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平成 21 年度(第二十九期)
事業報告書
自 平成 21 年 4 月 1 日
至 平成 21 年 11 月 1 日
平成 22 年 1 月
財団法人
野村マネジメント・スクール
目
次
Ⅰ.事業報告
1.内外の企業経営に関する教育・研修事業 -----------------------------------(1) 第 26 回「野村・ウォートン経営財務講座」-----------------------------(2) 第 29 回「トップのための経営戦略講座」--------------------------------(3) 第 18 回「上級ポートフォリオ講座」--------------------------------------2.内外の企業経営に関する研究調査等の事業--------------------------------(1) 内外の企業経営に関する研究調査の実施----------------------------------(2) 各種研究会の企画・運営-------------------------------------------------------(3) 「NSAM ワークショップ」の開催------------------------------------------3.内外の企業経営に関する学術研究支援事業 --------------------------------(1) ファイナンス理論の実務への応用に関する学術研究の支援---------4.内外の企業経営に関する内外関係機関等との交流・協力事業 --------(1) 経営教育機関等との交流・情報交換----------------------------------------(2) セミナー等への参加--------------------------------------------------------------
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Ⅱ.財団運営
1.役員会議等---------------------------------------------------------------------------(1) 評議員会---------------------------------------------------------------------------(2) 理事会------------------------------------------------------------------------------2.役員等名簿---------------------------------------------------------------------------(1) 理事・監事------------------------------------------------------------------------(2) 評議員------------------------------------------------------------------------------(3) 賛助会員---------------------------------------------------------------------------3.事務局---------------------------------------------------------------------------------(1) 事務所------------------------------------------------------------------------------(2) 職員数------------------------------------------------------------------------------4.公益財団法人への移行認定に係る事項----------------------------------------
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Ⅰ.事 業 報 告
当財団は、平成 20 年 12 月 1 日に施行された「一般社団法人及び一般財団法人に関する
法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整
備等に関する法律」第 44 条の認定を受け、平成 21 年 11 月 2 日付けで公益財団法人に移行
しました。そのため、特例民法法人としての最後の事業年度となる本事業年度は、平成 21
年 4 月 1 日から 11 月 1 日までの 7 カ月間となります。
本事業年度において、当財団は以下の公益目的事業を実施しました。
1.内外の企業経営に関する教育・研修事業
(1)
第 26 回「野村・ウォートン経営財務講座」
(平成 21 年 5 月 25 日∼6 月 5 日実施)
1)講座の内容
当講座の内容の企画、カリキュラムの編成、教材の開発、講座の実施は、当スクー
ルとペンシルベニア大学ウォートン・スクールが共同で行っています。講座のカリキ
ュラムは、2 週間の講座を通じて、企業の価値創造に必要な財務理論と手法、実際への
応用を体系的に習得できるように編成しました。
第1週は、企業の経営目的と事業戦略、投資決定の理論、資本コスト、期待収益率、
資本構成と企業価値等を重点テーマにしました。受講者の理解を深めるために、各テ
ーマに関して、「エアバス A3XX」、「旭硝子のたゆまぬ変革―EVA の実施」、「トヨタ
自動車」等のケースを用いたグループ学習とクラス討議を毎日行いました。
第 2 週は、リスク管理、リアル・オプション、企業買収、財務活動の評価とコント
ロール、価値創造のための経営戦略等、企業財務に関わる最近の問題を重点テーマと
しました。また、日米の企業財務戦略の比較を通して日本企業の財務戦略の特徴、課
題について議論しました。ケースを通しての学習では、「マリオット」
、「GM の外国為
替ヘッジ戦略」、「ブリヂストン=ファイアストーン」、「エマソン・エレクトリック」
等を取り上げました。
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2)学習の方法
授業は講義形式が中心ですが、理論の理解を深めるとともに実務への応用力を身に
つけることができるようにするため、受講者の小グループによるケース・スタディと
教室でのケース討議を連日組み込みました。
受講者が受講期間中、日常業務に煩わされることなく学習に専念できるように、本
講座は新宿京王プラザホテルを宿所とする完全合宿制の形で実施しました。
3)講師陣
前年度と同様、ウォートン・スクールのジョン・パーシバル専任教授、フランクリ
ン・アレン教授、東京大学大学院の新井富雄教授及び当スクールの遠藤幸彦主席研究
員が講義を行いました。
また、特別講師としてパナソニック株式会社の川上徹也氏を招き、「パナソニックの
経営改革と CFO の役割」についてお話しいただきました。
4)受講者
受講者数は 55 名と、過去 25 回の平均(59 名)を若干下回りました。受講者の平均
年齢は 38 歳でした。当講座の修了者数は累計で 1,542 名となりました。受講料は、前
年度と同じ 90 万円(消費税別、以下同)です。
(2)
第 29 回「トップのための経営戦略講座」
(平成 21 年 7 月 19 日∼8 月 7 日実施)
1)講座の内容
当年度のテーマとして、世界的な金融・経済危機が進行中であるという環境をふま
え、
「危機への対応、リーダーの役割」
、「市場への対応と競争戦略」、「企業の価値創造」、
「サービス・マネジメント」、「戦略的意思決定」、「政治的・経済的な経営環境変化へ
の対応」、「イノベーション・マネジメント」、「企業の永続的発展とその条件」という 8
つのモジュールを設定し、いずれのモジュールでも新しい時代への対応という視点か
ら 3 週間のカリキュラムを編成しました。
第 1 週は、まず米国で発生したサブプライム危機の本質を知るケースを冒頭に、環
境の激変への対応に迫られ、リストラクチャリング、組織変革、体質変換を行った日
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米欧の大企業のケースを取り上げました。6つのケースを通じて企業の競争戦略に関
する基本的な枠組みを学ぶとともに、人材の採用・報酬戦略、コーポレート・ガバナ
ンスのテーマも扱いまし。企業財務については、企業価値の概念を中心に基本的な理
論的枠組みの把握を目指した。
第 2 週は、米国ケネディ政権下での軍事危機やエベレストでの大規模遭難事件等に
おける意思決定過程を材料に、よりよい戦略的意思決定をするためにリーダーに求め
られるものは何かについて考察しました。また、製造業のサービス化やサービス業の
グローバル化といったテーマについて、内外企業のケースで具体的に取り上げ、多く
の日本企業経営者をお招きして、わが国の企業経営への示唆は何かを具体的に認識で
きるようにしました。加えて、配当・自社株式取得政策や企業買収等の企業財務の応
用的問題を取り上げました。
第 3 週は、グローバル化する経営環境をどう理解するかというテーマに加え、経営
の国際的な普遍性と日本企業の強みと弱みについて議論を行いました。また、多くの
企業にとって重要課題であるイノベーションの促進、事業化についてのケースを取り
上げ、議論しました。さらに激変する金融市場を踏まえ、そのインプリケーションを
探るセッションも設けました。
なお、当年度に新しく開発し、講座に投入したケース及び教材は、ハーバード・ビ
ジネス・スクールが作成した「ニューセンチュリー」、「JP モルガン」、「アップル」、
「イ
ノセンティブ」等、一橋大学大学院国際企業戦略研究科が作成した「良品計画」
「セブ
ンイレブン」等です。
2)学習の方法
本講座ではケース・メソッドを学習方法として採用しています。学習は、まず、受
講者個人が前日にケースを予習し、翌日、そのケースについて小グループ毎にディス
カッションを行い、その上で講師の指導の下でクラス・ディスカッションを行うとい
うプロセスです。受講者は自分の実務経験をもとにディスカッションをしながら、戦
略的な思考を身につけることができます。本年度は、戦略的意思決定をテーマとした
モジュールで、意思決定の手法の違いを受講者が体験できるようなシミュレーショ
ン・ゲームや、財務、競争戦略、戦略的意思決定の3つのモジュールを統合するよう
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なグループ演習も取り入れました。
教育効果を高めるため、受講者は全員、受講期間中週末を除いて新宿の京王プラザ
ホテルに宿泊する、完全合宿制を採用しています。
3)講師陣
講師陣は、ハーバード・ビジネス・スクールのジョセフ・バダラッコ教授、カール・
ケスター教授、デービッド・モス教授、ステファン・トムキ教授、ジャン・リブキン
教授、ブライアント大学のマイケル・ロベルト准教授、一橋大学の竹内弘高教授、藤
川佳則准教授で構成しました。そのほか、特別講師として、コマツの代表取締役会長
である坂根正弘氏、株式会社良品計画代表取締役会長の松井忠三氏、ブックオフ・コ
ーポレーション株式会社代表取締役社長の佐藤弘志氏などを招き、変革の意義、リー
ダーシップの取り方、海外進出時の課題等について質疑応答を交えてお話いただきま
した。
4)受講者
当年度も、素材、電機・電子、機械、通信、エネルギー、商社・小売、保険・金融
等幅広い業種の有力企業から経営幹部の参加を得て開講されましたが、事業環境の急
速な悪化を反映し、受講者数は 53 名と過去 28 回の平均(69 名)を下回りました。平
均年齢は 50 歳でした。当年度の受講者を含め、本講座開設以来の受講者は累計 1,985
名となりました。受講料は、前年度と同じく 190 万円でした。
(3)
第 18 回「上級ポートフォリオ講座」
(平成 21 年 9 月 12 日∼23 日実施)
1)講座の内容
世界的な信用危機は、金融のプロフェショナル人材が最先端の金融商品や取引手法
の本質的な利用価値について正しい知識を身につけるとともに、それぞれのリスク特
性を十分に理解していることの重要性を改めて強く印象づけました。
こうした真の金融プロフェショナル人材を育成するため、第 18 回となる当年度の講
座は、①現代ポートフォリオ理論の基礎、②株式運用戦略、③債券運用戦略、④行動
ファイナンス理論、⑤オプション理論とその応用、⑥アセット・アロケーション、⑦
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ポートフォリオ運用をめぐる最近のテーマ、という 7 つのモジュールで構成し、第 1
週に①∼④のモジュールを、第 2 週に⑤∼⑦のモジュールを学習するようにカリキュ
ラムを編成しました。
具体的なアセット・クラスを取り上げるモジュールについては、それぞれ理論と応
用をセットで取り扱い、受講者全員が必ずしも全てのアセット・クラスに通じている
わけではないことを前提に、専門外のアセット・クラスでも全体像を理解することが
できるように配慮しました。また、カリキュラムの各ブロックの内容に相互に関連す
るテーマを数多く盛込み、それぞれのブロックにおける学習の成果を一層高めるよう
工夫しました。
さらに、初めての試みとして、本講座での学習効果を高めるため、開講 1 週間前の
土曜日に任意参加の「数学オリエンテーション」を実施しました。
2)学習の方法
受講者が講義で学んだ内容の理解を深め、実務への具体的な活用方法を体験すると
ともに、受講生の間で実務的な問題意識を持って議論してもらうために、通常の講義
に加えて、実際の市場データ等を用いた定量分析のグループ演習を期間中に 6 回実施
しました。このうち 4 回は、グループ演習が深夜に及ぶため、参加者全員が近隣のビ
ジネスホテル(西鉄イン新宿)に宿泊する部分合宿制を敷きました。
3)講師陣
講師陣は、東京大学大学院の小林孝雄教授、新井富雄教授、高橋明彦教授、青山学
院大学の芹田敏夫教授、カリフォルニア大学アーバイン校ポール・メラージュ・ビジ
ネス・スクールのナイフー・チェン教授、コーネル大学ジョンソン経営大学院のミン
グ・フアング教授によって構成しました。
加えて、カマクラ・コーポレーション会長のドナルド・ヴァンデベンター氏を特別講
師として招き、「信用危機の原因:モデルの失敗と経営の失敗」と題する講義をお願い
しました。
4)受講者
受講者数は 21 名と前年の 29 名を下回りました。受講者の平均年齢は 30 歳でした。
上級ポートフォリオ講座の累計受講者数は、これで 708 名となりました。本講座の前
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身である「ポートフォリオ資産運用講座」(現代ポートフォリオ理論の基礎を教授する
ことを目的に昭和 56 年から平成 3 年にかけ 10 回開催)を含めたポートフォリオ講座
の受講者総数は、累計で 1,356 名に達します。受講料は前年度と同じく 95 万円でした。
2.内外の企業経営に関する研究調査等の事業
(1)
内外の企業経営に関する研究調査の実施
国内及び海外の企業経営のトレンドや経営者教育の動向等について、情報収集を継
続しました。特に、深刻化する経済危機への対応については、過去の講座受講生で経
営の要職に就いておられる方々を対象に電子メールによる緊急アンケートを実施しま
した。これらの研究調査の成果の一部は、講座のケースその他の教材の選定等に利用
されたほか、以下の各種研究会の企画・運営や、NSAM ワークショップ、NSAM 研究
レポート等にも活用されています。
(2)
各種研究会の企画・運営
当財団が実施している講座の卒業生を対象に、以下 3 種類の研究会を開催していま
す。これらの研究会における注目すべき発言や指摘などは、その後の各講座の企画会議
でも取り上げられ、次年度の講座の設計に活かされています。
1)経営財務研究会
平成 21 年5月 28 日に、「野村・ウォートン経営財務講座」
(1983∼2008 年)及び「上
級管理者のための野村・ウォートン経営財務講座」
(2000 年・2005∼2009 年)の卒業
生 1,621 名を対象に、当スクールにおいて「経営財務研究会」を開催しました。ウォ
ートン・スクールのフランクリン・アレン教授による「金融危機: 世界的な金融危機・
経済危機の原因と展望」と題する講演及び質疑応答が行われ、引続き催された懇親会
では参加者同士旧交を温めるとともに活発な意見や情報の交換が行われました。
2)経営戦略研究会
平成 21 年 7 月 24 日には、「トップのための経営戦略講座」
(1981∼2008 年)の卒業
生 1,932 名を対象に、京王プラザホテルにおいて「経営戦略研究会」を開催しました。
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ハーバード・ビジネス・スクールのジョセフ・バダラッコ教授らが「新環境下の経営:
経済危機の真の意味」と題するパネルディスカッションを行った後、参加者全員によ
る懇親会が開催されました。
3)ポートフォリオ理論研究会
「ポートフォリオ資産運用講座」(1981∼91 年)及び「上級ポートフォリオ講座」
(1992∼2008 年)の卒業生 1,335 名を対象に、平成 20 年 9 月 18 日、当スクールに
おいて「ポートフォリオ理論研究会」を開催しました。東京大学の小林孝雄教授が
「Dynamic Theory of Pecking-Order Financing:企業財務理論と株価理論の融合」と
題する講演を行い、質疑応答の後、参加者全員による活発な意見交換が行われました。
(3) 「NSAM ワークショップ」の開催
「トップのための経営戦略講座」の受講者は、講座修了後も年次毎に活発に同窓会
活動を行っていますが、年次縦断的な交流の場として、平成 17 年 1 月に「NSAM ワ
ークショップ」を創設しました。実際に企業経営に携わっている各メンバーが日常感
じている経営上の問題意識を持ち寄り、その中からテーマを絞って議論するもので、
毎年秋に新たなメンバーを募り、年 4 回の研究会を開催するほか、必要に応じ電子メ
ール等で意見交換を行っています。
本年度は、13 名の参加を得て、「マクロ経済環境変化の企業経営へのインパクト」を
全体テーマに、金融、エネルギー、自動車、不動産などの市場動向に加え、中国の行
方等についてゲスト講師を交えながら議論しました。
3.内外の企業経営に関する学術研究支援事業
(1)
ファイナンス理論の実務への応用に関する学術研究の支援
最新のポートフォリオ理論を実務に応用するうえで追加的な実証研究が望まれるフ
ァイナンス分野の学術研究に対して、若干の金銭的支援を実施しています。本年度は、
平成 21 年 4 月に開催された「上級ポートフォリオ講座」の企画会議の場で、9 月の講
座で実施する講義テーマの中から、追加的な研究が望まれるテーマとして「ヘッジフ
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ァンドの運用パフォーマンスとリスク評価等の実証研究」が選定され、その担当講師
である東京大学の高橋明彦教授に対して 100 万円の研究支援を行いました。
その成果は、第 18 回「上級ポートフォリオ講座」の「ヘッジファンドの運用とパフ
ォーマンス評価」と題する講義やその教材等に有効に活用されました。なお、この研
究支援を通じて得られた知見やデータについては、講師が大学や学会等を通じて自由
に対外発表することを奨励しています。
4.内外の企業経営に関する内外関係機関等との交流・協力事業
(1)
経営教育機関等との交流・情報交換
従来より内外の経営教育機関等と連携して、経営者教育に関する交流・情報交換を
行っていますが、本年度は主にハーバード・ビジネス・スクール、ウォートン・スク
ール等の経営教育機関などと経営者教育における新しい潮流について意見交換を行い
ました。
(2)
セミナー等への参加
企業経営に関して実績を有する学会や団体が主催するセミナーやフォーラム、シン
ポジウム等に参加し、専門家、実務家、研究者等と活発な意見交換を行いました。そ
の成果は、経営者教育事業や研究調査事業のさらなる質的向上に生かされています。
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Ⅱ. 財 団 運 営
1.役員会議等
(1)
評議員会
1)第 61 回評議員会(平成 20 年 6 月 23 日)
① 報告事項
○第 63 回理事会において、平成 21 年 6 月 30 日付で任期満了となる評議員 6 名全員に
重任の形で次期評議員を委嘱すること、また、同日付で退任される常盤百樹氏の後
任として千葉昭氏に、新たに次期評議員を委嘱することが決議されたことが報告さ
れました。
② 諮問事項
○平成 21 年 6 月 23 日付で退任する梅田純理事の後任として今井久氏が新たに選任さ
れました。
○平成 20 年度(第二十八期)の事業報告書及び決算報告書案について諮問が行われ、
原案通りに承認されました。
○第 63 回理事会において梅田氏の後任として今井氏が専務理事に互選された場合、公
益認定の取得を前提とする停止条件付きで、今井氏が移行後の公益財団法人の最初
の業務執行理事(専務理事)となることとし、第 61 回理事会において承認された定
款変更案の附則第3項に記名された最初の業務執行理事(専務理事)を梅田氏から
今井氏に変更することを内容とする定款変更案が承認されました。
(2)
理事会
1)第 63 回理事会(平成 21 年 6 月 23 日)
① 報告事項
○第 61 回評議員会において、梅田氏の後任の理事として今井久氏が選任されたこと、
被選任者が承諾の意思を表明したことが報告されました。
② 議案審議
○平成 21 年 6 月 30 日付で任期満了となる評議員 6 名(伊藤文明氏、河原春郎氏、佐
久間曻二氏、佐藤良晴氏、松井義雄氏、矢野薫氏)の全員について、同日付で、重
任の形で次期評議員を委嘱することが承認、可決されました。また、常盤百樹氏の
退任に伴い、後任として千葉昭氏を同日付で次期評議員に選任しました。
○平成 20 年度(第二十八期)の事業報告書及び決算報告書案について審議が行われ、
原案通り承認、議決されました。
○理事の間から専務理事の互選が行われ、今井久氏が専務理事に就任することが承認
されました。
○梅田氏の退任に伴い、後任の今井久氏を公益財団法人への移行後の最初の業務執行
理事(専務理事)とすることが承認、可決されました。
○定款変更案の附則第3項に記名された最初の業務執行理事(専務理事)を梅田氏か
ら今井氏に変更することが承認、可決されました。
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2.役員等名簿
(平成 21 年 10 月末現在)
(1)
理事・監事
理 事
橋本昌三
(理事長)
理 事
両角良彦
(副理事長)
理 事
古賀信行
(副理事長)
理 事
今井 久
(専務理事・学長)
理 事
桜井正光
理 事
清水紀彦
理 事
末松謙一
理 事
鈴木弘久
理 事
高橋由人
理 事
立石義雄
理 事
早川成信
理 事
宮川東一郎
監 事
監 事
(2)
福森久美
安田莊助
株式会社 野村総合研究所 相談役
電源開発株式会社 名誉顧問
野村證券株式会社 代表執行役会長
株式会社 野村総合研究所 取締役副会長
株式会社 リコー 代表取締役会長執行役員
一橋大学大学院 客員教授
株式会社 三井住友銀行 名誉顧問
野村不動産ホールディングス株式会社 取締役社長
日本製薬工業協会 医薬産業政策研究所 所長
オムロン株式会社 代表取締役会長
いちよし証券株式会社 取締役
株式会社 ベネッセコーポレーション 特別顧問
株式会社 ジャフコ 常勤監査役
仰星監査法人 特別顧問 グループ統括代表
評議員
評議員
評議員
評議員
評議員
評議員
評議員
評議員
評議員
評議員
評議員
評議員
評議員
評議員
評議員
評議員
評議員
評議員
評議員
評議員
評議員
井阪健一
平和不動産株式会社 相談役
伊藤俊明
株式会社 ジャフコ 取締役社長
伊藤文明
元 明治製菓株式会社 取締役副会長
梅田貞夫
鹿島建設株式会社 代表取締役会長
大家一穂
朝日火災海上保険株式会社 取締役社長
大八木成男 帝人株式会社 代表取締役社長
小畑幸雄
元 野村證券株式会社 特別顧問
兼子 勲
株式会社 日本航空 常任顧問
河原春郎
JVC・ケンウッド・ホールディングス株式会社
代表取締役会長兼社長
北島義俊
大日本印刷株式会社 取締役社長
越村敏昭
東京急行電鉄株式会社 取締役社長
小林庄一郎 関西電力株式会社 顧問
小林陽太郎 富士ゼロックス株式会社 相談役最高顧問
佐久間曻二 株式会社 WOWOW 相談役
佐藤文夫
株式会社 東芝 相談役
佐藤良晴
株式会社 山武 相談役
鈴木博正
富士レビオ株式会社 代表取締役社長
関谷哲夫
日本精工株式会社 相談役
田中 宰
阪神高速道路株式会社 代表取締役会長
千葉 昭
四国電力株式会社 取締役社長
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評議員
評議員
評議員
評議員
評議員
評議員
評議員
評議員
評議員
評議員
(3)
花房正義
日立キャピタル株式会社 特別顧問
樋口公啓
東京海上日動火災保険株式会社 相談役
藤沼彰久
株式会社 野村総合研究所 取締役会長兼社長
藤山 朗
アステラス製薬株式会社 相談役
松井義雄
大崎電気工業株式会社 代表取締役社長
水口弘一
元 中小企業金融公庫 総裁
宮川公男
一橋大学 名誉教授
諸井勝之助 東京大学 名誉教授
矢野 薫
日本電気株式会社 代表取締役執行役員社長
吉野洋太郎 ハーバード大学ビジネス・スクール 名誉教授
賛助会員
株式会社 野村総合研究所
野村アセットマネジメント株式会社
野村不動産株式会社
株式会社 ジャフコ
3.事務局
(1)
事務所
〒163-0544
東京都新宿区西新宿一丁目 26 番 2 号
電話 (03)3342-8221
(2)
新宿野村ビル 44 階
職員数
平成 21 年 10 月 31 日現在 10 名(非常勤役員 1 名を含む)
4.公益財団法人への移行認定に係る事項
①申請日: 平成 20 年 12 月 25 日
②答申日: 平成 21 年 10 月 2 日
③認定日: 平成 21 年 10 月 23 日
④登記日: 平成 21 年 11 月 2 日
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