事会は、定款第 5 条第 1 項第 1 号⑤の規定に基づき不動産戦略アドバイザー資格認定規 程を次のように定める。 第1章 総則 (目的) 第1条 この制度は、特定非営利活動法人日本不動産カウンセラー協会(以下、「本会」 という。)が、不動産のCRE・PRE戦略に関する高度な専門知識と高い職業倫理を 有する者に、「不動産戦略アドバイザー」の称号を与え、CRE・PRE戦略の効果的 実践に寄与することを目的とする。 (身分) 第2条 不動産戦略アドバイザーは称号であって、本会の定款第6条に定める会員の種別 ではない。 (称号) 第3条 不動産戦略アドバイザーは、「不動産戦略アドバイザー」または「特定非営利 活動法人日本不動産カウンセラー協会認定不動産戦略アドバイザー」と呼称するこ とができる。 2 称号を使用する場合には、以下に定める表記によるものとし、称号の信頼性を保持 するよう良識ある方法を用いなければならない。 (和名)JAREC 認定不動産戦略アドバイザー Ⓡ (英名)JAREC Certified Adviser for Property Strategy 3 不動産戦略アドバイザーが、第14条の規定に該当したときは、第1項、第2項の称 号を使用することができない。 第2章 資格の認定と申請 (資格認定研修) 第4条 本会は不動産戦略アドバイザーの資格認定のために、CRE・PRE戦略マネジメ ントに関する研修を行う(以下、「資格認定研修」という。)。資格認定研修の内 - 56 - 容および運営に必要な事項は、理事会の承認を得て理事長が別に定める。 (資格認定要件) 第5条 不動産戦略アドバイザーの資格認定を申請する者(以下、「申請者」という。) は、以下①~③のいずれかの要件を備え、かつ第6条の欠格事由に該当しないこと が必要である。 ① 本会が行う資格認定研修の全課程を修了している者 ② 資格認定研修及び継続研修において継続して講師を務めた者 ③ 当該認定研修制度の企画立案に長年貢献した者 (欠格事由) 第6条 不動産戦略アドバイザーとしての結核事由は以下の通り。 一 成年被後見人、被補佐人、被補助人、任意後見契約に関する法律第 2 条 2 号所定 の本人であって同法第 4 条 1 項の規定により任意後見監督人が選任されている者、 のいずれかに該当する者 二 禁固以上の刑に処せられた者 三 禁固以上の刑の執行を終わり、又は刑の執行を猶予された日から 5 年を経過して いない者 四 破産者で復権を得ない者 五 過去に本会から会費未納等により退会となった者で 3 年を経過しない者 六 本会から資格の取り消し処分となった者で 3 年を経過しない者 七 過去に本会又は各種専門職業家団体から除名処分を受けている者 八 理事会において著しく不適切と認められた者 (認定審査) 第7条 申請者は別に定める申請書類を提出しなければならない。 2 本会は、申請者より提出のあった申請書類に基づき、要件等を審査し、適格と判 定した者を理事会の議を経て不動産戦略アドバイザーと認定する。 (年間登録料) 第8条 不動産戦略アドバイザーの認定を受ける者は、本会が定める期日までに年間登 録料6,000円を納入しなければならない。 2 年間登録料の計算は4月1日から翌年3月31日の1年とし、毎年1年分を前払いする ものとする。但し、認定当初の登録料は10月から翌年3月の半年とし、半年分を前払 いするものとする。 (認定証の交付) 第9条 本会は、第7条により不動産戦略アドバイザーと認定され、第8条の年間登録 料を納入した者に対して、資格の認定証を交付する。 - 57 - 第3章 資格の更新と申請 (継続研修) 第10条 本会は、不動産戦略アドバイザーに対して、専門知識の更新、専門性の向上を 目的として継続研修を行う。 2 本会は、不動産戦略アドバイザーの継続研修の受講状況を受講管理簿により管理す る。 3 不動産戦略アドバイザーは、本会の提供する継続研修に参加しなければならない。 4 継続研修の実施に必要な事項は、理事会の承認を得て理事長が別に定める。 (資格更新) 第11条 不動産戦略アドバイザーは、資格認定から3年を経過後、資格更新申請を行わ なければならない。 2 資格更新は、初回更新移行3年を経過する毎に行う。 (更新要件) 第12条 不動産戦略アドバイザーの資格更新を申請する者は、以下の一号「知識要件」 および二号「倫理要件」のいずれも備え、かつ第6条の欠格事由に該当しないことが 必要である。 一 過去3年間の継続研修等の受講状況により、不動産戦略アドバイザーとして相 応しい能力が維持されていること 二 各専門職業の関係機関および本会並びに所属機関等において、不動産戦略アド バイザーとして相応の倫理行動がとられていること 2 更新要件については、別途「不動産戦略アドバイザー資格更新細則」で定める。 (更新審査) 第13条 本会は、第12条に定める資格要件について審査し、審査結果を申請者に通知す るものとする。 第4章 資格の取消し等 (資格の取消し) 第14条 本会は、不動産戦略アドバイザーが次の各号に該当する事項が生じた場合には、 その資格を取り消すことができるものとする。 一 年間登録料を納入しなかったとき 二 不動産戦略アドバイザーの認定を自ら辞退したとき 三 所定の継続研修を受講しなかったとき 四 更新審査によって更新が認められなかったとき - 58 - 2 本会は、資格を取消した場合は、その者にその旨を通知する。 (処分) 第15条 本会は、不動産戦略アドバイザーに対して、以下に該当する場合には、厳重注 意、戒告、一時登録抹消、資格の取消しの処分をすることができる。 一 不動産戦略アドバイザーとして、不正または不当な行為を行ったとき 二 国家資格者はその資格について処分を受けたとき 三 不動産戦略アドバイザーが所属する所属機関等から処分を受けたとき 四 刑事法規に違反したとき 五 第6条の欠格事由のいずれかに該当することとなったとき、又は、該当している 事実が判明したとき 第5章 補則 (規程の変更) 第16条 この規程は、理事会の議決によって変更することができる。変更後の規程は電 子媒体等により、不動産戦略アドバイザーへ告知する。 (細則) 第17条 本規程に定めるもののほか、運営に関する必要な事項は、理事会の承認を得て 理事長が別に定める。 附 則 この規程は、平成 21 年 3 月 18 日からこれを施行する。 附 則(平成 22 年 9 月 7 日 一部改正) この規程は、平成 22 年 9 月 7 日からこれを施行する。 附 則(平成 24 年 5 月 24 日 一部改正) この規程は、平成 24 年 5 月 24 日からこれを施行する。 - 59 -