グライダー墜落事故に関する心のケアについて

早稲田大学保健センター（2016 年 10 月）
グライダー墜落事故に関する心のケアについて
2016 年 10 月 10 日に航空部グライダー墜落事故で一名の学生が亡くなられました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
人が突然亡くなるようなできごとに遭遇したとき、心や体はさまざまな影響を受けます。
たとえば、以下のような症状が出てくることがあります。これはあなただけに起こる異常
な反応なのではなく、誰にでも起こりうることです。これらは、時間の経過とともに少し
ずつ和らいでいくものから、しばらく続くものもあります。症状が長く続くようであれば、
一人で抱え込まず、保健センターのカウンセラーや医師に相談してください。周囲に同じ
ような症状のある人がいらっしゃいましたら、相談に行くよう助言してください。
・眠れない
・感情が不安定になる
・いったん寝ついても、すぐに目が覚める
・恐ろしい夢をみる
・亡くなった人のことをしばしば思い出す
・ひどくビクビクする
・身近な人が亡くなったことに対して自分を責める
・死にとらわれる
・周囲にベールがかかったように感じる
・やる気がおきない
・仕事や勉強に身が入らない
・集中できない
・涙があふれる
・食欲がない
・些細なことが気になる
・わずかなことも決められない
・誰にも会いたくない
・興味がわかない
・不安でたまらない
・ひとりでいるのが怖い
・心臓がドキドキする
・息苦しい
・漠然とした身体の不調が続く
・落ちつきがない
・悲しくてたまらない
・激しい怒りにかられる
早稲田大学保健センター（早稲田キャンパス 25-2 号館）
＜学生相談室（６F）＞
０３－３２０３－４４４９
月～金 9:00～12:00 13:00～17:00
土 9:00～13:00
＜こころの診療室（５F；精神科）＞
０３－５２８６－８７４３
月～金 9:00～17:00 （診察は 13:30～15:40）
＜診療室（３F；内科・心療内科）＞
０３－５２８６－３９８４
月～金 10:00～12:40 14:30～17:10
土 10:00～12:10
※各キャンパスの保健センター分室でも相談をお受けしています。
詳細はホームページをご参照ください。http://www.waseda.jp/hoken/
※学生のサポートについて、教職員のみなさまからのご相談もお受けしております。
以上