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IBM Systems Director エージェントの アップグレードおよび移行

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IBM Systems Director エージェントの アップグレードおよび移行
IBM Systems Director
IBM Systems Director エージェントの
アップグレードおよび移行
バージョン 6.3
IBM Systems Director
IBM Systems Director エージェントの
アップグレードおよび移行
バージョン 6.3
お願い
本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、 11 ページの『特記事項』に記載されている情
報をお読みください。
お客様の環境によっては、資料中の円記号がバックスラッシュと表示されたり、バックスラッシュが円記号と表示さ
れたりする場合があります。
原典:
IBM Systems Director
Upgrading and migrating IBM Systems Director agents
Version 6.3
発行:
日本アイ・ビー・エム株式会社
担当:
トランスレーション・サービス・センター
第1刷 2012.11
© Copyright IBM Corporation 1999, 2012.
目次
本書について . . . . . . . . . . . . . v
規則および用語 .
資料および関連情報
Web リソース . .
ご意見の送付方法.
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. v
. v
. . . . . . . . . . . viii
. . . . . . . . . . . . x
IBM Systems Director エージェントのア
ップグレードと移行 . . . . . . . . . . 1
エージェントを IBM Systems Director 6.3.x にアップ
グレードして移行するための準備 . . . . . . . 1
© Copyright IBM Corp. 1999, 2012
エージェント (AIX および Linux) でのプリインスト
ール・ユーティリティーの実行 . . . . . . . .
エージェント (Windows) でのプリインストール・ユ
ーティリティーの実行 . . . . . . . . . . .
IBM Systems Director エージェントのアップグレード
IBM Systems Director エージェントのインストールに
関する PDF ファイル . . . . . . . . . . .
2
4
6
8
特記事項 . . . . . . . . . . . . . . 11
商標 .
.
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.
. 13
iii
iv
Upgrading and migrating IBM Systems Director agents
本書について
本書では、共通エージェント、プラットフォーム・エージェント、および IBM®
z/VM® 管理可能アクセス・ポイント・エージェント のアップグレードおよび移行
について説明します。
規則および用語
以下の特記事項では重要な情報を強調表示します。
注: これらの特記事項は重要なヒント、ガイダンス、またはアドバイスを提供しま
す。
重要: これらの特記事項は、不都合なまたは困難な状態を避けるために役立つ情報
またはアドバイスを提供します。
重要: また、これらの特記事項は、プログラム、デバイス、またはデータへの考え
られる損傷を示します。損傷が起こりうる指示または状態の前には警告通知が表示
されます。
資料および関連情報
IBM Systems Director インフォメーション・センターと同じ内容を、PDF 文書で見
ることができます。 PDF ファイルを表示するには、Adobe Acrobat Reader が必要
です。これは、Adobe Web サイト (http://get.adobe.com/reader/) から無料でダウンロ
ードできます。
インフォメーション・センターおよびトピック・コレクション
v IBM Systems
http://publib.boulder.ibm.com/eserver/
複数の IBM Systems 製品について統合化された情報が記載されている IBM
Systems インフォメーション・センター - トップ・ページを表示します。
v IBM Systems Director
publib.boulder.ibm.com/infocenter/director/pubs/index.jsp
定期的に更新される IBM Systems Director トピック・コレクションには、IBM
Systems Director で使用可能な最新の資料があります。
v IBM Systems Director プラグイン
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/director/pubs/topic/extensions/
extensionparent.html
© Copyright IBM Corp. 1999, 2012
v
IBM Systems Director の機能を拡張するプラグインのインストール方法および使
用方法については、IBM Systems のインフォメーション・センターを参照してく
ださい。
v IBM Systems Director 上位統合モジュール (UIM)
publib.boulder.ibm.com/infocenter/systems/topic/uims/fqs0_main.html
上位モジュールおよび管理パックを使用すると、を使用すると、共通エージェン
トおよびプラットフォーム・エージェントが提供するデータを、IBM 以外のワー
クグループおよびエンタープライズ管理製品で解釈して表示することができま
す。上位統合モジュールおよび管理パックをインストールおよび使用する方法に
ついては、IBM Systems Director 上位統合モジュール (UIM) トピック・コレクシ
ョンをお読みください。
v IBM Systems Director API ライセンス交付
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/director/devsdk/index.jsp
IBM Systems Director API とその関連資料の使用に関するライセンス情報を表示
します。 フォームに入力して、API アクセスを要求してください。入力した情報
が検討された後で、API へのアクセスおよび API の使用に関する追加情報が連
絡されます。
資料
リリース情報 6.3.2
IBM Systems Director の計画、インストール、およびトラブルシューティン
グ情報の簡潔なリファレンスを提供します。
IBM Systems Director 計画ガイド
IBM Systems Director コンポーネント、サポートされる IBM Systems
Director ハードウェア、オペレーティング・システム、データベース、ワー
クグループおよびエンタープライズ・システム管理ソフトウェアを実行する
ためのハードウェア要件を含む計画情報を提供します。
IBM Systems Director サーバーのインストールに関する PDF ファイル
IBM Systems Director サーバーを準備、インストール、および構成するため
の詳細な手順を提供します。
IBM Systems Director エージェントのインストールに関する PDF ファイル
IBM Systems Director エージェントを準備および管理対象システムにインス
トールするための詳細な手順と、エージェントレス管理対象システムを準備
するための詳細な手順を提供します。
IBM Systems Director サーバーのアップグレードと移行に関する PDF ファイル
IBM Systems Director サーバーをアップグレードおよび移行するための詳細
な手順を提供します。
IBM Systems Director エージェントのアップグレードと移行に関する PDF ファイ
ル
IBM Systems Director エージェントをアップグレードおよび移行するための
詳細な手順を提供します。
IBM Systems Director Systems Management Guide
Web インターフェースを使用して環境内のシステムおよびリソースを管理
するための詳細な手順を説明しています。
vi
Upgrading and migrating IBM Systems Director agents
IBM Systems Director トラブルシューティングおよびサポート・ガイド
問題とその解決方法、および共通問題のトラブルシューティング方法につい
ての情報が記載されています。
IBM Systems Director イベント・リファレンス
IBM Systems Director イベントに関する情報 (イベント・タイプ、記述、重
大度、拡張の詳細など) が記載されています。
IBM Systems Director コマンド・リファレンス
データベースの構成、IBM Systems Director の開始および停止を含む、シス
テム管理コマンドライン・インターフェース (smcli) コマンド、およびコマ
ンドラインから直接実行可能なその他のコマンドに関する詳細情報が記載さ
れています。
IBM Systems Director ハードウェア・コマンドライン・ユーザーズ・ガイド
Hardware Command Line (以前の IBM Management Processor Command-Line
Interface) のインストールと使用に関する情報が記載されています。 このリ
リースのコマンド出力は、前リリースのコマンド出力からは変更されている
場合があります。
ホワイト・ペーパーおよびブリーフィング
v IBM Systems Director
ftp://ftp.software.ibm.com/common/ssi/sa/wh/n/xbw03006usen/XBW03006USEN.PDF
新しい Web インターフェース、セキュリティー機能、オペレーティング・シス
テム・エージェント、個別にインストール可能な統合化プラグインおよび追加プ
ラグインを含め、 IBM Systems Director V6.1 での変更の概要が記載されていま
す。
v Value Proposition for IBM Systems Director
ftp://ftp.software.ibm.com/common/ssi/sa/wh/n/xbw03007usen/XBW03007USEN.PDF
IBM Systems Director で提供されるエンタープライズ・サーバーのインストール
と値についての操作管理の問題点が記載されています。
v Performance Tuning and Scaling Guide for IBM Systems Director 6.3
IBM Systems Director サーバーを稼働させるためのハードウェア要件
最適なパフォーマンスで大規模構成を管理するための、IBM Systems Director サ
ーバーの計画、実装、構成および使用の方法に関する情報を記載しています。
「Performance Tuning and Scaling Guide」には、以下のトピックに関する情報も
含まれています。
– IBM Systems Director Active Energy Manager® や IBM Scalable Systems
Manager などの IBM Systems Director プラグインの実行
– Tivoli® 製品との統合
– ハイ・アベイラビリティーの実装
IBM Redbooks® 資料
www.ibm.com/redbooks/
本書について
vii
この Web ページで、IBM Systems Director および特定の IBM ハードウェアを中
心に説明している資料も検索できます。このような資料に、システム管理に関する
情報が含まれています。 IBM Systems Director V6.1 では以下の資料が利用できま
す。
Implementing IBM Systems Director 6.1
ヒント: 資料の発行日に注意して、Redbooks 資料が参照している IBM Systems
Director ソフトウェアのバージョンを判別してください。
詳細情報
IBM Systems Director について詳しくは、『知識ベース内の検索』を参照してくだ
さい。
Web リソース
ここには、IBM Systems Director に関連する Web サイトおよびインフォメーショ
ン・センター・トピックがリストされています。
Web サイト
v IBM Systems Director
www.ibm.com/systems/management/director/
現在サポートされているすべてのバージョンの IBM Systems Director に関するダ
ウンロードおよび文書へのリンクがある、IBM Systems Director Web サイト
(ibm.com®) を表示します。
v IBM Systems Director ダウンロード
www.ibm.com/systems/management/director/downloads/
ibm.com の IBM Systems Director ダウンロード Web サイトを表示します。この
サイトに、コード IBM Systems Director、IBM Systems Director プラグイン、お
よび IBM Systems Director 上位統合モジュールをダウンロードするためのリンク
があります。
v IBM Systems Director 資料およびリソース
www.ibm.com/systems/management/director/resources/
ibm.com の IBM Systems Director 資料およびリソースの Web サイトを表示しま
す。このサイトには、IBM Systems Director、IBM Systems Director プラグイン、
および IBM Systems Director 上位統合モジュールに関連する製品資料、
Redbooks、Redpapers、ホワイト・ペーパー、および学習モジュールへのリンクが
あります。
v IBM Systems Director 上位統合
www.ibm.com/systems/software/director/downloads/integration.html
ibm.com 上の IBM Systems Director 上位統合 Web サイトを表示します。ここに
は、IBM および他社で作成された IBM Systems Director 上位統合モジュールに
viii
Upgrading and migrating IBM Systems Director agents
関する詳細情報があります。 IBM Systems Director UIM を使用すると、サー
ド・パーティーのワークグループおよびエンタープライズ・システム管理製品
で、IBM Systems Director プラットフォーム・エージェント管理対象システムが
提供するデータを解釈し、表示することができます。
v IBM Systems Director ベスト・プラクティス Wiki
www.ibm.com/developerworks/wikis/display/WikiPtype/
IBM+Systems+Director+Best+Practices+Wiki
各種システム上の IBM Systems Director の更新済み資料およびベスト・プラクテ
ィスを参照してください。
v IBM サーバー
www.ibm.com/servers/
IBM システム・サーバーおよびストレージ製品については、IBM サーバー Web
サイトを参照してください。
v IBM ServerProven®
www.ibm.com/servers/eserver/serverproven/compat/us/
IBM System x® および BladeCenter® システムと、IBM Systems Director を含む
IBM アプリケーションおよびミドルウェアとのハードウェア互換性について詳し
くは、IBM ServerProven Web サイトを参照してください。
フォーラム
v IBM Systems Director フォーラム (System x、System z®、Power Systems™)
www.ibm.com/developerworks/forums/forum.jspa?forumID=759
IBM Systems Director、IBM Systems Director UIM、および IBM Systems Director
Extension に関する製品関連の問題について議論するには、ibm.com 上の IBM
Systems Director フォーラム Web サイトを表示します。この Web サイトには、
RSS (Rich Site Summary) フィードを使用してフォーラムのコンテンツを取得す
るためのリンクがあります。
v IBM Systems Director 6.x SDK フォーラム
www.ibm.com/developerworks/forums/forum.jspa?forumID=1852&start=0
IBM Systems Director Software Development Kit (SDK) に関連する問題を議論す
るには、IBM Systems Director 6.x SDK フォーラム Web サイトを表示します。
この Web サイトには、RSS (Rich Site Summary) フィードを使用してフォーラム
のコンテンツを取得するためのリンクがあります。
v IBM Systems フォーラム
www.ibm.com/developerworks/forums/dw_esforums.jsp
IBM Systems のハードウェア製品およびソフトウェア製品に関する技術関連問題
および製品関連問題を議論できる各種フォーラムについて知るには、ibm.com 上
本書について
ix
の IBM Systems フォーラム Web サイトを表示します。この Web サイトには、
RSS (Rich Site Summary) フィードを使用してフォーラムのコンテンツを取得す
るためのリンクがあります。
ご意見の送付方法
IBM にお客様のご意見をお寄せください。
本資料またはその他の IBM Systems Director の資料に関するご意見やご感想は、
IBM Systems Director インフォメーション・センター Web サイト (
publib.boulder.ibm.com/infocenter/director/pubs/index.jsp) にアクセスしてください。そ
こにはコメントを入力するためのフィードバック・ページがあります。
x
Upgrading and migrating IBM Systems Director agents
IBM Systems Director エージェントのアップグレードと移行
旧バージョンの IBM Systems Director エージェントをアップグレードして移行でき
ます。
関連タスク:
エージェントのインストール
共通エージェントの移行
エージェントを IBM Systems Director 6.3.x にアップグレードして移行
するための準備
IBM Systems Director エージェントをアップグレードする前に、エージェントが該
当要件を満たしていることを確認します。
エージェントを IBM Systems Director 6.3.x にアップグレードするための準備を行
うには、以下の作業を実行します。
1. 既存のエージェントのバージョンに応じて、アップグレード、更新、およびイン
ストールの組み合わせを決定してください。 詳しくは、『アップグレードまた
は更新の計画』および『IBM Systems Director 6.3.2 のアップグレード・パスの
確認』を参照してください。
2. プリインストール・ユーティリティーを実行して、特定されたエラーを修正しま
す。 手順については、以下のいずれかの資料を参照してください。
v エージェントでのプリインストール・ユーティリティーの実行 (AIX® と
Linux)
v エージェントでのプリインストール・ユーティリティーの実行 (Windows)
3. IBM Systems Director のダウンロード Web サイト (http://www.ibm.com/systems/
software/director/downloads/agents.html) からエージェント・インストール・パッケ
ージを取得し、サーバー・システムの任意の場所にダウンロードします。
4. 共通エージェントのアップグレードを計画している場合は、そのエージェントが
IBM Systems Director サーバーにインストールされていないことを確認します。
共通エージェントが IBM Systems Director サーバーにインストールされている
場合は、IBM Systems Director サーバーのアップグレード時に自動的にアップグ
レードされます。
管理サーバーの準備が完了したら、IBM Systems Director をアップグレードして移
行します。手順については、 6 ページの『IBM Systems Director エージェントのア
ップグレード』を参照してください。
© Copyright IBM Corp. 1999, 2012
1
関連タスク:
アップグレードまたは更新の計画
アップグレード・パスの判別
関連資料:
AIX および VIOS に付属の共通エージェント・バージョン
エージェント (AIX および Linux) でのプリインストール・ユーティリティ
ーの実行
以下の手順で、AIX または Linux 上のエージェントで IBM Systems Director プリ
インストール・ユーティリティー (PIU)を実行します。
v 2 つの場所からプリインストール・ユーティリティーを入手および実行できま
す。
表 1. プリインストール・ユーティリティー の取得
場所
操作
「IBM Systems Director 6.3.2」の DVD
DVD をまだ持っていない場合は、IBM
Systems Director のダウンロード用 Web サ
イトから、イメージを DVD に書き込むこと
ができます。
SysDir_PreInstUtil_6_3_2_platform.tar.gz
IBM Systems Director のダウンロード Web
サイトからプリインストール・ユーティリテ
ィーをダウンロードします。
注: ダウンロード Web サイトには、常に最
新バージョンが用意されています。
IBM Systems Director プリインストール・ユーティリティー を起動するには、以下
から該当する方法を選択します。
v
DVD
v プリインストール・ユーティリティーのダウンロード
以下の手順を実行します。
1. プリインストール・ユーティリティーを実行するには、以下のステップを実行し
ます。
v
DVD
a. DVD を DVD-ROM ドライブに挿入します。
注: Linux on System z の場合は通常、System z メインフレームには直接
接続された DVD-ROM ドライブがありません。そのため、別のプラット
フォームに DVD をマウントすることが必要になる場合があります。
DVD をマウントする手順は、プラットフォームによって異なります。詳細
については、そのプラットフォームのインストール情報を参照してくださ
い。
b. DVD が自動マウントされない場合は、次のコマンドを入力して、Enter を
押します。
2
Upgrading and migrating IBM Systems Director agents
1) AIX:
mount -v cdrfs -o ro /dev / dvd_device_node / mnt
dev はブロック・デバイスに固有のデバイス・ファイル、
dvd_device_node は dev の下のデバイス、mnt はドライブのマウン
ト・ポイントです。
2) Linux:
mount -t iso9660 -o ro /dev / dvd_device_node / mnt
dev はブロック・デバイスに固有のデバイス・ファイル、
dvd_device_node は dev の下のデバイス、mnt はドライブのマウン
ト・ポイントです。
c. インストール・スクリプトが置かれているディレクトリーに変更するに
は、次のコマンドを入力して Enter を押します。
cd /mnt/server/checkds/
mnt は、DVD メディアのマウント・ポイントです。
d. オペレーティング・システムに応じて、次のコマンドを入力して、Enter
を押します。
AIX
./checkds.sh -p commonagent
注: AIX は プラットフォーム・エージェント をサポートしませ
ん。
Linux
./checkds.sh -p [platformagent|commonagent]
例:
./checkds.sh -p platformagent
注: -p 属性を指定しない場合、ツールはサーバーに対して実行されます。
そのため、-p を指定し、ツールの実行が共通エージェントとプラットフォ
ーム・エージェント (該当する場合) のどちらのインストール準備のためで
あるかを指定する必要があります。
e. ステップ 2 を参照してください。
IBM Systems Director プリインストール・ユーティリティー が起動します。
v プリインストール・ユーティリティーのダウンロード
a. プリインストール・ユーティリティー・パッケージの内容を抽出するに
は、オペレーティング・システムに応じて、以下のコマンドを入力しま
す。
– AIX:
gzip -cd package_name | tar -xvf -
package_name はダウンロード・パッケージのファイル名です。
– Linux:
tar -zxvf package_name
エージェントのアップグレード
3
package_name はダウンロード・パッケージのファイル名です。
b. プリインストール・ユーティリティー スクリプトが置かれているディレク
トリーに変更するには、次のコマンドを入力して Enter を押します。
cd server/checkds
c. オペレーティング・システムに応じて、次のコマンドを入力して、Enter
を押します。
AIX
./checkds.sh -p commonagent
注: AIX は プラットフォーム・エージェント をサポートしませ
ん。
Linux
./checkds.sh -p [platformagent|commonagent]
例:
./checkds.sh -p platformagent
注: -p 属性を指定しない場合、ツールはサーバーに対して実行されます。
そのため、-p を指定し、ツールの実行が共通エージェントとプラットフォ
ーム・エージェント (該当する場合) のどちらのインストール準備のためで
あるかを指定する必要があります。
IBM Systems Director プリインストール・ユーティリティー が起動します。
2. レポートが生成され、コマンド・ウィンドウまたはデフォルト・ブラウザーに結
果が表示されます。 checkds.sh のオプション、生成されるレポート、戻りコー
ドの詳細については、/checkds/readme.txt ファイルを参照してください。
./checkds.sh -? コマンドを使用して、サポートされている構文を表示すること
もできます。
関連タスク:
アップグレードおよび移行のための準備
関連資料:
Systems Director ダウンロード
エージェント (Windows) でのプリインストール・ユーティリティーの実行
以下の手順を実行して、Windows で IBM Systems Director プリインストール・ユ
ーティリティー (PIU) を実行します。
2 つの場所からプリインストール・ユーティリティーを入手および実行できます。
表 2. プリインストール・ユーティリティー の取得
4
場所
操作
IBM Systems Director 6.3.2 DVD
DVD をまだ持っていない場合は、IBM
Systems Director のダウンロード用 Web サ
イトから、イメージを DVD に書き込むこと
ができます。
Upgrading and migrating IBM Systems Director agents
表 2. プリインストール・ユーティリティー の取得 (続き)
場所
操作
SysDir_PreInstUtil_6_3_2_Windows.zip
IBM Systems Director のダウンロード Web
サイトからプリインストール・ユーティリテ
ィーをダウンロードします。
注: ダウンロード Web サイトには、常に最
新バージョンが用意されています。
1. IBM Systems Director プリインストール・ユーティリティー を起動するには、
以下から該当する方法を選択します。
v
DVD
v プリインストール・ユーティリティーのダウンロード
以下の手順を実行します。
v
DVD
a. DVD を DVD-ROM ドライブに挿入します。
b. IBM Systems Director の「ようこそ」ウィンドウが自動的に開く場合は、
以下のステップを実行します。
1) 言語を選択します。
2) 「Systems Director サーバー」をクリックします。
3) 「Systems Director プリインストール・ユーティリティー (Systems
Director Pre-Installation Utility)」をクリックします。
c. IBM Systems Director の「ようこそ」ウィンドウが自動的に開かない場合
は、以下のステップを実行します (該当する場合)。
1) 「スタート」 > 「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
2) プリインストール・ユーティリティー・スクリプトがあるディレクトリ
ーに変更するには、「開く (Open)」フィールドに次のコマンドを入力
して Enter を押します。
e:¥server¥{i386 or x64}¥checkds¥
e は、システムの DVD-ROM ドライブ名です。ユーティリティーをダ
ウンロードした場合は、プリインストール・ユーティリティーが入って
いるディレクトリーを使用してください。
3) ユーティリティーを開始するには、次のコマンドを入力して Enter を
押します。
checkds.bat -p [platformagent|commonagent]
例:
checkds.bat -p commonagent
注: -p 属性を指定しない場合、ツールはサーバーに対して実行されま
す。そのため、-p を指定し、共通エージェントとプラットフォーム・
エージェントのどちらのインストール準備のためにツールを実行するか
を指定する必要があります。
IBM Systems Director プリインストール・ユーティリティー が起動し
ます。
エージェントのアップグレード
5
4) ステップ 2 を参照してください。
v プリインストール・ユーティリティーのダウンロード
a. プリインストール・ユーティリティー・パッケージの内容を抽出するため
に、以下のコマンドを入力して、Enter を押します。
unzip
b. プリインストール・ユーティリティー・スクリプトがあるディレクトリー
に変更するには、次のコマンドを入力して (該当する場合) Enter を押しま
す。
cd checkds
c. ユーティリティーを開始するには、次のコマンドを入力して Enter を押し
ます。
checkds.bat -p [platformagent|commonagent]
例:
checkds.bat -p commonagent
注: -p 属性を指定しない場合、ツールはサーバーに対して実行されます。
そのため、-p を指定し、共通エージェントとプラットフォーム・エージェ
ントのどちらのインストール準備のためにツールを実行するかを指定する
必要があります。
IBM Systems Director プリインストール・ユーティリティー が起動しま
す。
2. レポートが生成され、コマンド・ウィンドウまたはデフォルト・ブラウザーに結
果が表示されます。 checkds.bat のオプション、生成されるレポート、戻りコー
ドの詳細については、e:¥checkds¥readme.txt ファイルを参照してください。
checkds.bat -? コマンドを使用して、サポートされている構文を表示すること
もできます。
関連タスク:
アップグレードおよび移行のための準備
関連資料:
Systems Director ダウンロード
IBM Systems Director エージェントのアップグレード
IBM Systems Director サーバーをアップグレードした後に、IBM Systems Director
エージェントをアップグレードできます。
注: ターゲット・エージェントのバージョンが 6.3.0 より前である場合のみ、以下
の手順に従ってください。エージェントのバージョンが 6.3.0 以降であれば、代わ
りに更新マネージャーを使用して、エージェントを最新バージョンに更新します。
詳しくは、『システムの更新』を参照してください。
始める前に、以下の作業を実行します。
1. IBM Systems Director サーバーのバージョンが 6.3.x であることを確認します。
6
Upgrading and migrating IBM Systems Director agents
v IBM Systems Director サーバー 6.3.x へのアップグレードについては、『IBM
Systems Director サーバーの移行とアップグレード』を参照してください。
v IBM Systems Director サーバー 6.3.x のインストールについては、『IBM
Systems Director サーバーのインストール』を参照してください。
2. アップグレードと移行のためのエージェントの準備が整っていることを確認しま
す。手順については、 1 ページの『エージェントを IBM Systems Director 6.3.x
にアップグレードして移行するための準備』を参照してください。
3. IPv6 専用の管理対象リソースがある場合に、共通エージェントのアップグレー
ドを予定しているときは、共通エージェントがバージョン 6.2.1 以降であること
を確認してください。
IBM Systems Director エージェントをアップグレードするには、アップグレードす
るエージェントのタイプに応じて、以下の手順に従ってください。
v 共通エージェントをアップグレードする場合は、そのエージェントのインストー
ル時に使用したのと同じステップを実行します。 エージェントのインストール・
プロセスで既存のエージェントが検出されると、構成内容が保存され、そのエー
ジェントが新しいバージョンにアップグレードされます。手順については、以下
のいずれかの資料を参照してください。
– エージェント・インストール・ウィザードを使用したエージェントのインスト
ール
– 共通エージェントの手動インストール
ヒント: これらの資料の前提条件のセクションに書かれている作業を実行する必
要はありません。
v プラットフォーム・エージェントをアップグレードする場合は、そのエージェン
トのインストール時に使用したのと同じステップを実行します。 エージェントの
インストール・プロセスで既存のエージェントが検出されると、構成内容が保存
され、そのエージェントが新しいバージョンにアップグレードされます。手順に
ついては、以下のいずれかの資料を参照してください。
– エージェント・インストール・ウィザードを使用したエージェントのインスト
ール
– プラットフォーム・エージェントの手動インストール
ヒント: これらの資料の前提条件のセクションに書かれている作業を実行する必
要はありません。
v IBM z/VM 管理可能アクセス・ポイント・エージェントをアップグレードする場
合は、旧バージョンをアンインストールしてから、新しいバージョンをインスト
ールする必要があります。 手順については、以下の資料を参照してください。
1. IBM z/VM 管理可能アクセス・ポイント・エージェントのアンインストール
2. IBM z/VM 管理可能アクセス・ポイント・エージェントのインストール
Linux 上の プラットフォーム・エージェントをアップグレードした場合は、
Net-SNMP をインストールして構成することで、SNMP アクセスとトラップ転送を
有効にしてください。手順と情報については、http://www.net-snmp.org/ を参照して
ください。
エージェントのアップグレード
7
関連タスク:
更新の入手およびインストール
共通エージェントの移行
システムの更新
関連情報:
IPv6 専用管理対象システムで共通エージェントを 6.2 から 6.3.x にアップグレード
できない
IPv6 専用管理対象システムで共通エージェントを 6.2 から 6.3.x にアップグレ
ードできない
IBM Systems Director エージェントのインストールに関する PDF ファイ
ル
適用可能なインストール PDF を印刷します。
インストール PDF ファイル
次の表には、IBM Systems Director サーバー・エージェントのインストールに関連
するインストール PDF ファイルを記載しています。
表 3. 管理対象システムの環境に基づくインストール PDF ファイル
管理対象システムの環境
Power
PDF
®
AIX
PDF (約 400 KB)
Linux on Power Systems
PDF (約 430 KB)
IBM i
PDF (約 400 KB)
System x
Linux for System x
PDF (約 470 KB)
Windows
PDF (約 500 KB)
System z
Linux for System z
PDF (約 500 KB)
PDF ファイルの保存
表示または印刷のために PDF をワークステーションに保存するには、以下のよう
にします。
1. ブラウザーで PDF のリンクを右クリックします。
2. PDF をローカル環境に保存するオプションをクリックします。
3. PDF を保存するディレクトリーにナビゲートします。
4. 「保存」をクリックします。
8
Upgrading and migrating IBM Systems Director agents
Adobe Reader のダウンロード
これらの PDF を表示したり印刷したりするには、システムに Adobe Reader をイ
ンストールしておく必要があります。Adobeの Web サイト (http://get.adobe.com/
reader/) から無償のコピーをダウンロードできます。
エージェントのアップグレード
9
10
Upgrading and migrating IBM Systems Director agents
特記事項
本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものです。
本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合
があります。日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM
の営業担当員にお尋ねください。本書で IBM 製品、プログラム、またはサービス
に言及していても、その IBM 製品、プログラム、またはサービスのみが使用可能
であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を
侵害することのない、機能的に同等の製品、プログラム、またはサービスを使用す
ることができます。ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの
評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。
IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を
保有している場合があります。本書の提供は、お客様にこれらの特許権について実
施権を許諾することを意味するものではありません。実施権についてのお問い合わ
せは、書面にて下記宛先にお送りください。
〒103-8510
東京都中央区日本橋箱崎町19番21号
日本アイ・ビー・エム株式会社
法務・知的財産
知的財産権ライセンス渉外
以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。 IBM お
よびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提
供し、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むす
べての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。国または地域によっ
ては、法律の強行規定により、保証責任の制限が禁じられる場合、強行規定の制限
を受けるものとします。
この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。本書は定期的
に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随
時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、改良または変更を
行うことがあります。
本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、便宜のた
め記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものではありませ
ん。それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部ではありませ
ん。それらの Web サイトは、お客様自身の責任でご使用ください。
IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うこと
のない、自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとしま
す。
© Copyright IBM Corp. 1999, 2012
11
本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムとその他のプロ
グラム (本プログラムを含む) との間での情報交換、および (ii) 交換された情報の
相互利用を可能にすることを目的として、本プログラムに関する情報を必要とする
方は、下記に連絡してください。
IBM Corporation
Dept. LRAS/Bldg. 903
11501 Burnet Road
Austin, TX 78758-3400
U.S.A
本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用することができま
すが、有償の場合もあります。
本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料は、
IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれ
と同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。
この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で決定された
ものです。そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があります。
一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性がありますが、その測定値
が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありません。さらに、一
部の測定値が、推定値である可能性があります。実際の結果は、異なる可能性があ
ります。お客様は、お客様の特定の環境に適したデータを確かめる必要がありま
す。
IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、もしくはその他の公
に利用可能なソースから入手したものです。 IBM は、それらの製品のテストは行
っておりません。したがって、他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の
要求については確証できません。IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの
製品の供給者にお願いします。
IBM の将来の方向性および指針に関するすべての記述は、予告なく変更または撤回
される場合があります。これらは目標および目的を提示するものにすぎません。
表示されている IBM の価格は IBM が小売り価格として提示しているもので、現行
価格であり、通知なしに変更されるものです。卸価格は、異なる場合があります。
本書はプランニング目的としてのみ記述されています。記述内容は製品が使用可能
になる前に変更になる場合があります。
本書には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。よ
り具体性を与えるために、それらの例には、個人、企業、ブランド、あるいは製品
などの名前が含まれている場合があります。これらの名称はすべて架空のものであ
り、名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶然にすぎませ
ん。
著作権使用許諾:
本書には、様々なオペレーティング・プラットフォームでのプログラミング手法を
例示するサンプル・アプリケーション・プログラムがソース言語で掲載されていま
12
Upgrading and migrating IBM Systems Director agents
す。お客様は、サンプル・プログラムが書かれているオペレーティング・プラット
フォームのアプリケーション・プログラミング・インターフェースに準拠したアプ
リケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、いかなる形式
においても、IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、配布することが
できます。このサンプル・プログラムは、あらゆる条件下における完全なテストを
経ていません。従って IBM は、これらのサンプル・プログラムについて信頼性、
利便性もしくは機能性があることをほのめかしたり、保証することはできません。
これらのサンプル・プログラムは特定物として現存するままの状態で提供されるも
のであり、いかなる保証も提供されません。 IBM は、お客様の当該サンプル・プ
ログラムの使用から生ずるいかなる損害に対しても一切の責任を負いません。
それぞれの複製物、サンプル・プログラムのいかなる部分、またはすべての派生的
創作物にも、次のように、著作権表示を入れていただく必要があります。
© (お客様の会社名) (西暦年).このコードの一部は、IBM Corp. のサンプル・プログ
ラムから取られています。 © Copyright IBM Corp. _年を入れる_.
この情報をソフトコピーでご覧になっている場合は、写真やカラーの図表は表示さ
れない場合があります。
商標
IBM、IBM ロゴ、および ibm.com は、世界の多くの国で登録された International
Business Machines Corp. の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれ
IBM または各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストにつ
いては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtml をご覧ください。
Adobe、Adobe ロゴ、PostScript、PostScript ロゴは、Adobe Systems Incorporated の
米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Intel、Intel ロゴ、Intel Inside、Intel Inside ロゴ、Intel Centrino、Intel Centrino ロ
ゴ、Celeron、Intel Xeon、Intel SpeedStep、Itanium、および Pentium は、Intel
Corporation または子会社の米国およびその他の国における商標または登録商標で
す。
Java™ およびすべての Java 関連の商標およびロゴは Oracle やその関連会社の米国
およびその他の国における商標または登録商標です。
Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における登録商標です。
Microsoft および Windows は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国にお
ける商標です。
UNIX は The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。
特記事項
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Printed in Japan
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