Comments
Description
Transcript
「ひてん」宇宙でスウィング
ISSN 0285-286I ~ .:::-~ ,シ/ . 年頭のご挨拶 守:市科学研究所長秋葉鎌二郎 明けましておめでとうございます。 五見拘この '-j-:'diHザー研究所の活動に対する,Hf面に))[1え 皆機.それぞれに.新たな抱 n をもって.新年を 我々の将来締怨、について御意見をいただく作業を 迎えられたことと存じます。 J止めてまいりました。今年は.これらの経過を踏 この新年号は.昨年 4 月に月 1(11 に衝突し.使命 を終えた「ひてん」の特集号て叫すが. すか」の打ち上げ. 111 年は「あ rCEOTAILj ・「ょうこう J ・ まえ 1-t·休的若干にむけての l副長の地問めに取り Hトかる年と巧えております。また.わが国全体の 宇宙開発については.政策大綱の改訂の年であり. r あけぼの」の引き続きの活総など我が|主!の宇宙 料学の成果が花開いた年でもありました。 我々の将米構:tlt を l玉!の計画の中に於いて l直線に 位置付ける七でいiγ丘を f!十て必ります。 世界的に見れば,冷戦椛造品i 域後の世界の宇宙 今年は . M-V 唱をはじめ各純 !!l-i )1 1_ の|羽発 m!!iiが 開発が低迷する 'I' で.下 Hi 科 ..t~Jf 究所の存イ「が一 本格化し,俊維な [fij 際関係への対処を含め渚:)ふ 際注伺されるようになりました。これも -ifi に半 多忙かつ多難な年となる$が千氾!されます。この 相,学術の目的に微し.一歩一歩お実に研'先を進 憾なときこそ. めてこられた滞先輩とご支 1)2を m いた関係者のご み締め.?'f実な歩みを心1.1トけることが肝要と存じま 尽力のもたらした賜物といえます。昨年のこの欄 す。 で触れた研究所の第二期務備計幽は年のがj 半にお いてはぼ基本榊氾!をまとめ.後半では同内外の有 J也平の彼 }'j を望みつつ.足下を踏 1~T線の司御健康と御活 E起を祈念いたしご後拶の 結びといたします。 識省に御参加いただき第三者評価委員会を設置し. ~1- 新年特集号に寄せて ISAS ニュース編集委員長船尾弘毅 昨年 4 月,「ひてんJ は地'*月空間を存分に飛濁 PLANET-B計画についても航行の準備は万全であ したのち,初の工学実験衛星としての生涯を閉じだ。 る。 「さきガけ J ,「すいせし \J のハレー雲星探査によ 探査機の設計開発,凱造設計,机道決定,長期 って基盤を確立し疋深宇宙航行能力を更に完全に手 にわ疋る探査機運用,に十分芯練度を発摩され疋チ の内に入れ疋のが,このミッションであった。 ームの詰氏に,私の怨みからくる多少の羨望をまじ その結果を直媛に引き継いだGEOTAIL衛星は現 えつつ,叙意を表する。 在自在1こ航行を続けており,進行中の LUNAR-A. いる j:U J{ iJ'片の背後に接近することにより、月の .f[力に I) I っ帳られて IJI] i>!lされ.軌道が大きくふく らんでいます。サーカスの 211』ブランコで)虎び ·n る人を 1針 m. , 受け止めて反対 11111 に f池り出す人を } I と A号えれば 11J りも;いかもしれません。また桜 j!J: のタイミングが屯要なことも似ています。 「ひてん」では. ) J スウィングノ〈イによって大 きな帆辺に来リ移った後. ドイ, 1><1 に d 、したように 1'1 l正 )j と彼近するよう,ihl1li されています。このIll'. l ! l iJ ,!が} I也f;j(を 1111 っている人 l二件i JI~.yJi:いは太陽を Inl る人 上必~ I ~は. ),~本 (I() にはケプラーの法 IIIJ に従って桁 I の 'ilj 方 を i凶 過 す る と 減 速 さ れ } じ の 小 さ な 帆 迫 に 戻 り ま す 。 こ の よ う に 川I) Ii 迷 車 と 減 j速車 lれ川l両 可 ん Hi今 I. 、 川帆i立 I. を飛行しています。 -Ji ・今飛んでいる j 川l の屯 j力j を利用することカか、ら一 l弔 fO川I;スえウイ /7 グ凶パ 軌道を変史しよ?とすると.一般にはかなリの燃 イと H呼千ば tれL る J校主 I術杓を n修基 f引件?午}すると J共巴に. 料を i止ってジェットを明射しなければなリません。 利JrJした 7]IJ の行エネ航法てa あるエアロブレーキ実 この燃料を .λ; f.t.:の;r.;力という天然資尚!に irt き倹 験を行ったり.月を!品 1111 するでif ,その:Y,の泊リ天 えて軌道変II.!するのがスウイングパイ技術て'す。 告を nit' に持った「ひてん」は.今) 11('1 上にその 大気抵抗を U,J:;(I は} I を f'1:ったスウインクシ〈イの係 f を iJ 、した 爽を休めています。本特集りーはその 3 年余に及. . i : らのですが. n~ 捌 の j也"j(を焦点とした怖円軌道を成んで Ii 己 鈷 て eす 。 ( 上 杉 邦 悲 ) スウインクパイ 後の凱遭 同 航 道 月 月凱道 月 〆 / / / ク ノ / 道 飢 の 後 L--地鼠 イ ン イ つ ス 、 "_ ' 1・ 1 J 〆 地 琢 軌 道 を 小 さ 〈 す る 月 ス ウ イ ン グ パ イ 軌道を大きくする月スウィングパイ q ,“ ( S ) +.λ 道 の jfl: J也 λhhd-G 度 を せ , 地 球 上 層 大 気 と の ロ プ レ 1桁), i は 尚 き 1 i う。 I(il 壬 1.4m の 円 筒 形 状 の 本 体 と . 1在 さ れ た 品 体 形 状 を し た 係 l辺 ・ j·;' 1; 400m. 孫 砕 :j JI~_ が戸、.),注の で. ~"1 13 り科"'/・ 1街 i ,J.MU SES-A は. *1 米の月・~:E: ),J, 1* 1'1'に必裂な技術を修 1!r. : . k :~il す る l 乍 実 験 12kg として,1h ,I,!されました。当初予定した具体的ミソ 実 験 で あ る こ と か ら 供 載 機 部 の ' I ' で は 特 に 姿 勢 ・ ションは以下の通リです。 軌 道 制 御 系 が i i : 装 備 と な っ て い る の が 特 徴 で す 。 ( I ) 天 体 の ン グ パ イ ) illl)t tUi 品を1' iJ"x; M!!l で、す。 J I H i 向 さ 36.5("m J I古 | 体 ロ ケ バ 、 M U S E S A ~n を 含 め て ( K M 185kι し) 5k g は ス ヒ ン 安 定 引 衛 星 l を lit 】邑 1M にほぼ:rli' し ま す 。 そ の 主 な H (j) が 中 北 道 市 1Ji,卸 IJ !I I し た 軌 道 変 更 ( ス ウ イ の 修 得 。 月 に 繰 り 返 し 彼 近 し て 一 二 屯 月 ス ウ ィ ン グ ノ ぐ イ を h う と 術 な 軌 道 限 定 と 軌 道 (~) 42k" 'I 札 jil 当~~II 与 を l徐 き ス ピ ン 制 I (i に 保 っ て Wi ),' ~i f:Fさ lili ) ~ ! . か ら ! 止 っ て い ま す 。 isI は . 1 > : 体 が 燃 料 の ヒ ド ラ ジ ン を 含 め J! r ま で III:! が に 先 駆 け て 790m. I:. ;'il l に 搭 ・ の 261M k mf:'E J空 機 に よ リ 減 速 さ せ る エ ア キ 尖 験 を そ の 120 J I;に. そ の た め の 車 内 11m 同l 肢 体 Iの 悦 ぶ を [ : x lる 。 x 体 I;'ij [II 軌 辺 へ の オ ー ビ タ ー 投 入 実 験 と し て I:]; 船から切1!Jf 1. し た 係 lili ), i を ) J の 1~ i1 ["1 軌 道 へ 投 入 。 ( : ; ) ,3) , !.I: \ I 航 法 制 度 向 上 に イ (ONS) f !j!J な 光 学 航 法 装 ; 泣 'iKiE ~'i l . l ! i ),'としては III: 界でfJJめ をスピン て俗載し軌道決定実験を if う。 ( < I) 新しい終般,nn 機 (OBC) としてのフォー ノレト・トレラント'\'!,JI-rl 機の機能侃 i12.. および,、 ケ y 卜・テレメトリ送 tl とデータ処旦I!の実験。 ( 5 ) ド イ ツ の ミ ュ ン へ ン て 科 大 と し て . [,;]大宇!日 ''I:. l発 の ダ ス ト ・ カ ウ ン タ ー と の 共 同 尖 験 ( M D C ) に よ る 微 小 ' j : 而 臨 の 観 測 。 ( 6 ) 従 A~ の シ リ コ ン 太 陽 電 池 に 代 わ り . 新 た に 開 発 さ れ た イ ン ジ ウ ム ・ リ ン 太 陽 ' 必 池 を 係 1軒 以 ー の 屯w と し て 使 用 。 ( 7 ) J~ ・ 7惑 星 探 代 で 主 流 と な リ つ つ あ る X ,~;~: i凶 衛 星 { 百 系 を 初 め て 偽 械 。 「 飛 天 秘 話 そ の 1 J 一一幻の STAR-A 計画一一 Engineering Satellite) この衛星計画を STAR-A (仮柏、)と書いた文書が 残っています。 Space 女 神 で も あ る こ の TechnologyandAstroュ と 決 ま り ま し た 。 音 楽 の MUSES の 略 と の 説 明 が つ い て い ま す 。 は 御 本 知 の 通 り で す 。 STAR-A 空 間 に 初 め て の 工 学 実 験 探 査 機 を 送 り 込 む MUSES が , 東 洋 で の 同 じ 概 念 で あ る 飛 天 と な っ て そ の 初 号 機 の 愛 林 に な っ た の な か な か 美 し い 略 称 で す が , 工 学 実 験 衛 星 シ リ ー ズ は 当 時 の 野 村 所 長 の 発 裟 で J が 組 み イ す け ら れ て い る 宇宙研初の工学尖験衛星の検討が始まった頃, n a u t i c sResearch rひ て ん 」 の 外 観 、 上 部 に 孫 衛 星 「 は ご ろ も (MuSpace そ 適 当 な 略 科 、 か も し れ ま せ ん 。 の 名 は 将 来 恒 昼 間 l時 に こ q a i!l C S E ( 地 上 . 土 い ず れ も る 。 1産 技 術 F47it し カ か 、 し 当4 ~ 名 一 は 日 ぽ 以 i U 也I:l な し 原 因 は b陥許内出駆瓜並動i) il 斜l の 点 検 を 依 頼 。 f昇 級 機 操 そ の も の に あ )ρJ 試 式 験 で は j一IUl i且i を カ か 、 カ か 、 え る ぱ カ か ‘ り 。 午 d前i日j 2時I 侍 i過品ぎぷ. 1吋 {主の外公也がー 2 'C と!l\; i :..lて4 あったことと,スイ y チ・ボックス内蔵サイリスタ・スイ y 千の低 1比例。 動限界の温度感度がif5 いとの拘 I}.!. か句.これの不 作動が原因であろうとの指摘がキJ こ林先生よりな され.大万の I oj 怠によリ検証実験を行うことにな った。屋外 '4~下の f;l 岐に I II寺 IBI 政問した予備スイ ンチ・ポ y クスによる不.w.合併現が. 'I剣辛しつつあ 可動ノズルは寒さに弱かった った M 組立宅本部に緒合結の妙に明るい声で報特 「ま\; ~..-<コントローラー・スタートします。 されたのは.既に午 riij 4 時過ぎ。!忠肉解明なる。 用立.はい l 分所'JJ 発射シーケンスは粍やかにill: 次なる~題は.その日も了'fE1 される{忠弘環境で む。そして X-25秒,可動ノズル (MNTVC) 油圧ポ の機*if:単品の万途。何時 .\!I,~駐の末. ンプ (H UI') オン。直後. 'Z2 um の「エ 7 スト I J 亦外望遠鏡同液体ヘリウム注液カブラ (エ?ージェンンー・スト y プ li,l 消防止のために i\'\ 備していた JU 風供給装置の流 発射 ~I"i~ 停止)の S-520俗載の の過冷却・ yH に空気一変。日正に機 u イ 7 ーは起動している。 用を決心。 全員が肢を浮かす。それでも.下村杭は声背も変 加雌鉄工の y ンちゃん,応援のロケット班平岡さ えずにカウント・ダウンを進める。以 tが. の 背 後 に い て ~I' 常 述 給 7ス ト / タ イ 7ー 停 止 た 筆 者 の 見 た , 右 側 JTJ 指 令 屯 話 に 向 か つ て 「 エ I J ランチャー・フ' M N T V C U P が 起 動 せ ず . 非 常 伴 I i : に よ っ て M 3 S のH 1I -5 号 機 lに な っ た あ の 夜 あ の ー | 鳴 の ターをンユラウド .リング{,J け似に設置。全作業を終了し左七a の~Ii M 'l J 可能になった頃には M f, l也の仰はすっかリ i引け 政た t し陽射しが ff&fli 越しの III!底をはいて痛かっ 既 定 の エ マ ス ト 手 l似 が 千 際 よ く 機 能 し . 機 上 タ イ 7が 停 止 し た の は . 時 に 1990 た。 年 I ) J23 日 午 後 時4 7 分 42 紗 . 子 定 打 ち 上 げ 時 刻 の 実 に 8 その後のタイム・スケジュー Jレを順調に消化し i並 行 ス ケ ジ ュ ー ル 。 日 付 の 変 わ っ た 深 夜 , 態 f給 熔 内 に 戻 っ た 機 体 格 載 機 器 の 点 検 開 始 。 並 行 し て C N ( 制 御 系 ) , 「飛天秘話その 2J 1111与から i卓隔駆動試験実施.正常機能を確認 して対策完了。 18 秒 前 で あ 8 時5 0 分 か ら 1987年初め. ム l勾に.ヒ D1J ブースターのノズル・スカート内に温風供給が 1 ,1] 宅 の 心 象 風 況 で あ る 。 っ た 。 ん.ワラさんの T を lli りて,先ずは l発物利用の分 自主送風句作製。ランチャ班の支般を得て送風機を を 復 唱 す る し か な か っ Mi 助 ブ ー ス タ ー の fJ ち | げ が 延 期 l,iJ 1 ] 5 II与半匂;i から怨願の叩 til で険の雌れた た同号機は. 行った。 K E ( 屯 気 系 ) 24 1::1午後 8 時 46 分.改めて旅立って Hljj主に劣らぬ;寒い夜であった。 I両 Ii iに ! 剥 (高野校弘) 一一 Ie が入らない一一 MUSES-A の FM 製作開始を 4 月 いたのが 6 月 3 目。西村所長(当時)自ら駐日米 に使え.関係者は米関商務省との対応に忙殺され 国大使館に赴いての要請もあって.ょうやく特別 ていました。衛星に使用する耐放射線 IC を国防上 許可が下り IC の入手ができたのは 9 月末。その結 の理由で輸出しないという悩報が米国から入った 果.通常 2 年をかけて製作される FM は l 年半で製 ためです。技術的には H 本でも作れること,コス 作するという突貫工事となりました。この問題は ト上の理由だけで輸入する旨の説明を NASA の支 未解決ですが, 媛も得て行ったものの r 輸出不許可」の書類が厄i CEOTAIL 以降同種の IC は欧州|か らの輸入に切り換えられることになりました。 -4- 史するという方法でした。まともに修正すると 60 月をめざして 「ひてん J は . mI s の誤差のキャンセルには 350ml s を超える修正 fl のスウィングノ〈イをわうとい 母が必要となるので.その後のミッションの逆行 うことと ~JJ の孫 l~i星を投入するということで.健 は閤難になります。そんな大きな投入誤差を生じ 実に月近傍の同様をピンポイントで組わなければ た場介には司 ならなかったという点てヘ本怖 (I(j な軌道修正を行 ンス(周回数)そのものを変更せざるをえないと う初めての 1桁 J{ ということになります。 "J刈Ij の'iVL いう Jtli!f を決めていたのです。 道設計の方針は,速 I也山~[i離が) jI司同軌i且よりや 11 ち卜がってから月 i整移軌道シーケ きて打ち上げ当日。打ち上げは成功。相模日;( 1'tj・ や速い長十ft 円軌道を 4 周半させるというむので, 制室 (SSOC) でも一同歓声をあげ打ち上げ成功 おそらくこれはJ1飛行を行った過去の採脊機での を喜びあいました。 KSC からの運用開始まではがJ }j 針とは全〈呉なるものであったと思います。こ 6 時間。その聞の JP しの追跡デ の }y 法は実は帆道投入 H寺の誤差をいかに少ない燃 入された軌道的報を得て,段初の軌道修正を行う。 料で縦突に修正できるかを倹討して得られた結果 これがンナリオでした。 JP しからの述絡を f寺つこ です。この}~澄移軌道では,軌道修正に要ーする修 とおよそ 4 時間。被fJJの軌道決定値が fAX で送 JE 足は初期投入時の誤差のおよそ 6 f告となります られてきました。なんと遠地点距離は 30万 km. から. fl;(に 30m/s の初期i 誤差があると,それを当 定て・ li507jkm でしたから,これは信じられないほ 初の;十阿茶に戻そうとするならば,それだけで200 ど低いfiIi:でした。宇宙 .Jf の簡易軌道俄定ソフトウ m/s 近い修正 j創立が必裂となります。「ひてん」に ェアもその結栄を支持していましたから,これは は全部で 400m/s の修正能力がありましたから.fJJi 絡策の 5.5 周案だなと党情を決めました。軌道グル に 30m/s の初期!誤差があったとしてもその後のミ ープは 2担未明に緊急の打合せを開き.段初の軌道 ;1:;./ ョンの遂行を含めても問題ないよフになって 修正は次の修正のために可視(運用)条件を確保 いました。ただ.常に懸念として銭ったのは タから実際に投 + rも して必くだけのごく小さな修正だけを行うことに 4 段同 h が 3σ もの誤差を発生させて 決定しました。これが可能であったのは,我々が しまったら」ということでした。それは 60m/s も 庇ってきた軌道設百|ツールがとても効来的に y ー の初期l 誤差を仮定することでしたが,万ーのため ケンスを設計できたからだと思います。おそらく の対応ということでそんなケースをも秘かに考慮 一時代前のソフトウェアでは打ち上がってから y に入れておりました。それは軌道投入後に .5.5 問 ーケンスを造りなおすなど到底不可能だったと思 とか 3.5 周凶にするという抜本的にシーケンスを変 います。(川口淳一郎) し万一 3. 「飛天秘話その 3J 一-2 ビットに救われる一一 「ひてん」は数em/s という微小な迷度修正をす 初めての使用であることを考慮し,積分値が計画 る必要があるため,加速度討を搭載しオンボード 値に対し ±Xm/s 以上違った場合には第 4 段切離 で積分して速度変更設を制御する仕組になってい し直後に衛星のガス・ジェットを自動的に噴射し 3 4 段の述度増分合計が約 て速度修正する機能を働かせないようプログラム 50m/s不足したのは周知ですが,実はこの時衛星 してありましたが.その X とは 99m/s .I すなわち 搭載加速度計の積分結来は逆に 100 m/s 速度が出 積分f也がもう 2 ピット小さい値を示していたら, 過ぎていることを示していました。加速度計その その後の速度一修正はもっと大仕事になっていたで ものは正常でしたが,積分ソフトウェアに入れる しょう。 ます。打ち上げ時, I パラメーター他のわずかな誤差によるものでした。 Fhd 桜 jl!:に li ,j け て の 軌 道 制 御 で す 。 地 球 を t~ 1Jに, fl\; す ぎ た 5 胤 、 , . す る i主 地 点 出 l支 を 徐 々 に 卜 げ る と と も に fl と の 溢 近 条 件 を 合 わ せ る た め の 速 度 修 正 が 10 I'" に 分 け て 実 泊 さ れ ま し た 。 「 さ き が け J・ 「 す い せ い J1;" :1 監 さ れ た ガ ス J の ね 験 を ジ ェ ッ ト 装 J i 'I ミ か し 改 良 , (J{ CS) す る 姿 勢 ・ 軌 道 制 御 系 は ( ] 捌 通 り の 1 ' 特 に を 初 め と 1・ 能 を lミ C S 噴 射 中 5~Hi 。 'k: 勢 変 化 を 検 知 す る と 噴 射 を 調 節 i し て 姿 勢 を 保 持 し た り . 加 速 度 デ ー タ を 的 分 し て 所 定 の i創 立 に 達 す る と n動 的 に 噴 射 を ン ボ ー ド ・ プ ロ セ ッ サ ー 「制(側、r: ?I: 汝を iii こす」の諺jJfJ ' ), 維 | 民 越 え た M U S E A ( 俗 訴 て "l!i は9 0 年 代 の h~l 井l け を l! の こ と ) し て 月 へ の I~ 行 を し た 。 愛 柄 、 は 「 ひ て ん ( J I~ 大 ) J・ I 際 lを 来 り f寺 げ る F. d控 訴 り は 数 1"1 の i重 度 制 H調l を 終 え た 時 点 で ー (S SOC) で は lに は の 軌 道 と iilil~fl 1 9 0 7 、 ソ シ ョ ン は 1 ' j ち | げ か ら k(.j 2 ヵ 月 後 の 第 I i l I l } ] . '• • ; . . t n ち 1·.lf 後 第 J れ た 村 1 * 筆 lE" ,',( IJ ζ1Yi か IL て い ま す が .uM~ • • • • • •a• •• oe -• -回... l ' e, , ~ の た め の i虫 ! 立 •' e. ‘ . •• • • •• -•• • -・4惨.. , • • I凶',' i'; ) j キ ャ ン セ ノ レ さ れ る こ と と な り ま し た 。 • 5:04:36 • ー • l ス ウ ィ ン グ ノ 〈 イ ま で ail 惟 I i が 悩 め て 順 訓 に 行 わ 5 : 0 4 : 0 5(CLOUDY) e. f主 術 i~ Jlt が IJ f J か れ ま し た 。 次 lij に 必 安 と さ れ る 軌 道 微 • ー lセ / タ r ニ IL :IJ'スウィングノぐイ 修 正 は , そ れ ま で " の 軌 道 八 が り ー え ら れ ま し た 。 ま ず 以 初 の の 機 能 は 完 噌 て 二 fill 良 原 代 市 と 感 慨 を 込 め た lLの卜|ヌ -Il'近,( ジ ェ ー ム ス ・ ボ ン ド 危 機 一 発 な る 傑 作 泣 訴 に ぴ っ た リ の (AOC!') ん て eす iJJ W, め ま I";' II ー す る オ .. 、 東大木曽観測所のシユミ y トカメラの捉えた KM-Lの噴煙(矢印で示した部分) 「飛天秘話その 4J ノレナー 一一木曽からの便り- オービター送信機放降後.その) J 周回 J . モ ー タ ー の 噴 煙 を と ら え た と 思 い ま す 」 と 木 軌道投入を線認するための手段が数多く検討され 引 か ら の 索 ました。「ひてん」本体fJ4 械のダスト・カウンターに 表 の 30 分 前 の こ と で し た 。 月 軌 道 投 入 が 確 認 さ れ よるキ lJ ・モーターのプノレームの検出,通総{i)f, た 時 の み 宇宙研の A、外望遠鏡, KSC 及び来大木曽鋭 iJtlJ 所の っ て い た た め , 情 報 を 確 認 し た 後 , 「 羽 衣 ( は ご ろ シュミ y トカメラによる地上観 iJtlI などです。 も )J の 命 名 を 記 , 滅 し た 発 表 文 を 作 成 。 記 者 会 見 場 1990年 3 確 認 。 他 の J 11 91: :Il,'例 lレ ナ ー ・ オ ー ピ タ ー の 分 雌 H占 ら し い ニ ュ ー ス が 入 っ た の は 記 . I f i 発 lレ ナ で は コ ピ ー 機 か ら 出 た ば か り の 文 半 ; m Jii 去 に よ る 機 ~ j £ が 得 ら れ な い 中 , 「 キ ッ 発 表 文 が 配 布 さ れ る こ と に な り ま し た 。 6 ー ・ オ ー ビ タ ー に 命 名 す る こ と に な Il ホ y 卜 な オーピター (LO) は1" 1 ち卜.げ後約 l ヵ n の1ll1. 世界 で初j めて l:'ti iQに搭峨されたインジウム・リン太陽 2H211 : l 必池を初j め順調に作動していましたが. 早 朝 , 突 然 送 1 M 機 が 典 粘 巣 . 'I:;~ I.忠 閃 は 動 作 チ ェ 給 ' , l U J を 起 こ し ま た 。 調 布 の y ク を 終 え た 1&. L O へ の 供 を 「 ひ て ん 」 本 体 か ら の ラ イ ン に 切 り 符 え た 際 の 過 波 (IJ 過 ' , タ ー を leU': が し O送 信 機 内 の ト ラ ン ジ ス i政 峻 し た も の と 判 明 し ま た 。 税 f色 を 載 せ た f色 の | て に l:'t i ), 1. の 設 計 や 連 j刊 に 大 変 得 た 訳 て ' す が , ギ い L O た め . H接 近 ま で の ! 日 il . i l な 教 訓 を の 他 部 分 は J f I L O f MK 一 maF … 蚊 の 目 玉 を 射 妓 く んでした。「ひてん」の頑部に搭載された J レナー・ 一一JJ しかしながら全てが完盗という訳に 'H 、きませ 1i'; で あ っ の デ ー タ は 「 ひ て ん 」 本 体 の テ レ メ ー タ を 泊 し て 取 得 が 続 け ら れ ま し た 。 ア ポ ロ l由i 訂が 開 始 さ れ fた l. ヒ N A Sは A そ の 軌 道 問 題 は L O 実 験 の 主 I 的 で あ る 制 御 利 l主 を r I ?イ ル 光 の 蝿 の 頒 を j射と抜言< H 周 lui 軌i E 投 入 を い か に 線 認 す る か と い う こ と に な リ ま し た 。 別 Jft う 比 ~ で 表 わ し て い ま し ~ j lの た 大 。き 蝿さのを { 反 記 , I主 の よ う に * 大 本 料 観 測 所 , 郵 政 行 通 { 丙 総 合 研 I ) に 8 m m位 f ~ と す る と . Wこ I Jえ のは 月 ま で 1の 縦出 究 所 を 初 め と す る 各 )j 而 の 御 協 力 を 仰 て . l縦 の 出 径 た っ 1 5 c 体 ロ ケ ッ ト ( K M - し O r 人l l I . 夏 み か ん れ ! . I 立 の 大 き さ の | 占 l L ) の 点 火 を 4 0 万 kil 離 れ た 地 上 約 4 0万 k mに 刈 し 誤2 差 k i l lに - tIl 当 し ま oす. l i 1 'I . 寺 本 は ま だ 「 お す み 」 打 ち 卜 , げ 以 1; て . 彼 我 の 技 術I廷 を 思 い 知 ら さ れ た も の で し た 。 か ら 観 測 す る こ と な り ま し た 。 さ て ア ポ ロ か ら い よ 運 命 の 3 月 19 日 未 明 rひ て ん 」 は 予 定 通 り 片 に 按 近 し て い き ま す 。 ( 8 か ら ( H 紋 媛 近 の 1 2 0 r p m ' 2 7 分 前 ) も ( 羽 衣 )j u宣 だ っ た で し ょ う か 。 ま ず 料 う な 軌 道 を 飛 ん で い る か を 正 確 に 知 る 必 要 が あ り え . 画 像 を 送 っ て き ま し た 2 0 r p m rひ て ん 」 の け I i 書 で す 。 そ 待J な 軌 道 制 御 を 行 う た め に は 探 査 機 が 攻 作 ど の よ は . 予 測 さ れ た 精 度 で 月 と 地 球 の 姿 を 捉 ピ ン を 2 0 年 の 軌 道 精 度 は ど の お t菩E肢 の 光 ' ~ j : 航 法 装 置 ( O N S ) 1 : 1 A写μ ) 。 衛 星 の ス こ 上 げ た 後 午 前 ま す 。 特 に 月 , 地 球 . そ し て 太 陽 の 電 力 が 複 雑 に 41 寺 3 7 分 誕 生 を 確 認 す る ま で の 約 作 用 す る 宇 宙 空 IM を 飛 行 し て , し か も 繰 り 返 し 月 に 筏 近 し な け れ ば な ら な い 「 ひ て ん 」 ミ ' / : ; / ヨ ン L O 分 離 。 そ れ か ら 「 は ご ろ で は , こ の 軌 道 際 定 作 業 が 大 変 電 裂 で す 。 そ の た 4時 間 は 長 い 長 い そ し て 慌 た だ し い 時 間 と な り ま し た 。 め 深 'j:i 巾 Ii に 開 発 さ れ た 軌 道 決 定 ソ フ ト I が新たに改良され,打ち上げ 3い l J n 1 5 ~ SSOP l直後から縁の下の力 持ちとしてミツンヨンを支え続けました。W, l 回 スウイングパイに重るまでの期間やエアロブレー キ等の重要な時期 進研究所(J i には,その道の先 i圭ジェット推 p L)による軌道決定も行われました が.その結来得られた軌道推定値と-r:市研 rn lJ l也 は常に 5-6 桁日まで一致していました。 この結果を受けて軌道制御計画を立てるのが, ISAS-GOOD(Groupo fO r b i tD e s i g n ) i lる グ ル ー プ の 仕 τI~ で す 。 軌 道 伝 帰 ソ フ ト を 駆 使 し て . 軌 道 修 正 の 祉 や 、 ~ , 広 旭 川 - . ー 特 に , た だ 一 良 は 巡 っ て . 「 ひ て ん 」 の 場 合 に は 何 回 の 第l ス ウ イ ン タ パ イ ま で の 軌 道 と 速 度 修 正 一 7 Hキ J~I の 最 適 化 を 医 と日干1.1' l り ま す 。 z月 に 到 達 す れ ば 良 い ミ ツ ン ヨ ン と J1 泌 返 条 件 を常に計画値にピタリと令わせる努力をするので ら ¥J85 万 km の予定て・したが.第 はなく 4 回先のスウィングパイまで凡位した上 イ I!X. J}J の後. で燃料消費を故小にするような軌道修正万法が採 ま で 延 ば す 案 が 立 て ら れ . られました。 ス ウ イ ン グ パ イ の 月 選 これを GEOTAI 135 ) jk m しと同じ手ヲ 90 年 IO Jl 2 1:Jの第 ),]から 16 , 472.4km の距離に篠近した「ひ ill 条 仰 を 変 更 す る こ と に よ が JIHH し た 軌 道 を 不 し た も の で す が . こ の てん」は第 I lui スウイングパイに成功,その軌道 よ り . [ 1 ( 勾 は ス ウ ィ ン グ ノ 〈 イ 技 術 の 輿 はスウイングパイ前の迫地点高度約 40万 km ,近地 と に な り ま し た 。 す な わ ち , 地 球 半 径 の 点高 1~ >I!~4 , OOOkm から.主主地点,l'liJ.主約 72J:i km ,近 I也 距 縦 で あ る 凸.高度約 II 万 km に拡大されました。 i副長近計画値 米 る に は との誤差は距離約 2 km ,時間にして l 秒以下でし 5 回 )J 被 近 ) に わ ず か た。蝿と|司じでは it がないので.この軌道制御精 と, 3 ヵ 月 の 度を「東京ドームのバッタスクリーンを成んでい に は I , OOOkm る蚊の U'1i.をホーム・ベースから身f 抜< J 諭 そ う な る 前 に ガ ス を 峨 い て ' 桃 道 修 正 を 行 う の で と言う す が , ことになリました。 tnt 回スウィングノ〈イの Iん「ひてん」は i卓地点 135 ~y.! I朱 さ を 知 212 万 km ま て 寸 Tっ て 月 の 所 ま で 3 ヵ J ! を 要 し ま す が , 似 り に 出 発 時 ( 第 1 km の 玖 差 が あ っ た と す る I~I に そ れ が J広 大 さ れ . 第 6101 む の 誤 差 に な る こ と が 判 り ま し た 。 勿 G E O T A I L に 向 け て i ' t i f i . な 経 験 を 悩 む こ と が 山 米 た 訳 で す 。 ました。これは 92~ -I J ち上げの GEOTAI しの軌道 を以 J弘実証する役押II も打 l っていました。-I I ち t げ前の言 h血i では「ひてん」の最速到達点は地球か Sn:Mn 回スつインクパィ 固..旭点All) fa ぷ・方向 一 ヌに・とIl!:!I:まそ包必 100 ,医 P剛 ii' を固定し疋固伝Il'欄燕 実際の軌道(エアロフレーキ終了まで) 「 飛 天 秘 話 そ の 5J ONS Watch-DogTimer ント・エラーが と呼ばれるこの忠犬(宙犬) (AOCP) ま す 。 打 ち 上 げ 後 半 年 ほ ど 経 っ た 或 る AOCP メ モ リ ー 中 の 自 動 修 正 不 能 の 箇所に発生したためでした。 は . 飛 初 中 一 睡 も す る こ と な く 姿 勢 ・ 軌 道 制 御 用 俗 載 コ ン ビ ュ ー タ の 捉 え た 月 ( 中 央 ) と 地 球 ( 右 ) 一 一 月 に 向 か つ て 吠 え る 犬 「 ひ て ん 」 に は 勤 勉 な 番 犬 が 乗 っ て い ま し た 。 l任ちに修正プログラ ム を コ マ ン ド で 魯 き 込 み , そ の 後 ミ ッ シ ョ ン 終 了 の 働 き を 監 視 し て い ま で こ の 宇 宙 犬 の 宇 宙 研 へ の 御 注 進 は あ り ま せ ん i前月の夜. 1h の i担 っ て グパイを実行するという新たなミ y ンヨンに人リ 工戸口ブレーキ に Iる こ を 'Ii:; に地上位の夜 fill)に保持しつつ.二11l: ) J スウィン An:~n 5 回 っ て 尖 行 に 修 さ れ ま し た 。 下 左 凶 は 実 際 に 「 ひ て ん 」 こうして H 本標iV,時 1990年 3 月 19 日午前 5 時 04 分 09 秒, l 恒l スウィングパ で し た が , 中 震 程 度 て 1斉 ん だ こ の 事 件 の 中 心 と な こ の 犬 が 突 然 臼 田 局 の 管 制 画 面 の 一 部 を 点 っ 亦 に って働いた忠臣の活版には.皆変心より!感謝した して吠え出しました。放射線によるシングル・イベ も の で す 。 ( 備 本 正 之 ) 被 iii:時 。 。 LI) で組われています。下右図に示したように司被も 熱衝撃を受ける最外層は,高温になることを避け るために,チタン箔に耐熱塗料チラノコート(耐 熱温度 10WC) を塗布,第 2 層は 1 I冒と同様に千 タン箔を使用しています。第 3-10 層は、軽電化 のため.ポリイミド系の高分子フィノレム.ユーピ レソクス s (耐熱温度 500·C) の l両面にアルミ蒸着 を地したものを採用しています。また各層聞の断 熱用セノマレーターとして,チラノ繊維クロス(耐熱 温度lOWC) が挿入されています。セノマレ -7 ーを 熱を測る 含め 19 層から成る MLI は,やはり耐熱性を考慮し 大気中を飛行中に受ける低抗を利用して,衛星 てチタンワイヤーおよびステンレス糸によリ縫い の軌道を変史する技術をエアロプレーキと言い, 合わされました。このチラ/繊維は 7 ロス加工に 軌道変更に婆する推進薬を節約できるメリットを 大変背労し,折り紙の名人,林先生自ら編み方の 持ちますロ大きな軌道変更のためには大きな大気 工夫をされました。(大凶 抵抗が必要であり、大気を通過する高度をそれだ いざ突入/ 晃) け下げる必要があリます。ところが、大きな大気 エアロプレーキで縦しいことの一つは.月付近 抵抗を受けることはそれだけ大きな空力加熱を受 での距離での軌道修正でどのくらい正雄に大気'失 けることになり,それなりの耐熱構造を持つ必要 入高度を制御できるか,またどのくらい正確に実 がでてきます。このため,実際に受ける空力加熱 際の通過高度を推定できるかということでした。 量を正確に知る必要があるわけです。「ひてん」に また太陽活動の進いから生ずる大気密度の不餓定 よるエアロブレーキ実験では. 性は高度換算では約 1 kmlこ相当するため,平機の この ZE 力川l 熱章一を ~I 泊IJ するため,いわゆるカロリー・メーターをFrI 郵政省通信総合研究所から太陽活動の↑古報を入手, いています。下 l;: の写兵は搭載されたカロリー・ エアロブレーキ時の'8'.'度の予測も行われました。 1991 年 3 月 12 日,地球から約 43万 km の所で第 l メーターで,一日午年銭念ながらお亡くなりになっ た粛藤敏さんが大変な苦労の末司製作された物で 回目のエアロブレーキ実験に向けての軌道修正が す。(安部隆上) 行われました。近地点目燃は 125km ,幸い修正は極 熱から護る めて精般に行われました。 JPL の支彼も得て慎重 「ひてん」の頭部はエアロプレーキ l時の空力加 な軌道決定が行われ,誘導誤差はわずかに 100 m 熱から衛星を保護する目的て\新開発の耐熱性お よび断熱性に優れた多 j脅イノンユレーンョン (M チラノ織健クロス 9 ・ テラノコート処;II..ン勉 IIωμ.1 U・ ..ン鏑 (11 ,11・ 11 ・ (晒アルミ" ューピレ,クス S (t O,ll .13. 扇面アルミ嵐. 〈ユーピレ,クスS (衛星内部) 又 余 一]一 台V -J J『 メ -9 ー」 ・1 ワ a7 故斎施敏氏作「カロリー , IIIμ ・ 5 膚 「 ひ て んJ 耐 熱 多 層 イ ン シ ュ レ ー シ ョ ン 構 成 図 9 脱皮という高い制度でした。軌道決定 1也の胤歴か i主 1支の iltiJ 定, らすると.月軌道付近から被近するにつれて近地 J品J支変化等が計測されました。図は第 1 [I:i!実験の 点向 l立の推定精度は高まり.航法についても将来 際の加速度計クイ> のエアロブレーキの尖用化に向けて n 唱な経験と まりに filllJ 通りで司誰かが冗談でシミュレーンヨ なりました。各エアロブレーキの l任前には.万ー ン・データを流しているのかと一瞬疑ったほどで を fE 定して緊急.の 7 ヌーパーを仮定していたので した。 7J レ> 7 ・データですが,あ その後.データの詳細な検討が行われました。 すが,それも取リ越し目;労でした。 3 月 19 日. ZE 力加熱量,衛星姿勢.衛星各部の 1 凶自のエアロブレーキは太平洋上 計測l データは.空気力学的な i立と空力 JJII 熱に|刻す で行われたため.まさに減速の I(I.前に日本から消 る世とに分けることができます。前おに|剥しては. !ぷブレーキングの後のゴールドストーン局の入 解析結果ーか句 f 氾!される減速度.姿勢変動ともに !岱を祈るような気持ちで待ちました。データレコ 実 iltilf也と良い一致をボしました。 -}j. ーダ i誌に関しては.当初理論 fill の 1百科度の加熱祉にな を再生してブレーキング中のデータを子にし た時は感動でした。減速なは 1.8m/5 とわずかでし たが. これで遠 j也 1,\は約 9 こ れ に 自 信 を 得 て 度 を 下 げ . 120km へ の 突 入 が 成 た 。 こ の 時 の 減 速 2 凶 日 で は JJJ~ i4 は 2.8m/5. j ーターの較正を見直した結果.解析から 7・:tLt さ 5 km 高 結*. r ひてん」は解析と比較し H~ る ilt .illな尖 iltiJ デ に 実 施 さ れ ま し ータを従供し,将米のエアロブレ 遠 地 , 1 . \ を さ ら に 約 降 下 さ せ ま し た 。 今 や . こ の エ ア ロ プ レ ー キ の 千 法 は 般 か に れるものと良〈一致することが判りました。この キ用衛星の ii生 J十にヨ1.!~ な指針を与えることができました。 (安 irll 険七) ll : 々 の 手 中 に あ る と 実 感 で き ま す 。 ( 川 n淳 一 位 1\ ) 三「 熱に耐える 「ひてん J エアロブレーキ実験は.月よりも遠 正 いところかり約 11km/5 の述 l主で大気を通過すると いう世界初の試みです。衛星への熱入力は速度の 2 来に比例するので. 7km/5 位 I~ で飛んでいる依 軌道衛星に較べ.約 21f.の熱入力があることにな 大公夫人前後の軌 j立決定からトータ/レとしての減 三「 述 i止をボめた他、終"証機器により大気通過 'I' の減 第 l 図工アロブレ リます。このような大公 jjjj 泊中の飛行環境の計測 が尖験目的の一つでした。 「飛天秘話その 2 回の実験において, 6J / ・ ・ 1991 ff.3月 1 鉱J ,奇刻〈納分) (コニ1\ヲルザイム〉 キ実験加速度計データ 一-SF から現実に一一 「ひてん J 最大のミ~:.;ョンはスウイングパイ 誌」の報によれば, 日本の宇宙研の探査機が昨 技術の修得ですが,海外では金星探査機マゼラン 月エアロプレーキ実験に成功した。これは地球上 より先に世界初 Jr1大気における空気抵抗を利用して速度を減じ, J のエアロプレーキ実験に成功した という点が喧伝きれているようで,以下はその 軌道変更を行った世界初の実験であり. f§ ij です。 って実施された。この成功によりエアロプレーキ アーサー・ 宙の旅 2J C ・ 7 ラークの SF 小説 r2010 年宇 で宇宙船が木星の大気を使ったエアロ ブレーキを行う場面が拙かれている。 ilj 1))4.000km っているのではと続かされましたが,カロリー . 0 0 0k mill: くなリました。 3 月 30 円 の 第 空力加熱 -10 2 回に渡 は SF の世界か句現実のものとなった。 ーヒューズ社社内報 r 極東経済 3 1991 年 6 月号よりー Top a r t i c i p a t ei nt h eMUSES-Amission , we p r o p o s e dac o s m i cd u s tc o u n t e randf o r m e da g r o u pw i t hc o l l e a g u e sf r o mt h eU n i v e r s i t i e so f Bremen , Bochum , a n dHeidelberg , ESAa n dt h e i n d u s t r i a lcompaniesBMW , IABG , MBBand KTt od e v e l o pandt ob u i l das m a l linstrument , whichc o u l dd e t e c tt h emassa n dt h ev e l o c i t y a n dr o u g h l yt h ed i r e c t i o no ff l i g h to fc o s m i c d u s tpa 円 icles , h i t t i n gt h e1 0X1 0ems e n s or . T h i s was and s t i l li so u rf i r s tf l i g h t e r t a i n l yf o r t u n a t et o experiment , andwewerec h a n k i n gHITENf o r b ea c c e p t e dbyHITEN , t p r o v i d i n gs u c has t a b l ee n v i r o n m e n ta b o a r da n d f o re v e noffi 巴 ring u sa no p e n i n gi ni t ss o l a rc e l l a汀ay. D u r i n gt h ed e v e l o p m e n ta n di n t e g r a t i o n wehadas t r o n gande s p e c i a l l ye n c o u r a g i n g s u p p o r tf r o mo u rc o l l e a g u e sa tISASa n dc o u l d therefor 官 account f o rt h es t r o n gdisturbances , g e n e r a t e dbyt h es o l a rradiation , whichh i to u r s e n s o rf o ras h o r tt i m ed u r i n ge v e r yr e v o l u t i o n o fHITEN.I twasa na d v e n t u r o u sl a u n c hand HITEN w i t h th 巴 support o ft h eISAScrew managedt oe x t e n di t sn o m i n a ll i f e t i m eo fone y e a rt omoret h a nt h r e ey e a r s .D u r i n gt h i st i m e o u rc o s m i cd u s tcounter, MDC(MunichD u s t Counter) , c o u l dr e c o r da p p r o x i m a t e l y 500 c o s m i cd u s tp a r t i c l e sanda d m i r et h es u p e r b n a v i g a t i o no fHITENandt h eISASc o n t r o l c e n t er .Thankyouf o rt a k i n gu sa l o n gona n u n e x p e c t e doney e a rl o n gj o u r n e ya r o u n dt h e Moon. D u r i n gt h e s e3y e a r sa b o a r d HITEN , we c o u l dd e t e r m i n et h emass , velω , ty ,加d a n g u l a r d i s t r i b u t i o no f cosmic d u s tp a r t i c l e s and 巴oroids i nt h eEarth-Moon e s p e c i a l l yo fbeta-met s y s t e m .A n o t h e ru n e x p e c t e da d v e n t u r ewasa v i s i to ft h e n巴 ighborhood o ft h eL a g r a n g i a n P o i n t sL4andL5 , b u twec o u l dn o tf i n dmore c o s m i cp a r t i c l e st h e r e .An dw h i l eHITENf l e w t h r o u g hs p a c e and even d e t e c t e ds i g n so f e r eonE a r t ht h eMDC i n t e r s t e l l a rparticles , h g r o u pe n j o y e dt h eh o s p i t a l i t ya n dt h ep e r m a n e n t a n df r i e n d l ysuppo 口 by t h ec o l l e a g u e so fI S A S . h a tHTTENw i l ls p e n dsome Weweretold , t t i m eont h eMoon , g i v i n gu sf r o mnowona d i f f e r e n ta t t i t u d et o w a r d st h i so n l ycompanion o m e t i m e sr e m i n d i n gus , t h a t o fE a r t hi nspace , s HITENi sthere , o fc o u r s ew i t hM O Edu a r dI g e n b e r g s (ミュンヘン工科大学 e . f:'t ii 工 学 科 教 綬 エ ド ア ル ト ・ イ ゲ ン ベ ル グ ス ) 累 積 粗 子 園 6.15 店 | 代 E ・ 10-4 m 2 s キt 酬蜘附~ i ; : l i i f ...ι'" 打 5 上11 打 ち ょ げ 後 約 ( 図 中 点 線 は 平 均 し て あ っ た こ と を 示 す ) -11 ー 1年 間 の ダ ス ト カ ウ ン タ ー の デ l 臼 0.5 個 の イ ン ハ ク 卜 が 7 ラ グ ラ ン ジ ム む と 呼 ば れ て い ま す 。 原 底 的 に は こ の 有 に 世 か れ た 物 体 は . 安 定 し て そ こ に 儲 ま る . 或 い は そ の 山 ‘ を 回 る 軌 道 は 安 定 と い う こ と に な り ま す 。 太 陽 ・ 木 ill 系 で ト ロ ヤ f , f と 日 千 ば れ る 小 惑 の 例 と lt~ , !Itがそ A号 え ら れ て い ま す が . J也 球 ・ n系 で も I , ;J 様 に こ の 点 の 刷 リ に 宇 宙 開 が 集 ま っ て い る の で は な い か と け わ れ て い ま す 。 ポ ー ラ ン ド の 天 文 台 が 観 測 に 成 功 し た と い う ニ ュ ー ス が 流 れ た こ と も あ り ま し た が , ま だ 確 認 は さ れ て い ま せ ん 。 む し 「 ひ て ん 」 の ダ ス ト カ ウ ン タ ー が ラ グ ラ ン ジ ェ . . . . , 当初予定された「ひてん」のミ '1/ ョンは.大 気|割へ突入するエアロプレ キを以て終 f するこ (j l! { : ; } j ' :i Fi I生に遭遇すれば大発見ということに で 多 ; 止 の . なります。 とになっていました。それは大気との僚機て'衛星 下 J,: 凶は「ひてん」がエアロプレ J ]27 キ実験の後. 9 凶 JI スウィングノぐイにより地球 の ~ji が焦げてしまう:可能性を考 l邑したためでした 91 年 4 が .11 ち t げ後スウイングパイを十}J めとする尖験 周 1111l:ri ),\としては披i卓到達記録となる 153 万 M ま が Wi,測に推移し‘撚,I在燃料にも余俗が :H てきたこ で行った軌道を,また下イ7 凶はその後lO J] 211 第 10 とから,エアロブレーキ後のミ [ulU の J J -Ill'近で投入された軌道を司、したものです '1/ ョン検討が開 始されました。そのI:\l J P しからの従業もあって. が. 仲i Jl~ をー It;量か彼 )j (1 5 0)j kmN 皮 ) へ を/レープを 陽if( 7J の 影 響 を 干 JI~ ば し . 太 IJ 川 し て 近 地 点 高 度 を 上 げ , さ ら 日 第 2 つのラグランジユ,~: この1:\1 it'li くように .残念ながら (L4. L5) の!羽リ JI~ んでいるのが判リます。 MDe のダストカウント数は特 に JI スウィングパイを行って軌 i芭を川公転軌道に に地 JJII することはなく.大発見には至りませんで 似た形にすれば.わずかな燃料で「ひてん」本体 したカヘ「ひてん」は を J I 間凶軌道に投入できることが判リました。 れぞれ l 回づっ飛んだに過ぎず.その討i~の‘らこ l~i )止の軌道を H の公転軌道に似せるなら r ひて んJ を JI Jal凶させる l拘に,搭載のダストカウンタ L4 . L5 の 2 .a.',I~ の!胡|明をそ の「宇宙 Jm の主」ののイ巨のイ11需を議論するのがl待 機尚早であることは 3 うまでもありません。 ーを使って行意義な実験が可能になります。J2.休 ))''';における三休IllJ組の併として,天体 A を周 [Ill する大 14: B に対し. 、 A と B を紡 JJ 線を liUl とした JI ニ角形の1i1.'.'....が 1山l 反体の重力と遠心力の "I' 衡点 になることが知られており.発見者の才" HI! をとって Sn 揖n 固スつィンワパイ An:~n固理砲店通過 同 9廃 刊 固 用 銀 近 砲車 'ー 叩 αm剛 • ;UIとI1'lll<を箱崎閣を固定レ~1OI1ii理療系 , 半ζι~ 9 1 / 10 {1 5 叩脚m 月 と 地 躍 を 鱒 ぷ 餓 を 固 定 し 最途到達点へ ラ グ ラ ン ジ ュ 点 周 回 軌 道 -12 ー E固 眠 匝 1 I I l 系 〈 貫 通 置 に I l l . , ) •• 91/1111S ‘ による宇司 i JM の観 il\ll や ONS. OBC の実験を11"し、ま した。さらにスウイングパイ軌道は月や地球によ る日陰が生じないよう(, 1 幽されていたのに対し, 月!羽田帆i立 l では長時 lifl の RI;~ を避けることが w '*ません。「ひてん」は一時間までの日陰を許容す るよう設計されており.それ以上長い日陰を生じ ると,熱 f凡',Jl力 (I(J に耐えることが出来なくなリ ます。あまリに長い U~~ が子 il\lJ された場合には軌 道修正によってこれを :H 来るだけ矧くすると共に, l:H~ 小の運用や llti ll~ 熱設計の,WI耐等に|刻 L T : γ 米 L正が ;l;l 1:<.なしに),セを妹えたのは不思議です が r ひてん J が「はごろも j に II~ 会する日が米ま デ ー タ を G E O T A I i主 I也 e,;, 3 0 R e ! : II~ へ の 対 策 慌しくも t It;亙れの 1992 年 2HI51 1.ラグランジ す 。 ュ占、への Ii誌を終えた「ひてん」は} J から 4221、 mlこ 1也 と 紗 の 判 を行い. 定 む 利 i ' ! マ l~ ~ 見 剖 パ y ク さ れ て い ま H寺 却 lや " Jで 一 致 し て お リ . 4行I え る こ と が 実 ン軌道と H千ばれる JI止も燃料ii'i'!その少ないとされる } jJ~ に よ っ て J也i;J<から Ilif!)' 1 5 0m/s 道 に 投 入 す る 場 合 に 較 べ 品 ' ) 速 J,f で の 役 人 で . こ の 月 に li'J か い . 月 間 i ! ! }J J'\ に よ る } 1; 2 ; 継 続 時 | 日 片!閃il 3託 正 さ い川口叶Ili衛章箭 lは 千 il\l l I 担星 1 の + 軌 A辺d iれL ま し た 。 Y HJi. f' EI 変 少 な い 減 I J品回軌道投入 イ は III。界初であるととむに.月到達までの時 lin はか かるものの.燃料を大幅に節約 IH ;fとることから L UNAR-A での抹川が下定されています。 こ 7 して 1& , 1 1\ 1 の HI に . フ ィ ー ド 1 2 突 入 峨{店[に i iの 探 貨 を 終 え た の 軌 道 に 投 入 さ れ た 後 ' 色 じ る 長 時 な お 全 て の 日 被近.伐リわずかの燃料を 1'1:って *')82 In/S の減 jill JJ を 1111 る帆 i立に投入されました。ホ n川 県 し ま し た 。 ニ れ 句 の デ ー タ は , , が 地 球 磁 気 閤 した。巡り会いには絶好の 3181 ノ〈レンタインの III ニ i ' tif( な r ひてん J と「はごろし」はその後 l 年余りの!I II 母娘辿れ立って} I を 1"1 ることとなりま 、一 \さ…ーー したイ,. [XI は} I 周 lui'仇道投入から 92年 4 月末までの 「ひてん」の'~Ji. jli を 'J 、した L のて'すヵヘ X い E 医凪司 う J也J;j,吋J 太 陽の ilUJ の彩!f.で';;:,'に軌道が変化しているのが判 リます。「ひてん」はこの軌道上て二づ|き続き MDC 「飛天秘話 その 7J 月周囲軌道 (1992年 4 月末まで) 一-GEOTAIL と衝突?一一 「ひてん」で修得したこ毛月スウイングパイ技 パイのため月に接近する度の「ひてん」との相対 術の使用を前提として地球般会t 闘の尻尾を採る衛 距離チェッ 7 が行われました。キい兄弟が放も近 星 GEOTAIL は 1992年 7 )~ 24 日,米国フロリダか づくのは 9 月 9 1:1の GEOTAIL tI'; 1 回スウィング ら打ち上げられました。「ひてん」はその頃月を巨 パイの場合で,その距離5 , 000kmftJ主と判りました。 る軌道上にあって弟分のやって米るのを見守って HI.し l両省共同じ周波数の電波を使用しているため, いたのですが,「待てよ,まさかぶつかって米ない 接近時には弟分に敬意を表して「ひてん」送信機 だろうな」という司t て... をオフにする手段が係られました。 GEOTAIL カ f スウィング q o l 液体ロケ y トの元祖ロパート・コ.ダードは故初 の飛行に成功する 1926年よリ以前の 1919年,ロケ X y トの~j'jにフラ y シュを載せて月 I(ti に打ち込んで 光らせ.それを地球から観測することを従案しま 性座棟系(黄道函に没影) した。これに対し当 H寺のニューヨ -7 ・ 7 イムズ 最後の軌道修正から月落下までの 3 周 が「蹴飛ばす空気の無いIt空中をロケ y トが飛べ る訳がない」と日朝笑したのは有名な訴です。これ ん」は図に司、したように政後の 3 周を総て.立待 に刈しゴダードは「昨日の夢は今日の希望に,そ ちの} I へと落ちて行きました。(その詳細\Iは lSAS して明日の現尖に」という名言を伐していますが, ニュース No.1 46 に記紋されています。) r ひてん」の それから 74 年を経て, 段後を凡届けようとする人々で満員の深宇宙管制 ゴダードやツィオ j レコフスキ ーを生んだ米ソに次いで日本の衛b!.が月に到達す 室では. ONS が 4 分おきに送ってくる月面の'Ij:J与 ることになリました。 をリアルタイムでモニター,時々刻々と月面が迫 「ひてん」の円周回軌道は地球や太陽の重力の ってくる 'I ヘ予定通り月の陰の部分に入った「ひ 影替で常に変化していましたが,そのまま飛行を てん J は.太陽電池出力がス- 0'/ と下がったこと 続けると 93年 3 月には月の裏個IJ に衝突することが を不すデータの送信を故後に,プツンと通信を絶 子必、されるに至リました。そこで務 F 点を地球か ちました。あまりにあっけない若手切れて'した。 ら見える月の表 1附とし, しかも落下時刻を臼旧か 落下時刻l は日本標準時 4 月 11 日 3 時 3 分 24.5秒, らの可視時間内にするような軌道制御を行うこと 予 ilill とわずか 0.4秒の差て.. i高下点は東経55.3度, により.天体へのピン・ポイント治隆の千怖i 実験 南緯34.0 皮.兎の耳の先端よりやや南にあるステ とするという最後の使命が「ひてん」に雪えられ ヴィヌス・クレーター付近と推定(1 6 頁写真)さ ました。残りの燃料は l はあるかないかでしたが. れ,将来宇宙研ロビーに展示するため誰かが拾い 93年 2 月 3 日と 3 月 30 日の 2 凶に分けて笑施され に行〈日までそこに伺まることとなりました。 た合計約 7 m/s の速度修正は成功裡に終了 r ひて 2 ・ 37:26 2:41:02 2:47:58 月菌落下直前.クレーターが次第に大きく迫リ,やがて日陰部に入る( -14 ー 2:51:26 1993 年 4 月 II 日) 将米の深宇宙における光学航法を行うための実験 装置として r ひてん J には光学航法センサ (Opti c a lNavigation Sensor) こ の ONS 地 上 で は が 搭 載 さ れ て い ま す 。 の 記 憶 「 ひ て ん 」 の 姿 勢 は ス ピ ン で 安 定 さ れ て い る た f象 が , 流 れ て し で も . ン ス テ ム 的 に の 屯 仰 転 送 速 度 を 衛 星 の ス ピ ン に | 百 l 期させ. 低 い 限 度 の 天 体 か ら の 信 号 を 順 次 訴 え な が ら 「 ひ て ん 生 用 の 附 さ れ て い ま す 。 こ の 万 式 は . wu え ば , フ ィ ギ ュ f釘 JJ 年余の問. し た 。 な お 1990 年 1 月 30 I:lの地球の画像を皮切りに.以後 O N S り . 月 の 夜 の 部 分 の 凶 で 捉 え た 655 回 も の SEU SEU .OBC 3 ( S i n g l eEventUpset) は 正 常 に 動 作 し 続 け ま が 発 生 す る 環 境 に つ い て , 太 陽 フ います。 3 年後 この OBC が ミ ッ ン ョ ン と し て 行 っ た 処 理 の 一 つ rひ て ん 」 が 月 に 近 づ く に 7 レ ー タ は ど ん ど ん 大 き く な i象 を 最 後 に 電 波 が 途 絶 え ま は. 1街 I止 で 観 測 し た デ -1 を小包(ノマケット)に L. こ れ を 笠 込 み 符 号 と リ ー ド ソ ロ モ ン 符 号 で 保 議 す る こ と で し た 。 こ の 方 法 は . 世 界 的 に 字 ' 白 し た 。 eデ ー タ シ ス テ ム を 標 準 化 す る た め 勧 告 さ れ て い る 方 今 回 の 実 験 に よ り . 本 方 式 の 光 学 航 法 装 置 設 計 式であり. の 基 本 的 な 技 術 を 修 得 す る こ と が 出 米 る と と も に . 今 後 の 装 置 の 設 討 を 行 う と で Voting) を笑 レ ア と の 相 関 な ど の 台 、 か ら 引 き 続 き 検 討 を 行 っ て IE ひ"に地球の画像を概ねスウイングパイ tJ~ が出来ました。そして. は民 3 個 使 い , そ れ ぞ れ r、iegotiating に 見 舞 わ れ ま し た が が故初の試みとなります。 つ れ . y サを 装 し ま し た 。 「 ひ て ん 」 の 運 用 が 終 了 す る ま で の i象 }j 式を保用したのは「ひてん」 の 1993 年 4 } JI 日 未 明 (OnBoard Computer) OBC の tlj 力とする確率的出力選択 万式 SNV(Stepwise 日 だ け 動 20rpmもの速度でスピンをしている ごとに取得する 7イ ク ロ プ ロ セ 最も向い結果を かして彼の'1:':を捕らえるといったようなものです。 月.火),し J のO B C の処理結巣について「正'if;"な確率」を惟定,その i握 手 が ス ピ ン を し て い る と き 司 ボ 1m は 動 か さ ず . I甘 え , 処 理 能 力 は 向 上 し . 開 発 コ ス ト は 低 く お さ え ら れ ま す 。 ,'i1> 止 画 像 を 蹴 ろ う と す る , い わ ゆ る 移 動 似 分 万 式 が 採 でこのような蝦 JE ' ! t 動 作 が 保 証 で き れ ば , 宇 宙 で 利 用 で き る 部 品 が 大 幅 に ま う こ と に な り ま す 。 こ の た め , 検 出 素 子 で あ る なお. ~ti'l 報 が 反 転 す る 等 の 誤 動 作 を 起 こ し て し ま う か ら で す 。 こ う し た 部 品 レ ベ / レ の 誤 り が 発 生 し め , 普 通 の 搬 像 方 式 で は 星 や 付 の ー イ フ レ ン ド を 比 つ け て yサ ー れ て き ま し た 。 政 射 線 に よ り メ モ リ ー や レ ジ ス タ ー は 尽 月 お よ び 惑 J ] l . 等 の 阿 像 を 搬 り , 姿 ア ・ ス ケ ー ト の 7イ ク ロ プ ロ セ も そ の ま ま で は 字 ' 出 ・ で 使 用 す る こ と は 出 来 な い と さ 勢 や 軌 道 決 定 の 情 報 を 提 供 す る 機 端 で す 。 CCO lよ く 普 及 し て い る JPL と の 共 同 実 験 等 を 通 し て 衛 星 の 相 互 運 用 性 の 向 上 . ビ ッ ト エ ラ ー 率 の 改 善 等 が 線 認 ftil な デ ー タ が 得 ら さ れ ま し た 。 ( 周 東 兆 四 日 れ ま し た 。 ( 庚 川 英 治 ) 1 5 1\ ) 突で山米るクレーターの凶作は I - 2kill との,n- tl もあります。この人 r~ 7 レ -J ーは賀氏活 l丸 衝突述 l支(秒述キ"J2.5km/s) のいl っている物体によ るクレーターとして ri: ir~ なものであリ,将来JJtH主 H\ 米 h ば) J の 7 レ -J ー研究に役 if: つことが 11\ >I~ るかむしれません。 A~Mt:してなお料γ・に資することを HJ i1 L. 今 年.:i<[I'1 が打ち|げ f 定の) I'小元l\ )lU草作機クレメ ンタインの十品,I改カノラで 御釈迦様の誕 '10 日の 3 n 後に x 界に l反リ.御釈 r ひてん J /;液高 F'点! 純綿1 昨所;に拍似H像主して n うことを検F 討t しています。 迦になった飛天をf.l~,,)~ml むなく,オランダから jjjj の FAX が飛び込んできました。 MυC グループの 一人. ESTEC のスヴェーダム氏が「ひてん J )I j品ドの情報を受けてシドニー郊外にあるアングロ・ オーストラリアンポ文れの亦外望 i卓鋭に観 illll を依 躯1 していたところ. f;1干した H寺主I) に寸三礼IIJj也,山(月 行ヲ)で発 it を t;~ えたというニュースでした。ま さに「ゴダードの J~( J の ')UJI. です。 i長i えられてきた'り氏には l ピクセルが約 1 kill と の,i見町l があり . ~t 光市 II の 1( (1子は数キロあることに なります。恐らく妹 L 、上がったほこリに日光がと", たったものと巧えられていますが r ひてん」の衝 .出き響ち司 ド;主張三三II iii!一 ;ザ〈匂 1 ・lIIlIマ b ・ . . .\ . , ・ ・ 〔表短写真に用いた「飛天 J の説明〕 1t i: 敦 士 主 総 林 泊 2r c'1' • アングロ・オーストラリアン天文台の観測した「ひ てIv J 月衝突の瞬間(写真上方が東、右上隅はステ ヴィヌス・クレーター) 「飛天秘話その 8J 国 州 北 航 空 公 Ii] ロ ゴ 7 7 3t l 敦士 t 英 山 'j r,j !n 28 1 1 J ' t: 同上 首\375 f,j壁画附時代 1 2J (: I"J トー ~, 206~苦情画 附 H与代 13n: 敦士11 検林!11 tl'\ 25 !11壁 l山 la!.f l時代 16 氏以't(~ ~商店1 第 428 践 i空間北問時代 18n: 同上 らされました。有名な必高仰の第 ZE かな J (鹿嶋集)と詠んでいるように飛 9! r~i 而 428 践の天井に 揃かれた北周時代の飛天(本頁表題写真参聞)は 確かに男性であります。この↑肯報がもたらされた つ優雅に舞うというイメージから のは「ひてん」が月の女神ダイアナの懐で与永遠の が中国で|羽 ..·[SCOPS II § 肱 時 代 第 285 f,j壁画西銚時代 天は羽衣をまとった天女機であり,天空を自在且 ったのですが… ji 代 時 代 一一元祖飛天は男性だった一一 会津八ーが「水燈の天つ乙女が衣予の暇にも澄 める秋の 費~ 16 ft1 I~t! 幽 l!liM の愛称にな (環太平洋宇宙会議) fit された機会に敦士皇まで 11 から「飛天は占米男性だった」との↑ 眠りについた後だったのがせめてもの慰めて'した。 (拘び戸あり……ドイツ結で月 JE を延ばした II 鰍がもた 2司だ/ -[6 ) <Mond> は見性1!. I nt h ef m a Ianalysis , however , t h ef l i g h to fH i t e n wasah i s t o r i ca n dimpo ロant m i l e s t o n ef o rt h e J a p a n e s eSpaceProgram ( ジ ョ ン ズ ・ ホ プ キ ン ス 大 学 応 用 物 理 学 研 究 所 、 77 ーカー) 争目、 I且 nm -mu a pb v a N N RU T H ロ パ ー ト ・ p r a n o r E E」 q a A u The s u c c e s s f u l n a v i g a t i o n o f HITEN 山 roughout t h ev a r i o u sp h a s e so ft h em i s s i o n wasa c c o m p l i s h e da sar e s u l to fac o o r d i n a t e d e f f o r tb e t w e e n ISAS and t h e NASA/JPL's DeepSpaceNetwork(DSN)andM u l t i m i s s i o n N a v i g a t i o n(MMNAV)t e a m .R o u t i n en a v i g a ュ t i o ns u p p o r tt h r o u g h o u tt h em i s s i o n was p r o v i d e dbyISASu t i l i z i n gt r a c k i n gd a t afrom u r i n g t h eUsudaa n dU c h i n o u r as i t e s .However, d s e v e r a lc r i t i c a lp h a s e so ft h emission , which i r s t i n c l u d e dt h el a u n c hande a r l yo r b i tphase , f l u n a rencounter, aerobraking , a n dl u n a ro r b i t r a c k i n gc o v e r a g eo ft h eworldwide capture , t DSNa n t e n n a se n a b l e dmorer a p i da n dp r e c i s e o r b i td e t e r m i n a t i o nt h a n wasa v a i l a b l efrom u s i n gt h eJ a p a n e s ed o m e s t i cs t a t i o n sa l o n e . Lunaro r b i ti n s e r t i o no fHITENmarkedt h e f i r s tr e t u r no fa na c t i v es p a c e c r a f tt oE a r t h ' s c l o s e s tc e l e s t i a ln e i g h b o ri nn e a r l y2d e c a d e s TheE a r t ht oMoont r a n s f e rIf句 ectory u t i l i z e d byHITEN wast h ef i r s td e m o n s t r a t i o no fa t e c h n i q u ewhichi smoree n e r g ye f f i c i e n tt h a n o f f e r e dbyt h ec o n v e n t i o n a lHohmarmt r a n s f e r .T h i s new c o n c e p t was f i r s t o r b i t concept i l l u s t r a t e dbyJPLm i s s i o na n a l y s t su s i n gHITEN t r a j e c t o r yi n f o r m a t i o np r o v i d e dbyI S A S .F u t u r e ISASl u n a rm i s s i o n sa r ep l a n n i n gt oi n c o r p o r a t e t h i snewt r a n s f e rt r a j e c t o r yc o n c e p ti nt h e i r b a s e l i n em i s s i o nd e s i g n . Thi swasa n o t h e rexampleo ft h es y n e r g i s m 、Nhich r e s u l t s from t h ec o l l a b o r a t i v ee f f o r t s b e t w e e nJPLa n d[SAS :教濯をB~習期忍ヨ盃志君原 J a p a n e s eS p a c e c r a f t“ Hiten" R o b e r tW.F a r q u h a r i t e nbecamet h es e c o n ds p a c e c r a f t I n1990 , H t ou t i l i z et h e Doubl 巴 Lunar Swingly(DLS) I巴chnique f o ro r b i tc o n t r o li nt h eEarth-Moon ta l s op l a c e das m a l l e r s y s t e m .Whiled o i n gso , i .Thi s s u b s a t e l l i t e(Hagoromo)i n t ol u n a ro r b it e v e n tt o o kp l a c eonMarch 1 8(UTC), 1990 , d u r i n gH i t e n ' sf i r s tl u n a re n c o u n t er .H i t e n p e r f o r m e d at o t a l o f 1 0 l u n a r swingby maneuvers , bre泊。 ng t h eISEE-3r e c o r do f5 s w i n g b y st h a twasa c h i e v e di n1 9 8 3 .A f t e ra n i m p r e s s i v ed e m o n s t r a t i o no fa e r o b r a k i n gi nt h e i t e n E a r t h' su p p e ra t m o s p h e r ei n 1991 , H embarkedona na m b i t i o u se x t e n d e d m i s s i o n p h a s e .Thef i r s tt a s ko ft h ee x t e n d e dm i s s i o n wasa ni n v e s t i g a t i o no ft h ed u s te n v i r o n m e n ti n t h ev i c i n i t yo ft h eL4andL5L a g r a n g i a np o i n t s i nt h eEarth-Moons y s t e m .A f t e rc o m p l e t i n gt h e i t e nwasp l a c e di n t oa d u s tmeasurements , H l o o s el u n a ro r b it .A c a p t u r e maneuver o f a p p r o x i m a t e l y80m / s e cwasu s e dt oe n t e rl u n a r tFinally , onA p r i l1 0(UTC), 1993 , H i t e r i o r b i. c e a s e dont h el u n a rs u r f a c e . Thes p e c t a c u l a rs u c c e s so ft h eH i t e nm i s s i o n tt o o kad e t e r m i n e d wasn o te a s i l ya c h i e v e d .I and p e r s i s t e n t pr 吋 ect group of ISAS t o overcomeanumbero fu n l u c k yandu n f o r e s e e n s e t b a c k swhicho c c u r r e de a r l yi nt h em i s s i o n (ジェ y 卜 jffii 且研究所航法チーム主任. レナード・エプロン) 今 , 地球の尻尾から月へ、そして火星ヘ 「ひてん」で修得したスウイングパイ技術は. 1992 年 7 月に打ち卜.げられた GEOTAIL に必いて既 にル チンとして ill ~ 、られ唱地球の尻尾の探丘に 役立っています。 GEOTA1L の月スウイングパイ 回数は 93年の大 II毎日で計 11 固となり「ひてん」と 並んだことになリます。 飛天を追って また, 「ひてん」は軌道追跡の観点からも,大変役に GEOTA1L 搭載のー観測器に生じたラ チ・ア y プを解消するため y 1街』止を日陰に入れて 全電源を一旦オフにするとし、う対策を点じる上て二 立ったミ y ションであった。打ち上げ後の早朝, タに基づき JP しから送られてきた F 「ひてん」て寸書われたスウィングパイ軌道設計能 AX を見た時 .1ZJ54 は伺を疑った。初IJJ羽 mil] 軌道 力および n 周凶巾の円陰 H与の巡用車手験が大いにも の長半径が 14 )j キロと予定の 28万キロのちょうど のを言いました。 初期l 追跡デ 半分であった。その後の経線は日 IJ J1'iに譲るが.と LUNAR-A では,「ひてん」と同じく-,~遥か達 もかく第 l 凶自の月スウイングパイまでの I也f;J<周 方まで弘行ってから片周囲軌道へ投入する省燃料航 囲数をー図柄やせば何とかなりそうだとのことで. 法の線用を初め,ペネトレ -7 ーと母船とのイン 急浅利回の 64 m ゆアンテナの予報他の併 H t1 を行 ターフェイスやペネトレーターの月而への打ち込 って.数時間後の初期受 fJ に成功した。これは担 みに I]I,J して「ひてん J の技術が生かされることに 当おの能力が優れていたことは勿論として.官者 なっています。 が前に在籍していた 5 , 000 人を超える JP しのような また PLANET-B む探住機に対する議景品 III 限が 大組織では巧え難いことで.小組 I) の平I) <宇宙研 極めて厳しいところから,火 lt に向かう前に月ス の利点であろう。 ウイングパイを行って JJUi車し号燃料を節約する }j その後, 乙年位の月スウィング司 法が係られる予定です。 j笠Jilt フェーズ を経て.最終的に月周回軌道に投入された「ひて こうして,初の工学実験衛星として「将来の月・ ん」の投入後の受信にも成功した。 H 周囲軌道の 惑星探貨に必要な技術を修得する」重立を担った 軌道決定精度が絡段に良くなったのは,月の位置 「ひてん」は,当初計画のミッションを遂行した が良< t~) っておリ,その悶りを 3 - 4 日の周期で 後もさらに各径の工学実験を行って.予知 i 以上の 廻っている探州本の}Jが.大きな惰円軌道上を巡 成栄を 1-. げることが山米ました。今後 航している場合より推定し易いためと思われ,今 に月を見上げれば兎の 1-1 (畿の欽)の先にいつで 後のノレナ -A , も(心 UI!.で) r ひてん」が比えることをお{云えして. プラネ y ト B ミッンヨンへの此章一 I前月の夜 な経験となった。やや知命で散ってしまった飛天 ご支援ご協力を戴いた内外関係各位の方々への御 の汽献には心から感謝している。(西村敏充) 礼の言葉に代えさせて頂きます。(上杉邦憲) 刀示\ 「飛天」は,文字どおりなら.人工 超魁し見事に合体した。画中の天女(天兇? .__.__, )は, /乙黒土、 I 1軒星や宇宙船と同類である。古き時代 .-v· , _·_o とかくせわしない昨今に醐弄されがちな編集人に. てご三プ 幻忽と安らぎを与えつつ何かを語りかけているよ ~ I愛Ba ll ,..~. に捕かれた中国の~凶が.その音楽上 うである。(荒木) はともかく.異分野の宇宙工学特集号で.日寺 EE を ISAS ニュース 発行 宇'山ー科学研究所(文部省) No.154 1994.1. ⑤ 229 神奈川 ~I;\fll 脱原市由野台 ISSN 0285-2861 3-1-1 TEL0427-51-3911 The I n s t i t u t eo fSpaceandA s t r o n a u t i c a l Science ./SAS 二 ヱ ー ス に 関 す る お 間 合 わ t訂 正 , 庶 務 諜 法 規 ・ 出 版 係 ( 内 線 -18- 2211) ま で お 願 W J たします。